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令和05年10月23日

知事定例記者会見

知事定例会見録

令和5年10月19日
於:プレゼンテーションルーム

発表項目等 

行政実務経験者採用選考の実施について(発表)

質疑項目

・発表項目等に関する質疑
・北勢児童相談所一時保護所における被措置児童等虐待事案
・県内の百貨店
・都道府県魅力度ランキング
・10月補正予算
・県立大学設置検討
・中部圏知事会議
・知事定例記者会見

発表項目等

(知事)おはようございます。私から今日は1件ご報告を申し上げます。行政実務経験者、中途で県職員として採用するというお話でございます。県職員の採用でございますけども、就職氷河期世代も受験可能の試験というのを令和2年度から実施をしておりまして、令和5年度もこれを実施していますが、30から47歳ということでやっておりますのと、それから民間企業などの職務経験者を対象とした試験というのも、令和5年度から実施をしておるものでございます。今回、新たにでございますけれども、ここにございますが、行政実務経験者ですね、例えば公務員の経験者ということになるわけでありますけれども、例えば国でありますとか、都道府県でありますとか、政令指定都市におけます5年以上の職務経験を有されている方で、年齢の上限一応42歳というふうに置かせていただいておりますけれども、その方に受験をしていただいて、筆記試験ではなくて、記述式の自己アピールの試験と面接試験で採用をしていくというものでございます。人数は若干名ということでございまして、令和4年度に岩手と宮城と愛知の3県が実施をされています。三重県は4県目(正しくは「5県目」)ということになりますかね、ということでございまして、今日から募集を開始をしようというものでございます。今までは民間経験者試験というのをやってきましたが、行政実務経験者で行政の経験がおありの方であれば、筆記試験で能力を確認するということではなくて、面接などでその人の適性を見させていただいて採用していこうということでございます。人口減少対策方針では、人口還流の促進というのを掲げておるところでございます。これはその一環でもあるというふうに考えています。この年齢の人たちを、42歳までの人を採用する理由ですが、三重県の職員の年齢構成、人数を模式的に示したものなんですけど、見ていただきますと40代後半から50代結構人数多いんですね。30代から40代前半は少ないんです。ここを中途採用で補っていくという意図もあります。今後、三重県、人口還流というふうに申し上げました、人口減少対策方針の中で人口還流を目指していくというふうに言いました。もちろん、大学卒業した人に三重県の中にとどまっていただく、三重県の企業に就職をしていただく、これも重要なんですけれども、30代40代や、もっと言えば50代もありますけれども、三重県に帰ってきていただく、そういう方々に広く声をかけていくというのが必要だと思っています。そういう意味で三重県は中途採用促進県という名前を名乗りたいと思っています。中途採用促進県、ですから三重県に帰りたいなと思っておられる20代の方でも結構ですし、30代の方でも40代の方でも結構です。帰ってきていただいて、三重県で働いていただきたい、その意味を込めまして、担当部局の方で「三重県へいらっしゃい」というのを考えていただいた。これ、どこのパクリでもないということは一応確認はしてあります。一般的な言い方です。中途採用促進県ということで三重県は打ち出していきたいと思っております。もちろん、新規採用も大歓迎ということでございます。人口減少対策にしっかりと取り組んでいく、その一環として、まず隗より始めよということでありまして、県庁職員の採用、これをやっていくというものでございます。ちなみに都道府県と申し上げましたが、三重県で働いていた方も対象になりますので、県庁をリタイアしてもう一度県庁で働きたいという方でも結構であります。私から今日はこの1点でございます。
 
発表項目等に関する質疑
 
行政実務経験者採用選考の実施について(発表)
(質)今年度から行政実務経験者も新たに。
(答)そうですね。今日から募集開始ということでございます。募集の職種は一般事務と総合土木で若干名ということになっています。人数は応募状況なんかをみながら、あるいは応募してきていただいた方の適性などもみながら伸び縮みしていくというものでございます。
 
