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三重県議会 > 県議会の活動 > 委員会 > 委員会会議録 > 平成29年度 委員会会議録 > 平成29年10月4日 戦略企画雇用経済常任委員会・予算決算常任委員会戦略企画雇用経済分科会 会議録

平成29年10月4日 戦略企画雇用経済常任委員会・予算決算常任委員会戦略企画雇用経済分科会 会議録

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戦略企画雇用経済常任委員会
予算決算常任委員会戦略企画雇用経済分科会
会 議 録
(開 会 中)

 
開催年月日   平成29年10月4日(水) 自 午前10時0分~至 午後2時44分
会  議  室    302委員会室
出 席 委     8名
            委  員  長   濱井 初男
            副 委員長   山内 道明
            委     員   稲森 稔尚
            委    員   彦坂 公之
            委    員   北川 裕之
            委    員   日沖 正信
            委    員   山本 教和
            委    員   中川 正美
欠 席 委     なし
出席説明員
    [雇用経済部]
            部       長                 村上  亘
            観 光 局 長                 河口 瑞子
            副   部   長                 山岡 哲也
            次      長                佐々木 光太郎
            次長(観光局)               安保 雅司
            雇用経済総務課長            森下 宏也
            国際戦略課長               小倉 康彦
            雇用対策課長               藤川 和重
            エネルギー政策・ICT活用課長    長谷川 茂
            三重県営業本部担当課長       野口 慎次
            ものづくり推進課長            丹羽  健
            中小企業・サービス産業振興課長  増田 行信
            企業誘致推進課長            西口  勲
            観光政策課長               加納 明生
            観光誘客課長               瀧口 嘉之
            海外誘客課長                松本  将
             障がい者雇用推進監           高松 基子
            食の産業政策推進監            伊藤  敬
            MICE誘致推進監              生川 哲也
                                      その他関係職員
     [労働委員会事務局]
            事 務 局 長               永田 慎吾
            次 長 兼 課 長               辻   司
委員会書記
            議   事  課    班 長         中西 健司
            企画法務 課    主 査         森岡 佳代
傍 聴 議  員   三谷 哲央
県 政 記  者   2名
傍  聴  者    なし
議題及び協議事項 
Ⅰ 分科会(雇用経済部関係)
 1 議案の審査
 (1)議案第121号「平成29年度三重県一般会計補正予算(第4号)」(関係分)
 (2)議案第123号「三重県手数料条例の一部を改正する条例案」(関係分)
 2  所管事項の調査
 (1)「三重県における補助金等の基本的な在り方等に関する条例」に基づく報告
 
Ⅱ 常任委員会(雇用経済部関係)
 1  所管事項の調査
 (1)「『平成29年版成果レポート』に基づく今後の『県政運営』等に係る意見」への回答について(関係分)
 (2)国際展開の取組状況について
 (3)伊勢志摩サミットの効果について
 (4)雇用対策の推進(労働力の確保・定着対策)について
 (5)首都圏営業拠点「三重テラス」について
 (6)関西圏営業戦略の改定について
 (7)「高度部材イノベーションセンター(AMIC)」の今後の取組方向について
 (8)中小企業・小規模企業の振興について
 (9)企業誘致の推進について
 (10)指定管理者が行う三重県営サンアリーナの管理状況報告について
 (11)観光振興について
 (12)各種審議会等の審議状況の報告について
 (報告事項)
 (1)県内事業所アンケートについて
 (2)「お伊勢さん菓子博2017」の経済効果について
 
【会議の経過とその結果】
 
〔開会の宣言〕
 
Ⅰ 分科会(雇用経済部関係)
 1 議案の審査
 (1)議案第121号「平成29年度三重県一般会計補正予算(第4号)」(関係分)
 (2)議案第123号「三重県手数料条例の一部を改正する条例案」(関係分)
    ①当局から資料に基づき補充説明(なし)
    ②質疑        なし
    ③委員間討議   なし
    ④討論        なし
    ⑤採決        議案第121号(関係分)    挙手(全員)     可決
                議案第123号(関係分)    挙手(全員)     可決
 
 2 所管事項の調査
 (1)「三重県における補助金等の基本的な在り方等に関する条例」に基づく報告
    ①当局から資料に基づき説明(山岡副部長)
    ②質問       なし
 
 3 委員間討議
 (1)執行部に処理経過の報告を求める事項    なし
 
Ⅱ 常任委員会(雇用経済部関係)
 
 1 所管事項の調査
 (1)「『平成29年版成果レポート』に基づく今後の『県政運営』等に係る意見」への回答について(関係分)
   ①当局から資料に基づき説明(山岡副部長)
   ②質問     なし
 
 (2)国際展開の取組状況について
 (3)伊勢志摩サミットの効果について
    ①当局から資料に基づき説明(佐々木次長)
    ②質問
○濱井委員長 それでは、御意見等がありましたらお願いします。

○日沖委員 まずお聞かせいただきたいんですが、今日のこの委員会にお示しいただいた伊勢志摩サミットの効果についてというまとめは、これは、数字的なものはいろんなところで公表されておるとは思うんですけれども、今日のこのまとめていただいたこれというのはどこかへ公表されるものなのか、私たち委員会が確認するためにまとめてもらったものなのか、どういうものなのかという基本的なところと、それと経済効果の検証で、試算を載せていただいているんですけれども、平成23年三重県地域産業連関表を用いて試算すると、思っておったよりは少ないけれども、当時のリーマン・ショックの落ち込んだ県経済とかのマイナス面の環境があったので、こういう数字になりますけれども、本当はもっと効果があったんですよということを言うために載せてもらっているのか。平成23年三重県地域産業連関表を用いた試算という、これを特に強調して挙げてみえる部分の意味も含めて、2点聞きたいんですけれども、まず教えてください。

○村上部長 まず、目的でございますけれども、議会のほうから試算の結果についても、試算が具体的には成果としてどう実績として上がるかということについても公表すべきではないかというお話をちょうだいしたものですから、常任委員会で初めて公表をさせていただきたいということで、作成を進めてきたものでございます。
 それから、平成17年度の連関表が、5年ごとに連関表は更新をいたしますので、やはり直近の新しい連関表を使わせていただいたということで、若干17年と比較いたしますと、やはりおっしゃっていただいたようにリーマン・ショック等々でマイナス効果もございましたので、低く出るという傾向はございますけれども、それを特に強調するわけではなくて、今回の直近の連関表を使わせていただいて、改めて整理をさせていただいたということでございます。

○日沖委員 そうすると、議会の求めはさせていただいておるわけですけれども、今日まとめて示していただいたこのまとめが、これがまた外へもまとめとして出ていくことになるわけなんですかということと、それと、もう一回、地域産業連関表の用い方によって変わったんですよということを強調してみえる、やっぱりどうしても、本当はもうちょっと効果があったんですけれども、これを用いなければならないもんでこのぐらいになってしまったんですということを強調してみえるようにとれるんですけれども、お願いします。

○村上部長 今回の経済効果については、これをもって公表をさせていただくということで考えております。それと、特に今回出させていただいた目的は、実際、試算で使った、サミット効果で9.3%増加をするだろうという試算に対して、実績値が7.0%という数字が出ましたので、その数字を用いて計算をさせていただいたということでございますので、特に連関表がどうのこうのということを強調するものではなくて、実績値が出たので、計算をさせていただいたということでございます。

○日沖委員 わかりました。そういうことで、そのことについては認識させていただいておきたいというふうに思いますが、まず質問させてもらうと、今回、この委員会に示していただいた伊勢志摩サミットの効果について別紙のいろんな資料も含めて、まとめの冊子になって、外へまた今後示されていくというものになるんですかということをお聞きしておるんですけれども、私たちが共有するだけのものなのか、きちっとまとめたものになって、別添の資料も含めて出ていくものになるのかということをお聞きしたんですけれども。

○小倉課長 部長が申し上げましたとおり、本議会での報告という形、それから全議員にもお配りをさせていただくということで、改めて冊子にしてどこかに配る予定をしているわけではございません。ただいろいろな場面はございますので、同じ内容の資料を求めがあれば説明をさせていただくという機会はあろうかと思いますけれども、あくまでも試算に基づいて出された実績に、もう一度計算をし直したという資料だというふうに御理解をいただければというふうに思います。

○日沖委員 わかりました。

○濱井委員長 ほかにございませんか。

○稲森委員 1つだけ伺いたいんですけれども、サミットで観光客なりが増えた経済効果をお示しいただいているんですけれども、インバウンドの関係も増えてきたということですけれども、全国どこへ行っても、今、外国人観光客というのは増えているんかなという気がするんですけれども、特にこのサミットをやって、三重県が他県なり他の地域よりうんと増えたとか、そういう傾向とか評価というのはあるんですか。全国的に外国人観光客とかというのはかなり増えているように思うんですけれども。

○河口局長 昨年度につきましては、観光客は平成28年度は27年度より少し下がっているところが現実でございますし、持っているデータが宿泊者数というデータになっておりますので、三重県で実際に外国人の方にお泊まりいただいている数は、他府県では伸びているんですけれども、この29年前半を見ましても、非常に厳しい状況となっております。さらに外国人の宿泊者の方を増やしていくべく今努力を重ねているところでございます。

○稲森委員 そんな数字に別に一喜一憂というわけじゃないですけれども、息の長いまちづくりというか地域づくりというか、それぞれの努力だと思うので、ただ三重県だけ伸びているのかなというふうに思ったので聞いてみました。

