三重県議会 > 2025年三重県議会の活動ベスト10
三重県議会では、1年間の主な活動をふり返る「あなたが選ぶ!三重県議会の活動ベスト10」を、12月下旬に発表します。県民の皆さんのご意見も取り入れて選定しますので、候補のうち、「良い活動」、「印象的な出来事」だと思うものを最大10個まで選び、以下の投票フォームから投票してください。多くの皆さんからの投票をお待ちしています。
PRチラシ(PDFファイル:1,152KB)
※それぞれの候補の詳細な内容はこちらからもご覧いただけます。(以下の内容と同じものです)(PDFファイル:1,181KB)
県民の皆さんの想いがこめられた請願15件の趣旨をしっかりと受け止め、所管の常任委員会で審査しています。
所管の常任委員会での審査結果を踏まえ、本会議で採択された請願のうち、県政に関するものについては、その実現に向け、どのように取り組んだのか知事に対し報告を求め、国政に関するものについては、衆参両議院議長や内閣総理大臣に対して意見書を提出するとともに、県選出国会議員に協力を要請しています。
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| 請願の流れ |
未来の有権者である子どもたちに、主権者教育の一環として、議会の仕組みや役割を伝える授業を行っています。
1月の県立紀南高校(当時。現:県立熊野青藍高校 紀南校舎)を皮切りに、10月までに小学校や高校 計8校で実施しました。
児童からは「県議会のことを詳しく知ることができたのと同時に、政治に興味を持つことができました」や「私が18歳になったら積極的に選挙に行きたいと思いました」等の感想をいただきました。
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| 出前講座の様子 (四日市市立浜田小学校) |
昨年8月に開催した「みえ高校生県議会」で高校生からいただいた提案等について、行政部門別常任委員会での議論の結果を議員から高校生に報告するとともに、高校生からその後の取組状況について聴き取りを行い、相互にフィードバックを行う仕組みを新たに構築しました。
高校生からは、「自分たちの提案が県の事業として形になっていくとは思っていなかった、とても嬉しい」や「言ってみる・やってみることで変えていくことができるという実感を持った」などの感想をいただきました。
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| フィードバックの様子 (県立津高校) |
県政の重要課題等をテーマに県内各地で県民の皆さんと意見交換を行う「みえ現場de県議会」。
2月には「SDGsにも貢献する森林・林業」をテーマに、熊野市で林業や木材利用の関係者の方々と意見交換を行いました。
また、10月には「若者とこれからの地域づくり~防災・減災~」をテーマに、四日市市や石川県で地域防災・被災地支援活動に参加している、四日市大学・四日市看護医療大学の学生や、地域防災活動を支援する関係団体の方々と意見交換を行いました。
いただいたさまざまなご意見を踏まえ、県議会での議論を深め、施策や予算に反映できるよう取り組んでいます。
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| みえ現場de県議会の様子 (熊野市) |
3月31日、本会議に先立ち議場内で、県の吹奏楽コンクールで何度も金賞を受賞している、四日市市立内部(うつべ)中学校吹奏楽部による演奏会を、開かれた議会への取り組みの一つとして開催しました。
当日は、中学生約30名により4曲が演奏され、議場には美しい旋律が響き渡り、大きな拍手に包まれました。
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| 議場での演奏の様子 |
請願は地方自治法の規定に基づき、請願書の提出により行うこととされていましたが、令和5年改正地方自治法が令和6年4月に施行されたことによって、地方議会の判断により請願等の地方議会における手続きのオンライン化が可能となりました。
令和6年度に協議を重ねた結果、実施に向けた環境が整ったことから、令和7年4月から請願のオンライン化の運用を開始しました。
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| オンライン化開始のお知らせ |
エネルギーや食料品等の物価高騰の影響を受けている生活者や医療・介護事業所、農畜水産業、中小企業等の事業者に対する支援を進めるため、補正予算を速やかに議決しました。
また、米国の関税措置による影響が懸念される中小企業、農水産業者等を支援するための補正予算を速やかに議決しました。
具体的には、物価高騰対策として、生活者や事業者等に対してLPガス料金高騰分の一部を支援するための予算などについて、米国の関税措置対策として、中小企業・小規模企業、農水産業者に対して資金繰り支援を行うための予算などについて決定しました。
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| 物価高騰等に対する支援のための補正予算 |
