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三重県議会 > 県議会の活動 > 委員会 > 委員会会議録 > 平成28年度 委員会会議録 > 平成28年10月18日 議会運営委員会 会議録

平成28年10月18日 議会運営委員会 会議録

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議会運営委員会会議録
 
(開会中)

 
開催年月日     平成28年10月18日(火)自 午前10時13分~至 午前11時12分

会  議  室     504議会運営委員会室

出 席 委 員     10名

             委 員 長   北川 裕之

             副委員長    津田 健児

             委    員   岡野 恵美

             委    員   彦坂 公之

             委    員   津村   衛

             委    員   前田 剛志

             委    員   三谷 哲央

             委    員   中森 博文

             委    員   前野 和美

             委    員   山本   勝

欠 席 委 員     なし

委員外議員     議    長   中村 進一

             副 議 長   日沖 正信

出席説明員     副   知   事    渡邉 信一郎

             総 務 部 長    嶋田 宜浩

             総務部副部長    紀平  勉

             総 務 部 課 長    下村 卓矢

事務局職員     事 務 局 長     福田 圭司

             事 務 局 次 長    原田 孝夫

             総 務 課 長    山岡 勝志

             議 事 課 長    桝屋  眞

             企画法務課長    佐々木 俊之

             政 策 法 務 監    加藤 憲祐

委員会書記     議事課課長補佐兼班長 西塔 裕行

             議事課主査      松本  昇

傍 聴 議 員     3名

                           山本 里香

                           東    豊

                           村林   聡

県政記者クラブ  4名

傍  聴  者     3名

議題及び協議事項

1 付託議案の審査結果と審議について

 (1)条例案等の議案の審議について

 (2)企業会計決算の認定議案の審議について

2 請願の審査結果と審議について

3 意見書案の審議について

4 追加提出予定議案について

5 常任委員会の調査事項に関する報告について

6 議員派遣について

7 全員協議会について

8 10月19日の議事予定について

9 次回の議会運営委員会について

10 その他

 
〔開会の宣告〕

 

1 付託議案の審査結果と審議について
 (1)条例案等の議案の審議について
 所管の常任委員会に付託された議案18件の審査結果は、いずれも原案のとおり可決である旨の報告があり、委員長報告に対する質疑並びに討論はなしとしとされました。
 次に、付託議案の審議については、議案第116号から議案第133号までを一括して議題とし、所管の常任委員長の報告を求め、直ちに起立により採決を行うこととされました。

 (2)企業会計決算の認定議案の審議について
 予算決算常任委員会に付託された認定議案4件の審査結果は、いずれも認定である旨の報告があり、委員長報告に対する質疑はなしとし、日本共産党の山本里香議員の反対討論を10分程度で認めることとされました。
 次に、認定議案の審議については、認定第1号から認定第4号までを一括して議題とし、予算決算常任委員長の報告を求め、山本里香議員の反対討論を行った後、起立により採決を行うこととされました。
 なお、採決は2回に分け、まず初めに認定第1号、認定第2号及び認定第4号の3件を一括して採決し、次に、認定第3号を採決することとされました。

2 請願の審査結果と審議について
 所管の常任委員会における請願の審査結果は、資料2のとおり、採択4件、不採択2件である旨報告があり、請願第23号及び請願第28号に関する、日本共産党の岡野議員の委員会の審査結果(不採択という決定)に対する反対討論を10分以内で認めることとされました。
 次に、請願の審議については、請願第23号から請願第28号までを一括して議題とし、議事進行上、委員長報告を省略し、岡野議員の反対討論を行った後、起立により採決することとされました。
 なお、採決は4回に分け、まず初めに採択することに反対のない請願第26号及び請願第27号の2件を一括して採決し、次に、委員会の決定が不採択である請願第23号及び請願第28号の2件を一括して、「委員会の決定どおり不採択とすることに賛成」であることを採決し、次に、反対のある請願第24号を採決し、最後に、反対のある請願第25号を採決することとされました。
 岡野委員から請願第28号に関し、委員長報告の実施及びそれに対する質疑をしたい旨の要望があり、協議を行った結果、いずれも実施しないこととされました。

