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平成28年3月17日 予算決算常任委員会 会議録

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予算決算常任委員会

会 議 録

(開 会 中)

 
開催年月日     平成28年3月17日(木) 自 午前10時2分~至 午前10時35分

会  議  室     全員協議会室  

出 席 委 員     50名

             委 員 長    青木 謙順

             副委員長     森野 真治

             委    員     芳野 正英  中瀬古初美  廣 耕太郎

                        山内 道明  山本 里香  岡野 恵美

                        倉本 崇弘  稲森 稔尚  下野 幸助

                        田中 智也  藤根 正典  小島 智子

                        彦坂 公之  濱井 初男  吉川   新

                        木津 直樹  田中 祐治  野口   正

                        石田 成生  中村欣一郎  大久保孝栄

                        東    豊  津村   衛  杉本 熊野

                        藤田 宜三  後藤 健一  稲垣 昭義

                        北川 裕之  村林   聡  小林 正人

                        服部 富男  津田 健児  中嶋 年規

                        奥野 英介  今井 智広  長田 隆尚

                        舘   直人  日沖 正信  前田 剛志

                        舟橋 裕幸  三谷 哲央  中森 博文

                        前野 和美  水谷   隆  山本   勝

                        山本 教和  西場 信行  中川 正美

欠 席 委 員     なし

出席説明員

      [防災対策部]

             部  長                        稲垣  司

             副部長                          東畑 誠一

             防災対策総務課長                 米川 幸志

      [戦略企画部]

             部  長                         竹内  望

             副部長                          村上  亘

             戦略企画総務課長                 岡村 順子

      [総務部]

             部  長                         稲垣 清文

             副部長(行政運営担当)              服部  浩

             副部長(財政運営担当              紀平  勉

             参事兼税務企画課長               横山 円吉

             財政課長                       藤嶋 正信

      [健康福祉部]

             部  長                        伊藤  隆

             医療対策局長                    佐々木 孝治

             子ども・家庭局長                  岡村 昌和

             副部長                        井戸畑 真之

             健康福祉総務課長                 坂三 雅人

      [環境生活部]

             部  長                        髙沖 芳寿

             廃棄物対策局長                   渡辺 将隆

             副部長                         森  靖洋

             環境生活総務課長                 明石 典男

      [地域連携部]

             部  長                        福田 圭司

             スポーツ推進局長                  村木 輝行

             南部地域活性化局長                亀井 敬子

             副部長                         城本  曉

             地域連携総務課長                  上村 一弥

      [農林水産部]

             部  長                        吉仲 繁樹

             副部長                         水島  徹

             農林水産財務課長                 長崎  晃

      [雇用経済部]

             部  長                        廣田 恵子

             観光局長                       田中  功

             伊勢志摩サミット推進局長            西城 昭二

             副部長兼雇用経済企画総括監         横田 浩一

             雇用経済総務課長                  渥美 仁康

      [県土整備部]

             部  長                         水谷 優兆

             副部長(企画総務担当)              福井 敏人

             県土整備総務課長                 梅村 和弘

      [出納局]

             会計管理者兼出納局長              中川 弘巳

             副局長兼出納総務課長               伊藤 久美子

      [企業庁]

             庁  長                        松本 利治

             副庁長                         千代世 正人

             財務管理課長                    池田 三貴次

      [病院事業庁]

             庁  長                        加藤 敦央

             副庁長                         重松  玲

      [教育委員会]

             教 育 長                        山口 千代己

             副教育長                       信田 信行

             教育財務課長                    中西 秀行

      [警察本部]

             本 部 長                        森元 良幸

             警務部長                       中道 一輔

             警務部参事官会計課長              射場 重人

      [人事委員会事務局]

             事務局長                       青木 正晴

      [監査委員事務局]

