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令和06年03月28日

知事定例記者会見

知事定例会見録

令和6年3月25日
於:プレゼンテーションルーム

発表項目等 

質疑項目

・発表項目等に関する質疑
・定期人事異動
・はしかの感染状況
・リニア中央新幹線の開業に向けて
・日銀のマイナス金利政策の解除

発表項目等

(知事)おはようございます。私の方から今日は3点お話をさせていただきたいと思います。まず、三重県のプロモーション動画というのを作りましたので、ご披露させていただきたいと思います。今まで県は観光とか食とかの分野に特化したPR動画は作ってきたんですけど、三重県全体を宣伝するというのは作ってませんでした。今年度の4月にプロモーション推進本部を県でつくりました。また、プロモーションを専門に行う部局というのも作って活動してきてくれているわけですけど、県のプロモーションを総合的に推進していこうということで、その一環として動画を作っております。いろいろ全部を入れ込んだもので、全体版10分のものです。県全体の、各地域別でありますけど、県の魅力を紹介するもの。そしてダイジェスト版として約2分のものです。これいろいろな場面で流していきますけども、直ちには今日の11時からYouTubeで公開をするということです。SNSで発信もします。それから海外でも行いますけども、プロモーションいろんなイベントをやります。三重テラスなんかでもやったりしますけども、そのイベントのとき、この動画を流すということを考えているところであります。この動画の中には、産業とか町とか、例えば産業というと半導体とか自動車産業も入ってますし、暮らし・町並みということでいうと、近鉄の四日市駅の人が行き交う状況とか、伊賀鉄道の駅とかミカン農園とか、そういうのも入っております。今日は40秒のダイジェスト版を見ていただくということで、今から流れます。ちょっとご覧ください。
(動画再生)
ということでございます。よろしいですか。写真は大丈夫ですか、よろしいですか。いずれにしても三重県、プロモーションをどんどんやっていかなきゃいけませんので、こういったものを活用しながらやっていくことにしたいと思います。とりあえず言語は、言葉はあんまり出てない、10分ものは解説が入っているんですけども、日本語版と英語版とりあえず作りますけど、その都度他の言語、特殊言語についても作っていくことを想定をしております。
 
続きまして、毎年行っております「県民の日」の記念事業でございます。4月18日が三重県と度会県が合併をした日でございますが、これを記念しまして前後の日曜日に今まで県民の日の記念事業をやってまいりました。今年はテーマが「子どもたちが個性を輝かせ、望む未来を実現していくために」ということでありまして、県内4会場バランスを取りまして、北勢、中勢、そして伊賀、そして南勢・東紀州、そこで開催をするということであります。いずれの会場でも子どもたちのパフォーマンスが予定されてますので、ぜひ応援をしていただきたいと思います。津の会場でございますけど、これ私も参加いたしますけれども、春香クリスティーンさん、スイスに小さい時おられたのかな、あと、いじめの研究しておられる浜松の短期大学で教鞭をとってこられた浜松学院大学短期大学部の教授であられます志村先生とトークセッションを行います。また、三重高のダンス部のパフォーマンスもやりますし、津高の書道パフォーマンス、そしてこれ四日市、日の本福祉会の学童の皆さんの体操のパフォーマンスも行うということで、いじめ防止について皆さんに考えていただきたいということをやらせていただきます。4月はいじめ防止強化月間でもありますので、こういったことをやらせていただきます。それから、鈴鹿は先日リニューアルオープンをしましたスズカトとダイセーフォレストパークでありますけども、そこで高校生による吹奏楽、これは白子高校です。それから河原田の四日市農芸の高校の生産物販売とか、それから杉の子特別支援学校、これは石薬師の方ですが作品販売を行って、ここにあるようなことをやっています。熊野少年自然の家につきましては、木本高校によるバルーンアートと焼杉とか野草ウォッチングもやっています。それと伊賀の方ですが、上野高校の明治校舎、明治33年に建築がされたようです。この特別公開と解説。あるいはその演奏とかお茶のおもてなしもやっているということであります。この4会場のほかにMieMu、県立総合博物館などの66施設で無料開放とか料金の割引を行います。ぜひ県民の皆さんに、この県民の日のイベントに参加をしていただいて楽しんでいただければと思います。
 
