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令和04年12月23日

知事定例記者会見

知事定例会見録

令和4年12月21日
於:プレゼンテーションルーム

発表項目等 

知事の台湾訪問について(発表)
年明け以降の「おいでよ!みえ旅キャンペーン」について(発表)
・三重県生活応援給付事業の実施について(発表)
・新型コロナウイルス感染症(現在の感染状況および年末年始の呼びかけ)について(報告)

質疑項目

・発表項目等に関する質疑
・北海道の障害者支援施設における不妊対応
・高病原性鳥インフルエンザ対策本部
・国の防衛費増額
・日本銀行における金融緩和策の一部修正

発表項目等

(知事)おはようございます。今日、私の方から4点申し上げます。ちょっと項目多いので。
 
まずは、台湾の訪問の件でありますけど、私、初めて海外出張ということで、1月の7日から11日にかけて台湾を訪問することになりました。産業、物産、観光のトップセールスをやってくるということであります。あと、MOUをもう既に締結しているところがあるんですけど、そこと会談をしてくるということですね。コロナも収まってまいりましたので、対外的な関係もあります。企業誘致もありますし、それから観光客の誘致もありますので、行って三重県の良さを訴えてということが主な目的であります。それ以外にエアラインも訪ねてきます。これは、コロナで減便をされているものですから、その復便もお願いをしてくるということ。それから、コンテナの定期航路を運航している会社も、いくつもあります。それもほぼ同様でございますけれども、便が減っているところがありますので、復便をお願いしてくるということであります。MOUを締結をしているところの交流再開としましては、台湾の高雄市の市長さんを訪問します。それから、台日産業連携推進オフィスというのがあるんですが、これは日本でいうとジェトロみたいな組織と聞いていますけど、そこを訪問をしてくるということであります。1点目の台湾訪問については、以上であります。
 
2点目でありますけれども、全国旅行支援の新年版ということでありまして、これは国でも発表していますけど、三重県でも実施をしますということでありまして、全国旅行支援は、10月11日から実施をしています。もう既に100万人以上の方にご利用いただく、予約ベースですけど、いただいているということで、感謝を申し上げたいと思います。その前の県民割が4月からやっていましたけど、これが71万ですから、10月からの全国旅行支援は既にそれを上回る方々に予約をいただいて、三重県に来ていただいているということであります。年明けですけれども、今までの全国旅行支援より少し割引率が下がったりとか、クーポン券の金額もちょっと抑え気味になっております。これも全国と同じでありますが、1月の10日から今の予定では3月の30日ということで、キャンペーンを実施したいと思っております。12月の23日以降、準備ができたところから予約受付を開始するというものです。それから地域クーポン、今回、今まで紙やったんですけど、電子クーポンを導入するということであります。このメリットは、今までは紙の場合は1,000円単位で釣り銭なしということだったんですけど、これも1円単位で利用することができますよということと、それから紙は紛失してしまうことがありますけど、スマホを紛失したらあきませんけど、スマホの中に入っているので煩わしさがないということですね。その2点のメリットがあるということであります。こういった形でキャンペーンを実施いたします。
 
3点目ですが、9月の補正で県議会で承認をいただきました、生活応援給付事業であります。物価高騰で苦しんでおられる低所得のひとり親世帯を支援するということで、県議会でご了解いただきまして2万円の電子マネー、または商品券を給付する事業でございます。予算額としては2億9,200万円の予算であります。対象世帯は、県内で12,000世帯を想定しておりまして、電子マネーWAONを想定しています。WAONと、それからJCBの商品券ということでありますけれども、これをご希望を確認しまして、お届けをするということであります。対象となられる方につきましては、12月23日以降、県から意向確認票をお送りします。WEBあるいは郵送、いずれかの方法でお申し込みをいただきまして。だいたいお申し込みいただいてから3週間ぐらいでお手元に届くということでございます。時期的に1月になってからということになると思いますけど、新学期に向けて学用品でありますとか、生活用品の購入に使っていただいたらというふうに思います。
 
