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令和06年02月26日

知事定例記者会見

知事定例会見録

令和6年2月21日
於:プレゼンテーションルーム

発表項目等 

エレベーターサイネージメディアを活用した三重県プロモーションについて(発表)

質疑項目

・発表項目等に関する質疑
・津市虐待死亡事案
・ジェンダーギャップの解消
・能登半島地震
・明和町長への弔問
・知事の考えるリーダー像
・木曽岬干拓地

発表項目等

(知事)おはようございます。私の方からは1点です。エレベーターサイネージ、エレベーターの中の広告ですね、そのサイネージメディアを手がけるエレベーターメディア株式会社さんのご協力をいただきまして、三重県のプロモーションをそこでも実施をしようということになりましたので、ご報告を申し上げます。令和5年度に県としては戦略的・総合的なプロモーションの推進体制をつくったところでございますが、平成25年から県と包括連携協定を締結しておりました、みずほ銀行さんからそういうプロモーションを県が一生懸命やられるのであれば、みずほ銀行さんも協力をしていただけるということでありまして、みずほ銀行さんと関連のある、先ほど申し上げましたエレベーターメディア株式会社さん、そこでエレベーター内、だいたい担当されているのは住居用のマンションのエレベーターということですが、約7, 000台ありまして、そこで放映をしていただけるという。皆さんもエレベーター乗られたときに上の方に角っこに付いている画面を見られたことあると思いますけれども、ここで15秒間ですけれども、三重県の映像を放映をしていただくということになりました。中身につきましては、一昨年から首都圏の鉄道主要駅の広告を出しておりますので、それと同じ素材を、相乗効果を期待して同じ素材とキャッチコピーをとりあえずは使っておるということです。その画像をちょっと見ていただきましょうか。
(動画を再生)
ということで、極上の休息を味わえる場所 三重県ということでありました。期間につきましては、3月の4日から31日までの28日間ということであります。4週間ということですね。また、これを延ばしていただいて、画像も他の地域のものも使っていただけるような交渉もしていきたいと思っております。とりあえずはこんな形で全国の方々、主として首都圏の方になろうかと思いますけれども、三重県の良さを知っていただいて、多くの人に来ていただきたいというふうに思っております。私からは以上です。
 
発表項目等に関する質疑
 
エレベーターサイネージメディアを活用した三重県プロモーションについて(発表)
(質)これは首都圏で流してる広告と同じということですけれども、先ほどの話だと変えていく可能性もあるということですね。
(答)今回は5つの画像ということで、伊勢神宮、英虞湾、六華苑、御在所、それから馬越峠ということでありますけれども、他の地域からも要望が出てくるとも思いますし、この期間継続できるかどうか相手のある話ですから、よくお話をしていかないといけないと思いますけれども、三重県はほかにも観光名所たくさんありますので、多くのところがこうやって多くの人の目に触れるといいなと思っております。
 
その他項目に関する質疑
 
○津市虐待死亡事案
(質)それでは発表項目以外で。津市の4歳児死亡事案。昨年起きたんですけれども、昨日初公判が開かれまして、今までは亡くなる直近の2回暴行というか、があったという話があったんですけども、実は2年前から50回ぐらいやってたとか、いろいろ話が出てきているんですけれども、そうなってくると児相がなんで見抜けなかったのか2年間に渡ってという話にもなってくるんですが、その辺知事としては今後、県の体制というのか方針というのか、何か変わるようなことってあるんでしょうか。
(答)児相が関わっていた案件でありますので、どこでどのタイミングでそこを察知をするかというのは、これからしっかり考えていかないといけないところだというふうに思っています。今回、刑事裁判ですので、刑事裁判で明らかになったことも踏まえて、我々も対応を強化をしていかないかんと思います。去年の8月から実施をして、7月に決めて8月から実施していますが、対面の回数を増やしたりとか、虐待が行われていることをきちんと感知をしようというやり方については今も実施をしているところですが、それで足りているのかどうか。今回の裁判で明らかになってくることを踏まえて、我々も対応を考えていく必要があります。また、あわせて今日もやっていただくというふうに聞いておりますけれども、委員会がございます。第三者委員会で検討していただいています。そこでも議論がなされるというふうに思います。乳児院にこの子は保護されてたわけでありますけど、その保護を解除したわけですね。解除の後の見守りの方法が適切であったのか、あるいは解除があった後、またその虐待の通告があったということなんですが、虐待の通告があってからの情報共有体制が適切であったか。そういったあたりについては、この委員会でも議論をしていただいておりますので、委員会の有識者の方々のご見解も踏まえて私どもに報告をいただけることになると思います。その報告も受けて、我々としては常に見直しをしていきたいと考えております。
 
