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令和07年11月07日

知事定例記者会見

知事定例会見録

令和7年11月5日
於:プレゼンテーションルーム

 

発表項目等 

質疑項目

  • 発表項目等に関する質疑
  • ガソリン暫定税率の廃止
  • クマによる被害防止対策
  • 外国人政策の見直しを進める関係閣僚会議
 

発表項目等

(知事)おはようございます。私の方から今日は2点お話をさせていただきます。1点目はマッチングシステムです。若者ですね。出会いをサポートするシステムでございますけれども、県ではマッチングのイベントなどを平成26年からやってまいりました。特に県でやっております1万人アンケートなんかで、結婚を将来したいという方に結婚してない理由を聞きましたら、これ令和7年の4月、今年の4月の結果ですが、出会いの機会がないという方が最多で、アンケートの中では48パーセント(正しくは、「47.8パーセント」)ということでございました。今、出生率が低下をしているという話が出ております。若い方にアンケートをとると、結婚したいと考えているという方もおられて、機会がないんだという声が強いものですから、各県でもマッチングシステムを導入をされておられます。33都府県、我々が確認している中では導入されてまして、三重県もこの度導入しようということでございます。平成26年から行っておりました出会いイベント、それに加えて令和5年からは三重県ではサポーター制度を導入しまして、サポーターの方々、地域でサポーターの方々、今、令和5年が72名、そして令和6年101名ということで増やしてきたんですけど、なかなか負担が大きいという声もありましたもんですから、マッチングのシステムを導入をするというものでございます。12月1日から開始をするということでございまして、今、既婚者の出会いにつきましては国が調査をしていますが、きっかけはマッチングアプリが一番多いと25パーセント(正しくは、「25.1パーセント」)というふうに聞いています。その中で何を望むかということは、こども家庭庁の調査ですが、安心安全なマッチングアプリを望む、これが25パーセント(正しくは、「25.2パーセント」)で、同じ数ですが最多であったということで、三重県としてもマッチングアプリを導入したいということにしたいと思っているところでございます。政令市でも導入されている例があるというふうに聞いています。もちろん希望される方がお使いになられるということで、対象者としては三重県在住、在勤、在学、もしくは三重県にゆかりのある方、親御さんが三重県におられて、県外に出ておられる方も入るということで、詳細はまた今後詰めていくことにしたいと思っております。詳細は担当部の方からこの後発表しますので、そこでお伺いをしていただいたらと思います。なお、キックオフイベントとしまして、12月6日の土曜日ですが、イオンモール津南でキックオフイベントを行う予定であります。この内容につきましても、担当部の方から後ほど詳しくご説明をさせていただきたいと思っております。多くの方に登録をしていただいて、ご活用いただければというふうに思っております。以上、1点目でした。
 
2点目であります。2点目は、三重県庁、この建物におきまして生理用品の試行的な設置を行うということで、11月10日の月曜日から1年程度、試行的にやってみましょうということで、その結果を見て、さらに延長するかどうするかっていうのを考えていくというものであります。県庁の1階の女子トイレでありますが、ちょっとこの写真見にくいかもしれませんけれども、手洗いのところですね。キャビンの中ではなくて、個室ブースではなくて、手洗いのところにこの機械を設置をするということであります。これ、シャープ製の機械で「todokuto」という機械のようでございまして、これを1台を設置をするということであります。このディスペンサー、機械は、ネットワンシステムズさんという会社がございまして、そこの企業のふるさと納税で賄わせていただいているということですね。それから、生理用品については、コープみえさんからの寄附、そして万博の博覧会協会さんからの寄附で、当面1年ぐらいは賄えるんじゃないかと、この2社から生理用品を寄附をいただいておるところであります。この本体の前面に手をかざすと1枚出てくるということで、取り出し時間を調整することもできるということであります。これも担当部の方から後ほど発表させていただきますので、そこで詳細については聞いていただければと思っております。今回の試行に合わせまして、県民ホールで性別で異なる健康課題を社会全体で考えるための展示もするということでございますので、必要な方はぜひ使っていただければというふうに思います。私から以上です。
 
発表項目等に関する質疑
 
(記者)いずれも後から担当課からご説明いただけるということなんですけど、この場でということですか。知事ご退室されてから。
(知事)私が出た後に、それぞれの部がご説明をさせていただいて、ご質問も詳細の部分について受け付けるということなので、大枠について何かあれば私に聞いていただければ。
 
三重県庁における生理用品の試行的設置について(発表)
(記者)生理用品の件で、大枠の部分でちょっと伺いたいんですけれども、これって他の都道府県で公共施設にこういう県庁とかに置くというのは、やってたりするんでしょうか。それとも三重県が新しい取り組み。
(知事)私が聞いてる話で申し上げると、都道府県では4都県、東京都以外に群馬、神奈川、佐賀で置いておられる、これは私どもの調べだと思いますけれども、そういうふうに聞いております。ディスペンサー、こういうものを設置をされているのは、群馬が設置をされてると聞いておりまして、他の3都県は箱の中に入れて置いてあるとか、そんなようなことだと聞いております。そういう意味では、その東海地方では初めてということに三重県なるんでしょうか。群馬が最初で、全国でも2番目ですが、ディスペンサーを使うのはですね。
 