             事務局長                       小林 源太郎

委員会書記

             議  事  課  班 長  上野  勉

             議  事  課  主 幹  中村 晃康

             企画法務課  主 査  永田 正実

             企画法務課  主 査  松村 敏明

傍 聴 議 員     なし

県 政 記 者     6名

傍  聴  者     4名

議題及び協議事項

 1 予算議案・予算関連議案の審査

  (1)議案第2号「平成27年度三重県一般会計補正予算(第7号)」

  (2)議案第3号「平成27年度三重県立小児心療センターあすなろ学園事業特別会計補正予算(第2号)」

  (3)議案第4号「平成27年度三重県水道事業会計補正予算(第2号)」

  (4)議案第5号「平成27年度三重県工業用水道事業会計補正予算(第2号)」

  (5)議案第6号「平成27年度三重県電気事業会計補正予算(第3号)」

  (6)議案第7号「平成27年度三重県病院事業会計補正予算(第3号)」

  (7)議案第8号「平成28年度三重県一般会計予算」

  (8)議案第9号「平成28年度三重県県債管理特別会計予算」

  (9)議案第10号「平成28年度地方独立行政法人三重県立総合医療センター資金貸付特別会計予算」

  (10)議案第11号「平成28年度三重県母子及び父子並びに寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算」

  (11)議案第12号「平成28年度三重県立小児心療センターあすなろ学園事業特別会計予算」

  (12)議案第13号「平成28年度三重県就農施設等資金貸付事業等特別会計予算」

  (13)議案第14号「平成28年度三重県地方卸売市場事業特別会計予算」

  (14)議案第15号「平成28年度三重県林業改善資金貸付事業特別会計予算」

  (15)議案第16号「平成28年度三重県沿岸漁業改善資金貸付事業特別会計予算」

  (16)議案第17号「平成28年度三重県中小企業者等支援資金貸付事業等特別会計予算」

  (17)議案第18号「平成28年度三重県港湾整備事業特別会計予算」

  (18)議案第19号「平成28年度三重県流域下水道事業特別会計予算」

  (19)議案第20号「平成28年度三重県水道事業会計予算」

  (20)議案第21号「平成28年度三重県工業用水道事業会計予算」

  (21)議案第22号「平成28年度三重県電気事業会計予算」

  (22)議案第23号「平成28年度三重県病院事業会計予算」

  (23)議案第25号「三重県地域と若者の未来を拓く学生奨学金返還支援基金条例案」

  (24)議案第26号「三重県国民健康保険財政安定化基金条例案」

  (25)議案第27号「三重県立子ども心身発達医療センター条例案」

  (26)議案第28号「電気事業法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例案」

  (27)議案第32号「知事及び副知事の給与及び旅費に関する条例等の一部を改正する条例案」

  (28)議案第33号「職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例案」

  (29)議案第34号「現業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例案」

  (30)議案第35号「県吏員職員退職諸給与支給条例の一部を改正する条例案」

  (31)議案第36号「三重県安心こども基金条例の一部を改正する条例案」

  (32)議案第37号「三重県自殺対策緊急強化基金条例の一部を改正する条例案」

  (33)議案第44号「三重県流域下水道条例の一部を改正する条例案」

  (34)議案第49号「公立学校職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例案」

  (35)議案第50号「県立高等学校等の現業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例案」

  (36)議案第52号「三重県公営企業の設置等に関する条例及び三重県工業用水道条例の一部を改正する条例案」

  (37)議案第55号「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行条例及び三重県警察関係手数料条例の一部を改正する条例案」