最後ですけど、コロナの感染状況です。今日の数字ですけれども、4,160人程度ということで4,000を超えました。4,000人を超えるのは8月の24日以来、約4カ月ぶりということであります。ですので、年末にかけて人出も増えてきております。それがこの数字に表れているんちゃうかなと思いますけど、感染防止、感染予防はぜひやっていただきたいと思います。特に打てる方、ワクチン接種。私も先週土曜日に打ってきましたけれど、ワクチンをぜひ打っていただきたいと思います。ワクチンを打っていただきますと重症化予防とともに、ワクチンを打って数カ月の間は、感染防止にもなると、予防にもなるというふうにも言われておりますので、ワクチンを打っていただければと思います。それから、年末年始、帰省、あるいは旅行をされる方、増えてくると思います。無料検査場も設けておりますので、お使いをいただいて、現在の体調、それと感染の状況を確認をしていただければというふうに思っております。私からは以上であります。
 
発表項目等に関する質疑
 
○知事の台湾訪問について(発表)
(質)知事の初めての海外訪問に台湾を選ばれたのは、改めてですが11月に日台議連の勉強会があったときに、大阪の台湾の方がいらして知事と会ってお話をされていたと思うのですが、そこでもぜひ台湾にいらしていただき、という話はあったのですか。
(答)ありました。
 
(質)改めて、台湾を初の海外訪問先に選んだ理由を教えてください。
(答)台湾からは、多くの旅行者の方が三重県に来ておいでになられます。それから企業との関係も非常に深いということでございますので、それからエアラインとの関係ですね。多くの旅行客を運んでいただくということもございます。ですので台湾にということでありますし、それから台湾とは三重県は友好関係を結んでおりますので、したがって台湾にということになります。
(答:雇用経済部)台湾と友好関係は結んでいません。
(答)失礼しました。友好関係は結んでいませんでした。非常に関係が深いということで、台湾に行くということにしたわけであります。
 
(質)ただ、正式に外交の関係がないですね。
(答)ないですね。
 
(質)今、中国と台湾の間での緊張関係も続いている中で、知事がなぜ台湾に行かれるのか。それとは関係ないのですか。
(答)そうですね。正式な国交はないですね。ないですけれども、国の機関も台湾に行っておりますし、行ってはいけないということではないので、関係が非常に深いし、旅行客もたくさん来ていただいています。それから日本からも旅行者は行っています。それと企業の関係ですが、今回訪問をする中には半導体企業も入ってまして、UMCさんに訪問する予定にしています。桑名に工場が日本法人もありますけど、ユナイテッド・セミコンダクター・ジャパンさんになりますけど、展開されていますので今の工場をぜひ継続していただくとともに、規模も大きくしてくださいということも言いに行きたいと思います。
 
(質)台湾訪問について質問があればお願いします。
 
(質)さっき出たUMCさんについて、先週出た半導体のネットワークの動きもあったこともあって台湾を選んだのもあるのですか。
(答)ほぼ並行していますね。そういう意味では半導体のこともなくはない、ありますね。
 
(質)これも大きな目的の一つ。
(答)一つではありますね。半導体のこの間のプラットホームを作るという話と、それが台湾の訪問と同じ時期に動いていましたので、もちろん関連してます。
 
(質)関連なんですけど、UMCを訪問してこっちの日本法人にある桑名のUSJCさんに、どんな働きかけをするのですか。
 
(答)USJCさんに投資をいただいているわけでありますけれども、USJCさんは土地に余裕があるというふうに聞いておりますので、そういう意味では更なる投資のお願いをしたいと思っております。
 
(質)人材を促進するとかもあるんですか。例えば、UMCで働かれている方をUSJCの方に持ってきてほしいとか。
(答)それは規模を大きくすれば、恐らくある意味親会社ですから来られることになると思います。むしろ人に来てくださいという話よりは、規模を大きくしてくださいということですね。恐らく向こうからは工場を仮に大きくしたときに、人材確保できるのかという話は出てくると思います。それについては、この間のプラットフォームで議論し始めますので、体制をこれからしっかりと整えていきますということですね。
 
