知事定例会見録
令和7年11月25日
於:プレゼンテーションルーム
発表項目等
質疑項目
- 発表項目等に関する質疑
- 日中関係の県内への影響
- 「南海トラフ地震対策に特化した条例」の制定
- 小学校での特別授業
発表項目等
(知事)今日、私の方からは1件だけご説明をさせていただきたいと思います。移住の関係でございます。移住の関係で2点ございまして、一つは、今度の週末でありますけれども、名古屋駅でPRイベントをやりますということで、まず情報発信、これは今始まっておるわけでございますけれども、昨日から11月の30日まで名古屋の駅で、東海エリアの方々に、どうぞ三重県に移住でおいでください、ええとこですよということを情報発信をしておりまして、そのイベントを、四日市市長、菰野町長ご出席をいただきながら、私も行きまして30日の日曜日にイベントを実施をするということです。これが名駅の中央コンコースで、この間までタモリさんとかが写っておったところに、三重県の移住いいですよということを出させていただく、それは広告も出させていただこうというふうに思っているところでございます。移住は、ありがたいことに三重県への移住者数、これは県と市の制度を使いながら移住されてこられた方ですけれども、平成27年で三重県への移住者数が124人、それが令和6年に846人と、実に8倍程度に増えている。そして、北勢エリアでいいますと、平成27年には10、これは県と市の制度を使った人なので、これ以外に来られる人もいるんですけども、北勢エリアに平成27年に来られた人が10人確認できていますが、令和6年にはこれが323人ということで、実に32倍に増えているということでございます。これもありまして、さらにドライブをかけて三重県においでいただきたいということで、こういうイベントをやらせていただこうと思っております。ぜひ皆さんもご取材をいただきたいと思います。そしてもう一つ、これは今の名古屋の名駅なんですけれども、PR動画をつくりましたので後で見ていただきますけど、それを東京、大消費地、人口をたくさん擁しているところです。ここから仕事に疲れたら三重県においでということをあわせてやらせていただいて、JR中央線の車両の中とか、東京メトロのホームとか、あるいは映画館ですね、TOHOシネマズ新宿、それからエレベーターの中、23区のオフィスビルのエレベーターの方はサイネージ、15秒のPR動画を流そうと思っています。それ以外にコンビニですとか、あと三重県の中でも流してみるということをやろうと思っておるところであります。三重県で暮らすこと、働くことの魅力を発信をしていきたいというふうに思っております。なお、皆さんご質問たくさんあると思います。私の方でざっくりしたものをお答えをさせていただきますが、この行事でございますとか、あるいは今までの移住者数の詳細などにつきましては、担当課の方から後ほどお答えを申し上げます。それでは、動画をご覧いただきたいと思います。
「自然も、便利も、ちょうどいい地方都市、三重県。経済的豊かさ全国1位の三重県がちょうどいい。家計にやさしい三重の暮らし。安心して移住できる制度が三重にはあります。詳しくは『三重県移住』で検索。」
これは実際に移住をしていただいた方に了解を得て、モデルになっていただいているということでございまして、三重県は物価も安いですし、それからご案内のとおり、収入も高いですから、比較的他県と比べて豊かな生活を享受できると。また、海もあって山もあってええところばかりということで、食べるものもおいしいということで、ぜひ来てくださいということを力を入れてやっていきたいと思っております。私からは以上でございます。
発表項目等に関する質疑
○JR名古屋駅ジャックイベントと都市部等での情報発信事業について(報告)
(記者)こういうイベントだったり、情報発信事業をやるのは初めてになるのか、そのあたりをお伺いいたします。
(知事)イベントという意味では、こういう名古屋駅をジャックしてやらせていただくということは初めてになります。今後、三重県への移住、特に北勢は名古屋の辺りの方が仕事を変えずに移住をされる方が増えてきておりますので、そういうライフスタイルがありますよということ。そして、ご案内のように、桑名駅も四日市の駅前も整備がどんどん進んでおります。四日市などはマンションも増えてきていますし、それから商業施設も増えてきているということで、非常に住みよいですよということも含めてPRをさせていただく初めての例になります。また、東京での観光のプロモーションはサイネージでやらせていただきましたけれど、移住のプロモーションというのをこれだけ大々的にやるのは初めてでございますので、効果検証もしてこの動画を見て移住を決めましたみたいな人が出てくると、さらにこういったプロモーションは強化していきたいと思っているところでございます。
