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三重県議会 > 県議会の活動 > 委員会 > 委員会会議録 > 平成29年度 委員会会議録 > 平成29年10月6日 戦略企画雇用経済常任委員会 予算決算常任委員会戦略企画雇用経済分科会 会議録

平成29年10月6日 戦略企画雇用経済常任委員会 予算決算常任委員会戦略企画雇用経済分科会会議録

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戦略企画雇用経済常任委員会
予算決算常任委員会戦略企画雇用経済分科会
会議録
(開会中)

開催年月日   平成29年10月6日(金曜日) 午前10時0分~午前11時18分
会議室       302委員会室
出席     8名
            委員長    濱井 初男
            副委員長  山内 道明
            委員     稲森 稔尚
            委員     彦坂 公之
            委員     北川 裕之
            委員     日沖 正信
            委員     山本 教和
            委員     中川 正美
欠席      なし
出席説明員
      [人事委員会事務局] 
           事務局長                 山口 武美
           次長兼職員課長             朝倉 玲子
                                     その他関係職員
      [監査委員事務局]
           事務局長                 水島  徹
           監査・審査課長              中西 秀行
                                     その他関係職員
      [出納局]
           会計管理者兼出納局長        城本  曉
           副局長兼出納総務課長        中嶋  中
           会計支援課長              伊藤 晃一
                                     その他関係職員
      [議会事務局]
           次長                    岩﨑 浩也
           総務課長                 山岡 勝志
           調整監兼課長補佐           西塔 裕行
                                     その他関係職員
      [戦略企画部]
           戦略企画部長              西城 昭二
           副部長兼ひとづくり政策総括監    横田 浩一
           戦略企画総務課長           河  治希
           企画課長                 安井  晃
           政策提言・広域連携課長         清水 英彦
           広聴広報課長              井爪 宏明
           情報公開課長              岩本 弘一
           統計課長                 山下 克史
                                     その他関係職員
委員会書記
           議事課     班長          中西 健司
           企画法務課  主査           森岡 佳代
傍聴議員     なし
県政記者     2名
傍聴者       なし
議題及び協議事項
調査事項
 第1 常任委員会(部外関係)
  1 所管事項の調査
 
 第2 分科会(戦略企画部関係)
  1 所管事項の調査
  (1)「三重県における補助金等の基本的な在り方等に関する条例」に基づく報告

 第3 常任委員会(戦略企画部関係)
  1 所管事項の調査
  (1)「『平成29年版成果レポート』に基づく今後の『県政運営』等に係る意見」への回答について(関係分)
  (2)「大学生国際会議イン三重」について
  (3)地方版図柄入りナンバープレートについて
  (4)広域連携の取組(知事会議の開催結果)について
  (5)三重県総合教育会議の開催状況について
  (6)審議会等の審議状況について(報告)

【会議の経過とその結果】

〔開会の宣言〕

第1 常任委員会(部外関係)
 1 所管事項の調査
  ア 質問    なし
 
第2 分科会(戦略企画部関係)
 1 所管事項の調査
 (1)「三重県における補助金等の基本的な在り方等に関する条例」に基づく報告
  ア 当局から資料に基づき説明(横田副部長)
  イ 質問    なし
 
 2 委員間討議
 (1)執行部に処理経過の報告を求める事項     なし

第3 常任委員会(戦略企画部関係)
 1 所管事項の調査
 (1)「『平成29年版成果レポート』に基づく今後の『県政運営』等に係る意見」への回答について(関係分)
  ア 当局から資料に基づき説明(横田副部長)
  イ 質問
○濱井委員長 それでは、何か御意見等がございませんか。

○北川委員 データ放送の関係ですが、平成30年度の前半を目途に検討していきますということなんですけれども、その検討の物差しをどうしていくのかというところの考え方があるのであれば、示していただくとわかりやすいんですが、例えばこのときの2.2%の数字が出ている県民アンケートであれば、情報を何から得ているかというところで、広報紙が70%台やったかな、パブリシティが45%、ホームページ等のインターネットからというのが10.8%だったと記憶していて、例えばホームページが10%ということであれば、そのあたりまで上がってくれば引き続いて利活用をさらに進めますとか、何かそういう目安は考えていらっしゃるんでしょうか。

