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令和05年04月13日

知事定例記者会見

知事定例会見録

令和5年4月11日
於:プレゼンテーションルーム

発表項目等 

みえ森林・林業アカデミー新校舎の完成について(発表)
G7三重・伊勢志摩交通大臣会合開催に向けた共通デザインを用いたPRグッズについて(発表)

質疑項目

・発表項目等に関する質疑
・三重県議会議員選挙
・知事定例記者会見の考え方
・交通死亡事故多発警報
・自転車に乗る際のヘルメット着用義務
・知事の住居

発表項目等

(知事)おはようございます。今日私の方からは2件お話をさせていただきたいと思います。1件目ですが、今写真出てますけれども、みえ森林・林業アカデミーの新校舎の完成についてであります。このアカデミーですけども、平成31年に開講いたしまして、4年間で77名の方が基本コースを修了をしております。これは既に就業されておられる方が学ばれるという場所です。リスキリングというようなコースでありますけれども。これ今までの校舎は築40年、そうとう古なってましたので、これを建て替えをいたしまして、4月の15日に開所式を執り行う予定であります。延床面積としましては、830平方メートルですから、テニスコート3面分ぐらいのところでございます。木造平屋で、屋根ちょっと見えませんけど、屋根の上には太陽光発電も備えているということでございまして、令和3年の4月に「三重の木づかい条例」が施行されましたけど、県が整備をする木造建築の中では、中大規模の木造建築物、初めての建築物ということになります。それから太陽光以外に雨水の利用施設というのも導入をしておるところでございます。この建物で多くの方学ばれて、三重県の林業、これを担う方が育っていかれるのを期待しているところであります。
 
2点目でありますけれども、今持ってきてもらいましたけど、G7のデザインですけど、共通デザインということで、この上の方に出てますけれども、県立飯野高校3年生の藤原さんが作成をしていただいたというのは以前発表をさせていただきました。それを活用しまして、こののぼり旗でありますとか、それから今そこに机にかかってますけどテーブルクロスでありますとか、それからあとこの名刺ですね。これ私の名前入ってますけど、私も今これ使ってますけれども、G7のこのデザインを使った名刺ですね。これも作っておるところであります。私ももう既に使用いたしておりまして、先日東京へ出張したときに、これを配らせていただきましたけれども、非常に好評でありました。マークが非常に大きく出ているということで、G7の交通大臣会合、あるいは交通大臣会合以外の会合もありますので、各国の機関の人たちもG7の共通マークであります、折り紙を使ったものを名刺に入れ込んでおられましたけど、これほど大きなものではないので、インパクトがあるよねと非常に好評であります。のぼり旗につきましては、100枚を今作っておりますけども、今後200枚追加で300枚ということになるということでありまして、県内の29市町に配布するという予定であります。三重テラスとか東京事務所、関西事務所にも設置をする。テーブルクロスですけれども、これ正面から見るとなかなか分からんですけど、横にこれと同じようにマークがついておりまして、いろいろなブースで使っていくことを考えているところです。さらに懸垂幕とか、あるいは横断幕、それから街路灯に付けますバナーフラッグ、これも作成中でありますので、この共通デザインについては当日会場でも使えるように国に提案していきたいと思っております。私からは以上です。
 
発表項目等に関する質疑
 
みえ森林・林業アカデミー新校舎の完成について(発表)
(質)本日はこの2件についてもう一括でご質問するという形で、1点目の方が林業アカデミー新棟の方ですけれども、こちら基本的に県産材を使って、県産材が340立米を使ったという理解でよろしいですね。
(答)そうですね、県産材を使わせていただいて造らせていただいたものであります。
 
(質)材というのは何材ということになりますでしょうか。
(答)これですか、わかりますかね。
(答:農林水産部)すべて県産材。
(答)県産材、いやいやスギとヒノキとか。
(答:農林水産部)県産のスギ、ヒノキでございます。
(答)スギ、ヒノキ両方でした。
 