(質)改めて今年度から行政実務経験者の方も含めて採用することの意義といいますか、どういうふうにお考えでしょうか。
(答)まず行政我々県庁の方で中途採用の門戸を拡大していくということでありまして、多くの方に三重県に帰ってきていただきたいということをアピールしていきたいという意図があります。加えて、来月あたりからと考えているんですが、企業の方々とも我々人口減少対策の関係で話をしていきます。人口還流の促進もそうですし、それからジェンダーギャップの解消もそうです。そういったあたり企業にやっていただくべきものが結構ありますので、その話の中で企業の皆さんにも中途採用を促進していただく、場合によって県が何かそれを支援できるものがあったら考えていくと、いうことでありまして、三重県全体として働き手不足という問題もありますので、また人口減少対策という大きな問題もありますが、人口減少が起こっているという大きな問題もありますが、それの対応として中途採用を促進ということで対応していきたいと考えております。
 
(質)さっきの県庁の人口構成の方で示されていたと思うんですが、こちらですね。特に3、40代が少ないというお話で、そこの層をやっていこうというそういった意図のところをお話しされていたと思うんですけれども、こうしてみると高齢の方も多いし、かつ3、40代と同じように20代とかもちょっと少ないのかなという気もしないでもないんですけれども、3、40代に特に狙いを定められた理由をちょっとお話いただければと思います。
(答)まず30代40代ここ少ないというので、ここを増やしていかなきゃいけないのは事実ですね。年齢構成が50代ここ辞めていくと県庁全体の定数が減ってしまいますので、ここを増やすというのが一つ大きいのと、それから30代40代を増やしておかなきゃいけないっていうもう一つ理由がありまして、役所に入ったばかりの20代の人たち、この人たちをやっぱり鍛えてもらわなきゃいけないんですよね、仕事に慣れなきゃいけない。そのときには、メンター的あるいはチューター的に30代40代の人が指導するというのが適切でありまして、ここを増やすことによって、場合によって20代の後半もちょっと少ないんですが、こういったあたりも今後考えていくということになります。ただ、組織の中枢を担ってもらうのは、やっぱり30代40代でありますので、これから5年先ぐらいを考えると20年先を考えると、ここを増やしていって組織力を強化していくということであります。
 
(質)やっぱり中途でかつ3、40代でそれなりに実務経験も5年以上だと思うんですけれども、やっぱり即戦力の方が欲しい。
(答)即戦力ですね。そうですね、期待をしているところでございます。
 
(質)先般松阪市役所でも竹上市長が、市を辞められた方を採用していきますという同じような中途採用の話があったように思うんです。共通して3、40代の人が少ないというのは、これは県も含めてですけど、役所の共通した問題なんでしょうか。つまり、この当時、氷河期的な部分があったと思うので、そういうこともあって採用が少なかったのかということです。
(答)そうですね。就職氷河期で国全体で採用を抑制、これは官も民もですけども、していたのが今でいうと30代後半あたりから40代前半ぐらいまでの年齢ですね。従って、そのぐらいの年齢の人は正規職員ではなくて非正規で働いておられる方も男女問わずおられますよね。そこは正規職員に変わっていっていただくというのが就職氷河期の試験は令和2年度からやってるわけですけど、それに加えまして中途採用ということを打ち出して30代、40代の方々に実際、県庁職員になっていただこうということですね。
 
(質)既に愛知県など3県で実施されているということもありますので、それを踏まえた上でどれぐらい需要が、応募があると見込んでおられるのでしょう。
(答)そこはふたを開けてみないとわからないとこでありますけど、例えば私の高校の同窓会、東京でやった時に、3、4人の人ができたら三重県に帰りたいという40代、30代の人もいましたけど、40代の人を中心にそういう声がありましたね。ですから、東京に限らずですけど、名古屋とか大阪の企業で働いておられる方は、皆さんご経験あるかもしれませんが、30代後半から40代になってくると、大体、企業の中での自分の位置というのは見えてきますよね。そうしますと、ここでずっと働き続けるよりも自分の生まれた地元に戻って両親、あるいは親戚と一緒に働きたいという気持ちをお持ちになる方もおられるんじゃないでしょうか。そのときに公務であれば、働きがいもあるということで志していただけるんじゃないかなというふうにも考えております。
 
(質)今回の採用、若干名ということですけども、今後、採用の分野とか人数とか増やしていくとかあれば。
(答)まずは土木と一般事務でやろうと思っていますけれども、今後、林業系とか水産系とか必要な施策を打っていくことによって、人手が足りないということも出てくるかもしれません。そのときには、ここまで人数が必要かっていうのはあるんですけど、いかにも少ないもんですから、必要に応じてまた増やしていくっていうことを考えていきたいと思っております。
 
