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令和04年12月28日

知事定例記者会見

知事定例会見録

令和4年12月27日
於:プレゼンテーションルーム

発表項目等 

・新型コロナウイルス感染状況等について(発表)
 1.現在の感染状況および年末年始の呼びかけ
 2.令和5年1月、2月の県営集団接種会場の開設
・障害者支援施設における不妊対応の調査について(報告)
・一年の振り返りについて

質疑項目

・発表項目等に関する質疑
・みえ生活衛生サービスクーポン券の2次募集
・中国におけるコロナ感染者数の公表取りやめ
・知事の年末年始の過ごし方
・知事の来年の抱負
・愛知県とのドクターヘリの広域運用
・政府のエネルギー政策
・東海3県知事会議の開催

発表項目等

(知事)おはようございます。年末最後の定例会見となりました。一年間、お疲れ様でした。お世話になりました。私の方から今日は、3点お話をさせていただきたいと思います。一つはコロナウイルスの関係です。先ほど、本部員会合を開きましたけれども、県民の皆さんに行動制限のない年末年始ということで、感染防止に気をつけていただきたいということを再度、呼びかけをさせていただきたいと思います。コロナの状況ですけれども、第7波の時の最大が4,673人でございました。第8波に入りましても、4,000人を超える日が出てきております。今日の感染者数ですけれども、これはちょっと落ち着いていますが、1,130人。約1,130人ということです。最近は3,000人を超える日が続いているということでありまして、今日、病床使用率は50パーセントを超える見込みになった、昨日の時点で48パーセントでしたが、今日は50パーセントを超える見込みということです。近隣の岐阜県では強化宣言が出されております。この年末年始、行動制限は特段設けませんけれども、お一人お一人が感染に注意をしていただきたいというふうに思います。年末年始、ご心配になられる方もおられると思いますけれども、お休みなしで24時間の対応も含めまして、感染された方、不安のある方への対応を、私どもはやらせていただきたいというふうに思っております。一つは症状がある方の受診の相談ですけれども、各保健所で設置をしていますセンターで、24時間対応いたします。それから健康相談ですね。発熱というわけではないんだけど、ちょっと心配だという方に対して、療養者の支援相談窓口、これを設けさせていただいているところでございます。ぜひご心配になられた方は相談をしていただければというふうに思います。それから自己検査、これ以前から自己検査で陽性になられた方の登録もできますよと、こういうことを申しておりますけれども、登録をしていただきたい、自己検査ですね。薬局で買われたもので検査をしていただいても大丈夫ですので、検査をしていただければというふうに思います。なお、この療養中の方の相談ですけれども、12月23日から設けております。この窓口は。ということでございます。それから無料検査ですが、これも12月の24日から県内2カ所でやっております。四日市駅とそれから宇治山田駅でやっておりますので、これをご利用いただければというふうに思います。この年末年始ですけれども、私どもで県民の皆さんにお願いしたいのは、特にここですね。「かぜ症状 行かない 会わない うつさない」というキャッチフレーズです。これ、どういうことかということなんですけれども、若い方々、無症状、あるいは軽い症状の方多いです。その方がこの年末年始、帰省をされることもあると思います。あるいは、おじいちゃん、おばあちゃんのところに戻られることが多いと思います。会われることはいいことでありますけれども、もし症状があったり、疑わしいなという時には「行かない 会わない うつさない」で、症状がなくても、高齢者の方に会われる場合にはマスクをしていただく、換気を十分するということをお願いしたいと思います。それから、ワクチン接種。打てる方はワクチンを打っていただきたいと思います。これは国のアドバイザリーボードで先日、発表されました。12月の21日に発表されましたが、2か月ぐらい、ワクチンを打ってから2か月ぐらいの間は、発症を防ぐ割合、感染はしてしまうかもしれないですが、発症を防ぐ割合が7割ぐらいあるというふうに言われています。だから、10人に7人の人は発症しないということです。ワクチンを打って2か月以内であれば。こういう数値がアドバイザリーボードから出されております。打てる人はワクチンを打っていただきたいというふうに思います。それでも、発症しないだけですので、人に感染させる可能性があります。ですから、高齢の方と会われる、特に若い方は、検査をやっていただきたいと思います。検査で自分が感染しているかどうかを常に確認をしていただきたいということです。申し上げたいのは「かぜ症状 行かない 会わない うつさない」。これを守っていただければということです。
 
それから、次の発表事項でありますけど、コロナということで一体ですけど、県営接種会場を設けさせていただきたいと思います。12月やりましたけど、1月の14日と2月11日、これはいずれも津ですけれども、県営接種会場を設けるということにさせていただきたいと思います。先ほどのワクチンを受けていただきたいということの流れでありますけれども。また、市町でも接種をやっていただいておりますので、それもあわせて利用していただければと思っております。予約の開始は新年になりますが、1月5日の午前9時からということで、予約を受付をいたします。ちなみに、年末の12月の17日、18日の県営接種会場はほぼ100パーセントの予約率でございましたので、早いタイミングで予約をしていただいたらいいのではないかというふうに思います。なお、12月に接種券なしでも予約接種をいたしましたけど、接種券なしの方が5パーセント程度で留まっておりましたので、今回は接種券なしでの接種ではなくて、接種券を持ってきていただければというふうに思います。もう既に、市町の方でも接種券は、配布はほとんどされていますので、そういった形で運用をさせていただきたいというふうに思っております。
 
