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令和05年12月28日

知事定例記者会見

知事定例会見録

令和5年12月26日
於:プレゼンテーションルーム

発表項目等 

「紀伊山地の霊場と参詣道」世界遺産登録20周年記念サミット等の実施について(発表)
訪日外国人向けの2024F1日本グランプリにおける宿泊パッケージツアーの造成・販売について(発表)
G7三重・伊勢志摩交通大臣会合記録誌の完成について(発表)
・年末年始にかかる新型コロナウイルスの呼びかけについて(発表)
国民保護法に基づく緊急一時避難施設の指定について(報告)
・一年の振り返りについて

 

質疑項目

・発表項目等に関する質疑
・職員の贈収賄事件  
・私立学校いじめ   
・次期国体・障スポ  
・人口推計     
・東名阪道多重事故 
・熊野市円卓対話  

発表項目等

(知事)おはようございます。今年最後の、臨時会見がなければ最後の会見ということになりました。今年1年間、記者の皆さんに大変お世話になりました。ありがとうございます。今日の会見は6本、ちょっと数が多いのですが、私の方からまず発表させていただきたいと思います。最初は熊野古道の世界遺産登録20周年の関係であります。ここに出ておりますけれども、来年いよいよ熊野古道の世界遺産登録20周年ということになりました。これについて二つ発表させていただきます。一つは、来年の2月の8日ですけど、秋葉原の会場で、これはJRから3分ぐらい、すぐのところですけれども、私の方から呼びかけさせていただいて、和歌山県知事、そして奈良県知事にも賛同いただいて3県の知事、そして市長町長さん各首長出ていただいて、三重県からは尾鷲、熊野、紀宝町、多気町が出ていただく予定になっておりますけれども、調整を今しているところでございますけれども、出ていただいてサミットというふうに呼んでいますが、20周年記念サミットをやろうということで、ここで3県、そして基礎自治体の方も一緒に、熊野古道の魅力を発信をして、多くの方に東京の方を中心に熊野古道に来ていただきたいということをやっていこうと思っております。ゲストとしましてここに書いてありますけれども、世界の絶景プロデューサーということで活躍をしておられる詩歩さんという方に来ていただきまして、トークショーをやっていただきますし、私どもともセッションもやっていただく予定にしております。それから、もう一つの事業でございますけれども、2月17日から4回に分けてやりますけれども、熊野古道の伊勢路の踏破ウォーク、これもやりたいというふうに思っております。今日から参加いただける方、それぞれの歩く距離もあるんですけれども、募集をしたいというふうに思っております。私も予定では17日の冒頭、開会式に出させていただいて、一緒に歩かせていただこうと、全部ではないですけど、歩かせていただこうということになっています。これが1点目です。
 
2点目でありますけれども、F1の関係であります。来年からF1が4月桜の季節に時期が変わるということでございまして、多くの外国人の方が来られます。今年の例でいきますと22万人の方がF1おいでになられまして、うち4万人が外国人ということで、インバウンド客が少ない三重県にとっては非常に重要な観光宣伝の機会でありまして、全国外国人の数が非常に33位(正しくは、「外国人延べ宿泊人数27位」)だったんですかね、低いところでありますが、多くの方にこれは来ていただけますので、そのときにあわせて三重県内を見ていただきたいということで、フランス(正しくは、「アメリカ」)にあります旅行代理店がこのツアーをつくってくれるということで発表をさせていただきたいと思います。来年観戦が4月の5日から7日の3日間でありますけれども、ホテルも協力をしていただいているVISONさん協力していただいていますので、VISONに泊まっていただいて、その3日間チケットも販売をすることになりますので、F1を見ていただいて、そして8日の日には例えば伊賀に行っていただいて関宿に行っていただいたりして、そして大阪で解散という日程でありますので、4月の4日から9日までの日程で、旅行代理店の希望で最後1泊は奈良でするということでありますので、奈良のビジターズビューローとも協力をしてこのツアーを実施をするということであります。鈴鹿だけではなくて、県内特に南の方、VISON多気にありますので、そこから南に行かれる方もおいでになるかもしれません。関空の方に連れて行く大阪の方に連れて行くということになるものですから、伊賀には必ず行っていただけるというようなツアーをつくっておるものであります。それから、奈良の方にはいろいろとファムトリップの関係で、三重県にもご協力いただいたりしていますので、一緒になって外国人の誘致をしていきたいということであります。それが2点目です。
 
3点目でありますが、G7の交通大臣会合でありますけど、記録誌ができました。お手元に配付をさせていただいていると思いますけど、こういう記録誌を作っております。もう既に発表させていただいておりますけれども、経済効果98億円を超える経済効果で、15ある大臣会合の中で一番トップ、2位を3倍以上引き離しているということでありますので、この記録誌を作りまして、これ他の大臣会合でも作っておいでになられます。7年後、また場合によって大臣会合、あるいは首脳会議をやるときの参考にもなりますので、ここに作らせていただいたというものです。この中には子どもたちの姿も載っています。各大臣と触れ合う子どもたちの姿も載っているというものです。後ほど見ていただければと思います。
 
