現在位置:
  1. トップページ >
  2. 県政・お知らせ情報 >
  3. 知事のページ >
  4. 知事定例記者会見 >
  5.  知事会見 会見録 令和5年2月7日
担当所属:
  1.  県庁の組織一覧  >
  2.  総務部  >
  3. 広聴広報課  >
  4.  報道班 
  • facebook
  • facebook share
  • twitter
  • google plus
  • line
令和05年02月09日

知事定例記者会見

知事定例会見録

令和5年2月7日
於:プレゼンテーションルーム

発表項目等 

「三重おもいやり駐車場利用証制度」における妊産婦の利用期間の延長について(発表)
・新型コロナウイルス感染症(現在の感染状況等)およびインフルエンザ定点当たり報告数について(報告)

質疑項目

・発表項目等に関する質疑
・総理大臣秘書官の発言
・愛知県知事選挙
・トルコおよびシリアの地震
・スペースジェットの開発中止
・包括外部監査を受けての対応
・パートナーシップ宣誓制度に関する茨城県との協定締結
・菰野町長選挙
・知事の読書

発表項目等

(知事)おはようございます。私の方から今日は、2件お話をさせていただきたいと思います。1件は、おもいやり駐車場の利用者証の制度、この改定でございます。三重県の場合は、これは元々、佐賀県から始まった制度というふうに記憶しておりますけれども、平成24年の10月からおもいやり駐車場、こういうマークをつけてフロントガラスに掲示をすると、地面にもこういう駐車場に、こういうマークがあって、こういうところを使えるという制度です。これは期間がございまして、妊産婦のおもいやり駐車場の利用期間でございますけれども、延長するということでございます。これは4月1日からです。令和5年の4月1日から、産後1年6か月ということで、今お願いをしているところでございますが、これを2年までということで。子どもさん、2歳ぐらいまでだとよちよち歩きでなかなか大変ということでございますので、だいたいこの駐車場は出入口の近くに設置をしてございます。そういう意味では、こういった方々が優先的に使っていただけるということで、2年ということです。それからもう一つ、多胎児、双子あるいは三つ子の場合は、発育が、少しスピードが一人の子どもよりも遅くなる傾向があるということでございますので、その場合は3年までということで延長しようというふうに考えております。2年までというのはあるんですけど、この多胎児で3年というのは全国で三重県が最初ではないかというふうに考えております。今回の延長によりまして、トータルで全国最長ということでございます。それから、令和5年3月までに有効期間を迎える方は、先行的に3月1日から受付をいたします。シールで期限を変えるということをやらせていただくことになるというものでございます。それでこのマーク、マークは今、こういうマークなんです。車椅子の方、ご高齢の方、内部障がいの方、妊婦の方ということなんですけど、ベビーカーのマークを追加してほしいというご要望もありまして、今それを検討しているところです。そういった形で分かりやすいようにしたいと思っております。以上が1点目です。
 
それから、2点目でございますが、コロナの状況です。コロナの感染者は、県民の皆さんの感染防止のご努力によりまして、減ってきております。今日の数値は、恐らく500を切る、300台の数値ということになろうと思います。このままで順調に減っていくといいなというふうに思っているところでございますが、インフルエンザが今、ちょっと増えてきていまして、今日、集計をするんですが、まだ集計途中で確たることは言えませんが、72の定点観測値、観測診療所があるということを申し上げましたけど、今のところ、まだ全部出揃っていません。60をやや超えるぐらいの数が出てきておりますけど、それですと、10を超えるか超えないかということです。残りの10か所ぐらいが出揃って、注意の基準である10を超えるか超えないかということでございます。また確定しましたら、皆さんにご報告をさせていただきたいと思っております。インフルエンザ、増えてきておりますので、ご注意をいただきたい。感染防止については、コロナと同様の方策ということでございます。十分ご注意をいただきたいと思います。私からは以上です。
 
発表項目等に関する質疑
 
○「三重おもいやり駐車場利用証制度」における妊産婦の利用期間の延長について(発表)
(質)おもいやり駐車場の利用期間の延長についてですけど、そもそものきっかけというか、何か県に妊産婦の方から声が寄せられていたのか、理由を教えていただけますか。
(答)私のところにも要望がございまして、延ばしてほしいという要望がございましたので、それを受けまして、県庁の方で検討していたということでございます。追加的に何かありますか。
(答:子ども・福祉部)多胎児を養育している方のサークルから要望があったということが、きっかけの一つとしてございます。
(答)県議会でも御質問をいただいたりしております。
 
