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令和06年02月08日

知事定例記者会見

知事定例会見録

令和6年2月6日
於:プレゼンテーションルーム

発表項目等 

知事の能登半島地震被災地訪問について(発表)

質疑項目

・発表項目等に関する質疑
・「紀伊山地の霊場と参詣道」世界遺産登録20周年記念サミット
・豊田自動織機の不正への対応
・F1日本グランプリ
・知事の講演のタイトル
・明応地震
・羽田空港事故
・若手・中堅職員養成塾

発表項目等

(知事)おはようございます。私の方からは今日は1点お話をさせていただきたいと思います。能登半島地震の関係であります。2月10日ですけれども、土曜日ということになりますが、三重県がカウンターパート支援をしております輪島市を訪問をさせていただきまして、輪島市長さんとの面談をするということになっております。その前に石川県庁にお伺いをしまして、県から派遣しております情報連絡員への激励も行う予定であります。その時に石川県知事とも、今まだ調整中でここには書いてありません。等ということで入ってますけど、との面談を行う方向で今調整をしております。私だけではなくて、私は9県1市の災害担当の幹事県の知事でもありますので、お伺いするというふうに考えておりますけど、全国知事会の会長であります宮城県知事の村井知事も、私とたぶん同じタイミングで馳知事とお会いするということになると思います。今、その方向で調整をしているところであります。三重県からは、これも皆さんの方にお伝え申し上げていると思いますけれども、延べ人数でいうと、市町の職員の方々、あるいは緊急消防援助隊の皆さん、警察職員の皆さん、医療関係者の皆さん合計で延べで、2月5日、昨日の時点で7,000名、ちょうどジャストでありましたけど、7,000名を派遣しているということであります。また、県民の皆さんから募金を多く預かっておりまして、県に設置をしました募金箱、これ各地域に設置してるのも含めてでございますけれども、これ石川だけではなくて、被災された4県にということで100万円を超える義援金をいただいております。感謝を申し上げたいと思います。また、県では輪島市のふるさと納税、代行でやっておりまして、これ全国からということになりますけれども、100万円を超える納税額が集まっておりますので、これはこのままお渡しをするということになってまいります。今回、私参りますのは、三重県の職員の激励と、それから被災されて苦しんでおられる方々、特に首長の皆さんですけど、から情報をいただいて、今後三重県としてどんな支援が必要かというのを考えるということにもなってまいりますが、併せて近い将来に来ると言われています南海トラフ地震、三重県としてどう備えるのかということも考えていきたいというふうに思っております。私に先立って野呂統括監も現地に入る予定でございまして、状況をつぶさに見てきてもらおうと思っております。私から以上です。
 
発表項目等に関する質疑
 
知事の能登半島地震被災地訪問について(発表)
(質)今現在の輪島市長と、もしくは調整できたら馳知事と面談すると思いますが、具体的にこういうことを話し合いたいなみたいなのってありますか。
(答)まず、やっぱり私たちがどうというよりは、被災された地域の首長である輪島市長が三重県に対してどういう要望といいますか、を持っておられるかというのを聞き取るのが大事かなというふうに思っております。また、併せて今回の地震でどういうふうに対応されたか、そしてどういうふうに対応すればよかったかなどもお伺いできればとは思っております。
 
(質)実際に被災した方と会ったりとか、そういう予定とかはあるんですか。
(答)いや、それは特に私の仕事ではないというか、矩を踰えると思います。被災された方の声を聞かれるのは、やっぱり現地の首長さんであろうと思います。また、我々の職員も避難所で被災された方と日々触れ合っています。ちょっと間接的になるかもしれませんけれども、どんなお声があったのかというのは、私どもから派遣しております職員とは話をする機会がありますので、そういう時に聞きたいとは思っております。
 
(質)これまでに知事として石川県内に視察されて知事と面談された事例というのはあるんでしょうか。
(答)他県ということですか。これはマスコミの報道から私は情報を聞いているだけなので、正確ではないかもしれませんが、確か富山県知事が行かれて、石川県庁で馳知事とお会いになられたと聞いています。
 