(記者)先ほどのご説明の中で、既に北勢地域への移住者は増えているということですが、今回さらにここで北勢に焦点を絞って移住促進事業をやっていくという狙いをもう一度教えていただけないでしょうか。
(知事)令和5年に定めました人口減少対策方針の中に5つある大きな柱の中の一つが移住なんですよね。社会減を何とか止めていきたいと、あらゆる世代の方に三重県に移住してきていただいて、それによって人口を増やすだけではなくて、関連人口も、例えば親戚の方がおいでになられたりして増えていきますので、そういった方針をとっていこうということでございまして、その一環で今回北勢ですけど、北勢への移住、どうぞ皆さん来てくださいというのをやらせていただこうと思っています。今回北勢に絞りましたのは、今年度から移住に関してはクロスデータ集計をやってまして、今まで三重県全体に来ていただいた移住者の方の数ということでやっていたんですけど、どの地域から、例えば東京や大阪とか名古屋からとか、愛知からとか、どの地域に来ておられるか、クロス集計でだんだん様子がわかってきました。今回、名古屋、まず1番目のものについては名古屋で、これは北勢に来られることが非常に多いので、そこでやってみようと。他方、伊賀とかにおいでになるのは大阪、近畿からおいでになる方が多いので、今後またそれを考えていくということはあり得ると思っています。それから、人口をたくさん有している東京からは関東圏から移住、来ておられるのは全県に来ていただいていますので、三重県全体を東京で流そうと、こういうことで考えておるわけであります。なぜこの時期にというのは、5年に対策方針を定めて徐々にやってきて、今回これにスポットを当てるということもあるんですけれども、先ほど申し上げましたように、桑名駅、それから四日市駅、どんどん充実をしておりまして、住まいも増えてきます。例えば3LDKとか4LDKの中古住宅、これを見ますと、四日市は名古屋の市内と比べて半額程度で買えるというですね。通勤時間は特急に乗っていただくと名古屋まで30分で行けますんで、そこでやっぱり地価安くて、食べるものも美味しくて、環境も良くて住みやすいということを、今まであんまり三重県PRが苦手な、元々県民性なんで、そこをやってなかったきらいもあるので、今回ドライブをかけてやっていこうと、こういうことです。
(記者)まさにそのPRが苦手ということで、正直ちょっとその広告を見て、ぱっと三重への移住というイメージとしては、ちょっとインパクトが足らんようにも感じるところですが。
(知事)足らん。厳しくご指摘を頂戴しました。
(記者)ちょうどそこ昨日の朝通りましたけど、大変申し訳ない、そういう広告があるということに一切気付かずにそこを通っていたという。
(知事)なんと、なんと。
(記者)大変申し訳ありません。何かこう、これ正直どうですか、デザインとか。
(知事)イベントをもうちょっと早くやったら良かったかなと。昨日やったら良かったかもしれませんね。ここはよく皆さん見られるところでもありますので、気にしながら歩かれるところでありますから、ぜひまた見ていただけるように頑張っていきたいと思っております。
(記者)それは動画になっているんですかね。
(知事)これは動画ですか。
(地域連携・交通部)ちょっと動くような形になっております。
(知事)若干動く。タモリさんがニヤッと笑うような、ああいう動画ですかね。
(記者)知事、かねてからやっぱり交通広告というところで注力してはるのかなというふうな印象があるんですけど、そういうわけではありませんか。
(知事)必ずしもそういうわけではありません。ただ、見る人の数がやっぱり駅とか、あるいは車内とか多いので、そこになるわけでありまして、映画館、これは職員の県庁の人のアイデアなんですけれども、若い人が新宿TOHOシネマズはよく行くんじゃないかということで、ここでやってみようということで、あるいはコンビニですね。だから、エレベーターも新しいアイデアだと思います。これはかつて、みずほ銀行さんなんかいろいろご協力をいただいて、エレベーターの中での三重県の広告もやったりしているんですけど、今回は全体の移住の一環で、我々県でやっていますけど、これは新しい媒体かなとは思いますけどね。
その他項目に関する質疑
○日中関係の県内への影響
(記者)先週も伺いましたが、中国関係は何かその後アップデートというか、さらに影響が広がっているということはないでしょうか。
(知事)観光関係で、今いくつかキャンセルが出てるということは聞いておりますので、最新の状況の把握には努めていくということで、ツアーは中国の旅游局が中国の代理店にいろいろご指示されたり、働きかけをされたりしているやには、通常ですとしますので、そこは減ってくるのはあるだろうと思っています。どのぐらいの時点で今回の事態が解消されるかというところが次の焦点かなという気はします。農林水産については、前回申し上げました影響は今のところ出ていないということ、それから、企業の関係も大きな影響は出ているわけではないということ。ただ、尖閣の時には日本企業の方が拘束されるという例もありました。それは十分注意してくださいという話を三重県内の企業の方にもお話をしているところであります。それ以外大きな影響、特に今は出ていないということですね。