(質)妊産婦の方が、直接県に来られて要望したというわけでは。
(答)私のところにはないですけれども、妊産婦でない方から私は要望を聞いたことはありますけれども、妊産婦の方が来られたりしていましたか。
(答:子ども・福祉部)多胎児を養育するサークルの代表の方等が、そのときは副知事の方が対応していただいて要望をいただきました。
 
(質)現状の期間にどういう問題があるから、さらに2年3年に延ばす必要があるという理由づけの部分を教えてください。
(答)大体一人で歩くことができるのは1年半ぐらいかなというのはあるんですけれども、これは個々人に差があります。そうすると2歳ぐらいにならないと、なかなか一人で歩くのは難しいなということもありますので、しっかり歩くのは大体2歳ということで話を聞いておりますので、今回延長をするということにしたと思います。それから多胎児につきましても、二人以上の子どもさんをお母さん連れて歩かなきゃいけないので、それはやはり出入口に近い方がいいだろうということと、成長が単胎児に比べるとやや遅いというふうに聞いておりますので、3年ということに延ばさせていただいたということです。
 
(質)妊産婦の方の利用期間のみを延長するということで、他の身体障がいの方とか、高齢の方に関しては現状をどういうことになっていて、延ばす方向とかはないのですか。
(答)障がい者とか要介護の高齢者の方ですと無期限ということになっています。それから怪我によって一時的に歩行困難に松葉杖を使われる方とか、その方は最長5年で医師の証明書によって期間を決定いたします。3カ月なら3カ月、1年なら1年ということですので、他のところは今回の改定で延ばすということにはなっていません。
 
(質)この件について質問があればお願いします。
 
(質)今回3年ということですけれども、これはこの3年が一つの目安で今後さらに伸ばしていくようなことはあるのですか。
(答)状況を見てということになりますね。そういう意味では、今回の改定も御要望を受けて検討しまして延ばしておりますので、もっと長い時間がかかるということであれば、それは十分検討していきたいと思っております。
 
(質)事務方の方でも結構ですけども仕組みについて教えていただきたくて、おもいやり駐車場というのは逆に言えばそのマークを持っていないと利用することはできないという建て付けになっているんですか。
(答)どうぞ
(答:子ども・福祉部)まず駐車場におもいやり駐車場として登録していただくというか、先ほど知事が説明されましたように、マークを設置していただくとともに、必要な方には利用証を取っていただいて使っていただくという、基本的にはそういう形をとっておりますので、利用証を取ってくださいということでお願いをしておるという仕組みになっています。
(答)厳密にいうと法的なものということではなくて、そういう形でお願いしますということをやっているものですから、敷地管理権というか、あるいはその土地の管理権に基づいてまずマークを設置してくださいと、それからそこに止める車についてはフロントガラスにこういうアレはありましたか。ちょっと貸してください。利用証というのは、これをつけていただくことになります。これをつけている方が優先的にそこを使うということで、全く他の人が使ってはいけない、こういうことではないですけれども、この周知を我々は図っていかなきゃいけないんですが、それを知っておられる方はそこに止めないようにしてください。こういうマークを持っておられる方は、そこに止めていただいて結構ですということですね。
 
(質)県内で何箇所、何施設にそういったものが設けられていますか。
(答)現時点での施設は2,221施設です。病院ですとか、スーパーですとか、公的機関ですとかにご協力をいただいているところです。区画数につきましては、4,545区画。これは今後拡大するように、引き続き今までもお願いしているとこなんですけれども、ご協力をお願いしていきたいと思っております。
 
(質)産後2年はあくまで利用できるのは妊産婦なんですか。例えば、妊産婦の方の代わりに育児をしていらっしゃるお父さんとか、これはどうなんですか。
(答)そこはどうですか。
(答:子ども・福祉部)その場合は、例えばご家族の方が2歳までのお子さんをみるという場合でしたら利用することができますので、例えば旦那さんが連れていくとか、あるいは親ですね、子どもから言えばおじいさんになりますが、そういう方が連れて歩く場合も2歳になるまでは利用することができる、そういう制度になっております。
(答)子どもに着目するということですね。
 
