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知事定例記者会見

知事定例会見録

令和4年5月31日
於:プレゼンテーションルーム

発表項目等 

「盛土110番」の運用開始について(発表)
・新型コロナウイルスの感染状況等について(報告)
 

質疑項目

・発表項目等に関する質疑
・土砂条例に基づく許可の適用除外に係る取り扱いの誤り
・新型コロナウイルスのワクチン接種
・JR関西本線に関する協議
・リニアのアセス着手
・中部圏知事会議
・人口減少対策推進本部
・太平洋島嶼国・日本自治体ネットワーク会議
・伊勢市の学習塾費用の助成
・リニア期成同盟会
・鉄道の新型車両
・自動車税の還付

発表項目等

(知事)おはようございます。私の方からは2点御報告を申し上げたいと思います。
 
1つは資料がお手元にいっていると思いますが、「盛土110番」の運用を開始したいということでございます。去年の7月に静岡の熱海で土石流の災害が起こりました。盛土が原因ということでございまして、これに対しては国も法律を改正するという形で対応しております。そのガイドラインがこれから作業に入るということでありますけれども、それを踏まえて県内での対応も検討していかなきゃいけない。まずは危険な盛土があるのではないかというふうに考えられることについて、県民の皆さんからどこに言えばいいのかわからないという話もありまして、一元的に県庁の県土整備部であります、連絡先もお手元の資料の2枚目のところに書かせていただいていますが、「盛土110番」ということでそこにお電話をいただければ対応するということを考えております。国が所管しているものもあります、市町が所管しているものもありますが、私どもの方でどこが所管しているかを調べまして、既にわかっているものはそれに従いましてということですけれども、連絡をするということでございます。窓口を一元化をすることによりまして、通報先を迷わずにご連絡いただくことができるのではないかというふうに考えているところでございます。これはいつであっても対応することにしておりますので、気になられた方は時間に関係なく、なるべく常識的な時間にご連絡をいただきたいと思いますけれども、通報いただければというふうに思っております。これは専用の窓口を設置している取り組みについては、他の県では今のところないというふうに聞いておりまして、私どもで対応させていただくということになっております。
 
それから、もう1点は現在の感染状況でございます。お手元の資料にございますが、病床使用率も20.5パーセント、5月30日昨日現在でありますが、それから宿泊療養施設の稼働率も9.2パーセントということで落ちついてきているというところです。ただ、もう全く問題ありませんという数値ではありませんので、新規の感染者がまだ出ておりますので、感染することもありますから注意をしていただきたいというふうに思います。ワクチン接種ノババックスの方でありますけれども、予約枠は実は90人ということで6月13日、7月4日、7月25日で30人分ずつ予約枠を設定しましたけれど、これ全部埋まりましたので、追加的な日程をどうするか三重大とも調整をしておるところでございまして、追加できるような方向で考えていきたいということを我々も考えていますし、三重大さんの方も前向きに考えていただいているこういうことでございます。私からは以上、2点ご報告申し上げました。
 
発表項目等に関する質疑
 
「盛土110番」の運用開始について(発表)
(質)盛土の通報についてですけれども、専用の窓口を開設するのは全国では今のところないということですか。
(答)ないと聞いています。
 
(質)これは例えば都道府県とか市町とか全ての自治体で、そういうケースはないということになりますか。
(答)そうですね。今のところ全国にはないと聞いています。静岡県は市町あるいは県、そういった部署ごとに窓口を設けておられるということは聞いていますけれども、県内どこの所管でも結構ですので、三重県の方に聞いてください、県の方に聞いてくださいというのは、うちだけではないかと聞いています。担当は防災砂防課ですので、ここに電話をいただければ、こんな盛土があってちょっと不安なんですけど、ということで聞いていただければと思っております。
 
(質)通報を受けてからの具体的な対応ですけれども、そういったことが通報した方にも提供されるのかということであったりとか、どういうふうに取り組んだか、対策をしたかというところを教えてください。
(答)まず連絡を受けましたら、どこが所管かというのを確認しまして、その所管のところにこういう話がありますということを連絡して、回答をもらうことにしております。通報された方に対してどうするかという御質問ありましたけれど、通報いただきました案件の状況こうなっておりますと、ここは担当で今こういうことで聞いておりますという連絡をするようにします。それから2点目の御質問にありましたけれども、全般的にどう対応するのか、その後のフィードバック的な本人ではなくて通報された方ではなくて、全体的にどうするのかということでございますが、個人情報にも配慮しながらということになりますけれども、県のホームページで公表していきたいと考えているところでございます。
 
