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平成28年7月28日 子どもの貧困対策調査特別委員会 会議録

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子どもの貧困対策調査特別委員会

会 議 録

(開 会 中)

 
開催年月日     平成28年7月28日(木) 自 午前10時2分~至 午前11時26分

会  議  室     201委員会室

出 席 委 員     9名

             委 員 長    藤根 正典

             副委員長     田中 祐治

             委    員    中瀬古 初美

             委    員    山内 道明

             委    員    稲森 稔尚

             委    員    小島 智子

             委    員    北川 裕之

             委    員    青木 謙順

             委    員    水谷   隆

欠 席 委 員     なし

出席説明員     なし

委員会書記

             議  事  課  班長  中村 晃康

             企画法務課  主任  森岡 佳代

傍 聴 議 員     1名

                       岡野 恵美

県 政 記 者     なし

傍  聴  者     なし

協議事項

Ⅰ 今後の委員会の進め方について

 1 論点等の整理について

 2 その他

Ⅱ 次回の委員会について

 

【会議の経過とその結果】

 

〔開会の宣言〕

 

Ⅰ 今後の委員会の進め方について

 1 論点等の整理について

〇藤根委員長 それでは、お手元に配付の資料1、今後の委員会で議論を深めていくべき論点等の整理についてをごらんください。
 事前に委員の皆様から提出いただきました御意見をまとめた資料です。
 それでは、重点調査項目の項目別に提出いただいた御意見について、各委員から趣旨等を説明いただいて、その後意見交換をいたしたいと存じますので、よろしくお願いいたします。
 まず、1枚目の①学習支援と子どもの居場所づくりについてに関しまして、中瀬古委員から順にお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。

〇中瀬古委員 では、学習支援と子どもの居場所づくりについてなんですが、そのようにこう一言大きく言いましても、そこをどういうふうに深めていくべきかということで、学校をプラットホームにしたという言葉がありますけれども、一概にそのように言いましても、学校といっても、私の中でやはりそれぞれの子どもたちの学校という意味では、小学校、中学校、そして高校っていう形で、それぞれ全く子どもたちの成長段階での教育の部分というのが違いますので、ここではやっぱりライフステージ別でというところが必要なのかなというふうに思いました。その環境の整備をしていく中で、申し上げたライフステージ別で考えたほうがわかりやすいとか、すっきりするとか、そういうところかなと思ったんですが、ただそうなってくるとやっぱり学校になるんですが、学校だけでは、学校に全てをということにやっぱりいかないと思います。学校で朝食ということを、福岡県でもありましたけれども、過去に、現在もですけれどもありますが、試みがあるもの、朝日新聞の女性記者の方の話を聞かせていただきましたら、やっぱりその学校だけで、学校で把握をしてることがすごく多くても、やはりそこの中に地域の方々がどんなふうにかかわっていくかというところと、そしてやっぱりそこの部分だけでもやはりだめですので、いわゆる行政のほうがどんなふうにそこと連携をこうしていくかということがすごく大事なのかなというふうに思いました。そういうところから、地域だけとか、そういう部分だけでなくて、一つのこう居場所をつくるっていうのだけではだめなんですけれども、学校をプラットホームにしたときには、地域であるとか、行政であるとか、いろんなところがかかわっていくその連携がとても大事ではないかと思い、今回このように書かせていただきました。
 あと、そういう意味では、放課後、子ども教室のほうなんですが、それはまた学童のほうの児童教室のほうとはまた、児童クラブのほうとはまた別なところなので、その部分での居場所というところも長期の休暇とかにおいては大事になってくるのかなと思って、考えました。
 あんまりまとまってなくて申しわけないですが、以上です。
 済みません、それともう1点、やはり学校単位となってくると、あとスクールカウンセラーの方とか、ソーシャルワーカーっていう方々の存在が欠かせないというふうには思っていますが、そちらのほうの充実というのも必要なんですが、なかなか難しいのかなというふうに思ってます。
 ありがとうございました。

〇山内委員 ①の子ども食堂の推進についてのところなんですけども、今回視察に行かせていただいた太陽の家のほうで様々御意見お聞かせいただきまして、一定の効果とともに、課題も非常にしっかりと見えているのかなという部分がありましたので、そういった課題を克服する上では、推進していく以外に実際実績を積んでいく以外ないのかなという思いもありまして、特にこの必要な子どもたちに本当に届けることができるのかどうかというところがポイントだったというふうに思うんですけども、実際にはやっていく中でしっかりとモデルケースという形で確立をしていく中で横展開をしていく必要があるのかなという思いから、1つには、こういった子ども食堂について、一つのモデルケースとして、バックアップをしていくような形が大事なんじゃないかなという意見です。

〇稲森委員 ①-3に書かせていただいたんですけども、桑名の子ども食堂で聞かせていただいた課題の中で、「貧困層に届けることができるのか」ということと、「貧しい家庭の子ばかりが集まる場」であるという偏見が根強かったというふうに、こう聞かせてもらったんですけど、貧困家庭であるとか所得に特にこだわることなく、全ての子どもたちが集うことができる居場所が必要ではないかというふうに思いまして、その結果、貧困家庭にも届けばいいのかなというふうに思いました。
 また、そういう偏見が根強いということで、この貧困問題は親だとか家庭の責任ではなく、社会全体で解決していかなければならない問題として、もっとそういう問題が社会問題としてあるということを周知、啓発に力を入れていく必要があるというふうに思いました。
 以上です。

〇小島委員 失礼します。
 ①-4と書いてあるところの就学援助の入学準備金支度金の支給時期についてですけれども、2学期の支出っていうのはかなり家計を圧迫するというふうに思っていまして、で、これを前年度内支給をすることが支援につながるというふうに思います。で、現実に支給している市が、他県ですけれども、3つぐらいあったかなというふうに思うので、どういうスキームでそれができているのかまだ調査できてなくて、わかってないんですが、それが知りたいなというふうにも思いますし、前年度支給のために何か県が例えば一旦立てかえるだとか、そういうことが必要であればそのあたりも考えて、実際に入学をしていくときに、経済的な理由によって諦めたりすることがないようにということを具体につくっていってはどうかというふうに1つ考えました。
 それから、もう一つが子どもの居場所づくりと書いたんですが、割と小さい年齢の子どもたちっていうのはいろんな人の目が入るし、子ども食堂もそうです、お母さんたちが子どもを連れていくとかいうことは可能ですが、中学生、高校生期の子どもたちがいろんなことを思っているにもかかわらず、そのことでもって自分で行く場所がないなというふうに考えています。で、虐待を受けた子どもが虐待を受けているというふうに申し出たにもかかわらず、それがうまく受け入れられなかったために、残念ながら自死を選ぶということが少し前にあったというふうにも思っていますけれども、ああいうことや、あとやっぱり親のことも相談できるとか、進路のこともとか、子どもの相談ワンストップ支援センターみたいなイメージっていうのがこれから必要ではないかなというふうにも考えましたので、そこに子どもの居場所づくりとして、特に「中高生期」というふうにして書かせていただきました。
 以上です。

