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三重県議会 > 県議会の活動 > 委員会 > 委員会会議録 > 平成28年度 委員会会議録 > 平成28年5月31日 サミットを契機とした地域の総合力向上調査特別委員会 会議録

平成28年5月31日 サミットを契機とした地域の総合力向上調査特別委員会 会議録

資料はこちら

サミットを契機とした地域の総合力向上調査特別委員会

会 議 録

(開 会 中)

 
開催年月日     平成28年5月31日(火) 自 午後3時1分~至 午後3時54分 

会  議  室     301委員会室

出 席 委 員     9名

             委 員 長   中嶋 年規

             副委員長    藤田 宜三

             委    員   廣 耕太郎

             委    員   倉本 崇弘

             委    員   彦坂 公之

             委    員   濱井 初男

             委    員   長田 隆尚

             委    員   山本   勝

             委    員   中川 正美

欠 席 委 員     なし

出席説明員     なし

委員会書記

             議  事  課  主幹  川北 裕美

             企画法務課  主幹  新開 祐史

傍 聴 議 員     なし

県 政 記 者     6名

傍  聴  者     1名

協議事項

Ⅰ 活動計画の作成について

Ⅱ 次回の開催について

 

【会議の経過とその結果】

 

〔開会の宣言〕

 

Ⅰ 活動計画の作成について

〇中嶋委員長 本委員会は、去る5月16日の本会議におきまして設置されたところであります。その所管事項は、「サミットを契機とした地域の総合力向上について調査すること」となっております。本日は、この所管事項を調査するに当たりまして、今後どのように委員会を進めていくかについて御協議をいただきたいというふうに思っております。
 まずは、伊勢志摩サミットが無事に終わったことを皆で喜びたいと思いますし、多くの県民の皆様に御協力をいただいたことを、この場を借りて深く感謝申し上げたいというふうに思っております。
 では、配付資料について説明をさせていただきたいと思います。配付資料につきましては事前に正副委員長で調整の上、事務局に資料を作成してもらいましたので、事務局のほうから配付資料の説明をお願いしたいと思います。

〇事務局 それでは、資料に沿って説明させていただきます。
 まず、資料1をごらんください。2項目めの「活動計画について協議」のところが本日検討いただく部分となります。読ませていただきますと、(1)特別委員会の所管事項に基づいた重点調査項目の選定、(2)最終の目標、調査期間についての協議、(3)(1)で決めていただきます重点調査項目に係る具体的な調査方法及び内容の検討、となってございます。検討いただきまして、決定した内容につきましては、資料2のA3の「活動計画書」の形でまとめることとなります。
 資料2をごらんください。本日御協議いただきます、重点調査項目の欄は3点を空白で仮置きしておりますけれども、項目数は3項目に限るものではございません。
 また、今後の特別委員会の活動につきまして、来年度当初予算への反映ということを考慮しまして、12月に委員長報告、それまでの間、月1回の開催頻度ということで仮置きしてございます。この活動計画につきましては委員会が今後活動して行く中で変更が生じた場合には、その都度修正のほうを委員会で協議していただくという形になります。県内外調査、参考人招致など本日の協議も含めました今後の検討や議論の中で適宜追記修正を加えつつ、委員会での議論を進めていくことになります。
 なお、常任委員会の場合には執行部からの所管事項の説明の後に、重点調査項目を決定することとなりますけれども、特別委員会ではそれはございません。そこで、本日の議論に資するため資料3といたしまして、ポストサミット関連予算の概要を参考資料として配付させていただいております。
 説明は以上です。

