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「わたし かがやく」各教材の目標一覧

1 世界の人権確立のあゆみ

【知識・理解】

  • 世界人権宣言を軸として,世界の動きの中で人権がどのように確立されてきたのかを理解し,これからの人権の保障は,今を生きる自分たちの責務であることを知る。
  • 世界人権宣言の意義について理解する。
  • 水平社宣言が,「日本における最初の人権宣言」とされる理由について知る。
  • 「被差別の民衆みずからの立ち上がり」や「人間を尊敬すること」によって,差別をなくそうとした水平社の理念を知る。

【スキル】

  • 世界の人権確立の流れや世界人権宣言の意義等,学んだことを様々な方法で発表することができる。

【姿勢・態度】

  • 世界人権宣言や国際条約等の精神を日常生活に生かそうとする意欲を持つ。
  • 一人ひとりが人権文化構築の担い手であるという自覚を持つ。

2 かがやきのチャンス

【知識・理解】

  • 子どもの権利条約で保障している権利について理解する。
  • 子どもの権利条約が作られてきた背景を知り,それは子どもたちの未来を保障するためのおとなの約束事であることを知る。

【スキル】

  • 自分のこれまでの生き方を見つめ,他者とどのようなかかわりを持ってきたのか振り返ることを通して,自身を大切に思うことができる。
  • 子どもの権利条約の精神を自分の生活に生かすことができる。

【姿勢・態度】

  • 自己の存在そのものに価値があることを自覚し,自己実現をめざす意欲を持つ。
  • 自己と他者の関係を大切にする姿勢を持つ。

3 かけがえのない自分

【知識・理解】

  • いじめは,被害者だけでなく,加害者や傍観者をも傷つけてしまう差別行為であることを理解する。
  • 他者の願いや思いを知ることを通して,それらが自分の課題とも重なる点があることを認識する。
  • 職業体験や高校生活入門講座,出会い学習やボランティア活動,人権活動に参加することは,自分の将来につながることを理解する。

【スキル】

  • 他者に共感することや,他者との豊かな関係をつくることができる。
  • 三人の作文を読んで問題解決の方法を考えることができる。
  • 生い立ちや成長の過程を「自分史」としてまとめ,発表し交流することで自己のとらえ返しをすることができる。
  • ワークシートを記入する中で,将来の自分の姿を想像しながら,目指したい自分を発見することができる。

【姿勢・態度】

  • 現在の自分が,様々な人との出会いや関わりを通して存在していることを実感し,そのつながりを大切にする姿勢を持つ。
  • 将来の夢や目標を明確にするとともに,その実現に向けて,具体的に行動する姿勢を持つ。

4 ともにつくる社会をめざして

【知識・理解】

  • 男女共同参画社会とは,男女が性別にかかわりなく,個性と能力を十分に発揮することができ,男女が対等にあらゆる分野で活動できる社会であることを理解する。
  • 一人ひとりの考えや行動が,男女共同参画社会を実現させていくことを理解する。

【スキル】

  • バスの運転手や幼稚園教諭の姿を通して,自分の可能性に挑戦することができる。
  • 男女共同参画社会実現のために必要なことを,身の回りの事象から考えることができる。

【姿勢・態度】

  • ものごとに男女が協働して取り組む姿勢を持つ。
  • 男女が対等な関係を持って,社会をつくっていこうとする意欲を持つ。

5 ここであたりまえに暮らしたい

【知識・理解】

  • 松田さんは,住み慣れた街や自宅で,あたりまえの暮らしができるような社会の実現を望んでいることを理解する。
  • 松田さんは,一日中の介護を必要とし,公的介助だけでは不十分なため,多くのボランティアを必要としていることを理解する。
  • 障害者とそうでない人が不合理に分けられることのない社会は,すべての人にとっても住みやすい社会になることを理解する。

【スキル】

  • 障害者を取りまく課題の解決をめざし,様々な視点から知恵を出し合うことができる。

【姿勢・態度】

  • 社会の中で共に生きるために,障害者とのふれあいやつながりを大切にする態度を持つ。

6 差別はきっとなくせる

【知識・理解】

  • 識字学級の成果や現在の課題について理解を深める。
  • おばあさんたちの「自信」や「誇り」を奪っていった部落差別について知る。
  • 文字を獲得する営みを通して,部落差別をなくそうとするおばあさんたちの願いや暮らしを知る。

【スキル】

  • 識字学級に通うおばあさんたちの姿に学び,他者への共感を深めることができる。
  • ゆかちゃんとおばあちゃんの交流や識字学級で学ぶおばあさんの姿に学び,自分の可能性を信じ意欲を持って生活することができる。

【姿勢・態度】

  • 自分への「自信」や「誇り」を取り戻していったおばあさんたちの姿に自分の姿を重ね,自分自身を大切にする態度を持つ。
  • おばあさんのくやしさや,文字を取り戻す喜びを,自分のこととしてとらえようとする姿勢を持つ。
  • 識字学級で学ぶおばあさんたちの姿に学び,差別をなくしていく生き方について考えようとする姿勢を持つ。

7 被差別の中を生きぬいた人々

【知識・理解】

  • 中世から近世,近代,現代というそれぞれの歴史段階における差別のあらわれ方を通して,差別を生み出す社会のありようについて理解する。
  • 賤視の対象にあった人々が,文化や芸能を築き,社会を支えてきたことを知る。
  • それぞれの歴史段階で,被差別の立場におかれた人々が,どのような願いを持ち,それをどのように実現しようと生きてきたのかについて知る。