(質)台湾というと、デバイスで言えば鴻海、シャープと関係の深いというかそのものですけど、そちらへの訪問なり、あるいは働きかけという予定はあるのですか。
(答)液晶関係ですね。今回は鴻海は入ってないですよね。
(答:雇用経済部)入ってないです。
 
(質)改めてですけれども、初めての海外訪問に台湾を選んだ理由と、なぜこの時期なのかということについて教えてください。
(答)台湾を選んだ理由は、三重県と関係が非常に深い。観光でもそうですし、それから半導体でもそうです。さらに今ポートセールスですね、これ両方の意味でのエアポートとシーポートですけれども関係があります。運航会社がありますからね。そういう意味では行って、これからもコロナは世界的には収まりつつあるところでありますので、これから観光もそれから経済交流もして行きましょうということを、お願いに行くという意味があるかなと思いまして、台湾を選ばせていただきました。それからもう一つは。
 
(質)年明けのこの時期に行かれる理由は。
(答)時期的には大体このぐらいで、議会も閉会をしておりますし、業務的にも少し落ち着いてくる時期ということですので、年明けとそれからゴールデンウイーク前後と大体あとは夏ですかね。ただ、夏はバカンスになってしまうので、外国の場合はですね。ですから、時期的には年明けとそれからゴールデンウイーク前後そんな感じでしょうかね。
 
(質)重ねて伺いますけども、先日名古屋の方から中国とアメリカの総領事さんが訪れての直後になりますけれども、特に国際関係緊張が高まる中で、知事が公式訪問で初めて台湾を訪問するということで、何かこう影響を与えるようなことがあるんじゃないかと思いますが、そこは何か懸念とか、あるいは思いがあるものでしょうか。
(答)地方自治体ですから、別に外交をやっているわけではないので、あるいは領土領海警備をやっているわけでもないですから、そういう意味では特に大きな問題はないと思いますけど、影響はないと思います。
 
(質)他に質問はよろしいですか。
 
(質)報告事項の中の一番最後とも関係しているんですが、今コロナの状況が世界的にはという話ですが、三重県の状況を見ると4,000人を超えているわけで、まだまだ増加傾向かと思います。そういう意味では、このタイミングで海外も含めて行かれてというのは、県民に与えるメッセージという意味ではどういうふうに捉えていますか。
(答)経済はいずれにしても回していかなきゃいけない。その経済を回すことの一環で、外国訪問をするというふうには考えています。今のところ、コロナの感染者数は増えてきています。病床使用率も徐々に上がってきていますけれども、緊急に何か手を打たなきゃいけないというところまでは、まだ幸いなことに至っていないということです。状況が変わってきたら、また別の判断もあるかと思います。
 
(質)海外に行くこと自体が、コロナの感染拡大に関係があるというわけではなくて。
(答)そうですね。
 
(質)対策を取っていれば。
(答)対策を取りながらやっていくということですね。おっしゃるとおりですね。
 
(質)他によろしいでしょうか。
 
○年明け以降の「おいでよ!みえ旅キャンペーン」について(発表)
(質)みえ旅キャンペーンについてお聞きします。今、実施中の全国旅行支援は100万人以上の方が利用しているということで、年明け以降のものになると、割引率とか金額が少し下がると思いますが、どのくらいの方が利用すると見込んでいますか。
(答)今までの全国旅行支援は102万人の方に利用いただいています。10月からですので、ほぼ3カ月弱ですね。今までの全国旅行支援の金額って分かりますか。予算額。
(答:雇用経済部)この3カ月で約100億円です。
(答)3カ月で約100億円の予算を用意しています。今度は42億円です。ただ見ていただくと割引率が変わりますので、予算規模的にはですね、ほぼほぼ似たものになります。ですから、旅行需要が変わらないとするならばですが、割引が変わったから行かないという人が仮にそんなに多くいないとすると、同じぐらいの数字だと思いますけど、人数的にはもうちょっと少なくなるかもしれません。どのぐらい想定していますか。
(答:雇用経済部)1月10日から3月末で約65万人という想定をしています。
 
(質)年明けから電子クーポンを始めるということですが、これは三重県独自のものですか。全国的に電子クーポンに変わるのですか。
(答)聞いておりますのは、他の県でも電子クーポンを使い始めていると聞いてますので、三重県だけというわけではないですね。
 