〇中嶋委員長 はい。では、資料3のほうをちょっとごらんください。
 こちらのほうは、去る2月15日に当初予算案を執行部のほうから御説明いただいたときに、全員協議会として、ポストサミット関連予算の概要という資料で説明があったものです。これについてちょっと復習がてら、私のほうからこの資料の御説明をさせていただきます。
 ポストサミット関連予算の概要としまして、サミットの開催は三重にとって千載一遇のチャンスである。これを一過性にせず、サミットの資産を次世代に継承していかなければならないという考え方のもと、三重県におけるポストサミットを「サミットのレガシーを三重の未来に生かすこと」と定義して、そのために具体的な取組を展開していきますというふうなことの考え方です。
 図のほうを見ていただきたいんですが、まさに一番左ですけれども、伊勢志摩サミットの開催があったわけでございます。このサミットのレガシー、開催によって地域にもたらされる有形無形の好影響というものがあろうかということで、例えば知名度などの向上、それから会議自体の成果、それから地域の総合力の向上、こういったことのサミットの効果、有形無形の好影響であるレガシーを生かして、具体的な取組として、サミットが開催されるからこそ生まれる、ないしはサミットが開催されるからこそ発展する取組をやっていこうとか、アクティブ・シチズンとしての県民の行動を促す取組だとか、サミット開催後、一定期間にわたって効果が持続する取組、こういったことを平成28年度で取り組んでいきたいというふうに執行部のほうが説明をしております。
 その具体的な取組の案としては、人と事業を呼び込む事業として、MICEの誘致だったり、インバウンドだったり、食の産業振興、国際戦略といったものを具体的な事業として挙げております。それから、成果を発展させる、サミットそのものの成果を引き継ぎ発展させる取組として、安全安心まちづくりだとか、サミットの聖地としての「八百万サミット」開催事業だとか、それから環境の観点だとか、そういったものの事業に予算化をしております。
 それから、次世代に継承するということで、ジュニア・サミットもございましたので、次世代の育成や地域の魅力向上につなげる取組として、高校生サミットだとか、大学生・留学生との交流事業みたいなものを今年度展開していくこととなっております。
 こういった平成28年度の取組をもとに、この「ポストサミット期」というのは、もう皆さんも御承知のとおり、三重県では、伊勢志摩サミットの次の日本でのサミット開催地が決定するまでということで、最低でも7年間はあろうかなというこの期間をポストサミットと捉えて、持続的に発展する三重の未来へつなげていく取組をというのが県庁のほうのポストサミットの基本的な考え方となっております。
 その途中に、この秋ですけれども、伊勢志摩国立公園の指定70周年とか、来年、全国菓子大博覧会があったりとか、また、三重とこわか国体、全国障害者スポーツ大会三重大会というようなものがあって、式年遷宮へ向けてというふうな、そのようなタイムスケジュールもある中での考え方でございます。
 これは、執行部がつくった資料をそのままちょっと説明させていただきました。復習でございます。
 本日の委員会のゴールというか目的なんですが、この資料2にあります活動計画書そのものを作成するにはまだ至らないというふうに思っておりまして、先ほど御説明したポストサミットの考え方というのは非常に幅が広くて、物事も多くて、個々の事業をいろいろと議論するとかそんなものでもないだろうと正副委員長の間でも話をしておりまして、この活動計画書をつくる前提として、まずはこの委員会で何に力点を置いて議論していったらいいだろうかということについて、まずは委員の皆さんの今の思いを聞かせていただきたいなというふうなことで今日のゴールとしたいと思います。
 要は、皆様からの御意見を今日は伺って、それを確認をして、それを一旦正副委員長で預からせていただいて、次回のときにこの資料2にあります活動計画書のたたき台を御提示して、それでやっていきたいなと。通常の常任委員会とはちょっと違って、ワンクッション置かせていただきたいというふうに思っています。
 ということで、前もってお願いさせていただきましたんですけれども、委員会としての議論の方向性を定めるために、今回のサミットの開催を契機に地域の総合力を向上させるに当たって、最も力を入れていくべき取組というのを各委員の皆さんの御意見をお聞かせいただきたいというふうに思います。
 順次御意見を伺いたいと思うんですが、順番でこちらから当てさせていただいてよろしいですかね。
 彦坂委員のほうから、済みません、サミット開催を契機に地域の総合力を向上させるために、今後最も力を入れていくべき取組、この委員会として議論していくべきものというののお考えを教えていただければと思います。お願いします。

〇彦坂委員 それでは、今、委員長からありましたように、非常に幅広くて難しいというふうに思っていまして、地域の総合力の向上と県サイドが7項目ぐらい挙げられておるんですけれども、何をもってというのか、非常に難しいところがあるというふうに認識しています。
 今回のサミットを受けて、私は幾つかの視点で絞り込んでいくということでは、例えば攻めるものと守るものというふうに分けて、例えば攻めるものであれば、ここにも書いてあるようなことなんですけども、せっかくサミットを契機にして全世界に発信をした食のブランドの確立であったりだとか、存在感のある観光地づくり、あるいは時代をリードするようなものづくり、こういったところが攻めるもの。守るものということであれば、自然、あるいはクールジャパンというんですかね、海女であったりだとか忍者、あるいは伝統芸能を含めたそういったことを守っていく必要があるんだろうというふうに思っています。
 ちょっと勉強不足で、県の今後のポストサミットの持っていき方というか、組織をつくってどうやって転がしていくかちょっとわからないんですけれども、三重県では今、県民会議ができておって、それをそのままポストサミットの、北海道は若干幅広いんだと思いますけども、官だけじゃなくて、民、学、金、それぞれが融合してポストサミットを進めているような状況にあるので、ぜひこの県民会議をさらに発展していくような進めが重要じゃないかなというふうに思っています。
 とにかく行政だけではなかなか進んでも、本当民間の方々がビジネスチャンスだというふうに捉えてもらって、前向きにやっていただくことが重要なんだろうというふうに思っておりますので、何をもって重点項目というふうになるとちょっと非常に苦しいんですけども、とにかくそういった官民協働での会議体を設けて、さらに県民会議を進化させていって、ポストサミットの事業をいろいろ確立していくと、こういうのが大事なんじゃないかなというふうに思います。意見になったかどうかわからないですけども。