それから次ですが、年末年始、感染症へのご注意のお願いであります。コロナにつきましては9月の上旬から11週連続で減少してきておりましたけれども、11月の下旬から4週連続で感染者が増えてきているということであります。入院しておられる方も11月の下旬から増えてきているという状態でありますので、年末年始、人の移動がございます、ご注意をいただきたいということを呼びかけをさせていただきたいと思っております。インフルエンザにつきましても、これも報道されておりますけれども、直近では若干の減少が定点観測ありましたけれども、これは警報レベルが30人でありますので、まだ30人を超えている状態であります。インフルエンザもまだ予断を許さない、感染が拡大をしているというふうにいってもいいと思います。それでお願いをしたいのは、コロナのときに何度もお願いしてますけれども、感染対策です。人が動きます。高齢者の方、あるいは基礎疾患をお持ちの方と、この年末年始会われる方もおられると思いますので、ぜひコロナのとき、感染者が増えていたときを思い出していただいて、手洗いをこまめにしていただくとか、あるいは消毒もしていただく、そして換気ですね、何よりも大事な、冬なので窓を開けないというのがあると思いますけれども、換気もしっかりしていただきたい。それから、高齢者の方と会うときとか、基礎疾患がおありの方と会われるとき、マスクの着用も、コロナが大変だったときを思い出していただきたいということです。また、体調が不良、よくなくなったときの備えもお願いをしたいと思います。まだ、県で入院調整しなきゃいけないような状況にはなってないんですけれども、ぜひお一人お一人がご注意をいただきたいと思います。もし入院調整がうまくいかないということになったら、私どもはちゃんと支援をさせていただきたいと思ってますし、それからどこで診てくれるんだというのはホームページで出させていただいておるわけです。医療関係の方に協力をいただいております。また、高齢者施設社会的検査、これ継続してやっております。それから12月の27日に愛知県そして岐阜県とともに3県知事でWebですけれども、会議をやりまして、各県の県民の皆さんにメッセージを発出するということも考えているところでございます。
 
続きまして、国民保護法、県民の命を守るための地下施設についてです。既にこれは発表させていただいておりますけれども、国民保護法で知事が住民避難のための避難施設を指定するということになっておりまして、これは毎年指定をしているわけでございまして、今回5施設を追加をしたということでございまして、今三重県内ではこの間の5施設をあわせまして、これは地下の施設とそれから堅牢なコンクリート造りの施設も指定をするということになります。地下だけに限りません。トータルで三重県内1,048の施設が指定をされているということになります。地下に限りますと79ということでございまして、今回施設追加をさせていただいたところであります。この施設については民間施設がこの1,048の中に14であります。公共の施設は、ほぼほぼ指定をさせていただいたというふうに、私ども思ってるんですが、実は民間の数というのがそんなに多くございません。ですから、実は今日のお願いは民間施設の方で協力してもいいよということをおっしゃっていただけるのであれば、私ども担当が防災対策部になりますので、ぜひご連絡をいただきたいというふうに思っています。また、県民の皆さんには、こういった情報を見ていただきたいと思っております。これはもともと平成29年から指定が始まったわけでございますけれども、令和4年から県が指定の強化をしたということで伸びてきているわけであります。何が起こるかわからないというのが昨今の状況でございます。ちなみに三重県は人口10万人あたりのこの施設の指定については今21番目、47都道府県の中で21番目であります。地下に限ると11番目ということで、そんなに悪くない数字ではありますけれども、三重県結構広いものですから、近くにある施設を指定をできればというふうに思っているところでございますので、ご協力をお願いをしたいというふうに思っています。それで県の施設ですけれども、これを新設するときには、これから地下施設をつくっていきたいというふうに思ってます。いざとなったときにも使えるようにということであります。ちなみに、今回指定をさせていただいた中で5施設ありますけれども、地下施設は4施設あります。公共の施設が2施設ありまして、四日市さんの市役所の地下駐車場も入っております。それから三重県の合同ビル、向かい側です、これの地下駐車場、これが公共の施設として2施設追加になっておりますし、それから松阪のホテル、それから鈴鹿の大学のキャンパスということで、民間の施設も地下2施設、そしてホテルさん、松阪のホテルさんは地上の部分ですが指定をさせていただきました。フレックスホテルさんこれは地上ですね。そしてこのホテルAU松阪さんは地下そして鈴鹿医療大学さんも地下で指定をしているところでございます。民間の皆さんにはまた一層のご協力をお願いしたい。また、県としてもこれから施設を作っていくときにはきちんと考えていくということでございます。
 
最後になります。冒頭、記者の皆さんにお礼を申し上げたわけでございますけれども、今年もいよいよ年の瀬も押し迫ってまいりました。県民の皆さんには私ども県庁に日頃からご支援をいただいておりますことをこの場をお借りしてお礼を申し上げたいと思います。今年の一番のトピックスというのは、やはり私自身は5月にコロナが5類に移行されたと、これであろうかと思います。また、先ほど言いましたけれども、伊勢志摩交通大臣会合6月に開催をさせていただきましたし、北の方で言いますと中勢バイパス40年間かけてようやく11月19日に中勢バイパスの開通もありました。さらには今年の2月に三重未来創造予算という私が知事になってある意味、自分自身で編成をした予算というのは初めての予算がありましたし、その中で子どもまるごとパッケージということで国の施策に先んじてという感じになるかもしれませんけれども、子どもが大事だということを三重県で打ち出せたのは大きかったなと思います。8月には47都道府県で初めて人口減少対策方針というのをつくらせていただいたということもあります。コロナの関係でいうと、海外出張今年の1月、台湾に始まってようやく海外にも行けるようになって、三重県を宣伝してきたというところであります。さらには8月にオペレーションルーム、シチュエーションルームをつくって県民の命を守るということも、ようやく実行し始めることができたと思っております。いずれにしてもコロナがここまでおさまってきたのは、医療関係者の皆さんと、そして県民の皆さんのご協力のおかげでございます。引き続き、年末年始も感染症が拡大せんようにご協力いただきたいと思います。今年の漢字を今から出しますので、これは「戻」という字であります。先ほども申し上げましたけど、5月にコロナが5類に移行して県民の皆さんの生活、そして経済も徐々にではありますけれども、コロナ前の状態を取り戻しつつあるということで、これは県全体にとっては明るい兆しであるというふうに思います。今年、「戻」という形で復調が始まった、来年はこれをもっと伸ばしていかないといけないというふうに思います。この「戻」の意味は、コロナだけではなしに、例えば予算でいいましても、これが補正予算でありますけれども、ちょっと減ってきていた、これは一般公共の方ですけれども、それが戻すというか、ぐっと5年間で一番高い額を内示をいただいたり、これは四日市の方ですけどこれは別ですね。これは一般公共で、これが港湾の公共でありますけれども、予算も少しずつ戻してきたというのもあります。それから、もう一つ国体ですが、2021年とこわか国体、それから障がい者スポーツ大会残念ながらできなかったわけでありますけれども、今回発表させていただいて11月に令和17年にスポーツ大会をやるということで、スポーツの振興という意味でも元に戻してきたというところもあろうかというふうに思っております。ということで、今年の漢字は「戻」という字にさせていただきました。私からは長くなりまして恐縮ですが、以上です。
 