○横田副部長 具体の検討につきましては、これからでございまして、いろいろ下議論をしているところでございますけれども、例えばの視点としましては、多様化するメディアのうち、より効果的なメディアとの組み合わせをどうしていったらいいかとか、それから費用対効果の観点ですとか、それからその費用対効果の延長で、費用を絞った中でどういった放送の方法にしたらいいのか、そもそもこのデータ放送がいいのか、そういった議論もあろうかと思います。そういったところを詳細に検討しながら今後の方針を定めていきたいと考えております。

○北川委員 先のことなのでしつこくは申し上げませんけれども、十分その検証の結果が説明責任を果たせる内容のものにしていただきたいということだけお願いさせていただいて。

○濱井委員長 ほかにございませんか。

○稲森委員 データ放送のところで1点だけなんですけれども、特に来年度の予算編成等に当たってもあるんですけれども、認知度向上に向けた普及啓発というのを今年度どおり引き続き行っていく必要はないと思うんですけれども、その辺の方向はどういうふうに考えていますか。

○井爪課長 普及啓発については、とりあえず今年度いろいろな形で普及啓発をさせていただき、その中でアンケート調査などもさせていただいた上で認知度のところを見定めていこうということでやっておりますので、その中で、やはり方向性を決めていくのが来年度の前半部分で決めていきたいということですので、来年度の普及啓発についての考え方も少しこれから整理をしていきたいということで考えております。

○稲森委員 わかりました。

○濱井委員長 ほかにはございませんか。
 
     〔「なし」の声あり〕

○濱井委員長 ないようでございます。なければ、「『平成29年版成果レポート』に基づく今後の『県政運営』等に係る意見」への回答についての関係分の調査を終わります。
 
 (2)「大学生国際会議イン三重」について
 (3)地方版図柄入りナンバープレートについて
  ア 当局から資料に基づき説明(横田副部長)
  イ 質問
○濱井委員長 それでは、御意見等がございましたらお願いいたします。

○彦坂委員 大学生国際会議イン三重についてお伺いしますけれども、これをやることは外国の学生の方がこのようなディベートをやったりということで、大変有意義なことなので、この会議はオーケーだと思うんですけれども、目的のところで書いている意味がちょっとよくわからないので教えてほしいんですけれども、「グローバル人材育成のメッカとしてのブランドの確立」とあるんですけれども、これはどういうことをおっしゃっているんでしょうか。

○横田副部長 平成28年8月から9月にかけまして、ポスト伊勢志摩サミットに関連しまして、大学生国際会議イン三重というのが伊勢市及び南伊勢町で開催されています。
 そういった中で、種々討議されまして、三重県の地域の特性を御理解いただいたりとか、それから国際ということで留学生の方に参加いただきまして、いろいろなローカルテーマ等について御議論いただいています。
こういったきっかけを通じまして、三重県の地域の特性、それから三重県として国際社会に通用する、あるいは地域の課題を認識された方々の人材を育成しようという目的のもとに、引き続き今回の大学生国際会議イン三重を予定しているところでございます。
 そういった中で、こういった会議を続けますことによって、三重県が国際化あるいは地域の課題に非常に関心のある、そういった人材を育てているんだというところの三重県としてのいわゆるブランド化を図っていきたいなという思いでございます。

○西城部長 サミットのときの経緯もございますので、少し補足をいたしますと、今、副部長から話がありましたように、昨年の8月に第1回目のこの会議を開催するに当たりまして、三重県、とりわけ去年も今年も伊勢志摩でやろうとしているわけですけれども、伊勢志摩でこういった会議を開催することの意味としては、まさに伊勢志摩サミットがあの地で行われましたように、伊勢志摩という土地が日本というものを理解していただく上で非常にいいところだという考え方がございます。
 そういう伊勢志摩を有する三重県で、もちろん国際的なことと言えばエフワンがある鈴鹿もあるわけですけれども、三重県がこういった国際会議の開催を通じて、知日派の国際人といいましょうか、そういった方々を育成するところとしていいんだよということのブランドをこういう会議を積み重ねていって確立させたいと。そういう目的でございます。

○彦坂委員 わかりました。了解しました。

○濱井委員長 ほかにございませんか。

○中川委員 ナンバープレートですけれども、ご当地ナンバー、地域が、また県もリードしていただいて、こういう形で盛り上がってきたものですから、積極的にお願いしたいなと、こういうエールを送らせていただきたいと思います。
 そういった中で、交付開始が平成32年度ということなんですが、東京オリンピック、並びに平成33年には三重とこわか国体があるということで、できればこれに照準を合わせて対応していただきたいのが一つ。
 もう一つは、交付ということになりますと、皆さん方、車を持っとるかと思うんですが、ナンバープレートが具体的にどういう形でチェンジされるのか、そのあたり、各論の話で恐縮ですけれども、その2点をお願いします。