(質)今のところ、追加の措置ってのをすぐに取るわけではないっていうことですかね。
(答)そうですね。裁判については、まず今は検察側の弁論。それから弁護側の弁論でありますので、確定的なものというのはこれからになると思います。もちろん、争点について争っていないということであれば、そこを前提に我々も検討に入るということになると思いますが、直ちに対応策が出てくるというわけではありませんので、これについては遅れないように、ただし、慎重にちゃんとした対応ができるかどうか。具体的な対応をする人たちが動けるかどうかも含めて考えていかないといけないとは思っています。
 
ジェンダーギャップの解消
(質)先週開かれた県と市町の協議会の中で、ジェンダーギャップの議論の際に、経済分野の順位が低かったことに関連して、桑名市長が、私だったら女性は三重の男性と結婚したら豊かな生活ができるキャンペーンを張るなどというような発言をされたようですけれども、この発言についての所感とかですね、改めてジェンダーギャップを巡る県の施策の方向性について教えてください。
(答)先週金曜日の市町と県との協議会の中で、ジェンダーギャップが、三重県は、(フルタイムで働く)男女の給与差ですけども、全国47位ということで、県からも各市町にご報告をして、これを少しでも順位を変えていくように、すなわち女性が三重県で働きやすいように給与差を縮めるようにしたい。できれば、男性と女性の給与も同じぐらいになるのが望ましいわけでありますけども、そういうお話を差し上げ、そして各市長、町長のご協力をお願いしたいということを申し上げたわけです。そのときにご指摘いただいたように、桑名市長がご発言をされて、今、三重県、給与差47位でありますけども、男女の差を縮めたいと我々申し上げたんですが、そこは47位を縮める必要があるのかどうか、ないのではないかというご趣旨で発言をされたのではないかというふうに私自身は受け止めましたが、そのご意見については驚きと違和感を持って聞いていたところであります。発言については、分解すると2つのポイントがあるかなというふうに思っています。一つは男女の給与差です。市長は、令和3年、男性が8位、全国ですね、それから女性が24位であるということで、この給与差47位、これを順位を上げていくためには、男性の給料を下げるということなのかということ、それを前提にお話をされていましたが、それは論理的にそんなことはないわけでありまして、今の日本で給料を下げようという話はない。我々もそれは全く意図していない。むしろ女性の給与、全国24位、これを上げたいというふうに思っています。三重県が男性が8位ということは、男性が三重県よりも給与高いところが7県あるわけです。その7県については、男女のギャップが三重県よりも上ですから、女性の給与は高いということですよね。ですから、そういうところを目指していく必要があるので、論理的に申し上げると男性の給料を下げるというのはあり得ない、女性の給料を上げるということでやっていきたいというところです。もう1点は給与が高い三重県の男性と他県の女性、三重県の女性でもいいのかもしれませんが、結婚をするのにキャンペーンをやったらどうかというご発言がありました。これについては私ども副知事が抗議的なご発言をしたわけです。これはむべなるかなという気がします。女性が給与高い人と結婚すれば幸せになれるんだというようなお考えであれば、その考え方は適切ではないような気がいたしておりますので、副知事の発言も分からんではないなと。多くの女性がその話を聞かれたときに憤りを感じられる可能性もあるかなという気はしておりました。この中身については、ご本人の会見もあると思いますので、本意を聞いていただければいいんじゃないかなというふうに思ってます。我々も昨年の9月から県内で働かれる28名の女性の方々に、「どうすればジェンダーギャップが解消されるのか、皆さんのご意見を聞かせてください」というお話もしてまいりましたので、その場でも私も申し上げましたが、そういう方々とまたいろんな場でお話をすることもあろうと思います。今回の協議会で出た話が必要であれば、そういった方々にもご意見を聞いてみたいなとは思っております。いずれにしましても、県としてはジェンダーギャップの解消、これを進めていくところに変わりはありません。ちなみに、その時に他の市長さんは、やっぱり47位というのはおかしいんじゃないかと、これはやっぱり縮めていく必要があるというご発言をいただいた市長もおられますし、さまざまなご意見があるということだと思います。
 
