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中山間地域活性化シンポジウム~コミュニティづくりとビジネス展開の両輪でめざす地域づくり~を開催しました

 中山間地域等の条件不利地域が有する課題を共有し、地域が元気を取り戻していくためのきっかけとするために、『中山間地域活性化シンポジウム~コミュニティづくりとビジネス展開の両輪でめざす地域づくり~』を開催しました。

 多数の方にご参加いただきありがとうございました。

様子

日時

平成24年9月7日(金)13:00~16:00

場所

 三重県尾鷲庁舎 5階大会議室(尾鷲市坂場西町1-1)
 電話 0597-23-3485(尾鷲農林水産商工環境事務所)

参加者数

99名

基調講演 農業法人株式会社秋津野
代表取締役副社長玉井常貴さん

秋津野とは

 秋津野は和歌山県田辺市の郊外にあります。

 その取組は、平成8年度には全国豊かなむらづくり表彰で天皇杯を受賞したほか、平成21年度にはオーライ!ニッポン大賞、平成22年度には毎日新聞グリーン・ツーリズム大賞優秀賞など多くの賞を受賞されています。

ジュース 平成6年に地域の全組織で構成する秋津野塾をつくり、幅広い合意形成を図りながら、活発な地域づくりに取り組んでいます。平成11年には地域住民の出資で、直売所『きてら』を立ち上げたほか、同じく住民出資により規格外みかんによるジュース工房「俺ん家ジュース倶楽部」も立ち上げました。

 また廃校になった旧小学校を買い取り、農家レストラン、滞在施設、農業体験施設などが合わさった「秋津野ガルテン」を整備し、地域資源を活かしたグリーン・ツーリズム事業にも取り組んでいます。この「秋津野ガルテン」の管理・運営を行う会社が、株式会社秋津野であり、同じく住民出資により設立された会社です。

 玉井常貴さんプロフィール

 現職名 農業法人 株式会社 きてら(直売所)代表取締役社長
      農業法人 株式会社 秋津野 代表取締役副社長

玉井副社長 NTT西日本に在勤中より、上秋津の地域づくりに参画し、農業集落排水事業、農村環境改善センターの設置、秋津野塾の創立等に深く関わる。

平成8年4月~平成19年まで田辺市上秋津公民館長として尽力
平成11年 秋津野直販所きてら設立に尽力
平成17年 俺ん家倶楽部設立に尽力
平成20年 農業法人 株式会社 秋津野 代表取締役副社長に就任
平成20年~平成23年 
   農商工連携等人材育成事業「秋津野地域づくり学校」実施責任者
平成23年 農業法人 株式会社 きてら 代表取締役社長に就任

講演の様子

玉井さん

 講演では、なぜ秋津野で取組が始まったのかの経緯から、丁寧に話していただきました。

 その中で、特に地域で新しい取組を始めたり、進めていくに当っての住民の合意形成をどう行っていくか。についての話が、参加者にもとても参考になったようです。

 

事例報告1 株式会社権現前営農組合
直売所ごん豆店長 野瀬岩朗さん

権現前営農組合

  権現前は、松阪市嬉野町の平野部に広がる農業地域です。

えだ豆まつり
  農業の後継者不足が危惧される中で、権現前地域では平成9年に「集落農業研究会」を組織し、地域営農システムについての検討を重ねました。意見交換会やアンケート調査を踏まえ、平成10年7月、34戸によって権現前営農組合を設立し、大型機械を共同購入して集落農業を開始しました。

 営農組織の法人化の動きを受けて、平成21年4月に株式会社化を図っています。

ごん豆

 地域のコンビニエンスストア跡地に権現前の地産地消アンテナショップの提案が提出されました。営農組合の婦人部を立ち上げ、コミュニティレストランと特産物加工所を運営するという提案でした。

ごん豆外観
 そして、権現前で収穫された農産物を並べ、また調理、加工して販売することで、権現前の「食の安全・安心への取り組み」や「地産地消活動」を紹介する店として、平成17年8月に「ごん豆」が誕生しました。地元ブランド米「権現米」および生鮮野菜などの販売を行い、店内には加工調理設備を備え、高付加価値販売として権現米のおにぎりや地域の野菜を材料とする総菜の販売も行っています。

事例報告の様子

野瀬さん

 直売施設「ごん豆」なども含め、営農組合の農産物販売は、比較的順調に推移しているとのことです。

  現在、地元米「権現米」のデザインを作成して、ブランド化を図っているとのことです。また、枝豆祭りなどのイベントを開催して、権現前ブランドの確立をめざしています。

 