○横田副部長 これから三重県で大きな大会とかイベントが開催されます。そういった中で、地域ブランドの確立というところも大きなイメージアップでございますので、国のそういった手順の流れ、それから三重県のイベントの予定に合わせながら、できる部分は努力して進めたいと思いますし、それからチェンジですけれども、新規登録をされるときにナンバーが変わっていくということでございますので、希望の方がナンバーを変えたいというときには変えられますけれども、基本的には新規登録するときに新しいナンバーに、今の「三重」ナンバーが「伊勢志摩」ナンバーに変わっていくという形でございます。

○中川委員 答えとして結構だと思うんですが、平成32年、そして33年の大きな国、そして地域のイベントがございますので、できるだけそれに努力していただきたい。要望して終わります。

○濱井委員長 ほかに。

○日沖委員 まず、大学生国際会議イン三重についてですけれども、これは単純にお聞きしますけれども、今年度はポストサミット事業として開催されるということなんですが、この大学生国際会議イン三重というのは、これからも毎年度ずっと行われていくようになっとるものでしたかねということをちょっと聞かせてもらいたい。
 それと地方版図柄入りナンバープレートについてというところで、仕組みとか基準とかで教えていただきたいことが幾つかあるんですけれども、まず、この図柄入りナンバープレートのラグビーワールドカップとか東京オリンピック・パラリンピックに向けた図柄入りナンバープレートとか、こういうものはどこが国土交通省に申し込みというのか、提出をするんですかね。
 地方版の図柄入りは、ご当地ナンバーで地方がされるんやろうというふうに思うんですけれども、ワールドカップとか東京オリンピックとかいうやつは、どこがこれを出して、どこがつくるというようなものなのかということ。
 それと、これを見せていただくと、これから地方版の、例えば「伊勢志摩」ナンバープレートについても、図柄入りでも提出できるのか、今までみたいに図柄やなくして図柄のない伊勢志摩というだけのものでも提出できるのか、どっちでもええのかというふうにこれは書いてあるのかということ。
 いろいろ申し上げますが、それと、地方のご当地ナンバーの6ページに四角に囲ってある中でのこの導入の基準なんですけれども、改めてこの基準でちょっとお聞きしたいんですけれども、一番初めのぽつの「対象地域の登録自動車の数が10万台を超えていること」と書いてあって、そしてその2行目に「登録自動車の数が概ね5万台を超えているとともに」って、10万台を超えとるのに何で5万台を超えているとともにって、ここはちょっとよく理解できないですけれども、これはどういう意味なのかということ。
 幾つかごめんなさい。「図柄入りナンバープレートを併せて導入する」とここで書いてあるんで、やはり図柄入りでしかこれからはあかんのかいなというふうにこれを見ると思いますし、「地域振興・観光振興のための方針を有していること」というのは、基準って厳格なものがあるんか、こっちからそのことに貢献するんですとこっちの主張さえあればええんかということ。「地域住民の合意形成が図られている」というのは、どういう基準で合意が図られているということになるのかとか。何で聞くかというと、例えば、三重県でこれからよその地域でも、例えばうちらのいなべでも、特に観光地ではないけれども、自動車産業のまちやで、ご当地ナンバーをつくろやないかとか、こうなってきたときに、要件的に認められるような基準なんかいなということを今後のために聞いておきたいもんですから。
 以上、いろいろ聞かせてもらいましたけれども、よろしくお願いします。