(質)公表していくのは、どのような事案であるかということと、どういった対応したかというとですか。
(答)おっしゃるとおりです。
 
(質)どこに言えばいいのかわからないという声もあるということが一つ理由として。これは、県民から寄せられた声でこういう取り組みをするということですか、それとも庁内で。
(答)具体的にはありましたか。県民の方がどこに行けばいいか。
(答:県土整備部)具体的に直接の声というのはなかったのですが、これまでどのような対応をしてきたかというと、いろいろな部署がバラバラにというか連絡を受けて、うちと違うけどここですね、みたいな割り振りをさせていただきましたが、そういう対応をしているのが実情でしたので、こういった一元化の窓口にということでやらせていただいております。
(答)個別の県民の方から、わかりにくいというお話があったというよりは、窓口を一本化すべきではないか、議会の方からもお話をいただいたと聞いておりまして、それを受けて担当部の方で検討しまして、県土整備部に設けるということにしたものであります。
 
(質)確認ですが、県議会の方から窓口を一本化した方がいいのではないかという御意見があった?
(答)そうですね。
 
(質)知事として、ちょっと改めて今回の「盛土110番」を開設した意義と、あと県民への呼びかけが何かあれば。
(答)昨年の7月に静岡の熱海で多くの人命が失われるという痛ましい事故、盛土がきっかけとなった事故がございました。これはそういうことが二度と起こらないように、行政の対応も必要ではないかというふうに考えたところでございます。ただ、我々も全ての盛土について目が行き届くわけではありませんので、県民の方が気になられるところがありましたら、ぜひ我々に通報していただきたいということです。窓口を今回一本化しましたので、私どもに連絡いただければいつでも対応することにしておりますし、通報された方にその結果を御報告をしたいというふうに思っております。県民の命を守るために、我々もしっかり頑張りますので、御協力をよろしくお願いいたします。
 
(質)発表事項で各社さん質問ありますか。
 
(質)熱海の事故もそうだと思うんですけれども、県内でこれまで盛土に関する事故であったりとか、そういった事例というのはありますでしょうか。
(答)盛土に関しては、ちょっと過去さかのぼってあれですけれども、私就任してからは特には聞いておりませんが、特にないですかね。担当部の方も特に把握していないということです。ただ、今度改正法に基づくガイドラインが秋口ぐらいにおそらく案が示されて、来年度ぐらいからそのガイドラインに基づいた対応がされるということになると思いますけれども、そのガイドラインに照らし合わせて、危険な盛土かどうかはわかりませんけれども、前回国の方から示されて去年の秋口から検討していまして、前回も発表させていただきましたけれども、これはその国が示している去年の秋に示した基準に該当するのではないかと思われるところが二箇所ほどありました。それが今度のガイドラインで適用になるかどうかというのは今後の話でありますけれども、もし仮にそういうふうになっていたときには、この盛土に対して引き続き対応していくということになろうかと思っております。それから、それ以外に「盛土110番」にこれから連絡があったものについても、適切に対応していきたいと思っております。
 
(質)盛土のことで伺います。通報があれば適切に対応していきたいというお話がありましたけれども、熱海の盛土もたびたび地域の方たちからお話があったりしながら、行政の対応がなかなか曖昧になってしまって、県と熱海の間で対応がうまくいかなかったこともあったように聞いています。今回、こういった窓口を一本化することで、対応の方もきちんと担保されるというふうに考えていいんでしょうか。
(答)対応はきちんとやっていくべきだと思いますし、我々が関与することで、市町で対応していただくことを促していくようなこともあるんだろうと思います。基本、市町できちんと対応されると思います。それから、県の方で対応しなきゃいけないものについては、これは窓口の有無に関係なくしっかりとやっていきたいということです。国に対しても、盛土があって危険だという情報を国が持っていない場合には、通報していきます。
 