【協議】
〇岡野委員 実は、請願第28号の取り扱いをめぐって、30人学級実現とゆきとどいた教育を求める会から心外だという抗議を受けております。私どもが紹介議員になったわけですけれども、この過程において、当日委員会に行って発言をしたいという申し出を委員会に事前に行ったそうです。しかしながら、その回答がずっと引き延ばされて、されずにおって、最終的にはしょうがないので、当日、皆さんお越しになったそうです。そして、傍聴されましたが、委員長がこのことに対して発言させることを皆さんに諮っていただくこともなかった、ということが一つ。
 そして、最終的に賛否の態度をとるときに、賛成については発言がありましたけど、反対討論は一言もなく、反対の意見がないままに反対ということの採決が取り扱われ、結局は反対のほうになってしまった。何であかんのかということが、県民の方にはわからなかった。非常に心外をしてみえまして、もちろん私ども紹介議員なっておりますので、そのことに対して随分、心外という御意見を受けております。余りにも県民の意思を軽はずみに扱うのではないかとか、あかんのやったらあかん理由をはっきりさせてほしい。そのように求めてらっしゃいますので、ちょっと御議論をいただきたいと思います。

〇北川委員長 2点おしゃっていただいたと思います。請願第28号について、請願者の方としては意見を述べる場、三重県議会の場合は参考人招致という形にはなりますけれども、申し入れをしてあったけれども諮っていただけなかったというのが1点。
 2つ目が賛否の議論に際して、賛成討論はあったけれども反対の発言はなかったままに採決が行われて、結果、不採択になりましたと。ということについては、不採択の理由が請願者としては非常にわかりづらい、わからなかったというお話ですね。ここでの議論というのは。

〇岡野委員 そういうことがあったので、どのように取り計らうかも含めて、きちっとその方々の真意を私らはお伝えしなければいけないという立場で発言させていただきました。

〇北川委員長 何か具体的なアクション、要望はありますか。

〇岡野委員 どのようにして欲しいということですか。

〇北川委員長 はい。

〇山本(勝)委員 岡野委員のほうからいろいろ話がございましたが、私どもは所管外でございますので、なかなかわかりにくい話でございます。たまたま今日は傍聴に教育警察常任委員長がお見えになるので、できたらその辺のところを北川委員長が意見を求めて、お話いただくと議論がしやすいのではないかと思いますけど北川委員長いかがですか。

〇北川委員長 この中に教育警察常任委員会に所属の方がいらっしゃるのかどうか確認とれませんが、山本委員のほうから、今日は傍聴議員でたまたま村林教育警察常任委員長がお見えなので、岡野委員からお話のあった件について、説明の場をということでおっしゃっていただきましたがいかがですか。

〇三谷委員 教育警察常任委員会の議論だと思うんですが、基本的には教育警察の常任委員会運営だと思うんです。今日、岡野委員のほうからそのようなお話があったということは、議会運営委員長のほうから教育警察常任委員会のほうにこういう御意見があったということをきちっと申し伝えていただければいいと思いますが、それでは収まらないですか。

〇岡野委員 この件について、質疑する時間というのが本会議の中でないのかどうかということも議運ですから、お諮りいただきたいと思うんですけど。今まで請願に対して委員長にどうだったのかという経過を求めて正すというような機会はないのか。他の議会では確かあると思うんです。地方議会ではある場合もあると思うんです。私も実際に経験しました。しかし、三重県議会ではこういうことがあるのかどうかも含めて。

〇北川委員長 この後のルーチン的なことであれば、請願については従来、慣例的に委員長報告、質疑を省略して採決という流れになっているわけですけれども、これはあくまで慣例でそういう流れになっていますので、質疑単独というわけには恐らくいかない、お話の趣旨からすると、請願に対する委員長報告をしていただいて、それに対して質疑をするということは可能ですので、そのことはもちろんこの委員会の中で諮らせていただかなければならないわけですけれども、そういう流れで御希望ということであれば今諮らせていただきますけれども。

