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知事定例記者会見

知事定例会見録

令和4年1月19日
於:プレゼンテーションルーム

発表項目等 

武田/モデルナ社ワクチンによる県営の集団接種会場の開設について(発表)
三重県武田/モデルナ社ワクチン接種センターおよび三重県アストラゼネカ社ワクチン接種センターの追加接 
 種日程について(発表)

臨時応急処置施設 (プラザ洞津)の稼働およびオミクロン株に対応した療養体制提供について(発表)

質疑項目

・発表項目等に関する質疑
・まん延防止等重点措置
・エッセンシャルワーカーの範囲
・トンガ沖火山噴火による津波被害および県の対応
・市町対抗駅伝の開催
・新型コロナウイルス感染症対策本部本部員会議の開催
・新型コロナウイルスの感染症法上の分類
・自宅療養者数の認識と保健所の業務体制
・宿泊療養施設の送迎人員
・県立高校のいじめ
・津波注意報の避難指示
・WHOの発表
・知事のワクチン接種
・総合教育会議の開催

発表項目等

(知事)おはようございます。私の方からは3点ご報告を申し上げたいと思います。
 
まずワクチンの県営集団接種会場の設営についてであります。今回のオミクロン株は、ワクチンの3回目の接種これが重要だということで考えておりまして、各市町におきましてはワクチン接種を進めていただいているところですが、とにかくワクチンシャワーのようにワクチンを打っていく必要があるだろうというふうに考えているところであります。3回目の接種ができましたら、ワクチン・検査パッケージも場合によると効果を発揮するかもしれないというふうに、これは私見でありますけれども思っているところもございまして、いずれにしてもワクチンの追加接種を促進する必要があると思います。それで県営の大規模接種会場、前回も設けましたけれども今回前倒しをしまして、お手元に資料入っていますけれども当初2月から開始する予定だったんですが、1月30日から開始をするということで県内3カ所ですね、津のツッキードームとそれから四日市の四日市大学それから伊勢の三重県伊勢庁舎この3カ所で集団接種を開始いたします。使用するワクチンにつきましては、武田/モデルナのワクチンであります。交互接種することは可能ということで、専門家の意見も出ておるものでございます。接種対象者でありますけれども、1回目2回目を終了された18歳以上の方で三重県内にお住まいの方で接種券をお持ちの方、それから県内に通学通勤されている方も入ります。県全体の接種人数でありますけれども、一会場あたり2千人を予定していまして、3会場合計で6千人を接種する予定にしております。各会場の接種日と接種人数についてはそちらにあるとおり、ツッキードームは1月30日の日曜日から開始いたします。四日市大学は2月の19日から開始をしまして、県の伊勢庁舎は2月の12日から開始をするというものであります。重要な予約でございますけれども、予約につきましては1月21日の金曜日の午前9時から開始する予定であります。そちらに書いてありますウェブまたは電話で受付を開始する予定でございます。1点目は以上でございます。
 
続きまして2点目でございますが、ワクチン接種センター三重大でやっていただいていますけれども、アストラゼネカ製、ファイザーとか武田/モデルナがあわないという方もおられますので、アレルギーをお持ちの方はアストラゼネカならいいということで、その方々に接種をさせていただきます。これもお手元に資料がございますけれども、アストラゼネカのワクチン接種センターそれからモデルナの接種センターもございますが、2回目の接種をまだ受けておられない方ですね、モデルナそれからアストラゼネカで2回目の接種がまだ受けておられない方にも接種をしていただけるように接種日を設けようとするものでございます。会場は引き続き三重大の医学部附属病院で実施をいたします。そこにございますようにモデルナとアストラゼネカのそれぞれについて接種をするということで、2回目接種をまだしておられない方ということでございます。両接種センターは2日で60人の接種を、そこにございますけれどもモデルナの接種センターとアストラゼネカの接種センターをそれぞれ設けますけれども、2日間で60人の接種予定をしているというものでございます。それが2点目です。
 