拉致被害者家族連絡会の有本明弘さんがお亡くなりになり、家族会の親世代のメンバーは横田早紀江さんのみとなってしまったことを受け、拉致被害者全員の帰国の実現に向けて全力で取り組むことが必要であるとして、6月定例月会議において「北朝鮮による拉致被害者の早急な全員即時一括帰国を求める決議案」を全会一致で可決しました。
この決議案では、北朝鮮に対し、一日も早く拉致被害者全員を帰国させるよう強く求めるとともに、政府および国会において、全拉致被害者の即時一括帰国の早急な実現のために全力を尽くして取り組むよう要望しています。
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| 北朝鮮による拉致被害者の早急な全員即時一括帰国を求める決議 |
予算決算常任委員会および各行政部門別常任委員会では、関係部局が令和6年度に取り組んだ成果や課題、今後の取組方向をとりまとめた「令和7年版県政レポート(案)」について詳細に調査・議論しました。
これらを踏まえ、8月8日、予算決算常任委員長をはじめ各委員長が、知事に対して、県内産業の持続的な発展に向けた取り組みや、メリハリのある予算編成を含む財政運営を求めるとともに、各施策に対する意見を述べ、令和8年度の行政展開方針や当初予算編成に反映させるよう申し入れました。
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| 知事への申し入れ |
女子児童を盗撮し、SNSのグループチャットで動画や画像を共有したとして、名古屋市および横浜市の小学校教員が、性的姿態撮影処罰法違反容疑で逮捕される事案が発生しました。これを受けて、議会では8月5日に臨時で教育警察常任委員会を開催し、本事案を踏まえた対応について議論を行いました。
議論の結果、①学校における児童生徒の盗撮被害防止対策の環境整備等に向け、必要な予算をしっかり確保すること、②本県教職員の不祥事を根絶し、児童生徒、保護者および地域の方々に信頼される教職員であり続けることの2点を、9月25日の本会議の委員長報告で強く求めました。
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| 委員長報告の様子 |
令和7年9月7日に執行された知事選挙に伴い、知事へ質問を行う代表質問が9月30日に行われました。
代表質問では、5人以上の議員が所属する、新政みえ・自由民主党・自民党県議団の3つの会派の代表者が、2期目の当選を果たした一見知事に対して、政策集の内容や今後の県政運営等について問いました。
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| 議員からの質問に答弁する一見知事 |
9月定例月会議において、「物価高騰及び賃金上昇に対応するための医療機関等への経営支援及び診療報酬の改定を求める意見書案」を全会一致で可決し、国関係機関等へ提出しました。
物価高騰および賃金上昇の影響により、医療機関等の経営状況が非常に厳しい状況にあり、看護職員の賃上げが他産業並みには及ばない状況にあります。そのため、この意見書では、医療機関等の経営支援策や診療報酬の十分な引上げなどを国に求めました。
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| 県議会の意見を国へ |
農業および農村を取り巻く環境の変化を受け、農業の振興に関する規定等を整備する条例の改正が行われました。
令和6年度から積極的に議論を行い、食料自給総合対策調査特別委員会の提言や環境生活農林水産常任委員会の委員長報告等を踏まえ、農産物の生産拡大等の促進や地産地消の推進を図ることで、自給力を高め、食料自給率の向上につなげていく内容とする条例に改正されるとともに、条例に基づく基本計画の見直しが進んでいます。
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| 地産地消の推進 |
令和6年5月に「伊勢茶の振興に関する条例策定調査特別委員会」を設置し、伊勢茶に親しむ暮らし推進条例案の策定に向けた活動を行っています。今年は、昨年に実施した調査を踏まえ、条例案の策定に向けた検討を実施し、8月には特別委員会として伊勢茶に親しむ暮らし推進条例の素案をとりまとめました。
今後は関係団体や執行部などの意見を踏まえ、最終的な条例案の提出に向け、さらなる検討を進めます。
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| 伊勢茶に親しむ暮らしの推進 |
三重県にとっての「海」は、水産業や県民の暮らしにとって、非常に重要なものですが、近年、海を取り巻く環境は年々厳しさを増しており、全国豊かな海づくり大会の開催も契機として、豊かで美しい海への取り組みを推進するため、今年度、新たに特別委員会を設置しました。
委員会では、生き物が暮らす観点での海洋環境保全、海を育む人材の確保、海域の利活用等、漁業関係者、国、学識経験者等も交えて幅広い観点から分野横断的に議論を進めており、豊かで美しい三重の海が次世代へ引き継がれていくことを目指して、現状や課題の整理を行い、政策提言等につなげられるよう委員会活動を行っています。
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| 委員会での調査の様子 |