○横田副部長 まず、大学生国際会議イン三重の継続につきましては、せっかく伊勢志摩サミットが開かれて、その後、先ほど申しましたように、グローバル人材育成のメッカとしてのブランド確立を目指したいと考えておりますので、継続というのは非常に大事なことと思います。予算査定はこれからですので、我々としては要望していきたいと考えておりますので、結果的にはまだ確定とは言えませんけれども、我々としては、継続ということで努力してまいりたいと考えております。
 それから、ご当地ナンバーの関係ですけれども、オリ・パラ等のナンバープレートのどこが申請したらというのは、また後ほど課長からございますけれども、地方版図柄入りナンバープレート導入要綱というのが国交省のほうから示されておりまして、そこの中で、まず地域の基準としまして、ここでは一緒に書いてしまいましたけれども、2つあります。まずは、対象地域というのは1つの地域で登録自動車数が10万台を超えているというのがまず1つ、それから「又は」のところで、今回特に「伊勢志摩」が当たるんですけれども、複数の市町を含む地域を対象として、それをさらに合計で5万台を超えていると。それから、その呼称が国内外において相当程度の知名度があるというのは、要綱の中で、世界遺産所在地ですとか、観光著名地等ということで例示が挙がっております。
 いなべがええかどうかというのは、そのときに審査になりますけれども、もしそういう声があれば、我々としては国のほうには説明していきたいと思っております。
 さらに、地域振興ですとか観光振興でございますが、先ほど言った地域ブランドの確立ですとか、それからほかの県の例では、その地名を表示することによって、当地での地域ブランドの確立とともに、外での広告塔の役目も果たすというのもあります。さらにそのナンバーをつけていることによって、交通安全意識が高まる。つまり、私は伊勢志摩地域に住んでいる人間として、交通マナーを守っていくことによって、交通安全を進めていきますということもありまして、交通安全意識等々の効果がございますので、そういった効果を導入しながら進めていきたいと考えております。

○西城部長 少し補足も含めて。
 経緯も含めまして、ご当地ナンバーにつきましては、かつては図柄とか関係ない形で導入されていたわけです。ですので、「鈴鹿」のナンバープレートには図柄はありません。
 今回、3回目の地域名表示の追加募集をするに当たって、国のほうで図柄入りであるということを必須要件にしたということでございますので、これからといいますか、少なくとも今回の第3弾への地域名の追加表示に関しては、図柄をつけるということが必須ということになります。
 それから、地域振興・観光振興のための方針と、これは、はしょって書いてありますので、これだけ見るとえっという感じになるかもわかりませんけれども、先ほど副部長が言いました要綱には、このナンバープレートの利活用の方策というような表記もございまして、ナンバープレートを活用してどんな地域振興方策を考えるのかということで、そんなにかた苦しいものというか、大げさなものではないのかなというふうに、実施されたところの実例を見て思っています。
 それから、地域住民の合意形成に関しましては、お尋ねの中にもありましたけれども、例えば私は今鈴鹿に住んでいますけれども、鈴鹿の住民は、新しく車を変えたときには、「鈴鹿」のナンバープレートしか交付をされないわけです。「三重」ナンバーにしてくださいということはできないわけで、選択はできないわけです。
 そういう意味で、その地域の住民の皆さんにとっては、車を買いかえるときには選択の余地がなくなりますので、そういう意味できっちりと地域住民の合意形成を図ってくださいという趣旨だというふうに御理解いただいたらいいと思います。

○河課長 ラグビーの関係とオリンピックの関係、どこがということのお問い合わせですが、これにつきましては、国土交通省のほうでラグビー、それとオリンピック・パラリンピックの図柄入りナンバープレートについては進めてきております。ラグビーについては、もう交付も始まっておりまして、利用をされている方は既にみえると思います。
 それから、資料の7につけさせていただいたように、オリンピック・パラリンピックについては、交付開始日が10月10日ということで、来週の火曜日から具体的に交付が開始されるんですけれども、既に9月4日から事前の申し込みが進められていると。そのような形でラグビーとオリンピック・パラリンピックの特別仕様ナンバープレートについては進められております。
 以上です。

○日沖委員 済みません、幾つか聞きましたもんで。もう一回だけ整理してもう少し教えてほしいところは済みませんが、いろいろよくわかりました。ありがとうございます。ただ、ちょっと6ページの四角で囲んである導入の基準の中で、対象地域の登録自動車数が10万台、複数市町を対象として登録自動車の数がおおむね5万台ということやと、この対象地域と複数市町というのを伊勢志摩に当てはめると、対象地域というのと複数市町というのとはどこをあらわすわけですかということ。
 もう一つ、ごめんなさい。オリンピック・パラリンピックの図柄入りナンバープレートを申し込んで、これは年度が違うと違うのかわかりませんけど、このナンバープレートで「伊勢志摩」ナンバーというのはあり得る話なんですか、どうなるんですか。この図柄で「伊勢志摩」ナンバーというのもあり得る話なんですか。

○西城部長 1点目だけとりあえずお答えをさせていただきます。
 この地域の要件は、点のところで切れているわけです、どちらかということで。つまり、登録自動車の数が10万台を超えていたらそれで対象になると。超えていない、例えばいなべ市が10万台には及ばなくても、いなべ市あるいはその周辺の地域が、複数の市町が5万台を超えていて、なおかつ例えばいなべ地域ということでそれなりの知名度があればオーケーだと。いずれかということです。