それから3点目ですが、臨時応急処置施設の稼働とそれから宿泊療養施設の稼働についてのお知らせであります。あわせて自宅利用者の対応についてもお知らせをいたしますので、3点目は3点申し上げます。一つは臨時応急処置施設いわゆる酸素ステーションでありますけれども、1月の20日からプラザ洞津でありますけれども、まずは10床から稼働させますけれども1月20日から稼働します。これは酸素が供給できますので、中等症Ⅱの方を対象としておりまして、1月20日から対応する。現時点におきまして中等症Ⅱの患者の方は7名、この数字は上下しますけれども先ほど聞きましたところ三重県内で7名おられるそうで、その方は入院をされています。またこれから中等症Ⅱの方は増えてくる可能性があります。第5波のときは52名の中等症Ⅱの方が、入院できずに自宅で待機をしていただいたということでございましたので、プラザ洞津が稼働しますと入院できなくてもこちらに入っていただくということは可能になってまいります。とりあえず10床で稼働するということです。県内にはもう一カ所設ける予定でございまして、状況を見てそこも開設をしてまいります。さらにプラザ洞津は、やがてこの10床は追加的に増やしていくことができますので、ここも増やしていって病院の逼迫状況を軽減していくこともできます。それからもう一点は宿泊療養施設の稼働でありますが、県内では既に3施設が稼働中であります。残り2施設ございますけれども、これは1月24日の週の稼働を目指して今調整中でございます。津ともう一カ所非公表なんですが、すでに稼働しているのが四日市と鈴鹿と松阪であり、非公表のところと津は1月24日の週に稼働予定ということです。それからもう一点自宅療養者への対応ですけれども、パルスオキシメーターですがすでに約14,500個配布をすることができますが、合わせて5,000個ですからトータル2万弱のパルスオキシメーターを準備しております。さらに経口薬でありますけれども、これを提供できる薬局は昨年末45カ所だったんですけれども60カ所ということで増えておりますので、これについても自宅療養者の方への対応も増やしているところであります。あわせて先日も協議会で会議を開きましたけれども、郡市医師会の方には自宅療養の方が増えてきた場合ご協力をお願いしているところでございまして、三重県医師会もそこはしっかりやっていくというふうに言っていただいておりますので、自宅療養の備えも現段階においては出来ることはやっているのかなというところでございます。ちなみに病床使用率につきましては、これは退院されていく方もおられます、昨日の段階では25.5と申し上げましたけれども大体今25から26ぐらいで時点時点で変わっていきますけれども、そんな感じであります。昨日は新規感染者222人というふうに申し上げました。今日また午後発表があると思いますけれども、今の感じですね感じではそれよりも増えている感じですね、300まではいかないかもしれませんけれども、また午後発表があると思います。現在オミクロンの状況も合わせてお話し申し上げましたけれども、私からはその3点を申し上げました以上であります。
 
発表項目等に関する質疑
 
○武田/モデルナ社ワクチンによる県営の集団接種会場の開設について(発表)
(質)ワクチンについては1点目が3回目で、2点目が2回目接種についてだと思うのですが、3回目接種について市町で進めているというようなお話でしたけど、今は市町の進捗をどのように把握されていて、その状況をどのように受け止めているのですか。
(答)これ市町によってスピードが違いますけれども、もう65歳以上の高齢者の方に接種を始めている市町もあります。接種券につきましても29市町の中で3市町につきましては、もう既に前倒しをした後に3月、当初は4月に接種をされる予定が1カ月前倒しになりますので3月に接種される予定のところに送っておられる市町もございます。ある市は3月中にも希望される方に接種ができます。ある市長さんと電話で話していたんですけれどもその予定で進めておられるところもございまして、市町によってスピード感の違いはあるものの、かなり急いでいただいているというところです。ただ、市町によっては体制が十分準備できないというところもあると思いますので、先ほど申し上げましたように県営の接種会場も設けて対応していくというところです。
 
(質)これは各会場の2千人という設定は、能力的なものなのかニーズに基づいたものなのかというとどっちですか。
(答)いいですか。
(答:医療保健部)会場の規模等をふまえまして、1日あたりの人数は設定をしております。2千人というのは地域で公平にというような考えでおかしていただいております。
 
(質)実際に接種を行うのはどこかの医療機関にお願いしているのですか。
(答)そうですね。医師の問診があってそれから看護師さんに接種してもらうということですので、これは三重大に頼んでいるのですか。
(答:医療保健部)医療従事者につきましては、県内病院、三重大をはじめとする県内の病院、医師会さんとかそういったところにお声がけをさせていただいて、ご協力いただける医療従事者の方に接種、問診等をしていただく予定をしております。
(答)打ち手の看護師さんも各病院から募集してお願いするということになります。
 