〇北川委員 項目の説明の前に、先般から県内調査を行かせていただいて、いろいろ聞かせていただいたわけですけども、私自身の勉強不足もあって、まだ何かこう貧困の実態全体、全体像と言ったらおかしいですけど、貧困の実態の中身について、もう少し突っ込んで、生の実態把握がまだまだ必要なのかなっていう、個人的な印象は持ってます。
 書かせていただいたのは、以前からお話ししているように、経済的な面で直接的なフォローっていう意味合いで、就学援助もあるわけですけれども、聞かせていただくと、まだまだいろんな活動に障害が、修学旅行が行けなかったりだとか、あるいは部活でも。この間の里山学院でもそうでしたけど、低コストの部活には行けるけども、お金がかかる部活にはやっぱり参加できない、そんなふうに先生がおっしゃってました。果たして今の状態が十分なのかどうかっていうのを少し、もう少しまだまだ増額っていうか、フォローが必要なんじゃないかなっていうのは1つあります。
 それから、入学支度金の話は小島委員も言われている話なので、これは1つ課題かなと思ってますし、それから、給付型の奨学金の創設というのは、これはもう今、国もいろいろ議論が進んでる話ですから、残念ながら予算化ができませんでしたけれども、これは国、県、ひょっとしたら部分的にであれば、県も取り組める部分もあるかもわかりませんので、こういう部分は要望として上げていきたいなと思ってます。
 それから、居場所づくりについては、市町単位での子どもの居場所づくりを急ぐべきとは書かせていただいたんですけれども、子ども食堂なんかでも先ほどお話があったように、本当に貧困で食べるのに窮してる子ども、家庭に届いてるかっていうと、なかなかそこまでは至ってないっていうお話も太陽の家ではありましたし、学習支援なんかでも本当に必要な子どもに提供できてるかっていうと、実態はなかなかそうではないっていうような話も聞きます。居場所にしても、あるいは学習支援にしても、そういう子どもに、実際に困ってる子どもたちが行ける、あるいは届くあり方っていうのをもう少しやっぱり追求してみないといけないのかなって、居場所も、ただ受け皿がありゃいいっていう話じゃ多分ないと思うので、いろんな方が自由に行ける、稲森委員も書かれてますけど、そういう場面がいいのか、あるいはそれが場所として、地域がいいのか、学校がプラットホームっていう限りは、ひょっとしたら学校っていうのも一つの居場所づくりとして考えるべきなのかな。食堂なんかも話に出てるように、学校で朝食を提供したりだとかいう話も他県では出てるわけですから、そういう取組がいいのかどうかという議論も少し深めたいなというふうに思ってます。
 最後に、児童養護施設退所後の自立支援も重要というふうには書かしてもらいました。これは里山学院でお話があった話だったので書かしてもらったんですけど、児童養護施設の退所にかかわらず、いわゆるその高校卒業後のフォロー、それは施設だけじゃなくて、例えば不登校だとか、あるいは中退だとか、生活保護家庭も含めて、その先のフォローを誰がどうしていくかっていうシステムがきちんと仕組みづくりができてないというふうに思いますので、そういう仕組みづくりの提言というのは必要なのかなというふうに思いました。
 以上です。

〇青木委員 最初のテーマとしては、「子どもにとって安心で効果的な対策について」考えたらどうかっていうことで、最初の3つについては執行部の説明の中にもありましたけども、地域未来塾、それからスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、で、自尊感情や学習意欲を高めるための子ども支援ネットワークなどなどやり始めてもらっているので、それを充実、拡大するべき、まずはそれを思ってます。国の後押しもあると思います。
 それから4つ目、ちょっと観点は違うんですけども、放課後わかる授業は当然授業の中で推進してもらっているわけでありますけども、その放課後の使い方で、子ども教室とか、それから放課後児童クラブとかあるんですけども、そういったところから観点を変えて、例えば図書室の利用、本を借りるだけの図書室の利用じゃなくて、高校や大学のようなそういう自習できるようなスペースを確保して、なかなか家庭に戻ると勉強ができる環境にないとか、そういったことがあるやに思うので、そういったところで、例えばPCを使った基礎基本の、ある面ではこうまだ基礎基本ができてなく、ついてはその定着を繰り返しできるような、またさらに、発展的学習が推進できるとか、そういったことが具体的にできないのかなと思ったりします。
 最後、ちょっと特別能力が高い子どもがみえるとしたら、社会のリーダーとして育てていく必要があるとしたら、そういった夢や希望をあきらめなくてもいい、貧困によって埋もれていかないように何とかできないだろうかと。
 以上でございます。

〇水谷委員 これのテーマをいただいたときから、地元の学校とかその辺を少し調べました。そしたらいなべ市のほうでは、いろいろ県の事業とあわせて市の事業でいろいろ取組を始めておったということがわかりまして、初めてそこで知ったわけですけども、いろんな、いなべ市は空き校舎がようけあるわけやね。そこで放課後児童教育とか、それにかけてその後貧困を対象としたということにしないで、いろいろな勉強、学習ができない児童たちを集めて、そこでいろいろこう先生方で教育をしているというようなことも、実態がわかってきました。そういった中で、やっぱり子どもの生活、学習支援のためのNPO、ボランティア等の活用や組織づくりが必要でなかろうかというふうに思ったわけです。特に、桑名市の子ども食堂等を見させていただきまして、実際貧困の方がそこへ行ってるということではないんですけども、そういう場を何とかつくっていくということが必要ではなかろうかと。特に、子どもの基本的な生活習慣の習得を支援するためには、福祉や教育の専門機関だけではなくて、あるいは親だけが教育も子育てをするだけでなくして、やっぱり地域全体で取り組む必要があるのではなかろうかということで、学習、保育終了後の夕方から夜、特にこれがちょっと調べたら京都ではですね、夜ショートステイとか、初めて聞く言葉やけども、トワイライトステイとか、そういうようなことをやり始めているということで、特にそういった時間帯でどうしても家庭でできない方をそういうところでやっていく必要があるのではなかろうかと。そしてまた、今の夏休み期間ですね、こういった時間のときでもそういうものをやっていく必要があるのではなかろうかと。で、特にその調理実習とか、食事の提供というものは、既存の子どもが食堂というものを中心に行っていて、そこに県内の大学生とかボランティア等の活用による学習支援を加えていくといいのではなかろうかということで、行政と地域資源を生かしたNPO、ボランティア活動、そういった体制整備が必要であるというふうに思いました。
 子ども食堂、まだまだこれからでしょうけども、これについても実態をどのようにやっていくかということを考えながら、もう少し設置を推進していってはどうかなという気がしたんで、そういうことを挙げさせていただきました。
 以上でございます。

〇田中副委員長 ①-9です。学習支援や食事の提供も可能な居場所づくりというふうにテーマをさせていただきました。放課後児童クラブ等が今現在、子どもたちの居場所づくりの一つになっているわけですけども、そこが終われば家へ帰っても誰もいないという状況があるわけで、その中でできたら放課後児童クラブの時間延長とか、先ほど水谷委員も言われましたけども、トワイライトステイ、ショートステイの話が出ましたけども、ひとり親家庭の子どものこの生活習慣の習得とか、学習の支援や食事の提供等ができる居場所づくりの設置も必要ではないかというふうに思って、こういうふうに書かせていただきました。
 以上です。