○河課長 オリンピック・パラリンピック、あとラグビーのナンバープレートとご当地ナンバーとの併用の部分についてですけれども、ご当地ナンバー自体は、「伊勢志摩」ナンバーという形で図柄を選択されない、希望されない方は、図柄なしのいわゆる白地のプレートで「伊勢志摩」ナンバーというような形というのも選択ができることになっていますので、その中でラグビーのデザインを入れるとか、オリンピック・パラリンピックの図柄を入れるという選択は可能ではあります。
 ご当地ナンバーの関係、この「伊勢志摩」ナンバーにつきましても、図柄を選択する、図柄を選択しないというのも利用者の選択になりますので、「伊勢志摩」というナンバーしか選択はできませんけれども、図柄を入れるか入れないかは選択できることになります。

○日沖委員 先ほど、部長の御答弁で、「伊勢志摩」って図柄は必須というようにお答えいただいたと思うんですが、必須と違うんですね。

○西城部長 私が必須と申し上げましたのは、今回、伊勢志摩なら伊勢志摩、いなべならいなべ、新しい地域名を持ったナンバープレートを導入しようとすれば、図柄とセットで考えてもらわないと国は受け付けないという意味で必須なんです。
 実際、「伊勢志摩」ナンバーなら「伊勢志摩」ナンバー、「いなべ」ナンバーなら「いなべ」ナンバーの導入が決まった後で図柄は考えますけれども、図柄がついたやつを選ぶか、もう従来通りナンバーだけのものを選ぶか、それは選択が可能だということで。

○日沖委員 わかりました。ありがとうございました。

○西城部長 年度の関係で、これは先ほど冒頭の説明、あるいは中川委員からの御指摘にもありましたけれども、「伊勢志摩」ナンバーは早くて平成32年度中の交付、つまり、2020年度中の交付ということですので、ラグビーワールドカップですとか、東京オリ・パラ向けの図柄プレートというのが、いつまで交付されるのかなという問題との絡みが「伊勢志摩」ナンバー、新しいナンバーについては出てこようかというふうに思います。

○日沖委員 よくわかりました。ありがとうございました。

○濱井委員長 よろしいですか。

○日沖委員 はい。

○濱井委員長 ほかにございませんか。

○彦坂委員 今の関係なんですけれども、この寄附金は1000円以上となっているんですけれども、自治体の収入にはならないということなんですが、これの額の設定というのは、全国一律で決まってくるわけですか。

○河課長 寄附金の額につきましては、1000円以上で100円単位ということで寄附をしていただくということになります。   特に、決めてというわけではございません。

○彦坂委員 それぞれつけようとする人の任意というか、1000円以上であれば幾らでもいいということですか。ラグビーなんかリクエストしたんですけれども、すごく高くてやめたんですけれども、この場合は、最悪1000円払えば、プレート代は別にかかりますけれども、オーケーという理解でいいんですかね。

○河課長 この図柄入りナンバープレートの場合、設置費用がかなりかかるというふうに聞いてございます。詳細な金額は、今ないんですけれども、ラグビーのあれでも7000円とか8000円とか、通常のナンバープレート以外に設置費用が要ると。それプラス寄附金つきの図柄入りナンバーを選んだ場合は、それにプラス寄附をいただくというようなシステムになっていますので、そこで費用的に負担があるというふうな声があるというのは承知しています。

○濱井委員長 よろしいですか。

○彦坂委員 了解しました。7ページのところに料金って7210円、これは東京地区なんですけれども、これプラス1000円ぐらいでできるという理解でいいですね。はい、ありがとうございます。

○濱井委員長 よろしいでしょうか。ほかにございませんか。よろしいですか。

      〔発言の声なし〕

○濱井委員長 よろしいですね。なければ、(2)「大学生国際会議イン三重」について、それから(3)地方版図柄入りナンバープレートについての調査を終わります。
 
(4)広域連携の取組(知事会議の開催結果)について
(5)三重県総合教育会議の開催状況について
(6)審議会等の審議状況について(報告)
 ア 当局から資料に基づき説明(横田副部長)
 イ 質問
○濱井委員長 それでは、御質問等がありましたらお願いします。