(質)紙のクーポンはなくなって、電子クーポンのみになるのですか。
(答)これはなくなるんですか。
(答:雇用経済部)今までお配りしておりました紙の形ということではなくて、今、映っているような画面をプリントアウトしたものをお使いいただいて、どうしても電子クーポン使えない方は、そちらを利用するお店に行っていただき、QRコードを読み取っていただくという仕組みになっておりますので、今までの形のクーポンはなくなりますけれども、電子クーポンだけということではございません。
 
(質)みえ旅キャンペーンのことで質問があればお願いします。
 
(質)今の旅行業界の現状認識といいますか、コロナ禍からの回復状況について知事の認識を教えていただきたいのと、あと国の事業なのであれなんですけど、こういう支援というのはいつまで続けるのが適切かと思われていますか。
(答)回復状況については、いろいろなところで旅行業界の方とお話をしますけれども、かなり人手は出ているというふうに聞いております。秋口もコロナ前を上回っている感じがするというふうにおっしゃっておられる旅行業界の方もおいでになられましたので、随分回復してきたかなという感じです。ただ、ここに来て第8波で三重県の方は割と慎重な方が多いので、ちょっと足が止まり始めている、そのがくっと止まったという訳ではないんですけど、少し鈍くなってきているかなということをおっしゃっておられる方もおられるという状況で、決して全体としては悪くないというふうには思っています。それからもう一つは。
 
(質)こういう支援というのはいつまで続けるのが適切かと思われますか。
(答)これ一応3月30日までということなんですけど、それを見ながらということかもしれません。コロナがある程度収束、第8波が終わって第9波が来るかもしれませんけれども、それでも旅行は行ってもいいんだという意識を国民の方々が持っておられるということになってくると、この事業というのはなくなってくるかなという感じはしています。
 
(質)みえ旅キャンペーンのデジタル的な使い方って言うんですかね、紙じゃなくてスマホを使いますというと、多分いろいろなデータが残るというそういう効果も得られると思うんですけど、例えばこれをキャンペーン終わった時点で、例えばこの属性を持った人はこういうところに行っているとか記録が残ると思うんですけど、それを例えば今後の観光施策で利用していくというのは考え方というのは、これみえ旅キャンペーンだけじゃないと思うんですけども、何かお考えでしょうか。
(答)今、SNSで三重県の方でQRコードを読み取ってもらって、アンケートに答えていただいたりすることでデータをいただいているというのはあるんですね。このクーポンでデータ収集はありますかね。
(答:雇用経済部)今回のクーポンの中で、そういった属性というものを紐づけるという仕組みにはなってございませんので、直接的にはできませんけれども、先ほど知事おっしゃっていただいた別の事業で同じようなプラットフォームはございます。
 
(質)そちらでじゃあそれ活かしていくということですね。
(答)かなり三重県のSNSのデータ収集、それから情報発信は使われているというふうに聞いていますので、そちらで今のところ大丈夫じゃないかなと思います。
 
(質)他にご質問はよろしいでしょうか。
 
○三重県生活応援給付事業の実施について(発表)
(質)ひとり親世帯の給付のことでお伺いいたします。改めてなんですけれども、低所得のひとり親世帯に2万円分の電子マネーとか商品券を配るっていうその意図というか、狙い、知事としての考えを教えてください。
(答)円安の影響でありますとか、あるいは世界的なウクライナの関係で物価が高騰しております。特にやはり収入が多くない世帯というのは、相当苦しい状況になってきていると思います。電気代も上がってますし、原油費も上がってますし、そもそも日用品の価格も上がっています。そういったところを少しでも支援をしたいということで、この制度県独自の制度でありますけれども、国の物価高騰対策交付金を使いまして、予算額は先程申し上げましたように約3億円の予算でありますけれども、これで少しでも生活が楽になればということでやらせていただいている制度です。多くの方にお使いいただければと思います。
 
