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三重県議会 > 県議会の活動 > 委員会 > 委員会会議録 > 平成28年度 委員会会議録 > 平成28年12月12日 環境生活農林水産常任委員会 予算決算常任委員会環境生活農林水産分科会 会議録

平成28年12月12日 環境生活農林水産常任委員会 予算決算常任委員会環境生活農林水産分科会 会議録

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環境生活農林水産常任委員会

予算決算常任委員会環境生活農林水産分科会

会 議 録

(開 会 中)

 

開催年月日    平成28年12月12日(月) 自 午前10時0分~至 午後1時52分

会 議  室     201委員会室

出席委員     8名

           委員長        彦坂 公之

           副委員長      中村 欣一郎

           委   員      山本 里香

           委   員      倉本 崇弘

           委   員      田中 祐治

           委   員      後藤 健一

           委   員      前田 剛志

           委   員      山本 教和

欠席委員     なし

出席説明員

   [環境生活部]

         部  長                        田中  功

         廃棄物対策局長                  渡辺 将隆

         副部長                        森  靖洋

        次長(環境担当)                    中川 和也

        次長(人権・社会参画・生活安全担当)       北村 文明

        次長(廃棄物対策局)                 別所 喜克

        参事兼人権課長                     長崎  晃

        環境生活総務課長                    明石 典男

        私学課長                          小川  悟

        文化振興課長                       髙野 吉雄

        地球温暖化対策課長                  樋口 俊実

        大気・水環境課長                     和田 一人

        男女共同参画・NPO課長                 奥山 孝人

        多文化共生課長                       津谷 章雄

        くらし・交通安全課長                    金川 裕之

        廃棄物・リサイクル課長                  井村 欣弘

        廃棄物監視・指導課長                   吉田 光浩

        廃棄物適正処理プロジェクトチーム担当課長     有冨 啓修

        人権監                             長谷川 武彦

        消費生活監                          田間 文朗

        RDF・広域処理推進監                   和氣 城太郎

                                             その他関係職員

委員会書記

        議 事 課  班 長       中村 晃康

        企画法務課  主 任      今井 宗直

傍聴議員   なし

県政記者   1名

傍 聴 者   2名

議題及び協議事項

Ⅰ 分科会(環境生活部関係)

 1 議案の審査

 (1)議案第135号「平成28年度三重県一般会計補正予算(第4号)」(関係分)

 (2)議案第168号「平成28年度三重県一般会計補正予算(第5号)」(関係分)

 2 所管事項の調査

 (1)平成29年度当初予算要求状況について(関係分)

 (2)「三重県における補助金等の基本的な在り方等に関する条例」に基づく報告

について

Ⅱ 常任委員会(環境生活部関係)

 1 議案の審査

 (1)議案第161号「工事請負契約の変更について(桑名市源十郎新田事案支障除去対策工事)」

 (2)議案第162号「工事請負契約の変更について(桑名市五反田事案恒久対策(分-3)工事)」

 (3)議案第166号「みえ県民交流センターの指定管理者の指定について」

 2 請願の審査

 (1)請願第29号「私学助成について」

 3 所管事項の調査

 (1)「文化交流ゾーン」について

 (2)第8次水質総量削減に係る総量削減計画の策定状況等について

 (3)第2次三重県男女共同参画基本計画(改定版)(最終案)について

 (4)安全で安心な三重のまちづくりアクションプログラム(最終案)について

 (5)ごみゼロ社会実現プランの進捗状況(中間評価)について

 (6)RDF焼却・発電事業について

 (7)各種審議会等の審議状況について

 

【会議の経過とその結果】

 

〔開会の宣言〕

 

Ⅰ 分科会(環境生活部関係)

 1 議案の審査

 (1)議案第135号「平成28年度三重県一般会計補正予算(第4号)」(関係分)

    議案第168号「平成28年度三重県一般会計補正予算(第5号)」(関係分)

    ①当局から資料に基づき補充説明(田中部長)

