知事定例会見録
令和8年2月18日
於:プレゼンテーションルーム
発表項目等
- 「ミジュマルライナー運行開始1周年キャンペーン」の実施について(発表)
- 「ミジュマルの日」を記念したイベントの開催について(報告)
- 知事のマニフェストについて(報告)
質疑項目
- 発表項目等に関する質疑
- 県と市町の地域づくり連携・協働協議会総会
- IR誘致
- シャープ亀山第2工場の生産停止による影響
- 職員採用時の国籍要件復活検討に係る正副議長との面談
発表項目等
(知事)おはようございます。私の方からは発表事項が2件と報告事項が1件ございます。発表事項の方を先にお話をさせていただきまして、ちょっと報告は後で皆さんからのご質問いただいた後に報告をさせていただきたいと思います。発表事項の2件、1点目も2点目もポケモンに関するものであります。1点目はミジュマルライナーですけれども、これは去年の2月27日に、近鉄さん、走らせていただいたものであります。非常に好評でございまして、去年ポケモン社さんと、そして近鉄さんと名古屋駅で出発式のセレモニーをやらせていただいておりますけれども、1年が経過をするということで、1周年のキャンペーンを、近鉄さんと、そして県と一緒にやろうということでございます。後ほど担当部の方から詳細についてはお話をさせていただきますけれども、土日はもうすでにかなり満席になるということでございまして、平日も非常に人気が高いということであります。1カ月前から予約が可能ということで、売り出した途端に席がなくなってしまうということもどうもあるようでございます。キャンペーンの内容、詳細は後ほど担当部からお話をさせていただきますけれども、小学生を対象として車掌体験をするとか、それからX(エックス)の「おもいで投稿キャンペーン」ということをやるとか、それから宇治山田駅、鳥羽駅、賢島駅でスタンプを設置をするとか、そして、ミジュマルライナーの記念乗車のスタンプのデザインを変えるということであります。これ1年間、今の形でやってきたんですけど、それをまた新しくリニューアルするということでございます。後ほどまた詳細につきましては、担当部の方からお話をさせていただきたいと思います。
そしてもう1点、同様にポケモンの関係ですけれども、ミジュマルの日ですね。これは3月10日「ミ ジュウ」ということで、毎年、令和5年からミジュマルの日のイベントをやってきました。令和8年もイベントをやるということでありまして、今年は三重県の誕生150周年ということもありまして、それでジョイントで、コラボでクイズラリーなんかをやったりとか、それと今皆さんにはすでにお伝えをしておりますが、ポケモン化石博物館が三重県のMieMu、県立美術館(正しくは、「三重県総合博物館」)で開催をしております。これは27日間、実際に開始をしましたのが1月の17日からですが、27日間で3万人を超える入場者があったということでありまして、これ歴代2位の、3万人を超えたのが1番早かったのがジブリ展でしたが、2番目になっているということでございまして、多くの方に来ていただいておりますけれども、そこでも県立の美術館(企画展)とポケモン化石博物館、どちらかを見ていただいた方に、抽選会で素敵なプレゼントを差し上げるというようなこともやっておりますし、それからミジュマルがMieMuの会場で、皆さんにご挨拶させていただくということもあります。等々ございます。これも後ほど担当部の方から皆さんにご説明をさせていただいて、ご質問をいただきたいというふうに思っております。私の方から会見事項は2点、以上でございます。発表事項2点です。
発表項目等に関する質疑
○「ミジュマルライナー運行開始1周年キャンペーン」の実施について(発表)
(記者)ミジュマルライナーですけど、知事は乗りましたか。
(知事)中に入ったのは入りましたけど。
(記者)乗ってはないですね。
(知事)実際に乗ったことはないですね。2回ほど中に入らせていただきました。それからお出迎えをしたことも、VIPの方がおいでになられ、これに乗ってこられたのをお見かけしたことがありました。
(記者)その時の印象であったりとか、中に乗ってみてどういう車両かなど。