3点目。最後でありますけれども、エネルギーの価格高騰対策、そして温室効果ガスの削減ということで、省エネ家電の購入応援キャンペーンを今までやってまいりました。令和4年の12月から始めまして、令和5年の4月が第1弾ということでやってまいりまして、継続して第2弾ということでやらせていただくというもので、期間は3月28日から8月31日までということであります。これは制度は今までと同様でありまして、購入額に応じてポイントを交付しますということでありまして、対象商品は電気を使うものです。こういったものです。エアコンとかエコキュートとか、こういったものを継続して支援をするというものであります。地球温暖化どんどん進んでおりますので、このタイミングに買い替えをしていただけるとお得に省エネができるんですね。家電品を入手していただくことができるということで、ご活用いただければと思います。ちなみに前回やっておりました6カ月程度の期間を想定しましたが、5カ月で予定していた予算が終了しました。かなり人気も高いということでございます。前回駄目だった方、これをぜひご活用いただきたいと思います。私から以上です。
 
発表項目等に関する質疑
 
○三重県全体の魅力を伝えるプロモーション動画の制作について(発表)
(質)PR動画なんですけれども、これまでは分野ごととかに特化したようなPR動画だけあって、三重県全体を宣伝するのは初めてということでしたけれども、今回、その全体を俯瞰できるような動画をすることで、どんな効果とかどんな展開がやっていけるのかとかお聞かせください。
(答)私、関空会社におりましたときに、やっぱりこういうPR動画をよく使いましたし、それから海上保安庁に行った時に関空会社の経験でこういうPR動画を作ってほしいという話をしまして、作ってくれまして、かなり好評でありました。三重県に来た時にそういうのはありますかと聞いたら、県全体はないという話だったので、作っていただけないか、ということを今回のプロモーションの体制整備をしたのと同時にその話をしまして、担当部局で作ってもらったということであります。三重県の良さは皆さんお分かりになっておられると思います。住んでいただくとよく分かるんですけど、言葉で説明してもある程度伝わると思うんですけど、百聞は一見にしかずということもありますので、一見がえらいということを言っているわけでは全くないんですけれども、聞いていただくだけでもいいんですけど、見ていただいた方がよく分かるということでありますので、こういう動画を作っております。今はYouTubeというかSNSで見ていただく機会も増えておりますので、三重県の良さをぜひ見ていただきたいなと思います。
 
(質)以前もお話いただいたかと思うんですけど、三重県のPRの上で今課題ということあれば教えてください。
(答)三重県やっぱり機会を捉えて三重県こんなに良いとこですというのがあまり上手ではない県民性でありますので、こういう素材を作ることによって露出をする機会が増えていくということもあると思います。ニワトリが先か卵が先かということですけれども、こういうのを上手に使っていければなというふうに思っております。良いものはたくさんあると。それをどうやってプロモーションしていくか、ということですね。
 
(質)このプロモーション動画なんですけども、いろんな自治体なりが作っているとは思うんですが、効果測定的なところというんですかね。これはどういうふうにしていくんでしょうね。
(答)そうですね。どのぐらいの数の方が見ていただいたかというのはあろうかとは思いますけれども、何か考えてますか。
(答:政策企画部)現時点で目標再生回数というのは、具体的に設定しているわけではございませんけれども、今あのネット上の、そのYouTubeというのは、広告配信も含めて、プッシュ型でいろいろ見ていただくような工夫もしている自治体さんも多いですので、そういったところも今後検討していきたいと思っています。
 