    ②質疑

○彦坂委員長 今の議案に対しまして御質疑があればお願いいたします。

○山本(里)委員 よろしくお願いします。

 補正予算ですから、年度末に向けての調整という部分で、実態を反映されてという部分も多いと思い
ますけれども、前に聞いたかもしれませんけども、確認で、2ページの歳出のところの衛生費の浄化槽
設置促進事業補助金というのは、各市町で浄化槽を推進するための補助金を出す、この全体の集合体の
県で、その数の把握、これは、微調整と言うには、微調整ではないぐらいの状況かなと思うんですが、
実態として、今、思ったよりも推進が進んでいないということですよね。予定されたよりも。その数的
なこととか現状について、分析をお願いいたしたいと思います。

○田中部長 浄化槽設置促進事業補助金についてですけれども、3652万円の減額になっております。こ
れはどういうことでということでございますけれども、浄化槽には個人設置型と市町整備型がございま
して、個人設置型は減額しておりません。市町整備型の中で、津市が当初375基を予定しておりましたけ
れども、それが170基になって減額しています。それから、名張市で32基を予定していましたけれども、
それが、事業がなかなか条件が整わなかったということで、ゼロになっておりまして、結果的に3652万
円の減額になっており、市町との調整を進めた結果、精査したということでございます。
以上でございます。
○山本(里)委員 ありがとうございます。
 推進のために、市町で、津市と名張市でそういう例が出てきたということなんですが、その原因って
いうか、その理由というか、そういうのも分析をしてみえると思うんですが、今、確認だけしておきた
いと思います。

○和田課長 浄化槽の市町整備型の設置事業でございますけれども、地域の方からの申し込みによりま
して、市町が浄化槽を設置します。その中で、市といたしましては、地域の方々に啓発等行うことによ
って整備を拡大するという予定ではございましたが、当初想定した数の募集がなかなか来ないという状
況でございますので、現状に基づいて補正をさせていただきました。

○山本(里)委員 ありがとうございます。
 当初、応募を見込んでいたというか、予測していた、応募していただけるだろうという概算をしてい
たと思うんですが、結局、それに応募がなかったというだけではない、なぜ応募がなかったのかという
ことが大事なことで、それは現場のほうで十分にまた来年度へ向けてとかされることだと思うんですけ
ども、名張市の場合は、32基からゼロということだったりとかしますし、津市の半減しているというこ
とも含めて、その原因が何にあるのかによって対策もあると思うので、そこら辺のことを今のところで
はつかんでみえないような状況でしたけれども、今後、そういうことをしっかりと生かしていっていた
だくようにということで、予定はしていたけど、残念なことだったという認識にとどめたいと思います。

○彦坂委員長 ほかに質疑はございませんか。

○田中委員 2ページの廃棄物対策費の不法投棄等の未然防止・早期発見推進事業費なんですけども、
補正額がかなり大きいと思われるわけですけども、これは、入札差金等も絡んでいるんですけども、落
札率の関係なのか、それとも備品を精査したのか、お伺いしたいと思います。

○吉田課長 主な差額でございますが、これは民間委託をしております日曜、夜間等のパトロール費、
これが当初の見積額よりも相当数の安い価格で入札されたということで、この差額になっております。

○田中委員 相当数、大体50数%だと思うんですけども、その辺は積算に問題がなかったのか、落札が
極端に低いという理由は何なのか、わかればお伺いしたいと思います。

○吉田課長 積算に関しましては、県の基準どおりの積算で積み上げ、一般競争入札をしましたところ、
業者のほうでこれだけの低い価格で落札されたということで、積算のほうには誤りはないと思っております。

○田中委員 本当にこの金額が低い中で、これは、不法投棄の防止に効果が果たしてあるのか、その辺
は大丈夫なんですか。

○吉田課長 民間に委託しておりますところは、夜間でありますとか、休日でありますとか、早朝など、
県職員がなかなか出づらい時間をこちらのほうで指定して、365日、県内くまなく網羅をしております。
 それで、業者が定期的に巡回することにより、廃棄物の総量等々は業者側としても見られておるとい
うことで、防犯的な抑止効果は得られておるものと思っております。