臨時応急処置施設 (プラザ洞津)の稼働およびオミクロン株に対応した療養体制提供について(発表)
(質)臨時応急処置施設なんですけれども、明日からプラザ洞津がまずは10床とおっしゃっていて増やしていけるというようなお話ですけれども、あともう1カ所も状況を見てと、これMAXでどれくらいの規模を予定されているんでしょうか。
(答)今のところ両施設を合わせて42ですかね、ちょっとまだ多少前後する、増やすことができるかもしれないですけども。追加でありますか。
(答:医療保健部)ないです。
(答)いいですか。
(答:医療保健部)はい。
(答)今のところ42ですね、MAXで考えているところでありますが、もうちょっと増やせるかもしれないっていう話は聞いています。
 
(質)あと第5波のとき酸素ステーションって要は自宅療養者の急変リスクに備えた施設という認識があったんですけど、今回これは陽性判明時に中等症Ⅱの状態であった場合に、いきなり入ってもらうようなイメージですか。
(答)それもありますね。まずは例えば一定の地域の病院がいっぱいで、とりあえず別の病院に行っていただかなきゃいけないんですけれども、しかし酸素が必要なのでまず入ってくださいというやり方もあり得るというふうに考えています。それが通常の使い方だと思いますが、もう病院がいっぱいになってきて、ここの酸素ステーションも医療提供機関として対応せざるを得ないときは、そこで治療を受けていただくということになります。
 
(質)この酸素ステーションなんですけれども、どういった狙いでこの時期に設置するのか、稼動させるのかをお願いします。
(答)先ほど申し上げました中等症Ⅱの患者さんはやはり出てきていまして、現時点においては7名というふうに聞いています。その方々は今まだ病床がいっぱいではないので入っていただけますけれども、これから一気に中等症Ⅱ以上の患者さんが出てくる可能性があります。そうすると中等症Ⅱの患者さん、重症患者を病院で対応しなきゃいけないので中等症Ⅱの患者さんについては酸素ステーションで対応する。そのために早め早めに酸素ステーションについても開設をするというものです。
 
(質)関連して事務的なところなんですけど、スタッフが24時間常駐というのは医師、看護師と業務調整員の中のどなたかのお一人がいらっしゃるというような理解でよろしいですか。
(答)わかりますか。
(答:医療保健部)医師1名、それから看護師2名、業務調整員につきましては1名から2名をそのチームで常駐するといった形になります。
(質)チーム全員ですか。
(答:医療保健部)はい。
 
その他項目に関する質疑
 
○まん延防止等重点措置
(質)まん延防止等重点措置が21日にも発動されるとなると、知事はこれまでも飲食店への時短要請以外のことも含めて求めていかなければいけないとおっしゃっています。具体的に県民に対して、まん延防止等重点措置が適用されると県外への移動自粛であったりとか、あるいはイベントへの参加、あるいは開催などによってどのような制限がかかるのか改めて教えていただけないでしょうか。
(答)県外への移動につきましては、この前の3県知事会議でも両知事ともお話ししましたけれども、これについては生活の維持あるいは業務上どうしてもということを除いては控えてくださいということを既に申し上げております。おそらくまん延防止等重点措置が発動した時にも同じことになると思います。イベントについては経済を回していかなきゃいけない部分もあるので、どういった部分についてお願いするかということ検討しているところでございます。それ以外に、これはまた事務方とも調整をいたしますけれども、BCPプランをきちんと作っていただくとか、作っておられると思いますのでそこの見直しをしていただく、そういったことも必要だと思いますし、それからテレワークの再度のお願いということも入ってくるかなと思っていますが、今本部員会議に向けて内容を詰めているところでございますので、また改めてご報告をさせていただきたいと思います。
 
(質)昨日対象の市町と、それから飲食店の時短の要請の内容についても発表がありましたけれども、明日正式に決定するということで、その後変更はないかどうかあらためて教えていただきたいのと、あと今日明日の感染状況によって、24市町が変わる可能性があるのかどうかもちょっと教えていただけないでしょうか。
(答)まず後者の方ですけれども、それは感染状況が大きく変わるということになったら、24市町についても見直しが出る可能性はありますけれど、今のところ大きな変更はないように感じています。それから明日まん延防止等重点措置が適用されるということになりまして、その時点で重点措置区域でありますとか、時短要請の内容は、正式にお話をいたしますけれども、昨日お話をした内容と現在のところ変える予定はありません。
 