(知事)中にミジュマルの足跡があったりとか、それから、絵が描いてあったりということで、乗っていただいても楽しめるんだと思いますし、子どもさん方が、皆さん喜んで写真を撮っておられたりしますので、非常に人気でありまして、三重県の応援ポケモン(正しくは、「みえ応援ポケモン」)、ミジュマルでよかったなというふうに思うことが多いですね。
(記者)予約もいっぱいになっている日が多いとのことですが、これがいわゆる県内の、例えば観光であったりだとか、経済振興にどのような影響を与えているかとか、ここら辺ってどうですか。
(知事)私自身どのぐらいの影響、経済効果があるかというのは承知をしておりませんけれども、例えば去年の7月に鈴鹿と鳥羽に開園しました公園にも多くの方が来ていただいている。県内だけではなくて、県外からも来ていただいているというふうに聞いておりますので、ミジュマルの聖地というのはあれですけれども、三重県にミジュマルたくさんあるということで、ラッピングの交通機関も使われて移動されておられる方もおられると思います。非常にミジュマルが三重県を推してくれることによって、観光への影響もプラスかなと思います。
(記者)運行開始1周年キャンペーン関係、質問ないですか。記念イベントも含めて、よろしいですか。
(知事)後ほどまた担当部の方からご説明しますので、詳細はご質問を、ちょっと私も全て把握しているわけではないですから、聞いてみていただければと思います。
○知事のマニフェストについて(報告)
(記者)それでは報告を。
(知事)報告、先やりますか。いいですか。
(記者)それ以外の質問もオッケーということで、続けましょうか。発表項目以外で。どちらでも大丈夫です。
(知事)そうか、そうか。報告先にしましょうか。じゃあ報告事項ですけれども、実はあるメディアの方、というのはメディアで、2月16日の月曜日に、私に関する、記事自体は別にそれ全然、いろいろ書いていただくのは問題ないんですけど、私に関する記述がありまして、教育長ですね。教育長が私の1期目のマニフェストを手がけたということで書いていただいているんですけど、この書き方は素直に読むと、私の1期目のマニフェストを教育長が作ったと読めなくはないんです。これは私も知事として、政治家として、やはり自分の名誉も守らなきゃいけないということで、ちょっとこの書き方はいかがなものでしょうかということで、訂正を申し入れているということをご報告をさせていただきたいと思います。実は教育長がマニフェストを作ったということはございません。1期目も2期目も、私の普段の仕事のしぶりを見ていただいていれば分かると思いますけれども、マニフェストは自分で作っています。これをやるべきだ、県民はこういうことを期待しているので、こういうことをやるべきだということで、それで訂正を申し入れているということです。ただ、教育長、当時は現役を離れておられましたけれども、三重県の県政の運営状況はどんなのかというのはお話も聞きました。もちろん教育長だけではなくて、当時の県議会の議員の方からも、今どんなことが懸案になっているのかということもお伺いもしていますし、また、中高の同級生からも、三重県内の懸案事項どういうのがあるのかというのは聞いておりますし、また、弟が2人医者していますので、当時コロナでしたから、コロナへの対応、どんなやり方があるのかというのも聞いたりしております。三重県のコロナのまん延状況なんかも聞いておりますので、そういう多くの人の情報を聞いた中の1人であるのは事実でありまして、それを自分で考えて、マニフェストに、政策集ですね、書かせていただいたということでございますので、誤解がないようにということで、ここで報告をさせていただきました。以上でございます。
その他項目に関する質疑
○県と市町の地域づくり連携・協働協議会総会
(記者)地域づくり協働協議会ですか、おとといでしたかね、ありました。あの場で伊賀市長と議論になってたかなと。外国人の国籍要件の話ですね。その後、懇親の場でもというようなことで、その後議論を深めていただければというような、水谷さんのご挨拶にもありました。
(知事)会長の四日市市長と、それから副会長の水谷町長、ありましたね。
(記者)その後、懇親の場でああいった話題になったのか、どのような方と何らかのお話をされたりしたのか。