(質)戻ってきて働けられるというのが一つのメリットだとは思うんですけれども、もちろんそれぞれ応募者側に何かここで働く魅力っていうものがないと応募っていうのはなかなか集まらないかなっていうふうに思うんですけど、そのあたり知事として三重県庁で働ける部分の魅力というのはどういうものが。
(答)一番大きいのはやっぱり三重県民のために働けるっていう、公の仕事に就けるというメリットじゃないかと思います。加えて、三重県の中は本社機能というのはそんなに多くないわけですけども、県庁というのは押しも押されもせぬ立派なシンクタンクでありますので、優秀な人たちが集まってるわけですよね。そこで自分も働いてみたいというところが一番の魅力かなと思います。加えて、これは三重県庁というわけではないですけど、皆さんも三重県に滞在をされて思っておられると思いますけれども、自然も非常に豊かですし、食べる物もおいしいですし、何よりも周りの人が優しいというメリットもあります。そういうところに行きたいという、あるいは帰ってきたいという気持ちをお持ちになって来ていただければというふうに思います。
 
(質)これあくまで募集としては県内出身者にとどまらず、別に全く三重県にゆかりがなくても他のところで行政経験あれば受けられると。
(答)そうですね、そのとおりです。
 
(質)どの分野に強い人とか、どの分野に意欲がある人とか、どんな人を望んでらっしゃる。
(答)今回の対象は一般事務と、それから土木ということでありますので、その分野のヒアリングはさせていただくということでありますけど、特定の分野何かありますかね。
(答:総務部)特に特定の分野ということはございません。一般事務の方、いろんな経験を行政でされていると思いますので、そのへんも見させていただいて、土木については技術職ですので、その技術、専門知識なんかを見させていただいてということになるかと思います。
(答)人物本位でですね。面接を経て、いい方おられればということですかね。
 
(質)国と都道府県、政令指定都市って書いてありますけど、例えば他の市町とかそういうところはもう対象ではない。
(答)どうですか。
(答:総務部)今、考えてますのはここに挙げたところでございます。
(答)今後、様子を見ながらということになってくかもしれませんが、まずは三重県庁と同じぐらいのレベルの行政範囲、能力というわけじゃない行政範囲のところで働いてこられた方を対象にしようと思ってるっていうことですね。
 
(質)その理由は。
(答)ですから、その理由は例えば筆記試験をする必要もないということもございまして、行政経験として三重県庁で働いて、例えば5年働いてきた人とほぼ同等の能力を有している、あるいは経験を有しているやろとこういうことですね。市町だとちょっと行政範囲が狭いもんですから、ただ今後、募集をまた増やしていくということになったときには、そういったことを考えていくということもあると思います。
 
その他項目に関する質疑
 
北勢児童相談所一時保護所における被措置児童等虐待事案
(質)その他よろしいでしょうか。発表項目外も含めてまず私からお聞きします。今月16日ですけども、北勢児童相談所の一時保護所の職員の方が虐待行為をするという事案がありましたけれども、背景、本当にさまざまな背景あるとは思うんですけれども、知事としてのご所感と再発防止に向けた確認があればお願いします。
(答)まず一時保護所ですから、虐待から子どもを守るという部署におきまして残念な結果になりました。こういった事案が発生したということを重く受け止めています。こういったことが二度と起こらないように、再発防止策をしっかりと考えていかないといけない。それから今一時保護所で働いていただいている方は非常に士気高く、また強い思いを持って働いていただいているんですけれども、こういったことが起こらないような研修というのも注意喚起を常にやっていく必要があるということも考えているところであります。こういったことが二度と起こらないように、県庁としては対応をしっかりとやっていきたいと思っています。
 
(質)知事の思いとして遺憾というかそういう個人的な思いというのがあったりするんでしょうか。
(答)そうですね。これが起こったことは、非常に残念でありますし、県庁のトップとしては県民に対して申し訳ない気持ちを持っております。
 
