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三重県議会 > 県議会の活動 > 委員会 > 委員会会議録 > 平成28年度 委員会会議録 > 平成29年3月9日 教育警察常任委員会 予算決算常任委員会教育警察分科会 会議録


平成29年3月9日 教育警察常任委員会 予算決算常任委員会教育警察分科会 会議録

資料はこちら

教育警察常任委員会

予算決算常任委員会教育警察分科会

会 議 録

(開 会 中)



開催年月日   平成29年3月9日(木) 自 午前10時1分~至 午前11時57分

会議室      502委員会室

出席委員     7名

           委員長         村林  聡

           委  員       山内 道明

           委  員       稲森 稔尚

           委  員       田中 智也

           委  員       藤根 正典

           委  員       青木 謙順

           委  員       水谷  隆

欠席委員     1名

           副委員長      芳野 正英

出席説明員

          [警察本部]

           本 部 長                         森元 良幸

           警務部長                            中道 一輔

           生活安全部長                    小林 正美

           刑事部長                       小林 一夫

           交通部長                       赤坂 正行

                警備部長                       伊藤 正彦

           警務部首席参事官 警務課長          中谷 佳人

           生活安全部首席参事官 生活安全企画課長 水谷 昭裕

           刑事部首席参事官 刑事企画課長       稲垣 好人

           交通部首席参事官 交通企画課長       伊藤 正孝

           警備部首席参事官 警備企画課長       北野 尚也

           警務部参事官 総務課長             藤井 淳夫

           警務部参事官 会計課長             射場 重人

           生活安全部参事官 地域課長          瀬古 充也

           交通部参事官 交通規制課長          原   政美

           サイバー犯罪対策課長              加藤   匡

           警備第二課長                    後藤 義信

                                           その他関係職員

委員会書記   議 事 課   主査          黒川 恭子

            企画法務課  課長補佐兼班長  中西 正弥

傍聴議員       なし

県政記者       3名

傍聴者          1名

議題及び協議事項

Ⅰ 分科会(警察本部関係)

 1 議案の審査

 (1)議案第2号「平成29年度三重県一般会計予算」(関係分)

 (2)議案第91号「平成29年度三重県一般会計補正予算(第1号)」(関係分)

 (3)議案第73号「平成28年度三重県一般会計補正予算(第7号)」(関係分)

Ⅱ 常任委員会(警察本部関係)

 1 議案の審査

 (1)議案第57号「三重県警察の組織に関する条例の一部を改正する条例案」

 (2)議案第58号「三重県警察職員定員条例の一部を改正する条例案」

 2 所管事項の調査

 (1)犯罪情勢について(平成28年中)

 (2)人身の安全を確保するための取組の推進について

 (3)交通事故情勢と抑止対策等について

 3 今年度の委員会活動の振り返りについて


【会議の経過とその結果】


〔開会の宣言〕
 

Ⅰ 分科会(警察本部関係)

 1 議案の審査

 (1)議案第2号「平成29年度三重県一般会計予算」(関係分)

 (2)議案第91号「平成29年度三重県一般会計補正予算(第1号)」(関係分)

    ①当局から資料に基づき補充説明(森元本部長、中道部長)

    ②質疑

○村林委員長 御質疑があればお願いします。

○青木委員 2点教えてください。
 今、御説明いただいた内容で、今回いろいろ交通安全施設整備事業につきましてはいろんな声もあって、一般質問もあり、総括質疑もあり、ずっとそういった思いに立って本部長、本当に自ら知事と直接交渉に当たっていただいて、それを理解され、県民の安全安心につながっていく方向で、非常にありがたいなと思っております。
 私も1年半ぐらい前、平成27年9月の一般質問で、そのときの視点は、道路標示の更新に関する案件として事例を出し、例えば、県道と市道の交差点の道路標示が非常に薄くなったときに、県警の部分いわゆる公安委員会管轄と、それから市もあるし、それから県もあるし、そのあたりがばらばらで線を描かれてもかえって危ないんではないのかみたいな質問もして、三者協議もできないのかなというようなことも触れさせていただいたわけでありますけれども、その後そういった状況が、ある市町に行ったときには、ものによってはそういった協議をする、全部がほとんど真っ白な状態になったときには、協議をして一緒に変えていこうよというようなこともしてみえるというような、ちらっとは聞いたんですけれども、その辺が全県的にそういったシステムというか協議の場を、どこが音頭を取られるのかわからんですけれども、その辺の進め方はどうなのかなというのが、1点ございます。
 もう1つあるんですけれども、先にお願いします。

○赤坂部長 道路標示はその種類によりまして、御指摘のとおり道路管理者と公安委員会の設置管理者が異なるわけでございますけれども、可能な限り同一の機会に塗りかえを行う、常に視認性の高い状態で道路標示を維持管理するということが交通管理上、確かに望ましいというふうに考えております。
 そしてまた、先ほども御質問の中にありましたように、市、町の道路管理者と定期的な会議を開催して、あらかじめ区画線の施工計画を把握して効果を上げている警察署も確かにございます。
 ただ、現実的な問題といたしまして、区画線と比較しまして道路に交差する形で設置をされる横断歩道や一時停止線の摩耗の速度は、これは区画線と異なって早いものですから、一方の劣化に合わせた早目の施工や、逆に施工を遅らせるなど、不合理が生じる場合もあります。
 そして、塗りかえ補修は予算上それぞれが一般競争入札を行っております。施工業者をそれで決定をいたしますので、落札業者が異なる場合も多くございます。
 そして、3つ目として、区画線の発注は路線を指定して施工するものであるのに対して、規制表示というものは横断歩道等、地域であったりエリアであったりを指定して施工するということで、様々な問題がそこにはございます。
 こうしたこともありまして、しかしながら御質問にありましたように、以前の県議会での御指摘を踏まえて、各警察署には文書をもって指示、連絡をいたしておりますし、また機会がある都度、業務指導も行ってまいります。
 今後ともできる限り双方の塗りかえ時期を調整するなどして、道路管理者と連携を緊密にとって、道路管理者の補修と同一の機会に施工できるように対応してまいりたいというふうには考えております。
 どうぞ、御理解を賜りますように、よろしくお願いいたします。