(質)先ほどこの建物への期待といいますか、新たに県の林業を担う人が出られることを期待するということですけれども、ちょっともう少し詳しく、この実際にこの建物の特性を生かした上で、こういう建物だからこういう期待をしたいという部分がありましたら、ありますでしょうか。
(答)県の林業で働いておられる方は30年前の約3分の1に減ってきてるのが実態であります。ただ、今林業で働きたいというのはやっぱりかなり熱意を持って入ってこられる方が多いというふうにも聞いています。その方々が実際に木に囲まれて勉強していって、林業に対する思いをさらに強くしていっていただくのは私どもの希望でありますので、そういう意味で学ぶのにいい環境ができたかなというふうには思っております。
 
G7三重・伊勢志摩交通大臣会合開催に向けた共通デザインを用いたPRグッズについて(発表)
(質)G7の交通大臣会合に向けたPRグッズなんですけれども、新年度に入りましていよいよ迫ってきたなという感覚もあるんですけれども、改めてG7に向けた意気込みについてお伺いさせていただいてよろしいでしょうか。
(答)G7の交通大臣会合の開催まで今日でちょうど66日という数字になっております。藤原さんが作っていただいたG7の共通デザイン、これを活用しましてG7の気運を盛り上げていきたいというふうに考えています。それから中身、サブスタンスちゅうんですかね、中身に関していうと、今国と調整を進めておるところでありまして、おいでになられるG7の大臣の方々に興味を持っていただけるような中身ですね。これ国の方では交通に関するものをさまざま企画をされておられます。それから三重県では三重県らしさがどこで感じていただけるか、食べ物もそうですし、それから三重県内の観光名所のパネル展示なども含めまして、それから三重県の県産品の提示などを含めまして、ぜひご覧になっていただきたいということで調整を進めているところであります。
 
その他項目に関する質疑
 
三重県議会議員選挙
(質)その他のところで、県議会議員選挙が9日投開票されまして、5月以降の48人の顔ぶれが決まったわけですけれども、新政みえさんが21名、自民党さんの方が25人のうち公認の方が4人落選されて21人で同数というような結果になりましたけれども、この結果を受けて、まず所感についてお伺いできますでしょうか。
(答)この結果につきましては、県民の方々のご判断ということでありますので、私が知事としてコメントをすることは特にはございません。今後議会が開催をされまして、二元代表制という制度の下で我々執行部と、それから議会の皆様とさまざまな議論、三重県を良くするために、三重県民の皆さんの安全安心、これを確保するためにどういう施策があるかということを議論をさせていただくことになると思っています。
 
(質)もう1点投票率が今回、また過去最低を更新したということがありますけれども、県選管さんの方でもいろいろ取り組んではいらっしゃったと思うんですけれども、改めて何かほかにやることがあったのかですとか、あるいは今回のこの低さをどういうふうに見ていらっしゃるか。
(答)今回の投票率は、前回の平成31年から7.43ポイント下がって41.52パーセントということで、過去最低の投票率ということになりました。これは三重県もそうなんですけども、全国でも41.85パーセントで過去最低ということでありまして、非常に残念な結果であるというふうに思います。多くの方に選挙に参加をしていただきたいということで、投票率向上のために私どもでもYouTubeでの動画広告の配信をしたり、バナー広告の掲載をしたりというふうにしてきているんですけど、全国的に投票率が上がらない状況ということです。特に若い方々に選挙に行っていただく必要があるだろうとも考えます。例えば、外国でいいますとデンマークとかスウェーデンだったかと記憶していますけれども、高校で投票活動を進めるような、あるいはその選挙に対して関心を持っていただくような授業も行っているというふうに聞いています。今後、そういったことを考えていかないといけないのかなというふうに思います。これは授業ということであると、国全体でどんな取り組みをするのかということもあろうかと思いますけど、三重県でもどんなことが考えられるのかというのは検討を進めていきたいとは思っております。
 