(質)先ほど、これまで県が取り組まれてきた被災地への取り組みをお話ししていただきましたけれども、知事も帰ってこられた職員から報告などを受けて、改めて今後、三重県の防災対策として改善していかなければいけない部分だったり、感じていらっしゃる部分というのは何かありますでしょうか。
(答)まだこれは私の考えだけなので、今後、防災対策部でまとめてくれるものが出てくると思います。その段階でしっかりと皆さんにお知らせしたいと思いますが、今の段階で考えてますのは、まず地震のときの被害というのは、前もお話し申し上げたかもしれませんがいくつか被害ありまして、一つはやっぱり家屋の倒壊ですね。これについては耐震の診断、これをしっかり受けていただくように、これは無料でやっていますので、これお願いをして、住民の方々に。それから耐震補強はこの間もちょっと言いましたけど、300万ぐらいお金がかかる中で、国県市の補助って100万円ですので、それでは足りないと思います。国にその増額をお願いしていくんじゃないかなとは思っているところであります。これただまだ私一人の考えなので、担当部とも話をして、今後要請するならどのタイミングで要請するかは考えていかななりません。それから二つ目の被害として、やっぱ津波があると思います。津波は、三重県ではまだ18の津波避難タワーできてないということでありますが、今年度、令和5年度に四つに着手をしています。来年度、また予算の時に発表することになると思いますが、かなりの数が着手をするというふうに自治体の方言っておられるので、津波避難タワーについても、もうしばらく時間はかかるかもしれませんけれども、対応はできてくるということになる。あとは来年度の予算、これもまた予算の時発表することになりますが、必ずしも津波避難タワーの場所とか津波避難ビル、どこにあるかわかっている人ばかりではない。旅行に来た人は特にそうですし、それからそこに住んでいても、ちょっと自分の住んでるとこ外れるとわからなくなるので、それがわかりやすくなるような方法というのを来年度予算で考えていくということを考えています。それから、火災が今回発生しました。これについては火災だけではなくて、孤立集落の通信手段の欠如というのも、三重県から派遣した職員から聞いて、問題点が明らかになってきましたので、そのためにはやっぱり空を使う、空路を使うっていうことが必要であると思います。空、ヘリで人員と、それから消火活動ができるのは自衛隊と海保、それから数は少ないです、ヘリの数は少ないですけど、警察消防ということになりますが、四つの機関にわたりますので、その調整をする組織をっていうのをつくらないといけないということでありますが、私の海保の経験でいうと、災害が起きてから空域調整をする組織が立ち上がるまでには1日以上大体かかるんですよ。今回、火災が起きてしまったので、かつ孤立集落がいくつもできていますから、もっと早いタイミングで空域調整の組織、ACCですね、エアコントロールセンターになりますけど、そこをつくった上でどこが指揮権を執るのかというのを決めなきゃいけないので、それを早めに決めないと大変なことになるなというのは今回の地震の大きな教訓ですね。それから孤立した集落に対しては、海上からの救援というのもありますけど、三重県の場合は、第四管区と包括協定を結んでますからやってくれると思いますが、そこを充実することも必要かと思います。それから避難所ですけれども、やっぱり1次避難所、あるいは1.5次避難所で、三重県の場合、段ボールベッドをすぐに入れてもらえるという協定を結んでるので、やっていただける。これ引っ越しのサカイさんと協定を結んでいますので、やっていただけるんですけど。中でのセパレーション、プライバシーの確保、これはやっぱりまだもっとやってかなきゃいけないと思うので、これ自治体の皆さんと話をしてやる必要があろうかと思います。それからそれは三重県が被災したときの話なんですけど、今度他県が被災した場合、それから、先に他県の話しします。被災した場合に、三重県の職員、今回応援に行ってるんですけど、最初困ったのはやっぱ宿泊する場所がないと。今も十分にあるというふうには言えない状況。ですから、例えばキャンピングカーとかそんなものを用意しておかなきゃいけないかなと。それ実は県内でも同じ話でありまして、例えば県内全域で地震が起こったら、もうこれ大変なことになりますけど、県の一部地域で起こった場合に、例えば津は安全だったと、県庁は大丈夫だった、揺れたけれども。そのときに被災しているところにうちの職員を送り込まなきゃいけないんですが、宿泊場所が十分に確保できるとは言えない。そのときやっぱり県内であってもキャンピングカーが使えるかもしれないので、ちょっとこれはどういう形がいいのか、防災対策部と話をしていきたいと思っています。キャンピングカーについても、中の仕様がどんな仕様にするのかというのがありますよね。例えば、シャワーがあった方がいいのか、トイレはあった方がいいのか、それによって大きさも変わってくる。ところがあんまり大き過ぎると、被災したところに道路が崩壊していて入っていけない、どうするのか。そういうこともちょっと考えていかなきゃいけない。雑駁な話ですけど、これをこれからまとめていって、それから自治体の方々の意見もいただいて、三重県として南海トラフ対応をどうするのかというのを考えていきたいと思っております。
 