○青木委員 よくわかりました。
 一昨日の総括質疑でも、県土整備部長がそれに近い形、同時にはしたいけれどもなかなか難しい状況もあるかもわからんというのを、今、詳しく説明いただいたのかなと思っています。
 それと、傷み状況というか疲弊状況も、その使用状況によって変わってくるというのも理解もできますが、ただ、それは行政側の感覚、視点というのもありますので、やっぱり可能な限り、今言われたように可能な限りでいいので、各署で協議会、それから話し合いの場をきちっとつくって、それについてだったらそんな時期は変わらんで一緒にやろうねというふうな言葉で前向きにできれば、住民側へ立った安全性が一気に高まると、こういうふうに考えますので、どうぞその辺をよく、そういう場だけは必ず持っていただくようにしていただけたらなと。
 一番いいのは、一緒に直して、ずっと薄れ方が一緒で、またその時期にすれば一番、予算もつけやすいというようなこともできるのかもわかりませんけれども、それもそこまでは求めませんが、できる限りの協議の場を持っていただければと思っております。
 それから2つ目は、特殊詐欺がいろいろと御努力いただいて、新聞でも拝見させていただきますけれども、いろいろと、銀行やいろいろな方、水際対策とかで表彰されたりとか感謝状とか、そういったことを御努力いただいているし、小学校等の啓発でおじいちゃん、おばあちゃんにというようなことも本当にやっていただいています。
 結果として、被害額としては減少傾向にある。まだちょっと、件数としてはまだまだ減っていかないねというようなこともあるんですけれども、その水際対策、これについては限界までやってもらっていると思うし、電話のこともありますけれども、犯人と言いましょうか、目になかなか見えにくい犯人、それが組織化されたものかプロ集団なのかその辺も想像でしかないですが、その辺の直近の検挙率というのはどんな感じなのか、教えていただければなと。

○小林(一)部長 特殊詐欺の検挙率でございますが、特にこれまで公表させてはもらっていなかったんですけれども、認知件数それから検挙件数が出ておりますので申し上げますと、三重県の場合は直近で昨年の1年間で164件の認知がございまして、実行犯18人、18件は検挙しておりまして、まことに低い検挙率でありますが、11%の検挙率でございます。
 ちなみに、過去5年を出してみますと、平成24年が37%、25年が31.8%、26年が26.2%、一昨年の平成27年が25.4%ということで、全国的にも過去5年、28%から30%ということで、ほぼ同程度の検挙率でございます。

○青木委員 数字的によくわかりました。
 今後の検挙率を上げるための対策として、水際対策は大体わかったんですけれども、水際から発展してどのような検挙率を上げていく対策を県警本部として持ってみえるのか、教えてください。

○小林(一)部長 特殊詐欺の検挙対策なんですけれども、まず、だまされたふり作戦というのがございまして、相手側から電話等がかかった場合に、いかにもだまされたふりをして指定する現場へ赴いて、現場でお金をとりに来た者をその場で逮捕し、突き上げ捜査をしていく方法、あるいは口座開設詐欺とか携帯電話の契約詐欺等もございますので、こういった特殊詐欺に発展する助長犯、こういったものに対する徹底検挙、それと、御存じのように、この特殊詐欺というのは全国的にしかも組織的に敢行されるところから、全国の都道府県警察との合同共同捜査を積極的に推進していくということでございます。それを今後、徹底していきたいというふうに考えております。

○青木委員 前々からだまされ作戦とかいろいろやってもらっているのも、また、新たな効果的なものがあればどんどん取り入れていただければと思いますのと、もう1つ、先ほどの平成24、25、26年の検挙率を言っていただきましたけれども、その検挙されたときの中身の取り調べの話ですけれども、どうですか、個人犯ですか、やっぱり組織的ですか。

○小林(一)部長 詳細にわたることですので、ちょっとコメントしにくいところもあるんですけれども、全般的に組織的に敢行されているのが実態でございます。

○青木委員 組織は組織として撲滅作戦にということですのでその辺の、先ほどの答弁で結構でございますけれども、そういっただまされ作戦をはじめいろんな形で組織をどう撲滅していくかについてのさらなる研究なり、また一気にそれが進めば、やっぱり率としても上がるし、さらには被害が少なくなる方向に進むのではないかなと単純に私は考えますけれども、全体として本部長、いかがですか。

○森元本部長 確かに委員おっしゃいますように、なかなか末端の受け子を検挙しましても、彼ら組織で敢行しておりますので、その中枢になって指示、命令をしている人間まで突き上げで捜査していくというのは大変な状況があります。
 この点につきましては、刑事部長が答弁申し上げました捜査手法に加えて、昨年12月からだったと思いますが、通信傍受の対象犯罪も広がりましたので、なかなか要件のハードルが高いんですけれども、先進県の事例などにも学びながら、そういった新しい武器なども駆使して、なるべく組織ごと壊滅できるようなそういった捜査を三重県警察としても目指してまいりたいと考えております。

○青木委員 よくわかりました。ありがとうございました。

○村林委員長 ほかにいかがでしょうか。

○田中委員 2点ほどお願いします。
 まず、一部新規のサイバー犯罪対処能力向上事業なんですけれども、後段のほうの資料の7ページのポンチ絵を見させてもらって、ちょっと内容的にわかりにくいなと。わかりにくいというか、どういうふうに進めていかれるのかなというのをもう少し詳細を教えてほしいと思うんですけれども。
 ただこれを見させてもらうと、産学官の「官」のところ、言うたら警察本部としては専門的知見を有する人材が少ないというところが現状の課題であるのかなということからすると、「学」の高度な技術や知見を持っておられる方に御協力をいただいてということなのかなというふうに想像はしているんですけれども、そのあたりのところ、もう少し詳しく教えていただければと思います。

○中道部長 まさに田中委員おっしゃったとおりで、それぞれのノウハウや知見、警察が持っている知見について、逆に民間の方がそういうような知見を持っておられるというようなところがあります。
 そういうようなところを共有していこうというふうなことでございまして、具体的に申し上げますと、産学官それぞれが持っております情報だとか知見だとかノウハウだとかそういう情報資源、そのほかに人的資源、あるいは先ほどもちょっと申し上げました得手とする分野、それぞれを持ち寄って、それぞれ県民が安全に利用できるサイバー空間づくりに向けて、協働してまず分析を行うと。分析を行って得られた知見というのを各機関にまたさらに持ち帰って、それぞれのその対処の部分につなげるということでございます。
 具体的には、警察のほうは、やはりサイバー攻撃あるいはサイバー犯罪の発生状況などの情報あるいはそれに対する対策のノウハウの提供と。あとは、例えば大学等の高等教育機関、これはやっぱり研究機関ということで、学術的に最新の知見とか技術とかそういったところを持っておられますので、そういったところを提供していただくと。あるいは、民間団体の方につきましては、情報、コンピューターセキュリティーの会社というのもありますので、そういった民間事業者から最新の知見であるとか技術とかを提供してもらうと。それで、それを持ち寄って、一旦統合しまして、それぞれフィードバックしていくというようなことを一応考えております。

○田中委員 そうすると、1つの事件に対して事案に対して、産学官でチームをつくって対処するということではなく、まずはそれの前の段階というイメージでよろしいんですか。

