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平成27年8月21日 人口減少対策調査特別委員会 会議録

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人口減少対策調査特別委員会

会議録

(開 会 中)

 

開催年月日     平成27年8月21日(金) 自 午前10時2分~至 午前11時33分

会  議  室     601特別委員会室

出 席 委 員     12名

             委 員 長   下野 幸助

             副委員長    中村 欣一郎

             委    員   中瀬古 初美

             委    員   廣 耕太郎

             委    員   藤根 正典

             委    員   木津 直樹

             委    員   大久保 孝栄

             委    員   津村   衛

             委    員   村林   聡

             委    員   津田 健児

             委    員   舟橋 裕幸

             委    員   山本   勝

欠 席 委 員     1名

             委    員   山本 里香

出席説明員     なし

委員会書記

             議  事  課  主査  松本   昇

             企画法務課  主幹  新開 祐史

傍 聴 議 員     なし

県 政 記 者     4名

傍  聴  者     2名

協議事項

Ⅰ 知事への提言案について

Ⅱ その他

 

【会議の経過とその結果】

 

〔開会の宣言〕

 

協議事項

Ⅰ 知事への提言案について

〇下野委員長 本日は9月上旬に行う予定にしております知事への提言内容について御協議いただきたいと存じます。
 それでは、提言内容の確認を行いたいと存じます。
 お配りしております資料1につきましては、これまでの調査や前回の委員会で御議論いただいた内容を踏まえ、正副委員長で提言案としてまとめたものです。
 まず、提言案の説明をさせていただきます。
 1ページ目、「Ⅰ はじめに」。
 東京一極集中という言葉に代表されるように、東京都を含む首都圏への人口流入は止まっていない。一方で、平成26年の東京都の合計特殊出生率は全国平均1.42を大きく下回る1.15と、全国でも最下位の数値となっており、妊娠・出産、子育てといったライフステージ毎の支援が重要になる。歪な人口構成を修正するための施策が求められており、大都市圏の人口減少対策は自然減対策が中心である。
 それに対し、大都市圏という巨大な掃除機に人口(特に若年者)を吸い取られている地方にとって、人口減少対策とは、自然減対策と社会減対策の両輪となる。自然減対策の重要性を十分に認識しながら、人口減少対策調査特別委員会では、人口流出が懸念される地方特有の課題である社会減対策を中心に議論することとした。
 当委員会では、「持続可能なしごとの創出」、人口流出防止策としての「地域への理解と愛着を育むキャリア教育」、人口流入を促す施策としての「移住の促進」を重点調査項目に位置づけ、執行部からの聞き取り調査、参考人招致、県内外調査、委員間討議といった方法により、調査を重ねてきた。
 調査は未だ途上ではあるが、三重県まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定に時期をあわせ、これまでの委員会における重点調査項目に係る議論を申し述べ、今後の施策への反映を検討されることを要望するものである。
 また、移住を検討する際に重視する条件として、移住先の交通や買い物の利便性が挙げられることがあるが、このことは移住先である地方において、それらに対する不便が想起されることの裏返しでもある。インフラ整備や公共交通政策、小売り業態への変化への対応など社会減に大きく影響を及ぼしているのではないかとされる要因については、社会情勢の変化に対応できなかった行政や政治の責任を認識し、社会減という現象がなぜ起こってきたのかに対する詳細な分析を行うことが必要であり、そのことが今後の課題の一つであることを付記する。
 まず、この提言案につきまして、本委員会に所属しておられる議員がいらっしゃらない会派にもお示ししていることを報告いたします。
 また、その各会派からは御意見等をいただいているところもありますので、御協議いただく中で、私のほうから御紹介させていただきたいと思います。
 それでは、まず、この「はじめに」の、この提言案につきまして御協議いただきたいと存じますので、よろしくお願いいたします。
 まず他会派からの意見を紹介させていただきたいと思います。
 1点、この「はじめに」で御意見がございました。
 先ほど、2段落目の1行目、「それに対し、大都市圏という巨大な掃除機」というふうに申し上げましたけど、人口を吸引する例えが掃除機というのは、掃除機って、ほこりを吸い取る道具であることを人に例えるということは少しいかがなものでしょうかという御意見、これ1点を他会派からいただいておりますので、これは正副委員長で検討もさせていただいて、修正させていただきたいと思いますが、委員の方、よろしいでしょうか。

                〔「はい」の声あり〕

〇下野委員長 それでは、この意見は取り入れさせていただくということと、表現については正副委員長で考えさせていただきますので御了承願います。
 ほかに、委員の方から「はじめに」で。

〇村林委員 「はじめに」の部分は後から申し上げますけど、全体として事前配付の資料での印象を少し述べていいですか。

〇下野委員長 どうぞ。

〇村林委員 前回の委員会で議論のベースになった資料1という、箇条書きの、これが非常にありがたくて、すばらしいできやったと思うんです。今回のこの提言という形で文章になったときに、項目的には頭出しという形で文言がちりばめられてはおるんですけど、こっちの資料1に比べると全体的に丸くなってしまっていて、具体的な話が全部抜けている感じで文言だけ頭出しで入っているイメージがあるもんで、できれば全体としてこっちの資料1のような形で、私としてはしていただくほうがありがたかったかなという印象があります。

〇下野委員長 わかりました。

〇村林委員 この「はじめに」の部分なんですけど、今、掃除機の話があったんですが、以前、副委員長の中村欣一郎委員とよく雑談をしておった中で、すごく印象に残っていていいなと思う表現が、東京こそ自立できていないという話をされたことがありまして、このように出生率が1.15というような形で、東京は、非常に人口は集まっておるのですが、人材という面で見ると、自前では全く供給できていなくて、集まった人口がどんどん減る一方だという話で、地方から人材を集めて何とか東京は成り立っていて自立できていないんだという話があったんで、そういうような方向で、掃除機という文言が余りよくないということならば、変えていただけるとありがたいんじゃないかなと思います。詳細はぜひ副委員長と詰めていただけるとありがたいかなと。

〇下野委員長 副委員長、一言よろしいですか。

〇中村副委員長 私も全体的な印象としては、この案を書くのに、正副委員長でもませてもらったのに、こうやって言うのは変かもしれませんけど、ちょっと総花的になってしまっているようなところがあって、提言であればもう少しとがった部分というか、過激な言葉というと語弊がありますけども、そういう言葉があるといいなと思いながらも、こういうふうになってしまったわけなので、そういう意見があるんであれば、正副委員長でもう一ひねり考えさせてもらえればというふうに思います。

〇下野委員長 村林委員、最初の資料1のような形ということで御意見いただきまして、もし、これはもうちょっと具体的に取り入れてほしいという文言がありましたら、特にという部分で、教えていただけないでしょうか。

〇村林委員 あれでしたら、今後一つ一つ、これから次のページへ議論に行くと思うんで、その中で、特にと思う部分は申し上げさせてもらいますが、全体としてはそういう印象で、非常にこの資料、私は感激しておりましたもんで、資料1の。また御検討いただければと思います。
 もう一つ、言い忘れたんですけど、移住のところで、最後の9ページの真ん中あたりにデザインの話を入れてもらっているんですけど、この話なんかも参考人のお話や視察先のお話からすると、かなり全体に係る部分なので、最初のほうに入れるというのも一考かなと。どこかといえば、移住のところなので、「移住の促進」でもいいとは思うんですけど、デザインが全てにかかわるんだということならば、最初のほうにもう少しあってもいいのかなというのはちょっと思いました。
 以上です。