発表項目等に関する質疑
 
「紀伊山地の霊場と参詣道」世界遺産登録20周年記念サミット等の実施について(発表)
(質)まず最初の発表にありました。熊野古道のサミットについて、サミット東京でやる目的が東京の多くの人に三重に、特に熊野古道に来てほしいということですけれども、三重に来訪者の意欲喚起をする点では何かどのようなイベントで工夫を図る。
(答)来訪者の。
 
(質)来訪者の意欲喚起、三重に来てもらうために、どんな工夫を凝らすとかサミット成功させるためには、どういう点に工夫を凝らしていくとかあったら教えてください。
(答)サミットは、どっちかというとイベントですので、これを成功させなきゃいけないというよりは、その後に来年多くの人にこの20周年を機会に熊野古道に来ていただきたいということでやらせていただくものでありますけれども、何よりも大事なのは熊野古道というのがあるんやというのを知らない人もおられるので、それをぜひメディアの方々にも宣伝をしていただきたいと思いますけれども、露出をすることが大事だと思います。3県知事会議で私が申し上げて和歌山県知事、奈良県知事にも同意をいただいたのはそこは大きいと思いますので、それを一生懸命やっていきたいと思っています。それから、熊野古道に関していうと、確かに地の利というのは、三重県の南でありますので、遠いというイメージがありますけれども、どういうふうにしたら来やすいのかということも、やはりしっかり宣伝していかないといけないと思いますし、機運の醸成これは2つの意味でやっていかなきゃいけないと思っていますが、一つはやはりご地元の機運の醸成であります。2つ目の踏破ウォークについても、多くの県民の方がご参加をされます。まず、地元でホスピタリティというんですかね。歓迎の気持ちを盛り上げていただく、この機運の醸成も大事。さっきご質問いただいたサミットで三重県以外の方、首都圏の方、これから名古屋、大阪でもさまざまなポスターも展示をするということになりますので、熊野古道を知っていただいて、来ていただくという気持ちになっていただく。そういう意味での機運の醸成、この2つが大事かなと思っています。それとは別に、これから来年度の予算についての編成作業に入っていく。今、実際に事務方は編成しているわけですけれども、やはり熊野古道というと、ちょっと遠いし、宿泊施設も少ないということもありますので、熊野古道の観光インフラというんですかね、それをどうやって整備していくのかというのも今議論しているところであります。これは来年には間に合わないかもしれませんけれども、そういった点も着実にやっていきたいと思っております。
 
(質)関連でこのサミットとあわせて、今、案内のあったように踏破ウォークもあわせてやると思いますけど、この来年20周年を迎えるという点で、この周年を活用して県として課題だった観光、特にインバウンドの面とかは、どのように盛り上げていきたいとか、つなげていきたいとかありますか。
(答)熊野古道は、精神性というかスピリチュアリティというのがありまして、特に欧米の方、アジアの方も最近はそういったことに関心を持っておられますけれども、外国の方々が関心を呼びやすい興味を持ちやすいものやと思っています。したがいまして、海外にも私ども3県協力をして、SNSなんかが中心になるかもしれませんけど、あるいはファムトリップもそうですけれども、発信をしていって、多くの方に来ていただきたいということを考えております。
 
訪日外国人向けの2024F1日本グランプリにおける宿泊パッケージツアーの造成・販売について(発表)
(質)F1グランプリと県内観光をセットにしたツアーですが、これはドル表示でもあるいは円換算でも構わないんですが、どれぐらいの費用で参加できる設定になっているのでしょうか。
(答)これは日本円換算で150円の為替レートでおいた時にチケット込みで90万から140万というふうに聞いております。なお、1月9日から募集をされるような話も聞いておるところでございまして、費用的には今申し上げたような費用ですね。
 
(質)これは幅があるというのは、要は内容によって例えばお食事とかそういったものが違ってくるのでしょうか。
(答:観光部)まずは席のチケットがちょっと値段の差があるのと、あとホテル自体も若干幅があります。
 
(質)ホテルの例えばツインとかスイートとか。
(答)ホテルの方は、金額幅としてはそんなにはないですね。
(答:観光部)90万とか140万の間の中で占める割合はそれほどではないかもしれませんけれども。
(答)シートがわりと金額が違うとは聞いていますね。
 
(質)これは主催はどちらになるんでしょう。
(答)ここには書いてないか。F1 Experiencesというフランス(正しくは、「アメリカ」)の会社と聞いています。今のところ44名ぐらいかな、44名ぐらい募集する、海外の方ですね。
 
一年の振り返りについて
(質)今年1年振り返るというところで先ほど知事、いろいろと1年間にあった出来事をおっしゃっていただきましたけど、もし選べるようであれば、知事の中で一番印象に残っている出来事であったり、あったら教えていただけますでしょうか。
(答)やっぱりサミット(G7三重・伊勢志摩交通大臣会合)でしょうね。多くの方がおいでになっていただいたですし、それから大臣、委員長(EU運輸担当委員)非常に喜んでいただいたというのが、斉藤大臣も含めてですけれども、一番大きかったと思います。それからあと予算の中で子ども施策ということを打ち出したと、これはどちらかというと私どもの話なんですけれども、大きかったと思います。それから先ほど触れませんでしたけれども、実は残念なことに県内で5月に津で4歳の女の子が虐待で亡くなられたり、それから桑名でも認定保育園で不適切な保育があったりということ。それから障がい者の保護施設でも虐待があったということで、弱い人たちがつらい思いをされていたというのもあります。これはその都度、その都度、私ども対策を打ち出しておりますし、今も外部の方々、第三者委員会っていうんですが、外部委員会の方々に対策についてもご検討をいただいておりますので、これはその結果も受けてさらに対策を強化していきたいというふうに思っていますけれども、来年はそんなことがないようにしっかりとやっていきたいと思っております。
 