〇中嶋委員長 ありがとうございます。
 ちょっと1点確認させていただきたいんですが、先ほど、攻めるべきものもあるでしょう、守るものもあるでしょうという中で、特に官民というところは最後に言っていただいたんですが、民間の皆さんも今回の伊勢志摩サミットを契機にビジネスチャンスと捉えていただいて、動いていただけるような仕組み、仕掛けのあり方ということを議論すべきじゃないかなということの御提案というふうに受けとめさせていただいてよろしいでしょうか。

〇彦坂委員 そういうことです。はい。

〇中嶋委員長 ありがとうございます。
 あと、委員の皆さん、今の彦坂委員の御発言で何か確認されたいこととかありましたら。

                〔発言の声なし〕

〇中嶋委員長 よろしいですか。
 ありがとうございました。

〇倉本委員 私もちょっとまとまりのない話になってしまうのかなと思いながら発言をさせていただくんですが、重要なのは、この広がりというところなのかなと思っています。
 具体的にはMICE誘致であったりとか食の産業振興、このあたりが特に重点ポイントかなと個人的には思うんですが、ただ、どうしても特定の事業者であったりとか、特定の市町であったりとか、特定の産品であったりとかだけがクローズアップされるということではだめだと思うんですよね。そこから波及していくような横への広がりというのが出てこないとなかなか厳しいのかなと思いますので、MICE誘致であるとか食の産業振興あたりをベースにしながら、地域の広がりというものを少し考えていきたいなと思います。

〇中嶋委員長 ありがとうございます。
 ごめんなさい、私のほうから質問ばかりで。
 おっしゃられたように、MICEと食の産業振興というのは、今回ポストサミットの事業として具体的にもう平成28年度も予算化されているんですが、このあたりがどれぐらい広がりをもって三重県中に展開していくかというふうな視点での議論をもっとということですね。

〇倉本委員 そうですね、はい。

〇中嶋委員長 ありがとうございます。
 委員の皆さん、ほかに倉本委員に御確認されたいこととかございますでしょうか。

                〔発言の声なし〕

〇中嶋委員長 大丈夫ですか。よろしいですか。
 副委員長、よろしいですか。

〇藤田副委員長 大丈夫です。

〇中嶋委員長 ありがとうございました。

〇廣委員 私は、ポストサミットで一番重要なところというのは、経済効果をいかに出すかということだと思っております。事前には1400億円、1500億円、これが終了した後というか5カ年でそれぐらいの経済効果があるというようなことがよく新聞でもうたわれておりましたが、本当にそれだけ効果があるのかどうか。こういうところをほかの県のその後といいますか、沖縄にしても洞爺湖にしてもどうだったかというのも検証しながら新たな組織づくりというか、私は、組織というかDMO、観光地域づくりのプラットホームみたいなDMOをつくったほうがいいんじゃないかなというふうに思っております。
 これは、新たな観光の地域づくりの推進モデルとして、名前はまだわかりませんけども、伊勢志摩DMOとかそういったような形のものをつくっていって、インバウンドもそうですけど、そういった活動をしていく、提案をできればいいのかなというふうに思っております。
 それは誰がどれだけ入るんやというのはいろいろあろうかと思います。地域観光づくりのプラットホームというのを仮につくるとしても、個人商店も入ってくれば宿泊施設も観光協会もいろいろ入ってきた上でのものになるんかなというふうに私は思っております。
 先ほど彦坂委員も言われましたけども、ブランディングの部分は伊勢志摩の武器になるような食材もたくさんあろうかと思います。そこら辺もあわせてそれへ乗っけていければなというふうに思っております。
 以上です。

〇中嶋委員長 ありがとうございます。
 ちょっとごめんなさいね、確認させてください。
 まず、経済効果、経済波及効果について、沖縄県、北海道の結果も踏まえて、1000億円を超えるような効果があるかどうかの検証もしてみたいということですか。

〇廣委員 そうですね。どんなことをやってきて、どれだけ効果があったのか。ほかの地域も必ずそういったポストサミットの動きをしておったと思うんですね。ほかのところも。それを、どんなことをやられてどれだ効果が上がっておったのかというのも検証するべきかなというふうに思っております。

〇中嶋委員長 ありがとうございます。
 あと、ごめんなさいね、DMOなんですが、県境を越えた広域的なDMOと、圏域を考えたような複数の市町にわたるDMOと、一つの市とか市の中のどこかの一部分みたいなDMOと、国は大体こう3種類ぐらい考えているみたいなんですけど、別にそれはどの単位というのはこだわりはないですか。

〇廣委員 やっぱりどうしても伊勢志摩のポストサミットになっていくと、伊勢志摩地域が中心になってくるかと思うんですよ、それは。それは偏りがあるかもしれない。あるかもしれないけども、大きな目で見れば三重県というふうな位置づけの中で、その中での伊勢志摩サミットDMOとすれば、一つのプラットホームとしてはそこに県も協力していくというようなやり方になってしまうのかなと。バランス的にはまだ問題はあろうかと思います、それは。
 以上です。