○濱井委員長 ほかにございませんか。

○彦坂委員 まず、国際展開について1点お伺いしたいと思います。
これも来年3月末を目途に、基本方針を見直すということでありますけれども、改定する理由ということで、世界経済が大きく変化したので変えますよということなんですけれども、このA3の紙でありますように、今まで1年4カ月ぐらいですか、やってきて、ここに右のほうに国際展開に対する今後の取組の方向性ということで、大きく4点あろうかと思いますけれども、これ、わずか1年4カ月こんないろんな事業を展開してきました。これの個々の進捗、どこまで進んでいる、これはだめだった、できなかったとか、そういうもののデータというか資料はありますか。

○小倉課長 それぞれの取組に関して、現状どういうような動きをやっているかということに関しましては整理をしておりますが、今手元に持ち合わせておりませんので、ただ、委員御指摘があって、短期間で見直しているというのは、もし見直しの頻度が早過ぎるのではないかという御指摘であるとすれば、経済情勢が非常にめまぐるしく変わっているということで、A3の別紙で示させていただいている大きな基本方針について、変わるわけではないんですけれども、それぞれ国際展開の相談支援窓口をもう少しきめ細かにできるように、新たな窓口を平成29年3月に設置したりとか、あるいはそれぞれの地域への取組をそれぞれの地域の現状の変化に合わせて、きめ細かくするように改定をしたりという、大きな改定というよりは、個々の個別の細かい部分での改定を今考えているというふうに御理解いただければと思います。

○彦坂委員 国際展開推進連合協議会等々で個々の細かいところは詰めていくんだろうと思いますけれども、目標の到達度について知りたいと思いまして、今お伺いしました。
 もう一点いいですか。サミットの効果についてなんですけれども、今、るる説明いただいたように、非常に大きな数字、当初の目標よりは若干下がったところもありますけれども、大きな効果があったということでありますけれども、実は、一緒にいただいた県内事業所のアンケートの報告書の中を見ますと、このサミットの事業にかかわった業者の中で70%ぐらいは何も効果がないぞというふうに回答しているんですね。県当局が試算したものと実際の業者サイド、日々事業をやってみえる方との、これは机上の数字なのかちょっと僕はよくわかりませんけれども、非常に乖離があるんじゃないかというような思いをしているんですけれども、どういうふうに見ておられるのかお伺いをしたいと思います。

○小倉課長 御指摘の点ですけれども、アンケート調査の中では、サミットそのものにかかわった事業所7割が特に影響はなかったというふうに回答いただいておりますけれども、残りの3割につきましては、売り上げ増があったり販路拡大につながったりというようなプラスの効果についてもコメントいただいているところです。例えば、農林業、漁業ですと50%が、あるいは製造業ですと37%がプラスの影響があったというような細かい分析もできるのかなというふうに思っておりますので、全体では確かに7割が影響はなかったという回答ではありましたけれども、個々の業種によっては、もう少し温度差があって、違った評価をいただいているのではないかという評価もできるというふうに思っております。

○彦坂委員 だから、実際の経済効果を計算したやつと実体経済というんですか、その乖離があるというふうに認識でおられるということでよろしいですか。

○小倉課長 今日お示しさせていただいたのは、観光客数の増加という観点の試算でございますので、それと実体の営業活動といいますか企業活動との差は、あるのはやむを得ないのかなというふうには思っております。

○彦坂委員 そういうことなんだろうと思います。それともう一点お伺いしたいんですけれども、サミットにかかわるいろんな事業をやってもらっていまして、例えば25ページからいろいろな国際会議だとか、いろいろな会議があるんですけれども、直接サミットとは関連がなくて、どこかから無理やり持ってきてサミット絡みにしているというふうな印象を否めない事業が何件かあるんですけれども、そんなものは、やっぱり整理したほうがすきっとしてわかりやすいんですけれども、例えば27ページ、12月10日の全国お茶まつり、鈴鹿で開催されたんですけれども、これは雇用経済部より農林水産部のほうが主体なんだろうと思いますけれども、これはサミットがあるなしにかかわらず、もう事前に決まっていた事業だと思います。それと、裏に行くと、例えば宣長サミット、これは予決の議論でもありましたけれども、サミットとどういう関係があるんですかということで、非常にわかりにくいので、その辺いろんなものを引っ張ってきてがっちゃんこして膨らませて、そして、こんなのをやりましたというよりも、もうちょっと真にサミットにつながりのあるべきものだけを寄せ集めてやったほうが非常にわかりやすいというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。

○小倉課長 申請ベースというか、聞き取りのベースというところもございますので、今後こういった整理をする際には、特に定義をしているわけではないんですけれども、御意見参考にさせていただきたいと思います。

○彦坂委員 いろんな部局から上がってくるので、それを取りまとめて雇用経済部がやっているということなんでしょうけれども、やっぱりその辺は整理していったほうがわかりやすいと思いますので、よろしくお願いします。
 以上です。

○濱井委員長 ほかにございませんか。

○中川委員 伊勢志摩サミット、私は大成功やったと思っていますし、県民の皆さん方が1つの目標に向かって頑張った、これが一番成果があったと私は思っておるんですが、そういった中で、この成果を三重県の未来に生かすために、4つの柱があるわけですね。今るる説明いただいた、了とするわけなんですが、未来に生かすということは、その後どういう形でいろんな形でやっていくということだと思うんですが、当然ながらある期間、こういうことをやりましたよと、何年後にまたこういう形で検証したり、あるいはこういうすばらしさがあったよ、こういう問題点があったよ、ということを検証するような、そういう時期というのはいつを想定してみえるのか、お聞きしたいと思います。

○村上部長 一応5年間を想定をさせていただいて、ポストサミットの事業の効果を出す予定をしておりますので、5年後に再度整理をしたいなというふうに思っております。

○中川委員 それは私も承知しておるんですが、ポストサミットの期間というのは7年間というふうに聞いたんですけれども、5年間だけじゃなくて、例えばこの子どもの場合は、グローカル人材の育成ということで、単に5年間という枠の中ではなかなか難しいと。やはりある程度、長期間必要ではないかなと思うんですけれども、今、県の方針としては5年間というタイムでやる、私はさらに延長してやる必要があるんじゃないかと思うんですが、どうでしょうか。

○村上部長 それにつきましては、また個別の事業のこともございますし、再度、検討はさせていただきたいなというふうに思います。

○濱井委員  ほかにございませんか。

○日沖委員 もう一回、済みません。
 冒頭に、このまとめが私たちがとにかく確認し合う資料ということやったらいいんですけれども、先ほど彦坂委員が言われたことに私も同感なんです。先進国首脳会議という世界の最高峰の会議が三重県で、まして伊勢志摩地域で行われたという、このインパクトは本当に大きなものがあると思いますし、県民がそのときには世界というものを見る目が変わったでしょうし、国際的なことへの意識も高まったでしょうし、また、いろんな産業や文化もかかわりましたので、それに基づいて、県民への利益、経済的な効果も含めてある程度はもちろんあったと私もそれは思っていますし、信じておりますけれども、私らが確認し合う資料とはいえ、やっぱり効果というものをアピールせんならんがためにちょっと誇張されておるように感じるのは否めないと思っていまして、細かいことを言い出したら切りがないんですけれども、先ほど彦坂委員もサミットと何の関連性があったのかというような質問がありましたけれども、私も、例えば17ページの外資系企業による投資が4社書いてありますけれども、これ本当にサミット効果で投資が進められたのかという疑問もありますし、私どもの地元はいなべのほうなんで、正直申しわけないけれども、ちょっと遠いんで、サミットの効果は薄い地域なんですけれども、例えば細かくて申しわけないんですけれども、29ページからある別紙3の各市町における伊勢志摩サミットを契機とした取組等という中に、私の地元のいなべ市では、ツアー・オブ・ジャパンいなべステージ観戦というものがあるんですが、この中身を見ても関連性がよくわからないんですが、ツアー・オブ・ジャパンいなべステージというのは、全くサミットを契機として誘致されたわけじゃなしに、いなべ市が独自でこういう企画をされて、発案されて、こういうものを誘致されて取り組んでおられるんであって、サミットがあったので、例えば今年のツアー・オブ・ジャパンは国際大会なんで、国際的な視野が広がって、来る人が何人か知らんですけれども増えとるのかということを言われておるんかわかりませんけれども、サミットを契機とした取組では全くないんで、何でここへ出てくるんかなというのがありますし、そうしたら、熊野の黒潮ロードレースもたしか国際大会やけれども、それは熊野市のほうには載っとらへんし、とにかくいろんなものを、彦坂委員が言われましたけれども、誇張せんならんがために無理やりサミット絡みにされとるものがあるように見えます。
 ですから、彦坂委員言われて繰り返しになりますけれども、もうちょっとわかりやすく謙虚に、何もそれほど無理にいろんなものをつけ足して広げていく必要もないんで、謙虚に、本当にわかりやすい効果というものをまとめていただきたいなという感想を申し上げるんですけれども、何か答えていただくことがありましたらお願いします。

○村上部長 幾つかおっしゃっていただきまして、外資については、やはり知名度が上がったということが直接のきっかけだというふうに私ども思っておりますし、それから、先ほど彦坂委員おっしゃったお茶まつりも、ポストサミット事業という形で当初から位置づけをさせていただいておりましたので、その点については御了解をいただければと思います。あと、各市町の取組につきましては、確かにもう既にやられているものもこの中にあるのかもわかりませんので、もう一度ここら辺は精査はさせていただきたいなというふうに思います。
 以上です。