事例報告2 NPO法人ふるさと企画舎
銚子川ブランドプロジェクトリーダー 福山ふみ代さん

NPO法人ふるさと企画舎

キャンプイン海山外観 NPO法人ふるさと企画舎は平成18年に紀北町で誕生しました。紀北地域への来訪者及び地域住民に対して、参加型体験プログラムの企画・運営や集客支援活動及び保全活動に関する活動を行い地域住民の活躍の場を創出し、地域内外との交流を生み出し、地域の活性化に寄与することを目的としたNPO法人です。

 現在は、キャンプinn海山の指定管理者として運営を行うと共に、様々な体験参加型イベントを企画しています。

銚子川ブランド

 ふるさと企画舎では、現在、町内を流れる清流銚子川にちなんだ「銚子川ブランド」の開発に取り組んでいます。

銚子川米  第一段は「くき漬け」。くき漬けとは、サトイモの一種であるヤツガシラの茎を塩と赤シソで漬けた漬物で、海山では夏の暑さを乗り切るのに不可欠な「ご飯の友」です。しかし、ヤツガシラの栽培も漬け込みも手間がかかり、残念ながら後継者も育っていません。このままでは便ノ山のくき漬けがなくなってしまうのではないか?と危機感を覚え、この伝統食をこの地で後世に残したいと、「くき漬け」作りとブランド化に挑戦しています。

 銚子川ブランド第二段は「銚子川米」です。銚子川の水を直接田んぼに引き込み、有機肥料を用いて、農薬をできるだけ節約して作られた銚子川米は、もっちりとした忘れられない味だと聞きます。

事例発表の様子

福山さん

  ふるさと企画舎で取り組んでいる、くき漬けプロジェクトの話を苦労話とともに、してただきました。

 初めての人ばかりで苦労していたところ地元の人が助けてくれたことや、台風の影響で収穫が減ったことなど、生産していくのは大変ですがなようですが、楽しみに待ってくれている方も多いようです。

 

パネルディスカッション

コーディネーター

株式会社地域資源バンクNIU 代表取締役 西井勢津子 さん

コーディネーター「一般企業にて7年間営業部門で勤務、結婚を期に退職し名古屋で暮らす。NPOバンク「コミュニティ・ユース・バンクmomo」の立ち上げに携わり、2010年まで副代表理事として主に融資業務を担当する。特定非営利活動法人起業支援ネット(名古屋)に4年間勤務。事業推進局長として、主にコミュニティビジネスの起業支援、中間支援者育成事業に携わる。農山村の仕事おこし、農山漁村コーディネーター兼中間支援事業を志し、2010年6月多気町丹生にて空き家を借りて起業。2011年7月、家族で移住した。その他、「東海若手起業塾(byブラザー工業)」コーディネーター、三重県「美し国おこし・三重」ファシリテーション研修講師、「三重県地域活性化プランスタートアップ事業」地域プロデューサーなど

パネリスト

 玉井 常貴さん
 野瀬 岩朗さん
 福山 ふみ代さん

パネルディスカッションの様子

西井さん 西井さん

 

 コーディネーターの西井さんの進行のもと、基調講演でも関心が高かった「合意形成の方法」についてを中心に議論が進められました。

 玉井さんからは、夜に説明に行くと、なかなか話しが決まらないので、朝の出勤前に説明に行く。時間切れになれば、翌日にまた行く。2:6:2の法則で、全員の合意形成を目指さなくてもいい。基本方向が正しければ、2割の人が了承してくれれば、事業を進めてもよいと考える。など、合意形成のための極意をいろいろお話いただきました。

試食の様子

俺ん家ジュース 俺ん家ジャム
俺ん家ジュース 俺ん家ジャム
嬉野豆腐 くき漬け
嬉野豆腐 くき漬け(生節あえ)

 

 当日は、講演いただいた玉井副社長の秋津野で生産している『俺ん家ジュース』、『俺ん家ジャム』(オレンジジュース、ジャム)、事例発表いただいた権現前営農組合の『嬉野豆腐』『大豆水煮』、ふるさと企画舎のくき漬け(の生節あえ)を試食として、参加者の方に食べていただきました。

 試食

 

お問い合わせ

三重県地域連携部地域支援課

TEL 059-224-2420
FAX 059-224-2219
E-mail chiiki@pref.mie.jp

本ページに関する問い合わせ先

三重県 農林水産部 農山漁村づくり課 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁6階)
電話番号:059-224-2551 
ファクス番号:059-224-3153 
メールアドレス:nozukuri@pref.mie.jp

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