〇下野委員長 今、村林委員から全体の御意見ということで意見をいただきましたけども、他会派からも全体としての意見をいただいておりますので、ここでまず御紹介させていただきたいと思います。
 3つあるんですが、実は3つのうちの1つは今、村林委員がおっしゃったものと同じで、具体例をもう少し盛り込んでイメージできるような形で表現していただきたいという御意見がありました。
 2点目は、この提言案の最後にも書いてありますけども、北勢地域への移住促進に対する文言ももう少し手厚く表現してほしいと。前回の委員会で津田委員、山本勝委員から南部はもちろんのこと、桑名、四日市といった北勢に対する移住対策というのもという御意見をいただいておりますけども、そこら辺のところをもう少し具体的に表現できればよいのかなという思いもあります。
 3点目の全体としての御意見で、移住促進を考える上で20代、30代からリタイア後の世代ごとの対策を盛り込んでほしいというような御意見もいただいております。この御意見に関しては、また移住のところで委員の方からも御意見をいただきたいと思いますけども、どこまで具体例を挙げていくかということに関しましては、項目ごとに委員の方から御意見をいただきたいと思っています。
 以上、全体の御意見3つを御紹介させていただきました。
 それでは、まず、「はじめに」の部分で、全体も、先におっしゃる御意見でも承りますので。

〇大久保委員 「はじめに」の部分で、ちょっと読んでいて頭がねじれてくるなというところがあるんですけれども、まず2行目なんですが、1行目の終わりからの「東京都を含む首都圏への人口流入は止まっていない」は、「へ」があるんやったら流出だと思いますし、「へ」がないんだったら流入でもいいのかなと思うけど、自分たちの立ち位置は三重県なので、流出じゃないですかねと思うんですが。2行目の言葉ですが。

〇下野委員長 三重県を主語にすると、そういうことになりますね。

〇大久保委員 だから、「へ」が入っているので、「首都圏への」となると流出じゃないですか。「へ」がなくて東京を中心として見ているんだったら流入でもいいかもしれませんが、ちょっとそこら辺と、1枚目の最後のところの「それらに対する不便が想起されることの裏返しでもある」というのがちょっとわかりにくい表現だなと思います。

〇下野委員長 2点、御意見いただきました。
 1行目から2行目にかけての立ち位置、ちょっと文言を、これは修正させていただきたいと思います。
 それから、最後の行、これも回りくどい言い方な「不便が想起されることの裏返し」という、ここも大久保委員、表現を。

〇大久保委員 私の学力が足りないのか、わかりにくいので。

〇下野委員長 いえいえ。
 ほかに、委員の方、わかりにくい表現、まずは「はじめに」という部分で、よろしいでしょうか。

                〔発言の声なし〕

〇下野委員長 それでは、ただいまいただいた御意見を踏まえて……

〇村林委員 何度も済みません。全体の部分のところで1つよろしいか。
 さっき北勢への移住の話があったんですけど、私が以前申し上げた部分で、多分、北勢でも見かけ上の人口が減っていなくても南部と同じ構造による人口流出、同じ問題が起きておるんじゃないのかというのが私の思いです。なので、わざわざ書かなくてもいいのかもしれないですけれども、北勢の、特に周辺部なんかには、北勢とか中勢の本当の市街地は別かもしれませんけれども、同じ問題が起きているということには恐らく留意して、きちんと手厚く手を打っていかないといけないのではないのかというところは、全部この辺の話が人口流出なんで、南部だということではないということは、北勢でも、中勢でも、伊賀のほうでもみんな起きている話ではないかというところは、ちょっと注意していくような形で見てもらえるとありがたいかなと。移住だけではなくてですね。

〇下野委員長 それでは、今、御意見いただいた村林委員、大久保委員の御意見を踏まえて、提言案を修正したいと存じます。
 次に、「持続可能なしごとの創出」について、これも読んだほうがよろしいですかね。

                〔発言の声なし〕

〇下野委員長 よろしいですか、もう。
 済みません、朗読は割愛させていただきますので、提言案の1の「持続可能なしごとの創出」、(1)から(3)まででございますけども、御意見がございましたらよろしくお願いいたします。

〇村林委員 先ほど少し具体的な話があったらということでしたもんで。

〇下野委員長 よろしくお願いします。

〇村林委員 農林水産業で半農半Xの話とかを入れていただいておるのは大変ありがたいことで、就業するためのモデルを提示する必要があるということも入れてもらっておって、大変ありがたいんですが、もう少し具体的に細かく言うと、そこで生まれた人や、その生まれでない人が来たときにも、どういう形なら就業できるのかというモデルをきちんと示すというのが県の役割で、市町が採用できるようなモデルをきちんと示していくところまで県の役割だというところを言ってほしいのと、就業だけではなくて、定着後もきちんとモデルとして示してほしいという部分。
 あと、なりわいとかいう部分も書いていただいておるんですけれども、ある意味、定着や生活もモデルとして示さないといけないのではないのかなと。それは後の「移住の促進」にもつながる部分なのではないのかなということで、もう少しモデルという部分を明確にしていただきたいのと、ひょっとするともう少し全体の話になるのかもしれませんけれども、県と市町の役割分担ということを考えても、県として何パターンかのモデルを示して、それを市町にどうですかというふうに投げられるぐらいのところまでやってほしいというのが私の気持ちです。
 また、そのモデルというのも、もう少し、蛇足かもしれませんけど言うと、この間も少しお話ししましたけど、裸一貫で東京から来たいという若者がおったときに、今だと四、五百万円の自前の自己資金がないとなれないというお話を聞いたわけです、なので、今いろんな制度があると思うんですけれども、それらの制度をきちんと組み合わせたら本当にやれるのかというところも含めて、きちんとモデルとして示していただきたいと思うんですね。
 例えば、今いろいろなお金がある程度出たとしても、それは生活費に使えないとか、いろんなことがあると思うんですけれども、それが、認定農業者になるまでの間は、何か無利子のものがあるとか。生活費にも使えるような無利子のお金があるとか、そういうようないろんなことを組み合わせて、本当に今ここに来て就農できるのかということを制度も含めて全部示していただきたい。ワンステップでですね。そういう思いでモデルということを申し上げたいと思います。

〇下野委員長 おっしゃったのは4ページの、恐らく1行目、2行目の、もうちょっと、モデルというのも県が率先してやって、市町への提案をしていくということと、2行目に、就業と書いてあるんですけど、就業だけじゃなくて、定着という部分ですよね。あと、国や市町の制度の活用もしっかりやって、ワンストップでという御意見をいただきました。