〇藤根委員長 最後、10、11は私ですが、学校を貧困対策のプラットホームとしていくためにというふうに書いてありますけども、三重県子どもの貧困対策計画が学校をプラットホームとして進めるということを打ち出している以上、やっぱり学校というものを機能を強化していく方向が必要だろうなと。スクールカウンセラーとかスクールソーシャルワーカーというようなところもいろいろ打ち出していただいたり、学習支援といった部分もありますけども、その学校内の体制と、それから、現在、今も実際子どもたちには接していただいてますんで、その今の体制がどうなのか、それで、学校外との協力が今のままでいいのかどうかといったようなところを含めて、福祉の関係の方とか、地域や市民団体の方とか、そういった方とかもいかに強化していくのかといったようなところが必要なんじゃないかなという思いで書かしていただいたのが1点目です。
 それから最後は、教育機会の提供ということで、給付型奨学金についての必要性というのが国のほうでも今後具体的に議論がされていくのかなというふうにも思っていますが、そういった必要性についても私たちも議論が必要ではないかなというようなところで書かせていただきました。
 以上です。
 御説明いただいてありがとうございました。
 それでは、この①に関しまして、論点等を整理していきたいと思います。
 今御説明を聞いていただいた中で、今後この委員会としてこの①の柱について、少し突っ込んで話ししていくというようなところの整理をさせていただきたいんですが、御意見はいかがでしょうか。

〇小島委員 今までの皆さんの聞かせていただいて、このあたりかなっていうようなことでいいんですかね。
 3つ。1つは、学習支援、子ども食堂も含んで、子どもの居場所づくり。それから、2つ目が入学支度金、奨学金を含めた経済的な施策。3つ目が、やっぱり学校をプラットホームですので、さっき委員長が言われた最後の学校の組織とか他との連携とか、まとめるとこの3つに大きく区分されるかなというふうには思いましたが、いかがでしょうか。その中でやっぱりもっと細かく調査をして、結論を出すべきことっていうのを選んでいく必要はあるというふうに思いますけれども。

〇藤根委員長 ほかの方はいかがでしょうか。

〇水谷委員 今小島委員がおっしゃったことでいいと思いますけども、私は、学校のプラットホーム化というのは、学校の包括的なところで。

〇藤根委員長 なるほど。

〇水谷委員 支援というものをということで挙げさせてもろたんやけど、そういうところでもいいのではなかろうかというふうに私は思います。これは皆さんの意見でまとめていただけりゃいいんですけどもね。あとはそのとおりだと思うし、子ども食堂というのは一つの大きな手段になってくるのかなというふうに思います。もちろんそういうことをやっていくためには、NPOとかボランティアの方々の協力も当然必要であろうというふうに思いますんで、その辺をどういう形で提言していくかと、こういうことだと思うんで、ぜひよろしくお願いしたいと思います。

〇藤根委員長 学校プラットホームは、1の柱なのか2の柱なのか。

〇水谷委員 まあそうです。

〇藤根委員長 今後話しながらというような形でよろしいですか。

〇水谷委員 はい。

〇藤根委員長 ほかいかがでしょうか。

〇山内委員 私も、先ほどの皆さんの御意見とほぼ近い部分なんですけど、やっぱり学校のプラットホームとしたという部分にありますんで、そこに関する調査、対策をしっかりと深めていく必要があるかなという部分と、私も児童養護施設の退所者の自立支援、先ほど北川委員のほうからありましたが、包括的なほうで挙げさせていただきましたので、ちょっとそちらの部分でも協議いただければという部分はあります。
 それから、就学援助の入学準備金の支給時期について、非常に具体的な部分になってきますので、可能であればここはしっかりと議論を深めて、実現に持っていけたらなという思いがあります。
 居場所という部分では、やっぱり子ども食堂等ですね、あと学習支援の場等に関することというところで、そういったところでいいのではないかというふうに思っています。

〇藤根委員長 ほかにいかがでしょうか。

〇小島委員 プラットホーム、学校のことは1でも2でも私はどちらでもいいかなというふうに思うので、水谷委員言われたように2でもいいかなと思うんですが、そのときに、北川委員言われましたけれども、例えば高校を中退した後のことや、それから働くということに結びつくということを考えれば、定時制、通信制の卒業後の進路保障がどうなってるかというあたりというのは、私は提言していくについてはもうちょっと事実を知りたいなというふうに思います。前回、教育委員会の話の中でそれは出てなかったように思うので、もし可能であればそういうことも調査した上で、どうプラットホーム化するかっていうことをぜひ提言させていただけたらと思います。

〇水谷委員 今、小島委員が言ってた事実を知りたいと、これはね、全てにおいてそうなんだと僕は思うんですよ。例えば貧困が今、16%以上いるというふうに言われておりますよね。で、非常に申しわけないけど、僕、そこまでの方が今私の周りのいなべ市、東員町の中で実際どういう人が貧困というのは全然わからないんよ。たまたまこの前、NHKテレビを朝見てたら、愛知県がいろいろな取組をし始めてるんだよね、今。その中でもアンケートをとったり、あるいは直接面接に入ったり、いろいろなことをやるということが出ておりました。だから、そういうこともやっぱりやっていかないと、貧困貧困て、もちろんこれ大変な状況の中で取り組んでいく必要があるんですけども、その辺の実態が全然僕はわからないの。学校の先生をやってみえた方はわかるかもしれませんけども、特にいなべ市のほうでいろいろ聞いたんだけども、正直なところ、いなべの市としても、家庭に入って面接したり、あるいは、そのいろんな調査もし始めているというのを聞いてるんですよ。その中で、全てが全て貧困の方かというと、そうでもない。シングルマザーの人が貧困かというても、そうでもない。ちゃんとお父さんもお母さんもおって、家庭の中でそういう教育についてなかなか議論もされてない、ほっちらかしやと、そういう方も逆に貧困な家庭もあるというふうに、いろいろ調査の結果が出てるみたいです。だからそういうことも含めて、やっぱり少し知りたいなと僕も思うんですよ。この貧困対策特別委員会ができてからやっと私も動き出したんで、なかなかその辺の実態がつかめてないのが実情ですんで、そういうこともやっぱりいろいろ調査したいなということで、教育委員会からもお聞きするとかね、そんなこともぜひお願いしたいなというふうに思います。

〇藤根委員長 委員会としての活動としてという意味合いでよろしいんですか。

〇水谷委員 そうです。だから、そこである程度実態が把握できたら次に提言もできることがあるという気がしたんで、今ちょっと言わせていただきました。

〇藤根委員長 ありがとうございます。
 ほか御意見は。

〇北川委員 どうでもいい話なんですけど、初めに立てた3つの論点について、包括的な支援のあり方ってどう捉えるかというのはちょっと私も整理がついてなくて、結局、これ、言葉として国の大綱から県の貧困対策の計画からずっとおりてきてる枠組みなので、で、学校をプラットホームにして云々という部分はやっぱり①番の項目にどっちかというと計画の中には入ってるので、で、包括的支援て結局相談窓口とか市町の中のいろんな機関の連携だとか、何かそんな部分なのかなっていう感じがするので、もう初めにつくった論点は論点として、今、先ほど小島委員が子どもの居場所と、それから直接的な経済支援と、それから学校のプラットホーム化っていうことで3点挙げていただいたので、もうどっちかというとそれに絞って、あんまり枠にとらわれず、そこを論点にするという形におさめといたほうが話がしやすいかなって思いました。