(質)給付を受けるには意向確認票を送り返すことが必要というのと、これはなぜ必要なのでしょうか。
(答)電子マネーか商品券か選んでいただくということもありますので、要らないっていう方もひょっとしたらおられるかもしれませんし、送ってくださいという方でも、どちらかの選択になりますので、その意向を確認するということです。普段使っておられる小売店なんかが、どちらかしか使えないっていうことがあるかもしれませんので、確認をしていただければということですね。
 
(質)この件について、質問がある社はお願いします。
 
○新型コロナウイルス感染症(現在の感染状況および年末年始の呼びかけ)について(報告)
(質)最後コロナについてですけれども、今日は4,160人程度で4カか月ぶりに4,000人を超えてくるのではないかということですけれども、昨日は900人ぐらいだったと思うんですが、週間別というか、長期的に見て、なぜ今こういうふうにまた増えてきているのかというのを改めて先ほどもおっしゃっていただきましたけれどもお願いします。
(答)900人の数字はだいたい日曜日ぐらいの感染者をお示ししています、火曜日ですから。今日が月曜日あたりの感染された方が出てくる曜日でありますね。そういう意味では年末年始で人が動いて、それから会食の機会も増えて感染者が増えてきているんじゃないかなというふうに思います。感染する可能性のあるところに行かれる方は十分注意をしていただきたい。それから今、会食の場面でマスクされてる方はこの間も言いましたけども、あまりも見かけなくなってきています。したがって、防御をするためには換気とワクチンしかないんですよね。打てる人はという前提ですけど、ワクチンを打っていただきたいということをお願いしたいと思います。
 
(質)コロナについて質問がある社はお願いします。
 
(質)病床使用率、40パーセントをずっと超えている状況が続いていて、今日4,000人超えますけども、これ50パーセントを超えた場合の、改めての県の対応についてお話しいただけますでしょうか。
(答)50パーセントを超えて、これ以外の状況ですね。例えば、外来とか救急の逼迫の状況、それから社会経済状況も見ながらどうしていくかということを考えていく。どうしていくかというのは、医療逼迫防止対策強化宣言が次の手立てになるんですけど、それを出す必要があるかどうか。これ実は、今出している県はないんですね。病床使用率、愛知県、確か60ぐらい越えていたと思いますが、それでもまだ出していないということもありまして、三重県でこの宣言を出すべく国と調整するかどうか、状況を見ながら考えていきたいというふうに思っております。
 
(質)先週の会見の時点でのペースであれば、その前ぐらいに考えていたよりはちょっと病床使用率が伸びるペースが落ちていって50になるのも遅れるんじゃないかというお話が、先週あたりあったような気がするんですが、今回4,000にも来て、今の時点だとその見通しってどうなっているんでしょうか。
(答)ちょっと前に倒れるかもしれませんね。
 
(質)50になるのがですか。
(答)ええ。なので、とにかく感染予防を徹底していただきたいということを申し上げたいと思います。
 
(質)年内とかもあり得るかもしれないという見通しもあると。
(答)かもしれませんね。今日4,000超えます。明日もそんなには下がらないと。2,000台に下がらないと思いますので、ただ今週前半は2,000台ですので、トータルで見てどうなるかということだと思います。
 
(質)年末に向けての取組のことなんですけれども、岐阜県ですと昨日、医療の専門家を集めた会議があって、古田知事が何らかのメッセージを近く出したいという話もありました。三重県として、あるいは東海三県で、何か年末年始に向けてコロナの感染防止のために何か出されるご予定、メッセージでしたりとか、共同の取組を出されるご予定ってありますでしょうか。
(答)まず東海三県でいいますと、今は特に考えているわけではありません。三重県独自で、年末年始どうするかというのは、今日明日、今日の数字は先程申し上げましたけど、明日、あるいは金曜日の数字なども見ながら、場合によると来週ということになりますけれども、県民の皆さんに呼びかけをする可能性もあると思っています。
 