ということでコロナについては以上でありますが、2点目ですけど、北海道の障害者支援施設の不妊対応が報道されております。これに関しまして、三重県の施設は、まだ今、数は精査中ですけれども、知的障害を持っておられる方が入所されている施設が、今159ではないかというふうに思っておりますけれども、私の方から担当部局に調査をするようにということを指示をしたところです。これから、調査のやり方、それから調査時期については、担当部局で検討しまして、調査を行うということになります。これが2点目であります。
 
3点目ですけど、今年の一年を振り返ってということでございますけれども、私の個人的な感想も含めて申し上げます。これは漢字を先に言った方がいいのかな。今年の漢字、先にじゃあ。今年の漢字は「復」という字です。「ふたたび」とも読みますし、「再度」ということですね。そうしたら、こっちの方からいきますね。これでいいですか。はい。いいですか。こちらじゃあ行きます。はい、じゃあ、こちら、いいですか。ムービーさん、いいですか。こんな感じで。オッケー出してください。いいです。はい。ということで「復」という字です。今年を振り返りますと、やはり年初から、コロナの対応に明け暮れたとまでは言いません。去年と比べると、多少戦い方はわかってきたなという感じがしますので、それでもやはり1月、それから7月、8月、それから10月、11月と、コロナの対応は多忙を極めた、担当部局も忙しかったということであります。ただ、第6波の時は、「まん延防止等重点措置」も発出をさせていただきましたが、第7波、第8波は、これは経済を回しながらのコロナ対応であったということです。そういう意味では、この「復」は、一つは経済の復調という意味での「復」であります。それからもう一つ、やはり印象深いのはロシアによるウクライナ侵攻です。今年の2月でありました。自由主義陣営と専制主義陣営との対立ということもありますし、何となく軍靴の響きが聞こえてきそうな感じもあります。日本はまだ大丈夫であると思いますけれども。そういう意味ではこの文字、「ふたたび」というふうに読みますけれども、冷戦構造が起こってきたということもあるかもしれません。また、習近平政権3期目に入りまして、台湾への言動変わらずということでありますので、きちんと対応していかなきゃいけないなという意味。再び冷戦構造が起こってくるんじゃないかという意味での「復」であります。それから、印象に残っているもののもう一つとしては安倍元総理の銃撃がありました。言論の自由への挑戦ということも、ああいうことはあってはいけないことだと思いますし、その後、統一協会の問題ということも議論されたところであります。そういう意味では印象深い事件であったというふうに思っています。何よりも安倍元総理の冥福を心からお祈りをしたいというふうに思っております。4点目、サッカーのワールドカップですね。三重県出身の浅野選手と、それから町野選手が代表に選ばれました。26人に入るということは大変なことだと思います。頑張られたと思います。特に浅野選手は、ドイツ戦でゴールを決められましたし、ウクライナでPKも決められました。すごい活躍をされたと思います。三重県民に元気を与えていただいたというふうに思います。ワールドカップについては、失礼しました、クロアチアですね。失礼しました。クロアチア戦です。ウクライナではないです。クロアチア戦でPKを決められました。それで「復」ですけれども、サッカーでいうとワールドカップの優勝に向けて折り返し点を超えたんじゃないかと。復路に入ったんじゃないか。そのうち、優勝していただけるんじゃないかというふうに思いますので、そういう意味でもあるということであります。私の方からは以上です。
 
発表項目等に関する質疑
 
○新型コロナウイルス感染状況等について(発表)
(質)コロナについて質問させていただきます。先ほどの本部員会議でも出ましたけれども、今日の発表される病床使用率が50パーセントを超える見込みであるということですが、隣の岐阜県では医療ひっ迫防止対策強化宣言が出されているところで、先ほどいただいた資料でも、三重県としても強化宣言を出す基準の一つとして、病床使用率50パーセント以上というのを掲げているわけですが、宣言を出す用意があるのか、国とどういう調整をしているのかということについて教えてください。
(答)現在まだ宣言を出すまでには至っていないだろうというふうに思います。したがって、国との調整もまだ行っておりません。まず、救急搬送困難事例というのがどのぐらい生じているかというのを見なきゃいけないんですけど、ここは先程の会議でも資料がございましたけれども、さほど起こっているわけではないということですね。それから、医療機関もかなり逼迫化していて、新しく救急の受け入れができないという状況でもないということを考えると、50パーセントを超えたから直ちに強化宣言を出さないといけないということではない。様子を見て、場合によっては強化宣言を出すということも考えていきたいというふうに思っております。明日、3県知事会議を三重県の方から提唱させていただきまして、愛知県、岐阜県の知事と会議やろうというふうに思っています。そこでの意見交換の結果も踏まえたりしながら、今後の対応を考えていきたいというふうに考えております。
 
