(日 時)令和7年12月25日(木) 13:00~13:50
(場 所)プレゼンテーションルーム
(参加者)県)知事、服部副知事、総務部長、総務部副部長(行政運営担当)、
総務部副部長(財政運営担当)、総務課長、行財政改革推進課長、
人事課長、福利厚生課長、管財課長、デジタル改革推進課長
組合)中央執行委員長、副中央執行委員長、書記長、書記次長
中央執行委員
(進 行)コンプライアンス・労使協働推進監
(議 題)・令和7年度Mieるビーイングの上半期検証について
・日本一、働きやすい県庁(しょくば)アンケート2025の概要について
(知事)
定期的に中央労使協働委員会を開催しているが、非常に重要な会議であると認識している。
本日、若手職員で構成された「『明日の県庁』創造チーム」のメンバーと意見交換をしたが、「業務量の平準化をしてほしい。特に異動前と異動後に業務が増えるため、平準化できないか」「県庁の庁舎が古い」「キャリア形成の支援をしてほしい」等の意見があった。キャリア形成支援については、県としてどうしていくかを明確に打ち出していった方がよいと感じた。
また、話がまとまってきたら改めてお話をさせていただくが、職員の声を丁寧に拾い上げて、働きやすい職場にしていきたいのでよろしくお願いしたい。
(委員長)
令和7年度第1回中央労使協働委員会では、「仕事、体、心の3つの部分で余白なり余裕を作る必要がある」と話をしたが、まずは業務のところから余裕を作っていくことが必要である。
職場アンケートでは、やりがいや意欲の項目の満足度が低いので、そこを変えていき、県庁に根付いていただくことも、検討していかなくてはならない。
Mieるビーイングの上半期検証では、数字に一喜一憂するだけではなく、課題について、様々な形で検討していく必要がある。
(議事「令和7年度Mieるビーイングの上半期検証について」、「日本一、働きやすい県庁(しょくば)アンケート2025の概要について」)
※行財政改革推進課長から資料に沿って一括説明
1 令和7年度Mieるビーイングの上半期検証について
(1)職員がやりがいをもって生き生きと働ける職場環境づくり
〇職員アンケートの仕事のやりがいに関する満足度 目標:R6実績以上 R7実績:2.82点(目標2.78点以上)
<検証>
・職員アンケートの満足度は昨年度より増加し、目標を達成している。
・引き続き職場内の対話や相互理解を促進し、職員が納得感をもって業務を遂行できるよう努めるとともに、
ライフにおいてもワークにおいても充実感をもって自己実現ができるよう取り組んでいく。
(2)業務改善・業務の効率化による仕事の進め方改革
➀DX業務改善支援窓口への相談案件のうち、業務改善・業務の効率化に結び付いた割合
目標:R6実績以上 R7実績:計測中(目標79.6%以上)
※R7相談件数見込:306件(R6相談件数:250件)
➁所属を越えた部局単位での業務改善・業務の効率化を実施した部局の割合
目標:100% R7実績(見込):100%
<検証>
・DX業務改善支援窓口については、業務の効率化に向け、各所属において積極的に活用いただいている。
・所属を越えた部局単位での業務改善・業務の効率化については全部局で取り組んでいただいており、各部局に
おいてそれぞれの課題に合わせた改善取組を実施いただいている。
(3)職員の心身の充実
①職員アンケートの心と体の健康への配慮に関する満足度 目標:R6実績以上
R7実績:3.13点(目標3.02点以上)
②超長時間勤務者数(500時間超え) 目標:R6実績以下 R7年間実績見込:94人(R6実績:188人)
※全庁目標:90人(各部局目標値積み上げ)
<検証>
・各職場において職員が心身ともに充実して働けるための職場環境の改善や、職員自身が取り組むセルフケアの
浸透などに取り組んでいただいた結果、職員アンケートについては大幅に上昇し、目標を達成している。
・超長時間勤務者は前年度実績は下回る見込みだが、全庁目標は若干上回る見込み。
・長時間労働が心身の両面に及ぼす影響を考慮し、引き続き、特定の職員に業務の負担が偏ることがないよう、
業務の平準化に取り組んでいく必要がある。
<モニタリング>
①年次有給休暇取得日数 R2~R6年度平均値:15.4日 R7実績見込:15.6日
②時間外勤務時間数(特例除く) R2~R6年度平均値:174時間 R7実績見込:186時間