(質)ちなみに分かればなんですが、これまで県が関与したこの手の動画で再生回数が多かったものっていうのは、ぱっと思いつくものでしょうか。
(答:政策企画部)インバウンド関係の動画とかは結構、広告配信も含めて回数を多くご覧いただいているものもございます。直近で言いますと観光部さんの方で「極上の休息を」という首都圏のプロモーションの関係で、動画を2月に公開していただいていますけど、それで110万回ぐらいご覧、ご視聴いただいていると。当然広告も駆使しながらということになります。以上です。
 
○みえデコ活!省エネ家電購入応援キャンペーンの実施について(発表)
(質)省エネ家電購入応援キャンペーンの件なんですけれども、これ新年度も実施する理由というか狙いがあればよろしくお願いします。
(答)はい。エネルギー価格がやっぱり高騰していまして、電気代も上がっているでもありますので、少しでも県民の生活の助けになればというところで始めたという意味もあるので、もう一つはやっぱり温室効果ガスの削減ということであります。価格、そろそろ落ち着いてくるかと思いますけど、まだちょっと高い感じもしますので、この制度について評判も良いということで、追加的に第2弾をさせていただくということであります。
 
(質)5か月の支援、補助金が出た実績とかって分かったりされます。
(答)第1弾の実績ですか。
 
(質)はい。
(答)補助実績。件数って分かります。
(答:環境生活部)申請者としては約14,352件のご申請をいただいております。実際にこの家電の総数、台数としては、15,180台ご購入をしていただいております。CO2の削減としては、買い替えに伴いまして、約2,000トン、CO2削減できましたので、いずれにしてもかなり温室効果ガスの削減はつながったというふうに認識をしております。
 
○三重県全体の魅力を伝えるプロモーション動画の制作について(発表)
(質)プロモーション動画の方にちょっと戻ってしまうんですけれども。
(答)はい。
 
(質)観光地のPRするのは非常によく分かるんですけれども、北勢の方で半導体とか自動車産業とか、ちょっと観光客の方には見えにくいところもプロモーションの中に含んでいると思うのですが、そういったところを含んだ理由とか狙いとか、そういったところがあればお願いします。
(答)はい。また補足してもらおうと思いますけど、この動画は別に観光客の方だけに見ていただくわけではないので、例えば三重県に事業展開をしようとされておられる方に見ていただいて、どういう産業が三重県に根付いているのかということですね。それからその事業展開した後は、社員が楽しめる場所なのかどうかというのも興味があるでしょうから、その意味では観光の部分が役に立つかもしれませんし、ということもあろうかなというふうに思いますので、そういうのも入って大体三重県全体でどうなのかなというのを見てもらえればいいかなと思っております。何かありますか。
 
(質)他よろしいですか。では発表項目外に移らせていただきます。
(答)はい。
 
その他の質問項目
 
○定期人事異動
(質)今日人事異動の発表ありましたけれども、人事異動に当たっての方針であったり狙いであったり教えてください。
(答)はい。人事について申し上げると、これ適材適所の配置ということでありますので、特段申し上げることはありませんが、同時に発表させていただいている組織改正ですね、組織との関係で言いますと、これ前回予算と一緒に発表させていただいてます、児童相談所の体制、児童相談所だけではないですね、本庁も。この強化をしておりますということと、あとは南海トラフの対応、そして人材確保とか、公共交通活性化とか万博対応などなどについて対応しているところですね。人事について、人事全体ですね、一人一人の人事異動ということではないですけど、今回は異動者数1,421人です。まあまあ大体、毎年そんな感じですけど。女性職員の管理職への登用ということでありますけど、管理職、課長以上ですけど、に占めます女性職員の割合は、令和6年度の場合は15.6パーセントとまだまだ低いですよね。令和5年度に比べると1.2パーセントアップしたということです。令和6年度次長級で4人の女性職員が新たに登用をするということになってございます。ということですね。とりあえず、はい。
 