○中道部長 そのとおりでございます。

○田中委員 もちろん、県警本部としても専門的知見を有する人材をより多くつくっていくのが望ましい形だとは思いますので、ぜひ、我々もどちらかというと、こんなタブレットなんか使っていますけれども、まだまだ得手が悪いほうだと自分では認識していますので、そのあたりのところは県民の安全を守っていただくために、警察本部内での人材育成にしっかりと励んでいただけたらなと思いますので、よろしくお願いします。
 それと、もう1点。四日市北警察署の庁舎整備事業の件なんですけれども、内容については別に異論のないところなんですけれども、少し気になっている点があるので確認をさせてください。
 私らが子どものころは、女性の警察官というのは当然少なくて、お巡りさんというと大体男性で、お巡りさんが来るで、悪いことしたらあかんよみたいなそんなイメージがあったんですけれども、今は女性の警察官が非常に多く採用または登用されているというような現状になってきて、今回、北警察署整備に当たっては女性警察官の働く環境づくりという、そのあたりにも御配慮はいただけとるとは思うんですけれども、そのあたりのところも少し教えていただければと思います。

○森元本部長 この点、最近建設しております新しい庁舎、全て女性の職員もそうですし、また女性の来庁される方について、なるべく対応をしっかりしようということでやっておりますので、詳しいつくりとかの詳細はちょっと今、手元にありませんけれども、この点につきましては、更衣室ですとかロッカーとか十分なスペースをもって対応できているものだというふうに認識しております。

○田中委員 なるほど。
 私は以前、病院で働いているときに、どちらかというと全体を通して女性の多い職場でしたので、逆に男性として肩身の狭い思いをしていた経験があるんですけれども、逆に警察ですと、やはり女性がまだまだ少ない、当然ですけれども、職場環境だと思うんですけれども、海外のサスペンスだとか見ていると、女性の警察官が非常に多く活躍しているというような現状で、日本も少子化で人口減少に伴って労働力が、警察で働く人自体も減っていく中で、やはり優秀な人材を確保していこうと思うと、女性も当然必要でしょうし、性犯罪とかあとは子どもたちや高齢者に対応するのは、どうしても男性よりは女性のほうが適している面もあるでしょうから、そのあたりのところもこれから10年、20年先を見据えた答えを、いただいているとは思うんですけれども、そこもお願いしたいなという思いで確認をさせていただきました。
 以上です。

○村林委員長 ほかに。

○稲森委員 2点ほど聞きたいんですけれども、まず、特殊詐欺のところで少し確認したいんですけれども、だまされたふり作戦の中で、昨年、福岡で無罪判決が出たという例があったというふうにも、ここで前、少し出ていたんですけれども、その辺の整合性を図るために何か留意している点とかあったら教えてほしいんですけれども。

○小林(一)部長 委員御指摘の件でございますけれども、確かにあの事件については、どこが問題だったのかというところは今現在、精査をしておるところでございまして、だまされたふり作戦で現場へ現金を取りに来た者をその場で詐欺で逮捕することによって、現金を取りに来た者がその犯罪自体を知っておったか知らなかったかということが問題でございます。全く道具として使われて、ちょっとあそこへ行って年齢幾つぐらいの人からお金を受け取ってきてくれとか荷物を受け取ってくれという感じで、アルバイト的に雇われる者もおりますし、そういったところで詐欺という実態、事実を知っておったか知らなかったかによって今問題になっておるところでございまして、我々としてもそういった場合にいかにするかと、今現在いかにあるべきかということは検討中でございます。

○稲森委員 わかりました。
 もう1つ教えてほしいんですけれども、昨年取り調べの可視化についての法律が通ったかと思います。対象が少し広くなるということなんですけれども、その取り調べの可視化に向けた各警察署ごとの設備なりの準備というのはどういうふうに進んでいるかということと、裁判員裁判の対象になる事件ということで、対象が少ないんではないかというそういう声もあるんですけれども、対象というのは大体どれぐらい見込んでいるのか、教えてください。

○小林(一)部長 まず、取り調べの可視化の件でございますが、先般の刑事訴訟法の一部改正に基づきまして、取り調べにおける録音、録画の実施ということで、3年以内に今後実施されるというふうになっております。
 現在、録音、録画に向けて県下各署に録音、録画ができる機材を整備しております。今現在ほぼ整備されたところでございます。ただ、大きな署と小さな署がございます。事件を扱う数が多い署、少ない署がございますので、署によってはその整備された機器も数が違ってはおります。
 それから、済みません、裁判員裁判制度の関係ですけれども、もう一度。

○稲森委員 取り調べの可視化の対象になったのは、裁判員裁判の対象事件というふうに聞いているんですけれども、大体どれぐらい対象になるのか教えてください。何パーセントぐらい。

○小林(一)部長 平成21年からこれまで、昨年末までにやった件数が96事件ございました。今後は、対象事件というのは死刑または無期の懲役もしくは禁錮に当たる罪ということで、殺人とか強盗殺人、強盗致傷とかそういった事件でございますし、これは未遂や共犯も含まれます。そういった事件でございますので、何パーセントというとちょっと非常にお答えしにくいんですが、非常に対象が増えたということは間違いございません。

○稲森委員 最後、もう少し教えてほしいんですけれども、よく取り調べの中で知的障がいを持っている人とか、今までの冤罪事件で任意段階は今回対象になっていないということなんですけれども、その辺、今現状としてどういうふうな対応をしているか、教えてもらえますか。

○森元本部長 委員御指摘のとおり、今、任意段階では取り調べの録音、録画は義務づけられておりません。知的障がいの方にありましても、基本的には、ちょっと私の記憶の中ですけれども、強制で逮捕とした際に対象となり得るということで、知的障がいの方の特性を鑑みて、その中で証拠保全なり取り調べの適正を担保するために必要と認めた場合に、録音、録画を行うということで、その方の状況等いろんな状況あると思うんですが、それに応じて検察とも協議しながら、適切に運用しているというのが実態でございます。

○稲森委員 わかりました。ありがとうございます。

○村林委員長 いいですか。ほかにいかがでしょうか。

              〔「なし」の声あり〕

○村林委員長 よろしいですか。
 じゃ、簡単に1点だけ、私のほうから。
 交通安全施設の横断歩道の摩耗とか大変御努力いただきまして、大変感謝いたしております。ありがとうございます。
 しかし、資料を見せていただきますと、今後の課題として、同じ道路標示という意味合いでは、これからセンターラインの摩耗なんかも問題になってくるのかなというふうに感じたんですが、もし何かあれば簡単に。

○赤坂部長 委員長御指摘のとおり、横断歩道はしっかりやっていただけそうだけれども、ラインのほうはという御質問を各方面からいただいております。
 ラインについては、公安委員会が対応する部分のラインと、道路管理者が対応する部分のラインとがございまして、もう少し詳しく申し上げますと、道路標示といったものは大別しまして、区画線と道路標示からなります。区画線というのは道路管理者が行います。道路標示は公安委員会が設置をし、管理をしております。
 公安委員会が行う道路標示というのは、規制標示と指示標示とに分かれますけれども、特定の交通方法を禁止または指定する、例えばUターン禁止であったり進路変更の禁止の黄色いラインですね。黄色いラインはこれは公安委員会の所掌になります。
 それ以外の道路を区画する外側線、左側にあるラインであったり、普通の通常のセンターラインであったり、ああいったものは道路管理者となります。
 こちらのほうも、平成29年度十分な予算は確保できてございませんけれども、厳しい財政状況を勘案しながら、その都度最大の課題は何かということを見定めながら的確に、毎年度重点的に整備できるように努力をしてまいりたいというふうには考えております。