○日沖委員 参考にまたいろいろ御検討いただけるようでございますので、結構です。ありがとうございます。

○山本委員 私も中川委員と一緒で、県の皆さんはじめ地元の人たちや関係するいろんな団体の人たちの努力によってサミットが開催されたということで、非常に成功したんだなと思っております。効果はすぐにということではなくて、徐々にあらわれてくるというふうに思うんですね。中国人の方々や東南アジアの方々も、恐らくまた再度日本にやってくるだろうというふうなこともマスコミで言われておりますし、私もそう思います。たまたま今年2月にオーストラリアのダーウィンというところに、真珠養殖、白蝶貝ですけれども、ここへ行ってきました。白蝶貝では世界の最高峰と言われているパスパレー社というのがあるんですね。そこの人に連れられて、いろんな漁場を見せてもらったりしたんですけれども、オーストラリアと特に三重県、真珠の関係でもっともっと交流を深めていきたいということを言っておりました。真珠養殖の関係だけじゃなくて、地元の看護師と会ったんです。そうしたら、ぜひとも日本へ行きたいというようなことも言っておりまして、伊勢志摩サミットが行われていたということもよく知っておりました。我々自分たちは地元の人間ですから、伊勢志摩が全国に、また海外にも十分に情報発信されたと誰もが言うんですけれども、実際どうなんかなというふうにも思ったりはしているんですけれども、オーストラリアのダーウィンのまちではそんなようなことでした。帰り名古屋直行便がないものですから、シンガポール経由なものですから、シンガポールで2日間ぐらい、三重県とシンガポールでそういった海外戦略というか展開について現場を見てみたいということで執行部に世話になったんですけれども、所得も結構高いんでしょうか、日本の特に三重県の高級な肉を使ったレストランなんかも非常ににぎわっておりました。これも伊勢丹と一緒になっている複合施設の中のレストラン50店舗ぐらいありましたか、そこでもよくにぎわっていたということで、そこは大分サミットについても実績というか、そういうのも上がっていたんじゃないかなと、私は個人的にはそう思います。それと水産物ですけれども、尾鷲物産と提携している和食レストランがありまして、そこも非常ににぎわっておりまして、日本の水産物というのはすぐに届けてもらえるというような流通システムが確立しているものですから、非常に人気があったというようなことも言っておりました。サミット効果プラス三重県の努力で徐々に浸透しつつあるのかなと、そんなふうに思っております。
 先ほどの小倉課長の話のように、例えば地元の方々、伊勢志摩だけじゃないんですよ、海外に打って出たいというようなことを思ってみえる中小企業並びに商店主がおると思うんですね。でも三重県は、以前からそういった窓口を設けておるというふうなことですけれども、どんなチャンネルがあって、ジェトロなんかとはチャンネルがあるんでしょうけれども、例えば三井物産や三菱商事だとか伊藤忠だとか、そういった大手商社とのチャンネルというのはどんなふうになっているのかなということを聞きたいんです。といいますのは、私、個人的に三井物産に同級生がおりまして、どんなふうな海外展開をしているのかと言ったら、自分のところの系列をまず利用して、そこから声をかけていくというようなことを言っていましたので、例えばそういった商社と関係のない地元の商店主は干物をどうやって海外に展開していくという場合に、どこを頼っていったらいいのかということを思うんですけれども、どんなもんでしょうか。

○増田課長 特に農林水産物の輸出についての現地での窓口に関しましては、私ども三重県で、平成26年度から三重県農林水産物・食品輸出協議会というのを設置しております。その取組の中で、例えば、小規模事業者が特に多いかと思うんですけれども、その方々が輸出をしてみたい、また、海外での展示会に出てみたいというところにつきましては、この協議会を通じて特にタイとか台湾を中心になんですけれども、そういう形で私どもは支援をさせていただいております。その中で、台湾とタイにつきましては、私ども現地にアドバイザーを置いておりまして、その方々を通じ、いわゆる現地国の例えば輸入業者とのネットワークをまずやりながら、当然小規模の方々というのはロットが小さいですので、大量に扱うような大手商社とはちょっとミスマッチの状態でございます。ということもありまして、現地で取り組まれている輸入事業者とのマッチングというのを中心に、まず私ども今現在、進めているところでございます。

○山本委員 ありがとうございます。サミットをやったからすぐに効果がどうだったということでなくて、地道に観光戦略にこれも生かしてもらいたいと、そんなふうに思っております。確かにそうかもわかりません。今年のサミットは、じゃ、どこで開かれたんだといって、自分が知っておるとか何とかということではなくて、その知っておる国民というか三重県民というのはほとんど知られていないと思うんですね。イタリアのシチリアで開かれたとか、ではその前どこだと、エルマウで開かれたとか。そんなことは関心がないわけですけれども、何か糸口があって、それをもとにして戦略を考えていくというのはとても大事なことですので、県の皆さんやまたいろんな関係する団体の人たちも協力をしてもらいながら展開してもらいたいなと、そんなふうに思います。ありがとうございました。

○濱井委員長 ほかにございませんか。

          〔「なし」の声あり〕

○濱井委員長 なければ、(2)国際展開の取組状況について及び(3)伊勢志摩サミットの効果についての調査を終わります。

 (4)雇用対策の推進(労働力の確保・定着対策)について
 (5)首都圏営業拠点「三重テラス」について
 (6)関西圏営業戦略の改定について
    ①当局から資料に基づき説明(山岡副部長、佐々木次長)
    ②質問
○濱井委員長 それでは、御質問等がありましたらお願いします。

○中川委員 雇用対策の推進という項なんですが、これを見ておりますと、若者とか求職者とか、あるいは女性ということが書いてあると思うんですが、三重県全体を考えますと、雇用対策の推進というのは私は障がい者も入ってくるべきではないかなと、こう思うんです。それがなぜ抜けておるのかということ。私、入れなければならないと思うんですよ。それが1点目。
 それから三重テラスに関しては、こういう形でいろんな展開がされるということだと思うんですが、究極的には、私は他県との競合、他県が全てライバルだと思うんですね。したがって、三重県の差別化、どう展開をしていくかと、これが一番の課題だと思うんですが、いろいろ今後の展開が書いてありますけれども、そのあたりを一番注目したいと思うんですが、そのあたりはどういうことを戦略として考えているのか。大きくこの2点お聞かせ願いたいと思います。

○藤川課長 今、御指摘いただいた障がい者雇用、もちろんこれは非常に重要でございますし、またそれ以外にも高齢者の雇用、あるいは外国人労働者の問題もあります。様々な方、多様な方が働いていただくことで、県内の労働力の確保に資していただいていること、国のほうでも一億総活躍社会という形であると思いますので、そうした部分が今回抜け落ちておると。特にそういうことで抜いたわけではございませんが、大きく全体の数という意味で書かせていただいた、ちょっと配慮が足りなかったのかもわかりません。大きくは若者とそれから女性というところが全体の数が多いということで、決して障がい者の方とかあるいは高齢者とか外国人の方とか、そういった方々にももちろん希望を持って働いていただくことが県内の労働にもつながってきますし、県内の地域産業の活性化につながる、これは認識しておりますので、その辺は書き切れなかったということで、今後の課題とさせていただきたいと思います。

○中川委員 それはわかるんです。今のあなたの話だと、障がい者が数が少ないということですよね。しかしながら、やはり三重県の雇用対策の推進ということならば、そういう方々こそ本当に手厚く、きちんとした位置づけをするべきであったと思うし、こういう形で文字になっておるわけですから、そのあたりは考えていますというが、考えていないということにですから、きちんと位置づけをしていかなければならんと思うし、文言で示さなければならんと思うんですよ。一遍これは撤回してもらいたいと思いますよ。

○村上部長 本当に委員おっしゃるとおりだと思います。配慮が足りなかったというふうに思っております。何もやっていないわけではございませんので、特に、障がい者、高齢者の取組についても一生懸命、三重労働局とか関係団体含めて取組をさせていただいておりますので、今回掲載しなかったことに関しましては、謝罪を申し上げたいというふうに思います。

○中川委員 了解します。もう一つの問題ですね。

○野口課長 先ほど委員から御質問ありました三重テラスの件についてお話を申し上げます。他県の話もございました。三重テラスをいかに差別化していくかと、よくしていくかということで、昨年度、御承知かと思いますが、三重テラスで3年半の検証をしてまいりまして、これまでの課題とか皆様からいただいた声も踏まえまして、今後の方向性というのを昨年度3月の常任委員会で報告をさせていただきました。そこで三重テラスのブラッシュアップを図っていかないかんなと。お客様が体験できるような、例えば2階のイベントスペースというのは、ほかの県にはあまりないような機能でございまして、そのイベントでもって三重の魅力というのを情報発信していくというようなところで、イベントをいろいろやらせていただいております。こういったイベントをさらにブラッシュアップをしていくということ、それからショップとかレストランもございますので、こちらは運営事業者と連携をしながら、魅力ある店づくりをしていきたいなと。これは、アドバイザリーボードの委員の御意見も踏まえながら改善をしていきたいなと思っています。
 それから、他県とのことに関しましては、もちろんライバルという面もございますし、それから東京では、アンテナショップめぐりをしていらっしゃるようなお客様もみえます。もちろん他県がいいところとか、そういうところは学ぶべきところもあるんですけれども、逆に連携をしていかねばいけないところもありますので、そういうところは、例えばスタンプラリーをやって、アンテナショップをいろいろ回っていただくとか、そういうふうな連携もいろいろ続けていきたいと考えております。

