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知事定例記者会見

知事定例会見録

令和5年5月11日
於:プレゼンテーションルーム

発表項目等 

GW期間中の観光入込客数について(発表)
G7三重・伊勢志摩交通大臣会合開催直前イベント~考えてみよう交通の未来~の開催について(発表)
三重県太陽光発電設備等共同購入事業の開始について(発表)

質疑項目

・発表項目等に関する質疑
・知事公舎からの引越し
・桑名市の認定こども園
・三重こどもわかもの育成財団

発表項目等

(知事)それでは私の方から発表させていただきます。今日の発表項目は3件でございます。1件目をゴールデンウイーク中の観光の入込客数について発表させていただきたいと思います。4月の29日から5月7日までの9日間、調査を実施をしております。県内の23施設でございますけども、観光入込客数の合計が183万700人ということでございます。この23施設のうち2施設につきましては、令和4年から調査を開始しておりますが、過去のデータがございます21の、この2の施設を除きました、21の施設で1日当たりの入込状況を比較をいたしますと、令和5年の入込客数は18万5000人ということになります。去年との比較で言いますと、5.1パーセント増えているということですね。令和3年との比較でいうと、60.8パーセントの増加と、それからコロナ禍前の平成30年の比較で言いますと79パーセント回復しているということですが、8割戻っているというふうに考えていただいたらと思います。制限のないゴールデンウイークということでありまして、旅行需要も喚起をして、リベンジ旅行というんですかね、そういうのもあったと思っています。他方、今回旅行に行っていただく先として、国内でいうと沖縄とか北海道とかちょっと遠いところが選ばれたということもあるのかもしれませんが、8割にとどまっているということであります。首都圏を初めとします大都市圏のプロモーションとか、高付加価値化に向けたコンテンツの造成とか、そういったことにこれからも力を入れていきたいと思っているところでございます。
 
2点目でございますけれども、G7の関係です。交通大臣会合の開催の直前のイベントを実施をいたしますので、それについての説明をさせていただきたいと思います。具体的には、お手元に資料はあると思いますけれども、5月27日、これは開催まで20日というふうに迫ってきた日が5月27日でございますので、この日にイベントを実施をしますということです。今日、開催まであと36日ということで、ほぼ1か月前ということでございます。準備は日々行っているところでございますけれども、20日前になります5月27日に志摩市のアリーナで開催をすることにいたします。交通関係の展示をしたりとか、あるいは小さな電車の乗車体験とかですね、というのもやらせていただきたいと思っております。それから、国交省の方とか、近鉄の人、三重交通の方、県の職員も出ますけれども、お子さんたちへの出前講座というのも予定をしております。この出前講座は申込みをしていただく必要があるんですけど、それ以外に交通関係の展示とか体験コーナーとか、三重県の魅力発信コーナーなども設ける予定にしています。こういったイベントを通じましてG7についての周知を一層図っていきたいと思っていますし、加えて交通について子どもたちにも考えていただく機会になったらなというふうに思っております。
 
3点目、最後でありますけれども、太陽光パネルの共同購入。これ、以前こういうことをやりますということで、皆さん方に発表させていただいたものでございますけれども、具体的なやり方について決まってまいりましたので、追加的に発表させていただきたいと思います。具体的には5月の16日からでございますけども、9月の13日まで太陽光発電の共同購入ですね、共同購入をすることによりまして、スケールメリットを追求をして、これによって価格を安くしようというものでございます。これ、他の県でも既にやっているところもございますけれども、東海三県では三重県が初ということになります。一部基礎自治体で東海三県の中でやっておられるところもありますが、県としては三重県が東海三県で初ということでございます。5月の16日から9月の13日まで募集を開始をいたします。「太陽光発電、家につけるんやわ」という人で、「これで一緒に購入しようかな」というふうに思っておられる方、申込みをしていただければというふうに思います。やることによりまして、価格は先ほど申し上げましたように下がりますし、それから受注をしてこの製品を納入をしていただく方についても、まとまったロットが来るということでメリットがあるというのは、Win-Winの関係になるというふうに私どもは考えております。これによりまして3月に私ども三重県の地球温暖化対策総合計画改定をさせていただきました。2030年度に2013年度比で47パーセント削減ということを打ち出ささせていただいていますが、その一助になればというふうに考えているところでございます。参加希望される方はウェブサイトから登録をしていただくことができます。募集期間さっき申し上げましたように9月13日までということでございます。多くの方に参加をいただければと思っております。私からは以上でございます。
 
