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知事定例記者会見

知事定例会見録

令和4年7月20日
於:プレゼンテーションルーム

発表項目等 

・新型コロナウイルスの感染状況等について(発表)
第2回四日市コンビナートのカーボンニュートラル化に向けた検討委員会の開催について(報告)

質疑項目

・発表項目等に関する質疑
・全国知事会議in奈良
・県立大学の設置要望
・海上保安庁での勤務経験等

発表項目等

(知事)おはようございます。今日、私の方から2点お話をさせていただきたいと思います。
 
まず、コロナウイルスの感染者数でありますけれども、このグラフを見ていただきますと、7月14日1,224人の新規感染者数でありました。昨日は590人ということで発表させていただきましたけど、今日はまた1,000人を超えるということになります。明日恐らくもっと増えてくるので、2,000人を超える日も出てくる可能性があります。ポイントになるのは重症病床の使用率でありますが、ここは後ほどお話をいたしますが、まだそこまで増えておりません。一般、コロナ病床ですね、コロナ病床の使用率が、今、昨日の段階で39.6パーセント。これ40パーセントを超えますとアラートを出させていただこうと思っておりますので、そのときは場合によって臨時会見ということをお願いすることになります。今日の段階ですけれども、これ午後にならないと集計出てこないんで、はっきりとはわかりませんけれども、39前後、ひょっとしたら退院者が出てきてるので、もうちょっと減るかもしれないと、こんな状況であります。いずれにしても、感染はこれ見ていただいたらわかるように急拡大しております。県民の皆さんには今まで以上に感染の予防お願いしたいというふうに思っております。特にお願いしたいのは二つであります。会食、これ行動制限今のところは考えておりません。人数制限今のところは考えておりませんし、時短も考えておりませんが、会食をされる場合にはマスク会食をぜひお願いしたいと思います。私も会合出ておりますけれども、マスク会食をしている人のパーセンテージはあんまり高くないというところであります。私自身はマスク会食をしておりますが、ぜひ多くの方に、会食をされるならばマスク会食をお願いしたいと思います。そうでないと、このまま感染が拡大していって、会食自体をご遠慮いただきたいということになる可能性があるということであります。それからもう一つお願いしたいのは、今回、高齢者の方々の入院がかなり多いです。重症化されている方も高齢者の方であります。若い方は後遺症は別にして、これははっきりわかりません。後遺症がやがて出てくるかもしれませんけども、重症化はそんなにはしておられません。ところが、無症状なり軽症の若い方が、家でご高齢の方に感染させてしまうということがあり得ますので、家庭内の感染が結構多いです。従いましてマスクを家庭内で、若い方が高齢者と同居をされてるような若い方はマスクを家庭内でしていただくことをお願いしたいと。この2点をお願いをしたいと思います。もう1つ、3回目と4回目、ワクチン接種できる方は、ぜひ3回目の接種率もまだ60パーセント超えてるような状況、超えて留まっているような状況でありますので、ぜひ3回目の接種、若い方お願いしたいと思います。打てる方で結構ですので。それからご高齢の方は4回目の接種、これをお願いいたします。ご高齢の方は接種率かなり高いんですけど、若い方接種率がやっぱり高くないので、打てる方はご高齢の方に感染を移さない、感染させないというためにも、ぜひワクチン接種をお願いします。県営の大規模接種会場、まだ7月の23日以降3回予定をしておりますので、ぜひご活用いただきたいと思います。感染状況の表があると思います。これ見ていただければと思いますが、病床使用率、先ほど申し上げましたように昨日の段階で39.6パーセント、重症病床については2.1パーセントですから、ここはそんなには高くないという状況であります。それから、宿泊療養の稼働率もちょっと上がってきまして、37パーセントという状況。自宅療養者数はかなり数が増えてまして、7,500人程度いうことであります。ワクチン接種率は先ほど申し上げましたけども、三重県で全人口で62.9パーセントに留まっているという状況であります。感染状況については私の方からは以上であります。
 
