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平成27年11月5日 予算決算常任委員会環境生活農林水産分科会 会議録

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予算決算常任委員会環境生活農林水産分科会

会 議 録

(開 会 中)
 

開催年月日      平成27年11月5日(木) 自 午前10時1分~至 午後0時1分

会  議  室      201委員会室

出 席 委 員     8名

              委 員 長    東    豊

              副委員長     濱井 初男

              委    員    稲森 稔尚

              委    員    田中 祐治

              委    員    藤田 宜三

              委    員    舟橋 裕幸

              委    員    青木 謙順

              委    員    水谷   隆

欠 席 委 員     なし

出席説明員

       [環境生活部]

              部  長                          髙沖 芳寿

              廃棄物対策局長                    渡辺 将隆

              副部長                          森   靖洋

              次長(環境担当)                    林   秀樹

              次長(人権・社会参画・生活安全担当)      北村 文明

              次長(廃棄物対策局)                  湯浅 真子

              参事兼人権課長                     中村   弘

              環境生活総務課長                   明石 典男

              私学課長                         別所 志津子

              文化振興課長                      髙野 吉雄

              地球温暖化対策課長                 内藤 一治

              大気・水環境課長                   和田 一人

              男女共同参画・NPO課長              奥山 孝人

              多文化共生課長                     津谷 章雄

              交通安全・消費生活課長               黒宮 勇一郎

              廃棄物・リサイクル課長                中川 和也

              廃棄物監視・指導課長                吉田 光浩

              廃棄物適正処理プロジェクトチーム担当課長  有冨 啓修

              人権監                          倉田 幸人

              消費生活監                       西川 恵子

              RDF・広域処理推進監                和氣 城太郎

                                                その他関係職員

      [農林水産部]

              部  長                          吉仲 繁樹

              副部長                          水島   徹

              次長(農産振興担当)                 矢下 祐二

              次長(農業基盤整備・獣害担当)          福岡 重栄

              次長(森林・林業担当)                吉川 敏彦

              次長(水産振興担当)                  藤吉 利彦

              参事                            尾﨑 重徳

              農林水産総務課長                   瀬古 正博

              農林水産財務課長                   長崎   晃

              フードイノベーション課長               仲   越哉

              農業戦略課長                      森内 和夫

              担い手育成課長                    後藤 健治

              農産物安全課長                    山川   豊

              農産園芸課長                      早川 三利

              畜産課長                         斉藤   肇

              農業基盤整備課長                   平野   繁

              農地調整課長                      辻森 芳宜

              獣害対策課長                      宇田 孝彦

              森林・林業経営課長                  前田 芳宏

              治山林道課長                      前野 昌弘

              みどり共生推進課長                  北野 信久

              水産資源課長                      永濵   享

              水産経営課長                      石井   潤

              水産基盤整備課長                   太田 憲明

              人権・危機管理監                   近藤 和也

              木質バイオマス推進監                武南   茂

                                                その他関係職員

       [戦略企画部]

              企画課長                         安井   晃

       [監査委員事務局]

              次  長                          別所 喜克

                                                その他関係職員

      [教育委員会]

              社会教育・文化財保護課長             辻   善典

委員会書記   

              議  事  課  主査  藤堂 恵生

              企画法務課  主幹  新開 祐史

傍 聴 議 員      なし

県 政 記 者      なし

傍  聴  者      1名

議題及び協議事項

Ⅰ 分科会(農林水産部関係)

 1 所管事項の調査

  (1)私債権の放棄について

  (2)債権処理計画(平成26年度実績・平成27年度目標)について

  (3)平成28年度当初予算編成に向けての基本的な考え方

 2 議案の審査

  (1)認定第5号「平成26年度三重県一般会計歳入歳出決算」(関係分)