発表項目等に関する質疑
 
○GW期間中の観光入込客数について(発表)
(質)幹事社からそれぞれ発表事項ごとにお伺いいたします。1点目ですけれども、コロナ前の8割程度にということでありますけども、内訳を見た場合に対前年度比で見た場合でも、ちょっと濃淡があるのかなというところがあると思います。一番多いところで御殿場海岸でしょうかね、157.4パーセント。それに対して前年割れをしているのが鈴鹿サーキットさんであったりとかあるかと思うんですけれども、それぞれの施設ごとに見た場合に何か傾向であったりですとか、どういうふうに分析されるかというのをお伺いできますでしょうか。
(答)そこまで実は、細かい分析はこれからということで今やっているわけではないんですけど、全体的に申し上げると先ほど申し上げましたように、三重県かどうかということで申し上げましたけれども、ちょっと遠場、海外もあるかもしれませんけれども、そういうところに行こうという傾向が出ているのかなという気はします。他方、おっしゃったように御殿場海岸とか、要するに自然と触れ合ってというところに行かれる方々、こういう言い方をしたら語弊があるかもしれませんけれども、手軽に行けるようなところについては数が増えているのかなという感じがします。これから分析をしていきたいと思っております。
 
(質)もう1点、毎年こういうふうな形で数字は出していただいているわけですけれども、一つには県の観光地の強みというものも、この数字に出る部分があるのかなというふうには思っているんですけれども、知事としてこの毎年出している数字というのをどういうふうな形で今後の施策に生かしていきたい、反映していきたいというふうにお考えか伺えますでしょうか。
(答)この数字自体は毎年の状況を確認するために必要なものではありますけれども、おっしゃるようにどういうところが増えてきていて、どういうところが足踏みしているのかというのを見ながら、ここを力を入れて売り出していくということに利用していきたいとは思っています。これだけではなかなかわからないところが実はありまして、どこから来ているかということですね。プロモーションをやるに当たって重要なのは、どこのお客さんが来ているかというのが重要ですので、そういう意味でのクロス分析というような形が重要かなとは思っていますので、これから分析をして、そしてプロモーションのやり方を考えていきたいと思います。
 
(質)幹事社からは1問目以上ですが、各社さんお願いいたします。
 
(質)ゴールデンウイークの三重県、今年はコロナ前の8割に回復してきたということですけど、今後の見通しとさらに盛り上げていくとしたらどういった施策が必要かを改めて教えてください。
(答)今後の見通しとしましては、今回のゴールデンウイークはちょっと出かけるのを控えようかという方もおられるかもしれません。コロナが収まったとはいえ、まだ若干感染者が増えてきている傾向的にいうところもあるので、今回はやめようと、近くの公園とかそういうところに行こうということで、御殿場海岸もそれで増えているのかもしれませんけれども、そこでとどまっておられる方もおられると思います。したがって、これからコロナ第9波の状況次第ですけれども、第9波が発生したとしてもそんなに増えないということになってくると観光客は増えてくると思います。したがって、コロナのときから準備をしておりました、例えば、先ほど申し上げました、首都圏へのプロモーションを継続的にやるとか、それから高付加価値に向けたコンテンツの造成、これも今年度予算で周遊型の観光の補助制度も考えているところでございますので、そういったものを打ち出していって、三重県に観光客を誘致していきたいと、そういうふうに考えております。
 
(質)追加でもう一つ、このゴールデンウイーク関係で伺いますが、知事はこの県内の施設どこかゴールデンウイーク中行かれたりとかして、もし行かれたのだったら感想とかあれば教えていただけないでしょうか。
(答)ゴールデンウイーク中は仕事で伊勢に行きましたけれども、それだけですね。あとは家におりました。
 