(質)すみません、女性管理職の割合が来年度までに16パーセントとする目標があるというふうに聞いているんですけども、順調っていうことなんですかね、この15.6パーセント。
(答)順調ということでしょうね。増やしていかないかんですね。最終的にはやっぱり欧米と同じように5割というのが望ましいわけです。この会場におられる方を見ていただいても、欧米でこういう会議をやる時と比べるとめちゃくちゃ違和感ありますよね。男性の数が多いですからね。これから変わっていくと思いますけどね。はい。
 
(質)分かりました。
(答)それも30年前のフランスですからね。だいぶ遅れているので。
 
(質)すみません。改めて今回のこの人事異動に込めた知事の思いのようなものを聞かせていただければと思いますが。
(答)どこの職にどの人をということで、個別のお話をするのは差し控えさせて、適材適所でやらせていただいてますので、今回組織も変えまして、児童相談所体制の強化というのが一番大きなポイントだなというふうに思っています。それをしっかりと遂行していただける方を異動で持ってくということにさせていただいてもおりますし、それからもう一つの課題は1月1日におきました能登半島地震の対応で、やっぱり南海トラフ地震への対応をしっかり強化していかなきゃいけないということで、今回プロジェクトチームを新たに設置もいたしましたし、そこで働いていただける方をということにしております。人材確保を新たに横串となる組織もつくりまして、これは4月1日から稼働しますけど、政策企画部でありますけど、そこでもしっかりとやっていただける人に職に就いていただくということになっています。先ほど申し上げたような公共交通の活性化や、あるいは関西万博、あるいは豊かな海づくり大会の推進、こういった組織もつくりますので、そういった組織に必要な方、適切にやっていただける方に就いていただくことになります。
 
はしかの感染状況
(質)全国で、はしかの感染が確認されていると思うんですけれども、県内での把握状況と予防策として知事からの呼びかけがありましたらお願いします。
(答)はしかについては、近隣県で発生をしております。岐阜県でも出ていますし、愛知県でも出ていますし、奈良県でも出ていますし、滋賀県でも出ている。そういう意味では三重県の近隣県はすでに出ておりますので、十分注意をしていただかないといけないかなと思っております。過去の発生状況ですけど、三重県は令和元年に55人の発生、クラスター的な発生がありましたけど、令和2年以降の発生は無いということであります。ありますが、はしかは非常に感染力強いというふうに言われています。従いまして、感染経路も空気感染でありますので、飛沫というよりも空気でうつっていくということですから、注意が必要でありますので、仮に発生をしたという場合には、私どもの方から情報提供させていただきますので、基礎疾患のあられる方は外出を控えていただくなどの措置を取っていただかなきゃいけないことになろうかと思います。そうしたことが出てこないように祈っておるところでございます。
 
○定期人事異動
(質)すみません、人事異動の話に戻るんですけれども、能登半島地震の復旧対策で職員を石川県の輪島市にということで2名ずつ派遣するとありますけれど、中長期でとありますが、どれくらいの期間あれなんですかね。
(答)これはまだどのぐらいの期間かというのは確定的にはなっておりません。東日本についても福島に派遣をしておりますので、様子を見ながらということになると思います。何か補足することあります、よろしい。いいですか。
(答:総務部)派遣につきましては、基本的には1年を単位にですね、今考えておりまして、4月1日から1年間というのが基本でございます。その先についてはまだわかりませんけれども、はい。

(質)現地での復旧支援というのがメインだとは思いますけれども、もちろん将来的に懸念される南海トラフへのフィードバックみたいなこともできるのかなというふうに思うんですけれど、知事として現地に行かれる職員の方に期待する部分というのは、どういうところがあるでしょうか。
(答)向こうで気づく部分があると思うんですよね。やっぱり災害というのは経験が全てですので。現地に入って復旧、復興でも気づくところが大きいと思いますので、それを適切に各担当部局に情報を送ってもらえればと思います。
 