(質)ちなみに、3県知事会議ではどういったことがテーマで、何を決めたいというふうに考えていますか。
(答)まずはやはり岐阜県、それから愛知県の感染の状況ですね。知事同士で確認をします。三重県の状況は私から申し上げますけれども、その上で年末年始を控えておりますので、それぞれの県でどういう注意喚起をするのか、恐らく行動制限というのはあまりないと思うので、どういった形で注意喚起をするのかということを決めていきたいということになると思います。
 
(質)ちょっと今日の発表から少し逸れますけれども、先日の全国知事会に知事も御出席されましたが、一部報道で私は見ていないのであれですけども、千葉県の熊谷知事が無料検査のことについて、不安を解消するための無料検査を廃止すべきだということをおっしゃったというような報道が出ていて、ネットでも検査キットが買えるので、むしろ感染しても安心して医療を受けられる体制を確保すべきで、国のお金を使ってその無料検査をするというのは、もう無くした方がいいというような趣旨の発言をされたようなので、こういう意見について他県の知事からそういう話が出ていることについて、知事はどのように考えていますか。
(答)熊谷知事の御発言については、私は承知をしておりませんでしたけれども、その発言については一つの見識であろうというふうに思います。国の予算を、選択と集中で何に使うかということだと思いますので、一つの見識であろうと思います。この年末年始は、近鉄四日市駅、宇治山田駅で無料検査場を設けていますけど、これはその無料検査場があって助かったという声も聞いております。そこで検査ができるので、特に帰省をしてくる人もいたりするので、私はこの年末年始は一つの踏ん張りどころであるというふうに、特にこの東海地域は地域による違いも出てきていると思います。北海道は既に第8波の山を越えているというふうに見ていますし、それから北陸、東北もある程度もう山を越えている。ただ、落ち方はゆるゆるだらだらなんですけど、というところもありますし、地域の違いもあると思いますが、ここ東海地域に関して言うと無料検査はまだこの年末年始はやった方がいいと私は思います。
 
(質)ピークというのは、三重県は来ているのですか。
(答)まだだと思います。三重県は北陸から大体3週間ぐらい遅れている感じなんです。発症がずっと増えてきたのもですね。北陸、東北地方は北海道より大体3週間ぐらい遅れてまして、ようやく北陸、東北が下り坂に入ってきた感じです。ですから、三重県はこれから3週間後ぐらいに恐らく下り坂に入る。ただ、これ年末年始の人出がありますので、そこは別の要素になってくると思います。それから日本の国内では今下り坂に入っているところで、リバウンドしているところはないですけど、韓国は下り坂に入ってからまたリバウンドしていますので、それを考えるとこれから予断はやっぱり許しません。だから下り坂にそのうち入るだろうからといって、油断してはいけないので、この年末にしっかりと感染防止をやっていただくということが大事かなと思います。
 
(質)コロナに関して質問があればお願いします。
 
(質)県営接種会場を1月も設けて接種を呼びかけるということなんですが、従来これまでですと四日市と伊勢でも会場を設けていました。今回は津だけに絞られた理由と、あと対象人数を700人、500人とされている理由について教えてください。
(答)ちょっとではその辺を。
(答:医療保健部)これまでワクチン接種につきましては、年末年始の流行や第8波の流行を受けて、打っていただくということで会場を設けさせていただいておったところですけれども、年が明けて一定各市町さんの接種会場も確保されておりますし、12月末までに打てなかった方ですとか、年を明けてから接種時期を迎える方の受けていただく機会として設けさせていただきましたので、津に絞った形で実施をさせていただいております。
それと、12月の時点で先ほど知事からも発言がございましたけれども、予約率は結構高かったものですから、500を少し増やして対応させていただこうということで700にしたところです。
 
(質)現段階では1月に一回、2月に一回で今後状況によっては県としては追加も検討していくのでしょうか。
(答)そうですね。状況を見まして、また100パーセントということになれば、3月末までにまた設けなきゃいけないということも出てくると思いますので、そこは検討していきたいと思っております。
 
(質)対策強化宣言の発出基準について教えていただきたいのですが、本部員会議の中で幾つかの基準を設けられていましたけれども、先ほどの知事の発言の中で救急搬送困難事例などを見ないといけないというふうに触れられていて、今回決めた幾つかの基準の中で特に重視したいものですとか、重視するものがあれば教えていただけますでしょうか。
(答)まず医療機関の逼迫状況を名前が示してますとおり、その逼迫状況を回避するための強化宣言ですので、医療機関が今どんな状況かというのが大事であります。それから、それに付随する形で先ほど申し上げました救急搬送の困難事例受け入れがなかなかできないというようなことが続いているのかどうかということです。先ほどの本部員会議の資料を見ていただけると分かりますように、第7波のときには搬送の困難事例が出てきておりまして、かなり高い数字で出てきておりましたけれども、今回そこまでという感じにはなってきておりません。第7波だと1日に8件ぐらいこの事例が出ているときもありましたけど、今はまだ1件あるかどうかという感じですので、そこまでではないということで、この困難事例の件数についても見ていきたいと思っております。
 