〇中嶋委員長 倉本委員がおっしゃっていただいていた広がりの話とどう整合つけるのかなというところがあるんですね。

〇廣委員 そうですね。

〇中嶋委員長 ありがとうございます。
 今の廣委員の御意見に対しまして確認されたいこととかございますか。

〇藤田副委員長 ちょっといいですか。
 DMOのその概念ですけど、今、範囲の話はされましたけども、どうしてもDMOというと観光が中心になりやすいんですが、これをもっと広い意味でという提案というふうに理解していいですか。

〇廣委員 いや、中心はやはり観光になってくるかと思います。より多くの方を呼び込む。それはインバウンドも含めての話だと思うんですけども。
 それは、食べ物がいいものがあれば外から食べにくるし、いい観光スポットの情報を流せば、それに来ると。観光というのはどうしても外せない部分なのかなというふうには思っております。
 先ほど言うたように、プラス、ブランディングの部分はもちろん持っておかなけりゃいけませんよね。

〇藤田副委員長 ありがとうございます。

〇中嶋委員長 ほかに委員の皆さんで御確認されることとかございませんでしょうか。

                〔発言の声なし〕

〇濱井委員 お三方がおっしゃったこと、全く私も同感でありまして、そういう考えをしております。
 まず確認すべきは、廣委員が言われましたように、これは伊勢志摩サミットを契機とした地域の総合力向上調査といいますけれども、その地域は伊勢志摩だけではないということを認識しておかなあかんと思うんです。三重県全体であるというふうに思います。
 各地域での三重県が誇る魅力、それを三重より強固なものにしていくと。ブランド化とか県民自らが誇りを持って安全安心な環境でもてなしができるような施策も必要だと思うんですけども、ここら辺を戦略的に、いわゆる国内あるいは海外へ展開していく必要があると思うんです。
 レガシーを未来に生かしていくということですけども、このグローバル化した国際競争の中では、やっぱり知名度向上が地域の総合力向上につながってくるわけですけども、今言われたような食とか自然とか地域資源とかありますけども、もう一つ、精神性ですね。これは、もてなしに代表されますように、特に三重県は誰でも受け入れるような精神性が息づいていると思うんです。そして、自然やら祈りやらというのもあります。その文化ですね。調和したようなそういった文化が存在しています。それについて三重情報館がございましたけども、三重情報館は、いわゆる選別されてインパクトのあるものを厳選されたというふうに聞いていますので、まずはそれらをアピールしていく。国内外にアピールしていくことが必要ではないかなと思います。
 ただし、廣委員が言われましたように、どこかの地域のブランド化されたもの、既に有名になっているものばかりではなしに、いかに隠れた魅力とか、これから改革していけばよりいいものになるであろうというものを、行政も支援しながら、民間と一緒になって、地域の人と一緒になって、魅力を高めていったりブランド化していく努力も必要ではないかと。そこら辺はやっぱり我々の委員会の中でも議論していくべきだと思うわけです。
 それと、日本版DMOが言われました。まさしく観光産業化というのは、これは前から皆さんも言われていますけども、私も同感で、このことは非常に有意義なことであると思いますので、日本版のDMOの創設というのは急務であるというふうに思います。
 国際会議などのMICEも言われましたけども、それとかインバウンドの取組というのは、積極的に行っていくのが当然なんだと思います。
 もう一つ私が言いたいのは、テロ対策なんですけども、今回、警察の方々あるいはそれ以外の機関の方々の御努力には敬意を表するわけですけども、検挙者もなかったというようなこともありましたし、安全に終わったことが何よりだと思うんです。そのことは県民の皆様の協力があったからこそだと私は思っております。これは知事もそのようなことも言っておられますけども、そういった県民の皆様の協力を忘れてはいけない、このように思っておるわけです。この経験をやっぱり県民の安全安心にどう生かしていくかというようなことも、そういう観点もやっぱり一つ大きなコンセプトになるんじゃないかなと、このように思っております。
 それから、やっぱりジュニア・サミットがございましたけども、次世代につないでいくという話でございます。これは非常に大事なことなんで、今後は県当局もいろいろな三重県高校生サミットの開催事業とか大学生や留学生との交流事業なんかも考えておるようでございますけども、これはやっぱり人材的なといいますか、次世代へつないでいくレガシーの一つの大きなコンセプトになっていくんじゃないかと思うんで、その辺もちょっと検討を我々もしておく必要があるのではないかなと、こんなふうに思います。
 経済効果はやっぱりしっかりと見ていかなあかんというようなことも本当に私も同感でありますし、地域の活力やら、つながりとか社会的なシステム、新たな視点とかいうのも大事ですので、ぜひつながりを大事にしていく方策的なもの、施策的なものも考えていく必要があるんではないかと、こんなふうに思うんです。
 例えば伊勢から熊野、伊勢路というつながりも当然ながら事業としてもありますけれども、そういった三重県全域につながっていくような施策のあり方というのも考えていってもいいんじゃないかなとは思うんですけども、かなり広い範囲で言いましたけども、そこら辺も出てくるんやないかなと思ったりもします。皆さんと共通した考え方は持っております。