  (2)認定第10号「平成26年度三重県就農施設等資金貸付事業等特別会計歳入歳出決算」

  (3)認定第11号「平成26年度三重県地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算」

  (4)認定第12号「平成26年度三重県林業改善資金貸付事業特別会計歳入歳出決算」

  (5)認定第13号「平成26年度三重県沿岸漁業改善資金貸付事業特別会計歳入歳出決算」

  (6)議案第148号「平成27年度三重県一般会計補正予算(第3号)」(関係分)

Ⅱ 分科会(環境生活部関係)

 1 所管事項の調査

  (1)債権処理計画(平成26年度実績・平成27年度目標)について

  (2)平成28年度当初予算編成に向けての基本的な考え方

 2 議案の審査

  (1)認定第5号「平成26年度三重県一般会計歳入歳出決算」(関係分)

 

【会議の経過とその結果】

 

〔開会の宣言〕

 

Ⅰ 分科会(農林水産部関係)

 1 所管事項の調査

  (1)私債権の放棄について

    ①当局から資料に基づき説明(吉仲部長)

    ②質問      なし

  (2)債権処理計画(平成26年度実績・平成27年度目標)について

    ①当局から資料に基づき説明(吉仲部長)

    ②質問

〇東委員長 それでは、御質問等がありましたらお願いします。

〇舟橋委員 設計測量の和解のやつは、これで平成27年度で全部終わったというふうに理解したらいいんですか。

〇水島副部長 その件に関しては、これで完了ということになります。

〇舟橋委員 県土整備部にも同じ債権として残ってるのがあると思うんですけど、金額は別にしても期間的にはあれは同じですか。

〇水島副部長 同じかと思います。

〇舟橋委員 終わったんですね。ありがとう。

〇東委員長 よろしいですか。
 ほかにございませんか。

〇藤田委員 ちょっと教えてほしいんですが、債権の金額と、それから目標の金額の差というのが、何か契約があって差異が生まれてくると、こういうふうに理解するべきものなのか、この辺の違いはどんなふうに理解したらいいんですか。

〇水島副部長 ものによって違ってくるんですけども、分納ですね、例えば一遍にはとても返せないんで、少額ですけども返しますということでお約束ができたような方については、それをいただいていくということになりますけども、ともかく相手が見つからないとか、不明みたいなやつについては、そういう確実な回収の期待がないもんですから、そういうものについては、この計画に上げるルールに基づいて上げさせていただいているんですけども。

〇藤田委員 そうすると、最初の総括表を見たときに、一番下の合計が1億3400万何がしの債権があって、そのうちの計画にのってこない、ちょっと難しいなというものの金額というのはわかりますか。

〇長崎課長 難しいというか、先ほど副部長も言いましたように、分納で返していただくものもございますし、翌年度以降にこれから続いていくということでございまして、法的措置で例えば破産手続を開始しておりましたらとりあえず全額上げるとか、それから単年度単年度で申しますと、分納計画のあるものについては分納額を上げる、それからなかなか難しい方については過去の実績とかそういうのも勘案しながら目標を置いております。それで余ったものについては、翌年度以降についても回収に向かっていくということでございます。

〇藤田委員 そうすると、非常に難しい部分も含まれて総額はこれだけあるけども、一つのルールに基づいて計画を立ててそれを処理していくというふうにやられていくということで理解したらよろしいですね。

〇長崎課長 そうでございます。

〇藤田委員 ありがとうございました。

〇東委員長 よろしいですか。
 ほかに。

〇青木委員 11ページの鳥獣保護員報酬誤払いの、本人が死亡されて、親族も財産放棄していて今年度もまだ続けるというのが、可能性が何%、数%あるんですか。

〇水島副部長 これは御本人が御存命であればその方と直接交渉して、間違いなんでお返しいただくということですんなりいくと思うんですが、本人、亡くなられた方に振り込んでしまったということと、親族の方が3名みえるんですが、その方がいずれも債権放棄されておりますので、この誤払いした分が今現在ちょっと宙に浮いているような状態になっています。ですので、相続財産の管理人、これについても選任をされておりませんので、ちょっとその見込みが、その辺が進まないと何とも言えないところです。
 ただ、明らかにこちらのミスではあるんですけども、誤払いによるものということでございますので、その辺の整理がつけば回収できるんじゃないかという期待もしておるんですけども。どなたかが相続されていればその方と交渉してということなんですけども。