もう一つ、今日の午後行いますけど、四日市コンビナートのカーボンニュートラル化の検討委員会。これ四日市市長も参加をされまして、私も出まして第2回ということになります。3月に第1回を開きました。関係の企業も全て集まって会議を行うということで四日市で行う予定であります。これは第1回の会議の後、二つの部会を設けて議論をしています。その部会の状況について、今日この会議でお話をさせていただくことになると思っております。それから、四日市のコンビナートで使用する水素とかアンモニアとか、その積んだ船が四日市港に入ってもらうようにということも、これから議論していかなきゃいけませんので、そういった辺りも議論をすることなろうと思っております。コロナの関係で緊急会見を行うことがなければ、その後、四日市で市長と一緒にぶら下がり会見ということになると思います。このカーボンニュートラルの関係で。私から以上2点ご報告を申し上げました。
 
発表項目等に関する質疑
 
○新型コロナウイルスの感染状況等について
(質)初めに何問か伺います。まず感染状況のことで伺います。今知事から呼びかけとしてマスク会食の徹底、それから高齢者と同居されている若者の人は家庭内でもマスクをという話がありました。それを踏まえてなんですけども、感染拡大の原因については、今おっしゃったようなマスク会食が徹底されてない、あるいは家庭内でマスクをしていないということが原因だというふうに見てらっしゃるのかどうか、感染拡大の要因について教えてください。
(答)感染拡大の要因については、一つの原因であるということではないと思ってます。一つはBA5の感染力が非常に強い、従来のBA2の1.2倍とか1.5倍と言われているかと思いますので、それもあるんだと思います。それから夏場ですし、暑いですから、特に外ではもうマスクを外してください。屋外でマスクを外していただくのは以前も呼びかけをさせていただきましたので、マスクがちょっと外すのが常態化してるってことになってるのかもしれませんが、めりはりをぜひつけていただきたいと思ってますが、例えば屋内ですね、屋内で会話をするような時はマスクをつけてくださいということでお願いをしておりますね。距離が確保できないようなとき、会話するようなときは、これもマスクをつけないで会話をしているケースがあるのかもしれません。そういったことが感染の拡大に影響している可能性はあると思っています。あとは高齢者施設のクラスターですね。外部からは持ち込まれて高齢者の方に感染してしまう。ここは何とか止めないといけないと思いますので、これは検査をしっかりやってもらうことから始めるかなというふうに思っております。さまざまな要因があって、今感染者数が増えてるということだと思ってます。
 
(質)感染者が増えているということに関してさらに伺いますが、具体的にどうした影響が、今医療現場に起きているかについて、知事の方で今把握されてることがあれば教えていただけないでしょうか。
(答)検査をしたいという方が医療現場に来られているということで、今まで、今までっていうのは1カ月ぐらい前の状況と比べると、かなり状況が変わっているということは現場の生の声として私にメールで入ったりもしております。40パーセントを超えるということになりますと、医療現場もかなり厳しくなってくるというふうに思われますし、今ちょっと検証してますけれども、第5波、第6波のときの状況ですと50パーセント、病床ひっ迫、病床使用率が50パーセントを超えて、それから10日後ぐらいに緊急の対応がなかなか難しくなってくるということですので、これから感染者数が増えていって、病床使用率が増えていくということになると、医療ひっ迫が目前に迫っているということになろうかと思っています。今はそういう状況かなという風に考えております。
 
(質)そうした今ありました40パーセントを目安に、医療提供体制アラートを出すことになるというふうに以前からおっしゃってますけれども、発令の手続きについて教えてください。知事が臨時会見とおっしゃいましたけれども、知事がもう専決で決められるものなのか、なんらか県庁の手続が必要なのか、そこはいかがでしょうか。
(答)専決で決めるというわけでありせんが、県庁の中で議論をして決めますけれども、通常というんですか、まん延防止等重点措置を出すときのように、医療関係者の方と検討会を開いてという形にはならないと思っております。県庁内で議論をして、ではこういう形でアラート出しましょうということになるものいうことで考えております。
 