〇中嶋委員長 ありがとうございます。
 御自身もおっしゃられたように非常に幅広い御意見を賜りましたもので。今までの3名の方と若干違うと思うところは、テロ対策を通じての県民のパートナーシップの経験を安全安心にどうつなげるかというところだとか、ジュニア・サミットを取り上げていただきまして、次世代へつなげる人材育成、それはやっぱり「グローバル人材育成」とよく県が言っているそこの部分ということですかね。

〇濱井委員 そうですね。そういった部分が大事ですよね。今回、サミット本体であまりお話されなかったような地球温暖化の話なんかも取り上げられましたし。やっぱりいろんな面で環境とか人権とか貧困とかそういった部分は世界共通の部分でありますので、その部分でジュニア・サミットもそういったところをせっかくいろいろと協議してもらいましたから、そういった部分について、どんどんと若い人たちにやっていただくように働きかけていくべきかなと思いますね。

〇中嶋委員長 今の濱井委員の御意見に対しまして確認されたいこととかございましたら。

                〔「発言の声なし」〕

〇長田委員 これも非常にしゃべり出すと幅が広くなりますので、端的に申し上げますと、ちょうどこの資料3のところに「サミットのレガシー」と書いていただいてあって、その下に「サミットの開催により地域にもたらされる有形無形の好影響」と書いてあります。
 例えば経済効果につきましては、どちらかと言えば産業連関表で出る中で、想定の経済効果は本当にあるんだろうか、実感は湧くんだろうかというところもあると思われますので、その辺につきましては、実感としてサミットをしたことによって経済効果はあったんだろうか、あるんだろうか、また逆に、ないと思われた場合は、次にまた別の地域でやったときにどういうことをすれば地元に好影響があるんだろうかということを、例えば県民会議の目線でも結構ですので、考えていただきたいということが一つかなというのが1点。
 それと、やはり伊勢志摩地方の方にとっては非常に実感があったと思うんですが、離れておる地域にとりますと、余り親しみがなかったという感じが端的に面的にもあると思います。例えば唯一、亀山市で言えば、一番サミットやなというのはやっぱりジュニア・サミットです。ジュニア・サミットの7カ国の子どもたちが来た。あのことによって、当然ながら小学生であり中学生が交流をしたということの中で、その子どもたちにとって、サミットが行われたことによってG7のこういう授業があったと。それが子どもたちの今後の将来にとって、また自分たちの経験の中でどう生かされていくかということも大事なんじゃないかなと思っています。
 学校で、あれは文部科学省が主催か何か、外務省が主催やったですか、サミットを契機とした授業みたいなものも結構行われておると思います。それが子どもたちの印象の中に結構残っとると聞いておりますので、そのようなことが三重県であったことによってこそ体験できた体験を、子どもたちの中で今後三重県でどう生かしていくかといいますか、子どもたちの人生にどう生かしていくかと、そのようなところをしていただくとありがたいかなというふうに思っています。
 以上です。

〇中嶋委員長 ありがとうございました。
 大きく2つおっしゃっていただいたのかなというふうに理解させていただくんですが、一つは経済波及効果のことについて、廣委員もおっしゃられましたが、実感としてあったのかというところについて何らかの調査をするべきではないかということと、もう一つは、濱井委員がおっしゃられた今後の人材育成という観点で、せっかく今回取り組んだジュニア・サミットでのあの交流であったりとか、サミットを契機とした国際理解授業みたいなやつのその今後の展開のあり方、そんなことの観点から人材育成のことについてという、そういう御意見というふうに承らせていただいてよろしいでしょうか。

〇長田委員 そうですね。はい。

〇中嶋委員長 ありがとうございます。

〇廣委員 先ほど委員長が言われた、私と同じように経済効果があったのかどうかというような話というのは、私はそうじゃなくて、今後の経済効果のことを私は言っておるものですから。今、開催されたから経済効果があったという部分ではなくて、私の場合は、これから5年後にあるだろうと言われておる経済効果のことを言わせてもらっています。今後のことを私は言わせてもらったつもりなんですよね。

〇長田委員 私は一応両方含めて。過去だけではなくて、今後あるのかということも含めて。

〇中嶋委員長 はい、わかりました。ありがとうございます。

〇濱井委員 ジュニア・サミットの件ですけども、次世代育成のためのサミット、例えば県内の生徒が一緒になってやるというのはあるでしょうけども、国際的な、グローバルと言われましたけども、外国の子どもたちと会議をしていくというのも非常に有効ではあろうなと思うんです。その辺も含めての話です。

〇中嶋委員長 ありがとうございます。
 ほかにどうですか。御確認されたいこととか。ほかに今の長田委員の御意見について確認されたいこととか、さっき言い足らなかったことを言うていただきました。補足するところとかありますか。