(質)追加で関連で、先ほど津波避難タワーなどのお話もありましたけれど、今回の地震、元旦に起きたということで、帰省客であったり観光客という部分で、実際に住まわれている方よりも何倍、より多くの方がいらっしゃったというようなのも報道で出ていますけれども、そのあたり、そういうピンポイントで起きた場合のケースというのも想定して、そのあたりの避難所の定員であったり、津波避難タワーの定員というのは想定して考えられているものなのでしょうか。
(答)津波避難タワーはそこまで考えているかどうかちょっと確認をしてみる必要があるとは思いますけれども、どのぐらいの人数を想定するのか、またなかなか難しいところではありますね。ですが、休みでご家族が帰ってこられるということも考えながら対応していかなきゃいけないというふうには思います。避難所も同じですね。津波避難タワー特に大事なんです。避難所の場合は最初はそこに恐らく一時避難されると思いますけど、落ち着いてきたらもうそういった方々はご自身の現在の住所地に帰っていただくということにはなろうと思います。
 
(質)2点というか、教えていただきたいんですが。知事自ら現場へ行こうと思われた、これ強い決意が働いているんでしょうというふうに思うのですが、そのきっかけといいますか、どういう思いがおありなんですかというのが一つ目の質問で、もう一つがたぶんいろんな方々が被災地行きたい、それは自治体の首長だけではなくて被災地へ行きたい、しかし、今行くと混乱を与えないだろうかという、もやもやした感情があって行かない方も津々浦々いらっしゃると思うんですけど、そのあたり自分で行ってみようという決断をされた狙いを教えてください。
(答)まず、現場に行く理由でありますけれども、実際、現場を見るのと見ないのとは、例えば三重県で災害が起きた場合の対応の仕方に大きな違いがあるというふうに思っているからでありまして、これは私の経験ですけれども、東日本大震災が起きた時に私は空港担当の課長をしていました。3月11日に東日本が起きましたけど、4月6日であったと記憶していますけれども、月山を経由して仙台空港に入りました。その時にはまだ電気も来ていなかったです。トイレも仮設トイレでした。その現場を見たというのは、非常に大きな、私にとって災害対応の知識になっていると思っています。ただ、入る時期というのは確かに難しいところがあって、やっぱり大体1カ月ぐらいたつと復興フェーズに変わってくるんですが、その前に入る。特に人命救助のときに入るのは意味が全くないです。これ上空からの視察も避けた方がいいんですけれども、そのときはもう実動部隊ですね。自衛隊、海保、警察、消防、その人たちに人命救助一生懸命やってもらう必要がある。そこは絶対避けなきゃいけない。その次に避難所フェーズに入ります。避難所フェーズも最初の1週間、2週間はそうとうバタバタしますので、そのときに上の人間が行くと、そのために人手が割かれることになりますけど、それも避けなきゃいけない。大体1カ月ぐらいすると落ち着き始めるので、まだ落ち着いたとは言えませんけれども、その時期であれば入ってうちの職員の激励もしなきゃいけないと思っていますし、加えて現地の状況をこの目で見てくるということも大事かなというふうに思います。恐らく村井知事も同じお考えではないかなと。村井さんも被災されたところの知事でいらっしゃったんです。何かできることはないかと聞きにいくのが主目的ではありますけど。
 