(質)「戻」の意味ですけれども、コロナの5類移行で県民生活が戻ってきたという意味、それから国土強靱化の予算が戻ったという意味もあるんですか。
(答)多少ですね。県民生活が戻ってきたのは経済の復調というのはやはり大きいと思います。
 
(質)何かこう何かヒネリを入れてあるのか。何か他にもうちょっと話題があるのか、それ以外に。
(答)スポーツ大会もやるということを決めましたので、そういう意味ではコロナ前に少しずつ戻っているということですかね。ヒネリがない、ちょっと愚直に「戻」と思ったもんですから。来年もっと伸びていくという。
 
(質)例えば中国の古文に載っているとかありませんか。
(答)いや、特に。また、あったら教えていただけますと。
 
(質)振り返り、絡めてで申し訳ありませんが。今年振り返っていただいた上で、また来年の抱負も述べていただいたので、ここで絡めて聞きますが、年末年始の過ごし方とか動き方とか、どのようなご予定をされている。
(答)年末は官舎で、身体のメンテナンス、ゆっくりする感じですかね。ゆっくりしながら、年明けには実家の方に行きますので、亀山にということですね。亀山は日帰りですけどね、いってくる。そんな感じですかね。あとは今年1年あったことをじっくり考えて来年職員の皆さんにお願いをせないかんこともありますので、それをしっかり考えてみたいと思っています。来年については虐待などについてちょっとお話をしましたけれども、今年人口減少対策方針もそうですけれども、個別の項目、例えば観光はもうじき年度内に基本計画がまとまりますし、個別の計画というのができてくる年度になります。したがいまして、もう既にカーボンニュートラルとか、あるいは人口減少は方針が出ていますので、それに基づいた具体的な政策の展開をする年にしたいと思っております。
 
「紀伊山地の霊場と参詣道」世界遺産登録20周年記念サミット等の実施について(発表)
(質)熊野古道の関係でお願いします。来年20周年ということで、先ほど知事からも宿泊施設の少なさであったり、少し遠いんじゃないかという印象が持たれているというようなお話がありましたけれども、今その熊野古道をめぐる課題、PRするに向けての課題というのは、一番大きなところ、今後解消していかなきゃいけないところ、というのはどういうところがあるというふうに知事は考えられていますか。
(答)PRするにあたってのポイントですね。
 
(質)来訪者が少ないとか、例えばそういう課題があるのか。
(答)課題はやっぱりなかなか来にくい場所にあるというのはやっぱり大きいかなと思っています。旅にロマンを求めるというのがありまして、旅行というのはロマンというのと表裏一体で語られることがあって、ロマンのR、最初のRってのは、これは遠いところに、ReとかRoってのは遠いところにあるっていう。もともとのラテン語の接頭辞でありますので、遠くてもいいじゃないかという考え方はあるんですけど、なかなか今となってはやっぱり近いところ、簡単に行ける。まあまあそんなに苦労せずに行ける方がいいということがあるので、そういう意味ではちょっと遠いところにあるんですけれども、例えば宿泊していただけるところはちゃんとありますよとかですね。あるいは峠を越える時も歩いて峠を越えた先で戻ってくる手段がありますよというのがあることが望ましいとは思っています。ただ、そこは今までいろいろトライしたことも、今までの歴史の中にはあるんですけれども、現時点においてそれができているかっていうと、そこは完全ではないので、そういったことはやっていきたいと思います。ただ、それは若干時間がかかります。したがって、それまでの間、どういうやり方で来ていただいた方に満足感を持っていただくかというのは、これからしっかりと考えていきたいと思っております。まずは例えば案内板を整備するような形で、やれることは今までもやってきているので、これを継続し、そしてPRしていくということになります。
 
(質)例えば、20周年に絡めて今後長い目で見た時に、今の課題を解消するために何か新しいものを立ち上げたりとか、そういうお考えというのは。
(答)今20周年に向けては自治体の皆さんと協議会を立ち上げているわけですけれども、そこでどういうふうな形になることが熊野古道の振興に望ましいかというお話も出てくると思います。そこでお話を聞いて、その上で例えばこういう形で議論した方がいいというのがありましたら、これから考えていきたいと思っております。
 
その他項目に関する質疑
 
職員の贈収賄事件
(質)項目外で質問させてください。まず1点目が先日贈収賄事件に関与したとして、県の課長が懲戒免職処分となりました。そのことに関するまず受止めをお願いしたいのと、また逮捕、起訴されていない別の複数の入札をめぐっても、一回当たり数万円の賄賂を受けて技術指導など、十回ほど行っていたと県に元課長が説明しているとのことですが、こうしたことから公平公正な入札業務が行われていなかったことが一部で常態化していたといえると思いますが、知事のその点のお考え、受止めをお願いいたします。
(答)全ての行為についてということでありますけれども、2つ大きな問題があると思います。我々公務員というのは、収賄これは決して許されないものであるというふうに思っておりまして、決してやってはいけないことだと。これ公務員になった時、全員肝に銘じるわけですけれども、今回、まだ確定はしていないですけれども、してしまったと本人はそう言っていますから、おそらくそうなんだと思いますけれども、重大な非違行為であるというふうに思います。それからもう一つは、入札について公平性をゆがめるような、結果において形になってしまっているということでありますので、これも公務員としては行ってはいけないことであると思います。県庁の職員がそういった行為に関与した、犯したということで、これは県民の皆さんに本当に深くお詫びをしないといけないというふうに思います。司直の手で内容は明らかにされるわけですけれども、我々大事なのは二度とそんなことを起こさないということでありますので、職員一人一人に研修を受けてもらう、そしてeラーニングもやってもらって、我が事感をこういう行為はだめなんだということをしっかりと伝えていくということが大事であるというふうに思っております。
 