リニア中央新幹線の開業に向けて
(質)すみません。16日に北陸新幹線が福井まで延伸しまして、東京から鉄道もしくは飛行機で直接行けず乗り換えが必要になるのは、リニアの開業を待つ三重と奈良だけになりました。改めてリニア開業に向けてお願いします。
(答)そうですね。東京を全てというわけではありませんけれども、人口も多いですし、それは企業も多いということで可処分所得が多い、大きい人が住んでおられるということもありまして、例えば観光とかですね、多くの方に来ていただきたいと思います。さらに加えて言いますと三重県出身者で東京の大学に行かれる方も多いわけでありまして、そこから就職、ぜひ三重県にもしていただきたいというふうにも思っていますが、その時に東京から短時間で来れるというのは大きなメリットになると思いますので、リニアが出来ますと東京から三重県まで1時間ですし、また大阪と20分で結ぶというメリットもあり、リニアから我々が享受できる経済効果って大きいと思います。ですから1日も早いリニアの完成を我々としては待ち望んでおりまして、そのために活動をこれからも熱心にしていくということであります。基本戦略もうすでにつくっておりますので、来年度、この基本戦略の上に個別の計画をつくっていくと、こういうことになります。
 
○日銀のマイナス金利政策の解除
(質)ありがとうございます。それからもう1件なんですけれども、先日、日銀がマイナス金利解除して利上げが17年ぶりに行われたわけですけれども、知事は以前、株高のときには株が高ければ経済的にプラスだというふうなことをおっしゃっていたと思うんですけれども、今回の利上げによって、県内、中小企業たくさんあると思うんですけども、そういったところの何というか資金繰りとかというところもちょっと厳しくなるところも出てくるのではないかなと思うんですけれども、その点どう考えているのかというのをお聞かせいただければ。
(答)今まで金利がほとんどない状態って、これは異常な状態であると思います。世界的に見ても、それから今まで歴史的に見てもですね。金利がないということで、苦しんでおられた方もおいでになると思います。例えば、高齢者の方々で、預貯金に頼って生活をされておられる方というのは大変だったと思います。これから正常化していくということになりますので。ただ金利、一気に上がってしまうと、確かに今、設備投資で融資を受けておられる方というのは、苦しい状況になります。特に三重県の場合は99.8パーセントが中小企業でありますし、日本全体でも99パーセント中小企業ということでありますので、資金繰りに苦しまれるところは出てくると思います。そういうところに対しては、例えば信用保証の享受であるとか、あるいは政策金融で対応していくということになると思いますが、苦しんでおられるところには手を差し伸べていくというのが行政に課せられた大きな使命だというふうに思っております。
 
○定期人事異動
(質)すみません、人事に戻ります。女性職員の管理職への登用の件なんですけれども、1.2パーセントアップだということなんですが、これが多いか少ないかということで、先ほど欧米に比べれば少ないって話でしたけども、他の全国の都道府県、あるいは県内の市町村との比較みたいな数字は持っていらっしゃいますか。
(答)全国で、市町村あればあとで補足してもらいますけど、令和5年度で言いますと、三重県は47都道府県のうち25位ですので、真ん中ぐらいというか、三重県の立ち位置だいたいそのぐらいなんですけど、ということではあります。令和6年度はこれから三重県のパーセントが出ましたので、他県これから出てくると思います。それとの比較ということになると思います。県内の市町との比較って何か持ってますか。
(答:総務部)市町の数字はちょっと把握しておりません。申し訳ございません。
 
(質)この数字をこんなもんだと見るのか、まだまだ。
(答)まだまだでしょうね。やがては男女の、県庁職員の3割は女性ですし、それから全国的にいうと半分が女性なので、やがては女性半分ぐらいになってくるんじゃないですかね、というふうにしていくんでしょう。
 
(質)県としてもそうしていくという。
(答)その方向に向かって進んでいくということになると思います。人口も減ってまいりますんで、高齢者の方とか、女性の方に働いていただくような、環境整備をちゃんと整えて働いていただきやすくしていくということやと思いますけど。
 