(質)今後の被害地の状況も把握して、今後の三重県での防災にも生かしていくと思うんですけども、具体的に、例えばどんなところに注目して情報を集めたいですとか、どんなお話を聞きたいとか、教えてください。
(答)話は帰ってきた人たちから聞いておりますので、直接、だから首長の方ですね、輪島市長さん、それから調整が整えば馳知事からということになりますけれども、どんなお考えを持っているのか、ここは聞いてみたいと思います。興味本位ではなくて、どういった形で支援できるかということと、それから三重県が被災したときにどういうことに気をつけなきゃいかんのということですね。それから、現場という意味では、今回は今までの阪神、あるいは東日本、熊本の地震と比べて道路の損壊状況がひどいという話を聞いてますので、そこは自分の目で見たいとは思っています。加えて、漁港がかなり隆起をしているという話を聞いていますので、そこも見れたらなというふうには思っているところです。
 
(質)三重県の南海トラフにも、備えにもつなげていきたいというふうにおっしゃっていましたけども、改めて地理的なところも踏まえて、今回の能登地域と三重県の共通点というのはどういうところにあると思いますか。
(答)半島という意味では、全体的に似通っている部分があると思います。ただ、紀伊半島非常に大きいので、内陸を使った道路というのもありますし、それから道路のリダンダンシー、代替路ですね、この確保もある程度はできている部分もあるということは違いかなと思います。ただ、同じ点に戻りますと、海岸沿いの道が使えなくなるような事態というのはあり得るので、ですから、海路空路でどのように支援をするべきなのかというのは、やはり考えておかなきゃいけない。そこは最大のポイントであると思いますね。
 
(質)私も実際、被災地に行ったんですけれども、その時に2次避難の状況でバスに乗った時にいきなり行き先を伝えられるか、いきなり相部屋になるとか、そういった調整が混乱してた状況だったんですけれども。そういったところの準備や備えっていうのは三重県ではどういった状況になっているのかというのはわかりますか。
(答)今、1.5次とか2次避難というところまで確実に把握をできてる状況ではないというか、もっと正確に言うと、1.5次避難、2次避難というのは東日本震災のときあんまりそんな言葉はなくて、今回の能登地震のときに言われていることでありますので、三重県としてもどんなふうに避難をしていただくのかというのはこれから考えていかないかんのですよね。実は昨日も担当部と話していて、今回の地震を教訓にして三重県で地震が起きたときに1次避難はどんな場所でやるのか、それを何日間続けるのか、1.5次避難なり2次避難、どんな形でどこに避難するのか、それを考えておきましょうという話を言っています。ですから、これから考えることになると思います。地震のときもそうですけど、災害のときも混乱が生じるのはしょうがないことであるとは思います。ただ、その混乱を最小限に抑えるために、できるだけ事前に情報をお伝えすると。これは心がけないかんとは思いますね。
 
その他項目に関する質疑
 
「紀伊山地の霊場と参詣道」世界遺産登録20周年記念サミット
(質)じゃあ発表項目内はよろしいですか。じゃあ、発表項目外で質問させてください。明後日が、東京の方で熊野古道のシンポジウムだと思いますが、改めてそこに向けての意気込みと、20周年のイベントもいろいろと始まってきてます。改めて熊野古道20周年を迎えるにあたっての思いをお願いします。
(答)今年は熊野古道が世界遺産に登録をされてから20周年という節目、佳節を刻む、節目の年であります。記念すべき年であります。この時に、ちょうど世界的にコロナも収まりつつあり、ほぼ世界的には終息をしたと言ってもいいんだと思いますけれども、熊野古道に関係する三重県、そして和歌山県、奈良県、我々呼びかけさせていただいて、去年の7月であったと記憶してますけれども、紀伊半島知事会議で呼びかけをさせていただいて、3県で一緒になって熊野古道を盛り上げていくイベントをやりましょうというふうに申し上げました。それが今度、そのひとつが2月8日に実施をされます、東京での熊野古道の記念サミットということでございます。東京という大消費地、それから多くの観光客を送客してくれる場所で、3県の知事が一緒になって、それから市長さん町長さんもおいでになれる方は来ていただけますけれども、熊野古道を宣伝する。これをマスコミの方に多く取り上げていただいて、あっ熊野古道へ行ってみたいということを思っていただけるというきっかけになればというふうに思っています。熊野古道は、日本で25ある世界遺産の中で、秋田の白神山地と並んでなかなか行きにくい所というふうに言われています。行きにくいだけに、行ってみると新しい発見があって、手付かずのものもあったりして、楽しい経験もできるのではないかというふうに思いますので、多くの方に来ていただきたいと思っています。
 