私立学校いじめ
(質)県内のある私学で、同級生間で、複数の性的被害を含むいじめがあったという訴えがあり、被害を受けた女性と支援団体が22日に県庁で記者会見を開きました。学校側は当初、県私学課の助言を受けながらも、第三者委の設置を渋っていましたが、一転、設置をするということになりました。知事として、本案件の所感とあわせて私学内での事案について、子どもの安全を守るため、今後、取り得ることがある、もし対応等があれば教えてください。
(答)私、10月に出させていただいた教育施策大綱でも、いじめをなくそうということを言っております。いじめをなくすための一番大事なことは、いじめを発見することでありますが、発見をした上で、それに適切に対処せないかんというふうに思います。今回、私ども担当課の方から、該当の学校に対しては、重大認定をすべきではないかということをアドバイスをしていたわけでありますが、それがスピード感という意味でしょうかね、そこが適切になされたかということについては、非常に残念な思いがあります。私どもとしては、再三、そういうアドバイスをさせていただいたわけでありますが、今後、口頭でアドバイスをしていたのですが、担当部局とも話をしまして、場合によると文書でそういったアドバイスを今後させていただくことも考えていこうということであります。決して学校が私たちのアドバイスを軽く受け取っていたということは思いませんけれども、だけどそれを目に見える形で今後対応していきたいということも考えています。
 
(質)項目外でありましたらお願いします。
 
次期国体・障スポ
(質)国体について伺いたいんですけれども、各市町の首長さんの定例会見の中で、知事が開催される理由について、いろんな納得できないという発言があって、各紙で報道が相次いでますけれども、改めてこれに関しての知事として、改めて開催の理由等についてお考えありましたら。
(答)前回もご質問いただいておりますけど、スポーツ大会を開催する動機、考え方っていろいろあると思います。私、いろんな考え方があってもいいんだというふうに思っていますし、それは決して、何て言うんですかね、同調圧力みたいにこうじゃないとだめだというふうにはなると、それはさっき、まあいじめではないですけど、そういった形につながりかねない。いろんな考え方あっていいと思いますので、市長さんがさまざまなことを考えておられて、さまざまおっしゃって、それでいいと思います。大事なのはスポーツ大会を開くということだと思います。これについては各市長さん、皆さんやろうというふうにおっしゃっていただいているので、それぞれの方がどういう動機で、これ憲法の思想信条の自由ということをいうつもりはありませんけれども、どんな動機で開催をするのか、それはそれぞれあっていいと思いますので。やるからには、ちゃんと成功に導けるように、それからやっぱり大事なのは、簡素な形で開催をするということであると思います。今、1万人アンケートでスポーツ大会のあり方について、県民の皆さんにお伺いをしているところでありますので、この機会にいろんな首長の皆さんがご意見をおっしゃっておられるので、県民の皆さんにも考えていただけるといいかなと。そのアンケートに答えていたことで、その結果がわかってくるかなという気もしているところでございます。
 
人口推計
(質)先日、国の調査で、県の人口が2050年には135万人になるということで発表がありましたけれども、8月に人口減少対策方針ということで取りまとめたりしていますけれども、この135万人という数字についてどのように考えているのかと、これからどう対策されていくのかお願いします。
(答)今の数字は、すみません、2040年の数字ですか。
 
(質)50ですね。50年で135です。
(答)50年ですね。135万人、私どもは人口減少対策方針を議論しているときに、念頭に置いていた数字が2040年に150万人ということですから、それから10年たって、さらに15万人減っていくということです。三重県はまだ、東京と大阪の間に挟まれて、地理的には有利な場所にあって、人口減少は日本の中ではまだそんなに進まないというところだと思いますが、それでもそれだけ減っていくわけですよね。2050年までの間に、今174万人ですから、40万の人口がなくなっていくと。これ四日市の人口を超える人口が消滅してしまうということであります。経済への影響も大きいと思います。生活へも当然、経済への影響があれば影響が出てきますので、それをなるべく影響を少なくすることが必要と思っています。今、国も人口減少対策、主に子どもの施策、少子化対応ということですけども、施策を繰り出しつつあるところでございます。我々も人口減少対策方針に基づいて、来年度予算から目に見える形、もう既に今年度予算ある程度入れ込んでおりますけれども、補正予算も含めてですね。これを着実に施策を打っていきたいと思っています。ただ、人口減少は、前からもちょっとお話、モーメントがありますので、すぐに人口が増えてくると、これは無理ですね。減り方を一定の期間かけて緩やかにしていくということが重要ですし、人口が減っていった状況に応じて県のあり方というのを考えていく、これも大事かなと思っています。
 
東名阪道多重事故
(質)ちょうど3カ月前に、知事が119番通報者の安全確保の関係で指示した件についてなんですけれども、3人が事故によって亡くなった3月に発生した東名阪道の多重事故で、知事が9月に県内の全消防本部に119番の通報者の安全確保の指示を、明文で規定するように指示をされたと思います。9月当初は未整備の消防本部があったかと思いますが、ちょうど3カ月が経った今、県が把握している規定の整備の状況を教えてください。あわせて当時の会見では、最も効果的な場所に記載していただくとおっしゃっていましたが、県内の各消防本部がどのように明文化しているのか、もし把握があれば教えてください。
(答)まず、当時9月の時点ですけれども、明文化をしていなかった6消防本部の全てで、マニュアルに記載をしたということを確認をしています。それから、どういうふうに明文化しているかについては、これはまだ確認をしていませんので、これから各消防本部の記載ぶりについて確認をし、私どもは指示とか命令はできる立場ではありませんが、指導アドバイスはできる立場にありますので、例えば各消防本部のマニュアルについて、他の消防本部に開示することは差し支えないという話であれば、これを一覧にしまして見ていただくこともできると思います。それによって、各消防本部で自主的にマニュアルについて必要に応じてさらに改修をしてもらうというようなこともできると思いますし、場合によっては我々からもアドバイスすることはできるかなと思っております。
 