(質)もう一つ伺いたいのが、先週も伺いましたけども、その時に具体的な対策として何をされますかと言ったら、知事が換気などというお話がありましたけれども、今の段階でも換気の徹底などは県民に呼びかけていますよね。上乗せして、何か県民に求めるようなことというのはお考えがあるんでしょうか。
(答)いや、もうここは皆さんも感じておられるように、やることはやっていただいているということですね。アクリル板なんかも有効ではあると思いますが、最近アクリル板を設置していないところもあったりしますので、その辺よくご注意いただければということぐらいですね。あとは、もし感染してしまった時の準備をしておいてくださいということです。備蓄などですね。
 
(質)他に質問はありますでしょうか。
 
(質)11月25日からだったと思うんですけれど、今、感染防止行動徹底アラートが発令されている最中だと思うんですけれど、これについては今何か、現状、効果があるとか、何か手応えというのは、知事は感じておられるのか。あまりちょっと私自身もたまに忘れてしまったりとか、アラートが今出ているというのが県民にどれぐらい知れ渡っているかとか、その辺の実感というのはありますでしょうか。
(答)11月25日にアラートを出させていただきました。出した時、わりと県民の皆さんから、ちょっとアラート出たよねというのを2週間ぐらいお話をいただいていたことを記憶していますが、確かに今は行動制限ないよねという声の方が多いですね。そういう意味では、年末年始に向けて私どもの方からお願いをしなきゃいけないかもしれないなというのは感じております。
 
(質)お願いというのは、アラートとは別のお願いなのか、改めてアラートを知ってもらうためのお願いなのか、どういうお願いなんですか。
(答)実際に気をつけていただくこと、それから我々が対策として、対応としてやっていること、そういったことを再度、皆さん方にご周知するということですね。
 
(質)他にご質問、ありますでしょうか。
 
その他項目に関する質疑
 
(質)なければ、その他の項目で幹事社から特にないので、各社さん質問がある方、よろしくお願いします。
 
○北海道の障害者支援施設における不妊対応
(質)他紙の報道でもあったんですけれども、北海道の方でしたか、障害者福祉施設で不妊医療というか、されているというのがありましたけれども、三重県内の状況について何か調べられたことがあればお伺いしたいんですけど。あるいは、今後、調査する意向があるかどうかみたいな。
(答)それは、あれかな、担当は今来てないか。ですね。はい。今調べているとは聞いていませんが、ちょっと確認をしてみたいと思います。
 
(質)調査は今後していただけるということですけれども、知事からご覧になって、今回の問題というのは、どういうふうに受け止めていらっしゃるか、所感をお聞きします。
(答)今、北海道が調査に入っているようですけれども、個人の人権、あるいは尊厳というのを考えた時に、やっぱりああいうことはやってはいけないんだろうなというふうに思いますけどね。
 
(質)他にございますでしょうか。なければ、第二さんお願いします。
 
○新型コロナウイルス感染症(現在の感染状況および年末年始の呼びかけ)について(報告)
(質)すいません一つだけ。コロナ関連でテレビ用にちょっとコメントをいただきたいと思います。年末年始に向けて感染防止対策の徹底ということで、県民の皆さんに呼びかけを改めてお願いします。
(答)年末年始、会食の機会も増えますし、それから帰省などで移動される方もおいでになられます。普段会っておられない方と会う機会も増えますので、ぜひ体調に変化を感じられる方は検査をお願いしたいと思います。また、体調変化がなくても無症状でも感染している可能性がありますので、高齢者の方と会われるような場合は、ぜひ検査をしていただきたい。それから可能な方は、ワクチン接種をしていただきたい。今、自分の体を守るためには換気とワクチンを打つということしかない。マスクの適切な利用というのはあるんですけど。ですので、ぜひワクチン接種可能な方は打っていただきたいというふうに思います。
 
○知事の台湾訪問について(発表)
(質)知事の訪台ですけど、台湾訪問。確認なんですけど、もともと結果的に初の海外視察になっていますが、もともと11月でしたっけ。野呂雇用経済部長がスペインに行かれた時に、もともとそれは知事も行かれるという予定だったけども、全国知事会とか、広域会議が出てきたので、結局、知事が行かれなくて、野呂さんだけが行かれたというふうに聞いているんですけど。だから結果的に、台湾を最初から狙い撃ちということじゃなくて、1号目はスペインで、本来ここでまた台湾というふうな形だったと思っているんですけど、思っているというか聞いているんですけど、それでよろしいですか。
(答)そうでしたか。
(答:雇用経済部)今年度のいろいろ行く中では、ヨーロッパ、アジア等を候補にいろいろ検討したということでございます。
(答)私自身は、11月にはちょっと無理ちゃうと言ったような気がするので、事務方は当初11月に知事訪問と考えていたかもしれませんけど、日程的にちょっと難しいねという話をしたような記憶が残っています。
 