(質)他に各社さんお願いします。
 
県内の百貨店
(質)2点ありまして、まず1点が隣の県の話で恐縮なんですが、岐阜の高島屋が来年7月に閉店ということが決まってる発表がなされていて、そうなると東海地方でも百貨店がない県が全国4番目ということですけれども出てきました、ということのようです。それで、三重県でも2店しかないというような状況になっているわけですけれども、知事としても対岸の話ではありますけど、どういうふうに受け止めておられるかということと、仮にその百貨店が地域に残すべき存在なんだとするならばどうすべきか、というのは岐阜の場合は5年前に県と市で包括協定を結んで、高島屋を支援していくという枠組みをつくったにもかかわらず、やっぱりでも閉店になってしまったということが起こったわけなんです。そういうことも踏まえて、どういうふうにお考えか教えていただきたいんですが。
(答)まずそれからいきます。百貨店の位置付けというのが時代とともに変わっているのは事実ですね。私らが若い40年ぐらい前は、やっぱり皆さん百貨店で買い物を、食品もそうですし、衣料品なんか百貨店買い物してましたけど、最近は例えば大きなショッピングモールができて、百貨店に行く必要性が薄れているというのも事実。従って百貨店の生き残り非常に難しいと思います。東京の百貨店なんかですと衣服の量販店とか、電気の量販店、百貨店の中に呼び込まれて生き残りを図っておられます。また、地下の食品街に特色を出されて生き残りを図っておられるという例もあります。一時期相当苦しい時代ありましたけど、最近ちょっとコロナが収まって東京というか都会では百貨店の売り上げが伸ばされている例も出てきているということです。翻って地方都市でどうなのかということでありますけど、三重県には四日市に近鉄百貨店、津に松菱があるということで、いずれも県内経済にとっては重要な役割を果たしていただいているところであります。近鉄百貨店とは私どもも協定を結ばせていただいて、三重県の県産品の販売とか力を入れていただいているところですし、松菱さんではこの夏にポケモンセンター出張所開設をしていただいて、多くの方に来ていただいたということもあります。県とそれから百貨店Win-Winの関係で我々やっていきたいというふうに思っているところであります。百貨店自体がどうなるかというのは、それを百貨店の経営戦略というのもあると思います。私どもご支援できるところがあれば、しっかりと支援をしていきたいと思っております。
 
都道府県魅力度ランキング
(質)もう1点がこれ柔らかい話なんですが、都道府県魅力度ランキングというものを先般発表されて、23年度版ですね。それが三重県は去年の22位から24位になりましたということじゃなかったかと思うのですが、これについての受け止めと、魅力度を上げていくというのは、知事が日頃唱えておられることだと思うんですけれども、これからどういうことをしていくか改めて教えていただけますか。
(答)いつもこの魅力度ランキングで話題になるのは46位とか47位あたりのところが話題になりますけど、三重県は去年が22位で、今年が24位ですか。なんとなく従来の三重県らしい数字っていうこと。三重県の勢いって人口にしても面積にしても、だいたいこんな所ですね。GDPはちょっと県内のGDP上がって14位とかそのぐらいですけど。しかし魅力度はまた別の話なので、1位とか2位の方がいいなとは思います。この数字自体については、論評は差し控えさせていただきます。一喜一憂する必要もないとは思いますけど、やっぱり三重県は魅力的な場所だということを多くの方に感じてほしいですね。特に県内もそうですし、県外の人にもそうですね。これからも魅力を発信していきたいと思っています。知事就任させていただいて、観光に力を入れて参りました。三重県は食もあるいは観光資源もすごく良いものが揃っているところでございますので、これからもそういう訴えかけをしていって、三重県の良さというのを多くの方に分かっていただきたいと思いますし、今日発表させていただいた中途採用促進県ということで、三重県はこういうところに力を入れていますよ、非常に住みやすい良いとこですよ、働きやすい良いとこですよ、ということも、個別の対策もさまざまやっていきたい。例えば、ジェンダーギャップの解消やっていきたいと思っています。そういうことによって魅力度が上がるように努力をしていきたいと思います。
 
10月補正予算
(質)昨日発表された補正予算案で、桑名市のこども園での虐待を受けて対策費というのが盛り込まれていて、これ補正予算案の中ではありますけれども、今後これ以外にさらに保育園、こども園での虐待、不適切保育の防止について対策というのは何か検討されていることは現段階でありますでしょうか。
(答)補正で緊急に対応すべきものとして、困窮家庭への補助とか、あるいは人手不足対策の推進、あるいは人口減少対策ということもやらせていただいていますが、やはり子どもの施策というのも私ども県にとって非常に重要なものでありますので、それを盛り込ませていただいたわけであります。子ども対応という意味では桑名で起こりました不適切保育への対応と、それから津で起こりました児童相談所が関わっていた児童が亡くなってしまうということで、この2つにつきましては、補正予算で対応をさせていただいております。不適切保育の方をご質問いただいていますので、これは保育士さんを対象としました集合研修ですね、研修の強化をやりますのと、それから社会福祉施設に対する指導監査体制を強化するということで、桑名で起こったような事案が起こらないようにしていきたいということを考えています。これで不適切保育がなくなればいいですし、なくならないということであれば、また当初予算も含めて我々は対応していきたいと思っていますが、まずはこれによる効果検証していきたいと考えております。
 