(質)重ねて伺いますが、それは午前9時時点の病床使用率が40パーセント以上になったということが確認されたら、県庁内で議論して、その日のうちに発令されるということでよろしいでしょうか。
(答)9時ですかね。1時ぐらいですけど、いつ時点かちょっとはっきりしなくて申し訳ないです。その日の朝の時点のものを、午後の1時ぐらいに40を超えたかどうかというのはわかりますので、それから公表させていただくと、緊急会見を皆さんにご相談させていただくということになると思います。
 
(質)さらに伺います。アラートが発令されると、県民に対してどのような影響が出るかということなんですが、例えば移動の自粛とかイベントの人数制限ですとか、あるいは会食について何か呼びかけるとか何か県民に対しては具体的にどのようなことを求めることになるんでしょうか。
(答)いわゆる行動制限、アクセルとブレーキがありますけど、直ちにブレーキを踏むということにはならんと思っています。県民の皆さんにお願いをすると。今感染は急拡大していますので、県民の皆さんお一人一人の行動を気をつけてくださいねと。要するに、その役所側から行動制限しますという、まん延防止等重点措置みたいなあんな形にはなりませんけど、それだけにお一人お一人気をつけていただかないと、やがてそういう事態に至りますということを申し上げるのであろうと思っております。
 
(質)もう一つアラートで伺います。40パーセント以上になると発令ということですけれども、一方で今度は解除するときの基準なんですが、県民にいろいろな呼びかけをする以上、解除の基準も明示するべきだと思うんですが、解除というのはどういったことをクリアしたら解除できるんでしょうか。
(答)これ基本やっぱり医療提供体制の問題ですので、医療の現場が少し落ち着いてきましたということであれば、何月何日に出したアラートについては、現段階においてはそこを申し上げる必要ありませんということを言うことになるかと思っております。
 
(質)感染状況のことで各社さんいかがでしょうか。
 
(質)感染拡大に絡んでなんですけど、保健所の応援体制とか、今、この急拡大でどれぐらいの人に例のリスト化している人に来てもらっているのかとか、その辺のことも教えていただいてよろしいですか。
(答)縦紙を見ていただくと、保健所の応援職員数ということで、1週間前38人だったんですけど、昨日の時点78人ということでありますので、これは数が増えてくれば、また出していくということになるかと思います。
 
(質)まだ余裕があると思っていいんですか。
(答)まだ応援要員は要るっていうことなんですけど、保健所もかなり大変なことになってきているというふうには聞いてますので、場合によって追加で出していかないといけないなと思っております。
 
(質)前に第6波の途中段階での反省点で、人材派遣の方からもお願いするみたいなあれもあったかと思うんですが、もうそれは体制はできていると思っていいんでしょうか。
(答)そこは、はいそうですね。引き続きそれは要請できますので、それ以外の方策も何かないかというのも検討しているところであります。
 
(質)感染拡大のこと、他どうでしょうか。
 
(質)改めて宿泊療養施設、また増やされる予定とかはございますでしょうか。
(答)宿泊療養施設、現段階において、県下に4施設ございます。で、感染者数が今ちょっと試算をしてますけれども、どのぐらいになると増やさなきゃいけないのかということなんですけど、稼働率が6割か7割ぐらいなんです。宿泊療養は出た人、で、次に入る人のために清掃しなきゃいけないんで100パーセント稼働はできないんで、大体6割か7割ぐらいの稼働というふうに聞いています。したがって、現在ある部屋数で6割か7割ぐらいでということで。入っていただく人をちょっと絞っていかなきゃいけないかもしれません。入りたいという希望、今入りたいと希望されている人は全員原則入れているんですけど、今後、ちょっと絞っていかなきゃいけないかもしれないというふうに考えてますが、それであると感染者が大体、新規感染者は2,000人ぐらいでも何とか今の形で持つと。ただ、2,000人がおそらく続くと結構厳しくなってくる、というのがざっくりしたところなんですね。従って、一定の数字が例えば2,000なら2,000が何日間か続いたら、宿泊療養の施設の拡大に着手をしなきゃいけないかなとこんな今イメージです。これについては今詰めているところですので、しばらくしましたら、ある程度の数値を皆さんにお示しできるかというふうに思っているところです。
 