○「南海トラフ地震対策に特化した条例」の制定
(記者)南海トラフの関係の条例でお尋ねしたいと思います。先ほど議会の本会議の方でも条例をつくりたいというお話があったと、もしくは今回の補正予算の中で有識者会議を設置して条例の制定に向けて検討するということであったかと思うんですけれども、改めてこの条例をどういうものにしていきたいのか、その意気込みだったりとか構想なりをお願いします。
(知事)これ既にお答えしているところもありますけれども、災害対応全般についての条例はありますと。ただ、南海トラフに特化した条例はありませんと。南海トラフに特化した条例をつくることによって、もの凄い被害が起こるであろうというふうに思われる南海トラフに日頃から備えておこう、事前防災も大事でございますので、そういった点に力を入れたものをつくりたいと思っております。今の条例に欠けている点などからちょっとお話をしますと、一つは、例えば受援計画みたいなものは条例の中に今位置づけられておりません。これは能登半島の時に随分クローズアップされました。南海トラフの地震が来ますと、能登半島とちょっと違いまして、広域に及ぶので受援がいつ来るかってわからないんですけども、それもあってなおさら受援ってのをきちんと書いておかないといけないと。三重県は日頃から受け入れの体制を整えていますよということを明確にしたい、これが一つ目目。二つ目でいうと、カウンターパート支援というのが、これが東日本大震災以来、対口支援という言い方もありますけれども、各自治体の間で協力関係がほぼ構築できたのかなというふうに思っています。三重県でいうと、福井県、新潟県から救助に来ていただける、支援に来ていただけると。これも明確な規定が実はないんです。これもちゃんと位置付けた方がいいと思っています。さらには、アプリの情報提供ですね。アプリの情報提供って非常に有効だと思います。これも今の条例には規定がないので、そういったものもSNSを使った情報提供というのをどう位置づけるかというのを議論をしていきたいと思っています。さらには避難所、スフィア基準を満たすような避難所を整備していくということが大事だというようなことを言われて久しいわけでありますが、こういったものもどういった形で盛り込めるか議論をしていこうと思っています。まず、地震で亡くなる県民の命をいかに守るかということ、それを生き延びていただいた後でも関連死で亡くなる方がおられるので、そこもどう無くしていくか、そういったことをこの条例には盛り込みたいと思っております。
(記者)アプリでの情報提供というお話があったかと思いますが、具体的に教えていただきたいなと思うんですけれども、そのアプリというのは防災みえのこと。
(知事)そうですね、それも一つであります。その後、例えば避難所運営をしていく中で、アプリによる情報提供というのはどんな形があり得るのかというのは、今後議論をして、例えば給水はここでやっていますとか、そういったこともアプリでお知らせすれば、多くの方に短時間で情報をお届けすることができると思いますので、そういったことも中で議論していきたいと思っています。
○小学校での特別授業
(記者)昨日か一昨日か、川崎小学校に行かれていましたか。
(知事)はい。
(記者)あれはどんな感じの学校側から知事に呼びかけがあったりとか。
(知事)まち協でしたかね、学校もですけど、あれは政務で行っていまして、出身学校ということで。
(記者)あれは政務なんですね。
(知事)政務です。ようこそ先輩みたいなのがあって、子どもらにお話してくださいと、そんなおやじが話しても面白ないんちゃうかと言いながら。
(記者)植樹もしていました。
(知事)植樹もしていました、はい。卒業生ということでの政務でございましたので、ビデオを非常に喜んでいただいて、ビデオ上映させていただきました。三重県の作っている三重県の魅力発信の3分30秒かな、子どもたち、あんなに興味を持って見てもらえると思わなかったんですけど、見てもらえてよかったなというふうに思いました。
(記者)ご出身じゃない、例えば小学校とか中学校とかで、例えばそういうことをしてみてもいいかなと思うんですけど、そういったことも。
(知事)そういう要望がきたら、副知事とか担当部長とか担当副部長とか担当次長とか課長とか、その学校の出身者に行ってもらうのがいいんじゃないかなと思っております。
(記者)(第二県政記者クラブも含めて、)他、よろしいでしょうか。ありがとうございました。
(知事)ありがとうございました。
(了)