〇中森委員 そういうことが必要かどうかということも含めて、議運委員として判断するためには、やはり岡野委員から発言されたことの事実関係を、せっかく傍聴できている委員長がおられますので、ここではっきりとそういうことも聞いた上で、私どもが委員長報告が必要かどうか判断させていただくということとしないといけない、委員長に傍聴席から少し発言していただいたらどうですか。

〇北川委員長 山本委員、中森委員から発言をということでお話をいただきました。もう明日のことで時間がないことですので、そして内容的に把握できていないところがありますので、皆さんにお許しいただけるのであれば教育警察常任委員長にお話しいただこうと思いますがいかがですか。

                          〔「結構です」の声あり〕

〇北川委員長 村林委員長、説明をいただいてよろしいですか。

〇村林議員 発言の機会をいただきましてありがとうございます。では、経緯を簡潔にお話し申し上げます。先ほど岡野委員のほうからお話のあった団体の皆さんが私のところに要望に来られたというのは事実です。この議事堂4階の会派前の廊下へ議会事務局の職員が誘導してお見えになっておるところで会わせていただきました。参考人招致なりをして、意見陳述の場をつくっていただきたいという要望をいただきました。その場で私は回答をいたしました。回答がなかったというふうに先ほど岡野委員はおっしゃいましたけれども、一緒にいた議会事務局の職員はどなただったかわからないので、また調べて聞いてもらったらいいんですが、私が申し上げましたのは、委員長が決めることではありませんと、これは委員が決めることですと返答いたしました。
 続いて、私がどのように行動したかといいますと、まず自分の所属会派の委員の皆さんにこういう要望が来ているということをお伝えして、いかがでしょうかということを聞きました。そうしましたら昨年度、非常に濃密に議論したことでありますので、参考人招致までは必要がないと思うという御意見でありました。続いて、副委員長に御相談をいたしました。副委員長を通じて恐らく他の新政みえ所属の委員などに御相談が行ったと思っているのですけれど、副委員長からもそこまで参考人招致をする必要はないという意見が多かったとお話をいただきましたので、次は、議会事務局の書記を交えましてこういう要望をいただいていて、また委員のこういうような意向も聞いておるところなんですが、どのように委員会運営をするかということを相談いたしました。そういった中で、どちらかというと参考人招致がこれだけ必要ではないという声が多いのであれば、私はちょっと参考人招致を諮ろうかということも提案したんですけれども、あえてこういう状況であれば委員長のほうから諮るというのはちょっと不自然なのでないかと、例年どおりのまず進行をするというのが自然なのではないかという御意見をいただきましたので、副委員長や議会事務局から。当然、最後は私の判断ですけれども例年どおりの進行をするというように決めました。
 当日の進行でありますけれども例年どおりに進行する中で、御指摘のとおり確かに賛成討論のみで反対討論はなかったのですが、それは委員長のほうから反対討論を促すというのもおかしな話であります。私の勝手な想像ですけれども、昨年度、予備日まで使い参考人も招致して濃密な議論をしたのでそれ以後、事情が変わっていないということなのかなというふうに想像いたしました。当日、当委員会には紹介議員である稲森委員もおられましたので、もしも参考人招致が必要であるということであれば恐らく稲森委員が提案なさるだろうと思っておりましたので、そういう心の準備もいたしておりましたし、岡野委員も熱心に傍聴にきておられましたので、ひょっとしたら傍聴議員として発言なさるのではないかということで、傍聴議員としての発言を求められた場合の口述も手元に用意しておりましたが、そうしたことは当日起こらずに、先ほど岡野委員が指摘されたとおりの進行となりました。おっしゃるとおり反省すべき点があるとするならば、やや県民にわかりづらい結果になったということだと思うのですが、経緯としては以上であります。

〇北川委員長 村林委員長から審議の経過について、御説明いただきましたけれども委員の皆さん方で御意見ございますか。

〇岡野委員 事務局に問い合わせをしたけれども、招致をするかどうかについてはわからないというふうに把握したと本人たちは言っているんですが、その点はどうなんでしょうか。もしそれやったら来ないかもわかりませんし。