○G7三重・伊勢志摩交通大臣会合開催直前イベント~考えてみよう交通の未来~の開催について(発表)
(質)この一つ目についてはいかがでしょうか、他、ご質問はありますか。よろしいでしょうか。それでは2問目の方にお願いいたします。直前イベントということで幹事社からは1問だけなんですけれども、会場が現地に近い志摩市でということですけれども、これは場所として選んだのは、もちろん会場近いからというところであるかと思うんですけども、改めてこの場所にした理由について教えていただけないでしょうか。
(答:雇用経済部)私ども、会場が志摩市であるというのがもちろん第一でございます。それから子どもたちに皆さんG7のことを知っていただきたいという形で、出前授業も志摩市から始めて県内全域に広げてきたというところがございまして、会場であるところの志摩市で最後にさせていただきたいと思いまして、この会場を選定させていただきました。
 
(質)そういう意味では、今後県内の他のところでもされていくということですよね。
(答)今後ですか。直前イベントはここですよね。
 
(質)幹事社からはこの2問目は以上ですが、ご質問ある方ありますでしょうか、よろしいですか。
 
(質)G7の関係のイベントでいうと、知事あらゆるところで次世代の子どもたちに色々な経験をしてほしいですとか、イベントに関係しても次世代の子どもたちを絡めた催し物みたいなものが多く見受けられたりしているんですけれども、そこら辺にかける知事の思いみたいなものをお聞かせいただけますでしょうか。
(答)三重県の子どもたちに国際感覚を養っていただくというのも、これからの日本の状況を考えると重要なことであると思いますので、G7の機会に各国大臣、あるいは各国大使館、領事館の方々も三重県においでになる。その機会を捉えて、三重県の子どもたちにそういった感覚を養ってもらうためにイベントを打っていきたいというふうに考えております。既にもうやったこともありまして、今回行います出前講座なんかも出前講座はどちらかというと外国という感じではないですけれども、G7の交通というのがありますので、それで子ども達に交通を考えてくださいということをお願いをする、あるいはその啓発をするということなんですけど、外国関係でいいますと既に小学校に各国の領事館でありますとか、あるいは国交省からも話に来ていただいておりますし、それから学校給食も既にやっているところもあります。そういった形で国際的なイベントがあるんだなと、それから外国はどういうような形で生活をしているのかも含めて、あるいは日本とのつながりということについても、子どもたちに意識を持ってもらいたいということで、さまざまな取り組みをしております。
 
三重県太陽光発電設備等共同購入事業の開始について(発表)
(質)その他G7関係いかがでしょうか、よろしいですか。では発表項目の3つ目、この太陽光発電の方お伺いいたします。パンフレットいただいてますけれども、協力市町ということで29の市町が書いてありますけれども、今回の事業に関して県と市町との関係がどういうふうな役割分担といいますか、関係になっているかっているのお伺いできればと思います。
(答)いいですか。
(答:環境生活部)市町の方には広報等のお手伝いをしていただくことで、回覧板であるとか、あとは市報、市だよりとかそういったものについて広報していただいて、周知を図っていただくこととしております。
 
(質)これは、あくまで事業主体としては県がメインでということですか。
(答:環境生活部)あくまで県がメインとならしていただいて、各市町さんの方には我々の方からご協力をお願いさせてもらって協力をいただいているということになります。
 
(質)幹事社からは以上ですので、各社さんございましたら。
 
(質)この件一昨日、9日の桑名市の伊藤市長の定例記者会見がありまして、何か解禁まで付けてあって、この会見が終わった後発表してもらっていいよということなんですけども、そこの資料には支援事業者としてアイチューザーという東京渋谷区の会社で、内容としては全く同じなんでしょうか。
(答)うちもアイチューザーさんを選んでおります。
 
(質)桑名市の資料を見ますと、令和4年の実績として、登録件数は539件、契約成立件数は40件というのがあるんですけど、県全体その29市町としては、どれぐらいがやられるかなという見込みというのはありますか。
(答)今想定をしておりますのは申請として大体1300ぐらいかなという申請想定をしています。そのうち、実際に申請はありましても出てくる金額を見てやめますとか、あるいは金額は妥当だけども、やっぱり近くの事業者さんにお願いをしますとか、そういうのもあるかもしれません。大体150件ぐらいが契約に至るんではないかというふうに考えてるところです。
 