○中川委員 了解しました。ぜひとも三重県ファンをたくさんつくってもらいたいとお願いして、終わります。

○山本委員 日本橋の地域は、オリンピックにかけてものすごく注目されるというふうに思うんですね。それで、あの橋の上の首都高速道路がもし取り払われるとしたら、江戸情緒を感じられる東京でも有数の地域になってくると思うんです。そんな意味で、滋賀県は今、非常に立地のいいところに建設中でありまして、三重県も頑張っていただかなければいけないと、そんなふうに思います。そんな中で、前回の委員会で私、申し上げましたけれども、2階のスペースを使った四日市市のフェアの日だったですね。7月8日か9日か、そのころでした。それでもういっぱいでした。どうしてこんなにたくさん人がいるのかなというぐらいいっぱいでして、女性は着物を着ている方が多かったんですけれども、その着物を見にいくわけでもなし、どうしてかなと。私が行ったのは「サファリパークDuo」という障がいをお持ちのお姉さんと弟さんとがデュオで演奏するというものですから、それを見にいったんですけれども、障がいをお持ちの方々、今の中川委員の話じゃないですけれども、よく受け入れてくれて、みんなにPRしてもらったということで非常にいい場所を提供してもらったなと思っているんです。そんな意味で、門戸をもっと広げて、三重テラスも有効に使っていただきたいと、そんなふうに思いますけれども、ビジネス街ですので、観光客の人は少ないようにみえますけれども、日本橋の横の三越のあの辺では、バスをとめて橋を見られている観光客の方もみえれば、中国の方もおったりして、これからますます、日本橋というところは注目されていくんじゃないかなと、そんなふうに思うんですね。
 それと、47都道府県の中でも日本橋と最もゆかりのある県が三重県だと思うんですね。三越もそうだし、岡三証券もあるし、証券取引所もあそこにあって、いろんな方々がいますので、恐らく東京都も国も、地域振興に大いにこれからあと3年間で力を入れていくと思いますので、さらなるブラッシュアップを三重県も三重テラスで展開してもらいたいなと、そんなふうに思います。
 何か今の話で、三重テラス、前からも言われておりますけれども、商品が多過ぎるとか、もう少し情報発信するための精査をすべきだとか、いろんな意見があるんですけれども、何かこれからの展開で、こうやっていこうというようなことがあったら、それだけお聞きさせていただけますでしょうか。

○野口課長 委員のおっしゃることごもっともだと思います。これから情報発信していくために、例えばでございますが、ここの資料にもございますように、新しい運営事業者も決まったことですし、そこからの提案で、店内にコンシェルジュを配置だとか、やっぱりこれの心というのは、お店のおもてなしの向上、これによって、三重テラスだけじゃなくて三重県の認知度を上げていくといいますか、お客様に体験していただいて、三重県を旅行したいなと思っていただくだとか、三重県産品をいいものだなと思っていただくとか、そういうような情報発信にぜひ努めていくべきだと考えておりますので、今後も運営事業者と連携しながら、ブラッシュアップしていきたいと考えております。

○濱井委員長 ほかにございませんか。

○北川委員 三重テラスの運営業者の審査過程の話ですが、最終的にプレゼンがあったというか応募があったのは、何社ありましたか。

○野口課長 三重テラスの応募は、1社でございます。

○北川委員 1社だけなんですね。これはプロセスの中で、いろいろアプローチがあったけれども、最終的に1つだったのか、もうはなから、どこも問い合わせも何もなかったようなレベルなのか、どうなんでしょうか。

○野口課長 実は私ども、応募者も多く望んでおったところもあるんですが、応募期間中に、四十数日間応募期間がございましたが、その期間中に具体的な御質問、問い合わせというのが4件ほどございました。ですが、各社いろいろ検討される中で、いろんな理由で御判断されて、結局応募されなかったということで、結果的には、現運営事業者のみとなったという次第でございます。

○北川委員 最優秀提案者と書いていただいているので、何社かあって、審査の上に選ばれたのかなというイメージを正直持ちました。アクアプランネットが決してだめだとかどうだとかという議論をしているわけではないんですが、逆に言うと、5年間の契約ですから、これからまた頑張っていただかんならんわけですが、先のことを考えると、次の段階でも今お問い合わせがあったようなところで、逆に言うと、どういうところがネックでなかなか参画できないのか、トライできないのかというところが、情報としてまた収集をしておいていただくといいのかなと思いました。
 それから、2つ目に、関西圏営業戦略ですが、知事にも委員でありながらちょっとお尋ねをしたところがあって、まず印象的に、夏にもお邪魔をしてきて、今日は関西事務所から来ていただいていないんですよね。

○村上部長 本日は出席しておりません。

○北川委員 その辺はこちらからの準備のあれもあるかしれませんけれども、営業戦略なので、担当課所がいてくれるというのが筋かなとは思いますが、本当によく頑張っていただいているので、成果を評価させていただきたいなと思っておるんですが、何せずっと印象が強いのは、ここにも書かれていますように、観光誘客でも三重県の宿泊者に占める関西圏からの割合が45%やったり、それから三重県の移住者が205人、このうち関西圏からの移住者が最も多く85人、41.5%、こういう数字をいつも見るんですが、そういう意味では、もっと関西圏の営業戦略なり関西事務所に人もお金も、私は投資すべきだなと思っております。県庁津という地があまり関西を向いていないのか、ちょっとその辺はわからないですけれども、伊賀名張の圏域の問題じゃなくて、そういう数字を見るとお金を投資していくというのは今以上に重要だと思っています。
 新規開拓という面では、三重テラスというのは、大きな取っかかりではありますからいいですけれども、そういう華々しさとは別に、実利的な部分で大きなウエートを占めている関西圏のことについて、やはりもう少し注力すべきだというふうに、そういう意味合いからも、事務所も関西事務所にしていただいてこういう戦略をつくっていただくようになってはきたんですが、進んではきていますけれども、まだまだ足らないのではないかという印象を持っていまして、そのあたりの部長の見解をお聞きしたいのが1つと。
 それから2つ目は、4本の柱についてはそのとおりというか、そこを注力いただくということについてはそのとおりだというふうに思いますが、万博誘致の話とか、何か目新しいことを書いてはいただいているんですけれども、中身を読み込むと、どうしてもあまり変わりばえのしない新鮮味だとかステップアップの部分だとか、新しい切り口だとかという部分があまり見られないので、要は、引き続いてさらに頑張りますというメッセージにしか見えなくて、その辺、いや、こういうところの新規に捉えて新しくチャレンジしていくんですよ、伸ばしていくんですよというようなところの考え方があれば、教えてください。
 それから3つ目は、以前からせっかく頑張っていただいているのであれば評価をということを申し上げてきて、知事も答弁いただいたように、少し大きなざくっとしたところではありますが、つくっていただいたというところは評価をさせていただくんですが、ちょっとごった煮の評価で、これを評価と言われると、正直苦しいなというのが印象です。特に、なぜこれ、合算なのかがわからないんです。目標と検証評価の関西圏での企業などと連携した「三重の認知度向上」に向けて取り組んだ実践数、しかも、5年間の累計530件はいいですけれども、3つの項目の合算ということですよね。まずこの内訳がわからないし、4つ目の「多様なネットワークの充実・強化」というのも、これ含まれているのかなと、そこがわからないんですよ。その辺はちょっと説明いただくのと、なぜそれぞれに独立したものにならないのか、考え方を教えてください。

○村上部長 まず、最初の御質問でございます。もっと人もお金もというお話でございますけれども、重々わかっておりますが、なかなか厳しい状況もございますので、ただ、本当に関西事務所のほう、少ない人数ながらも頑張っていただいて、各県内の市町からもいろんな要望があったり、あるいは県内事業者からの要望もあって、ほぼ営業活動に行っているというような状況でございますので、何とかとは思うんですが、なかなか現状は厳しい状況でございますので、新しい戦略をつくって状況を見ながら、また判断はさせていただきたいなというふうに思っています。
 関西については、本当に中部と同等に大事な地域だというふうに思っておりますので、これからもU・Iターンをはじめインバウンドなんかにも新しく取組はしていきたいなというふうに思っておりますので、そういう意味では、ますます重要性は高まってくるものというふうに思っております。

○野口課長 先ほど部長もちょっと新しく変わったところを触れていただいたんですけれども、それから変更点といたしましては、先ほど委員おっしゃったように、取組目標を掲げさせていただいたということと、それからキャッチフレーズとして、未来に向け「レッツ チャレンジ “関西”!」というようなことで、今後営業活動をしていく中で、市町とか関係者の皆様と思いを共有していきたいなというところがございます。
 それから、評価のところでございますが、これについては、私ども営業戦略の本部のほうで、こういうような合算した形の件数で成果を検証しておりまして、それと指標を同期させたものでございます。ただ、委員おっしゃるように、分けられないかというところは、数字として私どもも例えば情報発信の件数だとか、それと観光誘客の件数、それから食の販路拡大の件数だとか、それから先ほど部長からも話しましたU・Iターンとか、そういうようなものと数字を分けて、内部でちゃんと押さえていきたいと思っております。そういうふうに分けて整理をして、今後の営業活動のモチベーションにつなげていきたいなと考えております。以上です。

○北川委員 多様なネットワークについては。

○野口課長 ネットワークについては、これはもともと目標自体が関西圏での企業などと連携した実践数というふうになっておりまして、いろんな団体、企業だとかマスコミだとか、いろんなところと連携させていただいた件数でやらせていただこうと思います。ですので、そういうネットワークを活用しながら取り組んだ実践数ということで、数えていきたいと考えております。