(質)効果検証というお話でしたけれども、桑名市が設置した第三者委員会だと保育士の配置基準を市独自で見直すようにというような提言もあって、その保育士の数というところもちょっとポイントになってくるのかなと思うんですけれども、今後県としてその保育士の数を増やすこと、こういったことについて何か取り組んでいくお考えっていうのはありますか。
(答)保育士は県内全体の数が足りないのは事実でありますので、保育士の数を増やすために当初予算も含めて検討しておりまして、今までも対応をやってきたわけでありますけれども、引き続きどのぐらいの数が足りないのか、今の保育士の配置基準は適正なのかというのも我々としてはチェックをしていきたいと思います。それで足りないということであれば、当初予算を含めて対応していくということになると思います。
 
(質)時間がないので、第二県政さんも含めてもう一気によろしいでしょうか。
 
(質)もう1個だけいいですか、関連で。もうちょっと詳しい話になると現場取材すると配置基準以上の保育士を配置するときの加配、補助金というのが欲しいなんていう声がよく聞かれるんですが、その補助金という点でいうとどうでしょうお考えは。
(答)加配は確か一部していたんじゃないかと思いますけれども。
 
(質)さらに強化するという意味では。
(答)そういうことが必要かどうかは確認をさせていただいてということになると思いますね。
 
行政実務経験者採用選考の実施について(発表)
(質)発表項目でちょっと。これ対象は行政経験5年ということは、例えば今任用職員の方とか、あるいは100パーセントの外郭団体、産業支援センターとか社会福祉協議会とか、そういうところに勤務されている方も対象になる。
(答)それは勤務年数に入るかどうかですね。これはどうですか。
(答:総務部)例えば、どこかの都道府県に勤めていらっしゃって、そういう団体に一時派遣されていたとか、そういう方でありましたら当然対象になってきます。
 
(質)それは三重県でもOKなんやね。
(答:総務部)三重県の人でも。
 
(質)今、任用職員の方がかなりいるじゃないですか。中には正規希望の方もいらっしゃるじゃないですか。5年以上とか勤務経験にはあう人もいますよね。その人たちの方にも一応門戸を開いたという形ですか。
(答:総務部)産業支援センター、例えばそういう外郭団体のプロパーの方というのは、今回対象にはしておりません。
 
(質)していない。
(答)出向でいっていた人は入るということですね。退職金通算の対象になってた人ということですかね。
 
県立大学設置検討
(質)その他項目で県立大なんですけれども、これ経緯をみると、最初知事がもともと令和3年の知事選のときにリーフレットの中に県立大の検討をお書きになって、そこである程度そこは政策が引き継がれるのかなと思ったんですけれども、第1回目の有識者ができて、それが報告を出したと、そこには一定の新設の価値もあるみたいな感じでしたけれども、結局そこは費用対効果が書かれていないということで、知事が中心になられて、別の有識者が立ち上げられて、それがこの前答申というか、それを出したわけですけども、となると180度ずつ結論がちょっと違っているんですけど、最初の1回目の有識者はある程度新設を一定認めるような感じで、この前のはどっちかというと否定的だったじゃないですか。それからいくとですね、もともと知事は県立大についてはあまりよろしくないというふうなお考えだったんですか。
(答)いや、ニュートラルですね。それで今、おっしゃった1回目の報告書も2回目の報告書もどちらかのやり方じゃないといけないと言っているわけではないので、180度というというより、多少その色合いが違うという感じはあると思いますけど、選挙のときのリーフレットも県立大というのは、大学進学時の転出の抑制にもつながるということで、その是非について財政状況なども勘案しながら検討すべきだと、こう書いてありますので、やはりB/Cというのは重要な判断の要素ではあるというふうに当時から考えてはおりました。1回目の有識者の議論でやっていただいたときには、例えば父兄だとか、あるいは企業だとか、学生さんのアンケートに基づいて報告を出していただいたわけですけれども、B/Cを詳細にやっていなかったという反省がありましたものですから、2回目の検討会をやっていただいて、これはウィズ、ウィズアウト、それから企業の採用コストなんかも含めてみていただいて、非常に広範な点から俯瞰的にみてもらったと思います。その結果でありますけれども、県立大学については一定の意義はあるというふうには、今回の有識者の方々も考えておられるというふうには聞いておりますが、結論的には県立大学の新設は課題や懸念も多いという報告書になったのかなと考えています。
 