(質)確認ですが、これによって危険を除去するという最終的な効果が、これによって担保されるという、担保することがより実効性が高まるというふうに理解していいでしょうか。
(答)2点でそれは高まると思っています。一つは、我々が端緒を情報収集しやすくなりますので、まず今まで悩んでいた人が自分だけで終わってしまうということではなくて、行政に県に言いやすくなるということ。それから、もう一つは我々がその情報を集約することで、県で対応しなきゃいけないもの、これは当然やっていきますけども、他の機関でも対応しやすくなって、県からの通報があったということで、他の行政機関も動きをしっかりとやってくれるのだろうということ。この2点で今までよりも対応しやすくなるのではないかというふうに考えております。
 
(質)基本的なところなんですけれども、6月1日から始める意味合いについて、梅雨シーズンの前だからだと思うんですけども、その意義についてお伺いしたいのと、あともう1点、実際に先ほど事故の事例ということがありましたけれども、通報自体が大体どれぐらいの頻度であるものなのかというのも、もし分かりましたらお願いします。
(答)通報頻度については、後ほど予測がちょっとあるかどうかはあれですけど、担当課の方からお話ししますが、6月1日については、「盛土110番」をなるべく早いタイミングでお示しをした方がいいということで、6月1日にさせていただいてますし、それからおっしゃるとおり、梅雨が6月の上旬から今年始まるということもありまして、6月1日から運用開始をするというふうにさせていただいているところであります。見込みみたいなのありますか。
 
(質)見込みというか、今までに大体どれぐらいの頻度で通報というものが出されていたのかと。
(答:環境生活部)今まで、数字的にはちょっとデータはないんですけども、問い合わせいただいたケースはあります。ありますけれども、盛土総点検の大体どれかの場所にあたりますんで、そういった中でご回答させていただいたという状況ではございます。
(答)だいたい、一年間にどのぐらいの問い合わせがあったかみたいな感じは、目の子でわかりますか。
(答:環境生活部)わかっているだけで2件という話で、今担当の者から聞きましたけど。
(答)この一年ぐらいでということですか。
(答:環境生活部)去年ですね。
(答)去年ですね。
(答:環境生活部)数件というところだと思うんですけども。
 
(質)盛土の関係で、菅島の採石場で盛土が流出している問題について伺いたいんですが、この採石事業が休止されているという、採石事業が止まっているということですけれども、事業者が志摩建設事務所の方に再開したいということで、許可申請書を出しているということなんですが、このことについて県として今後どう対応していくか教えてください。
(答)詳細については聞いておりませんでしたが、申請をされて、それが正当な権利に基づくものであるということであれば、許可を出していくということになると思います。
 
(質)菅島の盛土については、去年通報があったという、今おっしゃった2件には含まれないということですか。
(答)入ってないですね。
 
(質)盛土のことで念のため確認なんですけど、情報の端緒をつかむということなんですけども、必ずしも現地を調査するかどうかというのはわからないんですか。情報をいただいた時に。
(答)県が所管する法律の運用というような形での対象となる盛土だった場合には、現地調査することになると思います。市町、国についてはそれぞれの動きですけど、おそらく現地調査はすると思います。
 
(質)誰の目で見ても、この盛土は違法性が高いというのがわかった場合に、国や関係する市町への連絡はするとともに、警察への対応というんでしょうか、それもやっぱり同時になさっていくような考え方なんでしょうか。
(答)捜査機関との関係でいうと、まずおそらく各法律に基づいて違反性があるかどうかということになると思いますので、私どもから直接捜査機関に話をするというよりは、法を所管しているところに話をして、法の適用の違法性はあるかどうかということになると、実際には捜査機関が動くかどうかということになります。実際には、そこから担当している国だとか、市町あるいは我々も関係しますけれども、直ちに捜査機関に通報して、捜査機関が対応することにするのか、それとも行政庁がそこの盛土の責任者に対して対応するのか、そこは選択ということになると思いますので、我々から直接、直ちに県警に、あるいは警察に話をするということにはならないのではないかと思っています。
 