  (38)議案第56号「知事の給与の特例に関する条例を廃止する条例案」

  (39)議案第58号「農林水産関係建設事業に対する市町の負担について」

  (40)議案第59号「土木関係建設事業に対する市町の負担について」

  (41)議案第70号「平成27年度三重県一般会計補正予算(第8号)」

  (42)議案第71号「平成27年度三重県県債管理特別会計補正予算(第2号)」

  (43)議案第72号「平成27年度三重県母子及び父子並びに寡婦福祉資金貸付事業特別会計補正予算(第2号)」

  (44)議案第73号「平成27年度三重県立小児心療センターあすなろ学園事業特別会計補正予算(第3号)」

  (45)議案第74号「平成27年度三重県就農施設等資金貸付事業等特別会計補正予算(第2号)」

  (46)議案第75号「平成27年度三重県地方卸売市場事業特別会計補正予算(第2号)」

  (47)議案第76号「平成27年度三重県林業改善資金貸付事業特別会計補正予算(第2号)」

  (48)議案第77号「平成27年度三重県沿岸漁業改善資金貸付事業特別会計補正予算(第2号)」

  (49)議案第78号「平成27年度三重県中小企業者等支援資金貸付事業等特別会計補正予算(第1号)」

  (50)議案第79号「平成27年度三重県港湾整備事業特別会計補正予算(第2号)」

  (51)議案第80号「平成27年度三重県流域下水道事業特別会計補正予算(第3号)」

  (52)議案第81号「平成27年度三重県水道事業会計補正予算(第3号)」

  (53)議案第82号「平成27年度三重県工業用水道事業会計補正予算(第3号)」

  (54)議案第83号「平成27年度三重県電気事業会計補正予算(第4号)」

  (55)議案第84号「平成27年度三重県病院事業会計補正予算(第4号)」

  (56)議案第85号「平成28年度三重県一般会計補正予算(第1号)」

  (57)議案第86号「議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例案」

  (58)議案第87号「三重県手数料条例の一部を改正する条例案」

  (59)議案第97号「農林水産関係建設事業に対する市町の負担について」

  (60)議案第98号「土木関係建設事業に対する市町の負担について」

  (61)議提議案第1号「三重県議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例案」

 

 
【会議の経過とその結果】

 

〔開会の宣言〕

 

 1 予算議案・予算関連議案の審査

  (1)分科会委員長報告及び質疑、執行部に対する補足質疑

〇青木委員長 最初に、戦略企画雇用経済分科会委員長から、分科会における審査等の経過と結果について報告を求めます。

〇田中分科会委員長 御報告申し上げます。
 戦略企画雇用経済分科会で詳細審査を分担いたしました、議案第2号「平成27年度三重県一般会計補正予算(第7号)」の関係分ほか6件並びに議提議案第1号「三重県議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例案」につきましては、去る3月8日及び10日に分科会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも全会一致をもって、原案を可決すべきものと決定いたしました。
 なお、この際、分科会で、特に議論のありました事項について申し述べます。「三重県地域と若者の未来を拓く学生奨学金返還支援基金条例案」についてであります。
 本条例は、大学生等の奨学金の返還額の一部を助成することにより、若者の県内定着の促進に資するものであり、本県における活力の創出につながるものであります。今後、詳細な制度設計にあたっては、支援対象とする条件不利地域の範囲を含め、十分検討を深めていただくことを要望します。
 以上、御報告申し上げます。

〇青木委員長 ただいまの報告に対し、御質疑はありませんか。

                〔「なし」と呼ぶ者あり〕

〇青木委員長 なければ、これで戦略企画雇用経済分科会委員長報告に対する質疑を終了いたします。
 次に、戦略企画雇用経済分科会に係る執行部への補足質疑を行いますが、質疑は付託議案等に係るものに限定いたしますので、御了承願います。
 それでは、御質疑のある方は、お願いします。

                〔「なし」と呼ぶ者あり〕

〇青木委員長 なければ、これで戦略企画雇用経済分科会委員長報告及び質疑を終了いたします。
 次に、環境生活農林水産分科会委員長から、分科会における審査等の経過と結果について報告を求めます。

〇東分科会委員長 御報告申し上げます。
 環境生活農林水産分科会で詳細審査を分担いたしました、議案第2号「平成27年度三重県一般会計補正予算(第7号)」の関係分ほか13件につきましては、去る3月8日及び10日に分科会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも全会一致をもって、原案を可決すべきものと決定いたしました。
 以上、御報告申し上げます。

〇青木委員長 ただいまの報告に対し、御質疑はありませんか。

                〔「なし」と呼ぶ者あり〕

〇青木委員長 なければ、これで環境生活農林水産分科会委員長報告に対する質疑を終了いたします。
 次に、環境生活農林水産分科会に係る執行部への補足質疑があれば、お願いします。

                〔「なし」と呼ぶ者あり〕

〇青木委員長 なければ、これで環境生活農林水産分科会委員長報告及び質疑を終了いたします。
 次に、健康福祉病院分科会委員長から、分科会における審査等の経過と結果について報告を求めます。

〇石田分科会委員長 御報告申し上げます。
 健康福祉病院分科会で詳細審査を分担いたしました、議案第2号「平成27年度三重県一般会計補正予算(第7号)」の関係分ほか16件につきましては、去る3月8日及び10日に分科会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも全会一致をもって、原案を可決すべきものと決定いたしました。
 以上、御報告申し上げます。