〇藤根委員長 ありがとうございます。

〇水谷委員 確かに、今、北川委員がおっしゃったとおりなんですよ。包括支援というふうに、どういうことを書いていいのか僕も正直なところわからなかった。だから、こういうプラットホーム化という言葉もあったし、こういうことで、学校が中心にならなければいけないということが当然ありますんで、これはだから私も別に①の項目、②の項目にこだわることなくで結構でございますんで。

〇藤根委員長 わかりました。ありがとうございます。いかがでしょうか。
 ほかに御意見もないようでしたら、①の柱については、小島委員からもございましたが、子ども食堂等も含めて子どもの居場所づくりについて、どういうふうに進めて、考えていくのがいいのか。直接的な経済支援というような形で、就学援助の部分も出していただきました。そこらあたりも含めて考えていってはどうかというのが2点目。で、3つ目として、学校をプラットホームとするということについてのその機能の強化であったり、内容の充実というあたりのところについての議論を進めるというような形になろうかなというふうに思うんですが、その3点をまた今後整理していくというふうな形でよろしいですか。

                〔「異議なし」の声あり〕

〇北川委員 すいません、全くそのとおりで結構なんですけど、居場所の部分については、学習支援にしても子ども食堂にしても何度も出てるように、実際に届くかどうかという部分を目線にっていう部分は意識しておきたいなっていうのと、それから、先ほど小島委員も言われた、卒業後のフォローの部分は、この3つの項目でいくと学校プラットホームかな。

〇藤根委員長 というふうに思います。

〇北川委員 それには含んでもらうという理解だけ確認を。済みません。

                〔「そうですね」の声あり〕

〇藤根委員長 今、北川委員から意見がございましたが、高校を中退してしまう子どもたちが実際おります。それから、卒業したとしても仕事からリタイヤしてしまうといったような状況もあるといった中で、そういうこともその学校をプラットホームというところに含めた中で議論をしていくというようなところで、含めてくということでよろしいですか。

                〔「はい」の声あり〕

〇藤根委員長 では、その3つということで確認をさせていただきます。
 では次に、2枚目の②の包括的な支援のあり方についてなんですが、先ほど来、①、②の重なりぐあいも御意見も御指摘もございましたが、また同じように中瀬古委員のほうから順に御説明をしていただきたいなというふうに思います。よろしくお願いします。

〇中瀬古委員 包括的な支援のあり方ということで、どこをどんなふうに包括的というと、本当にこう幅が広くなってくるんですが、それを考えたときに、子どもの貧困を経済的困窮とかも当然ながら、そういうものだけを捉えるのではなくて、書かせていただいたように、この社会的な孤立とか、健康上の問題からその成長環境全般にわたる複合的な課題というふうに捉えたときに、健康と生活っていう支援が大事になってくるのかなと思いまして、で、私の中でのそのキーワードとしては、切れ目のない支援というところと、それから健康格差の縮小を図っていくっていうところを考えました。で、これは一つの例として、貧困とそれから虐待などネグレクトの部分が出てくるところでも、口の中を見るとネグレクトが見えてくる、で、放置をされることが多くなってくる、そして、それを未然に防ぐとか、早い段階で見つけることによって、その子どもたちの健康を守っていくということが考えられると思います。それは最終的には医療費の削減にもつながってくるっていう部分にも出てくるんではなかろうかというふうにも思うところも大きいですので、そういう意味での健康というところにちょっと重きを置く考えをここでは出しました。

〇山内委員 私は、②-2の児童養護施設退所者の自立支援です。
 退所者の場合、退学率や離職率が青年一般より高い傾向にあるということで、今、国のほうでも自立支援資金の貸付制度の創設に動いてるということがあると思いますので、県としてこういったところにもあわせて柔軟な制度を推進していったらどうかという提案です。

〇藤根委員長 ありがとうございます。

〇稲森委員 ②-3なんですけれども、社会的養護、児童養護施設、里親家庭の高校進学率、大学の進学率が低くて、中退率や離職率もいずれも高くなっているという点についてもっと着目をすべきであるというふうに思いました。こういう退所後の自立に当たっても、貸し付けの制度ということだったり、貸与型の奨学金制度があるんですけれども、そうではなく、給付型の経済支援をやっていくべきだと思いますし、就職した後のサポートをしていく自立相談支援員を県独自で制度化することが必要だというふうに思いました。
 その下は特に深い意味はないんですけども、お金持ちの方々がため込んだ富を分配せよという思いを盛り込んだだけで、深い意味はそんなにないんですけども、行政も伊勢志摩サミットであれだけお金を集めたんだったら、本当に困っているところのためにこそ汗を流すべきだというふうな思いもありましたので、サミットと絡めてということで入れ込んだのでというだけです。
 以上です。

〇小島委員 私も、自立支援相談員の配置についてを書かせていただきましたが、里山学院でお話を聞いたときに、やっぱりなかなか退所後厳しいなというのは実際のとこやと思うので、そのつなぎの役目をする人っていうのは絶対に必要だなっていうふうに思ったので、そのことを書かせていただいたのと、よくよく見ますと、3番目の就労支援に書いたことが多分この包括的な支援に入ってるみたいなので、そっちもあわせてお話しさせていただいていいですか。

〇藤根委員長 はい。

〇小島委員 ③の就労支援て書いたんですが、これは多分包括的な支援のほうに入れたほうがいいのかなと思って、③-4ていうところで日常生活支援事業のあり方についてっていうふうに書かせていただきました。ひとり親家庭等日常生活支援事業っていうのがあって、これを、これは市町がやるんですけれども、全市町で取り組まれるようにっていうことで県が進めようというふうにしていますが、実際その使ってみえる方たちに聞くと、ファミリーサポートっていう制度が一方であって、でもファミリーサポートセンターは結構1時間高いんですよね。なので、その生活支援事業を使おうというんだけれども、余りにも使い勝手が悪いので、この辺ファミリーサポートセンターとうまく連携をして、使いやすい制度にならんかなっていうような御意見もお聞きをしたので、その辺ももうちょっと詳しく調査をして、実際に使える制度にすべきではないかなというふうに思ったので、書かせていただきました。包括的な支援のほうに入れさせていただきます。