(質)加えて、この年末年始は人の往来が帰省などで増えると思いますが、こうした高速道路上などの事故などに関しては他に対策を検討していたり、こうした年末年始の交通が多くなることに関して、知事として何か所感とかあればお願いします。
(答)事故が起きた9月(※事故発生は3月27日)、7、8、9月というのは、高速道路の通行量が増えるときでもありますし、それからこの年末年始というのが増える時であります。まず、事故を起こさないという意味では、余裕を持った行動をしていただきたいというふうに思いますし、それから高速道路でいうとNEXCOを中心に高速道路を運営しているところが適切な情報発信をしているわけであります。前の仕事にも若干関係しますけれども、そういった情報聴取をしていただいて、視聴していただいてより安全な運行の仕方をそれぞれで考えていただきたい。それから運転している途中、トラックの運転手さんも高速バスの運転手さんもそうですけれど、ちゃんと休息をとっていただくということでやっていただいています。マイカーの運転されている方も、ぜひ休息をとっていただきたいと思います。それから年末年始注意をしなきゃいけないのは、9月と違いますのは、雪が降る可能性があるんですね。私の出身地もそうですけれども、冬になると雪降ってくるので。去年の2月にも大雪で新名神が通行止めになってしまって、多くの車が立ち往生したというのもありました。これにも注意をしなきゃいけない。その後、NEXCO中日本さんと我々も話をして二度と2月のような状態のないようにということはお願いしているわけではありますけれども、注意深く対応していきたいと思っています。
 
私立学校いじめ
(質)県の女子高生の性被害の問題なんですけど、これいじめというよりは犯罪だと思っているんですが、被害者が言うには県の相談窓口である「よりこ」が全く寄り添ってもらえなかったというようなことも訴えているんですけれども、それについてはどんなお考えですか。
(答)これについては事実関係を確認をして、我々対応を変える必要があれば変えていかないといけないというふうに思っています。何かありますか。確認するということでいいですかね。詳細について私ども確認をして、我々が足らざる部分があれば、そこは対応していかなきゃいけないというふうに思っていますが、私が聞いている範囲で申し上げますと、私どもの対応は、警察との繋ぎの部分も含めてある程度やらせていただいていたということは聞いています。ただそれで十分だったのかどうかは、今後検証も必要かなと思っております。
 
一年の振り返りについて
(質)今年の一文字に話を戻しますが、発言の中で、来年はもっと伸ばさなければならないと、何を伸ばしますかという、それだけちょっとお聞きしたい。
(答)伸ばすという意味では、経済対策というのはあると思います。先ほど戻すという意味に、県民の生活が戻ってきたというのと、県内の経済の状況も戻りつつあるということでありますけれども、実際は100パーセント戻っているかというと、必ずしもそういうことではないので、来年明るい年にしたいと思っておりますので、経済の状況を伸ばしていきたいなというふうに思っています。
 
(質)第二さんも含めてお願いいたします。
 
「紀伊山地の霊場と参詣道」世界遺産登録20周年記念サミット等の実施について(発表)
(質)細かいところから。記念サミットですけど、東京で、3県知事でやる。これ秋葉原はなぜなんですか。
(答)なぜ秋葉原か。これは、駅から近いところで探したら秋葉原になったと聞いています。詳細。
(答:地域連携・交通部)3県の事務局で探しまして、ちょうど規模感のいいところと、それから駅に近いところというところで探させていただきました。
 
(質)三重テラスは狭すぎるということですか。
(答:地域連携・交通部)三重テラスでは、ちょっと人数的にもちょっと。
(答)狭いということでしょうね。秋葉原最近、若い人もわりと来てくれる街でありますので、中心地という感じはないかもしれませんけれども、人の結構TX(つくばエクスプレス)もあって集まってくる場所ではありますね。
 
(質)これの単発の費用は、予算はどのくらいですか。
(答:地域連携・交通部)3県で負担金を出しまして、それが360万円です。そのうちの契約金額、ちょっと事務局が違いますので分かりませんけど、ほぼその程度の額だと思っています。
 
(質)この中に詩歩っていう方のやつも入っている。詩歩さんの分も入っている。
(答:地域連携・交通部)そうです。
 
(質)360万。あと、これ初めて世界遺産20周年の三重県の関わりとしては、2つ目だと思うんですけど、他に今までここ2、3年度やっていないですから。和歌山では5本くらいやっていますけど、それからいくとあと2段、3段というのは、このウォークラリーは別にして他にまだ何か今、トータルプランは何かあるんですか。
(答)7月に巡礼道ということで、世界遺産登録しているもう一つのサンティアゴ・デ・コンポステーラの道が走っていますバスクの人をお招きして国際シンポジウムをやることも考えていますし、それ以外何かありましたかね。
(答:地域連携・交通部)はい。7月の国際シンポジウムの予定と、それから12月に保全活動の、保全体制のシンポジウムという、保全体制の皆さんに集まってもらいまして、シンポジウムというのも考えております。
 
(質)トータルプランが出るのは、来年の2月議会ぐらいで出していくんですか。
(答:地域連携・交通部)そうですね。
 
(質)予算の絡みがあるわけでしょう。
(答:地域連携・交通部)はいそうです。今、予算要求中でございますので。
 
訪日外国人向けの2024F1日本グランプリにおける宿泊パッケージツアーの造成・販売について(発表)
(質)F1ですけど、これはフランス(正しくは、「アメリカ」)の旅行会社ということなんですが、VISONさんをもともと入れ込んだのもフランス(正しくは、「アメリカ」)の旅行会社さんの考えなのか、それとも県の方でもうちょっと南に振りたいと、VISONっていうのもありますよと、そういう提案なのかどちらですか。
(答)どうぞ。
(答:観光局)お話の中で、南の方に宿泊者を持っていくにあたって、VISONであれば交通の便がいいというのもあるんですけれども、そういうこともあって、三重県側から提案したような形になります。
 