(質)それはどこか書いてありますか。この表現だとちょっと誤解を招きそうかと思って。
(答:子ども・福祉部)利用証の裏にはそういう説明も入れさせてもらっていますし、あと利用証を交付するときにそういう説明も窓口の方ではさせてもらってはおります。
 
(質)もちろんそうなんですが、いわゆる使ってみえる方もいわゆる適正に使っていますよ、ということを理解してもらわないといけないわけですから、社会がそれを見て妊産婦ではないと。
(答)そうですね。このプレス発表の資料でいうと、妊産婦と書いてあるので、それちょっと括弧書きで追加をした方がよいかもしれませんね。ベビーカーを押している人についてはさっき申し上げましたけれども、このマークを変更するか、あるいは追加をする形でベビーカーを追加しようと検討しているところですので、それを見ていただければ恐らく分かるようになると思います。
 
(質)どこに申し込めば、この利用証のマークがもらえるかというのを、改めて知事から御説明いただきますか。
(答)申し込みにつきましては、今回チラシをお配りしておりますが、電子申請でもできますのでQRコードを見ていただいて、そこで申請をしていただくことも可能です。また、郵送で申請をしていただくことも可能であります。窓口につきましては、県の申請窓口ですね、保健所などで申請をしていただくことも可能でございますので、それはホームページから見ていただくこともできるようになっております。
 
(質)他に質問はありますか。
 
○新型コロナウイルス感染症(現在の感染状況等)およびインフルエンザ定点当たり報告数について(報告)
(質)なければ、コロナについて幹事社から特にないので、質問がある方はお願いします。
 
(質)マスクの着用のことで伺いたいんですけれども、卒業式や入学式など学校での着用について話が出ていると思うんですけれども、知事としてはどう考えていらっしゃるかということと、学校などへ通知など出す予定があったりするのかというところを教えていただきたいです。
(答)まず卒業式が先に来ると思いますけれども、政府の方でも検討されておられるようですので、その結果を見守りたいというふうに思っております。科学的にご判断をされることになると思います。私の考えを申し上げると、基本はやはりアクリル板があるときは別ですけれども、声を出すような時はマスクをつけた方がいいだろうというふうに思います。卒業式の場合は常にしゃべっているというわけではないので、そういう時は外してもいいんじゃないかと思います。ただ、校歌を歌うときとか、そういう時にはつける方がいいのかなというふうに思いますが、そこはおそらく医療関係者の意見も聞きながらご判断をされることになるだろうというふうに思います。ただ、子どもたちずっと長いことマスクをしていますので、心配だということで外したくないという人に対しては、無理に外す必要はないということを言うのも必要かと思います。以上を含めまして、状況が今回変わるということになると思うんです。変わるかどうかは今検討中ですけれども、もし変わるということになるのであれば、それはやはり文書でこういう取り扱いをしてくださいというふうに言った方がいいかなというふうには考えております。
 
(質)他にご質問ございますか。よろしいでしょうか。
 
その他項目に関する質疑
 
○総理大臣秘書官の発言
(質)発表項目外で幹事社から一件だけ質問させていただきます。先日、茨城県とパートナーシップの宣誓制度の協定を結んだという発表がありました。三重県、性の多様性条例とかもつくっていろんな取り組みを進めていると思うんですけれども、そういう中で先週総理秘書官からLGBTの方に関して、隣に住むのもちょっと嫌だという発言ですとか、差別発言がありまして更迭されたということがありました。その前には総理が同性婚に関して社会が変わってしまうというような発言もあったりして、三重県が今までやってきた取り組みと少し反するというか、例えば違う部分があるのかなと思うんですけれども、今、そういう先週の総理秘書官の発言とかも含めて、知事はどういうふうに受けとめていらっしゃるのかということをお聞かせください。
(答)総理秘書官、私も秘書官はしていましたけど、総理秘書官のご発言はやはり適切ではない発言だと思います。全ての人がご自身のさまざまな性的な部分を含めて指向というのはあると思うんですけれども、自由に生きていくということが望ましい社会だというふうに思いますので、差別はやはり決して行ってはいけないものだというふうに考えます。LGBTQの方々に対する理解をやはり増進させなきゃいけないというふうに思ってるところです。
 