〇北川委員長 決定は委員会の議論なので、議会事務局がマルだとかバツだとか返事をさせていただくことではありませんので。

〇岡野委員 そのあたりのところが、きちっと本人たちに真意が受け止められていなかったのではないかと思うのですけれども、その齟齬がいろいろとあって結果的にはこういうことなったということになりますが。

〇北川委員長 委員の皆さん方、いかがですか。

〇前野委員 教育警察常任委員長の話を聞いて、委員会運営に何の落ち度もないスムーズな運営をされたんじゃないかと思いますが、何か瑕疵があったのかと思って聞いていたのですが、全く瑕疵もないようで本来の委員会運営にのっとってやられているので問題はないというふうに判断しました。

〇北川委員長 ほかに御意見ございますか。

〇三谷委員 本来、請願等の審議に当たっては、できるかぎり請願趣旨等は請願人からお話を伺って理解を深めるというのが基本ですし、県民から見たときに不採択ということになるならば、不採択の理由というのを明らかにしていくというのは委員会運営の中では非常に重要なことだと思います。ただ、先ほど村林委員長のほうからいろいろお話があって、全体の流れとしては委員会運営そのものに大きな瑕疵があったとは当然思いませんが、今後、議運としてはできるだけそういう活発な議論が展開できるように御指導いただくというのがいいのかなと思っております。

〇北川委員長 ほかの委員はいかがですか。

〇岡野委員 活発な議論をどのようにするかということなんですけど、参考人招致のルール化なども必要ではないのかと思うんです。こういう場合に参考人を呼ぶとかで、中だけのことですので外側から県民はどういう状態かというのはわからないということがあります。そのために傍聴に来ているわけですけれども、傍聴ですらわからないということになると、何やろという非常に疑念を感じざるを得ないわけで、やっぱり参考人招致をする場合にはこういった手順をするというような手引きにしておくとか、それから、反対があったとしてもその反対の理由すら言わずに採決に持ち込むというのは、私たちの中ではわかっていても、県民からは全くわからないんですよね、何があったんやという状態なので、やっぱりそこのところははっきりさせないと、ただ単に反対ということでよくわからないままに済んでいくと。請願なんかの場合、特にそれがあるのではないかと思うんです。せっかく請願をするということは、県民がそのことに対して期待をしているわけですよね、県議会に対して。ですのに何もなかったので不採択ですということはあり得ない話だと思うんですけど。

〇中森委員 昨年の話をぶり返すわけではないんですけども、私ども同委員会に所属した一人として、同趣旨の話で、委員会で参考人の招致を求めたんですけども、多くの委員が反対されて、反対するのも一つの意思表示、委員間討議で反対したという経緯があったわけです。それはそれとして委員会で活発に議論して反対したという、参考人招致をしないということも一つの活発な話があったということで、しかしながら、さらに予備日を使って再度、団体の参考人招致を執拗にお願いしてようやく実現したというのが昨年でありました。今回も同じことをするのかということがあったので、うちの会派は同様のことを昨年の二の舞というか、同じことをしても意味のないことだから今年は参考人招致は必要ないということをきちっと議論した上で判断していますので、参考人招致しないということも昨年度、皆さん方がされたと同じように私どもしているわけですから何ら、参考人を必ず呼ぶとかいうことは正しいということではないと思います。

〇山本(勝)委員 議論ということでございますので、こういう議論もいいと思いますけど、1点、岡野議員の参考人招致の基準を設けるとかいろいろございましたけれど、それについては委員会の委員の方々の判断というのが重視をされてくるわけでございますので、今回はやっぱり参考人招致はしようという機運もなかったのかどうかわかりませんけど、最終的にはそういうことで決まりましたから、その辺のところはもうちょっと理解されたほうがいいのではないかという気がします。
 それともう1点は、傍聴しておみえになったということでございますので、どうやって請願者の皆さん方にお話をしようかということでございますけど、紹介議員になってみえるのだから当然、議論のところにそういう意味ではもうちょっとそういうところをフィードバックされたらいいんじゃないかと、このように思います。それ以上に結果は何らかの形で請願者のところに行くかもわかりませんけど、やっぱり全体的な流れで見たら紹介議員の皆さん方の役目というのを重視していかざるを得ないと思いますので、これはこの辺のところで議論は尽くされたんではないかと思います。