(質)これは、サーキットはサーキットでサーキットホテルがあって、ドライバーとかスタッフとか泊まって、アイルトンセナなんかも泊まっていましたけれども、それからいくと、サーキット側とか鈴鹿市との話はついてるわけ。
(答:観光局)もともとホンダモビリティの方から地元貢献ということもあって、なるべく三重県に泊まる人も増やしたいというお話があったのがきっかけになっておりまして。実際F1がある時は結構県外の方に泊まられている方も多くて、特にインバウンドだと土地感もないものですから、わりと近場の名古屋とか京都、大阪とか、そういった県外の大都市に泊まるケースが多かったので、そういった方々を南の方にお招きしたいと、そういう趣旨であります。
(答)せっかくF1に来られているのに県外に泊まっていただくというのは、あまり意味がないですよね、というのはモビリティランドさんと話している時もそういう話が出まして。それでVISONと、私も昨日VISONということを聞いたんですけれども、そういうことになったんだろうと思います。これは来年第1弾ということなので、昨日もちょっと申し上げたんですが、もうちょっと南の方にもホテルがあるので、そういうことも考えていっていいんじゃないかという話はしましたけれども。それは主催旅行するところが、実際売れないといけないというので、海外の方々がどこに興味をお持ちなのかというのも勘案しながら造っていただくことになりますから、また次の課題として考えていければと思います。
 
(質)奈良県かませて関空に抜けるという南ルートですけれども、逆に北を開けて、名古屋に出て、中空からというルートもできると思うんですよね。
(答)できるでしょうね。
 
(質)その辺のことは今後検討するんですか。
(答:観光局)そうですね。将来の課題としては。現状セントレア便もなかなか特にヨーロッパとか欧米の方に便がないので、やはりどうしても今は関空の方がメインかなと思っています。
(答)F1に来られる欧米の方を考えると、復便もなかなかちょっとセントレアは関空ほどではないので。それからもともと関空は結構便を張っていますので、とりあえず今回は関空ということですが、将来的に便ができてくれば、セントレアというのもあるんじゃないかなと思いますね。
 
(質)中空ならわりと中国人向けだと思います。名古屋の電気街とか、わりとそこのところで買ってもらって帰ってもらうというのがあるから、中国人の人はそういう要望があるという話は聞きました。
(答)あとはF1に中国人の方がどのぐらい来ているか、そういうことですよね。あるいは中国の旅行代理店が日本国に送り込むということを考えられるかどうかというところもあるかもしれないですね。
 
(質)中国のどこかでF1やっていましたよね。
(答)F1やっています。上海やったかな、どっかでやっていますね。
(答:観光部)上海です。
 
G7三重・伊勢志摩交通大臣会合記録誌の完成について(発表)
(質)G7交通大臣会合の記録誌なんですけど、この部数と印刷費を教えてください。
(答:雇用経済部)まず部数につきましては600部ご用意しております。
 
(質)600部。
(答)費用につきましては約197万円でございます。あとはホームページ等でご覧いただけるように、ダウンロードできるようにPDF版も作っております。
 
飲食の負担基準
(質)その他項目ですけども、さっき職員処分で云々という知事の受止めはあったんですけれど、大体この手の類って飲食から始まることが多いので、その辺知事として、飲食についてどういうご自身の基準というか、そういうものをお持ちでしょうか。
(答)これは職員のルールがあって、飲食する場合に会費を払って飲食をするということになっているはずですので、会費を払ってもらえばいいんじゃないかなと思いますね。
 
(質)厳密にそこの区別ができないケースもあるじゃないですか。例えば呼ばれて講演しましたと。その後会食パーティーがついています。その時に立食、会食しても別に費用というのをあえて向こうさんも求められないだろうし、知事の方からあえて出しますとか、これは一見知事だけじゃなくて歴代知事もそうですけれども、その辺のことというのは、その基準である程度いけるんですか。
(答)パーティーの場合は、これは一般職の場合ですけれども、国の基準なので、県はどうなっているかあれですけど、準拠しているのであれば、一人当たり5,000円を超える場合には報告をするということになっているんですね。ただ、これは国の場合でも特別職は対象外になっているので、一般職の公務員の場合ですね。
 
(質)特別職というのは部長級以上ですか。
(答)違います。大臣、副大臣、政務官、政務の秘書官ですね。
 
(質)そこまでの方は、一人5,000円以上は精算して後で入る。
(答)飲み会の場合はそうなんですけど、立食などのパーティーの場合については、全く食べない場合には要らないんですけど、これは国の基準なんで聞いてもらえばいいんですけど、飲食した場合には一人頭5,000円という基準を超えている、その額を超えていれば、報告をするということで、お金を出さなきゃいけないことにはなってないと思います。立食パーティーですからね。
 
(質)その場で自分が払って、後で戻ってくるってこともない。
(答)ではなくて、立食パーティーは別ですね。シッティングで会食した場合には、自分の会費をちゃんと払うというふうになっています。
 
熊野市円卓対話
(質)昨日熊野市で円卓対話あったじゃないですか。熊野を今終えて、29市町のうち、あと紀北町と南伊勢町が残ってますけど、この2年半余りで、知事はいつもコロナのことをお出しになって、ある程度できなかったと。5月に2類から5類に変わって、そこのところからスピード感が今出ているとおっしゃっているんですけど、この29のうちに2年3カ月かかって2つ残っていることについてはどう思われますか。
(答)これからやっていくということですね。
 
(質)そこの反省点みたいなものは。
(答)反省というか、コロナで一生懸命やってましたんですが、実は自分自身もコロナにかかって、紀北町には申し訳ないんですけど先に延びちゃったというのがあったのと、南伊勢町はもっと早くやる予定だったんですけど、台風があって延びちゃったということですね。ですから、その2つについてこれからやるということですね。
 
