みえ福祉第三者評価結果及び改善計画をご覧のみなさまへ
評価結果表と改善計画書をご覧の皆様に、「みえ福祉第三者評価制度」の考え方などをお伝えいたします。
「みえ福祉第三者評価制度」は福祉施設が提供している福祉サービスを、外部の第三者(評価機関)が評価することにより福祉施設のサービス向上につなげるとともに福祉施設を利用している方や利用しようとする方などに施設の情報を提供しようとする制度です。
この評価制度は、福祉施設が自主的に自分の施設を評価機関に評価してもらうことにより、よりよいサービス提供につなげようとする前向きな思いにより成り立っており、従来より福祉施設などに対し行政が行なっていた「監査制度」とは異なり、評価を受ける、受けないは福祉施設の「任意」となっています。
このため、「みえ福祉第三者評価制度」は「改善志向」、「自己評価重視」の制度であるのが特徴です。
福祉施設が自主的に自らの提供する福祉サービスを点検・チェック(自己評価)することにより、自らの課題点や優れている点に「気づき」、また、評価機関が評価することにより、自らが「気づかなかった点」を「気づく」という「気づき」をもたらすことにより、改善点は改善し、優れたサービスは今後も継続していく。
これが「みえ福祉第三者評価制度」の重要な理念です。
皆様がご覧になる評価結果表は、福祉施設の自己評価結果に基づいて評価機関が第三者の立場で施設と討論していく中で出した結果表で、3段階で評価しています。(平成18年度までは5段階評価)
ただ、評価機関は現在6機関あり、それぞれ異なった視点(各福祉施設毎に事情や環境が異なるということ)で評価しているため、単純に福祉施設を評点のみで比較するのは誤った考え方です。
評点はあくまでも施設改善に向けた改善余地のスケール(計測単位)とお考え下さい。
また改善計画書は、評価機関が出した評価結果に基づいて、福祉施設が自らの優れている点と改善点を記入したもので、改善点については改善に向けての着手時期や期間、スケジュール、担当者を明らかにしています。
この改善計画書は、福祉施設がサービスの質の向上を図るための工程表であり、福祉施設は改善に向け、努力していくこととなっています。
以上の主旨を、充分ご理解いただいた上で、この評価結果表と改善計画書を有意義にご活用いただきますようお願いいたします。