〇村林委員 ひょっとすると、最初の仕事を創出するというような部分から既にモデルの話なのかもしれないかなとも。いや、ちょっとわからないですが。

〇山本(勝)委員 「しごとを創出するための新しい視点」のところで、確かに私たちも熊野とか尾鷲の、特に第1次産業、農林水産業を中心にして見てきたんですけど、「しごとを創出するための新しい視点」ということなんやけど、仕事を創出するためには、大きな可能性があるというのが農林水産業というのは私にもわかるんやけど、その下のほうへ下っていくんでなかななかあれかもわからんのですけど、例えば今の過疎の地域を見ると、介護職員の方が不足しとるとか、いろいろなケースがあるんで、農林水産業に決めつけてしまうというのが、こういう大きな手法もあるということの一つということはいいんですけど、何かこれを見とると、ずっと農林水産業を中心にしてというような形になっていくんで、視察したことは私たちもあるんですけど、全体的なことからいくと、何か、私たちの議論の中ではもうちょっと広げておいたほうがええんやないかなと思いますけど。

〇下野委員長 もちろん農林水産業というのがこれからの持続可能な仕事の一翼を担うのは間違いないんですけど、今、山本委員がおっしゃったように、それだけではないよということで、高齢化も迎えるので、介護関係ももちろんそうですし、そういった部分の可能性も地方にはあるんだということ、今の御意見は正副委員長で検討させていただきまして、反映できるように取り組みたいと思います。

〇村林委員 今の山本勝委員のおっしゃったことは、全くそのとおりやと思います。私も新しい仕事を創出するというのは、地域課題を解決するような仕事とか、地域資源を生かした仕事というのは必ずしも農林水産業だけではないはずなので、農林水産業と新しい仕事を組み合わせて現金収入を補おうということも申し上げておりますので、ここで新しい仕事が農林水産業ですと、組み合わせが農林水産業と農林水産業ということになってしまいますので、ここは地域課題を解決する、例えば今、山本委員のおっしゃった介護ということもあると思いますし、というように手広く置いていただけると私もありがたいと思います。

〇下野委員長 ほかに、委員の方いかがでしょうか。この1の「持続可能なしごとの創出」という3ページ、4ページの部分でございます。

                〔発言の声なし〕

〇下野委員長 それでは、先ほどの御意見を踏まえて、提言案を修正させていただきたいと思います。
 次に移らせていただきます。5ページでございます。「地域への理解と愛着を育むキャリア教育」について意見がございましたらよろしくお願いいたします。
 なお、この部分につきましては、他会派からの意見がありましたので、1つ御紹介させていただきます。
 それは6ページの2段落目でございますけども、尾鷲市の魚のさばき方の例を記載させていただいておりますけども、これは(2)の「県外進学者とキャリア教育」という部分の中でぽつんと唐突にというイメージがあったらしいんですが、この魚のさばき方というのが出てきておりますので、それがキャリア教育に直結しているのかというと、ちょっとつながりが薄い部分がありますので、この(2)のタイトルを、「愛着を育むキャリア教育」という部分で修正をさせていただいて、地域への愛着を持つという部分でこの尾鷲市の魚のさばき方を御紹介させていただいているということに修正させていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。

                〔「はい」の声あり〕

〇下野委員長 ほかに、委員の方から、この「地域への理解と愛着を育むキャリア教育」について御意見がありましたらよろしくお願いいたします。

〇津村委員 5ページなんですが、2段落目かな、「高校と地域との結びつきが弱くなり、地域が衰退したが」と、あんまりこう限定されてしまいますと、高校と地域の結びつきだけが地域の衰退につながってしまうのではないかなというふうにも読めてしまいますし、そうなると何か高校のせいや、みたいな話にもつながりかねんかなって気もしますので、地域が衰退した理由はそこだけではないのかなというふうに思いますので、ちょっとそこは表現を変えていただくほうがいいのかなというふうに思います。

〇下野委員長 地域の衰退が、これですと、高校と地域の結びつきに限定されるような表現ということで、津村委員から御意見いただきました。
 ほかに、委員の方いかがでしょうか。

〇津田委員 津村委員の話とちょっと関連するところでもあるかもしれませんけども、「県立高校の位置付け」の1行目の後ろのほうからの、「その教育は決して進学率を高めるためだけのものではない」ということなんですけども、普通高校の多くは、やっぱり希望の大学に進学したい、それを教員が生徒の夢をかなえたいということで一生懸命やっている部分があるので、ちょっと文言としてどうなのかなと思うところなんですが、3段落目の後ろのほうなんですが「地域の活性化を考えた場合に、地域の人たちと切磋琢磨できる高校生が集う県立高校は、更に大きな地域社会の核となり得る可能性を持っており、その役割を明確に位置付ける必要がある」ということなんですけれども、これがちょっと津村委員の話と関連するんですけれども、小学校、中学校、高校であっても、やっぱり学校というのは学びやであって、勉強することであり、生きる力をつけることであり、夢をかなえる場であるので、地域の活性化とか、コミュニティーの起点として、何か束縛してしまうようなイメージがあると、ちょっとどうなのかなというふうに思うところが多々あるんです。
 言っている意味はわかりますか。学校というのは学びやが本分というか、目的なので、津村委員も言われたように、地域が活性しないのは学校に問題がある、これはもう全然だめですけれども、何か、コミュニティーの大きな一機関として束縛してしまうだとか、抑圧してしまうような文言が出てしまうことに、読み方がちょっと違うのかもしれませんけども、ちょっと私は違和感があるんです。

〇下野委員長 おっしゃるのはわかります。

〇津田委員 かといって、どういう文章がいいのかということはわからないので、村林委員と相談しながら決めていただきたいなと思うんですけれども。

〇下野委員長 先ほどの、津村委員、津田委員もおっしゃるように、地域と高校のかかわり方に対する表現が、やっぱり津田委員がおっしゃったように活性化、それで地域が高校を頼る部分といいますか、それだけが主軸に見られるような文章表現というのはいかがなものかというふうに私は捉えているんですけど、そうは言っても地域の活性化と高校というのは切っても切れない部分もありますが、そこのバランスと私は認識しておりまして、今の表現ですと恐らく地域の活性化が高校と直結しているような文面に見えてしまうのかなという思いもありますので、先ほど言われました「地域の活性化を考えた場合に」という部分についても、検討させていただきたいと思います。
 もう1点、津田委員、最初に言われた進学率のことについては、この表現に対して、もうちょっとどうでしょうか。

〇津田委員 いい大学、いい学校に進学させたい、これも学校機関の大きな目的の一つなので、決してそうではないという言い方になるとどうなのかなというふうに思います。

〇下野委員長 決してそうではないと。

〇津田委員 言わんほうがよかったんですか。

〇下野委員長 いえいえ、そんなことはないんですけど。

〇津田委員 それと、わからないのに発言してしまうところがだめなんですけれども、いつも学校統廃合の問題になったときに、やっぱり学校はコミュニティーの中の核であるという議論が出てきて、学校はコミュニティーの核であるという定義をしっかりと位置づけていかなければならないというふうな意見になるんですが、それはちょっとどうなのかなと思うところがあるんですけれども。
 正副委員長にお任せします。

〇下野委員長 その点も含めて正副委員長で調整させていただきたいと思います。
 ほかに。

〇大久保委員 関連なんですが、その「県立高校の位置付け」のところの下から4行目のところですが、「大きな地域社会の核となり得る可能性を持っており、その役割を明確に位置付ける」というので、「明確に位置付ける」というのはどういうイメージなのかを教えていただきたいと思います。