(質)これまで感染対策の中で、前知事もやられてたと思うんですけれども、例えば密を避けるとか、同じ場面をこう少なくしていくという中で、例えばショッピングセンターとかそういった大型の商業施設に対して、例えば飲食店の他に時短要請をするとかっていう考えは今のところおありでしょうか。
(答)これはちょっと事務方とも相談してみないといけないんですけれども、今のところは考えていないところです。専門家の意見も聞いてみなきゃいけないんですけども、やはり感染を拡大させるのは、飛沫が飛ぶような状況があるとということではないかなというふうに思って、もちろん人流が増えれば飛沫が飛ぶ可能性もあるので、ただ全く話をしない人たちが、何人もこういる時に感染をする可能性があるかどうか、これは専門家の意見も聞いてみないといけないと思ってますが、それでも例えば鼻をマスクから出していたりすると、それは感染の可能性はあると思いますけれども、人数人流はそういう意味では感染の可能性が高くなるという意味では押さえていかなきゃいけないんですけど、一番抑えなきゃいけないのは、やっぱり飛沫がお互いに被るような状況というのを避けていくようなことだろうというふうに思ってます。従って、飲食店でもマスク会食、黙食を徹底することによって、今回時短要請というのは本当にやりたいものではないんですけれども、やむを得ずお願いをしておりますけれども、そこが徹底できれば、場合によると第7波、第8波の時には時短要請しなくても、一人一人の行動様式によって変わってくることあるかもしれない思っております。従って先ほどのご質問によりますと、大規模施設についてはこれから検討いたします。
 
○エッセンシャルワーカーの範囲
(質)オミクロンの関係で、知事も先ほどおっしゃってましたけど、経済も、経済社会機能を維持していかないというようなお話があって、濃厚接触者の待機あると思うんですけど、エッセンシャルワーカーの範囲って自治体のその判断に委ねられている部分があるんですけど、現時点でどこに適用しようとお考えかというのをお願いします。
(答)交通とか物流関係、ここは必ず入ってくるというふうに思います。それから医療関係の方はエッセンシャルワーカー、当然エッセンシャルワーカーなんですけれども、それとは別の基準を設けられておりますので、今回の対象から除くとしますと、主としてやはり物流交通の方々ということを考えていますが、それ以外におられるかどうかはちょっとこれは中で相談をしてみたいと思います。
 
(質)いつぐらいにちょっとその表向きに公表するというか、運用を始めるというか?
(答)まだここはこれからの交渉、調整でございますので、もうしばらくお待ちいただければと思います。
 
○トンガ沖火山噴火による津波被害および県の対応
(質)今度の第6波のことでやや少し埋もれがちにはなっているんですが、昨日、自民党県連のほうからも、トンガの津波ことで、カキとかノリの筏が流されたということについて何とかしてほしいという話があったと思います。それで被害状況ですね、どんなふうに把握して、県内の被害状況をどんなふうに把握しているんでしょうかということが1つ。それから、それに対して昨日もお話があったみたいですけれども、どういう対応をしているかが2つ目。それから県として今度の津波に関して反省というか、まあ対応として課題があったかどうかあたりを聞きたいんですけれども。
(答)津波被害につきまして、実は私も一昨日鳥羽を視察をさせていただきまして、浦村でありますけど、カキ養殖の筏2,000台ぐらいあったと思いますが、そのうち500台ぐらいが津波で移動してしまっているということでございまして、多くの方が被害に遭われている。それから鳥羽だけではなくて志摩でもノリ養殖の網だとか、あるいはカキ、真珠の関係もあるというふうに市長さんからも伺っていますけれども、被害があるということでございまして、被害状況そのような形で今私自身は監督しているところでありますけれども、農林水産部におきまして、現地とも調整をしまして、今被害状況を確認をしているところというふうに承知しております。そのうえで、昨日も自民党の方から申し入れがありましたけれども、例えば災害復旧の資金融資の制度もありますし、それから漁業共済による補償もあったりしますので、どのぐらいの被害でどういった対応が可能なのかというのを今農林水産部のところで検証してくれているところであります。それを踏まえて県としての対応は決めていきたいと思います。今回、不可抗力みたいなところがありますので、漁業被害というのはこれは避けられなかったとは思います。一つ考えていくとすると、避難ですね。津波注意報が出ていまして、避難指示を各これ市町で出していただくんですけれども、今回三重県内では避難指示が出してなかったということがございまして、これは例えばですけれども、津波注意報が発表された場合には、避難指示を発令すると、これ市町ですね、ということになっているんですけど、その条件として地震を原因とする津波注意報の場合と書いておられる市町があるということでございまして、ここはちょっと見直しをする必要があるかなということで、県としても助言をすることが法令上可能でありますので、今回助言をすべきであったのかもしれないということもありまして、いずれにしてもこれ検証しまして、次に備えたいと。なるべく早いタイミングで改定をしていきたいというふうに考えているところです。
(質)分かりました。ありがとうございます。
 
