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令和07年05月02日

知事定例記者会見

知事定例会見録

令和7年4月30日
於:プレゼンテーションルーム

 

発表項目等 

​​

質疑項目

  • 百日咳
  • 伊勢神宮式年遷宮 山口祭
  • 米の価格高騰
  • 奈良県五條市における広域防災拠点整備
 

発表項目等

(知事)おはようございます。私の方からは今日は1件お知らせをいたします。働き方改革の推進企業の登録というのを平成29年以来やってまして、今年で9年目になります。これ2年間有効な登録でありまして、この登録をすると、例えば補助金の申請ができるというようなメリットもあるものでございまして、うちの企業は働き方改革を推進してるよということで登録申請をしていただきます。これを今年も受け付けをしようということで、5月7日から受け付けをしまして7月31日締めということでありまして、これの審査もさせていただいた上で、令和7年、今年の10月1日に登録をする、これ毎年同じような日程で進んでおるわけでございます。これは今320社さんに登録をいただいておりまして、これは先ほど言いましたように2年間有効ですので、期限が来ると登録抹消になってしまうと。新たに登録していただくことが可能であります。これをご登録いただきますと、三重県働き方改革推進奨励金という補助金がございまして、これを使っていただくことができるというものでございます。失礼しました。有効期間2年と申しましたが、2年半の間違いです。2年半です。この奨励金につきましては、令和6年度に中小企業の皆さんの働き方改革を後押ししようということで作りました補助制度でございます。今まで、男性の育児休業の取得促進といったようなコースがございましたが、今年度ですが、短時間正社員制度の活用促進というコースを作っております。これはジェンダーギャップの解消、三重県、他の県に比べてジェンダーギャップが多いというふうに言われていますので、短時間正社員制度の活用、これを作っていただきますと、作っていただいた企業に対して支援をさせていただくというものでありますが、これも登録をしていただくと使えるようになります。それ以外にも、令和6年度に作りました男性の育児休業の取得促進でありますとか、あるいは女性専用施設を新設する時の施設整備の補助のようなものも使えますので、ぜひこの登録をしていただいて、そしてこの奨励金も使っていただいて、最終的にはジェンダーギャップを解消する、あるいは働き方改革をしていただきたいというふうに思っております。ぜひこの制度を使っていただいて、ライフステージに応じて働きやすい職場というのを作っていただきたいと思っているところでございます。国の方でも、今、短時間正規をどういうふうにやっていくのかということを議論してるわけですが、まだ明確に補助制度というのを三重県のように作っているわけではない(正しくは、「国においても『キャリアアップ助成金(正社員化コース)』や『両立支援助成金(柔軟な働き方選択制度等支援コース)』の中で事業主に対する支援を実施」)と承知しています。ドイツでは短時間正規を推奨した結果、2011年の合計特殊出生率が1.39であったものが、2016年には1.59に出生率が改善しているという例もあります。これは短時間正規だけではありません。男性の育休取得とか、年休の取得促進とか、いろんなことを今のEUの委員長のフォン・デア・ライエン女史がドイツの大臣だった時に進めた結果と言われています。日本も出生率が落ちています。三重県も一人例外ではありません。こういった制度をぜひ企業の方は使っていただいて、女性も働きやすい三重県、男性も働きやすい三重県、これをつくっていきたいと思っておりますので、ご協力方お願い申し上げます。まずは登録をしていただきたいと思います。以上です。

(記者)発表項目から、幹事社ありませんけれども各社さんございますか。よろしいですか。

その他項目に関する質疑

百日咳
(記者)それでは項目外で私から、百日風邪の関係でお尋ねしたいんですけど、県内の感染報告者数を把握されていたら教えていただきたいのと、お隣の愛知県、名古屋市とかでは既に去年1年間のを上回ると、急増しているという話もありますけれども、隣の三重県として何か感染対策等で呼びかけることがありましたら。
(知事)この百日咳という細菌性の感染症でありますけれども、三重県は今年の第17週、4月下旬まで累積で数を報告をさせていただきますが、72人ということでありまして、実はこれ、統計を取り出したのが2018年からですが、2020年から23年というのはこれ、コロナの時期ですので比較対象としては適切ではないという判断をしておりまして、従って、2018年、2019年、それから2024年、2025年、今年ですね。ということでこの4年間で見てみますと、この72というのはこの4年のうち2番目です。1番高かったのがこの時期に2019年158人ということですので、それでも増えてきておりまして、全国的には三重県みたいにまだ17週までの集計はできておりません。16週、4月の中旬までの累積ですけど国全体では9,336人と聞いてます。この9,336人は先ほど申し上げました2018年からの統計で言うと過去最多ということですので、名古屋もそうかもしれませんけど、全国的にもかなり増えてきておるというのが実態です。感染対策は、感染対策の基本であります手洗い、それから手指の消毒、手、指の消毒ですね、を守っていただくということが大事でありまして、これはウイルス性のものと同じです。ワクチンも接種をしていただくことができまして、これは定期接種になっておりますので、無料でお受けいただけるということであります。生後2か月を過ぎたら初回の接種が可能ということでありますので、このワクチンの接種をご検討いただきたいと思います。新生児とか乳児期にかかると重症化をして場合によっては亡くなってしまわれる方もおられるというふうに聞いておりますので気をつけていただきたいと。ワクチン接種もお願いをしたいというふうに思います。