(知事)はい、いろんな方と当然懇親の場ですから話をしまして、市長さん、町長さんの中には、県の最終的な結論出ていませんけど、県の懸念事項ってのは分かるし、自分も現時点において県と同じような考え方であるというふうにおっしゃっておられる方がおられました。それと、伊賀市長とも話をしまして、私の懸念事項をあの場でも質問しました。回答はいただけなかったんですけれども、情報漏えいのリスクを完全に遮断をするというのは難しいという話と、それから、当該国、当該国というのは法律を有して自国民から情報聴取をするという法制度を作った国の人を雇用した場合に、その人が母国からの要請と、そして、地方公務員法の守秘義務違反の間で板挟みになってしまうじゃないか、その人の人権をどう考えるのかというところが問題だと改めてお話をしました。その件に関しては、日本には地方公務員法の守秘義務の規定があるので、それを徹底すればよいということをおっしゃいましたが、横にいました三重県庁の職員から、いやいやそうではなくて、それだけではなくて、他国に情報を収集する法律があるので、その法律との関係を議論しているわけですから、論理的に言って、今のお答えではなかなか十分な回答ではないんじゃないでしょうかという話がありまして、私もそのとおりだと思いますということを言っていた。法律は確かにありますが法律違反というのもあり得る話なんでですね。ということを申し上げて、懇談会の場ではそのぐらいですかね。
(記者)県と同じ考え方だというふうにおっしゃったのは何人ぐらい。
(知事)数を申し上げない方がいいと思います。皆さんに聞いたわけでもないですし、公表前提で、その首長さんがおっしゃったわけではないので。
(記者)複数というニュアンスではあるんですね。
(知事)そうですね、複数ですね。
(記者)伊賀市長以外にこの件に対して反対されているというようなお声は。
(知事)いや、その場ではですね。
(記者)その場ではいなかった。
(知事)そうですね、懇親会の場ではですね。
○IR誘致
(記者)IRについて見解をお願いします。カジノを含むIRです。愛知県が先週セントレアの誘致を再検討するという話がありましたけれども。
(知事)そうですね。大阪でもIR検討されていて、愛知県も検討されるということですので、他県でのお話ですし、それから国のカジノ委員会の判断も加わるということになりますので、私どもがこれについて何かコメントをするということではないのですが、IRの場合は主に外国の企業が運営することが多いものですから、日本人の貯蓄、富が海外に流出してしまうんじゃないかという懸念はあります。ただし、IRを設置した自治体は潤うことはあるんだろうなと思います。もう一つは、ギャンブル依存症の問題がありますので、それをどうやって防ぎながら地域振興していくのかというのは大きな課題になると思います。韓国のようにIRというかカジノ場を外国人しか入場できないようにするというやり方もあるとは思いますけれども、一部に自国民が入れるところもあって、そこでは多くの借金をする人がいたりするということで、これはギャンブル依存症ってなんて言うんですかね、病気の一種ですので、誰でもかかり得るものです。そこをどうやって防止しながら地域振興していくのかというのは大きな課題だろうとは思っています。
(記者)今のお話を聞いていると、まず一つには外国企業がある、外国の企業がメインだという話もされていたと思うんですけど、逆に言えば日系企業でいくつかカジノを展開されている会社があると思いますが。
(知事)あると思いますが、メインはマリーナベイ・サンズもそうですけれども、アメリカであったり、マカオであったり、外国企業が関与しないと日本の企業だけでやれている例はないんじゃないかと思いますので、そこに日本の富が流出してしまうのは若干の懸念があります。
(記者)もう一つの今指摘された課題の中で。
(知事)ギャンブル依存症ですか。
(記者)依存症の話もあったかと思うんですけど、そのあたりは逆に言えば、何らか手だてを踏めば誘致は考えなくもないということではないですか。そこはちょっと飛躍していますか。
(知事)ギャンブル依存症への対応というのは最終的に無理なんですけど、日本人がギャンブル依存症にかからないようにするためには、例えば韓国で多くのカジノでやっているように外国人専用にするというやり方はあると思いますね。