○市町対抗駅伝の開催
(質)2月の20日に市町対抗駅伝があると思うんですけれども、まん延防止等重点措置は一応2月の13日までという見通しですけれども、1週間空きますけれども、そのあたりの県としての状況としてはどのようにお考えでしょうか。
(答)これは近々県庁内で調整をしてどうするか決めるということになっています。駅伝の場合は選手が感染をするということはあまりないんだろうというふうに思ってます。したがって、まん延防止措置の期間中であっても絶対止めなきゃいけないかということはよく議論しようと思っていたところであります。今の予定では期間は解除される予定。ただ延長される可能性もありますので、それを踏まえて考えていかなきゃいけないんですけれども、ポイントはやっぱり応援の方々ですね。応援の方々が来られて、声を出して、マスクをせずにというのはこれ論外なんですけれども、マスクをしていても大声を出すと場合によって飛沫が隙間から飛ぶ可能性もありますので、そこをどうやって対応していくかってのを考えながらやっていくのかなというふうに現時点では考えておるところでございまして、この後、今日ではありませんけれども、今日やったかな、調整をする予定にしております。
(質)今のところは何かしらこう対策をしてやっていくような方向でいるんですか。
(答)私自身は今そのようには考えておりますが、事務方にはまだこれ伝えてなかったんでびっくりしてるかもしれませんが、私自身はそのように考えております。(補足:開催可否については、今後実行委員会に諮ったうえ、月内には決定し、お知らせさせていただく予定です。)
 
○まん延防止等重点措置
(質)3点ありまして、まず1つ目がちょっと基本的なところなんですけど、まん延防止の適用が正式に決定される見通しを踏まえて、あらためて県民にどういったことを呼びかけたいかを教えてください。
(答)まん延防止等重点措置が三重県に適用される予定でありますけれども、やはりあのコロナへの対応というのは、やはり手洗いであったり、マスクの着用であったり、地道な感染対策をやっていただくのが一番であります。したがいまして今回飲食店の方に大変ご迷惑をおかけして時短をやっていただきますけれども、県民の方はお一人お一人に感染防止を心掛けていただきたいということも強くお願いをしたいと思います。特に飲食店の営業時間中であっても、マスク会食、それから黙食をぜひ徹底してください。それが結果において、お一人お一人の命、それから大事な家族の命、さらには飲食店の方々を守るということにもなりますので、ぜひお願いをしたいというふうに思います。
 
○新型コロナウイルス感染症対策本部本部員会議の開催
(質)2点目なんですけど、明日本部員会議を開く予定ということでよかったですか。
(答)そうです。その予定です。
 
○新型コロナウイルスの感染症法上の分類
(質)3点目が、東京都の小池都知事などもちょっと言及されていましたが、オミクロン株の拡大を受けて、新型コロナを2類から5類に検討するような議論も出ているようですが、そこは一見知事としてはどういうふうにお考えでしょか。
(答)これは個人的な見解になりますけれども、2類から5類にというのは検討はしていく必要があると思いますけれども、それは第6波が落ち着いてからだとまず思っています。波の途中で変更するというのは大きな混乱を招くことになると思います。第2類から5類に変える時に注意しなきゃいけない点が何点かあるかと思って、それは専門家の方々がご協議をいただければいいと思っていますけれども、第5類になりますとインフルエンザと同様でありますので、まず医療費に関しては、個人負担、保険は使えますけど、ということになりますので、それでコロナに対応するということでいいのかどうかということは大きな論点だと思います。さらには5類になりますと基本は医療関係者の方々に対応していただくことになりますので、行政としてはもう医療関係者にお任せをするということになりますが、それでいいのかどうかですね。そういう問題も出てくると思います。私自身はその2つが大きなポイントだと思います。その論点をご議論いただくのではないかと思います。
 