〇北川委員 市町におけるネットワークづくり、「それぞれの市町が持つ地域資源をベースに、支援のネットワークをつくることが重要」。本当に言葉だけですけど。念頭には、名張市なんかが取り組んでる、中瀬古委員も書かれてますけど、地域版ネウボラということで、妊娠から出産、子育てまでの切れ目のない支援ていうのをやってるわけですけど、地元のことで言うと、実感としてあるのは、例えば名張市の場合ですと15の地区があって、それぞれの地域づくり、まちづくりが物すごく進んでて、それがもういろんな分野のプラットホームになるという形ができ上がってるもんですから、それがよそでも同じものが成り立つかっていうと、これがまた地域によって全然違うので、同じような考え方で、やっぱり地域地域で見ていかないかんのかなという、ちょっとざくっとした話を書かしてもらいました。
 スクールソーシャルワーカーについては、これもどこに書こうか迷ったんですけど、計画の中では包括的支援の中に書かれてたので、私は、どっちかというと学校をプラットホームにっていう部分であれば、そこに含めたほうが議論がしやすいのかなというふうに思います。SSWの話はやっぱりもっともっと増やしていくべきだという声は、いろんな場面で聞かしてもらうんですけれども、それも本当にそうなのかどうか、必要なのかどうかというのは、ぜひ今9名いらっしゃるということですが、実際に活動されているスクールソーシャルワーカーの方に、あり方なり抱えていらっしゃる課題なり、見えてるものがあればぜひ教えてもらいたいなというふうに思ってまして、委員会でやるのか個人的にお聞きするのかは別にして、きちんとお話を聞きたいなというふうに思っています。スクールソーシャルワーカーについては、いつも文部科学省が増やす増やすと言いながら、予算案も上げる上げると言いながら、増やしていただいたのは事実ですけれども、まだまだ不足してて、包括的支援という意味では、学校の先生方が幾らプラットホームになったとしても、全ての福祉的なサポートに熟知をしていて、つなげていけるかというとそういうわけではありませんので、そういう意味合いからやっぱりSSWがもっと必要やねっていう議論がいつも出てくるんで、理想は中学校単位ぐらいであるのが一番いいんでしょうけれども、現状から考えるととてもそこまでは行きませんから、市町教育委員会単位ぐらいまでは増やしていきたいなっていうふうに思ってます。
 以上です。

〇青木委員 言いにくくなりましたけど、言葉だけではないんですけども、子どもが直接報われる支援のあり方についてということで、しっかりと追求すべきではないかと思います。「どんな状況にあっても」というちょっとソフトに書いてますけど、結局、どんな親にめぐり合ってもというか、未来の子どもらが報われる支援についてですから、いわゆるお金は色はついてませんので、その支援がパチンコ代にかわったりとか、そういったことになっていくと子どもに直接かかわってこないわけでありますので、そういったところのきちっとした制度を三重県としてもどう考えていくかということは追求していく必要があるんではないかなと思ってます。
 それから、里親制度、まだまだ里親っていうと養子縁組を前提としているという、錯覚の言葉でもありまして、まだまだ。そうやったところで、いろんな多様な方法というか、子どもを育てるために自分が力を貸そうというようないろんな方法もあると思いますので、里親制度の周知とそれから多様な利用方法の研究というのを書かせてもらいました。
 以上です。

〇水谷委員 ②-7番で、学校をプラットホームとした総合的な子どもの貧困対策という形でここに挙げさせていただきました。要するに、学校を核として、様々な関係者や専門家がつながり、子どもたちを多面的にサポートするということで、学校教育による学力の保障、学校を窓口とした関係機関等の連携、地域による学習支援などをするべきだと。そして、学校、行政、関係機関団体等が各種相談や取組を通じ得た情報を共有、活用して、貧困状況にある保護者を早期に発見すると。そして、包括的、一元的に支援が行われる体制整備が必要と考えるということで書かせていただきました。要するに、今、いろんな地域で、学校もいろんな形で、我々の時代とは使い方が随分変わってきておりますんで、そういったことを地域の中でしっかりと取り組んでいくということが必要であるというふうに思ったので、ここに挙げさせていただきました。
 以上です。

〇田中副委員長 ②-8ですけども、子どもの健康と環境ということで取り上げさせていただきました。貧困は子どもたちの健康に悪影響を与えているというふうに、こう言われてるわけですけども、実態は顕在化しているデータしかないというふうに思っております。そんな中で、もう少し掘り下げて潜在化している実態を調査して、健康格差対策等を講じてく必要があるんではないかというふうに思います。
 以上です。

〇藤根委員長 ②-9は私ですが、子育てから就労手前までの支援ていう書き方をしてありますが、今日のいろいろなお話を聞いても、やはり就労後も必要じゃないかというようなお話もございましたが、中瀬古委員も「妊娠期から切れ目のない支援」という表現をされておりますし、ほかの方の発言にもあったかと思うんですけども、肝心なのは貧困の連鎖という部分をいかに子どもたちの次の世代へ送っていかないかというところが大事なんじゃないかなというふうに思います。そういう意味で、今の家庭をどう支援していくかということになるんやと思うんですけども、今ある制度っていうのは、国の制度もあれば県の制度もあれば市町の支援もあるというような形で、本当に様々な支援が実際に行われている部分もあると思うんですが、そういったところがこう、先ほど小島委員がその一つの事業、日常生活支援事業ということでお話ありましたけども、その実際に効果のある内容としてうまく機能しているのかというあたりは、1つ1つの事業まで私たちがかかわることは無理だというふうには思うんですけども、やはりそういうより効果的な支援というのはどうしていくのかというあたりのところの投げかけというか、そういうところはもっとしていく必要があるんじゃないかなっていうところで書かせていただきました。
 それから、稲森委員のほうから、貧困家庭の、①のところであったと思うんですけども、貧困家庭への偏見といいますか、その方たちが周りからどう見られとるのかというようなところで、なかなか支援に対する姿勢というのも難しいところもあるんじゃないかなというようなところも思いまして、やはり貧困家庭のプライバシーというか、そういった保護、偏見をなくすための周知であったりというところを考えていく必要があるんじゃないかなという思いで書かせていただきました。
 以上です。
 御説明ありがとうございました。
 それでは、論点等の整理をさせていただきたいと思いますが、御意見をお伺いしたいと思います。

〇山内委員 そのキーワードとして感じたのは、健康と生活という部分かなという思いがありまして、特に健康の部分では②-8にありますように、貧困が子どもたちの健康に悪影響を与えていると、こう、ところから、生活実態の調査をもうちょっと深めて、どういった具体的な対策が必要かっていうところを深く掘り下げていく必要があるのかなっていう部分と、あとは小島委員のほうからもありましたように、様々なサポート体制というか、支援がある中で、それが本当に運用面において使い勝手のいいものになっているかどうかという部分も含めて、その生活支援のサポートというところもきちっと深く掘り下げていく必要があるのかなという思いがあります。

〇藤根委員長 ありがとうございました。
 ほか、御意見。

〇北川委員 なかなか頭が回らなくて整理がつかないんですけど、包括的支援のあり方ということにこだわらないのであればですよ、ちょっとそんなこと言わんといてって言われるか、ごめんなさいね。ちょっとイレギュラーな話してしまいますけど、例えば自立支援資金の貸付制度の創設、これは退所者の部分の話やとか、それから給付型の経済的支援だとか、アフターフォローしていく自立相談支援員の話やとか、その辺って、先ほど言われた18歳以上の部分のフォローっていう意味で、別に一くくりにして議論できるかなと思いますし、それから、貧困連鎖を断ち切るためのいろんな支援の整理っていう部分も先ほどの経済的支援の話がありましたから、そういう部分とくっつけて見ていくっていう方法もあるので、この包括的支援のあり方でくくらんでもええのかなって、個人的にはちょっと、ごめん、ごめんなさい、イレギュラーな話でごめんなさい。ここで質疑あったらやってください。ちょっと整理がつかんだもんで、ここ、初めの3つの話につなげていったら楽かなと思って。ごめんなさい。

