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令和07年10月25日

ドキュメンタリー映画『へんしんっ!』上映会&トークセッション
コネクトそうぶんプロジェクト 令和7年度三重県障がい者芸術文化祭関連企画

企画概要

2025年12月12日から14日まで、三重県総合文化センターで開催予定の三重県障がい者芸術文化祭に先駆け、障がいのある人の表現活動の可能性を取材したドキュメンタリー映画『へんしんっ!』(2021年公開)のオープン上映を開催します。上映後には石田智哉監督とろう者の廣川麻子さん(特定非営利活動法人シアター・アクセシビリティ・ネットワークTA-net理事長)によるトークセッションも開催。会場の皆さんの感想をシェアしながら、さまざまな「ちがい」を架橋していくヒントを共に考えましょう!
 
主催:三重県総合文化センター[指定管理者:公益財団法人三重県文化振興事業団]
協力:三重県障がい者芸術文化活動支援センター

 

イベント概要

◆上映映画
『へんしんっ!』
監督・企画・編集:石田智哉
キャスト:石田智哉、砂連尾理、佐沢(野﨑)静枝、美月めぐみ、鈴木橙輔(大輔)、古賀みき
プロデューサー・録音:藤原里歩 撮影:本田恵、壷井濯、柗下仁美 
整音:橋本昌幸 字幕監修:北川光子、木山直子、佐沢(野﨑)静枝
音声ガイド制作:鈴木橙輔(大輔)、美月めぐみ、平塚千穂子
ナレーション:ぺんぺん
協力:バリアフリー演劇結社ばっかりばっかり、立教大学しょうがい学生支援室、立教大学ボランティアセンター、バリアフリー映画上映会実行委員会 ほか
指導教授:篠崎誠 配給:東風
第2回 立教大学 映像身体学科学生研究会 スカラシップ助成作品
2020年|日本|94分|英題:Transform!(C)2020 Tomoya Ishida

 
◆映画の内容
電動車椅子を使って生活する石田智哉監督は、「しょうがい者の表現活動の可能性」を探ろうと取材をはじめた。演劇や朗読で活躍する全盲の俳優・美月めぐみさん、ろうの手話表現者の育成にも力を入れているパフォーマーの佐沢静枝さん。多様な「ちがい」を橋渡しするひとたちを訪ねる。石田と撮影、録音スタッフの3人で始まった映画制作。あるとき石田は「対人関係でちょっと引いちゃうんです。映画でも一方的に指示する暴君にはなりたくないと思っていて…」と他のスタッフに打ち明けた。対話を重ねながら、映画のつくり方も変化していく。
 
とまどい、揺れながら、
変わりつづけるその先に――
石田自身の心と体にも大きな転機が訪れる。振付家でダンサーの砂連尾理さんは、「しょうがい」を「コンテクストが違う身体」という言葉で表現した。「車椅子を降りた石田くんがどんなふうに動くのかを見てみたい」。そう誘われて、石田もパフォーマーとして舞台に立つことに。それは多様な動きが交差するダンスという関係性の網の目にみずからをあずける体験でもあった。とまどい、揺れながら、またあらたな表現の可能性が拓かれていく。
 
◆トーク
ゲスト:
石田智哉さん(『へんしんっ!』映画監督)
廣川麻子さん(特定非営利活動法人シアター・アクセシビリティ・ネットワークTA-net理事長)
 
◆オープン上映とは?
本作の劇場公開では、石田智哉監督が探究し、掴んだものを表現するため、「日本語字幕」をスクリーンに投影し、映画本編の音に加え「音声ガイド」を劇場内のスピーカーから流します。このかたちを「オープン上映」と呼ぶことにしました。はじめは驚きや戸惑いがあるかもしれませんが、最後までご覧になった一人ひとりが新しい感覚をひらき、面白さを感じてもらえたらうれしいです。
 
日   時:  2025年12月11日(木曜日)
・上映  :13時30分~15時5分
[鑑賞サポートサービス]手話通訳/日本語字幕
・トーク:15時15分~16時
[鑑賞サポートサービス]トークセッション中のUDトーク日本語字幕投影/上映中の音声ガイド
会   場:  三重県文化会館 レセプションルーム(三重県津市一身田上津部田1234)
料   金:  入場無料
定   員:   100名程度 ※未就学児入場不可
申込方法:  電話[TEL:059-233-1105 総務部]
WEB [https://www.center-mie.or.jp/event/detail/555501]
  • 事前申込制(先着順)
【お問合せ】
三重県総合文化センター 総務部
TEL:059-233-1105(9時~17時/月曜または月祝翌平日休館)

 

プロフィール

石田智哉さん(『へんしんっ!』映画監督)
1997年生まれ、東京都出身。立教大学現代心理学部映像身体学科卒業、同大学院修士課程在学中。中学生の頃、自分に合った学習方法としてiPadを紹介され、そこでの短編映像の制作をきっかけに映像制作に興味を持つ。大学では、哲学、写真、映画、身体論などを学びながら、3年次より映像制作系のゼミに所属する。また、ボランティアサークル「バリアフリー映画上映会」実行委員を務め、上映会の企画・運営を行う。現在、しょうがい者が創作をする過程で生まれる、身体観やしょうがい観の変化について研究している。本作が初監督作品。  




廣川麻子さん(特定非営利活動法人シアター・アクセシビリティ・ネットワークTA-net理事長)
先天性ろう者、東京出身。和光大学在学中の1994年に(社福)トット基金日本ろう者劇団入団。2009年ダスキン障害者リーダー育成海外派遣事業第29期生として1年間、英国研修。2012年シアター・アクセシビリティ・ネットワーク(TA-net)設立。2015(平成27)年度(第66回)芸術選奨文部科学大臣新人賞(芸術振興部門)ほか受賞。2018年より東京大学先端科学技術研究センター当事者研究分野ユーザーリサーチャー/特任研究員として芸術文化におけるアクセスを研究中。




コネクトそうぶんプロジェクト
三重県総合文化センター(通称:そうぶん)と地域の皆さんを「つなげる」、様々な分野の皆さんと「つながる」ことを目指して2020年に生まれたプロジェクトチームです。
私たちそうぶんは、劇場は文化芸術を提供する場であるとともに、社会的課題へ目を向け、多様性への理解や配慮の視点を持ちながら異文化・異分野とつながり、地域社会へ新たな価値や関係性をもたらす幅広い役割を担う場所であると考えています。文化芸術と社会を様々な形でつなげ、多様な人や分野とつながる視点を重視し、このプロジェクトを立ち上げました。そうぶんがより幅広い人々に親しまれ、地域社会に深く根差した存在となれるような取り組みを行っていきます。
※三重県総合文化センターは、三重県文化会館・三重県生涯学習センター・三重県男女共同参画センター・三重県立図書館・放送大学三重学習センターからなる複合施設です。
 
 
添付資料
ドキュメンタリー映画『へんしんっ!』上映会&トークセッション  チラシ






 

本ページに関する問い合わせ先

三重県総合文化センター 総務部総務課 企画広報係 電話番号:059-233-1105 
ファクス番号:059‐233‐1106 
メールアドレス:soumu@center-mie.or.jp 

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