○村林委員長 御答弁ありがとうございます。
 ぜひ委員の皆さんもまた御理解をいただいたら、後ほどの委員間討議とかで委員会の振り返りとかもあるので、もしよかったら申し送りなんかにも入れていきたいなと思いますので、またよろしくお願いします。
 それでは、ほかに御質疑がありませんようですので、これで本議案に対する質疑を終了いたします。

    ③委員間討議  なし

    ④討論         なし

    ⑤採決         議案第2号(関係分)    挙手(全員)   可決

                      議案第91号(関係分)   挙手(全員)   可決

 (3)議案第73号「平成28年度三重県一般会計補正予算(第7号)」(関係分)

    ①当局から資料に基づき補充説明(森元本部長)

    ②質疑

○村林委員長 御質疑があればお願いします。

○稲森委員 繰越明許のところなんですけれども、これは事前にボーリング調査とかはして、そのときはわからなかったということでよろしいんでしょうか。

○中道部長 そのとおりでございます。

○稲森委員 わかりました。

○村林委員長 よろしいですか、ほかには。

          〔「なし」の声あり〕

○村林委員長 では、これで本議案に対する質疑を終了いたします。

    ③委員間討議   なし

    ④討論       なし

    ⑤採決       議案第73号(関係分)   挙手(全員)   可決
 

 2 委員間討議
 (1)執行部に処理経過の報告を求める事項   なし

 

Ⅱ 常任委員会(警察本部関係)

 1 議案の審査

 (1)議案第57号「三重県警察の組織に関する条例の一部を改正する条例案」

 (2)議案第58号「三重県警察職員定員条例の一部を改正する条例案」

    ①当局から資料に基づき補充説明(森元本部長)

    ②質疑        なし

    ③委員間討議    なし

    ④討論        なし

    ⑤採決        議案第57号   挙手(全員)   可決

                       議案第58号   挙手(全員)   可決

 2 所管事項の調査

 (1)犯罪情勢について(平成28年中)

 (2)人身の安全を確保するための取組の推進について

 (3)交通事故情勢と抑止対策等について

    ①当局から資料に基づき説明(小林(一)部長、小林(正)部長、赤坂部長)

    ②質問

○村林委員長 それでは、御質問等がありましたらお願いします。

○山内委員 御説明ありがとうございます。
 4点ほどあるんですけれども、はじめに、3ページの犯罪情勢の中で、暴力団の犯罪の中で平成26年末と27年末で団体数、構成員等数がそれぞれ1団体と50名減っているという状況なんですけれども、その辺の理由というか、教えていただければと思うんですけれども。

○小林(一)部長 団体が減ったというのは、これは全国的な今傾向でございまして、警察当局による取り締まりが非常に厳しいということが、まず第1の要因だと思われます。

○山内委員 ありがとうございます。
 そうすると、三重県の中でも取り締まりの結果、1つの団体が減らすことができたということなのかなと思っています。
 50名構成員が減ったということで、この50名の方が社会復帰をしていく形になってくるのかなというふうに思うんですけれども、そういった対策等もされているんでしょうか。

○小林(一)部長 暴力団の枢機からの脱退に伴う社会復帰については、社会復帰アドバイザーというものを設けておりまして、これが相談に乗っておるところでございます。

○山内委員 ありがとうございます。
 1つの団体でもまた1人でも削減をしていただけると、非常に県民の安全安心につながると思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。
 2つ目なんですけれども、次のページのストーカー・DV等人身安全関連事案への対応ということで、先ほど来年度の予算を見させていただいたら若干減っていたんですけれども、ただ状況としては、ストーカー事案ですと12%増、またDV事案ですと4%増ということで、非常に厳しいというかそういった状況が続いておるんですが、援助のほうもストーカー事案では173件行っていただいて、DV事案が350件と、半分ぐらいはかかわっていただいてということなんですけれども、先ほど精神科医等との連携という文言が入っていたと思うんですが、そういったところの取組というのはどんなイメージなんでしょうか。

○小林(正)部長 精神科医との取組ということを具体的に申しますと、ストーカー行為を行う加害者側につきましては、検挙であったり警告にもかかわらず繰り返す、根本的な人間性と申しますか、そういう部分にも当然問題がございますので、今、警察庁の指示があって、全国的にもそういう医療方面からの支援を得て根本的な解決につなげましょうという流れになっております。
 そういった意味で、実際的な運用としては、加害者の同意を得て、ちゃんと医師に診てもらって治療をしなさいということで、そういった意味で医療機関との連携という形に進めていくわけでございますけれども、ちょっと三重県の場合はそこまで、どの方にお願いをするとかというのを現在進めておる途次でございます。

○山内委員 わかりました。ぜひ進めていただければというふうに思っています。
 ちなみに、こちらのDV事案の対応の状況で援助の件数が、ここ1年、2年、3年で少し減ってきておるんですけれども、こういった状況等は何か理由等はあるんでしょうか。

○小林(正)部長 援助の内容自体については多岐にわたりますので、特段こういういうことがあったから減ってきておるという状況はございません。
 被害者の方に対しては、防犯指導から始まって、具体的には、例えば防犯ベルの貸し出しであったり、あるいは位置情報を知らせる端末の貸し出しであったり、さらには他の機材の貸し出しであるとかといういろんな形でやっておりますので、それについては相談を受けた警察署の担当のほうから、こういうことが御支援できますけれどもいかがですかということで、意向を伺いながらやっておる。その結果として、若干今少なくはなっておりますけれども、支援を惜しむというものではございませんので、御理解をいただきたいと思います。

○山内委員 ありがとうございます。大変な状況なのでどうなのかなと思って、ちょっと聞いてみました。
 3点目なんですけれども、(4)の行方不明事案への対応状況ということで、ここ3年、4年見ていると、認知症の方にかかわるものということなんですが130件前後、平成28年ですと134件ということで、横ばいの状況なんですけれども、イメージとしてはかなり右肩上がりに増えてきているのかなというイメージなんですが、この辺は今後はどういった動向になっていくかなという想定ですか。

○小林(正)部長 もともとの数が百少しという状況ですので、横ばいという表現もできますし、平成24年の94件から比べると相当増加しておると。多分、現実としては増えてきておりますし、今後も高齢化社会を反映して認知症等からも行方不明というのが増えてくると、まずそういうふうに警察としては見ております。
 そういった意味で、高齢者の方、特に認知症で徘回の結果としての行方不明となりますと、ひとり警察だけで早期に発見、保護ということが難しいところがございますので、まず地域であったり市町であったりといかに連携していくかということが重要になってまいります。
 実際、各市町におきましては、先ほど説明の中でネットワークのお話もさせていただきましたけれども、万が一そういう場合があった場合に、市町としてのネットワークで連絡を地域に流していただくとかというようなことをやっておりますし、警察のほうは例えば警察犬を出動させて後を追うとかという、それぞれが持っているものというのをうまくリンクさせながら、より広域的にかつ迅速な立ち上がりで無事発見保護に努めていくことが肝要かと考えておりますので、引き続きそのあたりについて各署を中心に市町等と連携を図ってまいりたいと思っております。