○北川委員 1番目の問いについては、部長にお尋ねするよりは総務部長に言ったほうがいいのかもわからないですけれども、限られた人的な資源の中ですから、どう割り振りするかということになると、限界があるのはわかりますので、これは引き続いて声を大にしていきたいというふうに思っています。ちょっと新鮮味が足りない部分も、着実にやっていただくことは重要なことでもあるので、そこはさらに頑張っていただくというメッセージをいただいているということで、了解をさせていただいて。ただ、この指標はいただけない感じが非常にします。この本冊の中にも、当然ながら数字を上げていただいてるじゃないですか、いろいろ頑張っていただいているそれぞれの成果のところで。こういう数字を、変な話、よくあるパターンで、目標数値というよりは参考目標でも構わないじゃないですか。そういう意味合いでも、もう少しわかりやすい指標にしていただきたいと思います。その数字を達成せんだからどうやこうやということまでを私は決して求めているわけじゃないので、別に参考数値目標でもいいじゃないですか。もうちょっと、頑張っていただいているスタッフの方にも評価ができる、我々も見てそうだな、どうだなということが言えるものでないと。しかもこれ、数字を公表いただくときに、内訳もA、B、Cとありますけれども、内訳は出していただけるということですか。

○野口課長 これまで営業本部のほうとして出しておったのは、この取組数の合算した数字なんですけれども、委員御指摘もございますので、どういった形か、言われたように参考数値になるかもしれませんが、それぞれの数値で管理するつもりではおりましたので、それらを公表するようなことも、関西事務所と詰めていきたいと思います。

○濱井委員長 ただいま12時ちょうどでございます。一旦休憩させていただいて、再開は午後1時ということでさせていただきたいと思います。

          (休  憩)

○濱井委員長 休憩前に引き続き委員会を開催します。
 (4)から(6)について何かありましたら、お願いします。

○日沖委員 雇用対策の推進で、1つお聞かせいただきたいというふうに思いますが、大学生のU・Iターン就職の取組で、平成27年度からでしたっけ、ちょっと始まりは忘れましたけれども、大学との協定を結んだ取組をしていただいていますが、今日のこの資料の中ではわかるところがないので、あえて聞かせていただきたいんですが、この取組の、大学との協定を結んでU・Iターン就職を誘導してくるというこの取組に大変期待をしているんですが、実績についてどうかなというところを聞きたいんですけれども、例えば具体的には、三重県の県内での求人情報の紹介であるとか、そういうことを協定を結んでいただいておる大学のほうでしていただいておったりはしておると思うんですが、もう少し入り込んだ話になると、例えば、インターンシップを活用して協定を結んでおる大学でこういうインターンシップのプログラムがあるので、今回の野口議員の一般質問でも、上場企業をもっとせなあかんやないかという話もありましたけれども、上場企業だけじゃなくても、関心の持てるようなこんな技術を持った中小企業があるんだとか、こんな展開をしておる将来性のある中小企業があるんだとか、そういう紹介をしながら、そういうところのインターンシップというのを具体的に図っておられたりしておるのかなというような、ちょっと細かいところも含めて、取組の状況や成果をお聞かせ願いたいのと、今の段階で、どれだけの大学と協定を結んでおられるのかと、今の時点で参考に聞かせていただきたいなと思うんですが、以上お願いします。

○藤川課長 ありがとうございます。まず、今のU・Iターンの大学との就職支援協定締結大学に関しましては、立命館大学、近畿大学、龍谷大学、同志社大学、関西大学、愛知学院大学、中部大学、愛知大学の合計8大学と締結を結んでおります。平成27年度が最初の立命館、近畿、龍谷の3校、28年度が同志社、関西、愛知学院、中部、愛知大学と、今年度も一応検討はしている状況でございます。こうしたところが非常に協力的でございますので、メールマガジンの発行であったり、メールマガジンの中には、もちろんイベントのお知らせ等々もしておりますし、今、委員からお話がありましたインターンシップ、この情報もやっております。本日の資料の42ページにもありますように、U・Iターン就職セミナー、こちらのほうにも協力もいただいておる、こういったところにもお話をしながら、来ていただくようなことも、今後、大阪、京都、名古屋がありますので、そういうところにも来ていただきたいなという情報発信もしていきます。また、インターンシップ、これもまさにそうで、こちらに書いてあるインターンシップ推進協議会というのを設置して取組も進めておるんですが、U・Iインターンシップ推進協議会に関しましては、この8大学の学校のキャリアセンターの課長等に参画いただきまして、三重県のつくったプログラムをぜひ協力的に使ってくださいよという話もしていただきながら、この夏休みも具体的には中部大学、愛知大学等々がこのプログラムに参加いただきまして、こちらもありますように、学生40名参加、そのうち県外大学9校とありますが、この県外大学のほうにも発信をしております。参加いただいております。
 ですから、まさに委員おっしゃるように、インターンシップは県外の大学から引き込むために、こういう就職支援協定締結校との連携も進めておりますし、なにより心強いのは、そうした大学とネットワークが図れることによって、キャリアセンターの担当者の方と直にお話ができるということで、当然、締結大学以外のところとも話はしておるんですが、さらに向こう様も、やっぱり知事と学長と協定締結をしたという強いきずながございますので、非常にフレンドリーにお話を聞くことができ、ニーズあるいは課題等もしっかりと把握させていただいております。今お話もありましたように、県内の中小企業をどのように県外の大学に発信をしていくか、このあたりもいろいろお話も聞いております。やはりいかに魅力をアピールできるかというところ、学生の気質なども踏まえて、各大学の特色もあったりしますので、そういうきめ細かな対策を講じていきたいなと、このように考えております。
 以上でございます。

○日沖委員 ありがとうございました。取組は積極的にいただいておるということで今状況をお聞かせいただいて、心強い限りですので、さらにまた進めていっていただきたいなと期待するんですが、もう一回お聞かせいただきますけれども、今後、今お聞かせいただくと、まだ大阪、京都、名古屋で8大学ということなんですけれども、東京のほうとかもまた検討しておられるのかということを参考に聞かせていただきたいのと、それと取組のお話を今お聞きしましたんですけれども、実績、成果みたいなもの、わかるような、ちょうど来年4月採用の今年の4年生は、ちょうど大手は内定式が数日前ぐらいにあったような時期ですけれども、成果として私らが知られるような何か数字とか確かな実績とかあれば、さらに教えていただければ心強いですが。

○藤川課長 前段の御質問の東京の大学とか話がございました。行っている大学、中部地方、関西地方がかなり多くて、関東地方は1割という状況にある中で、まずは、たくさん三重県出身者が通っている大学の多いところからと考えております。そうすると、やはり中部とか関西の大学が非常に多いかなという中で、また距離の問題も確かにあったりしますし、中部、関西の大学に行かれた方は比較的U・Iターンの指向が強いというデータもありますけれども、関東に行っている学生に関しては少し率が下がっているというデータもあります。様々なことを勘案して、現時点では、まずは中部、関西、そうしたところとの取組を進めてまいりたいと、このように考えております。
 また、2つ目の御質問で、成果という話でございました。なかなかこの成果をはかるのは、数字だけで見ると、何とも、毎年増えているかという話になってきて、締結も1年、2年の話ですので、難しいんですが、実際これも本当に定性的な話になってしまうんですが、関西大学とかの保護者説明会が県内にあるのにも参加させていただく中で、三重県の状況をお知らせする中で、おしごと広場のこういうのがあるよとか、三重県のインターンシップの取組があるよと、これは1年生、2年生、3年生の保護者の方もお越しいただいておりますので、60名ぐらい来ていただいていますので、そうした方々にアピールをすることができたというのも次につながってくるのではないかなと、このようなことも考えております。その保護者会とか、あるいは学生向けに直接やっていくことがじわりじわりと成果につながっていく、これを継続的につなげていくのが大事かなということで、まだ直接的にこれがというのはないんですけれども、感覚的には、実感としてそういうふうに情報が伝わっているのではないかなと思っています。アンケートの結果でもまた出ておりますので、今後、そういう取組を進めていきたいと思っております。

○日沖委員 ありがとうございました。期待していますので、また引き続きよろしくお願いします。

○濱井委員長 ほかにございませんか。

○山内副委員長 私も1点だけです。43ページの下段の働き方改革の促進、ここは非常に重要であると思いますし、しっかりと取組を進めていただきたいという思いでお聞かせいただきたいんですけれども、働き方改革イコール残業削減みたいなイメージがある中で、やはりここに書かれていますように、就業環境の整備改善によりまして、きちっとした労働力の確保と定着促進が非常に重要であるという思いの中で、特に私もいろんな方からお話を伺っている中で、どこの業界もどこの業種も人材が不足している中で、特に人材不足が叫ばれているのが介護とか福祉の部分であったりとか建設業界であったりとか、そういう意味におきまして、三重の働き方改革推進企業のこちらの中にどんな企業があるかというのを私は掌握していないのであれなんですけれども、特に人材の確保に苦慮している業界等に特化したような先進的な事例とか、そういったものに関する取組ですとかアドバイスの仕方ですとか、あと外国人労働者の方に関する視点とか、そういった部分をちょっと教えていただければと思います。