(質)質問発表項目外で質問があればお願いします。
 
(質)今の件に関してお尋ねなんですけども、一つは今回の首相秘書官の発言が外交に県は直接関わることはないですけれども、G7の交通大臣会合にいらっしゃるアメリカの運輸長官の方も同性愛者であることを公言されている方らしいんですね。交通大臣会合も含めたG7への影響を何か懸念されているところはあるかということと、もう一つはそもそも荒井さんの前の段階として、岸田首相自身が同性婚について社会が変わる課題だということで、ちょっと否定的にとれるようなご発言もありましたが、知事ご自身は同性婚そのものについてはどのようにお考えなのか、ちょっと改めて伺ってもよろしいですか。
(答)まずG7への影響につきましては、これ国において適切に対応されると思いますので、影響がないようにしていただけるというふうに思っております。それから性の多様性に関しては、先ほどもご質問いただきましたけれども、条例がございまして、三重県では令和3年4月に施行しています。私はこの条例の中に盛り込まれている考え方でいいんじゃないかというふうに思います。やはり、さまざまなお考えを持つ人が集まって、それは多様性の社会ということですけれども、それぞれの考えを尊重されるべきであるというふうに思います。同性婚を婚姻形態として認めるかどうかということについては、おそらく私も詳細は承知しておりませんけど、総理は答弁されたのではないかと思います。そこはいろいろ考えていかなきゃいけないところはあると思いますけれども、例えば病院の面会であるとか、あるいは公的な住宅への入居であるとか、そういった形では通常、男性と女性の婚姻と同じように扱っていこうというふうに考えているので、私はそれはそれで近代国家のあり方であるというふうには思いますけれども。
 
(質)同性婚を制度として認めるかどうかについては何かお考えはありますか。
(答)そこは検討をこれからされるんだろうと思いますね。
 
(質)知事ご自身はあっていいんじゃないか、そうしていいんじゃないかというふうにお考えでしょうか。
(答)何て言うんですかね。いいかどうかということよりも、何らかの不都合があるかどうかというのは検討していただいた結果を待ちたいと思います。
 
○愛知県知事選挙
○トルコおよびシリアの地震
(質)2点あります。先般、愛知県大村知事が4選果たされましたということで、率直にどういうご感想をお持ちでしょうかというのが1点目です。また別の話なんですけども、昨日ですか、トルコとシリアで地震が起きましたということで、三重県、姉妹都市等はないわけですけども、トルコといえば親日国でもあるということもありますが、何らか支援をするお考え等はありますかというところですね。
(答)まず1点目、大村知事4選おめでとうございますということでございます。大村知事は、私も知事にならせていただいて親しくお話をさせていただく機会ございました。知事会議でもそうですし、例えばリニアのお話もさせていただいていますし、それからコロナに関しても定期的にお話もさせていただいているところであります。それからあとジブリパークを誘致をされたっていうのは、やっぱり知事として見習うべきところはあるなというふうに考えています。そういう意味では素直に、素直にというのは変ですけど、4選果たされてよかったなと。これからますます愛知県と三重県、岐阜県も含めてということですが、連携を深めていきたいというふうに思っております。それからトルコのシリアの地震ですけども、多くの方がお亡くなりになっておられるという非常に痛ましい災害であります。まず、お亡くなりになられた方のご冥福を心からお祈りをしたいと思いますし、まだ救助されていない方々1日も早い救助、それからけがをされた方々は快癒をお祈りしたいというふうに思っております。既に国で国緊隊が、国際緊急援助隊が派遣をされたということでありますので、彼らが72時間、多少プラスアルファはあるかもしれませんけども、多くの命を救ってくれることを期待をしております。これは第2波、第3波の派遣もあるというふうに聞いておりますので、多くの人、これも専門家でないといけませんので、実動部隊の人たちがトルコの、あるいはシリアの多くの方を救っていただきたいというふうに思います。トルコと日本はエルトゥールル号の遭難以来、多くの命をめぐる助け合いをしてきました。その後、国際紛争があったときにトルコ航空が日本人を運んでくれたということもございます。そういう意味で今回我々もできることはあるかどうか検討をしていきたいと思います。その上で、例えば物資をお送りするようなことでお力になれるのであれば、そういったことも検討してみたいと考えております。
 