(質)第二さんお願いします。
 
○三重県全体の魅力を伝えるプロモーション動画の制作について(発表)
(質)プロモーション動画ですけど、これさっき見せていただいた40秒でしたっけ、これも流すんですか。
(答)ああ、なるほど。流さない、はい。これは今、記者の皆さんに短縮版で見ていただくということで、基本は2分ものと10分ものということですね。
 
(質)この2分ものと10分ものの中に、例えば北勢でいえば、諸戸邸であるとか、あるいは四日市港の夜景であるとか、そういうものは入っているんですか。
(答)どうぞ。
(答:政策企画部)四日市港のコンビナートの夜景は入っています。もう1点すみません。
 
(質)諸戸邸。桑名の。
(答)入ってはおりません。
 
(質)それはなぜ。
(答:政策企画部)今回ですね、三重県全体の魅力を伝えるということで、認知度の高い代表的なものを時間の制限に合わせて選定をしております。ですので、今回導入編的なものということで、今回はちょっとそこで入らなかったということになります。
 
(質)例えば、北勢では諸戸邸の認知は高いじゃないですか。まして国の重要文化財だっけ、何かなってるやん。それからいくと、今回のやつは市町に例えばアンケートを取って、おたくの地域なら何を入れたいかとかそういうことをやって、そこから絞り込んで載せたのか、県の決め打ちでやったのかどちらですか。
(答)今回については県の方で選定をいたしました。
 
(質)いつもの物議の火種になるパターンだと思います。あと、知事に聞いたの、今。高等教育機関とか、その県内全体を売りたいというなら、外から例えば移住する人が来て教育とか医療とか、そういうものも結構興味あるじゃないですか。だとすれば、そういうものを扱うことはできなかったんですか。
(答)イメージ動画ですからね。まず三重県というのはどんなとこかってのをざっくりつかんでいただくということなので、それにこれで終わりではないので、例えばジョサイア・コンドルの設計した家屋、それを入れるというのはあるとは思いますけども、他にもうちはこれ入れてほしいというのはこれから声が出てくるんじゃないですかね。また選んでいけばいいと思います。医療とか教育については動画で見せるっていう感じなのか、それともパンフレットみたいな感じでお渡しするのか、より詳しく知りたいということであればイメージ動画という感じではないのかなと思いますけどね。
 
(質)例えば、大学なんか仮に三重大さん映すとか、そこに病院もありますけど、あと医療施設だと全国に先駆けた心身発達医療センターとか、こういうこともやられてますみたいな入れ方もできると思うけど、そこはイメージ動画だからちょっと難しい。
(答)イメージ動画ではあんまりそういうの入れないんでしょうね。
 
○令和6年「県民の日」記念事業の開催について(発表)
(質)あとあの県民の日ですけど、これは休みにするとかいう考えはないんですか。
(答)今のところはないですね。
 
(質)検討余地もない。
(答)余地がないわけでは。検討はなんでも検討する余地はあると思いますけど。特にそういうのは今考えてないですね。
 
(質)愛知県さんと何か、隣でするのはありましたけど。
(答)あれもいろいろ愛知県さんおっしゃっておられて、賛同されておられる自治体、県レベルですね、おられますけど、うちはそんなに休みも、日本って結構休みの数が多いのは事実なんですよ、祝日はですね。実際に取れてないっちゅう、バカンスがないというのが問題なんですけど、愛知県さんのお考えに賛同されてるところもあるし、そうでないところもあるので、その辺よく話を聞きながら三重県も考えていきたいなとは思っております。