〇藤根委員長 ありがとうございます。
 中身がやはり整理しにくい部分は確かにあるのかなっていうふうに、皆さんの御意見に沿ってもなかなか包括的な支援という言葉で整理していくのは難しい部分もあるのかなっていうふうには思っておりますので、忌憚のない意見を出していただいて、できるだけうまくこれからの議論が進むような形で整理できたらなというふうに思いますんで。
 済みません、北川委員。最初に言われた進学、就職後の児童養護施設の方のその退所後の自立支援というようなあたりについても、もう1回言っていただけたらありがたいんですが。

〇北川委員 ごめんなさい、先ほどの話はもう翻します。ここやったらここで議論して、この中の何ていうか、必要なネタだけもうピックアップしてもらってもいいのかなって。例えばひとり家庭に対する日常生活支援事業のあり方やとか、それから自立相談支援員のあり方やとか、自立支援資金の貸付制度のあり方やとか、もうそんなふうに個別にピックアップしてもらったらどうでしょうか。前言を翻します、済みません。

〇藤根委員長 ほかの方の意見もお伺いしたいと思いますんで、よろしくお願いします。

〇稲森委員 何かそのふわーっとした包括的な支援というより、モデル的なものをぽんぽんぽんと提言して、これだけはこの委員会から提案して最終的にさせましたみたいな形をつくるほうがいいんじゃないかなと思ったりもするんですけども。北川委員に少しかかわって。

〇藤根委員長 なら、ポイントを絞って。

〇稲森委員 そうですね。

〇藤根委員長 例えばですけども、自立相談支援員。

〇稲森委員 支援員を例えば県の制度として実現しましたみたいな。

〇藤根委員長 というようなところの、だから、具体的なそういう活動のできる人をつくっていく方法はないだろうとか、あるいは、日常生活の支援のあり方について、もう少し具体的に踏み込んで話をしていくべきじゃないかとかそういう形で、そういう意見でよろしいですか。

〇稲森委員 そうです。そうですね、はい。

〇水谷委員 今出てたこの意見の中で、例えば健康と生活というようなこともあったし、こういったことについてのもちろん支援も大事であると。これを包括的にやっていく。それで、この最後の貧困の連鎖を断ち切るというようなことで、こういった支援をどういうふうに断ち切っていくかというようなことも、僕は一つのあれになると思うんだけれどもね。
 それと、プラットホーム化はもうどっちでもいいんだけど、やっぱり学校を中心として包括的、一元的にこう支援していくということも僕は必要でなかろうかと思うんで、これは①でも②でもいいんだけどさ、そういうものをまとめて二、三点ぽんぽんと挙げたらどうなの。やっぱり、さっきも出てた健康というのは大事やろうけどね。貧困、そういうことが大事やろうと。それから、貧困の連鎖というのも言われてるんで、これをどう断ち切るかということも大事なので、そんなことを二、三点挙げてしたらどうかな。別にせっかくこういう項目がつくってあるのでと思います。

〇中瀬古委員 包括的な支援のあり方のこの②番自体をどのように包括的って、包括的全てにおいてになるので、本当に難しいなと思っていたところではあるんですが、先ほどの①番のところで、子どもの学習であったりとか、これは最終的に親の学習にもなってくる部分だとも思いますし、それから居場所というところ、で、また後から出てくるこの就労っていうのは、経済的な部分とかっていうところになってくるかと思うんです。仕事、経済となってくると、その包括的なっていうそこを考えたときに、皆さんのこの聞かせていただいている中で、1人の人のこの生涯を考えたときに、そういう中での生活という一つのステージを考えたときには、そこの中でどうしてもこう出てくるっていうのは、健康というところというのはあると思うんです。それは、その子どもの健康状態とかその健康をどんなふうに考えてって、で、成長していく上でのその環境、健康上の問題っていうのは、結局、それは若年層になっても親になっても同じことが言えると思うんですね。ていうようなこう大きく捉えたときに、そこにはついて回ってくるのはやっぱり健康かな。で、そしてその健康格差っていうのが経済格差にもなってくるということにもなると思いますし、そういうところが入ってくるんじゃなかろうかと思うんです。
 それと、もう一つは、サポート、フォローをどんなふうにしていくかって考えたときには、相談員ていう方、この自立支援相談員であったりとか、フォローをしていくそういう人材とか、そういう部分の配置をしていくふうに考えていくときには、その相談員のことっていう部分を考えないといけないかなというふうに思いますので。
 それらは最終的に先ほど委員長言われたように、その貧困の連鎖を断ち切っていくためのものというところにつながってくると思いますし、こう一生を大きくそんなふうに考えてみたらどうかなっていうふうに思いました。

〇藤根委員長 ありがとうございます。

〇山内委員 私も、包括的な部分という部分は、経済的というところが一番大きいのかなという部分と、あと健康というキーワードかなっていう思いがありまして、そういった意味では、貧困家庭の健康に対する手当てが非常に重要ではないかという思いがありました。先ほど稲森委員からもありましたように、何か的を絞ってという部分もありまして、今回この貧困対策の特別委員会に入らせていただくにおいては、ひとり親家庭というのが貧困にあるという実態がもうありますので、例えばその子ども医療費の窓口負担でひとり親家庭に関しては無料化を推進していくような、今もそのお話も各会派からも出ておりますけども、そういったところに的を絞って進めていくというのも一つの方法かなという思いがあります。特にこの窓口負担の無料化につきましては、コンビニ受診等で2割3割医療費がかさむというお話がありますけれども、逆にそれぐらいコンビニ受診が多ければ多いほどニーズが高いということでありますので、そういったところにしっかり手当てしていく必要があるのかなっていうところをきちっと調査をした上で提案をしていけたらいいのかなという思いはあります。

〇藤根委員長 幾つか御意見いただいて、健康格差といいますか、健康の問題、それから経済的な日常生活支援のあり方の課題、そして、具体的な自立相談支援員といったような形のそのサポートの体制づくりといったようなところが出てきておりますが、ほかに御意見のある方はどうでしょうか。

〇小島委員 それでいいと思うんですけど、健康といったときに、何というかな、具体的な提言にすごく結びつけにくいと思います。例えば医療費のことを言われたけど、それは具体的提言になると思うんですが、ほかのことは、その健康格差は貧困格差って、そういうおっしゃるとおりなんやけれども、何というかな、前文みたいなところに全体の状況として最終的に書き込んでいただくのは、これはいいと思うんですけれども、具体にじゃ何を県にするように言うかっていうことが私自身、ちょっと今イメージがないんですよね。なので、その齲歯が多いとか、治療されてないっていうのは貧困と密接に結びつくっていうのは、それはそのとおりで、そこからネグレクトも見つけられるって、それはそのとおりなんやけれども、じゃ、どうしたら、何をどう求めていくか、ここの中で話し合って、どうせいと言うていくかというイメージがちょっと自分としてはわからないので、書き込んでいただくのはいいんですけれども、もしその方向性があったら教えていただきたいし、それも含めて、具体的な事例があるのであればそれはぜひ知っていきたいなというふうには思います。