                〔「なし」の声あり〕

〇中嶋委員長 ないですか。
 副委員長、よろしいですか。

〇藤田副委員長 はい。

〇山本委員 特別委員会ということでございますので、まず、各部局にまたぐようなこういう面では、テーマの選定というのがある意味で重要になってくるんじゃないかなと思います。
 いろいろ部局も5つ6つぐらいあるんじゃないかなと僕は思うとるんですけど、特に戦略企画部あたりでは、サミットレガシーを県施策の全体としてどのように位置づけていくんかという、こんなところで一回整理をしていかなあかんかなと、このように思っております。
 あとは、雇用経済部とか農林水産部あたりが、特に今、倉本委員も言われたように、観光振興では例えばMICEを含む海外の誘客等なり、産業振興ではサミットレガシーを生かした産業振興ということで、サミット食材や食品等を起爆剤とした物産振興、こんなところがまず雇用経済部あたりがあるんじゃないかなと思うし、農林水産部あたりではサミットを契機にしたサミットブランド、この辺のところは例えば食と農業、もしくは景勝地があったかどうかはわかりませんけども、それとか日本農業遺産、それから自然体験、こんなところをしながら、サミットブランドというのを三重県版の中でもしブランドにして押していくならば、そんなところを捉えていきながら、農林水産部でのサミットを契機とした振興をやっていったらどうかなと。
 教育委員会では、今いろいろ言われましたように、サミットを生かした人材育成ということで、今、ジュニア・サミットをいろいろ題材にされましたけども、子どもたちにはジュニア・サミット、本サミットを含めたそういう全体の人材育成というのを、次代の子どもたちを含めたいろいろな場で人材教育に使っていってはどうかなと思っております。
 それとあと、サミットのテーマあたりで出ましたように、環境生活部あたりの温暖化、この辺のところも捉えていきながら、特別委員会としての議論を深めていったほうがいいんじゃないかなと、このように思いますけども、いろいろ捉え方はあろうかと思いますが、そんなところを一つ提案させていただきます。

〇中嶋委員長 ありがとうございます。
 一つ確認をさせていただきますが、今、特別委員会のあり方の問題も含めて、一つの部局にこだわるんではなくて、各部局にテーマがあるじゃないかと。具体的に幾つか言っていただいた。これは一つの例として捉えさせてもらってよろしいわけですよね。

〇山本委員 はい。

〇中嶋委員長 これは全部という……

〇山本委員 わけにはいきませんけど、はい。それをしながら、特別委員会としての特色のある議論になっていったらいいんじゃないかと。

〇中嶋委員長 ありがとうございます。
 今の山本委員の御意見につきまして御確認されたいこととかございますか。

〇濱井委員 各部局が施策的に事業等でこれから動いていく。将来にわたってですね。それがいわゆる経済効果とか産業の観光化とか、関連はしていると思うんです、教育にしても。
 ただ、ここは特別委員会ですので、それをいかに区別していくかというところを議論していかなあかんと思うんですけども、広く全般的に総論として言っていくことは必要やと思うんですけども、その中で、ここの特別委員会として何を取り組んでいく、どういうふうなところに、県が忘れているという言い方はおかしいですけども、おろそかになっている、例えば廣委員が言われたような大きな経済効果は大事だけども、ブランド化とかそういうことをしているところもあるけども、やっぱり隅のほうに追いやられてしまうような地域があるのではあかんので、そういったところを何とかしなきゃならんですよとか、別の視点から見る部分というのも一つの特別委員会の役割ではないかなと思いますし、同時に、やっぱり今回の伊勢志摩サミットでせっかく知名度を上げていただいた部分については、どんどんと「ここがええ」とものを言っていくというようなことをしっかりと我々としても言うていくべきですし、具体的にどうしていったらええのかというようなところまで突っ込んで提案をしていくことも必要なのかな。
 総論を言いながら各論的に、それはこれからちょっと詰めていかなきゃならんわけですけども、どうなんやというのもありますけども。これは、我々で今後検討しながら詰めていく事項ではないかなと思いますけどもね。

〇中嶋委員長 よろしいですか。

〇濱井委員 あれもこれもと言うと、また難しくなるね。

〇中嶋委員長 それと、山本委員おっしゃっていただいたように、特別委員会ですので、常任委員会とのすみ分けというところもありますので、どういった視点で議論していくのかというのはちょっとここは正副委員長としても今、頭を悩ませているところでございますので、今の御意見も踏まえながら。
 ただ、やっぱり山本委員がおっしゃっていただいたように、一つの部局に集中するような議論という形は、できたら避けたいなという思いは持っておるのが今の正副委員長の案でございます。
 まず、今日はちょっと皆さんの御意見だけ聞かせていただいて、その上で、また相談させてもらいますので。済みません。
 ほかに山本委員の御意見に対しまして何か御確認されたいこととかございますでしょうか。
 副委員長、大丈夫ですか。

〇藤田副委員長 もうおっしゃるとおりで、一番悩んでおるところでございますので。その辺のところと、各部局にまたがった課題というのがここでやっぱり重要なものかなというふうに。これはもっと委員長ともども何とかして。
 個々の課題へ入っていってしまうとちょっと大変やなと、こういうふうな思いもございますので、その辺、頑張らさせていただきたいというふうに思っています。