(質)先ほどの会議の中でインフルエンザとの同時流行というのもありましたけれども、その可能性とか現状ですとか、改めて呼びかけがありましたらお願いします。
(答)インフルエンザは三重県の中で爆発的な感染状況というふうにまでは至っておりません。ただ、感染されておられる方はおられます。これは11月でしたかね、医療関係者の方々と会議をやったときに、同時流行のときに対応がなかなか難しいということで話をさせていただきましたが、その後の対応で診療機関の診察時間を延ばしていただいたり、あるいは発熱対応をしていただく診療所の数を増やしていただいたりということをしておりますので、十分対応はできる体制は整いました。したがいまして、御安心をいただきたいということと、いずれにしてもインフルエンザもそれからコロナも感染症ですので、対応は同じような対応です。感染防止対策を十分にしていただいて、かかっても安心ということではかからない方がいいに決まっていますので、かからないようにぜひお願いをしたいと思います。
 
(質)先程の本部員会議で私の聞き間違いだったら申し訳ありませんが、医療保健部の方から今は保健所の応援がお願いしなくてすんでいるというお話がありました。
(答)ありましたね。
 
(質)例の100人とかのリストの方を全然もう応援いただかなくて、もう今は保健所の元々の方だけで回せるようになったということですか。
(答)そういうことですか。
(答:医療保健部)今現在は、保健所に各部局から応援職員は入っていないということで、当然保健所の職員だけでなく外部人材の活用ということで、派遣職員とかそういった方にお願いしているのですが、県職員としての応援は現時点では入っていないということですけれども、今後の感染状況によってはということで、本部員会議の場でお願いをさせていただいた次第でございます。
 
(質)それは、例の全数把握のやり方を変えたりとか、そのおかげで随分軽減されたということですか。
(答:医療保健部)全数把握というか発生届の限定化に伴いまして、保健所の方で対応いただく患者の数が変わってきているというところがございますのと、先ほど12月23日から療養相談の窓口ですね、こちらの方をスタートしておりまして、発生届が提出される方については、これまでどおり保健所の職員が健康観察を行うと、一方で発生届対象外の人については一元化した窓口で行うということもありまして、その辺でもそういった保健所の負担というのは軽減されているかと思っています。
 
(質)メッセージの発出の方向というかベクトルというか、ちょっとその意識についてお伺いします。7波と8波は経済を回すことをベースにということを言われていて、この年末年始も恐らくベースは変わらないと思うのですが、一方で先ほどのキャッチフレーズにもあったように、経済を回すのをベースにした上で、感染対策はしっかりやっていきましょうね、という話だと思うんです。その文脈の中で、高齢者に会う場合をマスクと換気を十分しましょうということを言われていて、知事の念頭にあるのは高齢者に対する対策をしっかりしていこうということを意識があるのか、それとも高齢者に限らず全般的に感染対策をしっかりして、ベースでは経済を回していくことですよという考えなのかどちらですか。
(答)後者です。感染対策は高齢者の方と合う合わないにかかわらずやっていただきたい。ご自身のためにもやっていただきたいということです。ただ、特に先ほどの本部員会議でも資料がございましたけれども、お亡くなりになる方の年齢別の構成を見ていただくと、御高齢の方がお亡くなりになる比率が高いです。したがって、若い方は無症状の方が結構おられるというふうに聞いておりますので、そういった方が高齢の方に合われるときには特に注意をしてくださいと言う意味であります。
 
(質)他に質問はよろしいでしょか。
 
○障害者支援施設における不妊対応の調査について(報告)
(質)無ければ2点目、障害者支援施設の件、知事おっしゃいましたけれども。
(答)不妊対応ですね。
 
(質)調査の指示をされたとのことですが、調査を始める目途は決まっているのですか。
(答)これから担当部局で検討して、どんなタイミングで調査するかを決めていくということになります。
 
(質)この件についてご質問がある方はお願いします。
 
(質)具体的にはこれから詰めていくということですけれども、調べる内容としては何か基準にするようなものというのがあったり、あるいはタイムスパンとしていつ以降いつまでの間で調査するとか目途はあるのですか。
(答)今指示したばかりですので、それを受けて担当部局で検討するということになります。内容につきましては、まず事実関係ですね。北海道であったようなことが三重県内でもあるかどうかということを確認する。タイムスパンについては、そんなに時間をかける必要はないだろうと思っていますが、ただ数が159カ所と想定されてますけど、これぐらいの数がありますので、対応していくと少し時間がかかるかもしれないです。それを踏まえながら、担当部局でタイムスパンを決めていくということになると思います。
 