〇青木委員 まあ、ゼロじゃないということで御努力いただきたいと思います。
 それと、ちょっとこれはどうかわからないけど、18ページの取組方針は「把握に務めて」と、義務化する「務め」を使っているんですけど、あとは努力の「努」をずっと使っているんですけど、これは使い分けしてみえるんか、それともどうなのかなと思いまして。18ページは「務」ですよね。22、23、25、27ページは努力の「努」なんですけど、ちょっと教えてください。

〇水島副部長 済みません、そこまで細やかな配慮はしてないかと思うんですが。

〇東委員長 意味は一緒ということですかね。

〇青木委員 また、整理しておいてください。
 以上です。

〇吉仲部長 再整理させてもらいます。済みません、どうも。

〇東委員長 よろしいですか。
 ほかにございませんか。

              〔「なし」の声あり〕

〇東委員長 なければ、債権処理計画(平成26年度実績・平成27年度目標)についての調査を終わります。

  (3)平成28年度当初予算編成に向けての基本的な考え方

    ①当局から資料に基づき説明(なし)

    ②質問      なし

 2 議案の審査

  (1)認定第5号「平成26年度三重県一般会計歳入歳出決算」(関係分)

  (2)認定第10号「平成26年度三重県就農施設等資金貸付事業等特別会計歳入歳出決算」

  (3)認定第11号「平成26年度三重県地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算」

  (4)認定第12号「平成26年度三重県林業改善資金貸付事業特別会計歳入歳出決算」

  (5)認定第13号「平成26年度三重県沿岸漁業改善資金貸付事業特別会計歳入歳出決算」

    ①当局から資料に基づき補充説明(吉仲部長)

    ②質疑

〇東委員長 それでは、御質疑があればお願いします。

〇青木委員 この際、確認をしておきたいと思いますが、33ページなんですが、JR名松線関連緊急治山事業費の、恐らく26年度内に県の関係はもう終了されるのかなと思ってるんですが、平成21年の台風以来、治山事業による予防工事の実施に要した経費が2億2500万円だったということですけども、当初5億円ということを上げていただいて、年度ごとにずっと使われてきていると思うんですけども、その辺の年度ごとのトータル、トータル5億円で間に合ったんかどうかというようなことをお教えいただきたいと思います。

〇前野課長 平成21年10月の台風18号から、19カ所の復旧をいたしまして、平成21年度から26年度までで、事業費総計としましては4億7100万円でございました。
 以上です。

〇青木委員 年度ごとはわかりますか。

〇前野課長 平成21年度におきましては1689万3000円余りでございます。その時点におきまして2カ所の完成を見ております。平成22年度におきまして914万2000円余でございます。平成22年度の完成が2カ所、先ほど言いましたが23年度におきましては完成がなくて、事業費で9511万3000円余りでございます。24年度でございますが、3カ所の完成で7500万円でございました。25年度におきましては5カ所の完成を見まして、1億1000万円でございます。平成26年度におきましては1億6500万円で9カ所の完成を見て、全事業が完了ということでございます。
 以上でございます。

〇青木委員 ということは、26年度のこの2億何がしは繰り越したのを合わせてということでよかったですかね。

〇前野課長 はい、そうでございます。

〇青木委員 ありがとうございました。いろいろ御努力いただいて5億円以内におさまったということで感謝をしたいと思いますのと、ちょっと所管が違いますけど、今年度、県はもう完全に終わったと考えていいんでしょうかね。それで、津市とか、それからJRとか今まだ進んどる部分があるのか、最終、2月29日ぐらいに終わり、3月にはもう再開通ということになるわけですけども、その辺、そちらの情報というのは入っていましたら教えていただければと思うんですけど。