豊田自動織機の不正への対応
(質)トヨタが、不正がこの前ありましたけれども、ダイハツと同じで、ちょっと同じ質問になると思うんですけども、現状で、取引をしている県内の中小企業から相談とかっていうのはあったりはしてるんですか。
(答)自動織機の不正ですよね。自体が、今、9日までかな、生産ライン停止されている。相談は今、来てますか。
(答:雇用経済部)トヨタの関係では今ございません。
(答)長引けば出てくる可能性はあるかもしれませんけど。
 
(質)もしこれ仮に影響が出てきて、それこそダイハツみたいな形で相談窓口とか設置したりとかっていうことは。
(答)型式承認の取り消しがどのぐらいの数になるかによると思います。それが大きな数になって、部品工場にも影響が及ぶということになれば、影響大きいので相談も出てくると思います。そうじゃなかったとしても、ある程度、今、国交省が監査に入っていますから、どのぐらいの数の車が型式承認取り消しになるか、なるかどうかも分かりませんけど、なった場合の対応というのは考えていかなきゃいけないので、その時の対応のひとつとして窓口を設置するというのはあると思います。
 
F1日本グランプリ
(質)もう1件なんですけど、F1の開催が25年から29年まで、5年契約で新たに決まりました。改めて知事、お受け止めというか、5年契約という今回長い契約期間ですけれども、改めて教えていただければ。
(答)非常に良かったなと思っています。今回認めていただいたのは、やっぱり鈴鹿というのは、今まで33回ですかね、グランプリが開催をされまして、多くの有名なレーサーからも評価をされているサーキットでありますので、それを評価されたんだろうと思いますし、それから、これから今年からですけど、F1の開催4月ということで、台風が来る時期でもない。今までは9月だったものですから、台風に襲われる可能性もある。秋の長雨となる可能性もある。確かおととし、開催が大雨でレースが中止になったということもありますけど、そういったことは少ないだろうと思いますので、多くの方に来ていただける時期でもあろうかと思います。加えて、今回から、こないだ発表させていただきましたけど、三重県内を回っていただくような周遊ルートも考えていこうというふうに思っていますので、楽しんでいただける要素も盛り込みたいと思っているところでありまして、いずれにしても5年間、鈴鹿で開催するという継続開催が発表されたことは非常に歓迎をしております。
 
(質)先般も移ろい話やったと思うんですが、よその自治体で誘致をしますと言って、そうそう簡単にできるものではないという話だったと思うんですが。F1を誘致するというにあたって、これは今回の大阪に限りませんけど、誘致する場合のポイントというのは、何が重要となってくるのかなというのを教えていただきたい。
(答)私もF1の専門家ではないので、聞きかじりの部分にはなりますけど、やっぱりまずはサーキットだと思います。一時期、富士スピードウェイで開催されたっていうのはご存知だと思います。その時も、やっぱりサーキットの形状などで、鈴鹿の方が良いという話があったという話は聞いています。これ正しいかどうか分かりませんけれども、そこがまずあるんじゃないかというふうに思います。あとはどこが主催というか、されるかということになろうかと思いますけど。鈴鹿の場合はホンダさんがずっとやっておいでになられて、ノウハウも蓄積されて、そして国際機関とのパイプもしっかりしたものをお持ちになられているということは大きいんじゃないかと思います。それ以外には開催地のホスピタリティであるとか、これは鈴鹿市ということになりますけど、鈴鹿市は末松市長以下しっかりとF1を支えていくということもやっておられますし、それから過去には他のF1開催地に行かれたり、ノウハウを積み重ねておられるということもありますので、主として、私が今考えている事項ではありますけれども、3点かなというふうに思いますけどね。
 