(質)他にご質問はよろしいでしょうか。
 
○一年の振り返りについて
(質)今年の一文字ついてですけれども、先ほどちょっと知事がおっしゃった発言について個人的というか、意見になってしまうかもしれないですけど、ロシアによる軍事侵攻のことを挙げられて、そういう意味で軍靴の響きが聞こえてきそうなところがあって、ただまだ日本は大丈夫だとおっしゃいましたけども、この年末に防衛費の増額が決まりました。それに伴って増税をするという方針も打ち出されています。そういう暮らしを逼迫というか、脅かしてまで軍拡をするのかなというような意見も県民国民の中にあるとは思うんですが、知事として改めてこういう政府の方針が大きく転換する年末になったと思うんですが、そういう政府の方針転換について今までも前々回も前回も知事ご意見を述べられていますけれども、改めて防衛費の増額については、どういうふうに受け止めているのかということを伺いたいと思います。
(答)日本を取り巻く安全保障環境を考えた時に、やはり今の防衛費では対応できないだろうというふうに私は思っています。安全保障の関係の仕事を一時期やった身としてはそう思います。したがって、防衛費は伸ばさざるを得ないだろう、その時期であるのではないかというふうに思います。あとは財源をどういうふうにするかですよね。まず、防衛費を伸ばすべきか伸ばさざるべきかという議論はあって当然だと思いますし、おそらく年明けの通常国会ではその議論がなされると思います。その上で、財源をどうするのか、将来世代に先送りをして借金で対応するべきなのか、安全保障環境が緩むということが考えられないんなら、今この時期に安定的な財源を求めるべきであるということで、政府が出された結論は私自身はそういったこともあり得るものだというふうに思いますね。
 
(質)話題が逸れましたけれども、今年の一文字について質問がある社お願いします。
 
(質)その字を選んだ理由に、三重県で起こったこととか、ご自身のこととか、そういうことは特に反映されてないんですか。
(答)自分のことは反映してないですね。三重県で起こったことというとコロナですよね、コロナの関係でコロナは今年一年大変ではありましたけれども、ゴールデンウィークの観光客の回復状況、コロナ前に比べますとう約75パーセント回復をしている。これは特定の観光地で調べただけですので、県内全域ということではないんですけど、それで夏は8割ぐらい回復しているんですよ。それから10月のこれは観光庁の発表ですけれども、三重県の観光客の宿泊日数でしたかね、この回復状況が9割を超えているということなので、そういう意味では三重県においてもコロナからの経済の復調というのはあると思います。それから、サッカーのワールドカップの話は、三重県出身の浅野選手と町野選手が活躍、代表に選ばれまして、浅野選手がドイツ戦とそれからクロアチア戦で活躍をしてくれたということで、これも三重県に関係があることかなというふうに思います。
 
(質)確認ですけれども、この漢字は知事ご自身が書かれた字ということでいいですか。
(答)そうですね。自分で下手くそな字ですけど、ちょっと頑張って書いてみました。去年も下手くそと言われました。
 
(質)前知事よりはうまいですよ。
 
(質)聞き漏らしてたら申し訳ないです。ウクライナの件と安倍元総理の件と、復という漢字の関連というのは何かあるんでしょうか。
(答)安倍元総理の件は特にないですね。ウクライナの件は、先ほど再び冷戦構造というのが顕著になってきた年じゃないかなというふうにも思います。ロシア、中国というところですね。
 
(質)一年間を振り返ってというお話の中で、2つのことでということですよね。
(答)そうです。復はふたたびと呼びますので、ふたたび冷戦構造が何となく顕著になってきた年という意味で、この復という字には、そういう意味もあるというふうに思っております。
 
(質)つまらないことで恐縮ですけれども、去年は小学5年生以来の習字ということで、凄い練習したっていう話がありましたけども、今年凄く達筆ですけども、何かこう練習されたとか、その字を選ぶに至るまでのエピソードですとか、書くまでのエピソードがもしあれば教えてください。
(答)エピソードは特に無いです。選ぶのは何がいいかなって考えて、先ほど申し上げたコロナ、それからロシアのウクライナ侵攻、それとサッカーのワールドカップで復かなということですね。サッカーのワールドカップは希望も込めて、もう折り返しを過ぎて、もうすぐゴールで優勝するといいなという意味ですね。書く時は親戚の字の上手な人にご指導いただきながら書きましたので、去年は自分で書きましたけど今年は教えていただきながら書いた字です。
 
(質)復の字からは離れて、今年一年、三重県にとってどういう一年だったかというのを簡単に振り返っていただけませんか。
(答)コロナの関係は切り離して話をすることはできないと思います。コロナで相当皆さん苦労された年が続いたと思います。ただ、その中でも観光というのは非常に裾野の広い産業ですので影響も結構ありますが、観光客が回復をしてきたという意味では、経済も回り始めているという気がします。人出もそうですし、あとはそれぞれの業界も物流業界もそれから輸送業界なんかもそうですし、宿泊業界もそうですが経済的には潤い始めているのではないかという気がしています。これは復調の兆しが見えた年であると思います。それから、これからの三重県というふうに考えますと、リニアの駅についても候補地をまだ3カ所ではありますけれども、絞り込んでJR東海に要望したと言いますか、要請を出した年でもあります。将来の三重県の発展を踏まえて、新たなアクションが起こせた年ではないかと思います。さらに今、半導体の産学官の会議も開かせていただきました。これから半導体というのは、三重県にとってだけではなくて、日本全体にとって非常に重要な安全保障的な部分も含めての物資であるというふうに思います。それを三重県で製造する方法について、関係者が集まって議論ができたという意味では、これも三重県の今後の産業界の発展について何らかの希望の光を予期させるような動きであるというふうに思っております。
 