世界においても例をみないスピードで少子・高齢化が進む中、中小企業を中心として広い業種で人材不足が課題となっています。県ではこれまで働き方改革に係る取り組みの周知や取組支援を行ってきましたが、引き続き取り組みを行う必要があります。
議会としても、改めて人材確保に必要な取り組みや働き方改革について学び、議論に生かしていく必要があるため、10月9日、「安心して働ける職場づくりのヒント」をテーマに、議員勉強会を開催しました。
勉強会では、津市内で社会保険労務士として実務に携わる講師から、働き方改革関連法などに係る知見と、それらを踏まえた、人材確保に必要な視点について解説いただき、今後の働き方改革のあり方について理解を深めました。
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| 議員勉強会の様子 |
3月26日に約8年ぶりとなる「第9回全国自治体議会改革推進シンポジウム」を開催し、全国の67自治体の議会などから、254名の方にご参加いただきました。
経済や社会の情勢が大きく変化する中で議会の役割を果たしていくためには、多様な立場からの意見の反映がこれまで以上に重要となっていることから、テーマは「議会改革の推進と女性や若者等多様な人材の活躍」とし、女性議員・若手議員・会社員でもある議員など、さまざまな立場の議員がパネルディスカッションを行い、交流・連携を深めることで、「多様な人材の議会への参画」という新たな視点の議会改革の輪を広げる契機となりました。
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| シンポジウムの様子 |
9月1日、奈良県で開催された紀伊半島三県議会交流会議において、目撃情報の急増や人的被害の発生等が課題となっているツキノワグマ対策や、「命の道」として重要な紀伊半島アンカールートの整備促進について、三重県、奈良県、和歌山県の三県議会で意見交換を行い、その着実な推進に向けて協力・連携し、三県議会が共同でツキノワグマによる人的被害への対策のための予算確保や、紀伊半島アンカールートの整備促進等について国に要望すること等について合意しました。
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| 会議の様子 |
三重県議会との関係強化を図るため、5月に、議長がインドネシア共和国を訪問しました。
知事と共にインドネシア保健省の大臣と面談し、三重県とインドネシアとのMOU(覚書)の発展的な修正締結の場に同席したほか、三重県議会で独自にインドネシア共和国議会 国際協力委員会(BKSAP)議長や、バンテン州知事・州議会議員と面談し、三重県とインドネシアの相互理解・友好関係を深め、さらなる連携やお互いの課題解決向けた協力について、確認しました。
インドネシア国会議長からは、「チャンスを最大限活かし、インドネシアからの若者の派遣についてサポートしていきたい。ぜひ、三重県を訪問したい」との言葉をいただきました。
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| バンテン州知事との意見交換の様子 |
9月7日執行の知事選挙に合わせて実施された、県議会議員補欠選挙(桑名市・桑名郡選挙区《欠員2》、鈴鹿市選挙区《欠員1》、伊賀市選挙区《欠員1》)で当選した新議員4名を迎え、9月定例月会議がスタートしました。
新議員を含め、48人の議員の任期は、令和9年4月29日までです。
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| 新議員の初登庁の様子 |
9月、京都大学大学院および東京大学大学院の学生3名を実習生として受け入れ、本県議会のさまざまな取り組みを体験していただきました。
また、本県議会の取り組みを実習生や同大学院における今後の研究にも生かしてもらえるよう、実習期間中には全会派の議員との対話・交流の機会を設けました。
インターンシップ終了後の報告会では、議会の広報機能の充実や、執行部のキャパシティに注目した改革、議会事務局の改革等について実習生たちから提案をいただき、議員との間で活発な質疑応答が行われました。
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| 議員を前に実習成果を報告 |
8月9日に、三谷哲央議員(桑名市・桑名郡選出、新政みえ、77歳)が急逝されました。
故 三谷議員は、平成7年に初当選以来、連続8期当選し、第102代議長を務めるなど、30年余りにわたり県政の推進に貢献されました。
9月25日の本会議では追悼演説が行われ、また、10月10日には、津市内において、三重県議会葬がしめやかに執り行われました。議会葬では、県議会議員のほか、故三谷議員と親交のあった方など約200人が参列し、全員で黙とうを捧げた後に一人ずつ献花を行い、故人をしのびました。
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| 議会葬で弔辞を述べる服部議長 |
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令和7年11月11日(火曜日)から 12月10日(水曜日)まで
12月の議長定例記者会見で発表する予定です。
議長定例記者会見の様子は、インターネットで生中継するほか、録画配信もしていますので、ぜひご覧ください。