○山内委員 ありがとうございます。
 各自治体、自治会のほうも、かなり力を入れているところは力を入れてそういった見守り体制を強化しております。また、引き続き連携をしていただいて取り組んでいただければと思います。
 最後に、次の、交通事故情勢と抑止対策の高齢者の事故の関係なんですけれども、もうじき3月12日ですかね、道路交通法の改正で認知機能検査が始まるという形に関しての、高齢者の運転講習という部分におきましてちょっとお声をいただいたんです。高齢者講習に行くと、当然そうなんですけれども、自動車学校の車を使っての運転講習ですと、大体、高齢者の方にとっては大型というかクラウンとかそういった車なんですが、日ごろ乗っている車が軽自動車とか軽トラックということで、実際にその講習を受ける部分におきまして現実的にきちっと講習をしていただこうとすると、現実に即した形の車で本当は講習を受けたいんだという、そういったお声があったんですけれども、そういったお声というのはいかがでしょうか。

○赤坂部長 免許を取得した際には、恐らく随分昔の話ですが、大型といいますか1500あるいは2000ccクラスの乗用車を使っておったということで、また、高齢者講習には、御指摘のとおり、実車指導がございます。講習を担当しているところが各方面の自動車学校、教習所でございます。資機材的な問題もありまして、確かに普段お使いの車ではない車両でせざるを得ない面もございます。が、そういった御要望には少々お応えしにくいというところも正直ございます。今後の検討課題とさせていただきたいというふうに考えております。

○山内委員 ありがとうございます。
 先ほど、飲酒運転根絶対策のところに参加・体験型のというのがありましたので、高齢者の方でお持ちの方は、御自身の車で駆けつけてその場で講習を受けられるということを考えれば、御自身の車がある状況もあるというふうに思いますので、もし可能性があればまた検討いただければと思いますので、よろしくお願いします。

○村林委員長 ほかに。

○稲森委員 2点、内容だけ少し教えてほしいんですが、4ページの高齢者・障害者虐待のうち、施設ですとか、家族ではなしに施設の介護されている方とかヘルパーとかそういう介護従事者による虐待というのはどれぐらいというか、わかったら教えてください。
 それから、人身事故のうち、自転車が加害者になる事故というのはどれぐらいありますか。
 それだけお願いします。

○小林(正)部長 高齢者虐待に関して、例えば施設であるのか自宅であるのかという問い合わせですけれども、今そういう形の統計をたしかとっていないと思いますので、再度確認の上、お答えができるものであればまた追ってお答えをさせていただくということで、御容赦ください。

○伊藤課長 自転車の事故でございますが、基本的には歩行者の事故ということでお答えさせていただきたいと思います。人身事故で平成28年中、自転車が第1当事者、要は過失が大きいということでなった事故が、死亡事故で7件ということでございます。御理解いただきたいなと思っております。
 ただ、ちょっと人身事故的なもの、現在ちょっと手持ちがございませんので、また後ほど示させていただきたいと思います。

○稲森委員 高齢者虐待については今、関係部局との連携を強化していくとかというふうにおっしゃいましたので、個人の家族による虐待と、また施設、組織としての施設の中での虐待というのは、対処する方法も変わってくるのかなというふうに思ったので、確認しました。
 自転車事故については、保険に入っていないとかいうケースが結構問題になっているので、警察に聞くべきことではないかもしれないですけれども、また教えていただきたいと思います。

○村林委員長 よろしいですか。では、ほかに。

○藤根委員 1点教えてください。
 3ページの犯罪情勢のところで、4の薬物事犯なんですが、総数としてはマイナス4ということで前年度比で減っているんですけれども、その他のところが35件ということでプラス10というところで、以前聞かせていただいたかもわからんのですけれども、もう一度お願いできたらと思うんですが、この35件で10件増えましたが、ここらあたりの内訳ですね。その下にいろいろ分けてはいただいているんですけれども、その辺についてお聞かせいただけたらと思います。

○小林(一)部長 申しわけございません、現在、手元に詳細に内訳したものがございませんので、後ほど資料提供ということで。

○藤根委員 ありがとうございます。よろしくお願いします。
 全国的に大麻にかかわるニュースと違法栽培、そのあたりのところが話題にもなっていまして、この10件というのがどういう、県内でも大麻が増えているのかというようなところが少し気になったものですから、質問をさせていただきました。またよろしくお願いします。

○村林委員長 ほかに御質問はありませんか。

○田中委員 資料、後ほどで、なければ結構なんですけれども、自動二輪とか原動機付自転車による事故、死亡事故にかかわらずそれら総数に占める若者というか、そのあたりの統計をもしとっておられるんでしたらお教えをいただきたいというふうに思うんです。
 理由を申し上げますと、学校卒業してすぐに自動車に乗られるまた自動二輪に乗られるということがあろうかと思うんですけれども、自動二輪に乗る若者の中で交通ルールだとかそのあたりが、これまでの学校教育の中できちっとできているのかとか、その自動車学校の中でも自動車よりも経済的には負担少なく乗れる移動手段になりますので、そのあたりのところがどうなのかなという現状が知りたいなと思ったものですから。

○赤坂部長 平成28年中の二輪車事故については14件でございますけれども、14件で14人の方が亡くなっておりますが、その中で若者というのは、20代の方が4人いらっしゃいます。30代の方がお2人、こういった状況でございます。
 あとはもうそれ以外の年齢層でございますけれども、安全教育については、免許取得時にそれぞれ取り方、免許取得の方法は様々あろうかと思いますけれども、十分な交通ルール等について知識を得た後に試験を受けていただくと、こういう形でやってもらっておりますし、また免許取得時のしっかりとした教育も行っておりますので、一定レベルの法令知識については当然持ち合わせるというふうに考えております。

○田中委員 今14件というので内訳も教えていただいたんですが、これは死亡事故にかかわる部分ですよね。
 死亡にかかわらず事故として取り扱った総数とか、その中に占める20代であったりとか30代の比率、今でなくて結構です、後ほどで結構です、できれば、その中で無免許とかそのあたりも含まれてくるのではないかなというふうに思うので、もしその辺のデータもあればお教えいただきたいなと思っています。
 3ない運動ということで三重県でも取り組んでいますけれども、そのあたりのところが逆に効きすぎて、もし悪い影響が出ているんであれば、きちっとした教育活動の中での規範意識でありますとか、無免許運転を防止するという意味でも、そんなことも必要なんではないかなというふうに個人的には今考えておりまして、データとしてお教えいただけたらなというふうに思います。
 よろしくお願いいたします。