(質)その他よろしいですか。
 
その他項目に関する質疑
 
○土砂条例に基づく許可の適用除外に係る取り扱いの誤り
(質)発表事項以外で質問します。先日の土砂条例の解釈を誤ったという件ですけれども、知事としては詳細な調査をした上で、処分の必要があれば処分もということでご発言ありましたけれど、それからの進捗いかがでしょうか。
(答)いや、処分に関してはまだ状況を確認できてませんので、まず相手方との調整をしていまして、相手方の方にはお詫びを申し上げて、ご協力を要請しているということを聞いてるところであります。相手の方も前向きに考えていただいていると、これは非常にありがたいことだというふうに私ども考えております。原因究明は引き続き今、こういったことが起こった理由、それについては引き続き対応してまいります。
 
(質)原因究明の進捗もまだこれからという感じなんですか。
(答)そうですね。オンゴーイングですね。今確認中というところです。
 
○新型コロナウイルスのワクチン接種
(質)もう1件だけ、先ほど冒頭に三重大とのワクチンの関係の追加のお話ありましたけれども、これどれぐらいの規模で、いつ頃っていうの何か目途はあるんですか。
(答)今、追加日程の検討中というところなんだど私は聞いておりますけれども、担当の、規模みたいなわかります。追加日程検討中ということで、私の方でお答えしましたんですけど、その規模とか大学とは調整をしたりしています。
(答:医療保健部)そうですね。予約でちょっとお断りした件数とかも踏まえながら、まだちょっと調整中でございますけれども。
(答)確定していないんですね。
(答:医療保健部)大学と調整させていただいております。
(答)今、その数も含めて調整中というふうにご理解いただければと思います。
 
(質)時期も。数も時期も。
(答:医療保健部)そうですね。日程あわせてでございます。
 
(質)各社さん質問ありましたらお願いします。
 
○JR関西本線に関する協議
○リニアのアセス着手
(質)鉄道の関係で2件お伺いしたいんですが、まず一つ目が以前、JRの関西本線の関係で、地元の自治体を交えて、特に県内の方の議論をするというお話があったと思うんですが、これは6月のどのタイミングで協議の場を持つかというタイミングというのは決まりましたでしょうか。てのが1点。もう1点が、首相が28日にリニアの関係で、名古屋、大阪の未着工区間のアセスについて、来年から着手できるようにという、沿線自治体と連携しながら指導、支援していくというようなお話あったかと思うんですけれども、このことについて知事の所感と、既にもし国の方から何か日程的なもので話がありましたら伺えますでしょうか。
(答)まず1点目ですけど、関西本線の三重県内の自治体とJRさんとの協議の場ですけど、まだちょっと時期については私聞いておりません。多分、事務的には動いてくれてると思いますけども、また発表できるようになったら発表させていただきたいと思います。それから、リニアで総理が試乗されて、アセスに来年から着手をできるように指導、支援していくというふうにおっしゃったことについてでありますけども、これは今のところ、国からこの件について三重県に何か連絡があったものはないというふうに承知しております。これは総理が支援をするよということをおっしゃっていただいたことについては、沿線自治体の一つである三重県としては、非常にありがたいことだと思っています。これによって、静岡とそれからJRとの間での話し合いが加速をして、それから1日も早い全線の完成が行われるということの助けになるいうふうにも思いますので、これは非常に望ましいことであるというふうに考えております。
 
(質)その他よろしいですか。第二さんも含めてお願いします。
 
「盛土110番」の運用開始について(発表)
(質)「盛土110番」ですけど、受付時間と受付曜日を教えてください。
(答)これは電話については24時間、365日受けられるような体制をとることを考えております。
 
(質)曜日も全部OKですか。
(答)そうですね。
 
(質)ということは、どっかオペレーションセンターに頼んで、それで情報集めるという話になってるんですか。
(答)いや、オペセンではなくて、分担をしながら電話を対応するということですね。
 
(質)じゃあ、県土整備部の職員の方が出てこられて24時間体制。
(答)出るというよりは、電話を受けられるようにしてっていうことですね。
 
(質)転送とか含めて。
(答)そうですね。
 
○中部圏知事会議
(質)あと、2日の中部圏知事会議ですけど、この前の会見でちょっと聞き漏らしたんですけど、元々今回なぜ多気町なんですか。
(答)多気町にしたのは、VISONに各県の知事の関心があるということもありまして、多気町にさせていただいたということですね。
 