〇前野課長 津市が実施されるものにつきましては全体で26カ所と伺っており、19カ所は完成しているということで、残り工事は7カ所ございまして、平成28年1月中には完了の予定ということを伺っております。
 JR東海につきましては、軌道の工事、それからあとの電気設備の工事等もございまして、開通ぎりぎりまではかかってしまうのではないかと思いますけれども、信号機の取りかえ等は2月の初旬ぐらいで終わるというふうなことは伺っておりますけれども、ちょっとそれ以上の詳細は存じ上げておりません。失礼いたします。
 以上です。

〇青木委員 ありがとうございました。ほかのところまで調べておいていただきましてありがとうございました。順調に進んで、あと再開通ということでございますけども、一応県の事業としては、この部局としてはこれで全て終了していると考えて、あとはもう地域連携部とか観光局に頑張ってもらわなあかんかなと、そんなことを思いながら終わらせていただきます。

〇東委員長 ほかにございませんか。

〇舟橋委員 一般会計の歳出で445億円ぐらいと出ていたんですけども、このうち政策的経費と言われるものはどれぐらい占めているんですか、農林水産部の場合は。
 それから、もう一つは、7ページの生産物売払収入ですね。いわゆる試験場がつくって売ったやつを収入に充てているんだと思うんですけども、昔、一生懸命つくって売って全部総取りされるのは現場としてはおもしろくないと、せめて努力した分ぐらい戻してよという話があったんですけども、そこら辺は今、実態としてどうなっているんですか。少々は戻しがあるんですかという話と、それから、これはちょっと決算に関係ないかもしれませんけども、いわゆる新年度予算案、やっぱり公共事業も3割カットですやんか。そうした際に、集中豪雨というあの部分で戻しを頑張るんだろうと思うんですけども、従前の治山事業、それから林道事業の中で、表現としては近年大規模な集中豪雨に対して、それを防止するとか復旧するとかという言葉を入れて今まで治山事業や林道事業というのは表記されているのか、それが秀でてあると次につながるんじゃないかなという思いが僕にはあるもんで、そんなところはどうですか。

〇長崎課長 平成26年度の政策的経費でございますが、予算ベースで10億円程度だったと思うんですけど、ちょっと詳細がございませんもんで、後ほど資料を出させていただくということでお願いしたいと思います。

〇森内課長 試験研究絡みの生産物売払収入であるとか財産売払収入なんですけども、こちらのほうは収入につきましては、全額研究予算で財源として計上させていただいております。そういう意味で委員のおっしゃられた、一般会計に繰り入れる義務というのは今のところそういう形ではしておりません。
 ただ決算、予算よりも売り上げが伸びたという部分については、当然決算で一般会計へ繰り込んでいるというような状況ですが、収入、予算そのものは全額研究予算の財源として使うという状況になっています。

〇吉川次長 治山事業、林道事業につきましては、政策経費だけではなかなか賄えないというところもございますので、国土強靭化とかそういった形で、28年度につきましても政策経費以外で予算要求をしていくという形で、委員がおっしゃられるように、いろんな形で突っ込んでいかないとなかなか難しい部分がありますので、そういった形で要求はさせていただいております。

〇舟橋委員 10億程度、もうそれでいいです。別に詳細な数字は要りませんけども、意外と少ないなという感じがしましたので。

〇東委員長 答弁、なんか追加で。

〇長崎課長 県費ベースで予算で10億程度ということでございます。それで決算については、政策的経費の分がわかりませんもんで、予算ベースの県費ベースで10億程度ということでございます。補足でございます。