〇北川委員長 参考人招致の件について、請願についてはいわゆる前さばきといったら語弊がありますけれども、政策担当者会議がございますので、政策担当者会議の御意見も聞かないといけないのかなと思いますので、こういうお話があったことはお伝えしたいと、まず1点思います。
 それから、2つ目には議会改革の流れの中で、三重県議会も可能な限り参考人招致や公聴会を開催して県民の声を聞く場を設けるという姿勢でやっておりますので、改めて各委員会において積極的に参考人招致をやっていただくということで議論を活発化させて欲しいということも改めてお話をさせていただきたいと思います。
 それと、三谷委員からもありましたけれども、いろんな経過のある請願ですから昨年度も含めていろいろ御意見があったというふうに聞かせていただいて、ただやはり県民、請願者から見たときに議論の経過がわかりにくかったというのは否めない話だと思いますので、その分については、今後、できるだけ可能な限りきちんとした議論、討論が交わせるように、これもまた、各常任委員会に申し入れをさせていただきたいと思います。以上、3点の申し入れ等をしたいと思いますけれどもそれでいかがでしょうか。

〇岡野委員 その3点は、前向きに進めていただきたいと思うのですが、もう1点だけ、請願に対する委員長報告が省略されていますけれども、ことと次第によっては、やはり委員長報告に対して質疑をするというような機会は、私が津市議会にいたときはそういう経験をしておりますので、あり得る話なのではないかと思うんですけども、なしというふうに決めつけてずっと進められてきているような、なしとして今まできているようなことがあるんですけど、そういう機会もあってもいいんじゃないかと思っているんですけど。

〇北川委員長 先ほどもお話したように、なしと決まっているわけではありません。議運でその都度、その都度、諮らせていただいていますので、今までそういう議論がなくて、結果としてなかったということなので、そういうことも含めて慣例上、省略してということで御説明しています。その都度、説明させていただいた上で進めていますので、なしということで決まっている話ではありません。

〇岡野委員 失礼しました。理解不足でございました。

〇北川委員長 傍聴にこられている山本里香議員のほうから発言を求められておりますが、いかがいたしましょうか。よろしいでしょうか。

〇山本(里)議員 今、お計らいがあって村林委員長から経過の報告をいただいて、委員会以前に動いていただいたとか、ここでは、私はわかりました。けれどもそれは委員会の中でされてないので請願者の方には先ほどのやり方というのがありましたけど、わかっていないし、昨年の参考人招致をするというのはみんなで決めて、その攻防も全部私もおりましたのでわかっておりますから、そのときは呼ぶ、呼ばないもなぜ呼ばないんだとか、なぜ呼ぶんだとかそういう論議があって、あのときは呼ばないとしたけれども、いやそれをまた呼ぶようにしたけれどもというのがあって、ちゃんと委員会の中で論議づけがあってのことだったんです。
 制度は参考人とありますけれど、私たちはこの中にいてわかっているプロであっても、県民の方は素人ですから丁寧さとか配慮とかが必要だと思うんです。物事を進めるに当たっては。そのやり方がちょっと、いろいろ配慮していただいたけれども通じなかったという点が今回のまず1つ目の大きな問題だと思うんです。だけどこれはこの議会がこのことだけでなくて、県民の皆さんに対して丁寧に優しく進められるような物事のあり方をしないといけないということを、早急に、例えば参考人に来たいという意思が出たら必ず委員会で諮るんだとか、出たらですね。そのときに決めるだとか、あとは、議論の中でのことは、昨年と同じことだから、毎年この内容であれば、こういった予算に関わることだったら、毎年、予算に対する要望はあるわけですからこれからのこともあります。ですから例えば、そこでやっぱり昨年よく勉強しているけれども、今年も会派で聞いているけれども、こうこうこうだということをやはり、委員会というのは公式の場所で、流れる場所ですので述べていただくことが必要だと思うんです。
 今回の経緯はわかりましたので、私は委員長報告でそのままを言っていただいたらいいと思うんです。今のままを。委員長報告は賛成少数で不採択ですということなんだと思います。そこで委員長に経過を求めますと言ったら、今のようにお答えいただいたらいいと思いますけれども、私は質疑をしたいと思っています。意見です。