○田中委員 もう一回、これだけにとどめますけども、効果的にどれぐらいの削減になっているんです
かね。そこら辺も把握されているんですか。

○吉田課長 どれぐらいの削減と申しますと、実際の件数でございますか。

○田中委員 前年度対比でも結構ですので。

○吉田課長 不法投棄の総量で申し上げますと、三重県は昨年度、全国一の不法投棄の総量ということ
になっております。これは職員や、民間パトロールが、一生懸命パトロールをすれば不法投棄を発見す
るという面も出ております。今年度は、相当数の、何万トンという減額にはなろうと思いますが、現時
点でその数字が確定しておりませんので、今年度ということであれば、万トン数の削減にはなろうかと
思います。

○田中委員 減額の割には、効果は十分出ているというふうに理解をさせていただきました。
 以上でございます。

○彦坂委員長 ほかに御質疑はございませんか。

○前田委員 1点、教えてください。環境保全基金積立金でございますが、補正前に対して補正後が非
常に前よりも大きくなっておるという状況でございまして、少し状況をお教えください。

○明石課長 環境保全基金の積み立てですけども、産業廃棄物税を積み立てているところなんですけど
も、今年度の見込みが、産業廃棄物税で大体3億3300万円ぐらい増加の見込みになりましたので、基金
の積み立ても増えたというところです。
 産業廃棄物税が増えた主な要因は、県内に3カ所の処理施設で平成26年度に稼働した部分が増えてき
た、処理量が増えてきたということで、産業廃棄物税が増えてきたということでございます。

○前田委員 当初の見込みが平成26年度に稼働したところが増えるのを見込めなかったということですか。

○別所次長 ちょっと具体的な数字を申し上げますと、平成26年度中に前年度の160万立方メートルから
534万立方メートルに増えました。平成26年度に整備されたということで、どの程度廃棄物の処分がある
かというところは、なかなか難しいところがありまして、26年度に処分をされました実績が約20万立方
メートル、27年度に約45万立方メートルございまして、その27年度の実績に基づきまして、28年度の収
入ということになります。委員が言われるこの実績まではなかなかつかみにくいというところで、数字
を置きましたけれども、そういう実績になりまして平成28年度は収入が増えたということでございます。

○前田委員 もう一度教えてください。平成26年度に稼働した施設の処理量をもう一度年度単位で教え
ていただけますか。

○別所次長 平成25年度末に160万立方メートルございました。施設の残余容量でございます。それが平
成26年度末に534万立方メートルでございます。それで、処分の実績としましては、平成26年度の処分実
績が約20万立方メートル、それから27年度の処分実績が約45万立方メートルでございます。

○前田委員 平成28年度の補正の部分の中で、どれぐらいの量に増えているんですか。

○別所次長 平成28年度の実績は、実績はまだ出ておりませんけれども、今回の補正の額につきまして
は、27年度の実績に基づきまして収入を算定しますので、先ほど申しました26年度の実績約20万立方メ
ートルから27年度の実績約45万立方メートルに増えておりますので、その分が増えているということで
ございます。

○前田委員 この約45万立方メートルに増えるということが見込めなかったということですか。

○別所次長 施設としましては平成26年度に整備をされましたけれども、それが数年間にわたっての対
応をする施設でございますので、それに対して27年度にどの程度かというのは、なかなか見込みにくい
ということで、当初ではそのような数字になっていたということでございます。

○前田委員 余りにも誤差が大き過ぎますので、見込めなかったと言うと、少し甘いのかなというふう
に思います。次年度の予算編成も含めながら、基金積み立てですので、当初予算に向けて、十分な精査
をいただいて、余り誤差が大きくならないように御努力いただければと思います。

○渡辺局長 誤差が大きかったということについては、御指摘のとおり、今後精査していきたいと考え
ています。 ただ、新しくオープンした処分場ということではなくて、今まであった事業所の拡張工事ということ
でございますので、当然それまでの受け入れの実績というのは承知しておりますけれども、なかなか景
気の動向とか、そういうところまで正確に見込むというのは難しかったものと考えております。
 そういうことで、差が出てきたということもございますので、御指摘のとおり今後精査に努めたいと
思っております。

○彦坂委員長 ほかに御質疑はございませんか。

                       〔発言の声なし〕

○彦坂委員長 なければ、これで本議案に対する質疑を終了いたします。

    ③委員間討議              なし

    ④討論                     なし

    ⑤採決      議案第135号       挙手(全員)   可決

                 議案第168号       挙手(全員)   可決

 