〇津田委員 またわからんのに発言してしまうのは申しわけないんですけど、尾鷲高校へ行ったときに、やっぱり学校から見れば郷土愛を高めてもらって、できたら尾鷲に住んでもらいたいと、これは地域を思う、地域を愛する方から見れば、最も正直な思いだと思うんですね。一方で、学生が親に聞けば、尾鷲を出ろ、尾鷲を出よと言われると。これは、親から見れば子どもに対する大きな愛というか、思いがある。これも正直な思いなんですね。だからどういう書き方にせえというのは非常に難しいんですけれども、正副委員長にお任せします。

〇下野委員長 大久保委員が言われた、私の理解では、尾鷲高校へ行ったときに、まちいくの子どもたちが地域を活性化していこうということで、ああいう取組をされていると思うんですが、ああいう取組が、これから人口減少していくような地域では大変重要だという認識をしておりまして、そういう意味で、ああいったようなまちいくを今後展開する、「明確に位置付ける」というのは言葉の表現がきついかもわかりませんけども、そういったことを行っていくという趣旨で書かせていただいております。

〇大久保委員 主語は、県が……

〇下野委員長 高校生。

〇大久保委員 県立高校に、「地域社会の核となり得る可能性を持っており、その役割を明確に位置づける」ですよね。私たちがこれを今、県に提言することで、イメージがちょっとわかないというか、気持はわかるんです。尾鷲の事例の件で気持ちはわかるんですが、それを県に私たちが提言するときに、「役割を明確に位置付ける」ということを言ってしまうと、県立高校に新たに何かをしないといけないような、すごく大きな何かをイメージできていないと言えないことではないかなと思うんですけど、その辺がちょっとわかりにくいというか、マインドというか、そういうソフト的なことなんでしょうけど、「役割を明確に位置付ける」という表現がいいのかどうか、ちょっとわからないので。

〇下野委員長 この表現は、また文言については修正させていただきたいと思います。

〇舟橋委員 役割の位置づけというのは非常に議論になるところやで、それを取ったって、「可能性を持っており、」から「高校生が地域を隅々まで」と、「その役割を明確に位置付ける必要がある。そのためには、」、ここまでを切ったったらどうなんですか。

〇下野委員長 「可能性を持っており、高校生が」とつなげるということですね。その御意見も検討させていただきたいと思います。

〇舟橋委員 県立高校に活性化についてここまで求めるもんかなという気がするんですけどね。それよりも、最後に書いてあるように高校生がもう少し地域のことを知った上で育っていってほしいという程度でいいんと違うかなと思うんやけど。ああいうふうに尾鷲高校で一つの授業のカリキュラムの中に入れて地域のことをやろう、活性化を勉強させようというカリキュラムが出てきたということは、知らんと卒業していく生徒らが多いから、そこら辺がうまく一つの学習モデルにならへんかという中で始まったんやろうと思うんですけども、それを全ての学校に期待することはちょっとむちゃと違うかなと思うんですけどね。

〇藤根委員 舟橋委員のおっしゃるとおりやと思うんです。子どもたちに地域を知ってもらう、自分たちの地域を知らせるというような学習活動の一つとして取り組まれていることが、結果的に活性化の一翼を担う可能性があるというか、何かそういうイメージなのかなというところがあって、活性化を目指したものではないんじゃないかなというところは思います。
 だから、下から5行目の「地域の人たちと切磋琢磨できる高校生が集う県立高校」というこの出だしがちょっとしんどいなと思うんですわ。だから、そこの高校を目指していかなあかんとか、あるいはそういう高校が何か活性化の役割を担うような……

〇下野委員長 重たいね。

〇藤根委員 その文章が重いなというところは思うんです。

〇中瀬古委員 関連してなんですが、「地域への理解と愛着を育むキャリア教育」というのが出てきていますので、県立高校に期待されるものとか、そういうのはいろいろあるかと思うんですけれども、今までの話の中でも、(1)として「県立高校の位置付け」という頭出しがある。どうしてもこれになってしまうと、その流れをくんで、その位置づけというところに持っていくような嫌いがあって、このあたりももう少し表現を変えてみたらどうなのかなという(1)の部分も思うところがあるんですが。
 それと、2段落目の3行目のところの「一翼を担うなど、高校生が地元で大きな力を発揮しつつあるという流れが出来つつあることは評価したい」、この文言が……

〇下野委員長 「つつ」、「つつ」やね。

〇中瀬古委員 ええ……

〇下野委員長 わかりました。

〇中瀬古委員 というところなども含めてなんですが、そういう文言と、その中身を今までの議論の中で、何でしょう、かといってどういう表現がいいかというのはもう一回考えないとわからない、今すぐには出てこないんですけれども、そういうところも必要なのかなというところはちょっと思いました。
 以上です。

〇廣委員 僕も同じなんですけど、やっぱり高校ではその土地、その土地の郷土愛を育んで、一旦は出ていくけども、また帰ってきたいというふうに思わせるような教育も必要です。気づきも、という部分をちょっと入れたらもっといいのかなという気がします。

〇下野委員長 ほかに。

〇村林委員 皆さんの意見を聞かせてもらって、結構皆さんがおっしゃっている部分は私の発言を拾ってもらった部分が文言的に多かったもんで、少し申し上げますと、今、問題になっている「地域の人たちと切磋琢磨できる高校生が集う県立高校」というのは、私の発言は、高校生同士で切磋琢磨できないから1クラスはだめなんだと言っている部分で、地域の人たちと切磋琢磨できるから1クラスでも残すべきなんだといった文言なんですね。それが活性化とつながってそういうふうになっているもんで重く見えますけど、文言としてはそういうことであったということ。
 「地域社会の核」という文言も問題になりましたけど、これは執行部側から出てきた資料の中にあった言葉で、そういうことであれば切磋琢磨できるし、高校もそうやって1クラスでも残すべきなんだという話で申し上げた部分です。
 「その役割を明確に位置付ける必要がある」という部分については、確かにこの言い方が丸くなっている部分だと思うんです。どう位置づけるかということはここの中に書いていないわけで、なのでそのイメージはどういうことなんですかという質問が出たのかなと思うんですね。
 そう翻って見てみると、また私の言った文言になるんですけど、1段落目の最後のところに「地域を支える人材を育成し」、これは私の申し上げた部分の、地域の人材は地域で育てるべきで、その地域の人材を育てられない地域というのの未来は果たして明るいんでしょうかという話をさせてもらったときの文言。文言的にちりばめられているわけですね。
 私が位置づけてほしい役割というのは、もし1クラスでも残すべきなんだということが皆さんの総意を得られないということならば、ここの部分ですね。やっぱり地域を支える人材をきちんと地域で育てるという部分が高校の役割として、地域を残すんであれば大きいんだというところを入れてもらえるとありがたいと、そのように思います。

〇下野委員長 今、村林委員が言われた1クラスでも残すというお話と、それまでに話してきた県立高校が地域としてどのような形で活性化の一翼を担うのかという部分の結びつきが、私も今ぱっと意見が出てこないんですが、この(1)の「位置付け」というのは、中瀬古委員もおっしゃったけど、ちょっとタイトルとして、私も今思ったんですよ。役割ぐらいにさせていただいて、その上で、主眼は子どもたちに地域を知ってもらうということが地域の活性化につながっていくんだというような形、そしてその活性化をしていくことで、その地域が盛り上がっていく、魅力的なまちに発展していくというような流れにちょっと修正させていただきたいと思います。
 細かな文言につきましても御指摘いただきましたもんですから、そこの部分についても文章をちょっと修正させていたただいて、改善させていただきたいと思います。
 これ多分、(1)の「県立高校の位置付け」という部分で皆様の御意見がいろいろ、方向性もいろいろあるかと思いますので、ちょっと正副委員長で。