(質)わかりました。これも一応確認ですけども、県内で先行してるのは桑名市だったということですね。
(答)既にやっておられるのは県内では桑名市ですね。
 
その他項目に関する質疑
 
○知事公舎からの引越し
(質)他いかがでしょうか。よろしいですか。では発表項目外で、一部報道もございましたけれども、引っ越されているというお話もありますけれども、実際に引っ越されているのかどうなのかということと、あとは先ほど連休中はご自宅にいらっしゃったというような発言もありましたけれども、過ごし方も含めてお伺いできれば。
(答)引っ越しはしております。連休中は、前半の二日っていうのは仕事がありましておりましたけれども、後半については引っ越し準備と、そして引っ越し後の荷解き等やっておりまして、そういう意味では公舎に旧と新ということでありますけど、公舎におりましたということでございます。
 
(質)新しい新居の住み心地というのはいかがでしょうか。
(答)民間の集合住宅でありまして、非常にストレスの少ない生活が送れておるかなというふうに思っております。
 
(質)幹事社からは以上です。各社さんお願いいたします。
 
(質)徒歩でご登庁されて。車で。
(答)徒歩ですね。
 
(質)基本徒歩で移動すると。
(答)ちょっと今日は徒歩ですけど、そこについてはセキュリティーの関係もありますので。今日は徒歩でまいりましたということでお答えをさせていただければと思います。
 
(質)その集合住宅でストレスが少ないと。田舎者に言わすと戸建ての方がストレスが少なそうなイメージもあるんですけど、どういう点でストレスが少ないんですか。
(答)ストレスもいろんなストレスがあると思います。近隣住民ストレスということもあろうかと思いますけど、今は何もそれは感じておりませんし、そのストレスというのは冬も戸建てめっちゃ寒いんですね。亀山も寒いんですけど、亀山と同じかもっと寒いんちゃうかなというぐらいの寒さが旧公舎にはありましたんで、そういう意味でのストレスですね。それからあとはセキュリティ上のストレスもこれはちょっと詳細は申し上げられませんけれども。ここもセキュリティーがちゃんとしたところを県庁の方で選んでくれましたんで、ストレスもなくなりました。
 
(質)詳細な転居先は言えないということについての理由についても、改めてご説明いただけませんか。
(答)そこに住んでおられる方もおいでになられますので、その方に迷惑をかけてもいけないということもございまして、詳細な場所というのか、住居の名前などについては公表しないということにさせていただいているところでありまして、他県でも8県ぐらいだったと思いますけれども、集合住宅に入っておられる、判明してるだけでですね。それ以外にもおられるかもしれませんけども。それも公表されてないということで、官舎として利用されているところがということで、個人で持っておられる知事はもっと他におられると思いますけど。官舎として利用されている8県ぐらいのところもどこに入っておられるかを公表してないというふうには聞いておりますので、同様の扱いをさせていただければというふうに考えております。
 
桑名市の認定こども園
(質)桑名市さんの案件なので、もしかしたら管轄外かもしれないんですけど、認定こども園の保育士さんが園児に給食を長時間食べるような虐待の疑いがある事案が発生しましたけれども、県としての受止めと何か調査とかを今後される予定があるのか今後の対策等がもしあれば教えていただきたいです。
(答)これは4月11日に桑名市さんから私どもの担当課の方に連絡がありました。保育所の認定などについては県がやっている事務でありますので、県も関与しております。この話自体もし事実だとすると非常に心痛める事案でありますし、耳を洗いたくなるようなものでありますのでこういうことがもし事実だとするとやはりきちんと原因究明して、こういうことはもう二度とないようにしていただかないといけないとは思っています。今、桑名市さんが聞き取りを進めていただいておりますので、県としても桑名市さんと情報共有していただきながら対応していきたいと思っていまして、市とは協議を常にやっております。今後不適切保育の該当行為が認められるということでありますと、特別監査を行うということも、視野に入れながら対応していきたいと思っております。
 