(質)知事、冒頭で2,000人が近いというふうにおっしゃいましたけども、他の県でもそういうふうな傾向が出ていますから、想像がつくんですけど、県としても独自の予想をするだけの何か兆候というんですか、それが見られて、その2,000人というのをちょっと頭に描き始めているということなのでしょうか。
(答)第6波の時の感染者の上がり方というのがありまして、それを第7波で予測をしてみますとというので、東京都みたいにAIとかいうのがないんでですね、計算してみるとという感じなんですけど、7月の今日20日ですから、このぐらいの段階で2,000人を超える可能性があると、7月下旬には2,000人を超えるだろうというような計算にはなるのです。したがって、一つはその計算で2,000をそろそろ超える時期になってきているかなというのが一つと、それから保健所からの情報が色々今朝からも入ってくるんですけど、かなり数が増えてきているようでありますので、ひょっとするとですけれども、今日の午後に発表させていただく数はもう1,000は超えますけど、明日あたり2,000を超えてくる可能性もあるというふうには思っています。理由は先ほど申し上げた2つですね。
 
(質)感染状況はいいですか。
 
(質)先ほど、会食については特に制限ないというふうにおっしゃっていたんですけども、も一つ県民割の方は病床使用率が40パーセントを超えたらどうするかっていうのは今までとお変わりないでしょうか。お伺いします。
(答)結論から言うと、40パーセントについては、一つの指標にはまだならないのかなという感じであります。他の県の様子を確認してみましたけど、例えば59パーセントになってても、県民割を止めてないとか、49パーセントでも42パーセントでもというところは結構あります。56パーセントでも止めてないところもありますし、63パーセントでも止めてないところがある。他県の状況が全てではないんですけど、先ほどちょっと申し上げましたけど、やっぱり命を守れるかどうかというところがポイントであると考えていまして、病床使用率50パーセントを超えると、一般の救急医療に影響が出てきますので、50というのは一つの指標かなと思っています。で、行動制限というのを何なのかというので、定義はちょっとしっかり考えないといけないんですけど、ブレーキとアクセルというふうに考えた時に今は県民割やってますんで、アクセルを踏んでいる状態です。アクセルを戻すかどうかというところが次のポイントになってくると思っていまして、それは病床使用率50パーセントが一つの指標になるかなと。ただし、50パーセントになったので、直ちに県民割を停止しますということになるかどうかは、その時の病院の状況。これを見ながら、これもう本当にまずいねということであれば、県民割の販売を停止をするということも出てくると思います。で、その時にもう一つ考えなきゃいけないのは県民割ってブロック割と、それから県内割がありますね。これを段階的に新規の発売を停止するということも考えられるだろうと思っております。いずれにしても、病床使用率、今のところはですけど、50パーセントというのが一つのメルクマールというか指標、分水嶺になるのかなとは考えています。
 
(質)第6波がちょっと落ち着いてきて、第3弾、第4弾を始めるときに、もし40パーセントを超えたら中止も視野に入れなければいけないってことを以前おっしゃっていたと思いますが、それが今日は50パーセントが指標になるってのは、40パーセントから50パーセントに考えが変わったのは、やっぱり他県の状況とかを見てということでしょうか。
(答)そうですね。一つは40パーセントからやり始めた方が医療の現場にとっては苦労が少ないんですけど、しかし50パーセントぐらいまで何とか頑張ってやっていただけるのではないかということを考えたのが一つと、それからもう一つは他の県の状況も見ながらですね、やはり経済は今回、オミクロン株の場合はある程度回すことができるというふうにも思っていますので、それで40というふうに以前申し上げていたものを50パーセントにしても大丈夫なのではないかと考えているところであります。
 