(質)サッカーの話です。先ほどの振り返りの中で、ワールドカップで本県出身の浅田選手が頑張ったというお話がありました。印象に残ったということですけども、同じ代表で出た町野選手が伊賀市へ戻って市長と表敬訪問という場面もあったみたいですけども、今後、そういう予定がありますかということと、なかったにせよ、何らか浅野選手によく活躍されたねというようなことをお伝えするような場面とかもあったりするものでしょうか。
(答)そういう意味では、非常にお二人とも頑張っていただいて、三重県の名前を上げていただいたというふうに思いますので、今、担当部局には話をしていまして、もしそういった感謝を伝えるタイミングがあるのであれば、そうさせていただきたいということでオファーをしたらどうかという話をしておりました。ただ、お二人ともまだシーズン中ですので、お忙しいと思います。どのぐらいのタイミングなるかというのはまだ分かりませんし、受けていただけるかどうかもまだ確定的に返事をいただいているわけではないということですかね。
 
(質)さっきのそれに関連して、感謝を伝えるタイミングがというのは、何らかの県民なんとか賞ほどではないにしても、何かを設けてお渡しするということなんですか。
(答)そういうことを今、担当部局で検討してくれておるはずですので。
 
(質)想定されるとしたら何賞ということになるんですかね。
(答)何かあったと思いますね。にわかに出てきませんけど。
 
(質)すでにある賞で、ちょうどいいものがある。
(答)新しく作る賞ではなくて、今まである賞で、それに基準に合うものは確かあったはずなんです。そんなことでお話をさせていただいているんじゃないかと思います。
 
(質)他にご質問はよろしいでしょうか。
 
その他項目に関する質疑
 
みえ生活衛生サービスクーポン券の2次募集
(質)発表項目外の質問に移ります。すいません、幹事社から1点だけ。先日、みえ生活衛生サービスクーポンが2次募集をするという発表がありました。それは、利用したいと、使いたいという方があまりいらっしゃらないということなのか、それとも県のPR不足なのか。知事としてどういうふうに考えていらっしゃるか教えてください。
(答)私も理髪店に行った時に「ちょっと余っているらしいですね」という話を伺いまして、聞きましたら、やっぱり余っているということで、PR不足というか、期間がちょっと短かったかもしれません。受付をさせていただく期間。確かに2週間程度ではなかったかなというふうに思いますけれども、もう少し延ばした方がいいんじゃないかというふうに思いました。これはちょっと私も相談を受けていたので、その時に指摘をすればよかったかなという反省はしましたけれども、結果、半数ぐらいの、用意した数の半分ぐらいの応募しかなかったので延ばしますということで、期間を延ばすことにしました。また、申請をしていただいてご利用いただければというふうには思っております。
 
(質)例えば、金額面とか利用の仕方、仕組みみたいなところで、ちょっと県民にとって使いづらいとか、そういうことはないですか。
(答)そこは、そんな話はないですね。
 
(質)各社さんお願いします。
 
(質)今の関連であえてちょっと伺いたいんですが、今回、紙形式のクーポンで12月の24日まで申し込んで、紙で発送されるということで、県民の方がもらえるのは1月半ばぐらいからになるということで、なかなか手元にも届かないということもあると思います。電子的な方法をとれば申請も受け取りも、もう少しスムーズにできるのかなとも思うんですけれども、紙でこだわった理由といいますか、県としては紙でやった方がこういうメリットがあるという考えたところを教えてください。
(答)担当来ています。呼びます。ここは私もはっきりと聞いているわけではないんですけど、一般的に紙で出させていただく時のメリットは、あらゆる年代の方が使いやすいということですね。スマホとか対応されていない人もいらっしゃる中で、時には紙の方がいいんじゃないかという話もございますので、そういうことも考えて紙にしたのではないかというふうに思います。また、電子的なものは構築、すごく便利は便利なんですが、構築に時間がかかったりしますので、それも考えたのではないかなというふうに思います。詳細が分かりましたら、また話しますけれども、そういう形でやらせていただきましたけれども、ちょっと申し込みの期間が確かに後から考えると短かったなということも思いますので、いずれにしてももう延ばすということになっております。ご利用いただければと思います。
 
(質)そのクーポンの関係なんですけれども、実際にクーポンは手にしたけれども、普段行っている理髪店、理容店に行くと、うちは対応していないよと言われてしまったというふうなことも耳にするんですけど、これは何かお店の側にサービスを使うように働きかけるようなことであったりというのは考えていたりするんでしょうか。
(答)ご利用いただけるところを登録していただくということにして、お店がご利用できるかどうかは、お知らせを、ホームページなどでお知らせをするというふうになっているんです。お店によってはあまりメリットがないので対応しないとおっしゃっておられる方がおられるのも聞いております。そこを無理にやってくださいというのもなかなか難しいかなというので、とりあえず今のやり方でやらせていただければというふうに思っているところであります。
 