〇中村副委員長 私も、「位置付け」というのを言われてみると、大上段に構え過ぎかなというのがあって、さっき言われた役割と言うと、もう少し薄まるんですけど、津田委員が言われたように、高校は地域を活性化するのが目的ではないですわね。そういうのからいくと、やっぱり過剰な期待をし過ぎ、求めているようなところがあると思うんで、このタイトルは「県立高校に期待すること」みたいな、そのぐらいやわらかいほうがいいんじゃないかな。求めるというか、こうあってほしいというよりも、尾鷲の例がいい結果を生んでいるので、あんなふうになったらいいなというぐらいのニュアンスのほうがいいかなという感想です。

〇下野委員長 今、副委員長がおっしゃった方向性でちょっと。

〇村林委員 委員の皆さんの意見やったらもうしようがないんですけど、できれば、提言でありますし、ある程度役割とかですね、県に求めていくようにしていただきたいのと、やっぱりふるさとを残す、非常に疲弊している地域が残るためには高校や教育の役割というのが非常に大きくて、漠然と活性化とか愛着と言っておるだけでは多分残らないと思うんですね。
 活性化機関ではないというのであれば、きちんと地域のための人材を育成する機関ではあると思うんですね。なので、せめてそのあたりは打ち出していただきたいように思うんです。地域の人材は地域で育てるんだというような部分だと私は思うんですが。
 以上です。

〇下野委員長 ほかに、(2)のところも含めて、委員の方、よろしいでしょうか。

                〔発言の声なし〕

〇下野委員長 それでは、多数御意見をいただきましたので、御意見を踏まえて提言案を修正させていただきたいと思います。
 最後に3の「移住の促進」についてでございます。7ページから9ページまでの部分でございます。
 御意見がございましたらお願いしたいと思いますが、まず、他会派からの御意見が1点ございましたので、御紹介させていただきます。
 最後、9ページの(3)の「県内各ブロックごとの移住施策」ということで、このブロックという表現を地域に変えさせていただきたいという御要望がありました。そもそも下の文章でも北勢地域とか、これまでも南部地域という表現でそろえて書いてありますので、ここの(3)の「各ブロック」という表現を「各地域」に修正させていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。

                〔「はい」の声あり〕

〇下野委員長 それでは、3の7ページ、「移住の促進」の(1)から(3)につきまして御意見がございましたらよろしくお願いいたします。

〇山本(勝)委員 「地域の受け入れ体制」のところで、前段の6行ぐらい、コーディネートする機能は必要という、これはよくわかるんですけど、それから、「また」というところから5行ぐらいのところは、ちょっと僕も何か違和感のあるところがあるのやけど、2行目の「都市部からの移住者の価値観を地域も受け入れる必要がある」ということなんやけど、ここまで特定するということやなしに、「地域のルールや基準を尊重する」ということはええとしても、やっぱり移住してきた人とはこれからともに地域づくりをやっていくというような形で、あんまり移住者の価値観を地域のほうも認める必要があるというのは、ちょっときついかなという気がしましたので、また参考にどうぞ。
 もう1点は、人口減少に対する危機感を地域のほうが正しく認識していないというような表現があるのやけど、この辺のところも、いや、地域に住んどる人は別に俺はそんなに感じていないのやというようなことがあるんで、ここら辺のところも重要性をもっともっと地域の中に広げていくということは大事かわからんけど、この辺のところの表現というのをもうちょっと工夫していただいたほうがええんやないかなという気がするんやけれど、その後のほうは結構でございます。

〇下野委員長 あとはよろしいですか。

〇山本(勝)委員 はい。

〇下野委員長 今、山本勝委員が言われたのは、7ページの2段落目の部分だと思いますけども、恐らくこの文言はええとこやんか三重移住相談センターへ行ったときに高橋さんが言われた文言をそのまま入れさせていただいている部分がメーンじゃないのかなと思うんですけども、ちょっと言葉が、山本委員のおっしゃるようにきつい部分、また、人口減少に対する表現の仕方もちょっと、きついというよりは、不適切というか、わかりにくい部分もありますので、ちょっと修正させていただきたいと思います。
 ほかに、委員の方、よろしいでしょうか。

〇大久保委員 最初のところの1段落目の最後に「コーディネートする機能を強化する必要がある」とありますが、「コーディネート」というよりは、「マッチング」じゃなかったかなという気がします。よく言われていたのは、市町の受け入れ体制を強化しないといけないというのは市町の役割であって、市町がしなくてはいけないことをどう提言していくかって、ちょっと難しい表現になるんじゃないかなと思うんですけど、読んでいて、これは市町が考えて、県がリードするべきことではあるんですけど、その辺の県と市町の関係性も入れたほうがいいのではないかなと感じます。
 最後のところに「お試しが永続的な」とか、「狩猟体験との組み合わせなどの具体的展開を検討すべきである」というのは、まさに市町が考える、提案することであって、そのために県が市町をそういうふうにサポートするというような言葉を入れたほうが、市町にとってはいいのではないかなと感じました。
 あと、最後の(3)の「県内各ブロックごとの移住施策」ということで、ブロックという言葉にあんまりなじみがないんですけれども、「ブロック」というんですかね、地域の……

〇下野委員長 今、最初にそこは。

                〔「「地域」に修正しとる」の声あり〕

〇大久保委員 地域に修正してくれたんですか。各地域に修正してくれたんですね。済みません、ありがとうございます。

〇下野委員長 よろしいですかね。

〇大久保委員 はい。

〇下野委員長 最初におっしゃった、そのコーディネートという部分なんですが、マッチングじゃないのかという部分なんですけど、ここは私も悩んだんですけども、マッチングというのはコーディネートする中の目的という思いがありまして、マッチングさせる以前に、希望者と貸し手のパイプ役の機能が弱いもんですから、そういう意味でここはコーディネートと書かせていただいているんですが、さらに、コーディネートしてマッチングを促進させていくような表現の仕方でもよろしいのかなという考えがありまして、なぜコーディネートかというのは、まず、マッチング以前に結びつきが弱いもんですから、そこのところで表現させていただきました。
 2点目におっしゃった(1)の最後の段落の部分は、おっしゃるように最終的には市町に準備していただく部分でありまして、そこの部分は、県がサポートしなければいけないのはもちろんですが、この文章では読み取れませんので、そこの部分については表現を書き加えさせていただいて、県が支援して、こういう具体的な取組は市町に展開してもらえるようにやっていくんだという表現に改めさせていただきたいと思います。