〇中嶋委員長 ほかによろしいですか。

〇中川委員 サミットが終わりまして、県民の皆さん方がこの委員会に対して大変注目されておるかと思うんですね。したがって、私は、この委員会というのは、ある意味で予算委員会的な面と、もう一つは決算委員会的な両面があると思うんですね。その中で、よく言われます費用対効果の問題、恐らく行政側も出すと思うんですが、議会側としてもそれなりの白書的なものは出すべきではないかなと。この委員会で出せるかどうかわかりませんけども、そう思っております。
 そして、具体的には、私はサミットを通じて一つはグローバル化ということを県民の皆さん方、幼い子どもからお年寄りまで、世界というものを意識したんではないかなと思います。
 もう一つ、やはり三重県の課題であります人口減少、過疎対策、こういったものをこのサミットを通じて何か克服できないかなという感じを持ちます。したがって、それは定住人口の拡大であり、もう一つは交流人口を増やすということだと思うんです。そのためには、キーワードは、1つは観光、2つ目が食、3つ目が次世代と、この枠で考えたいなと。
 観光的には、もう既に出ておりますけども、いかにインバウンド、外国のお客さんを増やしていくかという、その動態調査的なことができないかなと思います。
 それから2つ目は、これももう言われておりますけども、何と言っても国際戦略ということで、MICEの誘致とかいう問題ですね。
 それから3つ目が、私がもうずっと伊勢志摩FCの代表をしておるんですが、今回この伊勢志摩、伊勢を含め、志摩を含め、あの地域が世界に発信できた。一番のFCの最大目標に到達したと思っておるんです。したがって、これをやはりこれから画面を通じて、やはり県としてFCに力を入れていくことが必要ではないかなと思います。
 もう一つは、これから東京オリンピック、パラリンピック等々がありますけども、やはり障がい者に対する対応ということで、バリアフリーの関係ですね、このあたりもやはりさらに力を入れていくべきではないかなと思います。これは観光の関係。
 食の関係は、やはり県下を上げて29の市町の中から25~26、それぞれ地域からいろんな産物が出たわけですから、これをもうバージョンアップしていくべきではないかなと思います。
 3つ目の大きな次世代ということで、やはり未来というものを、三重県がいかに進化していくんだろうかということに期待を持てるような、そんな政策を打ち出していくことが必要ではないかなと、こう思っています。
 したがって、私は、三重県がいかに進化ができるかという可能性をこのサミットを通じて証明でき得るような、そんな委員会の下地みたいなものができればと、そう思っています。
 以上です。

〇中嶋委員長 ありがとうございます。
 非常にロジスティックにまとめていただいたんで、書きやすかったです、すごく。
 最初、委員、費用対効果を含めた議会としての白書的なものということをおっしゃっていただいたんですね。

〇中川委員 やはりこれだけ金を使ったよ等々、いろんなところで言われるわけですね。私はそれに対して、やはりこういう予算があったんだよということをきちっと説明したいなと、こう思いますので、ある程度数字的にも出したいなという感じもしますけどね。

〇中嶋委員長 その際に、先ほど長田委員や廣委員と話していた中でも出てきたんですが、今回この準備段階から含めて、今、県民会議のほうもまだ予算を閉じていませんが、今回取り組んだことに関する費用対効果というところでまずは捉えるべきというふうな認識でよろしかったでしょうかね。

〇中川委員 はい。これも短期、中長期があると思うんですね。例えば、もう短期的には来年の菓子博があるわけですね。今、80万人という目標数があるわけですけども、サミットをしたことによってこれが90万人、100万人につながるかもわからんと。そんなことも含めて、やはり検証といいますか、想定的な議論はしていくべきではないかなと。そういった肉づけみたいなものができたらいいなと思いますけどもね。

〇中嶋委員長 ありがとうございます。
 中川委員の御意見に対しまして何か御確認されたいこととかありますでしょうか。

〇彦坂委員 今、中川委員おっしゃられたように世界に発信ということで、とても大事なことだというふうに思っていまして、私だけかわからないですけど、海外でサミットをやった会場というのは記憶にないんですね、実は。どこでやったかも知らない。皆さんはどうかわからないですけど。唯一覚えているエビアンサミット、あれは何で覚えているかというと、ミネラルウオーターの採取地だということで覚えているだけで。
 だから、「Ise-Shima」というロゴは、僕は外国人ではないのでちょっとよくわからないですけど、外国人でもすっと入ってくるような言い回しなのかなというふうに思っていて、いかにこれを発信し続けていくかということが非常にポイントになってくると思いますので、さっきFCというふうにおっしゃられましたけど、これは例えばどういうスタイルかというか、あれを想像されているんですか。