(記者)例えば、その外国人専用のカジノということも考えるということなんでしょうか。
(知事)いや、そこは愛知県のお話なので、我々がどうこうということはないですね。コメントをする立場にはないかなと思います。
(記者)愛知県と何らか連携する考えとかは特にはないですか。
(知事)特にないですね。そのカジノに行かれた方が三重県の観光地にたくさん来ていただくというのはいいことであるとは思っていますね。
(記者)県内でもIR誘致してほしいという声が一部であるというふうに私は承知していますけれども、今のお話を踏まえて、改めて誘致するお考えというのは。
(知事)三重県民の方がギャンブル依存症にかかってしまうリスクを考えた時に、県内にIR施設は必要ないんじゃないかなと現時点において思っていますけどね。
○シャープ亀山第2工場の生産停止による影響
(記者)シャープの亀山工場の件で、発表から1週間経って、県内への影響とか、あるいは見えてきたこととか何かありますでしょうか。
(知事)発表時点においてお話を申し上げたかと思いますけれども、その後、何か新しい話を聞いているというわけではありませんので、その当時と同じでありますけど、雇用の安定にご尽力いただけるというふうには思っておりますので、そこは会社が移るということも当然あるとは思いますけれども、そこは引き続き我々としてもご相談事項があれば受けていきたいと思っております。
○職員採用時の国籍要件復活検討に係る正副議長との面談
(記者)先ほど県議会の正副議長が国籍要件の関係で要望、申し入れみたいな形になったと思うんですけれども、改めて知事の正副議長が来た受け止めと今後の進め方について、改めてお伺いしてもよろしいでしょうか。
(知事)受け止めは、三重県議会というのは県政の最高議決機関でありますので、その議長、副議長がおいでになられたということで、非常に重く受け止めているところであります。申し入れの内容に関しましては、皆さんご案内のとおりですけれども、昨日の議会でも常任委員長からご発言がありましたけれども、議会の方にも丁寧に説明をしてほしいということで説明を申し上げたいということを先ほどお答え申し上げたところです。一部議会軽視ではないかという声もあったんだということもありまして、それは議会軽視ではありませんということは申し上げたと、これは申し上げたとおりでありまして、そこについては特段のコメントをいただいてないので、ご了解いただいたのかなと思っております。その上で、今後、アンケートは締め切りをしましたけれども、集計に例年も2、3カ月時間がかかりますので、そのぐらいの時間がかかるだろうと思っております。それを見て、我々としてどうするのかという判断をすることになると思いますけど、その上で議会にご説明を申し上げて、議会の必要であればご判断をいただくということかなと思います。なので、ちょっと時間はかかると思いますね。
(記者)時間がかかるというのは、最初の見通しの5月ぐらいの発表から少し遅れるような。
(知事)そうですね、4月末から5月ぐらいちょっとゴールデンウイーク挟みますので、5月かもしれませんけど、例年のペースでいきますと、そのぐらいでアンケート結果は毎年皆さんに公表はしてるんですけど、議会との調整というのを入れ込むと、もう少し時間がかかる可能性があるということですね。
(記者)他よろしいですか。第二さんお願いします。
○県と市町の地域づくり連携・協働協議会総会
(記者)16日の協議会ですけど、懇親会がテーブルに分かれているんですよね。
(知事)そうです。そうです。
(記者)知事は各テーブルを回られて、いくつかの首長にお聞きしたところ、稲森伊賀市長とは話はされなかったという声もあれば、稲森さんに直接聞くと、いや知事と話しましたという話なんですけど、これは何か別室でやられた。
(知事)違います。違います。その場ですね。
(記者)その場で。
(知事)だから皆さん、ぐちゃぐちゃっと動いておられたんで、どう話したか見てる人ばかりではないので、伊賀市長おっしゃったように私もさっき言いましたけど、話しましたということですね。その場です。
(記者)10分ぐらい。
(知事)いや、そんなにはなかったような気がしますけどね。
(記者)そこではある程度意見の食い違いの修正はされたんですか。それとも平行線のまま。