○赤坂部長 済みません、それでは後ほど報告をさせていただきます。

○田中委員 もう1点なんですけれども、生活安全部長のほうから児童虐待事案への対応状況の中で、児童相談所との申し合わせを結ばれるということで、非常にいい方向でやっていただいているかなと。
 児童相談所の職員と意見交換をさせていただきますと、やはり警察官の方に一緒に連携をして御対応いただくことで非常に安心感もあるし、その当該子どもの安全が確保できるということで非常にありがたいというふうに思っていただいておるんですね。
 今日の所管事項説明にはないんですけれども、一方で精神障がい者の精神保健及び精神障害者福祉に関する法律の第22条から26条の第2項までに規定されるいろんな各種通報による措置診察、そこへ連れていくときに保健所の職員が対応するときに、やはり連れていく車内での暴行とか危害の恐れが、当然非常に危険な状態で通報してその判断をして連れていくわけですから、車内でも大変にリスクなんですけれども、警察官、所轄の警察署の連携というのをぜひお願いしたいという部分があるんですが、なかなかそこの連携がうまくいっている地域とうまくいってない地域とあるというふうにちらっと聞いたもんですから、その辺は県警本部全体としてどういうお考えでやってみえるのかというのをお伺いしたいんですけれども。

○小林(正)部長 法律で誰がどの所管をするのかというぎちぎちした法律論でいくと、保健所にお願いをするという形になっておりますが、実際現場では、とは言いながら、保健所の体制の問題もございますし、その他の事情から、実際的には私も若いころから経験しておりますけれども、保健所と協力をして病院へ一緒に連れていくとかということをやっておるつもりです。
 地域的に、おっしゃるようによく警察が協力してくれるところ、場合によってはそうではないというのが、場合によってはその時々の警察の対応ができるかどうかの事情等も兼ね合わせてあるのかわかりませんけれども、基本的には冒頭申し上げましたように、まず所管の責任の所在というのを十分把握した上で、とは言いながら、現場の安全を確保するというのが一番ですから、そのためには当然警察もなすべきことはなしましょうということで、保健所と協力させていただくということについては基本的にしっかりと頭に置いておるつもりでございます。

○田中委員 わかりました。ありがとうございます。
 なかなか警察としても人員が非常に少ないというか、厳しい状況の中で御対応いただいているとは思うので、来年度も15人増員ということでありますけれども、まだまだ焼け石に水の状態やというふうに私自身も認識しておりますけれども、できればそこら辺のところは県内で同一のような対応ができるように一度また御相談もいただいて。保健所のほうもそれなりに頑張ってやっておられますので、持ちつ持たれつのところもあると思うので、申し合わせまでそんな堅苦しいものは必要ないと思いますけれども、またお願いしたいというふうに思います。
 以上です。

○村林委員長 ほかにいかがでしょうか。

○水谷委員 一言ちょっとお聞きしたいんですけれども、所管事項3点、いろいろお聞かせいただきました。
 ずっと見ていますと、いろんな事件、事故が起きてくるわけですよね。これも社会情勢の変化かなとは思うんですけれども、後で我々も新聞見て、後で考えて、こういうことは事前に気がつかなかったのかなということもあるわけですよね。もちろん警察の方もあると思うんですよ。だからその辺のことを十分にこれからも、もちろんやってみえると思うんですよ、事例を挙げてこんなことやこういう場合はどうするかというのもあると思うんですけれども、その辺をぜひ今後の事件防止のために検討、研究をしていただきたいなと、このように思います。
 それで、交通事故のところでいろいろ見まして、死亡事故が100人になったと、交通弱者5割、高齢者が5割以上という死亡が起きていると、こういうことですよね。
 今年そういった意味において、横断歩道の整備とかラインを引いていただくと、いろんなことをやっていただくということで、少しはこれ、交通事故防止に僕は寄与すると思うんですよね。4Sプラスワンということで、いろいろ対策をやっていただくわけですけれども、特に私が思うのは、道路標識とかそういうのはいろいろこれからもやっていただくんでしょうけれども、そういったところ、道路管理者との兼ね合いでの道路の状況を、事件事故が多い箇所というのは恐らくあると思うんですよ。その辺をもっともっと潰していただいて、例えば狭い道路で歩道がないところたくさんありますわな、そういうところで夜中に事故をして亡くなったということも結構聞いておるんで、そういうところを部分的にでも横断歩道をつくるとか、そういうことをやっぱり検討していただきたいなと。
 これは警察だけの問題ではないと思うんですよね。もちろん横断的にいろいろ横のつながりで決めていかなければいかんというふうに思いますので、そういうところにも目を向けて、もちろん検討はされていると思うんだけれども、それをぜひやっていただかないと、高齢者の事故というのも横断歩道を渡る人もおるし、横断歩道のないところを渡る人もおるわけやね、当然。横断歩道でも非常に見にくい標識があるわけですよ。例えば夜でもよくわかるような標識、私も夜は高齢者になりましたので余り走りませんけれども、そういうものをぜひ検討していただけるといいのかなという気がしましたので、述べさせていただいたんですけれども、そういうのはどうなんですかね。

○赤坂部長 わかりやすいお話で申し上げますと、交通死亡事故、こういったものが発生いたしますと、あるいは重大な事故が発生いたしますと、警察それから道路管理者それから地域の自治会であったりあるいは学校であったり関連する機関が現地調査というものを行います。そこで、どういったことが原因かつぶさに検討いたしまして、とれる対策とり得る対策はないかと、おっしゃるように、ある一部、限定的な対策ということもございますけれども、そこに規制が必要であるのか、道路の形状の変更が必要であるのか、あるいは表示等でそういったものを補える対策はあるのか、いろいろ様々検討いたしまして、措置をしておるところでございます。
 それ以外にも、人身事故等の多発するような例えば交差点でありますとか、ちょっと例示的に申し上げますと、カーブで交通事故の多いところでありますとかそういったものは、人身事故に限らなくても、多発地帯については対策をそれぞれそういった同じような形で講じておるところでございます。

○水谷委員 ありがとうございます。
 私どものいろいろな地域、私はいなべですけれども、いろんな地域でいろんな話聞きます。そのいなべ署へ行って、もちろんいろんな話させていただいております。すぐに署長なんかは対応されて、翌日すぐもう現場に行って、見ていただけます。それで報告いただくんですけれども、非常にありがたいんですけれども、そういうところの危険な箇所というのはもう我々も聞いていますので、よく把握されていると思いますので、そういったところをうまく潰していけば、もちろん今お話でやってみえるということですけれども、ぜひそういうことも積極的にもっとやっていただければなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。

○村林委員長 ほかには。

○青木委員 関連になるかわかりませんけれども、今年度は一応最後の常任委員会になりそうなので、前々回でしたか、交通事故の少しでもリスクを減らしていくということで、例えば、夜、雨、そして黒い傘といったらもう3悪トリオだという話をしていたと思うんですけれども、これ、今日4Sプラスワンの中に、交通安全“見える・見せる”キャンペーンというのがそれに近いことなのかなと思ったり、いろいろ想像だけしとるもんでその辺の内容を、どういうように具体的にそういう交通事故を防止するためのリスクを減らそうとしてみえるのかを教えていただきたい。