(質)どうですか、他には。ない。第二県政さん。
 
エレベーターサイネージメディアを活用した三重県プロモーションについて(発表)
(質)このエレベーターの件なんですけど。
(答)はい。
 
(質)これ今回ちょっと期間短いですが、住居用のマンションならランドマークとは言えないと思うので、街のですね。
(答)ああ、はい。
 
(質)だとしたら公共施設で例えば県庁の施設とかの方がいろんな方が来られるし、そういう意味では県庁のエレベーターにこれを設置してやるとかいうのはないんですか。
(答)今のところそこは考えてないです。県庁にはその施設今ないんですね。県庁に来た人に見てもらうというのはあるかもしれませんが、より多くの人に見てもらうのがやっぱり適当なんだろうと思いますので、県内で見てもらうというより、むしろ県外の人に見ていただいて、三重県に来ていただくということですから、場合によると、これからエレベーターメディア株式会社の方とお話をしていくなかで、公共施設にそういうサイネージが付いているとこもありますので、今後そういったところでやっていただけるというなら、そこをお願いしていきたいなとは思いますね。
 
(質)栄町庁舎にサイネージ付いてなかったでしたっけ。
(答)付いてますか。にわかには分からないようなので。ただ県内でやるよりは県外で、それも多くの観光客を送り込んでいただける東京、首都圏がいいかな、あるいは名古屋圏でも大阪圏でもいいと思いますね。
 
ジェンダーギャップの解消
(質)発表外ですけど、さっきの市町との協議のお話でいくと、私も後でちょっと伊藤桑名市長には話を伺ったんですけど、伊藤さんいわく、要は男女賃金格差があるから、子ども生まれる年齢の世代層の若い女性が県外出てってるというふうな捉え方がされる感じがあるので、そこはいかがなものかという形で提言したと。廣田副知事が確かに政治家の発言としていかがなものかと言いましたけど、ただしそのときに廣田副知事は謝罪はされましたよね、あの場で。ちょっと言い過ぎて申し訳なかったって。
(答)謝罪なのかどうか。私は結婚するようなキャンペーンを張るということについては、私は反対ですので、そこの点について謝ったわけではないと思いますね。私は一つ思うのは、その政治家としてというのを役人が言うのが適切かどうかというのは。
 
(質)あのそれは伊藤市長もおっしゃっていました。じゃあ逆に行政マンとしてどうなのかっていう、ああいう言い方を。
(答)ただ憤りの方が勝ったということでしょうね。女性としての憤りの方が勝ったということで、私はそこはあえてとがめ立てする必要はありませんが、私の方からは、35年間役人をやってきた私の経験からいうと、役人が政治家に対して政治家としていかがかと言われるのは慎んだ方がいいとは思いますというふうには申し上げましたが、女性としての憤りをあの場で申し上げることについて止めたということはないですし、やっぱり気持ちはよく分かりますね。
 
(質)ということはあの発言で、政治家としていかがなものかと突っ込んだことは可だということですね。
(答)役人が政治家としてと言うのは控えた方がいいと思いますね。
 
(質)政治家としていかがなものかというところはちょっとやめた方がいいと。
(答)政治家としてというのはですね。ただ、政治家が政治家に対して言うのはあり得るとは思いますけれどね。あるいはマスコミの人がおっしゃるのはあり得ると思いますね。あるいは選挙民の方がおっしゃるのもあり得ると思います。
 
能登半島地震
(質)あと10日の日に輪島へ知事は行かれたじゃないですか。
(答)行きました。
 
(質)今、石川県知事の馳さんの初動であるとか、災害が起きて初動のその動きであるとか、そういうことを含めて、あそこの石川県の防災アドバイザーで神戸大名誉教授の室﨑さんが日本記者クラブで会見されたときに、知事として、なったら少なくとも1カ月ぐらいは防災の研修した方がいいんじゃないかとか、わりと馳さんの初動の動きは悪かったってことを言われてるんですけど、そういうことを踏まえてですね。知事が実際馳さんとお話しされたんですけど、何かその辺のそういう話は出なかったんですか。
(答)いや、それは馳さんからは出てないですね。
 