(質)でも、事務方が詰めてあの段階で日程が合えば当然スペインにまず行かれているということはあるんですよね。
(答)日程が合えばですけれども、ただ11月は、基本は仕事が忙しいので無理じゃないかと言って、その時に行けるとすると1月と、4月の頭かゴールデンウイーク前後、その辺りじゃないですかという話をしたのを記憶しています。
 
(質)知事のお考えとして、別にまず台湾行きたいということではないんですね。
(答)という訳ではないですね。別に国は問わないですけど、日本とのかかわりが深い、ごめんなさい失礼しました、三重県とのかかわりが深いというのは台湾、スペインあたりですね。
 
(質)冒頭、訪台の発表の時に、コロナも収まってきたのでとおっしゃったのは、台湾のことですか。
(答)台湾はまた一時期増えてきていますので、世界的にということですね。
 
(質)野呂雇用経済部長は付いて行かれるんだけど、増田観光局長は行かれない。
(答)今のところ行く予定はないですね。
 
(質)それはなんでですか。
(答)今のところは、局長が来て特に対応するということがないからということですかね。
 
(質)観光があるんで、逆に野呂さんが行かなくて増田さんが行ってもいいと思うんですけど。
(答)いいですね。
 
(質)それとも、二人では旅費がもったいないのか、二人はいらないだろうということなのか、ちょっとわからんですけど。
(答)旅費もあるかもしれません。
(答:雇用経済部)リスク管理のこともございましたので。
 
(質)リスク管理でいいんですか。
(答)リスク管理もあると事務方は考えているようですけど、別に来てもリスクは管理はできるとは思いますけれども、とりあえず今回は、雇用経済部長が行くということです。初めての海外出張ですので、行った様子で、これは部局長一緒に行った方がいいなというふうに私が判断したら、次からは行くということもあると思いますね。
(質)野呂部長は前回、ヨーロッパへ行かれてコロナにも罹られたので、逆にここは罹ってないなら増田さんをと。
(答)いえいえ、そんなことはないです。
 
(質)あと、高雄とかその辺はわかるんですけど、確か鈴木前知事の時に向こうの衆議院にあたる女性議長とか、今、蔡総統の結構後ろ盾になっておられる議員たちとの交流で、台湾政庁そのものを訪問されたりしているんですけど、今回、台湾政庁を入れていないのは。その辺はうまく日程がつかなかったということですか。
(答)日程がつかないというか、今回、ビジネス、観光の方をメインでアポイントを取りまして日程的にもだいたいそれで埋まってきていますので、そういう意味では今回は、総統府とか、台湾政庁に訪問するというのはやっていないということですね。次回以降、場合によって出てくるかもしれないと思います。
 
○高病原性鳥インフルエンザ対策本部
(質)あと、鳥インフルの本部会議を、昨日やられているんですけど、この年末年始については昨日指示されたかもしれないんですけど、どういうふうな下準備とか。
(答)鳥インフルは、既に今準備を、大きな養鶏場についてお願いをしています。消毒の対応もお願いしていますし、それからもしインフルが出た場合の対応についても、準備方をお願いしているところでありますので。あとは年末年始、休みに入ってしまいますので、事前に準備をしておいて、仮に休日であっても関係機関に連絡をして、すぐに動いていただけるようにしておくということが重要であると思いまして、昨日、そのための会議を開かせていただきました。
 