(質)他に発表項目外で質問はよろしいでしょうか。
 
○中国におけるコロナ感染者数の公表取りやめ
(質)コロナの関連で海外というか、他国のことになりますけど、中国が感染者数とかの公表とかを取りやめたということで、ゼロコロナ政策を転換して今までの対策を緩和しているようなところもあるかと思うんですが、今後、例えば旅行者が増えてくるとかと言った時に日本にも来たりということは考えられると思うんですけど、こうした感染者数が公表されてない状況とか、それがいいのかどうか。日本とかでも今、感染者数はカウントはしているんですけれども、今後、続けていくのがいいのかどうかというところで何かメッセージ、ご意見があれば。
(答)中国のやり方は中国で決める話ではありますけど、これだけ感染者が、報道を見る限り、公表をやめてしまったのでよくわからないところがありますけど、報道を見る限り増えているということは非常に脅威に感じるところですね。この時期、冬場ですから、おそらく感染は拡大しやすい時期でもありますし、今までゼロコロナ政策を続けてきたので、感染している人があんまりいないところで、感染力の強いオミクロンで、今までの政策をやめてしまうということですから。それから、しばらくすると春節がやってきます。感染拡大の要素は揃っているので、非常に注意深く見守っていかないかんと思います。特に怖いのは、これだけの感染者数が出てきて、変異株が出てこないかどうかというのはよく見ていかなきゃいけない。これは中国政府に任せるしかないところではありますけれども、という形であると思います。日本で感染者数の把握をどうするかということですけれども、これは2類、5類の話と必ずしも連動はしませんが、ある程度関連性もあったりするのかなというふうには思っていますけれども、今はまだ2類相当でありますし、感染者数は国民の皆さんも、県民の皆さんもまだ知りたいと思っておられると思いますので、今までのやり方を当面は続けるということかなというふうに思います。
 
(質)他にご質問はございますでしょうか。
 
みえ生活衛生サービスクーポン券の2次募集
(答)理髪の。いいですか。はい、紙にした理由。
(答:医療保健部)紙クーポンにした理由については、より広い世代の方に使ってもらうためということです。
(答)ということですね。はい、先ほどお答えしたようなところです。よろしいですか。
 
(質)他にご質問はよろしいでしょうか。じゃあ、第二さんお願いします。
 
○一年の振り返りについて
(質)漢字の一字ですけど、事務方から記者クラブから要請した形にしてくれという要望があったんですけど、それは知事のご指示ですか。
(答)いえいえ。
 
(質)だから、こういうのをお嫌いな方もいるので。知事はどっちかというと、こういう一字で表すとか、あんまり時流に乗るような形なのが、奥ゆかしい亀山人としてはあんまりお好きじゃないから、そういうことを思われているのかなと思って。
(答)そうなんですか。いやいや、私知りませんでした。去年書いたんで、今年も書くのかなと思って準備はしていましたけど、要請してくださいということを言ったというのは知りませんでしたので。
 
○知事の年末年始の過ごし方
(質)あと、風物詩的な質問なんですけど、年末年始はどういう過ごし方をされますか。
(答)年末年始は、こちらに、公舎におりまして、1日は、年始になってからですけど、日帰りで実家に行ってまいります。
 
(質)実家というのは亀山。
(答)亀山ですね。はい。
 
(質)前ちらっとご家族もこちらへ来られるとかいう話ですが。
(答)そうですね。はい。
 
(質)伊勢神宮とかは参拝されるんですか。
(答)いや、特段今は考えていないです。津の近くの神社と、それから亀山のいつも行っとる自分とこの集落の神社に行こうと思います。
 
○知事の来年の抱負
(質)あと、来年、確か知事は干支ですよね。
(答)そうですね。はい。
 
(質)それに向けての何か抱負みたいなものはありますか。新年になって聞いてもいいんですけど。
(答)いや、特に変わらず。年取ってきたので、健康に注意をしながら頑張っていかないかんかなと思っているぐらいですかね。
 
(質)多分この場に、還暦を迎える人間というのは、知事はこれから迎えるわけですけど、私はすでに迎えていますけど、二人しかいないと思うんですけど、この60歳、還暦になるということ自身についての何かご感想はありますか。
(答)戦企部長も同じ学年なので、還暦を迎えるということになります。暦が回ってきて、また心機一転、人生しっかり考えながら県民のために尽くしていくということですね。
 
(質)私事で恐縮ですけど、私なんかが60になった時に、そんなにもう60なのかとかいう感じでがっかりした部分もあるんですけど、60歳を迎える、還暦、還暦と言われると、何かそういうものに対して、もうそんな歳になったのかとかいう感じはやっぱりあるんですか。
(答)確かに60というと、ちっちゃい時はもう相当分別もあって、立派な大人という感じはありましたけど、自分がそうかというとそうでもないので、そういうことも反省しながら、これからの人生も歩んでいかないかんかなというふうに思います。
 