〇舟橋委員 そうすると、2つ目の質問の試験研究機関の売った金は、試験研究費2億何ぼ、今回決算がありますけども、そこへ戻っていってるということでいいんですね。

〇森内課長 そのとおりです。

〇舟橋委員 はい、わかりました。

〇東委員長 ほかに。

〇藤田委員 不用額のことなんですが、全部で8億5400万円ぐらいあると書いてありまして、そのうちの4億円ぐらいは先ほど説明いただいたんですが、そうすると残りの4億というのは人件費、それから入札残ということで理解していいんですか。これは政策的な内容のところでの不用額というのはゼロなんだよという理解でいいですか。

〇長崎課長 政策的なというか、先ほど言いました多いものの中では人件費とか事務費の執行残とか、それからあと農林漁業経営体育成費とか造林費、いろんな事業の中で執行残とかそういうのが出ておるということでございます。

〇藤田委員 それは理解できましたんでいいんですが、ちょっとその辺の内訳、後で結構ですんでちょっと教えてください。それが一点。
 それから、もう一つ、特別会計のほうの不用額で予備費が大部分でして、例えば46ページの歳出決算の不用額、予算現額が2億円想定されていて、それで不用額が予備費で1億2500万円、何か物すごい違和感があるんですが、これはどういうふうに理解したらいいんでしょう。半分以上が予備費になっているということですか。

〇後藤課長 46ページのお話というのは、就農施設等資金貸付金を例に挙げていただきましたので、その内容を少し説明させていただきますと、これは資金を貸し付けていく特別会計でございますので、その財源が国からの3分の2の借り受け、県が借りて、県がそこに3分の1つけて、それを農業者に貸す資金として貸し付けをやっていくという仕組みでございまして、国と県の間では20年間の借り入れになっておりまして、農家の方には基本10年ぐらいで貸すということになりますので、先に農家のお金が返ってくると。それで国に返すまでの間は預かっておるというような形になりますので、それが予備費として置いてあるということですので、どうしても将来返す金という感じで繰り越してしまうというようなことで、特にこの就農施設等資金はもう制度として貸し付け事業はやっておりませんので、将来返す金のためのお金が予備費として積まれていくような形になっていると、予算上こういうような表現になってしまうというようなことでございます。

〇藤田委員 そうすると、水産の場合も同じような考え方でいいということですね。沿岸漁業か。ということでよろしいか。

〇石井課長 沿岸漁業改善資金貸付事業特別会計につきましても、これの財源に、漁業者に無利子での貸し付けを行っているわけですけれども、近年、業界の低迷や資材高騰等によって設備投資を控えるような傾向があるということもありまして、若干予備費が大きくなっているという傾向はございます。

〇藤田委員 そうすると、若干違うということですね。今、漁業の場合は今でも貸し出しはやっていただいておるけども、そのやりとりの中で若干多いということですね。逆に言うとするなら借りていただいておる金額が非常に少ないんだということなんですね。わかりました。余りにもその数字の不用額の金額が多かったものですから、内容がちょっと知りたかったということでございます。
 以上でございます。

〇東委員長 ほかにございませんか。よろしいですか。

               〔「なし」の声あり〕

〇東委員長 なければ、これで認定議案に対する質疑を終了いたします。

    ③委員間討議     なし

    ④討論          なし

    ⑤採決          認定第5号(関係分)     挙手(全員)     認定

                  認定第10号           挙手(全員)     認定

                  認定第11号           挙手(全員)     認定

                  認定第12号           挙手(全員)     認定

                  認定第13号           挙手(全員)     認定

  (6)議案第148号「平成27年度三重県一般会計補正予算(第3号)」(関係分)

    ①当局から資料に基づき補充説明(吉仲部長)

    ②質疑          なし

    ③委員間討議     なし

    ④討論          なし

    ⑤採決          議案第148号(関係分)     挙手(全員)     可決

 3 委員間討議   

  (1)所管事項調査に関する事項  なし

  (2)執行部に処理経過の報告を求める事項  なし

Ⅱ 分科会(環境生活部関係)