(質)調査自体を他の園でもやるとかそういったことはあります。
(答)はい。そのご指摘のとおりでありまして、今回の事案の連絡を受けまして、市や町の協力をお願いしまして、県内の保育所、それから私立幼稚園に対しまして、そういった事案がないかというのは確認をしておりますけども、現時点ではないということで結果を得ております。
 
○知事公舎からの引越し
(質)追加でもう1点お願いします。知事公舎のお話に戻ってしまうんですけれども、賃料について県としての負担は20万円ということで、知事負担も一部あるというお話ですけれども、20万円という金額について、県内の他のマンションの賃貸借契約といいますか料金とかを見ても、個人的にはかなりいい金額だなというふうには思ってるんですけど。
(答)高いという意味ですか。
 
(質)そうですね。もっと安いとこもいろいろあるなという中では、知事としてのこの金額というものがどういうふうに評価してらっしゃるのか、妥当なものとお考えなのか、それとも金額ではないと思われているのかお伺いできますか。
(答)どこに入るかというのは実は県の事務方に、検討会をつくってもらって決めてもらいました。セキュリティーの観点でありますとか、県庁に移動しやすいとか、あるいは災害の危険性について検討してもらって、一つのマンションを決めてもらいました。その金額については、そこも含めて検討してくれたのじゃないかとは思いますけれども、私はその金額についてどうこういうことはないということですね。そこはもうどこに入るかは事務方にお任せをしたということですので。その金額が高いかどうかは何というんですかね、不動産の状況で決まってくるということなんじゃないかと思いますけどね。
 
(質)今回の議論の発端になった部分としては、県民負担といいますか、やはり県民の税金を使って入っている以上は過分過剰な負担を課すのおかしいというところも議論の争点にあるかと思うんですけれども、そういうことも踏まえても特に値段についてはどうこう言う問題ではないと。
(答)そうですね。私も賃料を払いますので、それを差し引きした分というのが県の負担ということになりますね。それがどのぐらいの金額かということですけども、今の公舎に年間でかかっている金額というのが550万ぐらいから670、80万ぐらいまでと、年によって違いますけど、それと比べるとかなり安くなるんじゃないかなという気はいたしております。それで居住ストレスが解消されてセキュリティーも上がるということであれば、それなりのメリットあるかなという気はしてます。
 
(質)その件なんですが、公舎のこれからの取り扱いですけども、改めて具体的にいつからもう一度議論を始めていこうということになりますでしょうか。
(答)これ事務方から聞いておりますのは、今月の末で各部局の総務課長で構成しています庁内の管理推進会議っちゅうのがございまして、そこで旧公舎敷地について情報共有を行いまして、各部局で利活用の見込みがあるかどうかっていうのを確認をするというふうに聞いております。それを確認をした後、使わないということになりましたら、売却も含めて検討して方針を決定していくというふうに聞いておるところであります。
 
(質)公舎のことで伺います。ちょっと言わずもがなの確認で恐縮なんですが、新公舎の方では、新しいマンションでは特にムカデが出るとか、生活上お困りになるようなことはないでしょうか。
(答)そうですね。今のところ出てないですね。大丈夫だと思いますけどね。
 
(質)もう一つ、旧公舎の方ですけれども、知事としては活用方法として何かアイデアみたいなものは知事としてはお持ちでしょうか。
(答)いや、特にないですね。そうとう広い敷地ではありますけども、第一種住専と聞いていますので、高層の建物は立たないということですから、どんな形にするか、まず県庁サイドとして何かに使えるかってのを検討するということになると思いますけど、なかなかそこは難しいかもしれませんね。そうしますと売却ということになるのかなっていう感じですかね。
 
(質)有識者会議の参加者からは、極めて貴重な土地で手放してしまうともう二度と手に入らないみたいな話もありましたけれども、そこは売却もあり得べしという。
(答)あり得る、あると思いますね。使う予定が将来に渡って、それも将来どこまでというのはあるかもしれませんけど、ある程度使う予定がなければ、それは持ち続けていることによるコストっていうのもありますので、そこは売却もあるんじゃないかなというふうには思っております。
 