〇北川委員長 委員長報告を求めて、質疑も希望されたいということですね。只今、山本里香傍聴議員から教育警察常任委員会の請願第28号についての委員長報告と、それに対する質疑の要望がございましたけれどもいかがいたしましょうか。

〇山本(勝)委員 委員長報告をそういう形で、山本里香議員が望まれているような発言があったんですけど、議論がなかったことを委員長報告でまた報告するというのも何か不自然なような感じがするので、その辺のところをもう少し考えたほうがいいんじゃないかと思います。議論がなかったことを委員長報告で議論をせえというようなことはやっぱりやること自体、おかしな疑問を持ったりいろいろしますので、やめたほうがいいんやないかと思います。

〇北川委員長 ほかの委員の方、どうですか。

〇中森委員 繰り返しになりますけど委員長報告というのは、議論のあったことで、それをきちっと我々他の議員に説明する必要があるというときは、議運のほうで求めてもらったらいいんですけども、委員会で議論のないことを求めるというのは何か不自然だと思いますし、全てこうやって委員長が経緯を我々の前で説明していただいたということは事実ですので、何ら議場で委員長がその経緯を説明するというのは必要ないと思います。経緯を説明することは、委員長報告としての内容ではない。本来するならば、こういう議論があって、こういう議論があって、こう決したという報告であればいいですけれど、一言しか言うことないです。一言しかない、委員長報告は。そんなことをする意味があるのかなという気がします。

〇北川委員長 ほかに御意見はいかがですか。

〇三谷委員 今、お話がありましたように委員長報告というのは、委員会での議論の経緯等々でこういう結論になりましたということを報告するというのが委員長報告です。先ほど来、お話をお伺いしていますと当該の委員会では議論がなしに結論だけが出たということが明らかになっています。どうしても委員長報告を求められるということならば、それは拒否する理由にはならないと思いますが、当然、委員長としては請願趣旨、請願の文面が出ているわけですからその請願趣旨を各委員が見た上でそれぞれの責任で賛否を明らかにされたということしか言いようがないのかと思っていまして、もし、そういう委員長報告でもいいということならば、委員長報告をするんだという話には恐らくならないと思います。

〇北川委員長 ほかの委員の方、御意見ございますか。

〇山本(勝)委員 いろいろお聞きしたら、委員長報告はしなくても別にいいやないかという受け止めをさせていただいたんで、それでいいんじゃないですか。

〇北川委員長 委員長報告としては議論の経過を報告、その中身、賛成意見、反対意見を含めてこういう議論を交わした中で、こういう結論を導きましたという報告になろうかと思うんですけれども、それだけの内容が今回は報告する内容にならないということなんですけれども、それであればあえて必要でしょうかといういくつかの委員の御意見ですけど、岡野委員いかがですか。

〇岡野委員 皆さんの意見が委員長でまとめていただいたことであると思いますので、それで結構です。

〇北川委員長 では、もうなしということで。

〇岡野委員 やらない。

〇北川委員長 何度も皆さんおっしゃっていただいていますけど、やはり議論の経過が、いろんなプロセスありますけれども最後はやはり県民の皆さん方に見える部分での丁寧な議論というのは必要だと思いますので、このことについては重ねてですが常任委員会のほうにまたお話をさせていただきますので、よろしくお願いしたいと思います。