(記者)この取り組み、11月この時期から始められるってところの意図とか狙いっていうのは何かあったりするんですか。
(知事)いや、そこは特段ないと思いますが、また後ほど担当部の方からお話ししますが、準備をしてきて、この時期に準備できましたということだということは聞いております。
 
(記者)生理用品について、県議会でも知事答弁されていたかと思うんですけど、改めてこれに踏み切った経緯と知事のこの取り組みへの思いをお願いします。
(知事)県議会の時にも申し上げましたけれども、女性の中で生理用品なく急に必要になって困ることがあるということでご質問いただきまして、それであれば試行的にこういうことをやってみて、本当に利用があるのかどうか、それを見ていこうということで設置をするものであります。県内でも既に市町では生理用品を置いておられるところもありますし、先ほどちょっと申し上げましたが、他県でも置いておられるところもありまして、そういうニーズがあるということであればやってみましょうということでやらせていただくものですね。
 
マッチングシステム「みえむすび」の導入開始について(発表)
(記者)1点目のマッチングシステムの関係でお伺いしたいです。民間のマッチングアプリもたくさんある中で、県として導入に乗り出すというところの意義、知事としての思いを教えていただけますか。
(知事)冒頭申し上げましたけれども、やはり異性との出会いの場を求めておられる声が相当数あるということでありまして、民間でもマッチングアプリというのはあるわけですけれども、やはり安全安心なものを求めたいという本人、それから保護者の声もあり、かつ33都府県がそういったことを導入をされておられるということで、三重県も今まで人的な介入と言うんですかね、サポート、これをやってきたんですけれども、アプリ(正しくは、「システム」)を導入して対応していくということが適切ではないかなというふうに思いましたので、33都府県に追随をするということになりますけれども、三重県でも導入をしたいと考えているところであります。
 
三重県庁における生理用品の試行的設置について(発表)
(記者)生理用品の話になるんですけど、一応確認で、試行的に実施ということなんですけれども、県庁に設置ということですけれども、一般の方も使えるという、そのために置いてあるという理解でよろしいですか。
(知事)そうですね。一般の方の利用を主として考えております。18時までですかね。外部の方、県庁内、庁舎内に入っていただけます。1階のトイレを使われることが外部の方多いということで、1階の女子トイレに設置をしようということでやっておるのは、基本外部の方にお使いいただくことがあり得るだろうということで置いているものでございます。
 
(記者)これは1年間のトライアルということだと思うんですけれども、例えば、相当の需要が見込まれる、試験で得られたということになると、例えばこの県庁以外にも県として何か設置をしたりとか、もしくはその他の、例えば市町、まだ置いてない市町に対して置くように何らかの支援をしたりだとか、何かそういったお考えとかありますか。
(知事)まず前者について申し上げると、県庁舎で継続して置くかどうかの判断というのがまずありますね。それから、その次には地方庁舎もありますので、そこで置くべきかどうかというのは地方庁舎にどういう声が寄せられるか、あるいは県民の声にどういう声が寄せられるかというのも聞きながら判断していくということです。2点目、現段階においては市町に対してどうでしょうかと、誘導策も含めてやっていくというのは、今は考えてはいません。
 
(記者)生理用品の設置のことなんですけれども、私も過去にいろんな自治体で同じような取り組みを取材したことがあって、大体、女性の貧困問題の文脈で語られることが多いんですけど、その辺に関しては何か意図しているところはあるんでしょうか。
(知事)県議会でもそういった文脈でご質問あったかと思います。県庁だけですので、我々がこれを設置するのはですね。たまたまそういう方がお使いになられることもあるだろうとは思いますので、それを決して否定するわけではありません。持っていないということで困ったというので、緊急避難的にそれを使われる方もおられるでしょうし、さまざまな理由はあるのかなと思っておるところであります。
 
その他項目に関する質疑
 
ガソリン暫定税率の廃止
(記者)ガソリンの暫定税率なんですけど、廃止されるような方向性で現実的になってきて他の県とか政令市とかで実際の減収がどれぐらいになるのかというのを試算をしている自治体も結構あるんですけども、三重県としてはどれぐらい、試算している数字とかってあるんですか。
(知事)県の試算ですけれども、ガソリン税の場合は、揮発油税の場合は国税ですので、県に譲与税の形で回ってくるんですが、約4億円というふうに聞いております。暫定税率分ですね。これはやっぱり県の財政にとって非常に大きな額でありますので、この部分は国において補填をしていただきたいというのを前から主張しているとおりですね。それから、軽油の引取税、これは地方税になりますけれども、これが暫定税率分、32円分の17円なにがしが暫定税率分ですけども、これが廃止になると100億円を超える金額と、107億円、約、試算ですけれども、107億円ですのでそういう意味ではここも非常に大きな影響があるので、これについてはもし暫定税率廃止ということであれば国の方において別の財源を措置していただきたいというふうに思っております。
 