(質)一昨年、不幸にも豚熱が発生して、1月4日に総動員で、あと、陸自の出動も頼んで処理を、伊賀の農場でしたんですけど、そういう臨戦態勢的なこともある程度、想定はされていると。
(答)そうですね。必要であれば、自衛隊の出動も考えていかないけませんが、その前に建設業協会にお願いをするということも出てきます。建設業協会の方と、この間もお話ししましたけれども、鳥インフルも各県で増えてきていますので、いざという時はお願いしたいということも申し上げました。そういう意味での体制は、今のところはできているかなと思います。
 
○国の防衛費増額
(質)あと、この前、政府税制調査会である程度決まった防衛費の膨らみの増税の話なんですけど、全般に一応出た結論で、知事はどのようなお考えですか。
(答)防衛費については国の専管事項ですので、私は個人的には、あるいはその職としての見解を申し上げるのは控えたいとは思いますけれども、今の国の安全保障を、個人的に申し上げるとすると、安全保障環境を考えると、防衛費の増というのはやむを得ないことかなと思っています。そのための財源をどうするかというのは、これはもうさらに財政的な部分ですので、国の財政的な部分ですので、私からは控えたいと思いますけれども、法人税、それから所得税、そしてたばこ税というバランスを考えて、そういう形でお決めになったのかなというふうには考えております。
 
(質)前回会見で知事が、全体に防衛費が増えるのは国民もある程度認めているんじゃないかと。それは感覚的に、報道とかいろいろなものを見てそういうふうにおっしゃって。防衛費の増えることは問題ないんですけど、要はその財源をどうするかというところで、政府間でも、特に与党間で、各派閥での対立があって、清和会なんかは国債でいいんじゃないかと。逆に、旧宏池会とかは増税でいくというふうなことでせめぎ合っているんですけど、その辺については何かお考えはありますか。
(答)そこも知事の職として考えが特にあるというわけでなく、それは国の判断ですので、個人的に申し上げると防衛費を国債で賄うということは、将来世代にそのツケを回すということなんですけど、安全保障環境が将来的にも治まっているということも、恐らくないでしょう。これから激化する一方ということも考えられると思いますので、今の世代で何らかの財源を措置しておくという考えは、私は妥当な考えではないかなとは思います。
 
(質)コロナが出てきた頃に約100兆かけてコロナ対策をやると。この財源は国債でやっているんですね。それからいくと今回の40兆超についても、国債でとりあえずしのげるんじゃないかという話を清和会の方たちはやっているんですけど。コロナは一時的だと。防衛費増はある程度続くと考えた場合には、やっぱり増税するという方法の方が論としてはとれますか。
(答)そのとおりだと私は思いますね。コロナは現に今、世界的に収まりつつありますよね。何年かのうちに、10年に1回ぐらい、だいたい感染症が出てくるんで、また出てくるとは思いますけれども、そこで国債を使ってというのは一つの考え方であると思います。
 
(質)なるほど。はい。どうも。
 
(質)他に質問がなければ。
 
○日本銀行における金融緩和策の一部修正
(質)利上げの話でお聞きしたかったんですけども、昨日、日銀が緩和を縮小すると、事実上の利上げに動きましたというニュースとして広がりましたけども、その受け止めをお聞かせください。
(答)日銀総裁ご自身は利上げではないというふうにおっしゃっておられますけれども、金利が恐らくこれから上がっていくだろうなというふうに思います。今の円安の状況を見て、それから国内の経済への影響を考えると、少しずつゆっくりと、そろそろとではありますけれども、金利を考えていかなきゃいけないという考えはわからんでもないですね。ただ、今、金利を欧米並みに上げてしまうと、円安は収まるとは思いますけれども、企業への影響は相当出てくるので、そこの様子を見ながらやっていくということではないかと思います。日銀総裁も交代されるのではないかと思いますけれども、その時期の前にいろいろな動きがあるのは、政治的な部分で考えてもあり得るのかなと。これは邪推かもしれませんけれども、思っています。
 
(質)他にご質問はよろしいでしょうか。ありがとうございました。
 
(答)ありがとうございました。

本ページに関する問い合わせ先

三重県 総務部 広聴広報課 報道班 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁3階)
電話番号:059-224-2028 
ファクス番号:059-224-2032 
メールアドレス:koho@pref.mie.lg.jp

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