【スキル】

  • 様々な学習方法を用いながら,事実をより深く追究することができる。
  • 「被差別の中を生きぬいた人々」の姿に学び,困難や問題に直面した時の解決の方法を考えることができる。

【姿勢・態度】

  • 「被差別の中を生きぬいた人々」の姿に学び,差別をなくしていく生き方について考えようとする姿勢を持つ。

8 ふるさとを思わん日はないけども

【知識・理解】

  • ハンセン病について,医療面,歴史的経緯から正しく理解し,認識を深める。
  • ハンセン病に対する無知や偏見が差別を生んでいることを理解する。

【スキル】

  • 様々な病気に関わる情報を正確に理解し,偏見にとらわれず,正しく判断することができる。

【姿勢・態度】

  • 人間と生命の尊さを自覚し,患者や元患者と共生を図っていこうとする態度を持つ。
  • ハンセン病元患者と同様の悲劇を二度と起こさないために,患者や元患者に対する差別をなくしていく姿勢を持つ。

9 いのち,支え合って

【知識・理解】

  • HIV感染,エイズについての現状,感染要因や予防について正しく理解する。
  • HIV感染,エイズに対する無知や偏見が差別を生んでいることを理解する。

【スキル】

  • 様々な病気に関わる情報を正確に理解し,偏見にとらわれず,正しく判断することができる。

【姿勢・態度】

  • 人間と生命の尊さを自覚し,HIV感染者やエイズ患者と共生を図っていこうとする態度を持つ。
  • HIV感染者やエイズ患者に対する差別をなくしていく姿勢を持つ。

10 朝鮮半島と日本

【知識・理解】

  • 古代から近世における日本と朝鮮半島の歴史的なつながりを理解し,人々が友好的に交流してきた事実を知る。
  • 日本の植民地支配により,韓国・朝鮮人が数多く日本に住むようになった経緯を理解するとともに,在日韓国・朝鮮人に対する差別の現実を知る。

【スキル】

  • 在日韓国・朝鮮人に対する差別をなくしていく運動が進められていることを知り,固定観念や偏見にとらわれない思考ができる。

【姿勢・態度】

  • 一人ひとりが自らの生き方を考え,共に生きる態度を持つ。
  • 日本人と在日韓国・朝鮮人が互いに共生社会を実現しようとする意欲を持つ。

11 ちがいを豊かさに

【知識・理解】

  • 多くの外国人とともに暮らしている事実や,明治以降の移民の歴史について理解する。
  • 日系ブラジル人をはじめとして,様々な文化や価値観をもった人々と暮らしていることを知る。

【スキル】

  • 互いの生活を知ることを通して,文化や習慣の違いを超えた人間関係を作ることができる。

【姿勢・態度】

  • 多文化社会が形成されつつある中で,異なる文化と積極的に出会い,お互いを信頼していこうとする態度を持つ。
  • 異なった文化背景を持つ人々を排除するのではなく,多様性豊かな社会を築いていこうとする姿勢を持つ。

12 アイヌの人々の暮らしに学ぶ

【知識・理解】

  • アイヌの人々の文化や彼らと豊かな人間関係を築いた松浦武四郎について知る。
  • 「北海道旧土人保護法」について知り,アイヌの人々の暮らしがどのように変化していったかを理解する。
  • 知里幸恵の姿やアイヌの人々の復権をめざした取り組み等を通して,アイヌの人々の生活や考え方が自然との共生にあることを理解する。

【スキル】

  • アイヌの人々と武四郎の交流から学び,人とのふれあいやつながりを積極的につくろうとすることができる。
  • 知里幸恵の生き方を学ぶことを通して,言語や文化を大切にすることができる。

【姿勢・態度】

  • 日本人の中にも様々な文化背景を持った人々が暮らしている事実を認め,共に生きようとする姿勢を持つ。
  • アイヌの人々の自然観,人間観を学ぶことで,かけがえのない生命の価値を尊重する姿勢を持つ。

13 世代をこえてともに生きる

【知識・理解】

  • わが国における高齢社会の到来について理解する。

【スキル】

  • 家族や地域の高齢者と共に生きるために必要なことを身の回りの事象から考えることができる。
  • 調査資料などから,高齢者に関する人権上の問題を考えることができる。
  • 家族や身近な地域の高齢者から生活の様子や日頃の思い,願いを聞き取ることができる。

【姿勢・態度】

  • 世代間の違いを超え,豊かな社会を築こうとする意欲を養う。
  • 高齢者との出会いを大切にし,互いに認め合う関係づくりを進めようとする姿勢を養う。

14 インターネットと人権

【知識・理解】

  • インターネット上において様々な人権侵害が存在することや,インターネットは使い方を誤れば,プライバシーを侵害したり差別を助長したりする道具にもなることを知る。
  • インターネットは,差別をなくしたり,仲間をつなげたりするために活用できることを知る。

【スキル】

  • いじめや差別をなくすための一つの手段として,インターネットを活用することができる。

【姿勢・態度】

  • 人のいたみや思いに共感し,つながりを大切にする姿勢を持つ。
  • インターネット上の差別や不正を許さない態度を持つ。
 

本ページに関する問い合わせ先

三重県 教育委員会事務局 人権教育課 調査研修班 〒514-0113 
津市一身田大古曽693-1(人権センター内)
電話番号:059-233-5520 
ファクス番号:059-233-5523 
メールアドレス:jinkyoui@pref.mie.lg.jp

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