○藤川課長 ありがとうございます。委員御指摘のとおり、決して残業削減という、もちろんそれが従業員の満足度の向上になっていくと思いますので、でも我々はこれを取り組んでおるのは、ワークライフバランスとかそういうところも含めて、従業員の満足度全般ですね。休みが多いかだけではなくて個人の時間を充実していただいて、また、仕事に返していただくというような取組で、その結果がとか、あるいはそういう中でチームの和づくりというのもありまして、先ほどお話ありましたように、介護分野で今回取り組んだ中では、介護分野というのは非常に厳しいと言われておりますけれども、結構人間関係でやめられたというケースがありまして、昨年取り組んだ例では、コミュニケーションをとることによって、介護の分野の離職者がゼロになったと、このようなこともあります。それもやはり1つの働きやすさ、残業が多いかどうかはちょっと別にしまして、仕事をしやすい環境、そういうテーマでその企業に応じた取組を進めているという状況もございます。
 また、建設関係でも、推進企業は結構建設のほうも多いんですが、製造、建設に近いような分野でもやはり仕事もそれなりに多いという中で、いかに仕事を効率的に進めるか、全ての仕事をとってくることによってまた仕事が増える、いかに効率的に余り多く抱えないというようなお話も出ていました。ですから、その辺が経営者のスキルアップの結果、従業員の満足度につながるというような話もありましたので、そうした情報をその方が、先般も9月14日の働き方改革セミナーでも自分が講師になって皆さんにプレゼンテーションしていただいたという話がございます。そういう分野分野の方に伝わっていけばいいかなと、このように思っておりますし、様々な分野分野という形ではないんですけれども、いろんな分野で取組が進んでいくというのが重要かと思っています。
 外国人はダイバーシティ社会の推進のこともありまして、今年度取り組むこととしておりまして、外国人が多数雇用されている会社のほうに、今年度、アドバイザーに入っていただいて、取組をまた広げていけないかなというふうに、そのようなことを考えております。またその成果が出ましたら、御紹介させていただきます。

○山内副委員長 ありがとうございました。最後になりましたが、働き方改革、県全体での取組となるようにということで、働いている人もまた家庭を守る人も全体の皆さんの中で認識が深まっていくことが非常に大事かなというふうに思いますので、しっかりと取組をいただけたらと思います。よろしくお願いします。

○濱井委員長 ほかにございませんか。

○稲森委員 61ページからの関西営業戦略に関してなんですけれども、情報発信ですとか、観光誘客とか販路の拡大というのは、中部圏と関西圏のちょうど結節点にある伊賀地域としてもそういうことに取り組んでいただいているというのは実感しているんですけれども、特に、伊勢志摩サミットの恩恵というか実感というのが伊賀地域には非常に薄くて、例えばMICE誘致を伊賀地域で取り組んでいくとか、そういう可能性というのは今後考えられるのか、関西戦略を通じたMICE誘致の状況というのはどういうふうになっているのか、その辺聞かせていただけますか。

○生川推進監 伊賀エリアでのMICE誘致ですけれども、まず基本的には、特に国際会議、Cに関しましては、主催者の方のニーズに応じた最適なもしくは複数の開催地なり、エクスカーションを含めた開催を提案しているという状況がございまして、それがニーズに応じて伊賀地域になれば伊賀地域の面からはベストになるかと思うんですが、特にそういった意味で、伊賀地域だけに特化したMICE誘致といった、エリアに特化した活動は特には現状はやっておりません。ただ、今後、特に関西事務所と連携していこうと思っていますのは、MICEでいうと、インセンティブですね。国内企業中心になると思いますけれども、企業インセンティブにも今後力を入れていこうと思っていますので、IならIなり、それからM、企業の会議、国内会議といった部分も力を入れていこうとしている中で、今後関西に近い伊賀エリアというのも候補になっていけばいいかなというふうに思っているのが現状でございます。

○濱井委員長 ほかにございませんか。

           〔「なし」の声あり〕

○濱井委員長 なければ、(4)雇用対策の推進(労働力の確保・定着対策)についてから(6)関西圏営業戦略の改定についてまでの調査を終わります。

 (7)「高度部材イノベーションセンター(AMIC)」の今後の取組方向について
 (8)中小企業・小規模企業の振興について
 (9)企業誘致の推進について
    ①当局から資料に基づき説明(山岡副部長)
    ②質問
○濱井委員長 それでは、御質問等がございましたらお願いします。

○彦坂委員 AMICの今後の取組方向についてのところなんですけれども、これはこれで別にとやかく言うつもりはございません。文言が非常に難し過ぎて、素人ではわからないので、ちょっと教えてください。58ページの(5)10年間の成果と課題という一番最後の行なんですけれども、企業間連携による自立的イノベーションが誘発されるまでの成果には結びついていないというふうに書き込まれているんですけれども、これはどういうことなんですか。教えてください。

○山岡副部長 AMICの中には、先ほどの説明、今現在で16の企業、団体が入居しているわけでございます。当初は入居した企業間が企業側のシーズとかニーズとかに合致しまして、例えば研究開発テーマが生まれるとか、あるいは入居されている企業に対して、県内の中小企業でありますとか大企業が連携して何か新しいテーマが企業間同士のつながりを通じまして生まれることを期待していたところがあるんですけれども、今日紹介させてもらいました4つのテーマについては、そういった形よりはどちらかというと行政もかなり深くかかわった形で、あるいは三重大学等が深くかかわった形で進められてまいりましたので、そういった民間企業の研究シーズとニーズが合致した形で研究開発テーマがもう少し数多く出てくることは、我々としては望んでいたんだけれども、そういうような結果にはちょっと結びつかなかったという面があるというような意味合いでございます。

○彦坂委員 当初は民々でいろんなことをやっていって、新しいものを生み出してくださいという目的だったのが、そこに産官学が深く絡んでしまって、民々同士のあれがなかったという、そんなことなんですか。

○山岡副部長 おおむねそういうことなんですけれども、産官学が連携して取り組むということも、当然我々の目標としてあったんですけれども、一方で、民間同士で自発的に進めてほしかったという部分がちょっと期待したようには進まなかったというのが現実でございまして、その点を反省を込めて記載してございます。

○丹羽課長 1点補足でございますが、企業の研究開発につきましては、技術開発について社外秘の部分が多いものですから、なかなかその点で連携が進まないという状況もございまして、その点で産学官連携を進めるに当たって、AMICのほうがテーマ出しとか、そういったところをもう少し強くしたほうがいいんじゃないかというような意見が出ております。

○中川委員 まず1点目は、中小企業・小規模企業振興条例、大変県民の皆さん方が期待をして、そういった中で、県としては、5ブロックに分けてきめの細かいいろんな施策を考えてみようと、こういうことで、これは方向づけはよかったと思うんです。そういった中で、取組方針、今後の方針を見ますと、いろんな意見が出たことについて、これを反映していくと、これもいいと思うんですが、私の理解では、条例をつくって、そしてその後振興計画をつくってということを考えておったんですけれども、それは間違いであったのかどうかということが1点目。
 もう一つ、事業承継の問題で、これも大きな問題だと思うんですが、事業承継は企業の後継者をつくっていくということだと思うんですが、そういった中で、当然後継者の方々も、いうならば2つの考え方があると思うんですね。例えば昔の役所でいいますと、何々省とありますと、事務次官と政務次官、いうならば事務的な処理をする能力と、もう一つは政治家のような発想というんでしょうか、いろんな提案したり云々するという、2つの考え方が後継者に必要だと思うんですが、どのあたりをこのセンターというのは2つの役目を担っておるのか、あるいはこういうところに集中的にやるとか、そのあたりを教えていただきたいと思います。例えば、後継者ならば、若いときから帝王学というんでしょうか、そういったものをやっていく必要があると思いますので、単なる事務処理だけではいかんと、そういったいろんな要素が必要だと思うんですが、そのあたりはどういうふうな役目というのか、やっているのかということですね、大きく2点。

○増田課長 二つの御質問をいただきました。まず最初の協議会についての御質問でございます。地域ごとに、三重県では5地域に、みえ中小企業・小規模企業振興推進協議会を設置しております。これの振興につきましては地域ごとに議論していただいて、その成果を私ども県とか市町とか、また支援機関がそれぞれ次の施策に生かしていくというのが大きな取組になっております。当初、計画をつくるのではないかという委員の御質問ですが、これにつきましては、そのような予定というか計画をそもそもつくるということにはなっていないということで、私どもは理解をしております。
 2つ目の御質問になりますが、事業承継につきましては、特に委員の御質問の、ここに御説明させていただきました事業引継支援センターの役割だと思いますけれども、これにつきましては、基本的には事業引き継ぎ、後継者を探している企業とか、また、後継者がいない会社を探しているというか、譲り受けたい企業とか譲り渡したい企業がそれぞれ御相談いただいて、引継ぎ支援センターの中でそれぞれのマッチングをするような役割を主にやっております。
 御質問の中でお話しされました後継者の帝王学の教育等につきましては、引継ぎ支援センターの中で特に役割としては持っておりませんので、これにつきましては、私ども、若い経営者を対象とした塾を今年度から開催しております。この方々は、主に将来、自分の会社の後継者となり得るような方々、またここ二、三年で新しい事業を後継した方を対象として、塾を9月25日から開催をしているんですけれども、この方々に対して、新しい世界の見方とか新しい経営のやり方についても、いろいろな事業者の先輩経営者の方々の講演を聞くような形で今、塾を実施しております。

○中川委員 条例をつくって5つの地域でいろんな討議をして、それを反映していこうと、こういうことだと思うんですが、私はせっかく条例をつくったものですから、いろんな新しい方法でこういう5つのブロックで分けて、いろんな問題提起をされておるかと思うんですが、5地域の共通の課題もあれば、その地域その地域のバージョンもあると思うんですが、やはり今後のことを考えますと、当面する問題と中長期の問題があると思うんですが、きちっとしたプログラムというんですか。そんなのは必要があるんじゃないかということで私申し上げたんですが、そんなことは考えていないですか。