〇中瀬古委員 今のところで、この(1)の最後の部分なんですが、県のほうが市町のほうに、取組をしていくのは市町だからというところなんですが、具体例をこの中では展開されているというところで、「狩猟体験との組み合わせなどの」という表現があるんですが、地域おこし協力隊の方が狩猟というのが、その中でという話がありました、熊野で。それを入れられたんだと思うんですが、「狩猟体験との組み合わせなど」ということをここにこう入れてきたときに、ちょっと危険という言い方はあれなんですが、この表現では、狩猟体験ってそんなもんじゃないと思うんです。狩猟体験って、ほかの体験とはちょっと違うと思いますし、簡単にこういうふうな言葉は余り、提言の中では使うべきじゃないのではないのかなという気がするんですね。狩猟というのは、それこそ本当に狩猟の免許を持って、実際にその狩猟というのも、表現の問題だと思うんですけれども、狩猟体験というのはちょっとどうなのかなというふうな気がしました。
 それともう1点なんですが、最初に村林委員が言われたのとちょっと同じく思うんですが、デザインの部分なんですけれども、これもやはり、移住の問題でもそうですし、それから「持続可能なしごとの創出」の部分で、半農半Xでソーシャルデザインという言葉が出てきているということを考え合わせて、ここに必要な部分と、全体的な部分にかかわってくるところがあるので、ちょっとそのあたりを整理するほうがいいんじゃないかなということを思いました。

〇下野委員長 1点目の「狩猟体験との組み合わせ」という部分ですね。中瀬古委員がおっしゃるように、非常にこの狩猟というものは危険を伴う部分でありまして、これは逆に熊野の委員方にお伺いしたいんですけども、熊野に行ったときに、お三方ともどういうことをPRしたら熊野に来てもらえますかねと言ったら、3人とも狩猟体験って、私が聞いたときにそうやっておっしゃったんです。ですから、具体例として1つ挙げさせてもらいましたけども……

〇中瀬古委員 その危険というのは、その行為が危険ではなくて、わかっていただいたかと思うんですけれども、ここにこの文言を使うという意味で、私の表現はそういう意味なんです。そのこと自体というのではなくて、実際にそれこそ、こういう表現ってやっぱり、農林業のほうもそうですし、それから猟友会とかいろんな部分を考えると、ここにぼーんとこれを持ってくるのはどうなのかなというところで、言われていることはよくわかりますし、ただこの中にこの表現、違う表現のほうがいいんじゃないかなという意味です、その危険というのは。ちょっと私の言葉もよくなかったかとは思うんですけれども。

〇下野委員長 どうでしょうか。御意見は。

〇大久保委員 狩猟体験っていうのは、実際に県内で何かあるのですかね。ないですよね、特に。

〇下野委員長 ないと思います。

〇大久保委員 狩猟体験というのは、うちも父が鉄砲持ちなので、よくわかりますけども、当然、撃ったり、わなを使ったりというのは免許の必要なことですので、同行して撃った動物を一緒に引っ張ってとか、そういう体験なら免許がなくてもできるのかもしれませんけれども、ここに狩猟体験と載せてしまうのは、私もいろいろと問題があるのではないかと感じています。だから、例えば自然を体験するとか、何かちょっと、具体的過ぎて、確かに地域おこし協力隊の方はおっしゃっていましたけども、狩猟体験はここでの提言にはふさわしくないかなと私も感じます。

〇藤根委員 先ほど議論したところに第1次産業の話がありましたから、例えば農業体験であったり、漁業体験であったり、林業体験であったりという仕事の体験とか、田舎での伝統行事の体験とか、いろんなそういう体験はあるんかなとは思うんですけども、ここへ1つだけぽっと入ってしまうと、えっ、これがメーンの体験なんということになってしまうかなというところだと思います。

〇下野委員長 わかりました。地元の御意見、ありがとうございました。
 じゃ、この表現は削除する方向で。

〇中村副委員長 例えば自然体験とか農業体験という言葉になると、また薄まり過ぎて、目にもとまらないんですけど、狩猟体験だけがあると、さっき言われたような心配事は私も感じますし、例えば海女体験にしたって、海女の仕事をそんなに軽く見るんか、みたいなふうに言われかねないところがあるんで、幾つか羅列した中で薄めるというのもだめなんかな。幾つかあって狩猟などとかというような表現、それでもやっぱり適切ではないですかね。

〇津村委員 狩猟体験がどうのこうのということもあるんですが、実際に今、県内各地区で体験の、いわゆるコンテンツというのはいっぱいあるわけなんですよね。あえてここに体験みたいなものを検討したほうがいいですよということ自体、載せる必要があるのかなというぐらい各市町がやっていますので、そういう意味では、載せてもいいけど、現状としては、各市町が本当に試行錯誤で魅力的なそれぞれの地域のコンテンツをかなり磨き上げていますので、あえて書く必要すらあるのかなということもちょっと考えたんですよね。

〇下野委員長 今、私はだからこそ、それを表記しないと、なかなか県民には伝わらないのかなという思いもありまして。

〇津村委員 ちょっと次につながることで発言しようと思ったんですが、実際、それを表記するチラシであったり、パンフレットであったりというのは、いっぱいつくられていますので、それを上手に県内外にPRするという方向に力を入れたほうが、それぞれの魅力ある企画なり、イベントなりというのはもういっぱいあるので、それを上手に県内外にPR、発信していくということに力を入れていったほうがいいのかなというふうに思いました。

〇下野委員長 よろしいですか。

                〔「奇抜さじゃないということやね」の声あり〕

〇津田委員 さっき舟橋委員とこそっとしゃべっていたんですけど、総花はあかんで、より具体的にと言って、具体的になってとがるとだめだよとなる。

〇下野委員長 そうなんです、そのバランスで今、議論させてもらっているんですけど。

〇津田委員 やっぱり狩猟体験となると非常に危なっかしいような表現になるかもしれませんけども、四日市だとかがどうかはわかりませんが、狩猟とあの3人が言われたときに、あ、おもしろいなと思ったのも事実であって、何か狩猟の切り口という表現もありかなと思ったんですけれども、だから、無理をして入れる必要があるのかなというのもあるんですが、町なかの人間から見ると、あ、狩猟っておもしろいなと、正直思いました。だから、狩猟体験と言うと、素人が何か、カヌー体験とか、釣り体験というようにぱっと行って、ぱっとできるのかとなるとちょっと危険なんですけれども、狩猟を起点に何かされるというのはおもしろいなというように正直思ったんです。無理にということではないんですけれど。
 だから、全然関係のない京都や関西の方々が3人とも口をそろえて言われていたので、そういう声がありましたとか、というふうに思ったんです。あとはお任せします。

〇舟橋委員 いっぱいあるという津村委員の言い方を受けるならば、「お試しが永続的な移住に繋がる可能性も考慮すれば、より、その地域を訪れてみようと思わせる魅力的な体験コンテンツを充実させていくべきである」ぐらいにしといたら、今あるんやったら、それをより充実させよという提言にしといたらいいんじゃないですか。

〇山本(勝)委員 これはもう、これでええ。あと、今回は中間案ということやけど、正の報告はいつごろやられるのかわからんけど、特に県の北部の移住施策の問題、あと伊賀、名張等の大阪圏のとこらの辺の問題を含めると、今回は、最後にさらっと書いてあるだけなんやけど、今後そういうことを議論する機会があるの、それとももうないの。

〇下野委員長 いや、まだ委員会は続けていきますんで、中間報告はこういう形でも、年末か年始に最終の話を持っていくときには、北勢の対策についてももう少し議論を深めていきたいと思っています。