(質)ありがとうございます。それでは、各社さんお願いします。
 
(質)私も統一地方選の話で他県の話になりますけど、奈良県の現職の荒井さんと国土交通省時代とお繋がりのあった荒井さんが落選をされ、維新の山下さんが初当選をされたという経緯があったわけですけども、荒井さんとはリニアの早期実現という点で共同歩調をとっておられた知事だというふうに理解をしておりますが、今後リニアの実現に向けて、新しく知事になられる山下さんとの調整とか、あるいは意思疎通、何らか方法といいますか。考え方があるのでしたら教えてください。
(答)はい。奈良県さんとはリニアだけではなしに、観光もそうですし、例えば熊野古道なんかも共同歩調をとってきてますし、それから和歌山県さんと一緒になりますが、3県知事会議というのも定期的に開催をしているところであります。隣県ということでありますので、協調しながら観光、あるいは交通、さまざまな課題に対応していきたいと思います。また、近いうちにもあるかもしれませんが、お話をさせていただく機会が山下さんともあると思いますので、協力関係についてお話を進めていきたいと思っております。
 
(質)その荒井さんもそうだったわけですけれども、今回の統一地方選の知事のところで徳島県でもそうでしたけど、多選の知事が落選をされるということが見られたと。個別というよりも、今回の同じ知事としての立場で、そういう現象がいくつか見られたということに対しては、どういうふうに受け止めておられるのでしょうか。
 (答)選挙の結果についてはさまざまな要素があると思います。多選ということが選挙民の有権者の皆さんの判断基準になっているかどうかってのもよくわからないところでありまして、他の県によっては複数回の経験を持たれた方が当選されたりもしておられますので、そこはそれぞれの地域の事情ということではないかなというふうに思っています。多選そのものについてどう考えるかは、私も定型を持っているわけではないんですけれども、知事の方々とお話をしていく中では、多選そのものが直ちに問題なのか、多選による弊害というのが恐らく問題になるので、多選による弊害をどう取り除いていくのかということではないかなという話を申し上げたような記憶はあります。
 
(質)率直な質問で恐縮なんですけど、どうですか、山下さんとはいい関係が築けそうな印象をお持ちでしょうか。
(答)私存じ上げないのでよくわかりませんけど、いい関係を築いていかんといかんと思いますね。よくわかっていただけると思います。
 
知事定例記者会見の考え方
(質)他県の関係でちょっと恐縮なんですけれども、石川県知事が石川テレビが作成したドキュメンタリー映像映画に勝手に映像を使用されたっていうことで今怒っていて、社長が来ない限り定例会見を開かないということで、定例会見の開催を見送っているそうなんですけれども、知事は今平均で週1回、月に4回ぐらい開催されていると思うんですけれども、知事の情報発信の場である定例会見を開かないということに関して、ちょっとどういう印象を抱かれるのかということと、あと知事の定例会見への考えというのをちょっと教えていただければと思います。
(答)詳細を石川県の話存じ上げないので、それについて論評をさせていただくのは難しいということを申し上げた上で申し上げますと、定例会見、これ非常に重要なやっぱり場面であると私は考えています。県民の皆さんにさまざまなことを訴えていくということもあり得ますし、それから県政の今の状況について、県民の皆さんに定例会見を通じてご理解いただくという意味では、とっても重要な場であると思っていますので、会見を可能な限りやっぱり開いていくのが我々の務めかなという気がしてます。私も週に1回定例会見を開かせていただいていますし、あとぶら下がりのご要望があれば、それにお答えをするというふうにさせていただいています。また、コロナなんかのときもそうでしたけれども、こちらの方から臨時会見を開かせていただくこともあるということですので、こういった場を通じて多くの県民の皆さんとつながるという意味では、非常に重要な機会というふうに考えます。
 
(質)その上で、こうした1社の、何というかドキュメンタリー映像出ているところで、ちょっと知事会見というところを人質に取っているようなところはあるかと思うんですけど、そうしたところはどうでしょう、どのように。
(答)ここは知事のご判断もあると思いますので、私が先ほど申し上げましたように論評するのはどうかなとは思いますけれども、1社のご対応がどうであったのかというのは石川県で検証されることだとは思います。会見そのものと結びつけられることが適切かどうかというのはよく考えられるということになるんじゃないですかね。
 