(質)県民割で、県境をまたぐ移動によって感染が広がっているわけではないという認識もあったりするのでしょうか。
(答)そこはですね、実は今回、感染者数が多すぎて前みたいにオミクロン感染者の原因特定まで至らないのです。よくわからないというのが事実でありますので、場合によってアクセルを緩めないといけないということになってきたときに、まずやるのはブロック割の新規発売の中止ではないかなと思っています。県内割も一気に止めてしまうって考えもありますけど、そのときの感染状況であると思っていまして、今のタイミングではブロック割をまず新規発売を停止して、それから次に県内の県民割、これを停止するという段階を踏んでやっていけるんじゃないかと考えております。
 
(質)今日1,000人を超えるというのは、過去最多を更新するまでは至らないですか。
(答)今日ですか。
 
(質)はい。
(答)今日はまだ過去最多ではないと思います。数字は1,224をまだ超えていないという数字だと聞いています。
 
(質)それからアラートなんですが、具体的にはどのようなことを県民に対するお願いになるのでしょか。
(答)すみません。
 
(質)アラートについて、県民に対するお願いというのは、具体的にどのようなものになるのでしょうか。
(答)まず、感染状況が増えてきて医療の現場がかなり逼迫化してきました、ということをお伝えするということと、それから行動について感染防止の行動をとってくださいと、先ほど申し上げましたけれども、それを再度お願いするということになろうかと思っております。
 
(質)病床使用率50パーセントが一つの指標になるというところの確認で、50パーセントを超えたからといって、直ちに県民割をどうにかするのではなくて、50パーセントを超えたうえで、さらにどういうことを考慮すると県民割を停止することになったり、行動制限をお願いすることになるのでしょうか。
(答)もう一度再度のお話になって恐縮ですけれども、第5波のとき、それから第6波のときは50パーセントを超えて10日後ぐらいに緊急の患者さん、救急で運ばれてきた患者さんの受け入れが困難になってくる事態が出てきております。さらに申し上げると、やはり50パーセントを超えて10日後ぐらいに三重県で設置をしました臨時応急処置施設、これを開設すると、これは、すなわち現場の救急が逼迫化しているということなんですね、ということですから50パーセントを超えると、ほぼ確実に10日後ぐらいに救急が受け入れにくくなってくる、こういうふうになるわけなんです。したがって、50パーセントということになると、これは医療に影響がかなり出てきているというのは、まず過程として出てくるんですけれども、そのときにですね、各病院の状況を確認します。実際に救急がもう受け入れられなくなってきているのかどうか、それを確認したうえでということであれば、県民割についての新規の発売を停止するというようなことをお願いすることになっていく、こういう手順と考えております。
 
(質)今のところの確認ですが、知事がおっしゃったのは県民割の新規販売の停止ということですから、既存の発行されているクーポンについてはですね、その効力はそのまま認めるということでいいんでしょうか。
(答)これはその時の状況によると思います。かなり病院相当大変なことになっているということになりましたら、まずは新規の発売を停止するということになると思いますけれども、場合によると、第6波のときそうだったように、使用についても使用を止めていただきたいということを要請することになる可能性もあると思います。
 
(質)県民目線でいうと、そのときにキャンセルポリシーがどうなるのかということになると思うのですけれども、例えば旅行の直前ですと宿泊費とか100パーセント返ってこないと思うのですが、そこについては県としてどのように対応するのですか。
(答)これは第6波のときもキャンセル料を公的部分で負担をするというのは確かあったと思いますので、そのときはですね、また第7波においてそういう事態が生じてくれば、キャンセルについて補填をするということも考えないといけないかなというふうに思っております。
 
(質)感染のこと他によろしいでしょうか。
 
○第2回四日市コンビナートのカーボンニュートラル化に向けた検討委員会の開催について
(質)発表事項の2番目が四日市港のコンビナートの件でしたが、幹事社から特にないですが、各社さんいかがでしょうか。
 