○山本委員 今、教育の総合教育会議についていろいろと横田副部長のほうから報告があったんだけど、この委員会で教育についてこうあるべきだというようなことを、例えば言われたように、白マル、それからあと黒マルを言われたんだけれども、地域の力が弱くなったことを実感している、コミュニティ・スクールなどによる地域の活性化に期待している、こういうようなことが述べられたということは、報告を受けとるんですけれども、では、地域力が弱っとる原因は何かということを我々委員があなたに質問して、あなたが答えるわけか。なぜこんなに詳しく報告されたのかということがよくわからないんだけれども。教育委員会ならわかるよ。こうこうこういうことにおいて、知事は、勝手に、そうは思わないと。コミュニティ・スクールの取組に関して自分はこうは思わないと、知事は勝手にこうやって言うとるんやけど、いや、そうと違うと。県の教育委員会としては、こうあるべきなんだということを我々、戦略企画雇用経済常任委員で、あなたに質問してあなたが答えるのか、ということをちょっと聞きたい。

○横田副部長 大変説明がまずくて済みませんでした。

○山本委員 いや、まずくないの。

○横田副部長 総合教育会議の事務局を戦略企画部のほうがさせていただいていますので、その会議の結果報告ということで、なるべく皆さんの言われたニュアンスも含めて御報告したいと思いましたので、こういった形で御報告させていただいたところでございます。
 ただし、教育の実際の内容につきましては、戦略企画部が答えることが非常に難しゅうございますので、内容的には教育委員会のほうでこれをどう対応していただくかということになります。
 特に、総合教育会議のメンバーは、教育委員4名が入っておりますので、この議論そのものは教育委員、教育長も含めてですけれども、が御本人とされておるということでございますので、こういった議論は、今後の教育の施策の中に反映、あるいは議論されて反映していくということになろうかと思っております。

○山本委員 ありがとうございました。
 総合教育会議の内容について詳しく説明を、報告を兼ねてこの委員会でしゃべってもらったと、こんなことですよね。ありがとうございました。

○中川委員 関連ですけれども、今、話があったんですが、事務局を持っとるからいろいろと説明があったと。だとするならば、知事と教育委員が入っとるなら、西城部長、あなたもこのメンバーに入ったらよろしいがな。
 例えば、この総合教育会議を受けていろいろな形でここが仕切って、そしていろいろな対応をするんだと思うんです。だとするならば、ダイレクトにあなたが入っとったら一番適格じゃないですか。どうなんですか。

○西城部長 私もこの会議の場には加わっているんですけれども、司会進行役ということで、私自身が議論の内容に加わるというような形にはなっておりません。
 総合教育会議の成り立ちということになるのかなと思うんですけれども、御承知のように、平成27年度に地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づきまして、知事と教育委員会を構成員として設置されたものでございまして、その目的というのは、知事と教育委員会が十分な意思疎通を図って三重県であれば三重県の教育に関する課題やあるべき姿を共有し、連携して教育行政に取り組むことが目的だと、こういうふうになっております。
 したがいまして、教育委員あるいは教育長がおっしゃったことに対して、確かにこの場で議論をするのかということはあるかもわかりませんけれども、私じゃなくて知事がそのメンバーの中に入っているわけですので、例えば、知事が知事部局の代表としてこの中で言われたことに対して、いやそれは違うんじゃないかとか、もしそういうことがありましたら、それはこういう場で承れれば、また私のほうから知事にお伝えすることはできると思いますので、私ども戦略企画部でこの総合教育会議の事務局を持っているということには、一つそういう意義があるんだろうというふうには思っております。

○中川委員 理解しましたけれども、そうしましたら、この中身のことについては、聞けないわけかな。

○西城部長 私どももずっと会議の中に入っているわけですので、御質問いただきましたら、お答えできることについてはお答えさせていただきます。

○中川委員 例えば幼児教育とかいじめ防止とか、これは大変大きな問題だと思うんですよね。戦略企画部的に言うならば、幼児教育の大切さ云々ということを当然ながら議論しとるわけでしょう。その観点をまた一遍ゆっくり聞かさせてもらいたいということと、いじめ防止条例も平成29年度中に策定ということで、どんな状況になっとるかということだけ教えてもらいたいと思います。