〇山本(勝)委員 それなら理解させてもらうんですけど、今まではずっと、特に県南部の地域のいろいろな問題とか、過疎地域のいろいろな問題等をしながら、特に第1次産業を中心にしたいろいろな施策をお聞きしてきたんで、それはそれなりの成果があったんじゃないかと思いますけど、特に最後の「県内各地域ごとの移住施策」というようなタイトルをこれで上げて、これから恐らくそれで議論をしていくということになった場合には、特に北勢の名古屋圏、それから大阪圏に近いところの辺の捉え方も、この私たちの委員会もまとめるような形になるんですね。

〇下野委員長 そうですね。

〇山本(勝)委員 なるんですね。じゃ、それで結構でございますので、今回、この最後のくだりのところを、この辺のところぐらいでおさめておくか、もうちょっとこれから、県の北部とか、大阪圏とか、こういう都市部の移住施策、この辺のところを具体的に議論していく必要があるというところやとか、議論をしていく過程であるとか、そういうところぐらいはちょっと明記していただきたいなと思います。
 僕はこれからそのときには、例えば四日市市のビラなんかを見とると、まさに不動産屋があるような住宅施策の補助制度はこれだけありますよとかいうことだけで、あとは何の魅力も出していなかったので、都市部の住宅施策というのはどうあるべきやというのをやっぱり論議していきたいと思いますので、よろしくお願いします。ちょっと文面を。

〇下野委員長 今、山本勝委員がおっしゃったとおり、北勢、中勢につきましても移住施策はこれから協議をさせていただきたいと思いますけども、今回はそこまで議論がしっかりとできていません。しかしながら、先ほど言われたように今後も具体的な議論をしていくような文言をひとつ入れさせていただいて、北勢、あるいは伊賀、名張の受け入れについても協議をさせていただきたいと思います。

〇藤根委員 最初に、この3の「移住の促進」のところで山本勝委員がおっしゃった(1)の2段落目のところは、変更していくような形というのを確認されたんでしたか。2段落目の「また、地域のルールや」というところから下のところなんですが、ここはもう一度考えていただけるような形になったんですね。

〇下野委員長 そうです。

〇藤根委員 やっぱり私も、「都市部からの移住者の価値観を地域も受け入れる必要がある」というのは、結局、地域性をなくしていくことにつながりかねないんじゃないかなというところを思います。その下の「“地域特有の”が移住の障がいとなっているようでは」というのは、結局、地域性を残していくことが原因で人が減っていって、誰も来てくれないというような形の読み取りができちゃうんで、ここの段落はちょっと文章的にどうなのかなというところを思っています。
 だから、その下と関係があるんですけども、私も、本格的な移住の前に、お試しの期間というようなシステムがあったらいいなということも発言させていただきましたし、そういうシステムづくりが必要やというふうに思っているんですけども、お試しというので、先ほど来、体験コンテンツの話がありましたけども、体験コンテンツというのが余りにも、あそこはすごく楽しかったねとか、イベント的なものを自分たちが求めておるのかなというところもちょっと考えておいたほうがいいのかなというところで、楽しい企画をして、地域へ来てもらって、いいところやったねというところで、あそこに住んでみてもいいねというような体験を意味しているのか、あるいはお試し移住であれば、少なくともある程度の期間、1週間、2週間、1カ月、2カ月とか、その地域に入って活動して住んでもらうんやったら、体験という中身もちょっと違ってくるのかなというところも思ったり、お試し移住については賛成なんですけども、体験コンテンツの中身という部分がどんなのがあるのかなと。本当に魅力的でいいものばかりを並べるのがいいのか、あるいは実際に農作業を何日間か連続でするような中身のものがいいのかとか、漁業体験なんかでも、漁船に毎日乗って何日間か続けてもらうのがいいのかとか、そこらあたりの捉え方もいろいろあるんじゃないかなというところを思います。

〇下野委員長 体験の内容と深掘りをどこまでしていけば受け入れ側、読み手側はやってもらえるか、それも難しい、人によってニーズが違うもんで、余りにも深掘りし過ぎるとそこから外れた人は全部対象外になってしまいますし、そこのところをまた正副委員長で協議させていただきたいと思います。
 あと、2段落目の部分は山本勝委員の言われたとおり、ちょっと文言を修正させていただきたいと思います。

〇村林委員 7ページの「貸し手の思いをコーディネートする機能」という話で、最初のほうに議論のあった部分ですけど、以前、私がコーディネート、コーディネーターという文言で発言させてもらったのは、空き家の話ではなかったんですね。文言は拾っていただいたんやけど、私はどちらかというと、今、変更しようと言っているこの2段落目のほうの話、これで地域でワンストップで相談役になってくれたり、一種の後見人というんですか、というような人が受け入れ側にいないと、なかなか移住者が地域に溶け込めないというほうの話ですね。次で言うたら、まず溶け込んだという話でその後、頑張り過ぎてちょっと地域と乖離していったという話でしたけど、まず溶け込むというのが重要で、溶け込むときには地域で受け入れ側のコーディネーター的な人がいないと、なかなか溶け込めない。
 なので、その後のお試しの移住とかでも、できればそういうコーディネーター的な人がおれば非常にスムーズなわけで、そういうような受け入れ側の人材を育てるということで市や町にできるような支援を県はしていく、というようなことをこの2段落目ぐらいで書いてもらってはどうだろうかということが1つ。
 もう1つが、中村欣一郎副委員長が前回の議論のときに移住の話で非常にすごいなあと思う発言をなさったんですけど、移住相談センター自体のふるさと回帰という話はひょっとしたら役割を終えつつあるんじゃないのかという話をされて、そういう中で今、移住の話をそこだけでやっている三重県からすると、ホームページの話を書いてもらっているんですけど、これからの新しい移住のニーズに対応していくために、三重県としてはもう1個柱を建てていくべきなんじゃないかというようなあたりを何かもう少し、正副委員長でぜひ話していただいて、書いていただいたらいいんじゃないんかなあという、その2点です。

〇下野委員長 1点目のことは承知しました。コーディネーターというのは2段落目という部分のお話でした。
 もう1点は、宿題をいただきましたけども、三重県への移住に対する柱の部分ですけども、何か御意見がありましたら。

〇村林委員 実現可能性を全く無視して申し上げますと、前回も言った個人情報保護法の壁があって、ふるさと回帰支援センターでは属性とか、地縁、血縁、そういうものが一切できない。そういうことができるのは自治体だというお話がありましたから、地縁、血縁、ゆかりに注目したようなことができるんだとすれば、それは行政なのかもしれないので、もう1つというと、私にはそういうものが思い浮かびます。例えばです。

〇下野委員長 ちょっと正副委員長で協議させていただきます。
 ほかに「移住の促進」について。

〇舟橋委員 8ページの真ん中のポスターの件なんですけども、恐らくこのポスターのことが書いてあって、その後いわゆるインターネットの活用というのが書いてあると思うんですよね。

