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平成29年6月8日 議会運営委員会 会議録(2)

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議会運営委員会会議録(2)

(開会中)

開催年月日    平成29年6月8日(木) 午前11時30分~午前11時45分
会議室         504議会運営委員会室
出席委員       10名
                委 員 長  藤田 宜三
                副委員長   青木 謙順
                委   員   廣 耕太郎
                委   員   岡野 恵美
                委   員   田中 智也
                委   員   杉本 熊野
                委   員   津田 健児
                委   員   三谷 哲央
                委   員   中森 博文
                委   員   前野 和美
欠席委員       な し
委員外議員     議     長                                 舟橋 裕幸
                 副   議   長                             水谷  隆
出席説明員      副 知 事                                 稲垣 清文
                 総務部長                                嶋田 宜浩
                総務部副部長                         高間 伸夫
                総務部課長                            下村 卓矢
事務局職員     事務局長                               福田 圭司
                事務局次長                             岩﨑 浩也
                総務課長                            山岡 勝志
                 議事課長                             桝屋  眞
                企画法務課長                        稲垣 雅美
            政策法務監                           長﨑 禎和
委員会書記   議事課課長補佐兼班長               中村 晃康
            議事課主幹                              西  典宏
傍聴議員        3名
                                                     稲森 稔尚
                                                      東   豊
                                                      津村  衛
県政記者       7名
傍聴者         2名
議題及び協議事項
 1 意見書案の審議について
 2 次回の議会運営委員会について
 3 その他

〔開会の宣告〕

1 意見書案の審議について
 意見書案第4号の取り扱いについて協議しましたが、意見書案第4号の提出が一事不再議の原則にあたるかどうかについて、意見がまとまらず、採決をとったところ、賛成多数により、一事不再議にあたらないとされました。
 次に、12日の本会議で先議することについて協議しましたが、意見がまとまらず、採決をとったところ、賛成多数により、12日の本会議で先議することに決しました。
 次に、当該意見書案の審議については、12日の本会議に上程することとし、議事進行上、趣旨説明、質疑並びに委員会付託を省略し、討論を行った後、起立により採決することとされました。
 なお、当該意見書案に対する賛否及び討論の有無については、12日午前9時40分から議会運営委員会を開催して、各会派の意向を確認することとされました。

【協議】
○藤田委員長 始めに、意見書案第4号の審議について御協議願います。意見書案第4号を12日の本会議で先議することについての協議を継続します。
 まず、配付資料について事務局から説明させます。

○議事課長 資料1頁を御覧いただきたいと思います。平成24年11月14日の議会運営委員会資料でございます。一事不再議の原則を適用しない場合ということで、「1 会期等のさらなる見直しに関する検証検討結果報告の内容」というところを御覧いただきますと、「通年議会においても一事不再議の原則は適用されるが、議決時点からの政治的、経済的又は社会的な環境変化があり、客観的に事情が変更したと認められる場合には、議会運営委員会において協議のうえ、事情変更の原則を適用する。」ということで、その「事情の変更があったときは、一事不再議の原則の適用がない旨、会議規則で規定する。」と。これを受けて会議規則で、事情変更の原則を規定しておるということでございます。
 資料3頁につきましても、平成24年11月14日の議会運営委員会資料で、通年議会の実施に係る議会運営委員会の申合せ事項ということで、4頁の7を御覧いただきますと、事情変更の原則の取扱いということで、「事情変更の有無については、議会運営委員会において事例ごとに協議し、判断を行うものとする。」ということで申合せがこれに基づいて決められたということでございます。
 資料5頁を御覧いただきますと、過去においての意見書の事例で、TPP関連の意見書でございます。これにつきましては、一段落目を見ていただきますと「TPP(環太平洋パートナーシップ)協定は、既に参加国による署名が行われ、参加国の国内における批准手続を進める段階に入っている。」状況の中で意見書が提出されておるということでございます。
 日付は平成28年の3月22日に意見書が提出されているということでございます。提出先は、衆議院議長以下でございます。
 8頁、2回目の意見書というのが提出されているのですが、その中で一段落目は、批准手続きを進める段階ということでございますけれども、文書の中で五段落目を御覧いただきますと、「現在、TPP協定の締結に関する国会の承認が求められているとともに、TPP協定の締結に伴う関係法律の整備に関する法律案が提出されているところであるが、」ということで、法案が提出された後で、意見書が提出されています。日付につきましては、平成28年10月ということで、意見書の内容の2つ目の項目のところで、「関係法律の整備に関する法律案の審議を慎重に行い、」という文言が付け加えられているということで、提出先は、衆議院議長以下でございます。
 資料の説明は以上でございます。

○藤田委員長 御意見等があったらよろしくお願いをいたします。

○三谷委員 議会運営委員会での資料を今、改めて拝見をさせていただいて、最終的には議会運営委員会で決めるということですから、ルールに従って粛々と進めていただければいいのかなとこう思っております。それから、TPPの意見書出ましたが、最初の意見書は批准前ということでその後、関係法令が出た後ということで出ておりますが、今回の共謀罪につきましても1回目はまだ法案が出る前、そして今回の案は衆議院で可決されて参議院に舞台が移ったということで、大きく環境は変わってきているということでいいのかなと、こう思っておるところです。