○赤坂部長 この“見える・見せる”キャンペーンというのは、御想像いただけるかと思いますが、薄暮、夜間の交通事故を減らそうということで、ドライバーからいえば、ライトの上向き、下向きをしっかり切りかえていただいて、上向きなども使用していただいて早く歩行者等の危険を発見しようという呼びかけであります。歩行者側からいいますと、自分の姿を早く発見していただくために、ドライバーに早く認識させるために、反射材等あるいは明るい服装を着用しようと、こういったことで広報啓発安全教育、その他地域を指定しての反射材着用促進地域、重点地域みたいなものの取組を進めているところでございます。
 以前の議会で、この常任委員会の場だったと思いますが、雨の日の反射材のついた傘の話をいただきまして、早速調べてみましたら、既に反射材つきの傘もございますし、そのほかにいろんな、バッグでありますとか、たすきみたいな反射材そのものもそうですし、あるいは着衣にも蛍光のジャンパーでさらに反射材がついておるものとか、反射材着用のグッズというのは結構たくさん販売をされております。こういったものを着用していただくということで、先ほど申し上げたような重点地域での取組にもそういったものの紹介をさせていただいたりしながら、反射材の促進が図られるように取り組んでおるところでございます。

○青木委員 夜の雨、傘の話をさっきしましたけれども、今取り組んでいただいている反射材、板をきちっとつけてもらえればいいんですけれども、なかなかそれをつけてもらわない人もいるし、特に夜ってお通夜ってありますよね、それが派手な服は着れないんですよね、そういったところの難しさとかあるんです。車で行かれて黒いコート着とっても全然問題ないんですけれども、歩いて近所からずっと、割合黒いコートとか、黒い傘とか、非常に目立つときには、人も集中してきますし、非常に危ない状況が各所で見られるというのもあるので、その辺も含めて、お通夜は黒しかあかんということもないと思うんで、それは、地味な系の多少見やすい、白ならええかなとか、いろんな部分でやっぱり意識改革、命を守らなあかん、お通夜に行って命が奪われたら話にならんと思いますので、その辺の意識的なキャンペーンをしていかないかんのと違うかなと、そんなことも少し考えてございます。
 それから、関連してですけれども、自動車側の、運転側の話ですけれども、わけありまして免許更新時に少し長い時間勉強することがございまして、そのときに免許センターですごい勉強になりましたね。最近、非常によくできていた。お話も上手にされますし、それから当然わけあって長かったものでしっかりと勉強したんですけれども、その映像も、具体的にこういう交差点でこんな死角になりますよとか、そういういろいろ事例的に幾つも、これでもかというぐらい事例、危ないぞとそういうのもありまして、非常に勉強になりました。
 それはそれでよかったんですけれども、ある方が、免許更新のときにはそういうチャンスがある。中には行かされてとると言う人もおるみたいですけれども、例えば前向きな人は、ああいう免許更新のときだけではなくて、やっぱりそういった勉強したいなと思う人が参加できる、一番は自分の地域に招いてしてもうたらいいんですけれども、個人でそんな思いの方はなかなかチャンスがなくて、免許更新者だけではなくて、そうやって積極的に最近どういうような状況、事例も出ているのかなということを勉強したいという方もちらちらありまして、そんな方は免許更新時の方だけしかチャンスが今のところないもんでその辺を、前向きに考えてもらう人に対してそういったチャンスがこれからあるのか。今は義務的な部分で免許更新をされていますけれども、やっぱり受ける権利もあるんじゃないかなと、そういうことを思うんですけれども、以上ですけれどもお考えがあれば。

○赤坂部長 免許更新のサイクル、定期的にこういった交通安全教育を受けるということは、交通安全意識を高める上で、また地域の交通安全を確保する上でも非常に有益なことで。
 ただ、御指摘のとおり、定められた期間に定められた区分の講習を受けざるを得ないという今、現状がここにはございます。
 それ以外の免許更新の機会以外でそういった講習を受けたいということで、余りお聞きすることはございませんけれども、例えば、企業などではそういったことに警察署の担当者なりが講習を行うといった機会、これはたくさん設けておりますし、安全運転管理事業所、安全運転管理者を置いているような事業所ではこういった講習が頻繁に行われております。またそれ以外にも、各地域で出前型の講習を、お一人というわけには確かにいかないだろうと思いますけれども、自治会単位であったり、町内会みたいな、あるいは有志の会みたいなものでも結構ですが、そういった集団、団体、ある程度のまとまりがあれば、警察に出前で講座をしてくれといったような申し出をいただければ、喜んで出向いてまいりたいというふうには考えております。
 以上です。

○青木委員 そういう積極的な方が見えたら、そんなに多くはないとは思いますけれども、例えばそういった講習のときに1人2人認めるとか、そういったことができればいいのになと思ったところでございます。
 以上でございます。

○村林委員長 ほかにはよろしいですか。

              〔「なし」の声あり〕

○村林委員長 では、ないようですので、(1)犯罪情勢についてから(3)交通事故情勢と抑止対策についてまでの調査を終わります。

 (4)その他

○村林委員長 最後に、これまで議論された調査項目以外で特にございましたら、御発言をお願いいたします。

              〔「ありません」の声あり〕

○村林委員長 ないようですので、これで所管事項の調査を終了いたします。

 

3 委員間討議

 (1)所管事項調査に関する事項   なし

 (2)執行部に処理経過の報告を求める事項   なし

              〔当局 退室〕

 

4 今年度の委員会活動の振り返りについて

 (1)常任委員会活動の評価の手順の説明(村林委員長)

 (2)委員間討議

○村林委員長 それでは、御意見をお願いします。
 よかった点とか、改善すべき点とか、この資料3の上の1番の点のところに載せていくようなことを皆さんから御発言いただけたらなと思います。
 実績については、先ほど少し提案させてもらった申し送りみたいなところで、交通安全施設の今後のセンターラインの摩耗の話なんかも、もしよかったら載せていただけたらどうかななんて思うんですけれども、皆さんいかがでしょうか。

○田中委員 発言してもいいんですよね。

○村林委員長 はい、どうぞ。

○田中委員 委員長おっしゃるとおり、交通安全施設等の更新とかについては、非常に今年度の議論はかなり熟度を増して、執行部としてもそれに対応いただいたということでありますけれども、今後それがどういう形で県民のより安全な環境になっていったのかということは、また当委員会でも調査をいただく必要があるのかなというふうには思っています。
 それはいい点なんですけれども、ただ、1点、年間活動計画の中で、重点調査項目でふと思ったのは、防災対策・防災教育についての部分がやや弱かったというか、重点調査項目に置いた割りには余り焦点が行かなかったというのが正しいと思うんです。ほかに議論、審査すべき点が多かったというか、そっちへ行ったので、そこら辺のところは、評価としては不十分と言えばそうなってしまうのかなというふうには感じていますので、申し送ることに1つ必要なのかもわからんなというふうには思っています。