○スペースジェットの開発中止
(質)いわゆるスペースジェット、三菱重工が手がけてる飛行機のことで伺います。旧MRJから15年近く、この中部地域で自動車に次ぐ産業として航空産業の期待が高まって、地域としてMRJの取り組みを応援してきたと思います。県内でも、松阪市で尾翼の部品を作るですとか、いろいろ盛り上がりがあったと思いますけど、いよいよ撤退が決まったということになると、まずどのように受け止められるかということと、県内経済への影響についてどのようにお考えになってるか教えてください。
(答)まず、正式には今日の午後ですかね、発表されるというふうに伺っていますので、それを受けてということになると思いますが、多くの報道で開発を中止するんだというのが出てます。率直に申し上げて非常に残念ですね。三重県としてもそうですし、それから一国民としても非常に残念ですね。YS-11以来の日本が開発する航空機ということで期待をつないでおりましたけども、今回中止をするような話になるということであれば、非常に残念ですね。県内でも部品生産を見込んでおられた企業が10社以上、松阪を中心にあるということでございますので、産業的な意味でも残念な気がしております。どこかでまた航空機の開発の火を再度灯していただきたいという思いはございます。ただ航空の場合は、今回コロナもありましたし、輸送の波、ボラティリティーと言いますけれども、変動がものすごく多いので、そこを対象にというのはなかなか難しいところがあったということ、それから先の大戦で航空機の開発を止められたという、敗戦の結果というのがあったものですから、技術もなかなか向上することが難しかったということで、難しい土壌はあったんですけど、その中で努力をされた三菱航空機には敬意を表したいと思います。できれば再度火が灯っていくのが望ましいなというふうに考えています。私自身もMRJの展示館行かせていただきまして、海保の時ですけれども、行かしていただいて見てまいりました。かなり現実味を帯びてて、これが普及するといいなというふうには思いましたけど、そういうことです。
 
(質)関連しますけど、今の海保の時のお話されましたけれども、国土交通省の時代ですとか、あるいは中部運輸局にいらしゃった時にMRJ関連のお仕事何かされたことってのはあったのでしょうか。
(答)MRJはまだ開発段階ですので、航空局は技術系のところにいるとあるかもしれませんけれども、特段はなかったですね。海保のときに導入の可能性についても検討する必要があるかなというので、MRJの状況を見に行かせていただいたってのはございます。ただ、ちょっと大きさが海保が使う飛行機に比べると大きいので、ちょっと難しいかなということは当時は話をしておりました。ただ、地域航空としてはいいんですけどね。競争する会社はそんなに多くないので、カナダ、あるいはブラジルあたりですから、日本としてそこに参入してほしいなという気持ちは航空局に勤務していた人間としてはありました。やはり国産機があると全然違うんですよ。外国から輸入していると部品の調達も大変ですし、それから事故が起こったときの修理も外国に依頼しなきゃいけないので。
 
○新型コロナウイルス感染症(現在の感染状況等)およびインフルエンザ定点当たり報告数について(報告)
(質)また話は変わるんですけれども、先ほど、季節性インフルエンザの話で、正式な数字はこの後まだそろってくるということですけど、現段階までに感染の傾向ですとか、年代的なものを含めて、どういうふうな状況で、また、それを受けて何かアピール等がありましたらうかがえますでしょうか。
(答)他県は、もう既に注意報レベルの10を超えているところがございます。そういう意味では、去年、一昨年は、インフルエンザはほとんど流行っていないんですけれども、今年は流行し始めまして、注意報も出す段階に来ておりますので、皆さん方にご注意をしていただきたいというふうに思います。傾向としては、以前もちょっとお話をしたかもしれませんが、学校で今、休校しているところもありましたし、それからクラス閉鎖、学級閉鎖というところもございます。学校でも流行っているようでございますので、児童の皆さんも、あるいは保護者の皆さんも注意をしていただければというふうに考えております。
 
(質)じゃあもう一ついいですか。
(答)どうぞ。
 
○包括外部監査を受けての対応
(質)これもまた別のお話ですけど、以前、包括外部監査の関係で手土産のお話ですね、これも話題になっていたと思うんですけれども、独立行政法人に手土産を持っていくことの是非みたいなところで意見を受けたことについて、何か知事として、改めて指示なり今後の方針みたいなことで考えていらっしゃることはありますか。
(答)これは、特に今、私の方でこれをしなきゃいけないということはないんですけど、ご意見を受けて私どもでも検討しまして、対応を、常識的な範囲でしっかりと考えていきたいというふうに思っております。
 