〇中瀬古委員 ありがとうございます。何人かの委員の皆さんもおっしゃられましたけれど、本当に実態を知っていくっていうことはすごく大事だと思うんです。で、そういうところから本当に具体的な提言をしていくのって、最終的にどこに持ってくるかっていうのはすごく難しいと思ってますので、そこへ持っていくには、もちろん方法論もそうですし、その前に実態調査っていうのは大事なところで、そういう実態を把握していく、なかなかまだこの前の県内調査へ行った中でも、疑問はいっぱい湧いてきて、でも実態が本当にわからない。その実態を知っていくということはすごく大事で、それをこれからまだ県もこれ調査とかっていうことにもなってくるでしょうし、自分たち自身もその実態をもっともっと知りたいなっていうところがあって、それを知っていく、時間がそれこそかかる。そんなにすぐに出てくるものではないので、それがそこに結びついていくかっていうと、それもある意味疑問ではあるとは思うんですけれども、そこのところはすごく大事なのかなと思いまして、で、そこをまずやっぱり調査をしていくっていうところにも結びついてくるんじゃないのかなと思うんです。
 具体的なものとか、方向性とかっていうのがあるのかっていうと、なかなかそこまでではないんですけれども、そういうところに結びつけていくものとしての最初の段階、そこが大事なのかなというふうに思いました。

〇小島委員 委員間討議ではないんですけど、例えば齲歯の保有率とその経済状況の関連を今後きちんと明らかにしていく必要があるっていうことは言えると思うので、そういうことやったらあり得るかなというふうには思います。それはまた今後の話の中でということやと思うんですが。

〇藤根委員長 具体的なところへ話を持っていけるかどうかっていう部分もありますけども、委員の皆さんから、子どもたちの健康とその貧困の関係についてというあたりについては少し掘り下げたいという御意見もございますので、どこまでやるか別としまして、考えていく方向にあってもいいのかなというふうにも思わせていただきました。
 ほかに御意見はございませんか。

                〔「なし」の声あり〕

〇藤根委員長 稲森委員の御提案の中に、その給付型の経済的支援ということが書いていただいてます。で、私も①の柱のところで給付型奨学金というあたりのところを触れさせていただいたんですが、できましたら①の柱になるのか②の柱になるのか整理はせなあかんかわかりませんが、給付型の奨学金といいますか、支援についても、少しどういう報告になるかわかりませんが、少し考えていっていただけたらなというふうに思うんですが、そこらあたりはいかがですか。よろしいですか。

                〔「はい」の声あり〕

〇藤根委員長 それでは、②の柱についてなんですが、もう一度確認をさせていただきますと、子どもたちの健康の問題と貧困について、それから、経済的な窓口の無料化の話もありましたけども、経済的な日常生活支援について、それから、具体的に児童養護施設を退所された皆さんにとっての自立相談支援員といったようなあたりの人員の制度化といいますか、そういったあたりについても考えていったらどうかというようなところ、それから、支援のあり方の、これは日常的な支援のあり方になるんかわかりませんが、現在の支援を整理していく必要もあるんじゃないかというようなお話もございましたが、そこらあたりで今後整理して進めさせていただくいうことでよろしいですか。

                〔「はい」の声あり〕

〇藤根委員長 よろしくお願いいたします。
 では、③、就労支援についてお願いしたいと思います。
 この3枚目の資料になります。これも中瀬古委員から同じように御説明を願いたいと思いますが、これについてはもう記述をされていない委員の方もいらっしゃいますので、そこを御確認お願いしたいと思います。

〇中瀬古委員 就労支援についてですが、親の就労支援と学び直しの支援という形を書かせていただきました。ひとり親家庭への就労の支援が主になってくるかと思うんですけれども、そこだけではなくて、ひとり親でなくても就労、貧困からの就労というところで、自分の中でとしては、キーワードとして、継続して働き続けられるための支援をしていく必要性がある。そこをどのようにしていくかところかなというふうに考えました。労働環境の改善とか、多面的な支援ていうのをやはり現実的にその実態であるとか、それをどのような形に、形といいますか、どのようにもう少しピンポイントに絞っていくかというところも大事なところかなというふうに思っておりますが、何せやっぱりいろんな意味での現況の把握をしていくための検証であるとか、実態をきちんと把握をしていないといけないなというふうに思っております。

〇山内委員 ③-2のひとり親家庭への就労支援ということで、ひとり親家庭の約半分が貧困にあるという実態がわかっておりますので、ここに目がけて具体的な課題、問題の掘り下げと現実的な就労支援が必要ではないかと考えております。特に、病児保育を充実してほしいという声も伺っておりますので、そういったところも具体的な進めていくことがどうかというふうには思っています。

〇小島委員 この前、稲森委員がおっしゃっいてたことです。ひとり親って書きましたけれども、生活困窮者ということを含めて、県と労働局で文書発出をきちんとここにスポットを当ててるという意味で明らかにすることっていうのは、その社会全体の啓発という意味で具体性があることであり、必要かなというふうに思ったので、こういうことも取り組んだらどうかなということで書かせていただきました。

〇藤根委員長 続いて、③-5、青木委員。

〇青木委員 先日の会議でも津高等技術学校の卒業後の就職はどうつながったかというような話があったと思いますけど、やっぱりそうやって働こうと意欲のある方が報われる支援のあり方をという考えるべきではないかと思うので、どっちでもええわという人が得するようなことではあかんので、そういう子どもや家庭に効果を持たせるシステム構築を不公平感なくつくることが大事と思うんですけど、いかがでしょうかと。

〇水谷委員 ③-6、ひとり親家庭の親に対する就業支援ということで書かしてもらいました。中身はここに書いてあるとおりですけども、要するに、ひとり親家庭の親に対する就労支援や親の学び直しといったことに対する支援と。で、就労機会を確保していく、こういったものに取り組む必要があると。で、ひとり親を全面的に支援することが必要であるというふうに思います。

〇田中副委員長 ②の包括的な支援のあり方についてのほうがよかったかわかりませんけども、ひとり親家庭の支援も当然必要だと思うんですけども、前回視察させていただいた里山学院の中で、せっかく就職してもすぐにやめていくっていうような状況があるというような御意見を伺った中で、やっぱりこれは自立支援相談員等も、里山学院のほうへ出張相談に行けるというような仕組みもつくっていただければなというふうに思いまして、こういうふうに書かせていただきました。

〇藤根委員長 最後、③-8は私ですが、ひとり親家庭のお母さんであったりお父さんであったりという方たちがその就労支援というものに対して、一体どのような支援を求めているのかなというのが、先ほど来、その実態把握と、あるいは調査といったお言葉を各委員の皆さんからもいただいておりますけども、実際にその方たちが働きたいという思いを持ちつつ、なかなか働く機会を手に入れられないという部分で、その方たちが実際就労支援というものに対してどんなニーズを持っとるのかというあたりのところが、実態の部分がわからなくて、その部分と今現在ある制度という部分がマッチしているのか、あるいは乖離しているのかというあたりのところが少し調査する必要があるのじゃないかなというふうなところを思ったんで、書かせていただきました。
 以上でございます。
 御説明ありがとうございました。
 それでは、論点等を整理したいと思いますので、御意見を伺いたいと思います。よろしくお願いいたします。