(質)新設は難しいと読めるじゃないですか。
(答)とも読めますね。
 
(質)他のものを組み合わせるとかあるにしてもですね。
(答)慎重に判断をされたいという最後の結論はそんな感じですけれども、実はその慎重に判断されたいの3行ぐらい上をみていくとメリット、デメリットはいろいろあるけれども、県内定着というのは重要だというふうには書いてありますので、県内定着にはこれは裏に何を言っておられるかというのをみていくと、県内定着というのは県立大学の意義としてあるだろうということをおっしゃっているんじゃないかと思いますね。さらに、そのまとめの最後のところはそんな書き方しているんですけれども、まとめの冒頭のところをみますと比較的小規模な大学の新設であれば、経営を維持しながら県内定着に一定の効果が見込める可能性は考えられると書いてあるので、一概に否定しているわけではないと思います。それを受けて、県として今後判断をしていくということになりますね。
 
(質)今回の有識者会議の議長がもともと長野大学という公立大をつくられた方で、逆に言ったら、あえてライバル校をつくる必要はないという考え方もできるじゃないですか。だから、あの方がだいたい3回目ぐらいから結構難しいんじゃないのというようなことをおっしゃっていて、その流れできているので、公務員の方は性善説に立つからあれですけれども、我々は性悪説に立つので、それからいけばライバルつくらなくてもよかったんじゃないかみたいな、そういうことになったんじゃないかと思うんですけど、人選そのものを含めて、知事は何の疑問も感じなかったんですか。
(答)必ずしもそういう見方をしなくてもいいじゃないかと思いますけれどもね。5人の方々、三重県にゆかりのある方もおられるし、三重県のことをよくご存じの方もおられるので、バランスのとれた議論をしていただいたんじゃないかなとは思います。
 
中部圏知事会議
(質)昨日中部圏のブロック会議ありましたけど、ここでランチの件がちょっと出ていて、鮒寿司がどうのこうのと、あれはどういうことですか。
(答)この場でお答えするのがどうかあれですけど、ランチが出たときにランチメニューにない鮒寿司を三日月知事が出された、自分でつくられた鮒寿司ですので、皆さん召し上がってくださいといって出されて、何人かの知事の方がそれについての論評を会議の場でおっしゃったっていうことですね。
 
(質)要は三日月さんが自分で作られた。
(答)自分で漬けたみたいですよ。
 
(質)あと、あの中で知事が富山県について交通政策局を作られたという4月から。
(答)長野県。
 
(質)長野県。質問されたじゃないですか。あれはもう少し深掘りするとどういうことです。
(答)どういう意図で質問したかというと、どのぐらいの分厚さというか、力、課の数を、どれぐらいの数の課を置かれた交通政策局をつくられたのかっていうのを聞きたかったので、聞いてみたんですよ。結果は2ということでありましたけれども、実は三重県も今までリニアとか空港をメインにやっていた課に加えて、地域交通をやる課を分離、新設をしましたので、長野と課の数として一緒かなというふうに思いました。
 