(質)よろしいですか。では第二さん通してお願いします。
 
○G7三重・伊勢志摩交通大臣会合開催直前イベント~考えてみよう交通の未来~の開催について(発表)
(質)じゃあ振り出しに戻って発表項目ですけど、交通の未来の交通大臣会合直前イベントですけど、これ空飛ぶクルマとかの展示はないんですか。
(答)展示ですか。そこはあります。
(答:雇用経済部)展示は予定しておりません。
 
(質)それはなぜ。
(答:雇用経済部)それはなぜ。私どもで。
 
(質)だからイオンさんの津南で、この前今年に入って展示されたりしたじゃないですか、業者さん。そういうのからいくと、あった方が大阪万博の関係もあるのでいいんじゃないかとかそう思うじゃないですか。
(答:雇用経済部)ご指摘のそのとおりかと思いますけれども、私どもこのイベントの出展にあたりまして、推進会議の協議会の皆様に出展のご協力を募りました。その中で交通団体、交通関係の企業の皆様等々からご協力を賜った内容がこのような形になっておるというような状況でございまして、空飛ぶクルマというものはちょっとご用意させてもらっておるところではございません。
(答)ご存知かもしれません。4月26日に国交省がプレス発表をしまして、今回の交通大臣会合の概要ということで、「過疎地を含む地域での持続可能な形の移動・輸送手段の確保」というようなことをテーマにするとか、あるいは「温室効果ガスの排出削減に向けた重要性」についても議論しようというようなことをこう打ち出しておるわけでありまして。そういうことでいうと将来的には、空飛ぶクルマとかドローンとかもあるとは思うんですけれども、そこまでターゲットにはどうもしないような、G7の大臣会合ということもあるのもということもありまして、こういう形でとどまっているというのはあるかもしれませんね。
 
(質)だから、今のその国交省のご趣旨からいっても、逆に離島を抱える三重県としては、実際に品物等を島に飛ばしてやったりとか、実証実験的なものもやってるわけだし、逆に言ったらそこの趣旨に合致した展示というか、実際にやられている部分があるんで、それはそれでもっとアピールした方がいいんじゃないかなと。
(答)それはあり得るかもしれませんね。ただ、今回時間的な部分もありましたし、先ほどご説明しましたように、協力が得られる部分ということでやりましたので、今のところそこは入ってないっちゅうことですね。
 
(質)働き掛けて、期間が短期間で、なかなか業者さんがうまくいかないとか、そういう調整はわかります。だけどそれをもってして、じゃあもうそっから項目を外して、この形に決められた前提の中で、じゃあその協議会が決めたという形で、さも協議会が決めたように責任転嫁するような形っていうのはあんまり好ましくない。
(答)協議会っていうか県で決めてますんで、我々の責任でやらせていただいているということですね。
 
三重県太陽光発電設備等共同購入事業の開始について(発表)
(質)あと太陽光発電の設備のやつなんですけど、さっき基礎自治体でとおっしゃったのは、名古屋市とかですか。
(答)桑名市も入っております。それから、基礎自治体でやっているところを挙げますと、令和2年度に京都がやってますね。京都市ですね。それから令和3年度は神戸市と伊丹市、そして令和4年度でやっておりますのが、岡山市などでありまして、岡山市などの周辺の5市町でやってますかね。あと仙台市、それから豊田市、それから桑名市、そして西宮市の周辺の6市町とそんな感じですかね。
 
(質)県としては、東海3県初だけど、市町としては、町はないのか、市としては結構やっているところがあるんですね。
(答)そうですね。愛知県は豊田市がありますね。基礎自治体としてはありますね。
 