 1 所管事項の調査

  (1)債権処理計画(平成26年度実績・平成27年度目標)について

    ①当局から資料に基づき説明(髙沖部長)

    ②質問

〇東委員長 それでは、御質問がありましたらお願いします。

〇藤田委員 もう一遍確認をさせてほしいんですが、行政代執行の4300万円のこの整理というのはどういう扱いになるのかちょっと教えてください。

〇有冨課長 整理対象目標額といたしまして4300万円の形をさせていただいておりますけれども、こちらの関係につきましては、最終納付のほうから5年が経過をするという状況がございまして、その5年というところが一つの時効という形の扱いになります。こちらの原因者たるその法人につきましては、原因者の法人の代表者、それから役員も既に死亡しておりまして、会社自身としても休眠状態が続いているという状況がございます。
 そのような中で、今年の1月にみなし解散という形で法人としても成り得たものですから、時効の消滅が避けられない状況というところがございます。ですので、やむを得ずこういった形で整理対象額として計上をさせていただいたというところでございます。
 以上でございます。

〇藤田委員 一般県民からすると、これはやっぱり、さかのぼってなぜあんなところにあんなことが起きたんだろう、それに対して行政は何をしてたんだと、こんな話もお聞きすることもございます。手の打ちようがないということであることはよく理解できるんですが、このことについては県民に対しての説明というのは、非常につらいもんがあるということだけ申し上げておきたいと思います。
 以上です。

〇東委員長 ほかにございませんか。

               〔「なし」の声あり〕

〇東委員長 なければ、債権処理計画(平成26年度実績・平成27年度目標)についての調査を終わります。

  (2)平成28年度当初予算編成に向けての基本的な考え方

    ①当局から資料に基づき説明(なし)

    ②質問

〇東委員長 それでは、御質問等がありましたらお願いします。

〇舟橋委員 これの65ページの、新年度に向けた基本的な考え方の②の真ん中辺の医療通訳の計画的な育成というのが書いてありますね。具体的にどういう形で進められようとしているんですか。

〇津谷課長 医療通訳につきましては、国の補助金、助成金で持ちまして当初配置をさせていただいたところです。ですので、病院としましては自分のところの持ち出しがない形で配置がされたという経緯があります。実際、その補助金のほうがなくなりましてからは、五つの医療機関が独自の病院の予算で配置をしていただいておるところです。
 今後につきましては、私どもとしましては健康福祉部等、県の機関と連携、協力をさせていただきまして、公、それから民間の病院に対して医療通訳の配置につきましてお願いをさせていっていただきたいと。
 現在、私どもの課で行っておるのは、医療通訳のボランティアの研修といったようなことをさせてもらっておりますけれども、配置に向けた取組ということにつきましては、まだしっかりと取り組めておる状況ではございません。先ほど申し上げましたように、やはり病院関係になりますので、県の専門部署のほうと協力をさせていただきまして医療通訳の配置に係るメリット、デメリットも含めまして丁寧に病院のほうに説明をさせていただく中で、医療通訳の配置を進めていただくようお願いをしていきたいと、こう考えております。

〇舟橋委員 その交付金があって、例えば四日市の三重県立総合医療センターが入って、金がなくなったもんでやめて、あかんやないかと言われて県は独自でやり始めたというのは聞いてたんですけども、ここに書いてあるものは育成と書いてあるもんで、結局その期待されるボランティアの人たちをいかに多くつくっていくのかなと思ったんですけど、今の津谷課長の話だと、受け入れてくれる、やってくれる病院も探して、県としても推進をしていきますと。いわゆる通訳をする人の育成と、それから通訳を配置する病院の拡大と、両方とも進めていくという意味なんですか。