(質)ということは、他県の状況に合わせてある程度、俎上の頭の端には置いておくと。
(答)これから検討する必要があれば検討していくという感じでしょうか。
 
○定期人事異動
(質)あと人事ですから個別のことには答えられないというお話ですが、さはさりながら、副知事人事というのは非常に大きな人事で、辞められた退職部長の中から抜擢されてるんで、期待値込めてですね、あと4月1日から野呂副知事ですけど、ここへのコメントというか、そういうものはありますか。期待するもの。
(答)期待するもの。野呂さんと私2年半、一緒に仕事をしてきまして、最初はコロナの対策をやってもらったわけで、防災対策部長としてやってもらったわけではありますが、非常にフットワーク軽く職員をよくまとめてくれていたと思います。それを今回のあの能登半島地震でも、その時は危機管理統括官として対応してくれたわけでありますけれども、それも同様の感想でありますので、副知事になりまして、今までの行政経験を生かして、今後のために働いていただきたいと思います。
 
(質)あと、去年あたりからかなり力を入れられて、そのジェンダーギャップレスってことをおっしゃって。
(答)うん。
 
(質)ジェンダーギャップレス。
(答)ジェンダーギャップの解消ですね。
 
(質)そこへ向けて終わるには、まだ人事上、率がわずかに上がってますけど、大幅に躍進はしていない感じがあるんですけど、これは今その下準備というふうに捉えた方がいいですか。つまり、次長級にある程度女性増えないと部長級に上げられないじゃないですか。
(答)そうですね。入庁年次で言うと、今は次長になってる人たちが平成4年とか5年ぐらいですか、ぐらいですかね。61年、私が公務員になった時が、男女機会均等法の施行の時ですね、61年の4月で、その時は女性の比率まだそんな高くないんですよね。今次長級になっている人たちが入っている時も、5割が女性というわけではないので、これから増えてくるということであると思いますけれども、そうすると女性の比率もおのずから増えてくるということかなと思います。
 
(質)ということは、あと数年後には、わりと女性部長の数を増やすという素地ができている。
(答)そうですね。増えていくと思います。
 
(質)これは県内の企業にも県がこういう形で示すと、結局、幹部登用は県内企業も増えるとか、そういうお考えもあって、ある程度話をされているんですか
(答)いえ、そこは特には考えてはいませんけれども、県が増やしたからといって、民間企業の方々が増やすかどうかわかりませんが、少なくともやっぱり行政機関であるとか、議会であるとか、女性の比率が高まっていった方がいいんだろうとは思いますし、それがある程度社会的な影響力はあるのかもしれないというふうには思います。ただ、今はどうでしょう、その女性の取締役、ボードメンバーもそうですけど、数を増やしていかないと、なかなか新規採用するときにですね、女性が働いていただくということで、女性の採用を増やしていっておられる企業は多いと思いますので、そのときにやはりどのぐらいの管理職のパーセンテージですかというのは質問もあると思いますから、企業としても率先して増やしていかれるんじゃないかなと思います。
 
(質)去年、退職した監査委員事務局長の紀平さんも退職時にちょっとお話伺ったら、四大卒女子に要は県内に戻ってきても全然その就職口がなかったと。百五銀行さんでさえ募集してなかったと。だから公務員か教員、教員も公務員ですけど、そこの道しか女性は選択肢がなかったとかいうことなんですけど、廣田副知事にも話聞くとダイレクトメール一つ来なかったと、そういうふうなお話なので、かなりやっぱり地方だけにそういう遅れているというか十分じゃないものがあるんですけど、そこはある程度、今後全体に変わっていく感じなんですか。
(答)変わっていくと思いますね。ちなみに私も三重県からダイレクトメール来てないです、学生の時にね。そういうものはなかったのかもしれませんけど。
 
(質)県内企業からですか。
(答)県内企業からないですね。当時メールなかったですけどね。廣田さんの時もなかったんちゃうかなと。郵便でも来なかったです。それはそれとして、これから増えていくと思いますね。増えていくの普通だと思いますし、増やしていく必要があると思います。
 
(質)あと、知事の国での経験もそうなんでしょうけど、国とかもう少しその課長級に上がるとか、あるいは部長級であるとか局長級とか、その辺の年齢構成は省庁によって違うにしてもある程度若返っているんですか。
(答)年齢が若くなっているかどうかですか。
 