(知事)回答なかった、まあ、あったんですけど、その回答は論理的ではないというふうに横にいた県職員が言ったっていうのは申し上げたとおりなので、そこで終わってますね。ですから、人権の問題、さっきもちょっと議長、副議長来られた時に申し上げましたけど、人権の問題と情報漏えいの防止についてはどうでしょう、やがて伊賀市さんからお話をいただけるのかなとは思ってますけどね。
(記者)去年9月に再選されてから、わりと集まり、記者クラブとの懇親もそうでしたけど、私は動かないので皆さんがお話に来てくださいという形を言われたんですけど、この協議会の懇親会は知事の方から回られたんですか。
(知事)そうです。それはケースバイケースでありまして、シッティングやったんですよね、協議会の懇親会は。ですので、私がぐるぐると動きましたけど、スタンドですよね、立食の場合は私がぐるぐる動くと私とお話をしたい記者さんがなかなか見つけられないって困るだろうなというのでその場に留まるということもありますということで、その場合は事前にアナウンスをしたと、そういうことですね。
(記者)あと、そもそも論ですけど、協議会で伊賀市長も知事が、というか県側も今年の職員採用から国籍条項を設けると。
(知事)復活すると。
(記者)要は復活するというふうに決めているという前提で話されているじゃないですか。知事とか、例えば委員会等で県の副部長級もまだ何も決まっていないと検討していると。知事自身も協議会ではまだ検討ですよとはおっしゃらなかったんですけど、これはもう決めてるんですか。
(知事)いや、検討しています。協議会で申し上げたと思いますけどね。決めているわけではありませんというのを申し上げてるとは思うんですけれども、まだ決めてはいません。
(記者)例えば1月18日のこの関係委員会で森吉副部長は、現在どうするというのは全く考えていないので、今後検討させていただくことになろうかと思うと答えられていて、これはこのとおりなんですか。
(知事)ステータスとしてはそういうことですね。
(記者)ここで石田副委員長が、議会の。そういうルールを作った国であるのかそうでないのかで一つの線が引けるのではないかと。そういうルールを作っていない国の人でも同じように外国人はダメと言うのは乱暴かなという気がするとなっているんですけど、この考え方にはくみできないんですか。
(知事)そこまた議論せないかんのですけど、国によって区別をするということがいいかどうかですね。それから、国による区別をした場合にそこの国がどういう法制度を持つかというのは我々コントロールできないというのもありますね。
(記者)だけど、例えば100国があってその中の1国のためにですよ、99の人が、すでに県内にいろいろ入られている国もあると思うんですけど、逆に言ったら県職員という立場から排除されるってのはこれはこれで一つ、後の残りの99の人たちの人権というものに引っかかる部分はないんですか。
(知事)どうですかね。35の都道府県は国籍要件を残したままということですね。それも勘案しながら決めていくということになるんじゃないですかね。
(記者)国籍条項を外してる地方自治体の数が少ないから、持っているところが多いから、それが是とは限らないと思うんですけど、ただ、元々1997年に国籍条項を外した時に。
(知事)三重県がですか。99年かな、はい、99年です。
(記者)99年。その時に北川知事が言われたのは、少なくとも先進国の人口を見てると、人口減になるのは間違いないと。だとすれば、マンパワーが必要だと。このマンパワーの関係でやっぱり外国人の方はある程度入れなきゃいけないというところで、実際問題、もうすでに三重県にもかなり入り込んでおられるというふうなことで、人権問題も含めて国籍条項を外すというお話だったと思うんですけど。
(知事)マンパワーと人権と両方あるっていうことですか。
(記者)そうです。
(知事)人権というのはちょっとよく分からないけど。
(記者)だから、一定の国とか外国人を排斥するというのは、これだけ外国人を入れている県としては共生ができないという意味だと思うんですけど。
(知事)その当時はいろんな考え方があったんでしょうね。
(記者)だから、そこを知事は、ロシアではないけど、民主化が全体的に国際的な潮流になっていて。