〇津谷課長 おっしゃるとおりです。私ども多文化共生のほうでできることというのはそんなに多くありませんけれども、したがいまして現在はその関係の機関、団体、NPO等とも協力をさせてもらいつつ、県の予算で持ちまして医療通訳のボランティアの研修を進めておるところです。
 それと、もう一つ、先ほど申し上げました、実際に医療機関のほうに通訳ボランティアを配置いただくということにつきましては、これは県からの助成金といったようなものはございませんので、病院の持ち出しで配置をいただくということになりますので、県の関係機関、健康福祉部等と協力をさせてもらいながら、お願いをさせてもらって配置を進めていきたいと。二通りの方法で進めていきたいと考えております。

〇舟橋委員 できれば、医療通訳をボランティアで頼める、置いている病院はできるだけ、例えば県のホームページか何かで公表していただくような手段をとってもらったほうが、外国人の人が病気になって、どこの病院に通訳がいるかいないかわからないと思いますので、そこら辺を知るすべをやっぱり考えてやっていただきたいとお願いしておきます。

〇津谷課長 私どものホームページ、あるいはMIEFといいます三重県国際交流財団のほうとも協力をして、ホームページで在住の外国人住民の方々へのPRにも努めてまいりたいと思います。

〇東委員長 ほかにございませんか。

               〔「なし」の声あり〕

〇東委員長 なければ、これで環境生活部関係の所管事項の調査を終了いたします。

 2 議案の審査

  (1)認定第5号「平成26年度三重県一般会計歳入歳出決算」(関係分)

    ①当局から資料に基づき補充説明(髙沖部長)

    ②質疑

〇東委員長 それでは、御質疑があればお願いいたします。

〇青木委員 7ページの交通安全対策の昨年度の実績で少しお伺いしますけども、交通安全研修センターでの教育内容、それからその下の総合対策推進事業の交通事故相談で、いわゆる人だけじゃなくて鹿とかイノシシとか、そういった農林水産の部分はいろいろ獣害対策をやっていただいているんですけれども、前回、農林水産部のところでいろんな話をしたところ、今年度の獣害対策の推進の考え方の中に、これはさっき終わってますけども一応参考に、49ページの真ん中に自動車等との衝突事故や家屋への侵入など、生活被害も生じていますという文言が入ったんですけども、昨年度実績として、そういった動物が飛び出す、交通安全研修センターの内容とか、それから交通事故相談にそういった内容はありましたか。
 以上です。

〇黒宮課長 手元に細かい資料がございませんので、はっきりとお答えはちょっとできないんですけど、私の覚えている限りではその教育内容につきまして、特に特化したそのような講習とか指導というのは、私のほうでは覚えておりませんので、多分特化したものはしていないというふうに感じております。
 それと、あとの相談の件でございますが、毎回決裁等が上がってまいります。私の覚えている限りでは、その動物との衝突についての相談というのはちょっと私、今記憶はございませんが、全て覚えているわけではございませんので、完全にないとは言えませんけど、私としてはそういう記憶はございません。

〇青木委員 実績としては別になくてもいいんですけども、今後においていろいろ絡んでくる部分があるのかなと思ってますし、その研修センターでの教育にはないんですね。まあ、まさかということが、人よりも飛び出す可能性はありますし、今回この補正にはありませんけど、またゴルフツーリズムとかそういうことに広がっていったときに、特に田舎のほうはゴルフ場が多いですけども、そういう住んでいない方、いきなり来られる方については、全然そういう予備知識もなくそういうことが突発的に起こる可能性もなきにしもあらずなので、その辺、どこまでの範囲で研修するかとか、それから相談に応じるかは別としまして、意識してこの部局としても持っていただいたほうがいいかなと、こんなことを思ったものでございますので、昨年度のこれは決算の話なので、それ以上は。

〇髙沖部長 一言だけ。済みません。
 研修センターの授業内容、教育内容も含めて、指定管理事業の中でしっかり見直すようにということも踏まえまして、今までいろんな機器の整備も行ってきました。研修としては、体験して実際に実践して学ぶという機器もたくさんつくってきていますので、そういう中で今言われたような横断歩道での横断の仕方も含めて、しっかり研修、あるいは教育もしていきたいと思いますし、また相談の中身についてもしっかり把握して分析をしておりますので、今後も引き続いてやりたいと思います。