〇青木委員長 ただいまの報告に対し、御質疑はありませんか。

                〔「なし」と呼ぶ者あり〕

〇青木委員長 なければ、これで健康福祉病院分科会委員長報告に対する質疑を終了いたします。
 次に、健康福祉病院分科会に係る執行部への補足質疑があればお願いいたします。

                〔「なし」と呼ぶ者あり〕

〇青木委員長 なければ、これで健康福祉病院分科会委員長報告及び質疑を終了いたします。
 次に、防災県土整備企業分科会委員長から、分科会における審査等の経過と結果について報告を求めます。

〇中村分科会委員長 御報告申し上げます。
 防災県土整備企業分科会で詳細審査を分担いたしました、議案第2号「平成27年度三重県一般会計補正予算(第7号)」の関係分ほか21件につきましては、去る3月9日及び14日に分科会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも全会一致をもって、原案を可決すべきものと決定いたしました。
 なお、この際、審査の過程において特に議論のありました事項について申し述べます。企業会計から一般会計への貸し付けについてであります。
 今回、一般会計の財源不足に対応するため、55億円もの資金を企業会計から貸し付けるという、異例の措置を行う旨の説明がありました。企業庁の事業運営に支障が生じない範囲で行われるということですが、本来、企業会計の資金は、企業庁の運営のために使われるべきものであり、万が一、災害等が発生した場合にも、迅速に対処できるよう必要な資金です。
 そこで、県当局におかれましては、今回のような、財源不足を補うための企業会計から一般会計への貸し付けは、あくまでも特例の取り扱いであるということを認識し、恒常化させることがないよう要望します。
 また、内部留保資金を異例的に運用する際には、運用先について十分な審査時間を確保するために、できるだけ早い時期に議会へ説明するよう要望いたします。
 以上、御報告申し上げます。

〇青木委員長 ただいまの報告に対し、御質疑はありませんか。

                〔「なし」と呼ぶ者あり〕

〇青木委員長 なければ、これで防災県土整備企業分科会委員長報告に対する質疑を終了いたします。
 次に、防災県土整備企業分科会に係る執行部への補足質疑があればお願いします。

〇山本(里)委員 失礼いたします。よろしくお願いいたします。
 今、委員長の報告があった中でも、企業庁からの55億円の貸し出しということは異例のことであるということと、それが特例中の特例であるというような論議が委員会でなされていたという報告を受けましたけれども、その場所で出ていたかどうかわかりませんが、参考のために教えていただきたいのは、資料が電気事業に関してはRDFのこともたくさんついていて、本当に膨大な資料だったんですけれども、その中に、今までに県がこのRDFにかかわって支出したというか、使ってきた経年の金額、負担額というか、出してきた金額なども書いてあったんですけれども、それを含めて、RDFについては大変破綻をしてきた事業だということは明らかなわけですが、県としてこの事業にどれだけ経年でお金を出してきたかということと、ともに、水道関係のほうでは長良川河口堰、これも破綻をしていると私はそう思っていますけれども、大変利水に関しての問題が大きいと思いますけれども、これに今まで経年でどれだけ三重県の一般財政からといいますか、負担をしてきたのかということの累積額を教えていただきたいと思います。RDFについては弁護費用などもかかっておりますので、そのことも含めて、改めてここで確認をしたいと思います。
 お願いいたします。

〇渡辺局長 県から支出しました累積額につきましては、今ちょっと手持ちの資料がございませんので、改めて提出したいと思います。

〇山本(里)委員 両方ともないということなんですが、今までも再三そのことでお伺いもしている中で、資料はきっとどこかにあると思いますけれども、今ここにないということで、そんなもんなんだなというふうに認識をさせていただきます。意見は述べませんけれども、こういうことを確認したいというときに、すっと出てくるほうがよかったかなと思います。
 終わります。

〇福田部長 長良川河口堰に関する一般会計の負担でございますけれども、工業用水道事業の負担分と、建設事業の負担もございますけれども、詳細は確認をする必要がございますので、改めて御報告させていただければと思います。