(質)昨日県議会の方で、この関係の特別委員会をつくるつくらないで、自民党さんの会派からの提案があって、メガソーラーうんぬんで、向こうさんの趣旨は森林破壊されていると、一方で森林の活用とかいって条例を作っているわけだから、そこのところは矛盾が起きないような形で、ある程度検討したいみたいな形で特別委員会をつくるつくらないの案があって、最終的には新議長の下で、俗に言う検討会、政策協議だったかな、検討会というのあるんですけど、そちらの方で考えてみてくれという形で先送りされているんですけど、そこは向こうさんは自然破壊うんぬん、ソーラーはソーラーで必要だけど、そういう開発の実際行われててて、結構問題になったりしてるんで、そこのところを検討したいとおっしゃっているんですけど、そことの兼ね合いと、この県の知事部局でやられている政策との整合性みたいなものはどういう風にお考えでしょうか。
(答)特別委員会つくられるかどうかは議会のお話なので、私コメントする立場にはないんですけど、この太陽光発電については、屋根の上に乗っけるものですので、森林を伐採して造るというものではないんです。ですから、そういう意味での整合性はあるというか、森林を破壊してといいますか、森林を伐採して造るものではないということですね。
 
(質)メガソーラーって言葉付いてるから、それについては限定して小さくしてしまうので、どっちかは言葉を外すとか外さないとかいうのも論議はそのままになってるんですけど、ただ、全体に設置のパネル大量に休耕地でやったり、結構県内でも見られているじゃないですか。ああいうものについて、知事自身というか県としては、どういうふうに見られているのですか。
(答)休耕地なんかでやられているものとか、あるいは太陽光パネルを造った後にその下を例えば農業関係で利用するということもあったりもしますし、環境上問題がないものについては、自然再生エネルギーこれから増やしていかなきゃいけないということでありますので、それは活用していくというのはあり得るものだと思います。
 
(質)そこは一応法の下である程度、法の下で基準クリアしたら、それはそれでいいということですね。
(答)環境上問題はないということであればあり得ると思いますね。
 
その他項目に関する質疑
 
○知事公舎からの引越し
(質)あと、その他項目で知事公舎なんですが、これは確認ですけれども、官舎なんですね。
(答)当該部分については、官舎ですね。
 
(質)官舎なんですね。今の知事公舎のような旧知事公舎と言うべきでしょうか、そこのように公邸私邸は別に分けてないですよね。
(答)私邸ですね。
 
(質)全部私邸ですよね。
(答)そうですね。公邸部分はないですね。
 
(質)官舎ということは賃貸で、確認ですけど賃貸なんですか、それとも購入したんですか。
(答)賃貸ですね。
 
(質)賃貸。何か業者間で購入したとかいう話が流れてたから確認してみたかったんです。
(答)賃貸ですね。賃貸です。
 
(質)賃貸であるならば、月に20万ぐらい、あと知事自身の住宅手当が出ますよね。
(答)出ないですね。
 
(質)いやいや、通常の住宅手当が出て、その分を差し引くんじゃないの。
(答)私が支払うという意味ですか。
 
(質)知事がお支払いになる部分。
(答)支払い部分はあります。住宅手当というか私が支払う部分はあります。
 
(質)給料として、住宅手当は付与されるじゃないですか。
(答)私に対して。住宅手当はないです。
 
(質)それはないの。
(答)給料の中から、私が賃料を県にお支払いするっていうこと。
 
(質)ということは、全くさらで知事自身がある程度負担されるということですね。
(答)さらというか、給料の中から払うっていうことですね。
 
(質)家賃総額は20プラス知事が支払われる部分の25、6万か27なのか、それとも20から知事が支払われる分を差し引いた部分が官費ということですか。
(答)後者ですね。官費としてはその20ですか、ぐらいのその家賃に私がお支払いする金額を引いてという形になります。
 
(質)じゃあ、結局、家賃がいくらかというのは、情報公開したら出るんですよね。
(答)出るんですかね。はい。そのようです。
 
(質)新しいところ移られてセキュリティーが高いという話なんですけど、前よりは。有識者中では、現知事公舎の方がセキュリティーが高いっておっしゃった警察関係もいらっしゃいましたけど。
(答)警察経験者ですね、はい。
 