(記者)普段の風邪とか新型コロナだとか、そういう感染対策と同じような感じですか。
(知事)基本、同じですね。手洗い、それから消毒ですね。

伊勢神宮式年遷宮 山口祭
(記者)明日から伊勢神宮で式年遷宮の最初であります山口祭が行われるということで、これから8年かけて2033年まで多くの観光客の方がこれから増えていくのではないかというところで、まずお祭りに対しての期待と今後県として取り組んでいきたい観光対策について今の考えがあれば教えてください。
(知事)伊勢神宮の式年遷宮は20年ごとでありますが、その式年遷宮のたびに三重県の観光でおいでになられる方、来訪者数は増えております。三重県も観光客の皆さんにおいでいただいて経済活性化したいというふうに考えています。特にインバウンドの方々にもアピールをしたいとも考えていまして、インフルエンサーの方にお願いをしたりなんかしまして、これから式年遷宮も一緒にPRをしていきたいというふうに思っております。式年遷宮に関して申し上げますと、部局横断で議論する体制をつくっております。庁内のワーキンググループということでありますが、ここで受入環境の整備、情報発信について議論をし発信をしているところであります。それから、大事なのは、観光部内に設けました推進チームでありますけれども、式年遷宮を契機にして何をやっていくか、部局横断でやると言っても、これはどうしましょうっていう話で確認をするようなものですから、エンジンになるのはこの推進チームで、この推進チームがしっかりと動き出せば、動いてくれてるわけですが、式年遷宮に向かって何をやるかっていうのを考えていくわけですね。ここで今いろいろ考えてますので、山口祭もそうですし、お木曳、それからその後の行事についても三重県に各地の方々、あるいは外国の方も認知をしていただいて、多くの方に来ていただきたいというふうに思っております。

(記者)前回、2013年には過去最多となる観光客の方が1年間訪れましたけれども、次は2033年に向けて、その数を超えていきたいという。
(知事)そうですね。超えていくと思いますし、今は日本の方々だけではなくて、インバウンドの方も来られてますから、その方々を取り込んで多くの方に来ていただければとは思います。

米の価格高騰
(記者)米の高騰への対策なんですけれども、県でも窓口の設置をしたりとかされてますけれども、今後具体的に支援の拡充であったりとか、そのあたり、事業者に対しての支援などについて考えていることとかって今現状では何かありますでしょうか。
(知事)米が上がって、それが生産者の利益になっていくといいわけでありまして、徐々にという話は聞いておるわけでございます。米の価格は今ちょうど30年前とほぼ同じような価格になっていて、その間、安すぎたということなのじゃないかなとは思います。消費者にとっては、今ちょっと価格が上がってて大変だということはあるかもしれませんけれども。生産者にとっては上がることがメリットになってくると思いますので、そこに対する支援というのはないとは思っています。あとは、消費者、これは米だけではないです、物価が上がってることに対してどういう対応が必要なのかって、まずはやっぱり賃金を上げることが大事だと思っていまして、今春闘もやっていただいてますけれども、そこで今年度も賃金おそらく上がっていくということになると思いますので、その上で何らかの対応が必要かどうかというのは、今、国において検討されているというふうに思っております。

(記者)他ございますか。第二さんも含めて、お願いします。

令和7年度「みえの働き方改革推進企業」登録受付開始および「三重県働き方改革推進奨励金」のコース新設につ
 いて(報告)

(記者)この発表の働き方改革推進企業の登録企業募集ですけど、これ母数は何社ぐらいですか。
(知事)母数、母数というのは。

(記者)今、登録社が320社でその母数は。
(知事)中小企業の数ですか。そういう意味では、うちは特に制限かけてないと思いますが、母数確認できます。
(雇用経済部)概算でございますけども、2万数千社あるということになるかなと思います。
(知事)三重県内の中小企業の数ということですね。

(記者)100人以上とか、なんかそういう区分けはしてない。
(雇用経済部)中小企業法の2条に規定がございますので、それで。

(記者)2万いくつですか、ざっと。
(雇用経済部)ざっとそういう、ちょっと正確な数字をちょっと把握してませんけども。
(知事)2万数千社。

(記者)2万数千社。
(雇用経済部)ではないかというふうに思っております。

奈良県五條市における広域防災拠点整備
(記者)その他で、奈良県の知事が荒井さんの時に、奈良県五條市を開発整備して、リニアの駅が奈良駅ができた場合に、土をそこの谷へ埋めて飛行場を造って、なおかつできたら陸上自衛隊駐屯地を造りたいみたいな話があって、知事が代わられて山下さんになられて、2年前の紀伊半島三県知事会議で一応もう白紙にしたいということを奈良県側から申し入れられて、三重、和歌山ともそれで一応了承されたんですけど、ただ、その後に奈良県側で飛行場はやめるけどヘリ基地は造るみたいな話になってるみたいなんですけど、その辺、知事はどのあたりまで捉えられてるんですか。
(知事)いや、特に聞いてないですね。

(記者)どっちにしても、できればそういう形でやり直すにしたって、広域防災拠点なんで、三重県は三重県の応分の運営費の負担とかあると思うんですけど、そういう話も含めて、今年三県知事会議がありますよね。岸本さんがああいう形になられたんで、多分予定よりはずれると思うんですけど、そこでそういう議題が載るということもあるんですか。
(知事)いや、そこは聞いてないですね。

(記者)まだ検討もされていない。
(知事)聞いてないですね。

(記者)ありがとうございました。
(知事)ありがとうございました。
                                                了

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