(質)そこの幹部職にはまる時に。
(答)どうですかね。いや、あんまり変わらないんじゃないですかね。局長でいうと、私たちの時も60歳定年ですから、ちょっと上がってんじゃないかというふうに思いますけど、私たちの時は57歳ぐらいで局長になってましたので、昔は若かったですけど。
 
(質)昔は若かった。
(答)そうです。そうです。
 
(質)それがある程度年齢上がったってのは。
(答)まあどうでしょうか、やっぱり行政経験がそれなりにないと局長になっても使い物にならんということもあったのかもしれませんし、だんだん辞めていく年齢も上がってきていますので、65歳定年に向かって長く働くようになっていますから。
 
(質)業務が複雑化してて、ある程度の見識っていう。
(答)それはそうですね。
 
(質)翻って、県人事も例えば50代になってようやく課長になるとか、普通民間企業から言ったら人がよく働くのは30代、20代後半から30代前半、35、6までと言われてて、あと部長40代になるとかいうのも今まで培った財産でそうなるというふうなこともよく言われるんですけど、この県全体の人事の若返りとかいうのは、知事は今のところお考えないですか。
(答)民間とですね、私も両方経験しているのでわかりますけど、民間の課長とやっぱり行政機関の課長は重みが違うというか、責任分野は結構行政のが広いですし、それから責任の重さも結構重いと思います。従いまして、50代になってから課長になるというのもあるかなというふうに思います。これ民間は企業によりますけど、国の行政機関でいうと補佐の仕事、あるいは係長ぐらいの仕事を課長でやっておられるというのはありますね。
 
(質)今までの県人事からいくと、58、6ぐらいで仮に部長になった場合、定年が60として2つぐらいのポストこなしていて、場合によっては57でなった人は3年間同じポストなんですけど、今、一見知事の人事になってからわりと1年交代で変わるとかいうのがあるじゃないですか。この意図というものは何ですか。
(答)特に、適材適所ですので。今までも1年で変わることはあったんじゃないかと思いますけどね。
 
(質)数は多いんですよね。
(答)たまたまかもしれませんね。
 
(質)今年、去年まであった人事発表の時の人事会見というのが、今日たまたま重なってますけど、今後も一見知事が知事であり続ける限りこの形で特に人事会見はないということですか。
(答)こういう会見の時に、会見の日に合わせて資料提供させていただくというのが望ましいというんで今回そうさせていただいて、恐らく来年もそんな感じになると思いますけど、ご質問を受けてお答えをするということであえて人事ですから、もう中身は適材適所でしかないので必要ないかなと思っております。
 
(質)仮に例えば来年この時期の定例記者会見、28日だとしたら仮にですけど、その時に人事発表もされるということですか。
(答)日にちは広報課の方で県政記者クラブとご相談させていただいて、このぐらいにやりますかねってのはあるのかもしれないですね。
 
(質)しばりも、基本的にしばりないは大歓迎なんですけど、このしばりもあえてなくされたという意図は。
(答)しばりについては、何かありますか。
(答:総務部)しばりについてはですね、昨年度までしばりかけさせていただいていましたけれども、今年度しばりはなくさせていただいたというところです。しばりをかけていたのは、その間にいろいろ状況が変わったりすることもあるということでかけてたところがあったんですけれども、今年度これから必要はないかなと考えまして、しばりはもうなくさせていただきました。
 
(質)資料というか、記事、紙面作るためにある程度の時間が必要とか、それはこっち側の事情かもしれないけど、そういうのはあったんですけどね。それは広聴広報課長とか通して一応話はされたんですか。
(答:総務部)その辺のしばりをなくすことについては、広聴広報課長と相談をさせていただきまして、対応させていただいています。
 
(質)どうも。
 
(質)他よろしいでしょうか。ありがとうございました。
 
(答)はい、ありがとうございました。
 
 

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津市広明町13番地(本庁3階)
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ファクス番号:059-224-2032 
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