○まん延防止等重点措置
(質)改めてになりますけれども、率直に「まん延防止措置」が適用される方針であることを受けて、その受け止めと、こういった臨時応急処置施設を開設していくなど、県としてどういう方法で今後対応にあたっていきたいか、その辺りをお願いします。
(答)「まん延防止等重点措置」につきましては、やむを得ないといいますか、病床使用率がかなり上がってきています。20パーセントを超えまして、昨日今日も25パーセントを超えている状況でございます。今後も感染者の急拡大が予想される中で、やむを得ず重点措置の適用を要請したものであります。本日、予想ではありますけれども、重点措置について、政府から連絡があるものというふうに考えておりまして、それを受けて県民の皆さんにどういったことをお願いするかというのは、明日の本部員会議で議論をさせていただきたいと思います。飲食店の皆さんには、本当にご迷惑をおかけします。時短要請、これをやりたいわけではないのですけれども、あるいは感染を防止していくためにはお願いをしていかなければいけないということで、ご協力をお願いしたい。さらには県民の皆さんお一人お一人、マスク会食を徹底していただく、黙食をしていただく。それから手洗いをしていただくという、地道なやり方しかないんですけれども、そういった感染対策をお願いをしたいと思います。で、県の方では、あわせましてワクチン接種、第3回目のワクチン接種が今回のオミクロン株にも有効だというふうに聞いておりますので、このスピードを加速することが重要というふうに考えていまして、県営の接種会場を前倒しで設営することといたしました。それから、臨時応急処置施設につきましても、明日から稼働させるということであります。宿泊療養施設につきましても、県内の5施設を、すべてを1月24日の週に稼働させることを目指して準備を進めておりますので、ご安心をいただきたいというふうには思っておりますけれども、県民の皆さんお一人お一人の対応を、また改めてお願いをし、県としては県民の皆さんの命を守るために最大限のことをやらせていただいているということであります。
 
○自宅療養者数の認識と保健所の業務体制
(質)コロナの関連で、自宅療養者がかなり増えていて、1,000人を超えていると思うんですけれども、それについての現状の知事のご認識と、それに伴っての保健所の業務体制について現状、また対策があればお願いします。
(答)自宅療養者の方については、どうしても自宅にいる理由がおありの方、それから軽症、無症状の方については入院をしていただくというよりは自宅。ご希望があれば宿泊療養施設で対応するというふうにしておりますけれども、今回のオミクロンの場合は、軽症者あるいは無症状の方が多いので、自宅療養が増えてくる。それに対しましては、パルスオキシメーターの数も増やして対応していますし、かつ、郡市医師会の方にお願いもしていますし、それから保健所のフォロー体制も今、取っているところでございます。ただ、数がどんどん増えていきますと、保健所の方も手一杯になってきますので、保健所でどうしてもやらなきゃいけない業務は何か。これは、やはり感染された方の数の把握と、それからファーストタッチですね。その方々への最初の連絡、これは絶対やらなきゃいけないので、保健所がかなり業務が増えてきた場合には、業務の見直しも含めて検討しなきゃいけないと思います。その前に、保健所に対しては、350名の追加の応援要員も今、選定していますので、その人たちに行ってもらって応援してもらうのは前提なんですけど。ただ、数だけ増えても、やはりうまく保健所が回らないということもありますので、近々ちょっと保健所とも相談をしながら現状把握と、それからどういったことができるのか、何をやんなきゃいけないのかということを議論してみたいと思っております。
 
○宿泊療養施設の送迎人員
(質)ちょっと2点おうかがいしたいんですけれども、まず、コロナの関係で宿泊療養施設なんですが、感染者の方を送り迎えするというところで人員が割かれて、宿泊療養施設に入れる人数が、一時、決まっているというお話をちょっと聞いたんですけれども、その辺り、例えば拡大する方針とか、あと制限を撤廃するみたいなことはないのかということをうかがいたいと思います。
(答)ちょっと私の方では、まだ送迎が原因で宿泊療養施設に入れないというのは聞いていないですが、何か聞いていますか。
(答:医療保健部)失礼いたします。宿泊療養施設への送迎につきましては、12月補正で台数の方も増やしております。搬送の台数ですね。それから、委託業者の方にもお願いをしまして、人員の確保にも努めておるというところで、現時点ではそういったことは発生していないというふうに認識してございます。
 