〇津田副委員長 私から言うのも変なのかも知れませんが、山本里香議員はいいことを言っていただいて、いつも慣例のように請願に対する委員長報告はなかったんですけども、改めてこういうことも積極的にやっていくのもいいのかなと思いました。
 昨年は、参考人招致を求めたいということを私が積極的に申し出て、最終的に山本里香議員も賛同していただいて、そのときは本当に感謝申し上げたいと思うんですが、やっぱり基本的には委員の方々が議論を深めたいということで、委員の方々が参考人招致を求めたいということを委員会の場で言う、あるいは、委員の中に請願の紹介議員がそこにみえなかったら、紹介議員の方が傍聴に来ていただいて、その場で参考人招致を求めたいと言ったときから議論が始るので、紹介議員がその責任を持って請願にあたるということを再確認させていただきました。いい提案をしていただいたと思っております。ぜひとも次回からは、そういうことで活発な議会になればと思います。

〇北川委員長 請願第28号の委員長報告については、今回、省略させていただくということでよろしいでしょうか。

                          〔「はい」の声あり〕

3 意見書案の審議について
 委員会提出の意見書案4件及び議員発議の意見書案3件が資料3のとおり提出され、日本共産党の岡野議員の反対討論を5分程度で認めることとされました。
 次に、意見書案の審議については、意見書案第11号から意見書案第17号までを一括して議題とし、議事進行上、趣旨説明並びに質疑を省略し、議員発議の意見書案第15号から意見書案第17号までについては委員会付託を省略し、岡野議員の反対討論を行った後、起立により採決することとされました。
 なお、採決は4回に分け、まず初めに反対のない意見書案第13号から意見書案第15号まで及び意見書案第17号の4件を一括して採決し、次に、反対のある意見書案第11号を採決し、次に、反対のある意見書案12号を採決し、最後に、反対のある意見書案第16号を採決することとされました。

4 追加提出予定議案について
 19日の本会議に知事から追加提出が予定されている議案1件、認定議案13件について、資料4により副知事及び総務部長から説明がありました。
 なお、追加提出予定議案については、それぞれ19日の本会議に上程することとし、人事同意議案については、知事から提案説明を受けた後、議事進行上、質疑並びに委員会付託を省略し、直ちに起立により採決することとし、一般会計・特別会計決算認定議案の審議については、認定議案13件を一括して議題とし、知事から提案説明を受けた後、議事進行上、質疑を省略し、予算決算常任委員会に付託することとされました。
 また、一般会計・特別会計決算認定議案については、議案聴取会に代え、予算決算常任委員会において補充説明を受けることとされました。

5 常任委員会の調査事項に関する報告について
 戦略企画雇用経済常任委員会の委員長から、委員会における調査事項について報告を行いたい旨、議長に申し出があり、19日の本会議でこれを認めることとされました。

6 議員派遣について
 議員派遣4件が資料5のとおり提出され、19日の本会議で採決することとされました。

【発言】
〇彦坂委員 3番の第8回全国自治体議会改革推進シンポジウムなんですけども、この日は四日市港管理組合議会の調査が入っておりますので、何名か外れますので、細かいことですけど。

〇北川委員長 確認ですが、議員派遣という形になりますが、結果として欠席という扱いになりますがよろしいでしょうか。

〇彦坂委員 はい。

7 全員協議会について
 10月26日(水)予算決算常任委員会終了後に「平成28年度定期監査結果について」が、開催されることが報告されました。

8 10月19日の議事予定について
 資料6の順序で取り進めることとされました。

9 次回の議会運営委員会について
 特に協議事項が出てこない限り、追加提出予定議案等の議事について協議するため、11月14日に開催することとされました。

10 その他
 中村議長から本日の請願第28号に関する議論は委員長会議等で伝えていきたい旨の発言がありました。

【発言】
〇中村議長 委員会のあり方について、貴重な議論であったと思いますし、県民目線から大変大事な議論であったと思いますので、また委員長会議等でしっかり伝えていきたいと考えています。

 

〔閉会の宣告〕

 

三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。

議会運営委員長  北川 裕之

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