(質)そういうことがメディアで言われてる、室﨑さんの話を含めて出てるんですけど、その辺は知事はどうお考えですか。
(答)災害について研修をするというのはあると思いますが、その期間はですね。知事になってすぐは忙しいでしょうし、どんな形で研修をするのかということによると思いますし、災害経験を今までどれだけしてきたかというのが災害に対する対応力にもなると思いますので、そういう経験をしている人が知事になるのは望ましいのかもしれない。これは市長も一緒ですけどね。首長という意味ですけどね。
 
(質)防災研修という意味ではなくて、馳さん自身が岸田首相が14日に入られるまで現場へ一度も行かれてないと。県庁内にお泊まりになって、だから秘書課の人間も帰れないと。朝5時ぐらいに起きられて庁内をうろうろされてるというふうな状態で過ごされたみたいですけど、それぞれの事情はあるにしても、仮に一見知事ならば今回の場合どういう初期において行動を取られます。
(答)まずは情報収集ですね。司令官現場に入るかどうかはよく現場の状況を見なきゃいけないので、その災害の規模、状況、復旧の状況によっていつ入るかっていうのが決まることになると思います。14日目に入ることもあるかもしれませんし、21日目に入ることがある。1カ月後に入ることがあるかもしれません。すぐに司令官が現場に行くのはこれは避けた方がいいと思う。現場を混乱させるだけなので。そこは現場現場の判断。もっというとその県庁の司令官とそれから現場にいる司令官、ここよく話を聞いて、いつ入るかってのを決めるべきではないかと思いますね。あとは県庁内に寝泊まりをする、これはあると思いますね。やはり最初は日に夜を継いで仕事をしなきゃいけないので、それはそのときに秘書課の人間が一緒に泊まるってこれは私も大臣秘書官をしていましたので、当然の話だと思いますね。交代しながら秘書官の体が壊れないようにやっていくということをやるということじゃないでしょうか。
 
(質)三重県から行った職員がある程度その会議仕切ってて、そういう人たちの話を、もう報告すでにやられていましたけど、意外と県庁の連絡が悪いと。輪島にしても。
(答)三重県庁のですか。
 
(質)いえいえ。石川県庁の。
(答)石川県庁。
 
(質)だからそこのところのまず連絡ルートを確保しなきゃいけないというところに意外と注力したと。石川県庁とのね。
(答)馳知事がということですか。
 
(質)いやいや。三重県から職員を派遣しましたやん。
(答)派遣した職員。
 
(質)向こうの防災会議の仕切りをやりましたやん。その人たちの感想としては、石川県庁と例えば輪島市であるとか、石川県内の市町との連携が情報の連絡が悪くて、まずそこをパイプ通さなきゃいけないみたいなところへ注力したって話聞いたんですけど。
(答)言っていましたか。そこは輪島市での話ですね。石川県じゃなくて輪島市に派遣された人ですね。
 
(質)そうです。
(答)そういう話は私も聞いたことがあります。
 
(質)だから、そこのところというのは、本来的にある程度知事が率先して、そういうパイプつくっていかなきゃいけないんじゃないですか。
(答)石川県庁がということですね。石川県庁がつくるのが望ましいと思いますので、従って、三重県では災害が起きたときには、各市町にリエゾンを直ちに、指令をしなくても3名が派遣されるように。そして市町、町長を助けて、もちろん県とのパイプ役にもなってもらいますが、そういうことをやってもらおうとは思っています。
 
(質)要するに、平常時でないものが起きたときはそれなりの対応が必要だけど、それはそれぞれのタイミングがあるし、そういうものを考慮して動くべきだというお話ですよね。
(答)そうですね。相手方が違えば、想定脅威が違いますので、そのとき出てきた脅威に対してどう対応するかということですが、重要なのは現場と常に意思疎通を持っておいて、現場の指揮官の判断も尊重しなきゃいけないと、そういうことですね。
 
明和町長への弔問
(質)だとすれば、明和、世古口町長へのお悔やみが、知事が16日に行かれたというのは、この遅れというのは何なんですか。
(答)それ関係ありますか。
 