(質)当然バスとか鉄道とか持っている基礎自治体とか、あるいは東京は持っていますけれども、その辺は当然交通局みたいなもの持っているわけなのですが、そこに至らない交通インフラができていないところは、そこは持たない形できていて、ここが交通政策局みたいなのを持つってことは、地方交通の問題もあるし、逆に言ったらそこって横断型の組織になると思うんですね。となると、三重県もある程度そういう別にバスを直接県が運行するとか、鉄道運行するとかという意味じゃなくて、地方交通のことを考えるときに横断型組織でつくらなきゃいけないというような考えが知事にはおありになるんですか。それともそれはない。
(答)今おっしゃっておられるのは現業を持っているかどうかということですね。現業を持っているのはごく一部ですね、政令指定都市を含めてということですけど。現業持つというのは、その行政のスタイルとして、これから三重県に関してないと思います。交通に関する部局をどうするかということは、交通に関する部局は、長野県の例もそうですし、三重県もこの4月に課を一つ新設をしていますが、交通政策は強化していくべきであるというふうに思っています。その交通政策を行う課というのは、例えば、雇用経済とか農林とか、そういうところに置くのではなくて、全体を見渡せる政策部門に置くというのが重要であると思っていますので、地域連携部に置いたわけですが、地域連携部の名前も地域連携・交通部というふうに言いかえまして、三重県でも交通政策をしっかりやっていくということは打ち出しておりますね。長野県との違いは、交通政策局を独立させているかどうか、それだけの違いでありますが、これは今後、長野県の例もみながら考えていけばいいと思いますが、陣立ては、長野と同じように課を2つうちも持っていますので、交通関係の課をですね。かつ、交通を担当する副部長も置いていますので、そんなには変わらないなという感じはしました。
 
知事定例記者会見
(質)あと1問ですけど、知事は定例記者会見をどのように位置付けられているんですか。
(答)皆さんに私が情報発信をさせていただき、そして質問していただいてお話をさせていただくことによって、県民の皆さんに適切な情報が届くようにというふうに考えております。
 
(質)これは公務ですよね。
(答)公務ですね。
 
(質)公務の中の位置付けとしてはどうなんですか。例えば、議会もあるだろうし、知事が国と折衝されるとか、いろんな公務があると思うんですけど、公務の中の一つならば、その中の位置付けというのはいかがですか。
(答)濃淡があるわけではないので、公務は公務として、一つ一つ対応するということですね。
 
(質)だとすれば、今日11時10分で、この定例記者会見を他の公務がっておっしゃって短めに切り上げるわけですけども、知事が竹上さんのご親族が亡くなられて、そこに行かなきゃいけないという話は、これを公務といえば公務だし、どっちかと言えば公私の私の方が強いかなという感じもあるじゃないですか。
(答)強いけど、公務の色も付いているということですかね。
 
(質)だとすれば、公私の別というのが割とあいまいじゃないですか。
(答)昨日もある県議さんのご親族のお通夜に出ましたけど。
 
(質)長田さんですね。
(答)それは公務の位置付けがあると、私ではないですね、公務だと思います。そこは公務の中の位置付けで、記者会見については、霞ヶ関の会見も皆さん経験されておられると思いますけど、公務の都合によって短くなることもあるというので、事前に申し入れをするというのは、国の役所でもあることですので、通常のやり方ではないかと思いますけどね。
 
(質)責めているわけじゃないのですけど、片や記者会見で公務があると、葬儀とかそういうものもある程度公務性があって公務だと、であった場合に優先順位からいってですよ、定例会見そのものを20分削ってやるほどの公務かというふうなことも考えられますやん。
(答)定例会見の時間が決まっているわけではないので。
 
(質)1時間概ねというのは、これは歴代からやってきていて。
(答)それ何かで決まっているわけではないので、今までの慣例だと思いますけど、短くすることができないかと申し入れをして、申し入れを受けていただけるかどうかということですよね。
 
(質)第二は受けないと言いましたけど。
(答)両方でやりますから、行政と記者クラブと両方でやっていますので、ですから、申し入れはそれぞれからあるってことじゃないですかね。受けなければ、受けないっていうのはあり得ると思いますけどね。
 
(質)いや、だから質問しているんですけど。昨日、例えば通夜やられているじゃないですか。
(答)はい。
 
(質)そこへは、なぜ行かれないのですか。通夜をやられて、普通なら通夜か告別で。
(答)どっちか行くってことですね。
 
(質)通夜へ行かれたら、今日だって、別に1時間、概ね1時間をですね、守れたはずなんですよ。
(答)通夜に行く時間がなかった。昨日、亀山の通夜に行っていましたので。体二つないですからね。
 
(質)寄り道はできない。
(答)時間的なものだったと思いますけどね。
 
(質)通夜は深夜まで、朝までずっと通夜ですけどね。
(答)通夜式はそうでもない。それは会見でいうような話じゃないですけどね。
 
(質)はい。
(答)はい、ありがとうございます。
 
(質)そろそろ時間となったよう。よろしいですかね。
 
(質)ありがとうございました。
(答)どうもありがとうございました。
 

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津市広明町13番地(本庁3階)
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