○西城部長 申しわけありません。後段のような、各論の話になりますとお答えできることは限られてくるんですけれども、たしかもう2回でしたか、3回でしたか、条例設置のための委員会のようなものが開催されて議論が進んでいるというふうに承知をしています、いじめ防止条例につきましては。
 それから、例えば幼児教育につきましては、横田副部長がひとづくり政策総括監も兼ねているわけですけれども、人づくり施策全般を戦略企画部が所管しています。例えば、幼児教育も教育委員会だけではなくて、私立学校のことで環境生活部、それから保育所のことは健康福祉部ということで、複数の部にまたがります。そういった複数の部にまたがるようなテーマ、あるいは所管がはっきりしないようなテーマ、そういったものについては私どものほうで人づくりの全体の総合的な連絡調整という立場から、積極的にかかわるべきものだろうというふうに考えています。
 例えば、昨年度あるいは一昨年度、私どものほうでそういう観点から家庭教育について検討して、昨年度末に家庭教育についてのプランを取りまとめたところでございまして、今、実際の実施は健康福祉部の子ども・家庭局のほうで担ってもらっていますけれども、そういう形で役割を果たしてまいりたいというふうに考えております。

○中川委員 それも了とします。
 もう1点だけ。10ページの山口県と三重県知事の懇談会ということで、これも一応戦略企画部的な考え方を聞きたいと思うんですが、平成30年に明治維新から150年ということで、長州では、吉田松陰とかあるいは高杉晋作とかそういう明治のすばらしい人材を発掘したわけです。そこで、やはり平成30年に向けて、三重県として、この明治改元150年、維新150年といったことについての企画とかそのあたりは考えとるのか、その1点だけお聞きしたいと思います。

○西城部長 各部の中でというところまでは承知しきれていないところがありますけれども、今、私どもとして来年度、明治改元150年に向けて具体的な取組を検討しているかというと、そういう状況には至っておりません。
 ただ、国においては、そういう組織も設置されているというふうにお聞きをしていますので、国の情報なんかも仕入れながら、そういった国の取組の中で、予算として活用できるようなものがあれば、関係部局のほうにもお知らせしながら、県としてどうしていくのかというようなことは積極的に考えてまいりたいというふうに思っています。

○中川委員 考えていないということでしたら、ぜひとも考えていただきたいと思うんですよ。150年というのは大きな節目だと思いますし、日本の新しい時代がそこからスタートしたわけですから、三重県としてもいろいろな面で名実ともにいろいろな変化があったと思いますから、次なるステップであろうと思いますので、そのあたりは戦略企画部が考え行動すべきではないかなと、要望して終わります。

○濱井委員長 ほかにございませんか。

○日沖委員 三重県総合教育会議の開催状況についてのところで、これは確認だけなんですけれども、教育を総合的に、また戦略的にということで、事務局がこっちにあって、我々のこの委員会で御報告いただくということですけれども、中身については、やはり先ほどの御質問があったところの関連にもなってくるんですけれども、教育現場のこともたくさんあります。一部には健康福祉部に所管される部分もあるのかわかりませんけど、おおむね教育現場のことになってくると、私たち議会の役割としては、やはり教育警察常任委員会で参考にさせていただいて、検討することは検討もして、これからの教育環境の発展に役立てていくということになるんだと思いますが、教育警察常任委員会のほうでもこの教育会議の開催状況についてという同じものの報告はあるんですよね。

○西城部長 総合教育会議につきましては、当方の常任委員会でのみ報告をさせていただいています。

○日沖委員 私個人の捉え方だけではなかなかあれですけれども、この内容というのは、恐らく形の上ではこの委員会で報告いただければ済むのかわかりませんけれども、我々の側としては、教育委員会の範囲の中で参考にさせていただいたり、また検証させていただいたり、また議論に上るような事柄にさせていただいたり、そういうところが多いと思うんですが、私個人は、教育委員会所管の委員会にも同じものは示していただいとかんと、これからの教育を語る中でどうかなと思うんですが。ということですが、今のは個人の捉え方なんですけれども、そう思います。

○西城部長 既に平成27年度、28年度とこういう形で議会のほうには御報告をさせていただいておりますので、当初、どういう整理であったのかということも一応確認をさせていただきまして、また御相談をさせていただきたいと思います。