(質)方法として、参加県に、県内で開催でどこかご希望はありますかとかいうことを聞いてやったのか、あるいはある程度三重県の方でピックアップして、この辺りでいかがですかっと網かけて、そん中で割とVISONを見たいという声が強かったというか。
(答)これは各県に聞いてるかどうかあれですけど、三重県の方でVISONが他の県の知事からも問い合わせがあったりしましたし、三重県の食をテーマにした施設ということでオープンをされたということもありまして、三重県の魅力を中部圏知事会議の皆さん、メンバーの皆さんにお伝えすることできる場所であろうというふうに考えましたので、ここにしますということで各県に通知をしたというのが経緯でありますね。
 
(質)知事がこの前会見で、ちょっとこれはオープンでないのでとおっしゃったのは、会議そのものじゃなくて、昼食会で首長さんたちが集まる昼食会みたいな会合があるじゃないですか。あれについてのオープンじゃないというんですか。
(答)オープンでないって言いましたかな。
 
(質)会見録にもあります。
(答)そうですか。だとすると昼食会のことですかね。
 
(質)会議はオープンなんですよね。
(答)会議がオープンかどうかはわかりますかね。
(答:総務部)中部圏。
(答)中部圏。
(答:総務部)基本オープンの部分があると思うんですけど、詳細はまでは把握いたしてません。
 
(質)意見交換を含めて今までオープンでないことはないので。全国知事会が元々オープンだから。
(答)ちょっと今確認をしてお答えします。
 
(質)Visonを見たいという声が強いということは、三重県の方としては一応テーマ人口減少というようなことを、この前言われていましたけど、逆に言ったらコロナ禍後の観光政策であるとか、ああいうVisonみたいな施設を使っての観光振興とか、その辺にまで話が及ぶことはあるんですか。
(答)人口減少のとこではあんまりないかもしれませんね。ただ、観光についていうと、コロナウイルス対策の強化のところで、インバウンドの話が出てくる可能性があるのと、地方創生のところで国際広域観光の振興ということで議論したいという県がおありになりますから、そこで議論が出てくる可能性があると思います。
(答:戦略企画部)すいません、会議については、全て公開でさせていただいておりますので、よろしくお願いします。
 
(質)公開。はい。国際観光的なところでは、IRが出るかどうかはわからない。
(答)わかりませんけど、国際広域観光、まあそうですね、はい、そこわかりませんね。
 
○人口減少対策推進本部
(質)あと、昨日、人口減少の対策推進本部、3月、庁議でその時割り振りも決まってたと思うんですけど、それ合わせて本部長が知事で、あと各部局長はまるという会議をやられていますが、ざくっとした題と年内に一応方針まとめるみたいな話なんですけど、ここで一番ネックになると今知事が思われているものは何ですか。
(答)方針を取りまとめていくのに、ネックになるものはないと思いますね。
 
(質)仮に方針まとまって実施をすると、その時には当然、人口減少を止めるというか逆に増やすとか、そういう政策になると思うんですけど、そこでの対策を打つ時に、逆に引っかかるものって何かありますか。
(答)引っかかるものというか、方針を決めていくにあたってネックになってくることはないと思います。実施にあたって、結構大変だろうなというのは、出生率をどう上げていくかというところは大きなポイントになると思います。これは恐らく県だけでは無理なので、国が大きな方針を示してもらわないといけないと思いますね。県から提案をしていくということになると思いますけど、そこが大変だろうと思いますね。
 
(質)行政組織的に引っかかるところはないですか。
(答)行政組織。
 
(質)県庁の組織とか、県内市町ですよね。あと、国との関係とか。
(答)県庁では、一応その全庁的に対応することにしてますし、移住についても課にしましたし、それから少子化については以前から課でありますので、効果的な動きをしてもらうということでありますので、特段、組織には問題ないと思います。市町の動きについては、これから市町と調整をしながら進めていくということになりますので、何らか動きが、問題があるということであれば、市町で対応してもらうことになると思います。
 