〇髙沖部長 水道事業会計から出しております出資の件ですけれども、手元にあります資料では、平成7年からの20年間ということで資料を持っておるんですけれども、トータルで684億円でしたか、と記憶しております。

〇青木委員長 山本委員、よろしいでしょうか。

〇山本(里)委員 はい。

〇青木委員長 ほかにございませんか。

                〔「なし」と呼ぶ者あり〕

〇青木委員長 なければ、これで防災県土整備企業分科会委員長報告及び質疑を終了いたします。
 次に、教育警察分科会委員長から、分科会における審査等の経過と結果について報告を求めます。

〇小島分科会委員長 御報告申し上げます。
 教育警察分科会で詳細審査を分担いたしました、議案第2号「平成27年度三重県一般会計補正予算(第7号)」の関係分ほか5件につきましては、去る3月9日及び14日に分科会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、議案第49号、議案第50号及び議案第55号につきましては、いずれも全会一致をもって、議案第8号の関係分につきましては賛成多数をもって、議案第2号の教育委員会関係分につきましては、全会一致をもって、警察本部関係分につきましては、賛成多数をもって、議案第70号の教育委員会関係分につきましては、全会一致をもって、警察本部関係分につきましては、賛成多数をもって、原案を可決すべきものと決定いたしました。
 なお、この際、審査の過程において議論のありました事項について申し述べます。交通安全施設の整備についてであります。
 信号機、横断歩道等の道路標示の新設、更新などの交通安全施設の整備については、昨年12月の当分科会における委員長報告でも触れるなど、過去にも要望してきたところです。交通安全施設の整備は、安全・安心な生活に必要であり、地域住民の関心が高いものであります。
 県当局におかれましては、限られた予算の中、関係機関等と十分連携するとともに、早期かつ効率的な予算執行を図るための工夫を行うなどし、より多くの交通安全施設を整備するよう要望します。
 以上、御報告申し上げます。

〇青木委員長 ただいまの報告に対し、御質疑はありませんか。

                〔「なし」と呼ぶ者あり〕

〇青木委員長 なければ、これで教育警察分科会委員長報告に対する質疑を終了いたします。
 次に、教育警察分科会に係る執行部への補足質疑があればお願いします。

                〔「なし」と呼ぶ者あり〕

〇青木委員長 なければ、これで教育警察分科会委員長報告及び質疑を終了いたします。
 最後に、総務地域連携分科会委員長から、分科会における審査等の経過と結果について報告を求めます。

〇藤根分科会委員長 御報告申し上げます。
 総務地域連携分科会で詳細審査を分担いたしました、議案第2号「平成27年度三重県一般会計補正予算(第7号)」の関係分ほか11件につきましては、去る3月9日及び14日に分科会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、議案第33号から議案第35号まで、議案第70号の関係分、議案第71号及び議案第86号につきましては、いずれも全会一致をもって、議案第8号の関係分、議案第9号、議案第32号、議案第56号、及び議案第85号の関係分につきましては、いずれも賛成多数をもって、議案第2号の地域連携部関係分につきましては、全会一致をもって、総務部関係分につきましては、賛成多数をもって、原案を可決すべきものと決定いたしました。
 以上、御報告申し上げます。

〇青木委員長 ただいまの報告に対し、御質疑はありませんか。

                〔「なし」と呼ぶ者あり〕

〇青木委員長 なければ、これで総務地域連携分科会委員長報告に対する質疑を終了いたします。
 次に、総務地域連携分科会に係る執行部への補足質疑があればお願いします。