○増田課長 特に計画をつくって進めるということは、今、協議会の中では検討は進めていない状況でございます。ただし、それぞれ地域によって課題の認識が若干異なっております。共通となるような課題もございますが、それぞれ地域によって、まずこの課題を検討したいということで、平成26年度から進めておるわけですけれども、特に地域ごとの課題については、資料のほうにもございましたが、68ページのところに各地域のワーキンググループの開催状況という形で、地域ごとに特に議論したいというところをそれぞれ地域で決めていただきまして、ワーキンググループのような形で実務者の検討を進めているところでございます。その中で、本年度の協議会につきましては、事業承継ということを特に中心となるような共通テーマで各地域で御議論いただきました。それ以外にも創業であったり販路拡大ということで、地域によって若干違うんですけれども、そのような形で本年度の協議は進めております。
 以上でございます。

○濱井委員長 ほかにございませんか。

            〔「なし」の声あり〕

○濱井委員長 なければ、(7)「高度部材イノベーションセンター(AMIC)」の今後の取組方向についてから(9)企業誘致の推進についてまでの調査を終了します。

 (10)指定管理者が行う三重県営サンアリーナの管理状況報告について
 (11)観光振興について
 (12)各種審議会等の審議状況の報告について
     ①当局から資料に基づき説明(安保次長、山岡副部長)
     ②質問
○濱井委員長 それでは、御質問等がありましたらお願いします。

○彦坂委員 観光振興について伺います。
 平成28年度の取組だとか29年度の主な取組と今後の観光振興ということで、今、説明いただきました。このとおりなんだろうと思いますけれども、1点ちょっと気になるのは余りにも北勢地域なり東紀州地域の記述というのはほぼほぼないんですよね。北勢でいうと、船ぐらいですわ。これってどうなんやろうとちょっと疑問に思ったので、この中に入っていると言われればそれまでなんですけれども、北勢だってかなりの呼び込めるものがいっぱいあるんですね。そういうストロングポイントをもうちょっと伸ばしていってもいいんじゃないかななんて思ったので、質問させていただきました。

○河口局長 大きくは、92ページにございます体験メニューの充実という部分で、いろいろ東紀州であるとか北勢にも資源がたくさんあると思っておりますので、それをしっかりニーズに応えられるようにバージョンアップしていくとともに、それをしっかりつなげて情報発信していきたいと思っております。
 それとあわせまして、北勢で今、新たに特に力を入れ始めていますのが、体験の部分にも関係してくるんですけれども、学校教育の修学旅行の位置づけが変わっております。ですので、北勢地域では産業ということに注目をして、産業教育に関連した教育旅行なんかにも力を入れていきたいと思っております。よろしくお願いいたします。

○彦坂委員 了解しましたけれども、こういうものは県下くまなくやっていったほうがいいんじゃないかなと思っているので、質問させていただきました。

○濱井委員長 ほかにございませんか。

○日沖委員 2つほどお伺いしたいんですが、観光振興のところなんですけれども、平成29年度の主な取組の観光振興についてのところで、いただいておる資料でいきますと、89ページの一番下の(1)のエのクルーズ船誘致というのがありますが、クルーズ船誘致、もちろん今後、三重県の観光振興に大きく寄与して、クルーズ船というのは万単位の方が乗ってみえるわけですよね。
 ですから、寄港していただいて、観光振興に大きく寄与いただくことを期待はしておるんですが、鳥羽港はそもそもが国際観光都市と言われるぐらいの観光地でございますので、何なんですけれども、四日市港はもちろん寄港していただいてどんどん来ていただきたいなと思うんですが、どこの埠頭につくのかなということとか、ここにはオプショナルツアーに県内観光都市等が組み入れられるよう働きかけを行っていますと、何らか観光していただくことになるんでしょうけれども、四日市港のどこかをイメージして、四日市港の中の埠頭について、そこからバスに乗りかえて観光に出て行くというと、四日市だとどういうパッケージがあるんかなとか思うんですが、その辺もちろん取り組まれておるとは思うんですけれども、これまでにそれほどないことですので、これからどんどん誘致していっていただくということになると、四日市に来て、こんな魅力があった、こんな観光をしたというインパクトがないと、これから余りそれほどきれいな場所ではなかったし、行くところもそれほど、鳥羽と違うて、というようなことになるとというふうに単純に思うんですが、どこへついて、どういう観光のパッケージとかがあるんか、教えていただきたいなという、もちろん前向きなことでお聞きしておるんですけれども、名古屋港なんかの飛鳥とかつくのを見ておると、ガーデン埠頭について、ガーデン埠頭自体がちょっときれいな公園になっておって、周りも産業の港といいながらも、あの辺は景色がちょっと違うんで、ああいうところが四日市港にはないんで、どうなもんかいなというのをお聞きしたいのと、それと、一部条例改正のときにお聞きすればよかったんかわかりませんけれども、いろいろサミット効果も含めて聞いておるうちに今になってしもうたんですけれども、海外からの誘客を図るに当たって、今日の一部条例改正の議案でもあった通訳案内士、全国通訳案内士ということに名前が変わったということですけれども、私も通訳案内士というのは余りこれまで認識をしていなかったんですが、最近通訳案内士をされている方と少ししゃべることができたんですけれども、これ重要なお仕事やな、この海外誘客を図る上ではな、というふうに改めて認識させていただいていまして、優秀な通訳案内士はたくさん海外から日本に来られるお客さんを自分で持っておられるような環境もどうもあるようですし、こういう優秀な通訳案内士を育成していくということが海外誘客を図る中で大変重要なことなんじゃないかなというふうにこのごろ思えていまして、一体通訳案内士というのは三重県の中に登録されて活躍されている方というのはどのくらいみえるのかとか、その辺の数字ももしわかれば、参考に示していただきながら、通訳案内士という方々に対する海外誘客の中でも県の認識とか期待とか、それから養成、育成についてどうなんかということをこの機会にお聞かせいただきたいんですが。

○安保次長 まず1点、クルーズ船誘致につきましてでございますけれども、四日市港に関しましては、霞ヶ浦南埠頭24号岸壁というところになっております。先ほどのお話で、四日市のほうをごらんになるのかどうかということで、大体船というのは、朝つきまして夕方出港することが多いので、1日停泊していることが多いですけれども、大抵の方は例えばバスとかで、オプショナルツアーで四日市から伊勢のほうへ行かれたりとか、あるいは伊賀のほうへ行かれたり、そういうオプショナルツアーをされるんですけれども、そこばかりではありません。船の中で1日過ごされる方もたくさんいらっしゃいまして、その方々も船からおりてちょっとまちなかを見て歩くとか、あるいは船の乗組員の方々、船というのは乗組員の方も多いものですから、そういう方々が、非番の方がおりられて四日市のまちを御覧になるというケースもございますので、その中で例えば四日市はこういうまちですよというようなインフォメーションを船内等ですることによりまして、オプショナルに申し込んでいない方は船の中で1日過ごすのもあれだから、四日市のまちなかに出ていこうかと、そういうことも十分つながると思いますので、そういう形の働きかけをしてまいりたいというふうに思っております。
 通訳案内士につきましてでございますけれども、今回の制度改正で、実は通訳案内士という名称が今、資格を持っていらっしゃる方につきましては、全国通訳案内士という形に名前が変わりました。前の通訳案内士という方々は都市部にかなり固まっておりまして、しかも英語の方々がほとんどだということで、現状、非常にインバウンドが増えている中でなかなか対応がしづらいということで、今回法が改正されまして、昔は通訳してお金をいただくためには通訳案内士でなければならなかったんですが、今はお金をいただくのに別にそういう資格は不要になりました。逆にただ前の通訳案内士は全国通訳案内士という形に昇格いたしまして、そこにはもちろん資格は要るんですけれども、それプラス昨今のインバウンド情勢に鑑みまして、そこのところも若干科目が増やされたりということで、大変難しく、若干レベルが上がったりはしたんですけれども、その中で通訳案内士というものが先ほど申しましたように、どうしても有資格ではないという形になりましたものですから、そういう形で数を増やして、今の急増する外国からのお客様に対応していこうという状況になっております。
 先ほど御質問ございました通訳案内士は、全国では、4月1日現在でございますけれども、2万2754人登録されております。その中で三重県に関しましては、9月8日現在でございますけれども、152人の方が全国通訳案内士という形で登録をされております。

○日沖委員 御答弁ありがとうございました。外国船のクルーズ船誘致なんですけれども、四日市港へ寄港した私のイメージがちょっと違っていましたので、申しわけございませんでした。24号岸壁というのはどの位置なのか、また確認させてもらいますけれども、バスがわっとついて観光地みたいなところへ乗りかえて、わっと出ていくというイメージではどうもないということのようでございますね。

○安保次長 埠頭にバスは来れますので。そこから船をおりてから、バスに乗っていくことは可能でございます。

○日沖委員 大々的にパッケージをつくってみんながばっと行くというのではなしに、オプションでそういうところに行こうかという人を誘導するという感じなんですか。

○河口局長 クルーズ船の場合、いろんなオプショナルツアーを数多く、1つの船に対して1つのコースではなく複数コースがいろいろ設定されておりまして、乗っていただいているお客さんによって、何を選択するかをそこの船に乗る前からなんですけれども、考えていただいて、自分なりに旅をパッケージされるみたいな感じになっております。それとあわせまして、オプショナルツアーを申し込んでいらっしゃらない方は、例えば四日市港でしたら、四日市駅までのシャトルバスを準備しまして、それに乗っていただいて、まちの中を楽しんでいただいて、例えば四日市でしたらお茶でありますとか、とんてきをお昼食べてみようかというような感じで楽しんでいただいたりというのと、埠頭につきましては、いろいろお出迎えのイベントなんかもさせていただいて、おもてなしの心をあらわすような形で今、取組をさせていただいているところでございます。