(質)ただ、8日の日の月曜日の夜にある食堂で知事とお会いしたじゃないですか。たまたま。お一人で来られてて、しかも夜7時ぐらいだったんで、住居そのもののセキュリティーは高くても、やっぱり知事自身が夜お一人で出歩かれて、しかも体がなまるからということで結構歩いたりされるじゃないですか。夜に限らず昼にしろ、例えば、津駅に着かれて東京のご自宅から戻られても歩いて来られたりとか、そういうふうに体に気を使われるじゃないですか。でも、せっかくセキュリティー高いところに住まわれているのに、逆に言ったらそれって結構危なくないですか。
(答)そこはちょっとセキュリティー上の話がありますので、答えは差し控えをさせていただきたいと思います。
 
(質)でも、一人で歩かれてること、秘書課もある程度苦慮されているっていう、また聞きしますけど。
(答)どうですか、苦慮してます。してないと言っています。はい。
 
(質)ここの場で、してますとは言えないじゃないですか。
(答)いやいや、してないと言ってるのはしてないということです。いずれにしても今のお話は安全上の話もありますので、答えは差し控えをさせていただきたいと思います。
 
(質)ただ、前葉さんの市長選出陣式の時に田村議員とちょっとお話させていただいてて、田村さんがちょうど岸田首相の和歌山の爆破の事件があった後だったから、それと去年の安倍さんの件とか、わりと若い人が最近はああいう形で何かわからない行動すると、若い人が。そういう意味ではいつテロリストとは言わないけど、そういうことが起きるかわからないと、そういうものの要人の危機管理に割と危惧されているようなことがあったんですけど、その観点からいくと、やっぱりそこは何かちょっと引っかかる部分はあるんですよね。知事が夜お一人でお歩きになるとかいうことが。これはだから場所特定とかそういう問題じゃなくて、普通に考えてですよ、せっかく県民の税金でセキュリティーの高いところ住まれたなら、そこの節を守って、ある程度の行動の部分というのをストレスがたまるのかもしれないけど、元々24時間公人と言った県内首長もいますから、それが首長で選挙で選ばれた人間の務めだぐらいのことを言った人もいますし、この観点からいくとあまり自由闊達なことはできないじゃないですか。
(答)出歩くなと。まあその時々の様子見ながらということでしょうね。
 
(質)合気道は五段でしたか。
(答)初段ですね。
 
三重こどもわかもの育成財団
(質)こどもわかもの育成財団の役員問題でちょっともめているようで、今日朝ここに常務理事の、前の子ども・福祉部長の中山恵里子さんと、今の理事長の福田圭司さんが来てて、中山さんは一応アポ取りで役員人事でご迷惑をかけてるんでということで担当の服部副知事のところへご挨拶来られて、福田さんはアポなしでいきなり来てここ座ってたんですけど、その辺の役員人事、県出資100パーセントの財団について、こどもの城の管理運営をやってますけど、それについて何か聞かれていますか。
(答)役員人事についてはこういうことになりましたっていう話は聞いてますけど、はい。
 
(質)だから任期満了で終わるけど、もう1年やらせてくれって福田さんが言ってて、残りたいと、無報酬で良いから。他の理事の方々は、一応去年中山さんがなられて1年ぐらい残った方が仕事が新任だからやりにくいので、逆に言ったらやりやすくなるだろうってことで残ったんだけど、もうそろそろいいんじゃないかと、中山さんの独り立ちでというふうなことで言われてる役員が多いんだけど、福田さんが形的には居座る形になるわけですね。たぶんその段取りで今日朝来られて話をされたと思うんですけど、一緒に来たわけじゃないので、バラバラに来たってことが今の育成財団の役員事情を表していると思うんですけど、その辺、県OBの使い方とかいうこと含めて何か知事はお考えありますか。
(答)いや、特にないです。財団で決めていただいたらいいんじゃないですか。適材適所だと思いますので。
 
(質)あくまでも財団がそれは認めるか認めないかっていうことですね。
(答)ということだと思いますね。
 
(質)わかりました。
 
(質)よろしいですか。ではありがとうございました。
 
(答)ありがとうございました。
                           
                                                                                                                                             了

本ページに関する問い合わせ先

三重県 総務部 広聴広報課 報道班 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁3階)
電話番号:059-224-2028 
ファクス番号:059-224-2032 
メールアドレス:koho@pref.mie.lg.jp

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