(質)他にご質問ございますでしょうか。なければ、第二さんお願いします。
 
○「三重おもいやり駐車場利用証制度」における妊産婦の利用期間の延長について(発表)
(質)振り出しに戻って、このおもいやり駐車場なんですけど、ヘルプマークの付与者は、対象にはなるんですか。
(答)ヘルプマークは対象にはなってなかったんじゃないかな。
(答:子ども・福祉部)ヘルプマークと直接、ヘルプを持っているから対象だということにはしていないです。このおもいやり駐車場の利用証を渡す条件に該当している方にお渡しする。そういう形になっています。
 
(質)だから、その条件の中にヘルプマーク付与者を入れていないのかどうか。中にはヘルプマークを持っておられる方もいるじゃないですか。だから、持っていたら、例えば、他の健常者の方、該当者も同じように、このおもいやりの制度に乗っかる可能性があるのかどうかです。
(答:子ども・福祉部)たまたまといいますか、ヘルプマークを持っている方が、おもいやり駐車場の利用証を渡す条件に合致している場合もありますけれども、それはヘルプマークの方は、特に条件をこういう方にということを確認して渡すという、そういう形ではありません。
 
(質)要は、ヘルプマークは考えていなかったということでしょう。今後、検討する可能性があるかもしれないということでしょう。
(答)要望も、私自身はですけど、ひょっとしたら事務方に来ているかもしれません。ヘルプマークを持っているから、このおもいやり駐車場の利用証を交付してくれという話はありませんので、今後、そういうような話がありましたら、そこは検討していくということになると思います。
 
(質)あと、2,221施設、現段階で、区画が4,545ですか、あるというけど、これ北勢、中勢、南勢でやっぱり偏在はあるんですか。
(答)場所ですか。どうです。ありますか。
(答:子ども・福祉部)北勢の方が数は多いのは確かだと思いますけれども、ちょっと今。
 
(質)人口が多い。
(答:子ども・福祉部)そうですね。
(答)施設も、恐らく多いんだと思いますね。
(答:子ども・福祉部)そうですね、はい。
 
(質)ある程度、北勢、中勢、南勢で、今のところはある程度、バランスはあるということですか。それとも、足らないとかいう地域があるんですか。
(答:子ども・福祉部)どこが足らないということまでは、今の把握というか分析というのは、特にしていないということですね。
(質)把握していないということですね。
(答)恐らく、おっしゃるように人口とか、あるいは施設の数によって、バランスは取れているんだろうと思いますね。ただ、要望があれば、ここの地域は少ないぞという話があれば、またそこを重点的にお願いしていくということになると思います。
 
(質)あと、多胎児というのは、二人以上を多胎児と捉えるんですか。
(答)そうですね。多胎児は、双子、三つ子、そうですね。
 
○パートナーシップ宣誓制度に関する茨城県との協定締結
(質)それと、さっきの茨城県と結ばれたLGBTの関係のやつなんですけど、これ発端は、去年の夏の奈良での全国知事会で、茨城県知事から働きかけがあって知事が応じられたという形でよろしいんですか。
(答)そうですね、はい。その通りです。
 
(質)これ行き来が、例えば、三重県のそういう対象者の方が茨城県に行った場合に、同じような利点が得られるという形になるわけですね。
(答)そうですね。
 
(質)その逆もあるということですね。茨城県から来られる。
(答)逆もあります。そうです、そうです。
 
○菰野町長選挙
(質)あと、日曜日に菰野町長選があったんですけど、1期で前の町長さんが代わる。今まだ任期中ですけど、3月2日まで。聞くところによると、町長選があったにもかかわらず、本格予算を組んでいたみたいで、今、政策予算を抜くのに事務方が四苦八苦しているらしいんですけど、そういうことを含めて、今回、町長選で、1期4年で変わったということを含めて、何か知事はお考えになることはありますか。
(答)特段、それはないですね。選挙の結果ということですので。予算の話は存じ上げなかったので、それはそれぞれの首長のお考えということでしょうか。
 