 2 所管事項の調査

 (1)平成29年度当初予算要求状況について(関係分)

    ①当局から資料に基づき説明(田中部長)

    ②質問

○彦坂委員長 それでは、御質問等がありましたらお願いいたします。

○山本(里)委員 今は部外のところでの説明があって、以前に全体の説明をしていただいていますか
ら、たくさんあるんですけれども、今日いただいたところで、先にちょっと確認をしたいと思います。
 これはこちら2つあるのですが、14ページのところで、私立学校校舎等耐震化整備費補助金というこ
とで、200万円と出ております。わかりますかね。本冊の14ページということは、こちらの今日いただい
ているページも14ページかな。それで、私学の、来年度はどこへというのが決まっていると思うんです
が、それと、全体の進捗の状況で、残されているのがどこなのか、来年度したとしても、これは来年度
ですけど、というようなことを教えていただきたいと思います。
 それから、58ページというと、こちらではどうなるのかというと、今日の資料の18ページのところの
安全安心まちづくり事業ということで、アクションプログラムを策定して、金額的に397万円なんですが、
地域防犯力の向上を支援する取組を、具体的にどういうようなことがこの397万円で、今よりも増えるわ
けですけれども、この充実をさせていくところがどういう部分なのかということと、大きなことになる
と思いますが、286ページ、今日の資料では最後のほうの74ページになります。
 今、3つ、④、⑤、⑥と説明をしていただいたんですけど、広域化のことがここで改めてまた進むよ
うな形、進めるような形で出ています。これは水道のことなので、でも環境生活部の部分でもあります
から、広域化の現在の考え方というか、今の取組の状況ですね、よしも悪しもあると思うんだけれども、
今後の見通し、平成29年度はまだ少し進めるということだと思いますけれども、その状況を教えていた
だきたいと思います。まずそこだけお願いします。  

○小川課長 まず、耐震化の関係についてお答えをいたします。 
来年度の計上につきましてですが、平成28年度は校舎等の耐震化が2校、あと天井等落下防止、屋内
の関係の工事が3件ございました。平成29年度は、各校のヒアリングで出てまいりましたので、屋内運
動場の天井落下等防止対策の1件を計上しておるという状況でございます。
 それで、今までのこの平成28年度末の実施の状況でいきますと、最終のところが、つり天井の耐震化
が未実施のところ、残りますのが3件、あと28年度末の全体の校舎等の耐震化でいきますと、28年度末
で4校残るということになります。
 以上でございます。

○金川課長 「犯罪から県民を守るアクションプログラム(仮称)」の地域防犯力向上のモデル事業とい
うことで、これは現在策定中のアクションプログラムなんですけれども、策定後は具現化していかなけ
れば、ただの計画になってしまいますので、これには市町はもとより、地域で活動する自主防犯活動団
体の皆さんとか、交通安全活動団体の皆さんとの連携、協力が必要不可欠であります。
 それで、本来であれば、県下全域に一斉にこの協力を得て、県民の皆さんの防犯力等の意識を上げて
いけばいいんですけれども、それよりも、まず複数の市町をこちらで選定いたしまして、この選定に当
たりましては、地域の犯罪の発生状況とか、交通事故の発生状況、それから犯罪の前兆となります声か
けとか不審者情報、それらをもとにしまして、地域が抱える課題、解決するためのテーマを、アクショ
ンプログラム、7つのテーマがあるんですけれども、その中から選択をしていただきまして、複数の地
域に対するソフト、ハード両面からの取組について、県が取組の支援を行うということです。モデル的
にまずやることで、その地域をもとにして、他の地域にも波及させていくことで、このプログラムを具
現化するには、効率的に行えるのではないかということで実施する事業であります。
 以上でございます。

○和田課長 水道の広域化につきましてお答えさせていただきます。 
水道の広域化につきましては、一つに、市町の中での簡易水道と上水道の統合という観点がございま
す。このことにつきましては、平成28年度末までに各市町において統合する計画となっております。た
だ、どうしても統合が困難という事業体につきましては残りますけれども、簡易水道につきましては一
定の終了を見るという状況でございます。
 一方、市町の枠を超えた統合、広域化につきましては、まだまだ私どもの県内の市町の中での認識を
高めていく必要があるというふうに考えておりまして、本年度、来年度ということで、勉強会等々開催
させていただいて、重要性、必要性につきまして認識を深めていきたいというふうに考えております。