(質)それがあったからこそ、今回先までなったという。
(答)ことではないかなと、やっぱり歴史と伝統と、それとホスピタリティではないですかね。
 
(質)項目外含めてよろしいですか。第二さんお願いします。
 
知事の能登半島地震被災地訪問について(発表)
(質)被災地視察ですけど、これ去年、危機管理上の話で、知事が現場へトップが行くと混乱すると、それは避けたいとおっしゃって、平時でも駄目なんですかという話で、平時、乱時についてはお答えなかったんですけど、今回はさっきのお話聞くと、一応段階を追って、1カ月ぐらいたったらある程度落ち着くと、要は人命救助の段階で当然行くべきじゃないと。その理屈からいくと、今回はそういうタイミングが来たというお考えですか。
(答)そうですね、そう思います。東日本のときも私、1カ月の直前でしたけど、4月の6日に仙台空港に行き、その後4月の確か11日にも仙台空港に、2回行っていますけど、大体1カ月くらいたつと大震災でも落ち着いてくるというふうに思います。ですから、前回、指揮官が、これは三重県で被災したときもそうですけど、現場にすぐに入るのはやめた方がいいと申し上げたんじゃないかと思いますけども、そういう人命救助フェーズのときは絶対駄目だということで申し上げたんだと記憶しています。
 
(質)東日本大震災のときに、当時、民主党政権で松本防災担当大臣が宮城県を行かれて、村井知事がちょっと待たせたというのでお怒りになって、メディアからかなり批判を浴びた時がありましたけど、要はああいうタイミングではやっぱり避けた方がいいですよね。
(答)どのタイミングかはすみません、私そこは知識がないのであれですけど、現地が受け入れられないというときには行っちゃいかんと思いますね。
 
知事の講演のタイトル
(質)1月29日の伊勢新聞さんの新春の知事の講演で、あそこでタイトルを、「県民の生命を守り、三重県人の命を未来へつなぐために~走り続ける三重県庁~」と題されたらしいんですけど、この県民と三重県人の違いというのは、どういうふうに解釈したらいいんですか。
(答)そこに込めた意味ですね。まず今回、能登半島の地震もありましたので、県民の命を守るというのは、今住んでおられる方々の命をどうやって守るかという意味、例えば津波から守る、火災から守る、地震の揺れから守る、どういうふうにしていくのかという話を、これ地震だけではなくて台風もそうですけど、それをお話をさせていただく部分があるということと、それから三重県人の命を先、将来につないでいく、これ子どもの政策ですね、主として。子どもたちの政策を充実させることによって、20年先、30年先、40年先、100年先も三重県が発展をし続けて、子どもたちが伸び伸びと育てる三重県をどうつくっていくのかということを申し上げたかったので、そういう思いを込めて題名を付けました。
 
(質)子どもを含むなら別に三重県民でもいいと思うんだけど、あえてこの三重県人とした概念で何かお考えがあるのですか。
(答)それは、まだ生まれてない、例えば50年先に生まれてくる人たちも含めて三重県人という言葉で捉えているということであります。
 
(質)私は、県人会とかいうのがあるので、要は県民として住所を持っておられないけど、外へ出て、三重県はふるさととか、そういう外にいらっしゃる方も含めて三重県人というふうな使い方をされたのかなと思ったんですけど、そうではないということ。
(答)そうではないですね。三重県に住んでいる、あるいはこれから三重県でずっと住んでいかれる方という思いを込めた言葉ですね。
 
明応地震
(質)昨日、高田本山さん来られた時に、550年前、正確にいうと526年前なんですけど、地震があったということを知事は昨日初めてご存じになった。
(答)そうですね。私はそこは知りませんでした。あとで防災対策部から話を聞いて、ああそういうことがあったんですねというふうな思いを持ちました。志登茂川かな、志登茂川に津波の水がさかのぼったということのようですね。相当の被害があったんじゃないかなとは思います。
 
(質)一族、三重県に住まわれて800年というのをおっしゃって、それなりにかと思いましたけど、私なんか別にたかだか30年ぐらい住んでいるだけですが、この安濃津地震というのは、当然それは知ってて、当時、鹿児島と博多と三重県の安濃津が日本三大港になってて。
(答)三津て呼ばれてましたね。
 