(質)コンビナートの検討委員会ですけど、分科会を二つ立ち上げたというふうなお話だったと思うのですが、これはいつごろから立ち上がっていて、どういった性質のものなのかというのをちょっと教えてください。
(答)第1回の後に二つの部会が立ち上がって、もうそれぞれ2,3回議論されているというふうに聞いています。これにつきましては、今日の会議で具体的な話をその会議で初めてしたいというのが参加企業の意向でありまして、この場ではちょっと申し上げられないという感じになっていますが、各会社がどんな点で協力できるか、あるいはこんな点で他の会社に協力してほしいという項目がございまして、主として二つぐらいございまして、それを呼びかけられた企業があって、その関係で各社が集まって議論している、こういうものであります。
 
(質)ちょっとカーボンニュートラルとは直接は関係ないと思いますけど、四日市の判決から50年というのが7月24日に迎えると思うのですけれども、改めてちょっとその50年を迎えるにあたって、コメントがあればお願いします。
(答)想いですね。
 
(質)はい。
(答)7月24日が1972年のですね、四日市公害裁判の判決から50年となる節目の日でありまして、四日市公害の教訓というのはこれはその後ですね、県内でも全国でもそうですけれども、これを元にして公害というのは撲滅しなければいけないと、そういったものが発生することから防いでいかなきゃいけないということ、それから、その意味でも今回時代の要請でもありますカーボンニュートラルこれをしっかりとやっていこうということにつながっていることもあるというふうに考えています。それから、四日市公害で、まさに今も苦しんでおられる方がおられますので、その方々への思いは決して風化させてはいけないと思います。こういったことを二度と起こしてはいけないという気持ちを新たにしながら、カーボンニュートラルの議論もしていくべきだというふうに考えているところであります。
 
(質)よろしいですか。
 
その他項目に関する質疑
 
○全国知事会議in奈良
(質)幹事社から発表項目以外でお聞きします。全国知事会が奈良県でありますけれども、知事としては参加されるのかと、参加された場合どういったことを県として訴えていきたいと考えていらっしゃるか教えてください。
(答)参加させていただこうと思っております。さまざまな項目がありまして、どんな話をするのかって今まさに議論中ですので確定はしておりませんけれども、私どもからお話をさせていただくとすると、一つ代表的なものを申し上げると、やはり人口減少対策であろうと思っています。具体的な方策については、これから我々も議論するわけでありますけれども、少なくともさまざま分析をし始めておりますし、それから既に人口減少に取り組んでいる市町にですね、市町さんにも行かしていただこうと思っています。どんなところが論点になるかというあたりをお話させていただく機会はあるかなとは思っているところです。
 
(質)各社さん、他にありますか。よろしいですか。じゃあ、第二さんお願いします。
 
○第2回四日市コンビナートのカーボンニュートラル化に向けた検討委員会の開催について
(質)今日の四日市のコンビナートの関係の会議ですけど。さっき、2つの部会とおっしゃいましたけど、その2つの部会の概要というのはどういう感じですか。
(答)それはですね、参加企業との関係でここでは言えないということになっていまして、会議の場で明らかにさせてくれというのが企業からの要請なんですね。
 
(質)テーマも駄目。タイトルというか。
(答)テーマも。なんかそんなことのようです。
 
(質)例えば、港湾について話すとか。
(答)テーマについていうと、詳細は申し上げられないんですけど、コンビナートの生成物の。コンビナートでできてくるものがあるじゃないですか。中途段階の生成物。それの共同利用みたいな、そんな話というふうに承知をしております。
 
(質)それが2つに分かれるんですか。
(答)ええ。ですから、生成物を共同で利用しましょうみたいな話が、そのものが2つあるというふうに考えていただいたらいいのかなと思っています。
 
(質)あと、今日の会議のタイムスケジュール、一部、意見交換までは公開じゃないですか。大体おおむねどのくらいまでが公開でどのくらいから非公開ですか。
(答)それは大体わかります。
(答:雇用経済部)2時から開会でございまして、3時まで公開しております。3時以降、先ほどの部会の関係の報告がありますので、そこから非公開とさせていただきます。
 