(質)常識的には、選挙年は普通、骨格予算にして、政策予算は新しい首長が決まって、その人に任すというのが礼儀でもあるし、通例ですけどね。だから、この時期において政策予算を抜かなきゃいけない、新しい予算をつくらなきゃいけないという事務方の煩雑さを見ると、あんまり好ましいことではないと思います。
(答)そうですね。事務方の苦労を考えるとですね。
 
(質)新しい菰野町政に期待することはありますか。
(答)菰野は人口は微減ではありますけれども、中期的に見ると伸びてはいます。それから、産業の集積も増えてきていますので、人口減少についてもご協力をいただけると思っております。そういったところだけではないですけれども、県と一緒になって、三重県を良くしていくご協力いただければありがたいと思います。
 
(質)当選祝いで北勢10市町長が集まっていたんですけど。当選された諸岡さんの事務所に。だけど、皆さんだいたい感想は、お祝い一言ということで言われたのが、これで、やっと北勢10市町が一体化できるというふうなことをおっしゃって、そこを喜んでおられて、特に観光面で、北勢7市町でつくっていた観光の広域の組織があるんですけど、その中で例えば、鈴鹿と桑名と菰野町は東京で虎ノ門マーケットをやったりとか、そういうこともやっていて。その関係で、櫻井亀山市長も来られたんだと思うんですけど。7つの中に入っていますので。四日市も、それにあとで遅れて入ってくるということで、いろいろ調整されていたんですが、結局、菰野町は副町長もいない状態が続いていたので、なかなか実務が詰められないということで断念されて。だから、当選日に森四日市市長も来られて観光への期待を述べられていたんですね。たぶん、あそこの菰野中心で元々つくった観光の広域的な組織なので、今後、そこがすごく。観光部ができるわけですから、県も含めて、そういう要請がかなりあると思うんですけれども、その辺の話はまだ聞いていないですか。
(答)私、そこまで聞いていません。それから、菰野町は観光に関してネガティブだという話も聞いてはいないんですけど、菰野町は観光地、この間、私も行かせていただいたパラミタミュージアムもありますし、それから何といっても湯の山温泉を擁する町でありますので、観光資源を使って周りの市と一緒に。今、県では周遊観光を推奨していますので、そういった協力をしていただけるとありがたいと思います。
 
(質)湯の山に四日市から1本、大きな道が直で通って、今、結構行けるになっているけど、前町政の時に、湯の山のロープウェーのところの駐車場を整備して、300台ぐらい停められるようにして、道も広げて、あそこはいつも渋滞していたんですけど、それを解消しようとした矢先に、今の柴田町政に代わって、柴田さんは元々、インフラ整備とか、そういう公共投資みたいなことは反対とおっしゃって当選されたので、あの工事が止まったままなんですね。そういうことを含めて、今後、観光が結構、振興するんじゃないかと話があるんですけど、まだその辺、知事の方には伝わっていない。
(答)そうですね。そこはまだお伺いしていませんけれども、観光振興は一緒になってやっていけたらいいと思いますね。
 
○知事の読書
(質)あと、これは政務と冠するなら次週にしますけど、この前の「知事失格」の本の中に、静岡県の難波副知事って出てこられるんですが、難波さんも国交省出身なんですけど、どこかでご一緒されたことはありますか。
(答)仕事というか、職場という意味ではないですね。ただ、いろいろなところでお話はしたことがありますので、別に全然知らないわけでもない。向こうも私のことはよくご存知だと思いますし。
 
(質)リニアの件で、難波さんと直でお話は。
(答)それはないです。
 
(質)それはないですか。
(答)はい。難波さんが役所をお辞めになられた後、あんまりお話ししたことはないので。リニアも話していないです。
 
(質)川勝さんが「命の水を守る」と言い出して、リニア反対を唱えられた頃に、難波さんが三重県庁も訪ねてこられて。三重県だけじゃないですけど、愛知も行って、岐阜も行って、その辺で一応、知事の発言の釈明をされていますけど、その辺のこともお聞きになった。
(答)直接、聞いたことはないですね。
 
(質)わかりました。どうも。
 
(質)他にご質問はありますでしょうか。なければ、ありがとうございました。
 
(質)どうもありがとうございました。

本ページに関する問い合わせ先

三重県 総務部 広聴広報課 報道班 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁3階)
電話番号:059-224-2028 
ファクス番号:059-224-2032 
メールアドレス:koho@pref.mie.lg.jp

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

ページID:000271118