※時間外勤務時間数(特例含む) R7実績見込:186時間(R6実績:189時間)
<検証>
・年休の取得促進に向けては、管理職が率先して計画的に休暇を取得する雰囲気づくりを行っている。引き続き職
場内の対話を促進し、心身のリフレッシュや勤務意欲の向上のため、計画的に休暇を取得できる職場づくりに取
り組んでいく。
・時間外勤務の縮減に向けては、更なる業務の見直し・業務の効率化を進めるとともに、時間外勤務の増加要因の
分析をふまえ、業務分担の見直しや業務の平準化を併せて行っていく必要がある。
<付記>
〇男性職員の育児休業取得率(2週間以上) 目標:90% R7.8月末実績:92.5%(R6年度実績:82.6%)
<検証>
・男性職員の育休取得は、各所属・各部局のご協力もあり、かなり浸透してきている。
・今後とも、育休を取得しやすい環境づくりを進めていく必要がある。
2 日本一、働きやすい県庁(しょくば)アンケート2025の概要について
・全体の満足度は64.47点(昨年度比+1.33点)
○テーマ別満足度
・直近4年間について6つのテーマ毎に集計したところ、いずれの年度も「男女共同」に関する満足度が最も高
く、「意欲」に関する満足度が最も低い傾向。
・「安全・安心」「男女共同」「職場の支えあい」に関する満足度は直近4年間で最も高い結果。
○設問別
〈点数順〉
・最も点数高:「子育て・介護への理解」(3.89点)
・最も点数低:「昇任のしくみ」(2.48点)
〈昨年度からの増減〉
・増加幅最大:「職場環境」(+0.15点)
・減少幅最大:「充実した働き方、生き方」(▲0.07点)
○部局別
・上位3位:「病院事業庁」(81.45点)、「各種委員会」(73.50点)、「出納局」(73.21点)
・下位3位:「子ども・福祉部」(60.59点)、「環境生活部」(61.26点)、「防災対策部」(61.54点)
〈昨年度からの増減〉
・増加幅最大:「観光部」(+19.03点)
・減少幅最大:「政策企画部(他の地域機関)」(▲13.28点)
○地域庁舎別
・最も点数高:「熊野庁舎」(得点72.81点、昨年度比+4.93点)
・最も点数低:「鈴鹿庁舎」(得点59.34点、昨年度比▲4.11点)
○役職別
・最も点数高:「課長級以上」(得点73.36点、昨年度比+1.87点)
・最も点数低:「課長補佐級(主幹等)」(得点59.88点、昨年度比+0.66点)
(以下、発言は○が労側、●が使側である。)
○時間外勤務時間数は、昨年度比で微増であるが、超長時間勤務者数が昨年度より大幅に減る見込みであることについて、どのように分析しているのか。
●今年度は、昨年度と比べ地震や豪雨災害等の災害対応に係る業務が少なくなっている。ただ、大阪・関西万博や全国豊かな海づくり大会の開催等の例年にない業務もあり、時間外勤務時間数としては昨年度から大きな変動がない状況となっている。
今年度においては、Mieるビーイングをスタートさせ、特定の職員に業務の負担が偏ることがないよう業務分担の見直し等により業務の平準化を進めているほか、業務改善も各所属、各部局で積極的に進めていただいた結果であると分析している。
〇組合としても、超長時間勤務者数の減少を求めていくが、部局によって偏りがあると認識している。子ども・福祉部、医療保健部については、他部局と比べ多くなる見込みであるので、そういったところも含め、しっかりと進めていくべきである。
〇今年度から業務負担を軽減するための一つの方策として「Mieるビーイングの実現にむけた業務効率化提案」に取り組まれているが、各部局からの提案状況、採用状況について教えていただきたい。また、効果がみられた提案について、今後、どのように取り組むのか教えていただきたい。
●「業務効率化提案」については、全庁で194件の提案をいただいた。このうち、横展開ができるものや効果が見込まれるものなど、31取組を候補としてあげている。
効率化するための機器を購入する、直営で行っている業務を外部に委託するなど様々な提案をいただいている。令和8年度にしっかり検証を行い、特定の部局だけでなく他の部局でもやっていただけるものがあれば、情報を提供していきたい。
〇短い期間で終わる提案もあれば、長期的に行っていく必要のある提案もあると思うので、毎年、精査しながら進めていただきたい。