○藤田委員長 環境が変わったというご意見ですが、いかがですか。

○中森委員 TPPの時は確か、日本で決めることと諸外国でいろいろな状況の変化による日本の対応ということがあったというふうに思っておりまして、情報が我々にも、また国にも十分に伝わらない段階、不安な要素が多かったという段階と、いろんな情報がどんどん後から入ってきてですね、やはり国際情勢に応じた環境の変化があったというふうに理解しております。TPPの件はさすがに国際情勢による日本の立ち位置については、やはり時に応じて柔軟な対応があったのではないのかなと考えるところでございまして、今回は法律内容が諸外国の影響もなければ、内容についてはずっと今までどおりでありますので、ちょっと一緒ではないのではないかなと私は思います。

○藤田委員長 ほかにご意見はございますか。

○岡野委員 TPPに関して2つ出ておるわけですけれども、事情の変化というのが加味されたということがあるかもわからないですが、実際にはこういうことができるということははっきりとしていることであります。それから今回については、その事情をどう見るかということなんですけども、やはり大きく環境の変化、社会的な変化というのがあったんじゃないのかなと私ら受け止めているわけで、ここでやっぱり提出していただくことが必要なんじゃないかとこのように思うわけです。

○廣委員 私もやはり事情の変更があったというふうに思っております。というのも、政治的な部分ということで環境の変化があった、これは衆議院から参議院に移ったということが、政治的な環境の変化ということになるのかどうかということを考えると、衆議院と参議院は違うわけでありますから私は変化があった。すなわち、但し書きの部分に入ってくるんじゃないかなというふうに思っております。

○藤田委員長 ほかにいかがですか。

○前野委員 私は逆に今回のこの事案については政治的、経済的又は社会的な変化というのは、客観的にどんなふうに説明していいかわかりにくい具合に非常に微妙な問題でございますけれども、そんなに大きな変化は認められないという立場から、一事不再議に値をするということで、反対させていただきます。一事不再議に値するということです。

○藤田委員長 ほかにいかがですか。

○津田委員 あえて言うとすると、前回の意見書についても国民の理解がまだまだいっていないということで慎重審議を求めるということで、今回についても国民の理解がまだまだされていないということで慎重審議を求める意見書だというふうに理解しています。仮に今回ですね、意見書として出されたときに、これは自民党の一部の議員ですけれども、慎重な審議については我々も賛同するところが多いけれども、今回、仮に意見書を出したけれども同数になったとか、否決になった場合は、やっぱり議会としてのメッセージが失われかねないということで、やっぱり3月に出された意見書について決議をし、衆議院も参議院も、また両院協議会にも、ちょっと忘れましたけれども、意見が別々の時にはまた衆議院に戻されるとか、そういった議論があったかと思うんです。しっかりと衆議院にも参議院にも同趣旨の意見書を渡しておるわけでございますので、今回については一事不再議にあたるかと思っております。以上です。

○三谷委員 可否同数になったり、否決されることはできるだけ避けなければなりませんので、できれば自民党もご賛同いただければと思います。

○藤田委員長 ほかにどうですか。先ほどから、各会派から御意見をいただいておりますけれども、変わった、変わらないという意見、平行線にとどまっております。議会運営委員会、採決で物事を決める場ではございませんけれども、過去においても採決をとるというのが慣例、前例にならないようにとの議論がございます。しかし、事ここに至っては、委員長としては採決をとりたいと思いますが、御了解いただけませんでしょうか。

              (発言なし)
それでは、採決をさせていただきます。

○前野委員 一事不再議にあたるか、あたらないかという採決をとっていただきたいと思いますので、お願いします。

○藤田委員長 今、前野委員がおっしゃったように、意見書案第4号が一事不再議にあたらないことに賛成の方は挙手を願います。あたらないことに賛成の方。

                                  (賛成者挙手)
 挙手多数であります。よって意見書案第4号は、一事不再議にあたらないことに決しました。
 次に、本意見書案を先議することについていかがでしょうか。

○三谷委員 当委員会で一事不再議にあたらないことが決定された以上、ぜひ先議をお願いしたいと思います。

○藤田委員長 他の委員の方、御意見はございますか。よろしいですか。

○前野委員 我々はあくまでも一事不再議であるという立場でおりますので、採決をとっていただきたいと思います。

○藤田委員長 わかりました。先議するか、しないかという件につきまして今、前野委員から採決をというお話がございました。先ほど申し上げたように議会運営委員会、採決で決めるというのは避けなければならないことでございますけれども、御意見もございますので、採決をとりたいと思いますが、いかがでしょうか。

○津田委員 もう採決とっていただいて結構だと思いますけれども、委員長言われるように、基本的にはこういった運営の仕方を避けていただきたいなというように思います。この一点申し上げて採決に入っていただきたいと思います。

○藤田委員長 私も大変心苦しい思いではございますが、議会運営上致し方ないという思いで採決をとらせていただきます。それでは、採決をさせていただきます。意見書案第4号を12日の本会議で先議することについて、賛成の方は挙手願います。

                                      (賛成者挙手)
 挙手多数でございます。よって意見書案第4号は、12日の本会議で先議することに決しました。

2 次回の議会運営委員会について
 特に協議する事項が出てこない限り、意見書案に対する賛否及び討論の有無について確認するため、6月12日午前9時40分から開催することとされました。

3 その他
 特になし


〔閉会の宣告〕

三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
議会運営委員長  藤田 宜三

 

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