(質)ここで1回、休憩入る。
(答:雇用経済部)休憩は予定しておりません。
 
(質)入らない。
(答)あれかな、「報道の方はご退室ください」という形になるのかな。
(答:雇用経済部)はい。3時から。
(答)それで会議は続いていくということなんですかね。
(答:雇用経済部)はい。
 
○県立大学の設置要望
(質)あと、発表以外なんですけど、北の地域とか南の地域とか県立大学の設置要望が来ていますけど、率直な知事の受け止めはどうですか。
(答)それぞれの地域で県立大学の必要性についてご議論されて要請があるんでしょうねということですね。それぞれのご要望を確認しながら、県では去年から、県立大学の必要性について議論していますので、今後も調査を続けていくということかなというふうに思っております。北と南だけではなくて、真ん中あたりでも、現在、教育機関を持っている基礎自治体の方から、それを県である程度支援をしてくれないかという話もありますので、2つ、3つ、県での大学施設についての要請があるのかなというふうには思っているところであります。
 
(質)率直な感じ、要望してくるならつくってくれという要望だけじゃなくて、具体像を持って練ってきて、県だって今、地方自治体は国予算要望の時、政策要望という形で細かくやるじゃないですか。それと同じように、それぞれの地域特性を生かした設置案みたいなのを持ってきてほしいとは思われませんか。
(答)要望はいろんな形がありますので、まず、例えば南で言うと人口減少のために、もし県立大学をつくるのなら南に持ってきてほしいというのも、それはそれで要望としてあるかなと思いますね。実際に県立大学を仮につくるというふうになったときに、三重県はお金がないので、それは結局、県の財政支出だけで無理なんですね。そのときには、自治体の方々にどのぐらいお金を出していただけますかねみたいな話になってくるので、実際に方向性が決まってから、またお話を進めていくことはあろうかなと思ってます。要請については何とかしてほしいという要請もあるし、実際に我々こう考えているのでという、どちらもあるとは考えています。
 
(質)財政面で、もともと三重県立大学だったのが財政負担軽くするということで、国立大学になっているじゃないですか。そういうのからいくと、今回あくまでも県立大じゃなくて、国立大を、独立機構ですけど、その辺の設置を国に働きかけようという案は、今のところないんですか。
(答)今はないですね。検討していく中で出てくるかもしれません。ただ、国も国立大学機構もそんなに余裕があるわけではないとも思いますし、そこを働きかけるかどうかは今後の検討になると思います。
 
(質)これ、タイムスケジュールとしては、一応必ずしもつくるありきじゃなくて、つくるかつくらないか含めて、その結論出るのは本年度末なんですか。
(答)今年度末に、本当に結論が出るかどうかですけど、調査結果が取りまとまるという感じになろうかと思っています。
 
(質)ということは、場合によっては次年度に結論持ち越しということもあるんですか。
(答)可能性としてはあるかもしれませんね。
 
○全国知事会議in奈良
(質)あと、さっき出ていた全国知事会「奈良」なんですけど、これだけ今感染者増えている状況の中で、基本、対面というふうに書かれているんですけど、これについて事務局奈良県等を含めて、やっぱりリモートにしようよとかいう話は今のところないんですか。
(答)ないですね。人が動くことでコロナに感染するということではないだろうと思っていまして、私自身ですね。マスクを外してエアロゾル化するウイルス、あるいは飛沫の中に含まれるウイルスが、感染の引き金になるんやろうなというふうに思ってますので、対面だから駄目ということではないとは思っていますし、今、知事会の担当部局に話を聞いてみても、リモートにしようという話が出てるとは聞いてませんので、恐らく今の段階ではリアルでやるのかなと思います。
 
(質)知事ご本人としては、これを対面でやることに、今のこのコロナの感染段階で、それについてはどう思われますか。
(答)違和感はないです。ただ、マスクはやはりちゃんと着けないかんなと思いますね。
 