(質)関係あります。
(答)どういうことですかね。
 
(質)今、知事おっしゃった姿勢と、それからいくと、われわれに出されたコメントが、「ふるさとを、同志を想うっていう、そういう人を失ったのは非常に残念だ」と、そこまでのお気持ちがあるならば、少なくとも10日に輪島に行かれて、11日には熊野市でやったトンネル起工式のところへ出られているわけですから、だとすれば、その夜、そこで寄られるか、次の日でも、とにかく16日まで日にちがあり過ぎるじゃないですか。
(答)弔問、ご存じだと思いますけれども、弔問はご遺族のご家庭に行くわけですから、相手の方の都合を無視してこっちから行くわけにいかないというのはご理解いただけますか。だとすれば、相手の方と調整をして16日にお伺いをしたということであります。
 
(質)いや、今回は知事のご都合でこの日にちになったって私は聞いてますよ。
(答)もちろんこちらの都合もあるとは思います。
 
(質)ご家族は、ご遺族がといったって、世古口さんは離婚されてますよね、町長選に出る時に奥さんが反対されて、離婚されてお一人暮らしなんですね、基本的には。だから息子さんが。
(答)そこは個人の話なので、この場でお話されるのは適当ではないと思いますが、それを置いといて、いつ行くかというのは、それはお互いに調整をして行けばいいんじゃないですか。故人を悼む気持ちが一番大事。
 
(質)いやだから、調整したのがいつか。
(答)故人を悼む気持ちが一番大事だと思いますね。
 
(質)悼む気持ちと行動が結び付いてないという感じがするんですよね。
(答)行動は、それさまざまな行事がありますから、その中で考え、もちろん遺族のご都合も。
 
(質)だって、最優先事項でしょう。そこまで「同志を失って、悼み」って言うんだったら。
(答)そこはさまざまな状況を判断。
 
(質)だって、あなたは。
(答)聞いてください。さまざまな状況を勘案して弔問に伺うということです。
 
(質)松阪市長のお姉さんが亡くなって、公務である記者会見を10分ぐらいカットしてっておっしゃったぐらいだから。
(答)それはこの場でする話では。
 
(質)弔問に関してはすごい思いがあるわけじゃないですか。
(答)会見でお話をさせていただくような話ではないと思いますので、また二人で話し合えばいいと思います。
 
(質)二人で話し合う機会なんかないでしょう。
(答)今、これからでもいいですよ。
 
(質)いやいや。
(答)どうぞ、いいですよ。
 
(質)二人でやる意味は全然ないですから。我々は県民に負託されてここの場に座って、知事に聞くっていう権利を負託されてるんで。
(答)県民に負託をされているというのは、何に基づいて負託されてるんすか。
 
(質)メディアとしてです。そうでなかったら、記者クラブというのは存在し得ないし、クラブ員だから逆に県民に代わって聞けるという立場です。
(答)それは県民の皆さんに聞いてみたいと思います。
 
(質)そこのところが、非常におっしゃってることと行動が結び付いていないなと感じがしたんで。
(答)いや、そんなことはないと思います。
 
(質)知事がそうお考えならそれはそれで。
(答)はい、ありがとうございました。
 
知事の考えるリーダー像
(質)その関係ちょっとあるんですけど、知事が高田学苑の学苑長さんの叙勲でしたか。
(答)理事長、はいはい。
 
(質)行かれましたよね。そこで言われた、問われるリーダー像って、どういうふうなお話というか考えなんですか。
(答)どういうご趣旨で質問されています。
 
(質)いやだから、その時にはご挨拶で、問われるリーダー像というのをお話しになったって言われたので、だけど問われるリーダー像は、我々はそこには行ってないので、どういう話されたかがわからないんで。
(答)その時に申し上げたのは、私は、受勲されたのは今回、髙臣先生が受勲をされたんですけど、私、中学の生徒会長の時に、髙臣先生にお世話になりました。そういう意味では、人生においての師、師匠ですね、先生であるというふうにも思っていましたので、望まれるリーダー像という話をさせていただいて、現場の指揮官といわれるような立場に私も、それからの同級生である津市長も松阪市長もなりましたけども、大事なのは人生、師を持つ、先生を持つということでありますということをお話を申し上げたところであります。良い指揮官というのは人生の師匠を持っている指揮官だということを聞いたことがあります、ということを申し上げたということですね。
 