○県立高校のいじめ
(質)あと1点、別の話なんですけど、県立高校のいじめの関係で、保護者の方が再三にわたって学校の方に要請があったけれども、なかなか学校が動いてくれなかったというのが、今日、一部報道にあったんですけれども、この対応は、審議会の方で、今後議論されていくと思いますが、今の県の認識として、保護者の方の訴えがなかなか通らなかったという現状について、どのようにお考えになっているかということをおうかがいします。
(答)これはやはり、いじめの問題は、きちんと対応していく必要があると思っています。「重大事態」という定義があるんですけど、これとして扱ってほしいという申し出があったということで、これは検証しないといけないんですけれども、県教育委員会の受け止めと保護者の方がおっしゃっておられるところ、これを検証してどういうことだったのかという事実関係も、おそらく確認をしなきゃいけないというふうに思っています。これについても、審議会、いじめ対策審議会で議論する予定でありますけれども、検証は別として、やはり「重大事態」としての認定をどのタイミングでやるべきかということを、今回のケースだけではなくて、検証をする必要もあると思います。例えば、いじめによって欠席をされているのが、他の原因による欠席というのもあったとしても、広めにその欠席をいじめによるものだと捉えなきゃいけないということもあるかもしれませんので、ポイントはやはり「重大事態」の認定のあり方について、きちんと議論するということが重要だと思います。さらには、調査というのを進めることになるんです。いじめのアラートと言いますか、いじめの報告がありました時ですね。その時に、被害者の方はだいたい、いじめがなくなることを期待して調査は控えてほしいと。加害者側への調査ですね。ということをおっしゃる方もおられるんですけれども、なかなかいじめがなくならないことが多いと聞いていますので、被害者の方を守りながら調査を進めていきますということを被害者の方の同意を取らなきゃいけないんですが、その同意の取り方と、それから被害者の方をいかにして守っていくのか、そういったあたりも審議会で議論をしていただいて、より良いやり方を検討していくということが重要だと思います。
 
○津波注意報の避難指示
(質)トンガ沖の海底火山の関係なんですけども、先ほど避難指示について、条件の中に地震だけになっていて、それが見直す必要があるんじゃないかとおっしゃられていましたけれども、それは中身として、何か県として何か見直す必要があるのか、国の何かを見直す必要があるのか、市町の制度を見直す必要があるのか、それはそれぞれ、どういった部分になるんでしょうか。
(答)避難指示の発表の基準、これは市町で作っていますので、津波注意報が出れば避難をしてください、国はどうもそういう発令の基準で書いておられるようであります。市町によっては「地震を原因とする津波注意報が発表された場合には」と、こう書いておられるところもあるようでありますので、その地震を原因と、今回は、噴火ですから、地震ではないので。そういったところを見直しをしていただくということで、ご質問についてのストレートな答えは、市や町の基準を見直していただくということを県から呼びかけて、話を進めていきたいと考えているところです。
(質)ありがとうございます。
 
(質)他は、よろしいでしょうか。
 
○武田/モデルナ社ワクチンによる県営の集団接種会場の開設について(発表)
(質)ちょっと発表のことで戻ってしまうんですけれども、モデルナ社製の集団接種会場のことなんですが。
(答)どの集団接種会場。
(質)モデルナ社製の。一番最初に発表されたと思うんですけれども。
(答)県営のですね。
(質)はい、すいません。それについてなんですけれども、今、対象になっている高齢者の方、3回目接種の対象の高齢者の方は、1回目、2回目がファイザー製のワクチンを打っている方が多いと思うんですけれども、一番下にも、交互接種をすることができますというふうに書いてありますが、不安があって望まない方が多い場合は、こういったことがスムーズに進んでいかないという可能性もあるとは思うんですけれども、改めて交互接種への理解というのを県民にどういうふうに進めていくかということを、お話伺いたいのですが、よろしくお願いします。
(答)これは、交互接種で行っても問題はないという専門家のご意見が出ておりますので、私どもはそれを丁寧に、ご質問があれば対応していく。それから、こういった県接種会場を設ける場合のホームページなどにも、それをきちんと記載をしていくということが大事であるというふうに考えております。ある市長さんと話をしていますと、もう今の状況を見ていると、もうモデルナでもファイザーでも、どっちでもいいから早く打ってくれという高齢者の方々が多いと。これは、その市だけかもしれませんけれども、そういう声があるというふうに聞いています。モデルナの場合も、前回と違いまして接種量が2分の1になるというふうにも聞いておりますので、従いまして、副反応は抑えられるということではないかと思いますので、ご本人の当然選択によるわけですけれども、ファイザーを受けられた方でもモデルナを接種しても問題ないということを、私どももお話をさせていただきたいと思います。何か補足はありますか。
 
(質)よろしいでしょうか。じゃあ、第二さんお願いします。
 
(質)発表項目ですけど、この集団接種会場の各2,000人ずつ、これで計6,000人で、対象者の約何パーセントぐらいになるんですか。
(答)対象者が何ですか。
(質)集団接種会場で来る人たちの対象者がいますよね。
(答)はい。
(質)その人たちの6,000人で何パーセントぐらいなんですか。
(答)これは、自治体で受けられる方もおられるので、6,000人で何パーセントかというのは18歳以上の方全員の、ということですかね。かなり低い数字になると思いますけれども、そこはまだ弾いてないですね。
(質)じゃあ、後で弾いて。
(答)弾けるかな。わかる。
(質)ざっとでいいんですけどね。
(答:医療保健部)今、2月の接種対象で県として想定というか、これまでの実績から考えているのが、2月までのということになってしまいますので、含みますけど51.5万人ぐらいを想定しておりますので、ちょっとパーセントでは今出していませんが、かなり低い割合にはなります。
(質)ということは、この明記されている日程以外で、あと随時、ワクチンが確保できれば続けていくということですね。
(答)それはそのように考えております。調整も必要になってきますけれども。あとは、市町がワクチン接種をしていくので、その様子も見ながら判断をすることになると思います。
 