                〔「なし」と呼ぶ者あり〕

〇青木委員長 なければ、以上で総務地域連携分科会委員長報告及びこれに対する質疑を終了いたします。

  (2)全体を通しての質疑         なし

  (3)委員間討議               なし

  (4)討論 

〇青木委員長 討論のある方は御発言願います。

〇山本(里)委員 失礼します。
 今、提案されております予算関連の議案の中で幾つかありますので、順を追って、簡単に意見を述べたいと思います。
 まず、第2号「平成27年度三重県一般会計補正予算(第7号)」については、これは後に出てきます第70号とも同じような立場もあってですけれども、この中で、特に警察本部の関連の交通安全施設整備費がそれぞれに執行残という形の処理のための補正になっているわけなんです。もちろん要望が多くということで重々苦心をされていることは重々承知をいたしますけれども、執行残が出ないようなぎりぎりまで整備をするという、今回は委員会からも、来年度に関しては指摘が出ておるわけですけれども、そういうことが日ごろずっと言われていることですので、できなかったのかという意味合いで反対を述べます。
 第8号の一般会計予算につきましては、第9号の県債管理特別会計予算とも連動いたしますけれども、平成28年度予算の考え方として、緊縮財政の中でといいますか、圧迫財政の中で、30%シーリングということがかかり、伊勢志摩サミットについては、サミットだけでこれを圧迫しているわけではもちろんありませんけれども、その県単の県民生活支援のための事業が後退をしているということは事実であります。例として挙げるとするならば、先ほども申しましたけれども、交通安全施設整備事業、これは本当に目につきますので、県民の皆さんの声が大変高いです。それから福祉関係でいきますと、福祉は本当にいろいろとしてもらっていますけれども、県議会も請願を採択いたしました子ども、障がい者、ひとり親家庭の医療費の窓口無料についての進展がないということも含め、そしてまた、雇用経済部の管轄におきましては、四日市港管理組合への負担金は17億円あるわけなんですけれども、この中で霞4号幹線の国直轄事業の費用が出ていくわけです。負担金という形で一部出ていくわけですが、このことについても、今の計画も橋桁が海の中にもう建っておりますので、今からこれをやめるわけにはいかないと思いますけれども、2車線計画のこのものについての計画見直しがなかなかされない中でこのまま突き進むということに対して問題あり、また、県内投資促進事業費ということで、これは中小企業も含めて企業に促進のためのいろいろな形で支援をしております。企業に頑張っていただくことは大変重要なことだと考えますが、シャープの問題、それから大変これがやっぱり巨額ではないかということを思います。それで、今回、また東芝も再々々度不正会計などもありまして、そこにも支出をしていくわけですけれども、そういう中で、県民感情として大変信頼関係を持って三重県そして企業が頑張っていくことが大切な中で、そういう信頼関係を失わせるような状況が起こってくる中、支出をし続けるということについては、疑問を持っております。
 教育委員会関係におきますと、学力向上支援事業費は4355万円、この中の目指すところということを考えたときに、尻をたたいてテストの点を上げることだけが目標じゃないと言われるけれども、実際問題、そこに目が大きく行っているということの予算、無駄な部分もある、趣旨と違う、それから、人権教育活動推進事業費2391万円の中でも、もちろんこれは大切な事業なんですけれども、その本来の趣旨が全うされていない部分があるのではないかということで、このまま今までと同じような形で続けていかれるということについては、疑問を持っております。地域連携部におきましては、リニア中央新幹線の関係事業費ということで406万2千円、推進のためということで、これは大変大きな問題があると、ここでは簡単にそれでとどめておきますけれども、そういうような形の中で推進はいかがなものか、また、マイナンバー導入整備のためのという費用があるわけなんですけれども、これについては、もちろん1月から導入されて迫ってきておりますが、各地で、今、ナンバー流出とかそういうようなことがある、これが本当に平成28年度もこの中できっちりと情報を守ることができるのかということが大変疑問であります。
 ということで、この第8号と第9号、また、県債は減を少しされておりますけれども、県債頼みのこの運営というのが、もちろん県としても問題があるので大変苦慮してみえるとはいえ、県債頼みということが大変大きく出ておりますこのことについても意見を申し上げます。
 次に、第20号、第21号、第22号については、先ほど、今まで、企業会計に出資をいろいろしながら運営をしていただくわけなんですけれども、大きな巨大開発のRDFあるいは長良川河口堰については破綻をしているというか、失敗をした、また責任が明確にもされていない中で、その中で運営をされていくこと、そして、55億円の貸し出しということなわけですけれども、これまでの、先ほども水道事業の中の一部、長良川河口堰について、支出の金額を言われましたけれども、RDFも含めて、今までたくさんのお金を支出し続けてきたわけです。ですので、もちろん地方財政法上の問題があるけれども、今は緩和もされております中で、貸し付けということについての考え方、これが問題ではないかというふうに思っております。
 第28号の電気事業法については、この電気事業法は根本のところで自由化をしていくということについては、大変大切なことだと思いますけれども、国がつくってまいりました電気事業法は、結局のところ、自由化ということを大きく出しながら、電気料金をめぐる公聴会を廃止することや原発賦課金が曖昧になるというような、そんなおそれがある中で、自由化という名の巨大独占企業間の再編を本当に規制なき形で進めていくような形になるだろうということで、心配をして反対をいたします。
 第32号、第56号及び第70号という議案は、知事、副知事及び議員の種々の報酬に対するものの増額という形のものが入ってまいります。それから、議提議案第1号についても議員の給与のということになってまいりますが、これらは、現在の県民の暮らしの状況を考えたときに、職員の皆さんの給与を上げるということは、それは皆さんがたくさん地域で消費をしていただいて喚起して、これもいい方向に行くのであろうというふうに思いますが、もちろんそういうのの中で、一般生活の価値観からいえば、生活感覚からいえば、今提案されているものについては大変額が大きいわけです。そういう中で、今上げる必要はないというふうに思い、種々のことを申し述べて、第32号、第56号、第70号、第85号、その4つを含めて反対をいたします。
 以上、今48件ある中で、13件の議案に反対をいたします。