〇中川委員 伊勢志摩フィルムコミッションというのを立ち上げているんですよ。それは、この地域のいろんな風景とかいろんな建物を映画とかテレビ等々で発信して、そこへまた来てもらいたいということなんです。
 したがって、サミットもまさにこの地域でやったわけですから、そのFCのそのものだと私は思っておりますので、それをもっと先ほど申しましたようにバージョンアップしたいなという感じですね。

〇彦坂委員 そんなことで、いかにここでやったんだというのを、それがどうなっていくかちょっとわからないところはあるんですけど、発信し続けていくことは大事やなと思っています。

〇中嶋委員長 ありがとうございます。
 ほかに御確認されたいこととかございますか。

〇藤田副委員長 動態調査とおっしゃられたと思うんですが、これは具体的にどんなことを考えて。

〇中川委員 これはもう期待を込めての話なんですが、やはり観光客、入り込み客等々があるわけですよね、国内、国外から。それがやはりこのサミットでこういう形でアップしたよと、反対にこういう形で残念ながら下がってしまったよとか、いろいろな形のものを、やはりせっかくの特別委員会ですから、調査といいますか、状況を把握していく必要はあるんじゃないかということです。

〇藤田副委員長 主に入り込み客という考え方でいいんでしょうか。最近の観光の中で評価されているのが、その地域でどれだけお金を使っていったんだという指標がもっと重要なんだよという考え方があるんですが、そういうところまではこれは含んだ話じゃなくて、どんだけ伊勢志摩へ来ていただいたかというそういう意味でよろしいですか。

〇中川委員 今、副委員長がおっしゃる点も大事やと思いますね。

〇藤田副委員長 なるほど。わかりました。それも含めてと。そういう動態調査ということも今後どうしていくんだということもやっぱり考えていく必要があるということですね。

〇中川委員 そうですね。

〇藤田副委員長 わかりました。ありがとうございました。

〇中川委員 せっかくああいう形でアワビとか、あるいはイセエビとか、また真珠とかのものが脚光を浴びましたよね。そういうところもやはりお客さんとして関心を持っておるんじゃないかなと思いますから。当然、金額の面でも増えていくんじゃないかと思いますから。

〇中嶋委員長 副委員長、大丈夫ですか。

〇田副委員長 はい。ありがとうございました。

〇中嶋委員長 ほかにございますでしょうか。

〇濱井委員 おっしゃるとおり費用対効果というのは非常に大事で、本当にこのサミットをやってよかったのかなという県民の皆さんの意識というか、それはとても大事なものなんですよね。私も全員協議会でもそういう質問を早い時期にやらさていただきましたけども。実際やって、その検証というものも当然ながら必要でしょうし、それから、これを契機としたということですから、つないでいくことも必要だと思うんですよね。
 費用対効果というのは、これからの施策によって将来にわたって経済効果をもたらすという部分の観点もそれは当然ながら必要だと思うんです。しかも、伊勢志摩だけではなしに、例えば忍者の話とかああいうのもありましたし、ほかの、例えば全体に伊勢茶とか牛とかそんなのもありますけども、そういう売り込み、ブランド化されたようなもの、厳選されたものについての売り込みをもとに将来的な経済効果というのも、短期、中期と言われましたけども、そういう部分もしっかりと検証していくべきかなと思いますよね。

〇中嶋委員長 ありがとうございます。
 ほかに御意見等ございませんでしょうか。どうでしょう。

                〔発言の声なし〕

〇中嶋委員長 あと、御自身の御意見で言い忘れたとか、言い足らなかったとか、もう一言だけ言うておきたいとか、よろしいですか。

                〔「はい」の声あり〕

〇中嶋委員長 ありがとうございます。
 先ほどいただいた御意見を踏まえて、ちょっと正副委員長のほうで整理をさせていただいて、次回の委員会までに重点調査項目だとか、どういうふうな1年間のターゲットの置き方だとか、どれぐらいの頻度で委員会を開催するかとか、ちょっとそういうたたき台をつくらせていただいて、次の委員会で皆様の御意見を賜りたいなというふうに思っております。

Ⅱ 次回の開催について

〇中嶋委員長 それから、次回の委員会については、今、私のほうから2月15日時点でのポストサミットの考え方を御説明させていただいたところではあるんですが、今回、国の提言のほうにも、例えば伊勢志摩国立公園のナショナルパーク化だとか、新しい展開ということも県のほうも考えていただいとるみたいでございますんで、次の特別委員会開催時点でのポストサミットの考え方、大きな考え方、方向性について、執行部のほうから聞き取り調査を行いたいというふうに思っております。
 開催の日程については後刻調整させていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいというふうに思います。
 なお、執行部の場合は、特に特別委員会は部局長に限定しないで、詳細な説明ができる職員の方に出席を求めることもありますので、その点も御了承いただきたいというふうに思います。
 本日の委員会で御協議いただく事項は以上なんですけれども、ほかに何かございますか。

                〔「なし」の声あり〕

 

〔閉会の宣言〕

 

三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。

サミットを契機とした地域の総合力向上調査特別委員長  

中嶋 年規

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