○日沖委員 ありがとうございました。もうちょっと細かいところはまた個人的に勉強させていただきたいというふうに思いますけれども、とにかく私たちもどこかへ旅行に行くということになると、海外は私はなかなかよう行かないですけれども、やっぱりそこへ行ったときの第一印象というのが相当あると思うので、四日市港というと、それほど観光にかかわる産業なり事業に取り組んでおられる方々というのは限られてくると思うので、やっぱり産業の港なので、コンテナとか荷さばきとか、そういう事業をされておるところがほとんどなので、その事業者がどれだけ協力してくれるかどうかというのはわかりませんけれども、四日市港の環境とか観光に来るお客さんの第一印象がいいように、みんなが、私が聞かんでもできておるのかわかりませんけれども、あの周辺で連携していただいて、迎えられるような環境美化も含めたきれいな港になるように、取り組んでいただきたいなというふうに願っていますので、よろしくお願いいたします。
 それと、通訳案内士のほうは、認識をまた改めてさせていただきました。資格がなくても、今まで通訳案内士がやっておられたような仕事ができるようになったということなので、そうすると、携わる人の裾野が広がっていくということになるんでしょうから、お迎えしやすくなる環境ができていくんでしょうけれども、いずれにしても、そういう仕事に携わる人たちの育成はこれから県がかかわっていかれるんですか。その辺だけ1つ確認させてください。

○河口局長 全国通訳案内士につきましては、一定年限で国のほうで研修を受けていただけるような仕組みもできるやに聞いております。県サイドとしましても、やはり質の高い案内士をということですので、できるだけそういう全国通訳案内士の資格を持っている方を御紹介させていただくのかなと思っております。

○中川委員 観光振興ということで、私は三重県というのは、観光三重という大変大きな位置づけ、またプライドを持っておるんですが、そういった中で、9ページに現状と課題の中で、三重が旅の目的地としてまだまだ認識されていないなどは課題として考えられますと、大変私残念な言葉なんですね。そんな気持ちで皆さんおるわけではないと思うんですよ。もっともっと観光を売り出したいんだという気持ちだと思うんです。こんなマイナー的な考え方ではいかんということをまず1点。
 そして、平成29年度の対応としてここに書いてありますけれども、せっかく河口さんという女性の局長ができたんですよ。すばらしいセンスを持ってみえるあなたがもっともっと前へ出なきゃいかんということが1つ。
もう一つは、一昨日もラスベガスでああいう事件があったけれども、サミットで本当に日本一、三重県が世界一安心な位置づけをされたと思うんです。テロ対策のパートナーシップもやっておるし、それをなぜもっともっと本年度PRし、売り込まないのかなという感じを持つんですよ。そのあたり、こんな観光振興でへだったような話ではなくて、もっと挑戦的なことをしなければならないと思うし、それが観光三重を伸ばす手段だと私は思うんです。そのあたり局長どうですか。

○河口局長 インバウンドの目的地として、三重県が旅の目的地としてまだまだ認識されていないことというのは、私たち観光振興に携わる者としては本当に厳しい言葉と受けとめております。ですので、あえてここに書かせていただきました。台湾であるとかフランスのレップの調査の結果としては、やはりまだまだ認識度が低いということですので、そこをしっかり肝に銘じて、これから観光振興に地域の方々と一緒に当たっていきたいと思っております。私もしっかり前に出て、率先して取り組んでいきたいと思っております。
 また、ラスベガスでの事件もありましたけれども、そういう安心・安全という部分につきましては、海外でいろいろお話とかいろいろなファムトリップとかマスコミのときには、積極的にそういう場所で選ばれた安心・安全な場所であるということをしっかりアピールしていきたいと思っております。ありがとうございます。

○中川委員 期待していますから頑張ってください。以上です。

○濱井委員長 ほかにございませんか。

○山本委員 クルーズ船誘致のことなんですけれども、我が会派の山本勝議員が本会議場でたしか言っていました。特に九州の長崎県なんかで、佐世保港もそうだし、佐世保市の市長も言っていました。それからあと山本勝議員は長崎港のことも言っていました。やっぱりクルーズ船誘致に力を入れているということでした。先ほどの四日市の港へのというお話なんですけれども、船の中にいる人もおれば、エクスカーション、小旅行で近くのところへ行くじゃないですか。泊まりは船でというような、そういうことですよね。私、そのプログラムをつくるっていうことがとても大事だと思うんです。例えば去年、国立公園協会の70周年でいろんな行事がありました。コースを14カ所ぐらい設けて、離島のコースとかそれからあと南伊勢町のミカンの畑へ行くとか、それからサイクリングロードを訪れてみましょうとか、いろんなコースを設けたんだけれども、それは県の仕事として、そのクルーズ船の企画しているエージェントに働きかけて、四日市港近くの、例えばこうこうこういうところへ行くようなコースがあるからどうだというようなことを提案するような、そういうことをやってもらうというのはとても大事だというふうに思うんですけれども、エージェントと観光局とのそういうやりとりというのは、今後どうなっていくのかということをお聞きしたいんですけれども。

○瀧口課長 もともと船会社があって、そこがエージェントにツアーの造成とかを委託というかお願いしていくという話なので、もちろん船会社にもいろんな意向とかこういう観光素材がありますとか、こういうツアーを組みますというプッシュしていくのも大事ですし、また、そういうプッシュと同時に、旅行会社にもこういうメニューができますというものも出せるように、そういう2面で準備していくことが大事だと思っております。他県の事例とか、それから委員おっしゃった事例も十分把握しておりますので、そういったものを活用しながら提案できるように準備をしていきたいというふうに思っております。

○山本委員 ありがとうございます。よくBSで、ああいう海外のクルーズ船、マイアミからカリブ海に出て行くようなクルーズをやったり、エーゲ海でのクルーズをやったり、いろいろなところでクルーズが今非常に人気があるし、また観光振興に大きな役割を担っていくということですので、企画の面で魅力のある、そういったものをつくってもらえば、必ずや四日市や鳥羽だけじゃなくて、もっと奥のほうへ行ってもらえるような、そんなことになると思うものですから、よろしくお願いをいたしたいと思います。

○濱井委員長 ほかにございませんか。

             〔「なし」の声あり〕

○濱井委員長 なければ、(10)指定管理者が行う三重県営サンアリーナの管理状況報告についてから(12)各種審議会等の審議状況の報告についてまでの調査を終わります。

 (報告事項)
 (1)県内事業所アンケートについて
 (2)「お伊勢さん菓子博2017」の経済効果について
    ①当局から資料に基づき報告(山岡副部長、佐々木次長)
    ②質問
○濱井委員長 それでは、御質問等がありましたらお願いします。

○稲森委員 実行委員会からの報告ということで申しわけないんですけれども、以前も少し出ていましたけれども、菓子博に行った方のアンケートで、8割ぐらいの方が他の観光地に行っていなかったというような、そういうアンケート結果がありますけれども、この経済効果なり総括の中にはどういうふうに反映というか、されているのか、その辺をどういうふうに受けとめて、また、どういう原因があるのかとか、県として分析をされているのか。これからいろんなビッグイベントみたいなのがあるかと思いますけれども、いろんなイベントをやって、そこからどう観光へ人の流れをつくっていくかということにも参考になるかなというふうに思うんですけれども、その辺どう総括をされていますか。

○増田課長 菓子博の経済効果につきましては、基本的には、委託先が算出したものをベースで御報告させていただいております。つきましては、来場者が58万4000人にも上って、多くの方々に御来場いただきましたが、これまで経済効果の関係を県の中でいろいろ意見交換をした中では、一番多かったのが、菓子博の1人当たりの滞在時間が非常に長かったので、ほかへ寄ることが余りなかったというのがまず1つ、大きくほかの地域での消費が余り伸びなかったのではないかというのが私ども感じております。ただし近隣地に立ち寄られて、例えば、午前中は菓子博の会場で半日を過ごされた方が午後に伊勢市内の伊勢神宮周辺に立ち寄られると、また二見のほうへ立ち寄られるというような形は大変多かったとはお聞きしているんですけれども、宿泊を伴う滞在客、または特にゴールデンウイーク期間中が多かったんですけれども、交通渋滞も含めて、非常に長期間に菓子博に来ていただく方がその前後に宿泊されるというのは、割と主催者が思っていたよりも少なかったんじゃないかというように感じております。

○濱井委員長 ほかにございませんか。

               〔「なし」の声あり〕

○濱井委員長 なければ、(1)県内事業所アンケートについて及び(2)「お伊勢さん菓子博2017」の経済効果についてを終わります。

 (3)その他
○濱井委員長 最後に、これまで議論されました項目以外で特にございましたら、御発言をお願いいたします。

               〔「なし」の声あり〕

○濱井委員長 なければ、これで所管事項の調査及び報告事項を終了いたします。
 
 2 委員間討議
 (1)所管事項にかかる事項              なし
 (2)執行部に処理経過の報告を求める事項   なし

〔閉会の宣言〕
 
三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
戦略企画雇用経済常任委員長  
予算決算常任委員会戦略企画雇用経済分科会委員長
濱井 初男

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