(質)前知事のように、リーダーは希望であるとナポレオンの言葉を引用してそれをずっとおっしゃっていましたけど、そういうリーダー像の決めつけじゃなくて、少なくともリーダーは良い師を持っていなきゃいけないという、そういう持てる人がリーダーっていう意味ですか。
(答)それは何かの本で私が読んだことがあるので、ということをその場でも叙勲の場でも申し上げました。いろいろな考え方あるんじゃないですかね。一定の考え方でなければいけないというようなことはないと思います。
 
木曽岬干拓地
(質)今回出てる議案の第54号ですけど、木曽岬干拓地の売買ですね。あれは買われる側がトランスシティさんでそこの相談役というか、社長、会長が知事の後援会長なんですけど、その辺のきな臭さというのは、うがった見方ということですかね。
(答)そこは全く関係ないですね。私も契約された後に話を聞いていますので、何か申し上げたわけでもないですし、はい。
 
(質)あれはどういう形で決められたかってのをご存じですか。
(答)私は、詳細については聞いていませんけれども、手続を経て決まったものだと考えています。何かその辺で問題がありましたか。
 
(質)もともと1社しか手を挙げていないというので、それはそうなんだろうけど、なんとなく、木曽岬干拓は人気だって、今のブロック売りに出したときに、それ前知事の最後の方でしたけど、おっしゃっていたので、複数応募があってそこからある程度決めていったのかなと。
(答)多くの人に応募していただければというふうには思いますね。
 
(質)だけど、それ町内のもともと第三者入らない職員と町で、そこの木曽岬町の職員と県の職員で決めているので、その辺のところの客観性がどうかなというふうにちょっと思ったんで。
(答)今までもおそらく同じようなやり方でやっているんだと思います。多くの人に手を挙げていただくことを望むということですね。
 
津市虐待死亡事案
(質)あとはさっき出てたほのかちゃんの件なんですけど、これは知事肝いりというか、あの時に涙を流して、女児ではありませんとおっしゃって、それで立ち上がったわけで、それと関連するだろうけど、とにかくそういう第三者の委員会立ち上がってて、今日まだやられますけど、すでに公判始まってですね、ある程度道筋ついていて、これとの兼ね合いでいくと遅くはないですか。
(答)何がですか。
 
(質)この第三者委員会は、まだ結論を出していないし、もともと去年、年内には出したいとおっしゃっていたのがもう年明けて2月ですよね。一方で裁判が始まってここである程度方向付けされてしまう部分もあるじゃないですか。裁判に影響するから、検討委の報告書出さないという言い方も行政側はあるかもしれないですけど、裁判官もそんなにそういうものに左右されないですから、逆にそこはタイミングもっと早めに出ててもよかったと思うんですけど、その辺のずれは知事はお考えにならないですか。
(答)裁判官がそれに左右されないかどうかは主観の判断ですので、それについての配慮というのはあってもいいと思いますね。それから裁判の結果、これ公判は今継続中でありますので、まだ結審してませんですよね。従いまして、その進展を見守るというのもあり得ると思っています。いずれにしても、今日、第13回の委員会が開かれるわけですので、そこで今までもしっかりとヒアリングをしていただいて、委員会の方々にはちゃんとやっていただいていると思ってますので、じっくりと審議を尽くしていただいて、私へ報告いただくことを期待をしております。
 
(質)知事への今までの子ども・福祉部の報告の中では裁判が始まる、あるいは始まりそうだと。だからその影響をさせてはいけないので、逆にいったら、委員会の報告というのは裁判がある程度固まってというか、あるいは結審してとか、あるいは判決が出てから出したいとか、そういう話になっているのですか。
(答)私はそうは言ったことはありません。検討をじっくりと、しっかりと検討していただくということはお願いをしたいということは言ったことがあると思いますけれども、裁判との関係でいつ頃にということは言っていないですね。
 
(質)それは委員長以下、委員の側からもそういう話が出ているというふうに知事には伝わっているわけではないんですね。
(答)そうですね。私はそこを聞いてないですね。
 
(質)どうも。
 
(質)他ありますでしょうか。ないようです。ありがとうございました。
 
(答)ありがとうございました。
 
                                                 了

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