〇下野委員長 そうですね、PR……

〇舟橋委員 イメージとしては。いかにも観光用ポスターみたいなものを移住のポスターに使っとったらあかんぜという意味は分かるんですけども、こういうふうな書き方をするよりは、例えば、県の役割をここに提言として書くんでしょうから、「県としては、移住を考えている人が真に求めている情報とは何かを市町に情報提供し、ポスターやパンフレットへ反映されるよう努めるべきである」ぐらいで、もうそれ以降は全部ばさっと切ったるというのはどうですか。

〇下野委員長 今おっしゃった文言につきましては、ちょっとまた検討させていただきたいです。

〇舟橋委員 要は、市町に移住希望者が求めている情報をうまく提供して、ポスターだけじゃなく、パンフレットもそうやけども、そういった紙媒体のものにいいものができるよう助言とか支援していくのが県の役割ですよというのがここに書いてあるわけでしょう。

〇下野委員長 はい。

〇舟橋委員 別にポスターだけの話じゃなくて、パンフレットもそうやと思いますし。

〇下野委員長 おっしゃるとおりです。

〇舟橋委員 さっきの体験コンテンツもうまくそこへ入れてもらわな、その次の段落はもうインターネットですからね。

〇下野委員長 はい。

〇中村副委員長 舟橋委員のものに関連してなんですけど、このポスターが移住相談センターで目立つようにというのは、移住のポスターというと、何百枚、何千枚と印刷するポスターをイメージされると思うんですけど、とりあえずは移住相談センターの壁面に張ってある、三重県の存在感を示すためにも、ほかのような食べ物や風景だけで目立たせるんじゃなくて、前回も言いましたけど、あそこに西野カナさんや鳥羽一郎さんのポスターがあれば、もうそれを見て、三重県に移住を希望するわけやないけども、三重県をつかんで、あとの具体的なパンフレット等は各市町の出しているのがあるんで、四、五枚の印刷したものだけでも、あそこに張ってはいかがかなというのが、具体的なことを述べよと言えば、私はそれぐらいを書いたほうが、この提言書もちょっと目立つんやないかなというふうに思うんで。

〇舟橋委員 移住相談センターにおける広報活動というのを入れとかんと、わからへんのと違いますかね。駅へ張るポスターも移住相談センターへ張るポスターも同じように書いてあるで、これは。

〇中村副委員長 おっしゃるとおりで、それこそ数枚のポスターだけでも、私らがそこを訪れて、全員が感じた印象なんで、その例として誰のポスターみたいなことまで具体的に書き込んだらおもしろいんではないかなということなんです。

〇下野委員長 副委員長がおっしゃるのは、入り口の部分で三重県をまずは知ってもらわなあかんという。

〇中村副委員長 まずはよそより目立ってほしい。

〇下野委員長 という部分ですよね。

〇中村副委員長 あとはお任せします。

〇下野委員長 ほかに、8ページ、9ページにつきましてもよろしいでしょうか。

〇中村副委員長 それと、最後の9ページの(3)のところの各地区というのがありましたけど、ここに他会派からのもので、各世代というのはなかったですかね。

〇下野委員長 それは全体のところで言いましたけど。

〇中村副委員長 だから、各世代ごとの移住施策という意味でここへ特出ししなくてええんかなというのをちょっと感じるんですけど。さっきの村林委員が言われたような、ふるさと回帰の意味での移住と、初めてここでスタートする若い人たちの移住感というのとでは全然紹介の仕方というか、施策的な狙いとして違ってくると思うんで、それもここに入れておいたほうがいいかなと。

〇下野委員長 盛り込みさせていただきたいと思います。

〇津田委員 イメージという文言は、少しどこかで入れたほうがいいと思いました。

〇下野委員長 イメージという文言。

〇津田委員 東京へ行ったときにも、他県はイメージができると。そこへ移り住んだイメージが出ている。

〇下野委員長 あ、そういうイメージね。

〇津田委員 三重県の場合はイメージができない。いい材料がそろっていても、イメージができないということでしたので。

〇下野委員長 イメージができない、そうですね。

〇村林委員 今、津田委員のおっしゃったイメージする、しないというのが、やっぱり具体的なモデルが示せるか示せないかやと思うもんで、ぜひモデルの話、それと、先ほど副委員長が再度提案された各世代ごとの移住施策というのは、もう少しどう盛り込むかで議論が要るかもしれません。先ほど他会派からとおっしゃったのは、リタイア後の移住という話でしたね、後も含めてというか。

〇下野委員長 20代、30代も含めて。

〇村林委員 も含めてですか。そうしたらあれなんですけど、今までの議論からすると、どちらかというと、単なる人口の増える、減ったよりは、世代間構成をきちんとするという部分もあるかと思うもんで、もちろんリタイア後にいろんな経験を積んだ方に来てもらうことも大変地域の活性化にはつながるんですけど、それを積極的にやる、やらない、どう盛り込むんだというところはちょっと議論があるのかも、あるいは地域差もあるのかもしれませんと思いました。

〇下野委員長 ほかに、いかがでしょうか。

〇舟橋委員 今回の中間報告は、あくまでも県がそのうち出してくるものに対する骨子の提言やで、さっきの世代別やとか地域別の個々の課題というのは、我々がもうしばらく議論させてもうて、最終、年末ぐらいに報告をつくりますやんか、そこへ反映させていくという段取りでええんと違いますか。

〇下野委員長 わかりました。

〇舟橋委員 今回は県にこのことだけは忘れるなよということを言うための提言でしょう。

〇下野委員長 内容ですので、どこまで深掘りするかについては正副委員長で調整させていただきたいと思います。
 ほかに、いかがでしょうか。

〇中瀬古委員 ちょっと戻って、さっきのところはもう、終わりでよろしいでしょうか。

〇下野委員長 はい、どうぞ。よろしいですよ。

〇中瀬古委員 細かいことの文言で申しわけないんですが、3ページのところの、ちょっと気がついたところで、「農林水産業と地域への定着」ということで出てきているんですが、5行目のところに「農業や漁業の担い手となることで、結果としてまちづくりも担う人材を」とあるんですが、農林水産業と入っていますので、ここに農業、林業、漁業という林業の文言が必要かなというふうに思いました。
それだけです。

〇下野委員長 わかりました。ほかに。全体を通していかがでしょうか。
 よろしいでしょうか。

                〔「はい」の声あり〕

〇下野委員長 それでは、本日いただいた意見をもとに修正させていただくことを、正副委員長に御一任いただきたいと存じますが、いかがでしょうか。

                〔「はい」の声あり〕

〇下野委員長 それでは、そのようにいたします。
 今日いただいた意見を踏まえての修正案は明日でよろしいでしょうか。明日、正副委員長でもんで、一両日中に委員の皆様に展開させていただきます。
 本日、御協議いただきました提言案につきましては9月1日の全員協議会で「地方創生に関する政策討論会議」から知事への提言案が議員へ示される予定ですので、本委員会からもあわせて全議員にお示しさせていただきたいと思います。

Ⅱ その他

〇下野委員長 次に、次回の委員会ですが、全員協議会での御意見等を踏まえ、知事への提言の最終確認のため、開催したいと存じます。委員会の開催日時につきましては、後刻、日程調整をさせていただきたいと存じますので、よろしくお願いいたします。
 御協議いただく事項は以上でございますが、ほかに何かございませんか。

                〔「なし」の声あり〕

 

〔閉会の宣言〕

 

三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。

人口減少対策調査特別委員長      下野 幸助

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