〇青木委員 部長のは動物の話ですか。

〇髙沖部長 横断歩道を渡るというときにも、動物というのは、注意をしなければいけないし、当然その運転しているときも非常に危ないという話はちょくちょく出しておりますので、そういったことも含めて研修の中に入れていくということでございますので、御理解ください。

〇青木委員 済みません、直接関係ないことを。
 しかし、例えば啓発にそういった動物の看板、高速道路はよく見ますけども、それはどこの部局かわかりませんけど、その辺も含めて考えてもらう必要があるかなと、こんなことを思いますので。

〇黒宮課長 委員が先ほど、この前回の農林水産部のほうでもおっしゃられましたんで、担当のほうと一回調整させていただきまして検討させていただきたいと思います。

〇東委員長 よろしいか。そういうことで。
 ほかにございませんか。

〇濱井副委員長 この際、お聞きしたいんですけども、私立学校の非構造部材の耐震対策と、それから屋内運動場のつり天井の耐震対策で、平成26年度の進捗状況ですけども、恐らく目標を立てられておると思うんですけども、それに対しての実績率、どんなくらいになっておりますか、ちょっと数値がわかれば教えていただければと思いますが。

〇別所課長 委員、申しわけございません。軀体、建物の耐震化の数値のほうでございますか。

〇濱井副委員長 非構造部材。

〇別所課長 平成26年度の4月に調査した時点では、私立学校のほうで対策をすべきつり天井を有している施設というのは6校、6棟ございまして、そちらについては今後行っていくということで学校のほうからの、現状のほうは把握させていただいております。

〇濱井副委員長 まだ進めておられないということですけど、私立学校は、かなり遅れとるみたいなんですよね。国のほうからの要請は、例えばつり天井ですと27年度を目途に100%というような、言うてきたちょっと上向きな話かわかりません、それは。
 ぜひ私立学校に対する県の対応策といいますかその考え方が、やっぱり問われると思いますので、その辺はしっかりと対応していただきたいと思います。

〇髙沖部長 非構造部材については、昨年度もいろいろ回答させていただいたんですけども、まずうちの方針としては、本体の軀体の部分をしっかりこの4年間で集中して取り組んでいくという姿勢がございました。
 それで、その非構造部材については、今後どうしていくかということを改めてこちらのほうもいろんな調査も昨年度やっておりますので、それらに基づいて今後、平成28年度以降の予算要求に向けて今いろいろと検討しておりまして、しっかりやっていきたいなというのは思っております。つり天井をはじめとして危険なものについては、本来は軀体と一緒にきちっとやってもらったらいいんですけれども、なかなかそこまで予算のこともあって回っていかない実態もございますので、それについては非構造部材を今度その中心としているわけではないですけれども、まだ残っておる本体の部分と非構造部材をあわせてしっかりできるように支援もしていくように予算要求したいというふうに思っております。

〇濱井副委員長 わかりました。軀体のほうは、もうほぼ100%なんですかね。

〇髙沖部長 平成27年度末で95%ぐらいで、まだ少しは残っておりますけども、それについてはその集中期間ではないけれどもやっていくということでございます。

〇濱井副委員長 ありがとうございました。

〇東委員長 ほかにございませんか。

               〔「なし」の声あり〕

〇東委員長 なければ、これで認定議案に対する質疑を終了いたします。

    ③委員間討議     なし

    ④討論          なし

    ⑤採決          認定第5号(関係分)     挙手(全員)     認定
 
 3 委員間討議

  (1)所管事項調査に関する事項  なし

  (2)執行部に処理経過の報告を求める事項  なし

 

〔閉会の宣言〕

 

三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。

予算決算常任委員会環境生活農林水産分科会委員長

東   豊

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