三重県議会議員選挙
(質)県議選の話に戻りますけれども、投票率の話が出ましたが、投票率のことについて、過去最低になったということで、先ほども知事から若い人への投票率を上げた方が、投票を促すようなことをした方がいいというお話もありましたけれども、ただ、その4年前と比べてかなり下がったというところがあったと思うんですが、その県議会のみならず県政と県民の距離というか、県政への県民の関心が下がったということもあるのかもしれないと思いますけれども、そのあたりは知事はどう考えていますでしょうか。
(答)県民の県政への関心が下がったかどうか、ちょっと私ははっきりと今感じているところはないです。例えば、円卓会議に各市町に出向かせていただいていますけれども、そこでは例えば子育てをされている親御さんからいろんな要望が出たりとか、県政あるいは市政町政への期待というのは、やっぱり大きいとは思っています。決してその関心が下がっているということではないと思いますけど、それは投票行動に結びついてないっていう、そこをどうやって結びつけていくのかというところが我々に課された課題なのだろうと思います。そこで先ほどちょっと申し上げましたけれども、例えば教育の場で模擬的な選挙をするとか、そういったことによって自分たちの持っている権利というのをどのように行使をすればいいのかということをわかっていただく、そういう努力が必要になってきてるのかなというふうには思っています。北欧ではそれでかなり投票率が上がっているという話を聞きますので、そこは我々の解決していかなきゃいけない課題の一つかなと思います。
 
交通死亡事故多発警報
(質)話題が変わって恐縮ですが、知事が県民の命を大事にしようというお話をよくされていますけれども、先日、知事の名前で交通死亡事故の多発警報というのを出されました。新学期が始まったこともあって、交通安全への県民への呼びかけなどがあれば教えていただけないでしょうか。
(答)先日、交通安全の警報を出させていただきました。過去にないぐらい事故が増えているということでありますので、今コロナがおさまってきて、出歩く機会、これは徒歩だけではなく、車に乗って出歩かれる機会も増えていきます。また、これから季節が良くなってきますので、行楽にお出かけになる機会も増えると思います。今までコロナの中ですと交通量もそんなに多くなかったということから、状況が今変わっていますので、事故は増えがちになると思います。ぜひお出かけになる時はご注意をいただきたい。今、三重県の中では警報が出ている状態であるということを、失礼しました注意報ですね。注意報が出ている状態であるということを意識していただければと思います。
(答:総務部)警報。
(答)失礼しました。警報でした。
 
自転車に乗る際のヘルメット着用義務
(質)交通安全で言うと、4月から自転車を乗る時に、ヘルメットの着用の努力義務が課されましたけれども、まだなかなか街中でヘルメットをかぶっている方がいないような印象を受けるんですけど、いかがでしょうか。
(答)罰則がないにしても、ヘルメットをかぶることが法令で努力義務ではありますが、義務付けられてはいるわけですので、先日もすみません場所を私はっきりと覚えていませんが、自転車同士の衝突でヘルメットをかぶっておられない方が死亡するという事例があったかと記憶をしています。自分の命を守るために、ヘルメットの着用をぜひお願いしたいと思います。
 
(質)知事は普段自転車はお使いになっていらっしゃいますか。
(答)たまにですね。
 
(質)ヘルメットは購入されましたか。
(答)まだ買っていないので、買ってから乗らんといかんかなと思っています。災害用のヘルメットは家にありますので、当面急に乗ることになったら、それを着けるかなとは思っていますけれども。
 
(質)ヘルメットはそれぞれ用途に適した強度というのがあるので、災害用のヘルメットは合わないかもしれません。
(答)良くないかもしれませんね。より強度が強すぎるかもしれません。
 
知事の住居
(質)他いかがですか。続けてですけれども、先日来、毎回のように伺っている引っ越しの時期でございます。そろそろ場所も含めて進捗はあったんでしょうか。
(答)事務的に検討してもらっているところですので、その結果を踏まえて適切に判断をさせていただくということになると思います。
 
(質)それはすなわち、まだ場所自体も確定していないということですか。
(答)最終確定はまだですね。
 
(質)それは最終ではなく、もう決まることは決まっているけれども、最終的に印鑑を押していないという状態ですか。
(答)いくつかのもので、今検討を進めていただいていまして、まだここでというのが最終的に決まっているわけではないということですね。
 
(質)その他、いかがでしょうか。今日は第二さん、CTYさんよろしいですか。
 
(質)大丈夫です。
 
(質)それでは、ありがとうございました。
(答)ありがとうございました。
 

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