(知事)国際協調主義ですね。新自由主義経済の中でそういう考え方があったのは事実ですね。
(記者)そこに乗っかったというお話でしたけど。
(知事)という考え方も当時はありましたよね。ある国を民主主義陣営に迎え入れたいということで民主主義陣営が動いていたっていうのも事実ですね。
(記者)ただ、それも事実だし、逆にその北川さんが言われたように、マンパワーとそのプラス人権諸々の緩和をしてという話ですけど、それについてはどう思われますか。
(知事)マンパワー、その当時いろんなお考えがあったことについて、私は一つ一つ何かコメントを申し上げるつもりはないんですけど、マンパワーというのは倍率を見てかないかんのですけど、日本人でも公務員になりたいっていう人はたくさんおいでになられるわけでありまして、その時に外国の方を候補者と言うんですかね、受験者に入れるかどうかというのが一つあるでしょうね。まず公務というのは、やっぱり自国民で行うのがどこの国でもまずは原則で、全ての公務を外国の方に全部お任せというのはあまりないと思いますので、一つはそういうことですかね。人権という意味で言うと、先ほどもちょっと申し上げたんです。いろんな人権が確かにありますということで、そういう法令を整備した国の人を雇った時に、その人が母国とそれから日本の法律の板挟みに遭うという、この人権をどうするのかっていうのも考えないといけないですね。
(記者)だから、そのルールを作られた某国の方の人権というのもあると。
(知事)無視するわけにいかないですよね。
(記者)でも他でそういうことを作ってない国の方の外国人もいらっしゃるので、そこの人権もあるじゃないですか。稲森市長が言われたように、協議会で、伊賀市の場合は外国人の方が多いと。だとすれば、その人たちのいろんな住民サービスの処遇に市の職員がいないというのはおかしいと。そこは外国人の方向けの市の職員がいてもおかしくないじゃないかみたいなことを言われたんですけど、それは知事は納得されないですか。
(知事)実は三重県にもいろんな市町がおありになって、一部の市では外国の方が多い、外国の人が多いので公務員を外国人にすべきだというのは、これはちょっと論理の飛躍があると思います。今申し上げているのは、情報漏えいをいかに防ぐかというリスク管理の問題ですね。さっきの話に戻りますと、一部の市では外国人の方を通訳として、窓口の通訳で雇われて、個人情報に触れる部分は日本国籍を持った公務員が対応するということでやっておられますので、情報漏えいを防ぐやり方として、そういうやり方はあるかなと思いますけどね。
(記者)じゃあ、通訳職なら採用できるということ。
(知事)通訳職ってあると思いますよ。個人情報を摂取するような立場にないということであればいいと思いますし、私も全ての公務員を日本国籍じゃなきゃいけないというふうに考えているわけではないというのは、この場でも前申し上げましたけど、平成3年に文部省ですかね、当時、から通達があって、在日の方々を講師として採用するということについては特に問題ないというのがありますから、それは継続するというのもあると思いますし、それから医療職などについても一定のスキルを持った方で情報漏えいを防止しながらというのはあり得ると思いますけどね。
(記者)医療関係もオッケーなんですね。
(知事)そこはこれからの議論ですけどね。
○IR誘致
(記者)あと、さっきのIRなんですけど、これは河村さんが市長の時に木曽岬干拓に造ったらどうかということを会見で言われて。
(知事)名古屋市の木曽岬干拓ですか。名古屋市の。
(記者)三重県の。その時に前知事がこっちに話もなくて、勝手にそんなこと言われると困るみたいな話になったんですけど。
(知事)困りはしないですけど、他県の土地ですからね。
(記者)ただ木曽岬干拓について、愛知県とのやりとりが過去歴史的にありますから。
(知事)まあでも三重県の土地なんですよ。
(記者)今はね。そこのところの部分について、そういう関係からいったら、仮に愛知等が適地として挙げるとか挙げたいんだとか、そういう話は今回事前にはなかったんですか。
(知事)いや、聞いてないですね。
(記者)以上です。
(記者)他よろしいですか。ありがとうございました。
(知事)ありがとうございました。
了