〇窓口受付時間の見直しについて、各窓口の利用時間の調査など進めていただいているが、組合の中でも期待する声が大きい。現在の検討状況を教えていただきたい。
●各窓口の利用状況について実態調査を実施し、現在、調査結果をとりまとめ、分析を進めているところである。どの時間を短縮するのが適切であるのか、どういった目的で来庁されている方が多いのかなど、どのような形が望ましいのか検討していきたい。令和8年度中の試行実施をめざし、取り組んでいきたいと考えている。今後の具体的なスケジュールは、年度末までにはお示ししたい。
〇職員満足度アンケートの回答率が低いと考えている。アンケート結果をしっかり分析していただいて、アンケートに回答することで満足度の低いものが改善される、自分たちの職場に何らかの形で反映されるということがあれば、自ずと回答率はあがると考えている。アンケートを実施するだけでなく、結果を分析して、満足度の低いものについては、しっかりあがるように取り組んでいく必要がある。
●アンケートの回答率は課題であると認識している。アンケートは平成26年度から実施しており、今回が12回目となる。職員の中でも恒常化してしまっていると考えられることや、アンケート結果がどのように職場環境の改善につながっているのかが見えにくいというところもあると思う。分析も踏まえてフィードバックしていくことも大切と考えている。
また、地域庁舎の回答率が低くなっていることから、地域庁舎にむけて回答を促すような手法を検討し、回答率向上に取り組んでいきたい。
意欲など満足度が低いものをどのようにあげていくのかというのも重大な問題である。Mieるビーイングの3本柱の取組をしっかりと浸透させていくことで、職員一 人ひとりの意欲、やりがいを底上げできるよう取り組んでいきたい。
「『明日の県庁』創造チーム」の目的も職員の意欲を高めることであるので、出てきた意見や考え方についても、取り入れられるものは労使の取組にも反映させながら、しっかりと取り組んでいきたい。
●組合としては、回答率が低い要因をどのように捉えているか。
〇マンネリ化しており、言っても変わらないところが問題である。声をあげれば変わるということがあれば良い。アンケートを変えてしまうと違う指標になるので、アンケートはこのままで良いと思うが、「ここが変わった」という見える形でアピールしていくことが必要であると考えている。
●各部局へもアンケート結果を伝え、身近なところでできることに取り組むことが必要である。
●「『明日の県庁』創造チーム」のメンバーと意見交換をして思ったことは、自分の仕事の意味が分からなければ、辞めていくとか、士気が落ちるのは当たり前である。丁寧に説明していないのではないかと感じた。
誰のために、何のために仕事をしているのか、管理職がきちんと伝えるべきである。
県は異動の際の動機付けをやっていない。異動の際に、「その仕事はこんな仕事で、とても大事な仕事であるので頑張れ」ということを伝えるのと伝えないとでは士気が大きく違う。動機付けをやっていくべきである。
〇何故その仕事をするのか、どのように進めていくのかは、自分で考えないといけないと思うが、フォローは必要である。異動内示は、もう少し丁寧に行うべきである。
●異動内示の際に、本人の志向と異動先の業務との関連を説明し、少しは希望をみてくれているということを分かるようにしていかないと「人事異動」等の満足度が下位のままになってしまう。
●役職別、勤続年数別の満足度について、一般(主事、技師)は高いが主任級の満足度が低くなっている。原因としては、県庁の仕事が分かってくることや、県庁以外の人と話す機会も増え、他の良さが見えてくるなどの理由があると思うが、改善しないといけない。
〇人事異動の希望が叶えられないことも一因ではないか。
●動機付けに関係する話になるが、本人の希望どおりではないが、類似の業務であることを伝えるなどが必要。
〇窓口時間の見直しについては、県民サービスを低下させることなく進めていければ良いと思う。窓口を閉めた後、仕事ができるのは「余白」になってくると思うので、試行でもよいので進めていく必要がある。
〇知事レクについても業務改善の一つとして、より一層改善していただく必要がある。
●一つ一つにかける時間は減っていると思う。前から言っていることを実現してもらえていれば、それほど手戻りもないと思う。秘書官からで良いというものは増えているはず。止まることなく改善を続けていく。