〇北川委員 確かにちょっと意見は書かしてもらわなかったんですけど、大前提として就業人口の中の非正規が随分多くて、特にその中に占める女性の割合が高くてっていうことを考えたときに、どこまで何をどうしていいのかちょっと話が大き過ぎるなっていう感覚があって、なかなか書けなかったんですけど、とはいえ、ひとり親家庭の就労支援もあれば、生活困窮者って少し幅の広い捉え方もあるんですけど、皆さんやっぱりひとり親家庭について書いていただいてあるので、子どもの相対的貧困率も圧倒的に高いわけなので、委員長言われたみたいに、ひとり親家庭に対する支援、皆さんもそうでしょうけど、母子寡婦の団体といろいろ懇談させてもらってると、いろんな制度があるけどもこれは使い勝手が悪いとか、こういうふうにしてほしいとか、いつもお話が出ることがありますから、その点、効率的、効果的な形にしていくための具体的な提言ができればいいかなというふうには思いますが。

〇藤根委員長 ほかの方はいかがですか。ここはですね、整理させていただく中で、副委員長ともいろいろ話はしたんですけども、なかなか具体的な方向への道筋というのは現段階で難しいのかなっていうようなところも、思わせてもいただいたんです。
 北川委員のほうからは、先ほど、ひとり親家庭におけるその今の制度、支援ていう部分をより効果的、効率的にしていくための手だてといいますか、そういったところをもう少し掘り下げたらどうだろうかという御意見もございましたが。1つはそれいいかなというふうに私も思うんですけども、ほかに皆様のほうから御意見がございましたら。

〇小島委員 委員長のところに書いていただいてあるニーズですよね。例えば、高校を中退して中学校卒業ということしかないときに、とても就労に結びつきにくいというのは想像すれば簡単なことなんやけれども、じゃ、ちゃんと働くためにはその高校卒業程度の認定試験ていうハードルがあって、そこを越えるべきとか越えたい人というのがどのぐらいおるのかっていうのがよくわかっていなくて、で、そこを越えることが確実にきちっと職に結びつくために有効だし、必要があるんだということであれば、その学び直しの支援というのを具体にその試験を受かるための、その間の何というか経済保障であったり、学業をもう1回やることであったりというふうに考えられると思うんですけど、就労支援としては。そこがいま一つ自信を持ってニーズがわからないので、これをやればいいんじゃないかというのはなかなか言いにくいなっていうことがあります。でもそこがわかるのであれば、やっぱり高校を卒業するその認定試験に合格していくっていうことっていうのはすごく意味があるかなというふうにも思うんですけど。済みません、まとまりがなくて。

〇藤根委員長 いえいえ。私もそこは、そこはというか、事例は別ですけども、やはりその実際にニーズに合っているのかどうか、ニーズを求められているものが本当に現実ないから欲しいという思いが本当にあるのかどうかとか、そこらのところも含めては思ったりもしております。
 いかがでしょうか。御意見もなかなかここの部分については難しいようにも思います。で、1点、北川委員からありました、ひとり親家庭等へのその効果的な支援のあり方というのをもう少し掘り下げていくというようなところで一ついただいて、あともう少しこれからの調査の中で委員の皆様と一緒に、ほかにどういうものがあるのかというあたりのところを考えていきたい、検討していきたいというような形で、今日は置かせていただくような形でもよろしいですか、ここは。

                〔「はい」の声あり〕

〇藤根委員長 では、そのような形で確認をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、本日いただいた御意見等を踏まえまして、正副委員長のほうで改めて論点等を整理して、次回の委員会で委員の皆様にお示ししたいと存じますが、よろしいでしょうか。

                〔「はい」の声あり〕

〇藤根委員長 では、そのようにいたします。

 2 その他

〇藤根委員長 最後に、全体を通して何か御意見等がありましたらお願いします。

〇北川委員 ちょっと先の話になるんですけども、今日いろいろ出た意見で最終、また論点整理いただいて取り組んでいくわけですけども、もうずっと先の最後の話ぐらいのことになっちゃいますけど、我々も貧困の実態が議員でありながら十分把握できてなくて、相対的貧困率、子どもの相対的貧困率が16.3%云々て言われても本当に実感がないよねっていう話も我々の中でやっぱりあって、そのことのこの委員会の議論だとか、あるいはその結果出てくる委員長報告だとか、提言が少なくとも県民に、これは皆さんにとっても県民全体のやっぱり社会問題やっていう、こう認識につながるようなものに何とかなればいいなっていうか、そういうスタンスを最後持てるようなものにしてほしいなっていうふうには思いますね。思いだけの話で済みません。

〇藤根委員長 ありがとうございます。
 ほかありませんか。

〇中瀬古委員 ここで言うものかどうか、ごめんなさい、ちょっとよくわからないんですけれども、先ほどのこの就労支援とか、それからひとり親家庭のお母さんだったりお父さんであったりと、あと生活保護の家庭であったりとかのときに、仕事を本当に自立をしていきたいっていう意識がある方が、例えば高等技術訓練とかのそのところで給付、支援をされながら学校で学びたいと。そして、それで資格を得て自立をしていきたいっていうその意識の高い部分があって、で、そういうところも、実際の現実的なそういう数字とかも知りたいんです。そこで例えばその中で学ぶっていうこと、資格を得るっていうことは、日ごろの学ぶ学校に行くだけではなくて、子どもがいる生活をどんなふうに、生活費を支給はされていても、本当に卒業して資格を得てその先につなぐには、その学んでいる就業の年限の間がすごく大事になってくると思ってて、で、その数字とか実態をやっぱりその部分でも知りたいというふうに思ってますので、そういうのをデータとして執行部のほうからも把握をできている部分などいただきたいなというふうに思っています。たくさんある中の1つで申しわけないんですが。

〇藤根委員長 わかりました。
 今日の議論の中にもありましたけども、やっぱり貧困の実態という部分、あるいは、苦しい生活をされている方の思いがどこにあるのか、願いがどこにあるのかっていうあたりも含めて、もう少しこの委員会として掘り下げて調査していく必要もあるのかなっていうふうには思わせていただきました。県外調査を10月には予定しておりますけども、それ以外でも、委員会として、あるいは各議員としてということもあろうかと思いますけども、いろいろ御調査いただきまして、必要なら私のほうに言っていただけたら、またそういう形で調査、政務活動での調査になる可能性もありますけども、考えていきたいなというふうには思いますので、またよろしくお願いしたいと思います。
 ほか、よろしいでしょうか。

                〔発言の声なし〕

〇藤根委員長 では、委員間討議を終了します。

Ⅱ 次回の委員会について

〇藤根委員長 次に、次回の委員会ですが、本日御協議いただいた論点等の正副委員長における整理について御確認いただくとともに、参考人招致について御協議いただくため、9月15日の予算決算常任委員会理事会終了後に開催いたしたいと存じますが、よろしいでしょうか。

                〔「9月15日」の声あり〕

〇藤根委員長 9月15日、予算決算常任委員会、本会議がまずありまして、その後全員協議会、あるいは議案聴取会等と、で、最終的に予算決算常任委員会理事会があるというふうに聞いておりますので、それが終わってから。

                〔「ということは、4時ぐらいとか、そんな時間帯って感じですね」の声あり〕

〇藤根委員長 時間帯についてはまだちょっとあれですけども、少し遅くなる可能性はあろうかなというふうに思います。当日の日程の今一番最後ということで御了解いただけたらと思うんですけども。

                〔「了解」「はい」の声あり〕

〇藤根委員長 異議ないようですので、9月15日に次回委員会を開催させていただきますので、よろしくお願いいたします。

 

〔閉会の宣言〕

 

三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。

子どもの貧困対策調査特別委員長     藤根 正典

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