○まん延防止等重点措置
(質)あと、時短になった時の協力金なんですけど、これ傾斜配分とかいうのはお考えではないんですか。だから、例えば認証店とそうでない店とかもあるし、個人店に近いような飲食店の場合は、むしろこの時短で協力金が欲しかったと。12月にはそれがちょうどボーナス代わりになったし1月も早めにやってほしいという要望があるけど、全国規模の大型店の場合は、決してこの時短が営業成績に向上しないので、むしろ足を引っ張るので、できたらそこは避けたいというのがあるので、そこのところの思惑の違いがあるじゃないですか。それは、もう一応「まん延」の法規上、県独自でとか、そういうことはできないんですか。
(答)まず、「まん延防止等重点措置」を受けた重点区域での時短要請、これについては非認証店については、協力金が、売り上げ規模によりますが3万円から10万円。それから、飲酒を伴って時短の時間が21時までということになりますと、2.5万円から7.5万円。それぞれ基準がありますので、おっしゃったような傾斜で、小さな店だからということで、そこにお払いしないということではなくて、基準に合わせて支払いをしていくということを考えているところであります。
(質)その基準を、例えば県独自では、いじれないんですね。
(答)これはどうですか。国の基準。うちの基準ですよね。
(答:雇用経済部)恐れ入ります。基準につきましては、臨時交付金の交付要綱に定められておりまして、それに基づきましてさせていただいております。
(答)ああ、そうか。失礼。
(答:雇用経済部)県独自ですることは可能ではございますけれども、私どもの方といたしましては、その国の基準に基づきまして対応させていただきたいと考えております。以上でございます。
(答)失礼しました。国の基準があるということですね。
 
○WHOの発表
(質)あと、私もニュースでしか知らないんですけど、WHOがオミクロンに関しては新しいワクチン開発は必要ないというふうなことを昨日の夜中に出されたみたいなんですけど、これは、知事はどう思われるか聞こうと思ったんですけど、ご存じなかったですか。
(答)私は、そのニュースにはまだ接しておりませんが、新しいワクチンを開発する必要はないということですね。であれば、ファイザーと、例えばモデルナと、アストラゼネカで大丈夫だということかと思いますけれども。今、医療関係者、専門家の判断としてはファイザー、あるいは日本で言うモデルナですね、これで大丈夫だということを言っているので、それを追認したという形ではないかなと思います。
 
○知事のワクチン接種
(質)ちなみに、知事が打たれたのは何なんですか。
(答)私ですか。
(質)はい。
(答)私はファイザーを打っています。
(質)2回ともですか。
(答)そうですね。
(質)副作用とかは、なかったですか。
(答)私はなかったですね。はい。
(質)なんか前の知事は、モデルナを打って2回目に39度ぐらいの熱が。
(答)モデルナは副作用がある場合もあると聞いています。私はファイザーだったからかよくわかりませんけど。年寄りなのか、副反応はなかったですね。
 
○総合教育会議の開催
(質)あと、さっきのいじめに関連してなんですけど、前もお聞きしましたが、1対1対談もそうなんですけど、コロナでちょっと状況が変わってきているので、なかなか開催は難しいと思いますが、総合教育会議等のですね。学校現場のコロナとかいうのもあるので、逆に総合教育会議でそういうテーマも取り扱うことができると思うので、その辺を含めて開催予定等はいかがでしょうか。
(答)総合教育会議は、開催は。
(答:戦略企画部)3月の末です。今、調整中です。
(答)末ですか。そうですね。開催する予定にしておりまして、3月末。
(質)3月末。
(答:戦略企画部)下旬ぐらいです。
(質)ということは、本年度は一応、6月に開いたやつと今回のやつで2回ということですね。なるほど。それは、致し方なしと。
(答)コロナもありましたのでね。
 
(質)はい。どうも。
 
(質)他、よろしいですか。はい。ありがとうございました。
 
(答)はい。どうもありがとうございました。

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