〇青木委員長 ほかにありませんか。

〇稲森委員 1分ほど時間をいただきたいと思います。
 私は、議案第22号の電気事業会計予算、それから第85号の一般会計補正予算、議提の議員の期末手当の引き上げについて、3議案に反対をしたいと思います。
 電気事業会計については、RDFの発電事業が含まれているということで、県が市町の一般廃棄物の処理にまで声をかけて、手を出して、こういう失敗を招いた責任を今なお市町や県民に押しつけようとしているものでありますので、これは認めるわけにはいきません。一般会計への繰り出しを行うということなんですけれども、市町からはそんな余裕があるなら市町の負担を軽減するべきだという、そんな声すら聞こえてきます。ですので、第22号には反対をしたいと思います。
 それから、議員の期末手当なんですけれども、議員の待遇、身分については、やはり県民や客観的な意見を反映して、議会で十分な議論をするというのが議会改革先進県の姿だというふうに思います。こういうひっそりと決まってしまうことに強い違和感を抱いていますので、それらの予算も含んでいます補正予算も含めて、反対をさせていただきたいと思います。
 以上です。

〇青木委員長 ほかにありませんか。

〇倉本委員 私は、議案第8号「平成28年度三重県一般会計予算」並びに議案第22号「平成28年度三重県電気事業会計予算」について、賛成の立場で討論をさせていただきたいと思います。
 苦しい県財政の中で、異例な対応とはいえ、特に電気事業会計から15億円一般会計に貸し付けているということに対しては、先ほどもありましたように、RDF関連事業の予算が含まれているということで、この件については、関係市町に対して丁寧な対応をするべきであると私は思っております。とはいいながらも、予算全体を見ると、県民生活にとって深くかかわる予算ですので賛成はいたしますが、先ほど申し上げました点に御留意をいただきまして予算執行していただきますことをお願いいたしまして、賛成とさせていただきたいと思います。
 以上です。

〇青木委員長 ほかにありませんか。

                〔「なし」と呼ぶ者あり〕

〇青木委員長 討論なしと認め、討論を終結いたします。

  (5)採決   議案第3号から議案第7号まで、議案第10号から議案第19号まで、議案第23号、議案第25号 、議案第27号、議案第33号から議案第37号まで、議案第44号、議案第49号 、議案第50号、議案第52号 、議案第55号、議案第58号、議案第59号、議案第71号から議案第84号まで、議案第86号、議案第87号、議案第97号及び議案第98号(計48件)
                                                      起立(全員)    可決

          議案第2号、議案第8号、議案第9号 、議案第20号、議案第21号、議案第26号、議案第28号 、議案第32号、議案第56号 及び議案第70号(計10件)
                                                    起立(多数)    可決

          議案第22号及び議案第85号 並びに議提議案第1号(計3件)
                                                    起立(多数)    可決

  (6)委員長報告で処理経過を求める事項  なし

 

〔閉会の宣言〕

 

三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。

予算決算常任委員長  青木 謙順

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