(質)なってて、以後あれで、かなりあの地震の津波で壊滅状態で、なかなか津港は復興しなくて、この前、中空の連絡港を造る時に初めて手入れしたと津市のホームページにも書いてあるんですけど、そういうのからいくとちょっと意外な感じがしたんですが。
(答)平安時代の三津の話は知っていましたし、安濃津が使えなくなってしまったということも知っていましたが、この地震だというのは知らなかった。一族、亀山を中心に住んでいたので、大きな被害はなかったのかもしれないですよね。津の中心には恐らく被害があったんでしょうね。
 
羽田空港事故
(質)海保の1月2日の羽田空港での事故ですけど、これが一応、政権内の一部で若干話が今出てるみたいなんですが、もともと新潟へ物資を運ぶという形になっているじゃないですか。あの段階で新潟へ物資を届ける必要があったのかという話も出ているんですが、その辺は知事はどういうふうなお考えですか。
(答)新潟でしたですか、石川じゃなくて新潟へ物資届ける。そうですか、それはそういう必要性があるかないかは組織で判断する話、政府で判断するような話だと思いますけどね。
 
(質)事故調等でまだ具体的にそこは語られていないけど、今あるのは、花角新潟県知事が一見知事と同じような経歴たどられてて、海保の次長もやられてて、確か五つか六つ上なんですよね。去年9月、VISONで話し合われてますよね、対談みたいなので。そういうのからいくと海保側が忖度したのか、それとも花角さんが要請されたのか、そこはわからんですけど、仮にあのときに新潟へ物資運ぶという判断について何かお考えはありますか。
(答)いや、まず海保が忖度することはないと思います。冷静に判断をして、新潟に、新潟、私知りませんけど、必要であればそこに持っていくということになると思いますので、私はそれについては特に知見がありませんし、言及する、今のところ知識がないということですね。
 
若手・中堅職員養成塾
(質)前お聞きしたんですけど、前知事の時に、若手職員、中堅育成塾みたいなのが月だいたい1回やってて、結構著名人というか、あれを招いてって、一度効果があったかどうか検討してみるというふうにおっしゃったんですけど、あれはその後どのようになった。
(答)月1回ですか。
 
(質)大体月1でしたね。
(答)まだ確認をしてないので、ちょっと確認した方がいいですね。
 
(質)前の知事も結構いろんな人脈を、あえて選挙向けか何か分からないけど、誇ってたところがあって、知事が選挙向けでないにしても、パイプが太いとおっしゃるなら、そういう方誰かを呼んできて、だいだい聞けないですから普通、三重県来られることもあまり少ないかもしれないし、だからもしあるならば、その辺どうされるのかなと思ったもんで。
(答)必要であれば、人脈も含めて話をした方がいいと思いますけど、何を優先するかっちゅうことかもしれませんね。今はまず地震対応で、皆一生懸命やっているので、それが収まってきたときにそういったことも考える必要があるかどうかということですね。こないだコンプライアンスは、私の知っている人といいますか、に来ていただいて話をしていただきましたけど、あれは良かったんじゃないかなと思います。課長以上の皆さんに話を聞いていただいたっちゅうことになりますけどね。
 
(質)ある程度持続的にやるかどうかというのは今後検討するということですか。
(答)そうですね。担当部も含めてお話をちょっと聞いてみてということになると思いますね。
 
知事の能登半島地震被災地訪問について(発表)
(質)ちょっと確認で、これ能登半島地震の訪問の石川県庁の訪問が非公開の理由って何かあるんですか。
(答)非公開の理由。これは石川県が非公開でということをおっしゃっておられるので、我々が非公開でということを言っているわけではないということですね。
 
(質)それに関してですけど、これクラブに対して申し込み云々とかいうのがあるんですが、足は我々は直で行けということですね。
(答:防災対策部)それでお願いします。
 
(質)何か日経さんにお聞きすると、東日本大震災の時に、当時の兵庫県の井戸知事が県のバス仕立てて報道バスをつくって一緒にバスに知事も乗り込んで行かれたらしいんですけど、そういうことではないですか。
(答:防災対策部)今回は各自でお願いしたいと思っております。
 
(質)どうも。
 
(質)他よろしいですか。じゃあ。
 
(答)どうもありがとございました。
 
(質)ありがとうございます。
 

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