○村林委員長 わかりました。
 大きく2点、今回進めた部分を実際どうなったのかという反映の検証も必要でしょうという話と、重点項目に置いたけれども防災対策・防災教育のところが少し不十分だったので、次回以降また取り組んでもらったらというような申し送りをしてはという御意見だったと思います。
 ほかにはいかがでしょうか。

○水谷委員 今、田中委員のおっしゃったとおりで僕はいいと思うんだけれども、要するに重点調査項目の中で交通安全対策、これについては、横断歩道とかいろんなところに予算をつけてもらって、委員長も言ったように、またセンターラインの話もこれからもやっていかないかんという話なんだけれども、それについては一歩進んできたと思うんですよ。
 さらにそのハード面でね、やっぱり僕の思うのは、もちろん横断歩道のラインも全て大事やけれども、さっきもちょっと言ったんだけれども、事故が起きる場所って結構限定されてきているんですよ、その地域で。まあ四日市なんか広いところはちょっとわからんかもしれんけれども、うちらみたいに狭いところはね。だから、よく起きるところは起きるんですよ。そういうところをもっと潰して、そこに対応してもらうようにお願いしてほしいと思うよ。
 だからさっき言ったんだけれども、例えば狭いところで、交差点で事故というのも本当に多い、死亡事故に匹敵するような事故があるところがあるんですよ、僕も何カ所か聞いているんだけれども。そこに回転灯とか何かつけるんですよね。つけるんだけれども、どうしてもこの右から左から交差点のところで見にくいところがあるわけや、カーブミラーがついとっても。そういうところをやっぱり何とかしていかなあかんで、交通安全対策としては非常に僕もやっていただいたと思っています。
 だけど、これからはもっと組織、要するに横のつながりをしっかりとした中でできたらもっと進めていただきたいということ。これはあくまで批判ではないよ、そういうふうにして今後もしていただきたいということをお願いしたいなというような僕の思いやね。
 防災、これは余り案件、具体的な何も出てこなかったやな。

○村林委員長 まあ、請願の部分であったりとか、この成果レポートへの申し入れとか、そういう部分では皆さんからいただいた御意見なんかはやったとは思っとるんですけれども、具体的な視察先とかにはちょっと入っていなかったもんですから。

○水谷委員 その重点項目に挙げたけど、満足いくようにはできていなかった事実なんで、それはそんでしようがないわな。

○村林委員長 そこはそのように総括すると。
 今、水谷委員からいただいた御意見は、交通安全施設という意味で大きく申し送っていく中に入ってくるのかなと思うんですが、後ほどさらに御協議いただく、例えば委員長報告の中で、青木委員のほうからも分科会のほうでしたけれども、関係各機関との連携みたいな話もありましたんで、そういうものを例えば後ほどまた皆さんにお認めいただくのでしたら、例えば常任委員会のほうの委員長報告でまとめていくとか、そういうことはありなのかなというふうには感じました。
 ほかにはいかがでしょうか。

○青木委員 防災対策・防災教育について言えば、今委員長言われたとおりだと思うので、6月からずっと委員会をしてきて、例えば山内委員とか私も言っとる、結構いい発言はいろいろ出ていたと思うんですが、ただ調査先になかったということが、そういう田中委員の印象になっているんではないかなとは思うんですけれども、引き続きやっていくべきだと思うんです。

○村林委員長 ありがとうございます。その辺をぜひ次の委員会でやっていただけるような形で申し送れればとは思いますけれども、ほかにはいかがでしょうか。

○藤根委員 今、課題というかそういうことは出していただいたように思うんですけれども、今年度については、来週月曜日の教育委員会の関係になってきますけれども、次期の県立高等学校活性化計画をつくり上げていくような中で、調査も含めてかなり突っ込んでいろいろと活動できたのではないかなというふうなところは思っております。
 ただ、学力、体力についても、ICTであったり体力づくりから学力の向上といったようなあたりのところも含めて調査もありましたので、そこらあたりは具体的なところも含めて活動することができたのではないかなというふうには思っています。
 以上です。

○村林委員長 ありがとうございます。
 委員長報告を交通安全施設のところと活性化のところは特にさせてもらったりして、皆さんの御協力いただいて進められたのかなと、私もありがたいと思っております。
 その辺をこの書き方ですけれども、資料2の(6)の調査・審査結果の施策への反映というほうへ書くのか、資料3の振り返りの中で書くのか、また後ほど御協議いただいて決めていったらいいかなと思います。
 ほか、いかがでしょうか。

              〔「これ、今日書けないよな」の声あり〕

○村林委員長 今日、実際の点数を入れてもらうところまでと、今、自由な意見をいただいた中で、次の教育関係の委員会の後までにまとめますので、それをまた見ていただいて、さらに成案にしていきたいと思うんですけれども。
 ほかにはいかがでしょうか。

○田中委員 先ほど水谷委員おっしゃったこととか、その交通安全施設のところをちょっと議論を深める意味で、四日市でもやっぱり同じで、都市部、人口集中地域も、実は田んぼであったところ畑であったところにおうちが建ってきたりとかして、過去に設置をした信号機の位置が、やっぱり現状の人々の流れ、車の流れからすると不適切であったりとか、横断歩道とかそういう部分についてもややこう、本当に10メートル、20メートルというところもあれば、そういうところもあるんですけれども、やっぱりそういうことの見直しということは必要なのかなというふうには思っていますので、ここはもう20年間ここにあった横断歩道を50メートル西側に移動するというのは非常に難しいとは思うんですけれども、だから時間のかかることやと思うんです。
 だけれども、きちっと執行部の対応をチェックするという立場からすれば、おっしゃるとおり、地元にいて危険箇所というのは我々としても認識をしっかり持って、この場で議論するなり、日々執行部に伝えるなり、または自治会、様々な学校などと連携をしながら、やっぱりみんなが県民の安全安心を守っていくという視点で活動していくというのは、この委員会としては大事なのかなと改めて思いましたので、それを発言したかっただけです。

○村林委員長 ありがとうございます。という御意見ですね。
 ほかはいかがでしょうか。

              〔発言の声なし〕

○村林委員長 大体そんな感じでよろしいですかね。
 もしさらに追加があったら、次回でも間に合わないことはないんですよね、もしもあったら。じゃ、とりあえずは大体出していただけたかなと思いますが。
 では、ただいまいただいた御意見を整理の上、委員会活動評価総括表(案)にまとめ、次回の委員会でお示しさせていただきます。
 これで今年度の委員会活動の振り返りについてを終わります。
 ほかに何か御意見はございませんか。よろしいですか。

               〔「はい」の声あり〕

○村林委員長 では、委員間討議を終了いたします。


〔閉会の宣言〕


三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
教育警察常任委員長
予算決算常任委員会教育警察分科会委員長
村林  聡

 

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