(質)要は、課題が複数にわたっているので、出産であるとか、あるいは雇用であるとか、あるいは教育であるとか、医療福祉であるとか。いわゆる総合行政になり得るかどうかというのが、一つの決め手だと思うんですよね。それは平成7年の北川県政以来、総合行政を目指そうよと、横軸で組織を作り変えたりしてきたんですけど、そこが必ずしもうまくいっていなくて、今回についても、ある意味、縦割り行政だからこそ、地方も国もこういう総合行政的な政策というのは、うまくいかない、あるいは先行きが危ぶまれるという感じがするんですけど、その辺は、知事はそういうふうなお考えにはならないですか。
(答)総合行政、行政って何でも大体総合的なものですから、そういう意味ではやると決めて、それを進行管理しながら進めていけば前に進んでいくとは思いますし、国は子ども家庭庁がこれから出来ますから、そこで合計特殊出生率についても議論されると思います。
どういう形で子供を増やしていくかということも含めて議論されると思いますし、官邸が動けば大丈夫だと思いますけれどね。
 
(質)知事の経験から、総合行政と打ち出したものが、今まで国も含めて、それはそれで結構うまくいっているというご認識なんですか。
(答)すいません、おっしゃっている総合行政の意味がよくわかりませんけど、どういうことですかね。
 
(質)例えば今おっしゃったように官邸が動けば行くだろうとか、そういうふうにおっしゃっていますけど、でも官邸が言ってもうまく行かなかったから、例えば河野さんが行革担当大臣になって、いわゆる縦割り組織を潰そうと、横串に作ろうというふうな作り変えをやられたりしたじゃないですか。
(答)各省にまたがる、あるいは各部局にまたがるという意味でおっしゃっているんですか。
 
(質)そうです。国がね。県庁においても、各部局にまたがるじゃないですか、今回の人口減少対策というのも。その時に、今の組織のままではうまくいかない可能性もあるので、その辺、組織いじりとか、あるいは予算とか含めて方針が出た後に、来年5年度に向けて、そこで何らかの手当てをされるというふうな構想になっているんですか。
(答)中身というか方針が出た後に変えることはあると思いますね。ただ、各部局にまたがるというのはよくある話なので、各省にまたがる仕事というのはよくある話なので、それは国でいうと、内閣府でまとめるとか、あるいは内閣官房が旗を振るとか、あるいは官邸が直接指示をするとかいう形で動いていけばいい話でありますし、今回、戦略企画部に人口減少対策課を置いたのも全体の企画をする、全部を見渡すところにそういう組織を置いて全体を束ねるということでやっているので、何ら問題はないと思いますけどね。何か組織を変えなきゃいけないということになれば変えればいい話です。
 
(質)総合行政的なものは今まで比較的そういう動きで、国も含めて、ある程度成果を上げているというご認識なんですね。
(答)ものによると思いますけどね。
 
(質)三重県庁であまり成果を上げている感じは、この20年ぐらい関わっていますけど、しないんですが。
(答)そうですか。上げるようにしていかないかんなと思いますね。
 
○太平洋島嶼国・日本自治体ネットワーク会議
(質)あと、この前の太平洋島しょ国なんですけど、あの会議の時に青木議長だけ自腹を払われているんですけど、要は夕食会に出られたあの費用というのが、国際戦略課の方からこれは他の都道府県職員と同じ形で、そちらの方でやってくださいということで、議会事務局は事務局で、青木議長に個人で払うように約1万2千円ですか、そういう形で処理されているみたいなんですけど、一応検討するとは言いましたが、この辺については何か連絡がミスでないのか、うまくいっていないのか、それでもこれはこれで妥当だというふうにお考えですか。
(答)議会事務局のご判断、あるいは青木議長のご判断だと思います。議会の中の話で処理をしていただければいいんじゃないかと思いますけどね。
 
(質)特に、議長も本来払う必要ないじゃないかとか、そういうことはお考えにならないですか。
(答)そこは今までも県議会で参加をされた時には、議会の方でどうされるかを決めていただいているということだと思いますので、そこは議会で決めていただいたらいいと思います。
 
(質)知事がそのご認識ならば、それはそれであれなんですけど。要は夕食会というのは別に個人の集まりではなくて公務ですよね。
(答)公務ですね。
 
(質)知事主催ですよね。
(答)そうです。
 
(質)そこへ議長が招かれて、一応挨拶もされて、だとすれば、普通、これも議長も公務であって、議長が私費で払ういわれはないわけで、そこは逆に言ったら二元代表制からいってもバランスを欠きますよね。
(答)二元代表制との関係はないと思いますけど、議長が払うかどうか、個人で払うかどうかは議会事務局と議長で決めていただければいい話だと思います。
 