(質)ある議員の方が、今の60は昔の60と違うから、10歳は引かなきゃいけない。だいたい精神的なものも含めて10歳ぐらい若い。要は、60だったら50ぐらいじゃないかというようなことをおっしゃった方があるんですけど、そんな感じですか。
(答)そうですね。それは思いますね。食べるものも昔の人たちとは違いますので、そういう意味では肉体的な年齢という意味では、そのぐらいの感覚が合っているのかもしれません。ただ、精神的には成長しないといけないなというので、日々、これは自分で反省しながら成長するように心がけたいと思っています。
 
○愛知県とのドクターヘリの広域運用
(質)発表項目以外なんですけど、24日に一部報道で、愛知、三重、岐阜共同のドクターヘリの運用という記事が出ましたけど、これはどのくらいまで進んでいる話なんですか。
(答)愛知県さんの話ですかね。三重県には事前にお話はどうもなかったようではありますので、これからということかと思いますけど、愛知県さんが導入されるドクターヘリを三重県なり、あるいは岐阜県さんで使わせていただくというのは、これはある話ではないかなとは思います。
 
(質)その時に運営費の一部を負担するとか、そういう細かい話はまだこれからということですか。
(答)そうですね。その時にそういう話になるのかな。そうですね。ただで使わせていただけるといいなと思っていますけど、運営費の話はこれから出てくるのかもしれないですね。
 
(質)財政規模は圧倒的に向こうが大きいので、お願いしたらいいとは思いますけど。
(答)お願いしたいとは思っています。
 
(質)ただ、和歌山、奈良、三重、3県でドクヘリを入れた時に、それぞれである程度運営費をみていたので、そういうのもありますよね。
(答)出てくるかもしれませんね。そうするとその時、一から議論するということですかね。
 
(質)ということは、愛知県さんの方で進められたのを一部の社の記者の方が記事にされているわけで、具体的に、まだ下打ちでもそういう話でということではない。
(答)あったわけではないと聞いています。愛知県さんのお考えが、そういうお考えがあるということおっしゃったんじゃないかなと思いますね。
 
○政府のエネルギー政策
(質)あと、防衛費増は安保政策の転換なんですけど、もう一方で、エネルギー政策の転換というのがあるじゃないですか。原子力をもう一度、再利用するとか。あれについてはいかがお考えなんですか。
(答)国全体として、エネルギー政策を考えた時のご判断なのかなと思います。これは優れてエネルギー政策、防衛政策もそうですけど、国の考え方ですので、私どもからコメントするのは差し控えさせていただきたいと思いますが、個人的な感じで言いますと、日本全体のエネルギーを今、考えた時に当面、原子力を使わざるを得ないという判断だったのかなというふうに思います。これは、ある意味、現実的な判断をされたのかなという気がしています。
 
(質)だから、そういう話になると皆さん総論賛成なんですけど、例えば各論部分で、三重県もかつて、中部電力の芦浜原発計画という原発立地の計画があって、それは用地はいまだに残っていますし、その意味でエネルギー政策の転換ということであるならば、新設増の部分については、ひょっとしたらまた三重県も候補に挙がるかもしれないし、その辺の各論の部分でも、今の知事のお考えは変わらないですか。
(答)各論の話で可能性として三重県にオファーが仮にあったとした場合に、私としては原発を誘致するなり、あるいは原発の立地について賛成するという考えはないですね。三重県はこれから、今までもそうですけど、観光立県を標ぼうしているところでもあります。東日本大震災の時の福島の第一原発、私も見に行きましたけれども、あの後処理について。ああいうのを見てきますと、芦浜原発の時の判断は、私は正しかったと思います。また、その時の話は、親戚から当時の話も聞いていますけれども、地元が二つに割れて非常に厳しい状況であるというふうにも聞いていますので、私はそういった判断を今後、原発誘致するような判断はすることはないと思っています。
 
(質)どうも。
 
○東海3県知事会議の開催
(質)すいません、忘れていました。明日の3県知事会議なんですけれども、三重県の提唱で始めるということ、これは輪番的な意味合いで、幹事的な意味合いで提唱なさったのか。それとも、何か思いがあってやることになったのか。
(答)幹事的なということですが、そろそろ年末年始を控えてもいますし、それから実は3県知事会議を開いた方がいいんじゃないかという議論していた時に、岐阜県さんが強化宣言を発出されたというタイミングもありましたし、それから愛知県さんもかなりの病床使用率でもあります。三重県も50パーセントを超えるんじゃないか。その時はまだ超えるとは思っていなかったんですけど、早晩超えるだろうなと思っていたので、年末年始を控えて3県で意思確認をしておいた方がいいなということでやらせていただこうと思ったものです。
 
(質)分かりました。ありがとうございます。
(答)ありがとうございます。
 
(質)他にご質問はよろしいでしょうか。ありがとうございました。
(答)ありがとうございました。

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