○新型コロナウイルスの感染状況等について
(質)この7月になって増えてるのが、やっぱり参院選でいろんな集会をやったというふうなこともあるんじゃないかというふうなことをおっしゃる医療関係者もいらっしゃるんですけど、その辺はやっぱり人が集まるうんぬんというのが、人流という形じゃなくて、あれだけ、例えば参院選みたいに固まると、そういうのはお考えにならないですか。
(答)人が集まってマスク外して話をするというのは、やっぱり感染の原因になるやろなと思います。6月22日でしたかね。告示日から、しばらくは伸びてないので、参議院選が直接の引き金になったかどうかはわからないところではありますね。
 
(質)何か伊勢志摩で一時増えたのは、それが原因じゃないかという話も飛んでいたりするんですけど。
(答)そこはちょっとよくわからんとこですね。
(質)そうですか。
 
○海上保安庁での勤務経験等
(質)あと、この前、広島県の湯崎知事が来られた時に、伊勢志摩サミットの時に海上保安庁に知事がいらっしゃって対応されたというお話なんですけど、あの時、現地へ海保の職員として来られてたんですか。
(答)いえ、私はその前の年の11月に視察に行きました。当日、当日というか現地には私は入ってないですね。
 
(質)実際、開催時の時に現地には入られてない。
(答)入らずに、そこは本庁におりました。
 
(質)サミットそのものが決まって、海保に関わる、確かあの時に海保の長官と警察庁長官と外務省のサミット担当審議官が三重県出身か何か、三重県にゆかりのある人たちが揃ったというか、揃えたと思うんですけど。私たちは前の鈴木知事から説明を受けましたけど。
(答)いえ、それはないと思いますね。海上保安庁長官は、当時は三重県ゆかりの人ではないですね。
 
(質)そうでしたか。
(答)ええ。警察庁長官も違ったと思います。西村さんはあの時、宮内庁にもうおいでになられたと思います。
 
(質)西村さんはでも三重県出身ですよね。
(答)出身ですけど、あの時はもう宮内庁次長か何かですから、サミットとは直接関係なかったと思いますね。
 
(質)ちょっと海保の長官人事でお聞きしたいんですが。知っている範囲でいいんですが。今回、石井さんという国交省キャリアがはまったじゃないですか。長官になられた。2013年から菅さんが官房長官の時に4代にわたってプロパーに切り替わってきてますよ。前長官が奥島さんですか。そこから今回、石井さんになられて、この切り替えというのは何かウクライナの情勢とかいろいろあって、やっぱり事務屋である程度、締めなきゃいけないよねとか、何かそういう変更があるんですか。
(答)ここはよく私も聞いてないんですけども、海上保安庁の保大出身者には保大出身者のメリットがやっぱりありますし、それから事務キャリアには事務キャリアのメリットもあるので、石井長官が事務キャリアの出身といいますか、事務キャリアから長官になった、久しぶりに長官になったということなんですけど、それはさまざまな他の交通モードの経験もしているとか、そういうのもあったんじゃないかと思いますね。ウクライナは直接の引き金ではないのかもしれません。
 
(質)石井さんとは職場が同じだったことは。
(答)そうですね。前任後任だったこともあります。名古屋の自動車部長も前任後任ですし、海上保安庁でも私が総務部長の時に、彼が政務課長、総務課長をやっていましたので、海上保安庁の中でも重なっていますね。
 
(質)だから経歴として、今回、石井さんも海上保安庁次長からなられて、一見知事も海上保安庁次長から内閣府本府の。
(答)海洋事務局長。
 
(質)へ行かれましたけど、そこで本来、制度が変わってなかったら、ひょっとしたら長官だったかもしれないので。
(答)そこは人事ですからよくわからないですね。
 
(質)特にウクライナ絡みで事務屋を持ってきたということではないんですね。
(答)ではないと思います。
 
(質)はい。どうも。
 
(質)よろしいですか。じゃあ知事、ありがとうございました。
 
(答)よろしいですか。はい。ありがとうございました。
 

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