(記者)トータル的には、地方税がだいたい100億円。
(知事)107億。それからガソリンが4億。揮発油税の三重県への影響額、暫定税率分ですね。
 
(記者)かなり大きい。
(知事)大きいですね。はい。これはもう各地方とも県とも声を上げてますし、それから知事会議からも要請をしてますので。
 
クマによる被害防止対策
(記者)全国的にクマによる人的被害相次いでいるかと思いますが、三重県内、今年度に関しては人的被害はまだ出ていないかと思うんですけども、何か一歩踏み込んだ対策などを考えられている部分ってありますか。
(知事)はい。人的被害はまだ出てませんけども、今のところ目撃情報66件あります。それからクマアラート注意報を今、熊野の事務所の管内で出しておるところであります。県内どこで出てもおかしくないというふうにはなってはいるんです。この6月からAIカメラを導入しましたが、これ1カ所ですけども、そこでは今のところクマと判別されるものは出ていないということではありますけれども、近々、クマの出没地点に近づいた時に警告を発するようなアプリを導入したいと。これまた発表させていただきますけれども、そういうことも考えているところでございます。
 
(記者)そのクマの出没地点に近づいた時に警告が出るアプリというのは、どれくらいのスケジュール感で考えていらっしゃいますか。
(知事)もうしばらくでお話しできると思います。
 
外国人政策の見直しを進める関係閣僚会議
(記者)昨日、政府の方で外国人のことに関する閣僚会議を開いて、不動産の保有実態の把握だったりとか、もしくは在留資格の審査の厳正化とかいったことを関係閣僚に高市総理の方から指示がありましたけれども、来年1月をめどにそれの方向性出ると思うんですけれども、これについて国の方に要望、お願いしたい、例えばこういった制度の導入をしてほしいとか、何かそういったのがあれば、ぜひ。
(知事)具体的なものは国でお考えになると思いますので、国にお願いしたいのは二つでありまして、一つは国民にきちんと、漠然とした不安を抱えている国民がいると思いますので、外国人の対応としてはこういう形でやっていくというのを、きちんとしたメッセージ、わかりやすいメッセージを出してほしいということです。その上で、総理も会議の場でおっしゃっておられましたけれども、今、日本の経済は外国人の労働力なしには回らなくなっているのは事実でありますので、外国人との共生あるいは包摂という概念を含んだメッセージにしていただきたいなというふうに思っています。法を守らない人に法を守らせる。それから、国際社会において条約などで決めている部分を日本にどう適用するかについては、優れて国の機能でありますので、そこを今まで適切ではないというような部分があれば、それを直していくのは当然だと思いますけれども、外国人も共生する日本ということを含んだメッセージを出していただきたい。その2点はお願いしたいなと思っております。
 
(記者)制度的なところでは、特にお願いしたいところはとか、ない。
(知事)そうですね。この制度が、そういう意味では外国人の方が、これからますます、外国人労働力が必要になってくると思います。永住、定住していく人も増えると思いますので、よくやっぱり自治体で課題だというふうに聞きますのは日本語の能力なんですよね。外国人の方々に日本語を教える、それは場合によると日本に来る前に外国で日本語教育をする。このニーズも、結構私も外国、インドネシア行った時とか聞きましたので、それはどこの県で働くかわかりませんので、それは国において対応してほしいなと思うので、そういう意味での日本語教育に国として、予算、実は制度あるんですけど予算額が足りないということはよくありますので、そこをちゃんと確保してもらう。そして日本語教育をしっかりしてもらうということをお願いしたいなと思いますね。
 
(記者)他よろしいですか。第二さんお願いします。
 
三重県庁における生理用品の試行的設置について(発表)
(記者)振り出しに戻って、その生理用品ですけど、これ先月定例会見で質問した後に環境生活で聞いたんですけど、設置には工事がかかるって、この工事費はないんですか。
(知事)詳細を私は聞いていません。後でまた聞いていただければ。
 
マッチングシステム「みえむすび」の導入開始について(発表)
(記者)それとさっきのみえむすびですけど、知事が言われた令和5年度からのサポート、サポーターですね。
(知事)はい。
 
(記者)これは今回もうなくなるということですか。
(知事)どうでしたっけ、これはもう変えるんですね。
(子ども・福祉部)はい。新しいマッチングシステムを使った新しいサポーター制度の刷新もあります。マッチングシステムを使って、その中で、例えばサポーターを希望する方につきましては、サポーターも引き続きできるような運営をさせてもらおうと思っております。
 
(記者)従来サポーターの中に谷川県議とかも入ってるけど、その人たちは別に希望しなければそのまま行くわけ。辞めると言わなければ。
(子ども・福祉部)いったん、今新しく公募し直して募集させてもらっています。
 
(記者)し直してんだ。
 
(記者)よろしいですか、大丈夫ですか。ありがとうございました。
(知事)よろしいですか。ありがとうございました。
                                                                                                                                            了

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