○日沖委員 ほかに議論が上らなければ、個人の捉え方だけになってしまうんで。けれども、発言をさせていただいておきます。

○濱井委員長 ほかにございませんか。

○山内副委員長 ありがとうございました。
 様々各委員から御指摘がありまして、私もなるほどという思いで聞かさせていただきました。
 先ほど、日沖委員からありましたように、この総合教育会議の報告を、私は昨年度、教育警察常任委員会におりまして、そういえば見ていなかったなというのを思い起こしまして、私もこれは提示するのが非常に重要ではないかというふうに思っておりますので、ぜひ要望をしたいなというふうに思っています。
 その上で、先ほどありましたように、ここで議論を深めるというよりは、どちらかというと、こちらから要望とか意見を述べさせていただこうというふうな思いでちょっと発言させていただきたいと思っています。
 細かい部分になりますけれども、17ページの9月13日分の全国学力・学習状況調査の結果を受けてというところで、その年の値だけをもって一喜一憂することなくという部分と、県、市町、校長、教員、家庭のベクトルが合っていくことができれば、今回落ち込んだ小学校の学力を上げることができると思うという、こういった発言を受けて、今、みえスタディ・チェックというのがされているかと思いますけれども、様々な教育現場の方とお話をさせていただいて、ほぼこの全国学調の模擬試験のようなものであると、同じような形式であるということを伺いました。それだけ教育委員会として力を入れていくんだということで、私はその姿勢がいいとか悪いとかではないんですが、ちょっと心配なところをお聞きしまして、例えば、文部科学省が全国の校長会とかでお話をしている中で、この全国学調のやっている意義について、この調査結果に基づいて各自治体で様々な取組をしてくださいということであって、必ずしもイコール学力向上をさせてくださいとか、成績を上げさせてくださいとか、そういうことに特化していることではないということを言われていると。
 その中で、例えば、各県において、三重県で言うと、みえスタディ・チェックのような模擬試験のようなものを採用している自治体があるようですけれども、それは本来、文科省が目的としている、意図しているところとは違いますよと、そういうことを受けているということがあって、先ほどのベクトルを合わせることができればという部分になるんですけれども、いわゆる国の学調に対する方針と県がこの学調を受けてどうやっていこうというその方向性がちょっと違うのかなと。
 そういった校長会のお話を受けて帰ってきた校長先生なんかは、やはり国の流れと県が取り組もうとしていることで少しそごがあるので、この取組に対して、自分の胸の中にすとんと落ちないという御意見をいただいたものですから、ここに県、市町、校長、教員とありますけれども、国と県とのこのベクトルを合わせていくという観点をちょっと持っていただくといいのかなというのを1つ思いました。
 それと抱き合わせて、一番下の黒マルのところに、知事の発言ということで、「教員の負担を軽減しながら」というところがありますけれども、この全国学調に関しては、現場で子どもたちがテストを受けて、その結果は全国のほうで採点をするということで、県とか市町に負担はかかっていないというふうに聞いておるんですが、このみえスタディ・チェックに関しては、採点は現場で行うということになっていて、教員の皆さんに非常に負担がかかっていますというお話を受けました。県のほうで指導してやる以上は、ぜひ県のほうでその採点は請け負っていただきたいと、そういった意見を伺っておりますもんで、この場で発言をさせていただきたいなというふうに思っています。
 それから、次のページ、18ページなんですけれども、少し話は変わりますが、これも知事のコメントのところにあります、コミュニケーションの部分です。地域、家庭、学校。責任の所在が不明確になっていることが考えられると。教員は、家庭や地域への依頼の仕方がうまくないという部分が御指摘を知事からされていまして、まさにそういうところがあるんだなというふうに思っています。
 「チーム学校」という概念の中では、この学校と地域をつなげるための、例えば連絡員であったり地域支援員とか、別途教員の方が担うという考え方が今用いられていることも伺っておりますので、そういった中におきましては、教員の負担軽減も考えて、教員以外の方にこういった連携をとっていく窓口を引き受けていただくというのは、非常に大事なんじゃないかなという思いがありますので、ここで発言をさせていただきたいと思います。
 何かございましたら。

○西城部長 今、おっしゃった点につきまして、個々の点についてはお答えできるだけのものを持ち合わせておりませんので、教育委員会並びに知事のほうにもお伝えをさせていただきたいと思います。

○山内副委員長 はい。

○濱井委員長 ほかによろしいですか。

       〔発言の声なし〕

○濱井委員長 よろしいですか。ありがとうございます。
 なければ、(4)広域連携の取組(知事会議の開催結果)についてから(6)審議会等の審議状況について(報告)までの調査を終わります。
 
(7)その他
○濱井委員長 最後に、これまで議論されました調査項目以外で特にございましたら御発言をお願いいたします。
 いかがでしょうか。

       〔「なし」の声あり〕

○濱井委員長 なければ、これで所管事項の調査を終了いたします。
 
2 委員間討議
(1)所管事項調査に関する事項   なし
(2)執行部に処理経過の報告を求める事項   なし

〔閉会の宣言〕
 
三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
戦略企画雇用経済常任委員長  濱井 初男

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