(質)仮に議会事務局が、これは議長払ってくださいと言った場合は、おかしさは感じない。
(答)いや感じないですね。議会の専権事項です。国においても一緒です。国会のことは国会で決める。
 
(質)だとしたら、国際戦略課の職員が議会事務局及び議長に対して他の都道府県職員と同じ扱いですというふうなことを言ったのはどう思われます。
(答)それは執行部として、議会で決めていただくということを執行部が決めたということですから、これも妥当だと思います。
 
(質)そこは、かなり県議達は違和感を持っているんですけどね。もともと私も県議から聞いた話なんで。
 
○伊勢市の学習塾費用の助成
(質)あと、この前お尋ねした伊勢市の学習塾費の補助の関係については、何かご感想はありますか。
(答)伊勢市で学習塾に対して、複数の学習塾ですかね、利用される際に、従来は塾を固定して、無料学習塾を開設すると、そこを支援していたということでありますが、クーポンを出して支援するということにしたということでありますので、一人親の家庭でありますとか、あるいは生活困窮家庭の子どもたちに学習する機会を与えるということで、かつ、無料学習支援の場所が明確化をされないという意味では、使われる方にとってもメリットがあると思いますので、よく考えられた取組であるというふうに思っています。
 
○リニア期成同盟会
(質)6月3日に東京でやる期成同盟の大会には、知事は出られるんですか。
(答)議会がありますから。リニアですね。出られないです。残念ですけど。

(質)ということは、どなたが代わりに。
(答)おそらく東京事務所長が出ることになると思います。我々としては私が出たいので6月3日ではないようにしてくださいということで、会長県には頼んでいたんですけど、残念ながらその日になってしまったということですね。
 
(質)どうも。
 
(質)その他、よろしいですか。
 
○鉄道の新型車両
(質)じゃあちょっと時間も余りまして、時間もだいぶ余裕がありますので、やわらかい話で質問させてください。ここのところ、鉄道で新型車両というのが三重県のまわりでいろいろ出ているという感じですよね。JR東海の「HC85」というハイブリッド車両が、今度「特急ひだ」で走りますという話。それから、近鉄さんもバリアフリーの新型車両というのを2024年から走らせるという話。すでに、観光特急の「あをによし」というのを近鉄さんは走らせてみえると。ただ、いずれもよくよく見てみると、三重県飛ばしがなされているというか、三重県で走っていないという状況があるわけなんですが、どういうふうに思われますかというちょっと柔らかめの質問をさせていただきます。
(答)別に三重県をわざと飛ばしているわけではないとは思いますけれども、たまたまそこで走らせるということだと思います。バリアフリーについてもその車両がいいということになりましたら、三重県にも入ってくると思いますし、ハイブリッドも同様ですよね。限定的な路線でまず走らせるということになりますので、別に三重県を飛ばしているからけしからんとかそんなことを思っておりません。
  
○自動車税の還付
(質)今日が自動車税の納付期限ですね。5月中に納付書が送付されて、その月内に支払ってくれと県は言うわけですね。一方で、自動車を一時抹消して、残りの自動車税の還付を依頼した時に、窓口で、その還付の書類が送付されるのは抹消してから1か月後です。さらにその書類を記入して、実際に還付されるのがさらに1か月後。つまり、納付は1か月でしてください。一方で、還付する時は少なくとも2か月以上かかる。ご感想は。
(答)あれは、3月の31日の所有があれですかね、時点での所有やったかと思います。納付は1か月でしてください。還付には時間がかかります。おそらく還付は、その担当課でチェックもしながらやるので、そのぐらいの時間がかかってしまうということなのではないかと。納付される方は、ご自身の車、何台持っておられるかわかりませんけど、数百台持っておられたら大変かとは思いますけれども、1か月ぐらいで出来るということでお願いしているんじゃないかなと思いますけどね。
 
(質)その他、よろしいですか。ありがとうございました。
 
(答)ありがとうございました。

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