(質)ただ、公務っていろいろ、たくさんあるとは思うのですが。
(答)山ほどあります。       
 
(質)東京戻られたりとか。そういうこともあって。
(答)ライドシェアの関係や、この予算の関係も東京へ行ったりしていましたね。
 
(質)公務に色はついていないということをおっしゃいますけど。
(答)みんな大事ですので。
 
(質)結果的には、県内市町はまだ2つ残っているような状態なので、ここを何とかこの2年3カ月の間にできなかったんですか。
(答)だからさっき理由を言いましたけど、台風とコロナで延期になったんで、本来ならできていたものですね。
 
(質)昨日、熊野の場合は、住民との懇談みたいなの、なかったじゃないですか。
(答)なかったですね。
 
(質)これは別途やられるおつもりですか。
(答)別途かどうかは別ですけど、私は、担当部にはできたら住民との対応も一緒にやってほしいというような話をしています。というのは、住民対話をやらせていただくと、例えば子育て中の親御さんの話とか、あるいは高校生の話とかいうのは聞けますので、非常に行政展開する上では重要なお話になりますので、これはお願いしているところなんすけど、自治体側の都合でできないというところも中にはあるようですね。
 
(質)昨日のケースは熊野市さん側が、今回ちょっとセットできないというお話なんですか。
(答)うちからはやってくださいというお願いをしているので、そういうことだと思いますね。
 
(質)ばらつきができますよね。29市町の中で、やったりやらなかったり。これはどうですか。
(答)それで私もこの間私も担当部に言ったんですけど、住民対話もやってくれるところとそうでないところでばらつきが出るので、2回目はやっぱり住民対話をやっていただいたところを優先的にやるというのは大事なことだし、2回目のときに1回目住民対話をやっていただいていないところは可能な限り住民対話をやっていただいたらありがたいよねという話は言ってあります。
 
(質)初回始めた頃にちょっとご指摘させていただいたんですけど、その住民対話の部分セットで、必ずそこに首長さんも出なきゃならないというふうな県の要請があって、そうなると、例えば首長によっては半日拘束される部分があって、なかなか日程がとりにくいという話も聞いたんですね。それは会見でも私申し上げましたけれど、それはいろいろ市町の事情あるからって聞いてやってみるという話なんですけど、そこはあえて住民対話は首長さんの後援会の人とかもいらっしゃるので、あえて首長さんの出席を求めなくてもいいんじゃないですか。
(答)求めていないところもあります。要するに、住民対話は市の方では対応できないというときに、私どもの担当部局で、例えば大学とか、それから高校とかですね。セットして、そこには首長さんが来られてないので、そういうのもありですから、実際にはもういろいろなやり方でやっているということですね。
 
(質)あと、あそこで河上市長から出ていた。
(答)熊野ですか。
 
(質)アグリパークって、結構知事はあの場では否定はできないだろうし、ある程度批判もできないでしょうけど。
(答)特にないですよ。
 
(質)財政支援みたいなものは結構前向きに検討されるんですか。
(答)どういう支援を求めてこられるかによります。県も財政的に決して豊かな県ではないので、何ができるか、あのときは支援についても我々は考えていきたいと思いますとこうお答えさせていただいたんですが、財政になるかどうかは中身次第だと思います。
 
(質)河上さんは、財政支援って。
(答)私どもは支援についてもと答えたのは、私が支援についてはと答えたのは、今申し上げたような意味なんですね。
 
(質)あのそばに熊野リゾート(里創人熊野倶楽部)がありますが、知事は一回行かれて、お泊りになっていますね。
(答)はい。
 
(質)もともとつくるときに白地の状態で熊野リゾートは作られて、土地入れて総額約35億ぐらい、県は県費出しているんですけれども、それからいったらあのときに、きっちりしたものを熊野市さんのアイデアも実際聞いていたわけで、つくったけど結局そこはその形では存続しなかったと。それからいったら、今河上さんが昨日言われたアグリパークはほぼ近いところに、モクモクさん(モクモク手づくりファーム)の伊賀版みたいなものを熊野版でつくろうという感じなんですけれども、その辺のことというのは今後検討されて考えるってことですか。いろいろな支援をですが。
(答)どんな支援があるかは、熊野市さんの要望も聞きながら。
 
(質)リゾートと被る部分も出てくると思うので。
(答)ちょっと違うと思いますけれども。体験型で、かつ昨日お伺いしたらアグリパークの方はどちらかというと子どもさん連れの宿泊というふうにおっしゃっていたので、どちらかというと客層は違うとは思いますけれど。いずれにしても県がどういう支援をするのかは、熊野市さんの要望も聞いて、かつ県でどこまでできるか、何ができるかというのも担当部局で考えて、これから考えていく話かなと思いますね。
 
(質)リゾートも最初、議会等で委員会に出した時にファミリー層狙いという話も出ていて、実際体験施設なんかもあったわけです。ところが、そこでやられる地元の方々が存続できなくて、せっかく水曜日行っても今日は休んでいるとか、そういうことがあってどんどん消えていったんですね。それからいけば、私なんか見てるとほぼ同じことだなと思っているんですけれども、そこは違うと。
(答)熊野リゾートは熊野リゾートで、どっちかというと高付加価値で、わりと名古屋、大阪、東京の富裕層の方がおいでになっておられて、そこでのゆっくりした生活を楽しんでおられる。これはこれでいいと思いますけどね。今度はターゲットが違うということで、それはぜひうまくいってほしいと思ってますけど。当時との一番の違いは、市長もおっしゃっていましたけど、一昨年の8月に高速道路開通しましたんでね。多くの方が熊野に来やすくなったというのはあると思いますね。ですから、あの事業についても成功すると思います。まだ開業するのはだいぶ先になりますので。
 
(質)そうですね。7年先かなんかじゃなかったでしたっけ。
(答)11年のオープンとおっしゃってましたね。
 
(質)どうも。
(答)はい。
 
(質)どうもありがとうございました。
 
(答)どうもありがとうございました。
                                                了

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