○山本(里)委員 ありがとうございました。
 まず、私学の天井及び建物のということで、残されているのがということで、学校名は、来年度する
ところはどこってもう決まっているけど、言われないということは、言うことができないという状況な
んだということで認識しました。言うたらあかんのやな、こういうことは、こういう場所で。
 計画は、計画表って、例えば全部で幾つあって、今までやってきて、残されたところがどれだけとい
うのは、一覧表かなんかで、普通、学校名とかが入ってあるもんだと私は思っていたので、そういうの
はオープンにできない、予定は予定だからという、あと残りは少なくなってきたから、おのずと、お話
をすればわかるとは思うんですが、認識をいたしました。
 やっぱり、どんなものかということが、長期計画の中の最後のほうに来ていると思うんですけれども、
そういうものなんですね。はい、わかりました。こういうところでわかると、そこが喜ぶかなと思いま
したが、わかっているころだと思います。
 それから、2つ目にお伺いをいたしました、モデルをつくってということはよくわかるし、アクショ
ンプログラムを進めるために、具体化するためにということで、実態は、各市町のテーマの掘り下げと
研修のような、中でのこういうことをするのにお金をつけるとかいう、具体的に町へ出ていくとか。そ
ういうような、これをというふうに県が示して、それをさせるというのじゃなくて、自分たちの町のを
掘り下げていくための研究会とかそういうことのために使う費用というふうな認識で、今、そこの段階
だということで、認識していいかということです。
 全体的にどこでもやらなあかんことだということは認識をみんなしていると思いますけれど、特にモ
デルをつくって、そこにお金をつけるというわけですから、全般的にやっぱりそこが難しいのかなと。
全県的に、どこでもやるのが難しいのかなということに、ちょっと今、びっくりいたしましたというこ
とで2点。
 3つ目のところです。広域化について。
 広域化については、なかなか難しいことだと思うので、私はこれを、簡易水道と上水道の統合とか、
それはしっかりと進めていただかなあかんことだと思うんですけれども、水道事業が今まで単体自治体
のこととしてやってきたのを統合していくことが、一部統合されているようなところ、広域化している
ようなところはありますけど、本当にそれがいいのかどうかっていうのは、水源の問題とかがあります
から。ただ、なかなか進まないという状況の中で、理解をいただきたいということで会議を持つという
ことだと思います。その広域化の後に民営化なんていうようなことが待っているようなことがささやか
れておりますので、国の状況の中では。それに突っ走っていいのかというのはもちろんありますので、
この事業の中で、市町の声をよく聞いてされることを、独自のいろいろな状況がありますのでというこ
とを申しておきます。そんなに焦って広域化しなくてもいいと思っています。
 まずは3つのことについてで、ほかの方の後でまた質問はしますが、そういうことです。

○彦坂委員長 今の……

○山本(里)委員 今のことで確認はよろしいですか、2つ目のこと。

○金川課長 この地域防犯力の向上のモデル事業なんですけれども、県下一斉にすることはできないん
ですけども、もちろんそのアクションプログラムの具現化に向けて、こちらから県内全域のそれぞれの
市町、それから自主防犯活動団体のリーダーのところとか、交通安全活動団体のリーダーの方のところ
と協力して、それを進めると同時に、まずモデル事業もやって、広域的に連携を深められるように設定
します。そうして、それを他の地域が模範とするように広がっていけば、連携しやすくなるということ
ですね。結局、そのモデル事業だけで終わらずに、同時にマンパワーといいますか、それで各地域を回
りまして、皆さんの御協力を得ながら、そのアクションプログラムを具現化したいと、そういうことを
考えています。 
モデル事業の目的は、ほかの地域に拡散していただけるということをあくまでも基本としております。
 以上でございます。  

○山本(里)委員 ありがとうございました。
 これは、伊勢志摩サミット関連ということで、テロ対策云々の民間力導入とか、そういうことともか
かわっていると思うんです。地域の皆さんが自警的な意味で、自分たちのまちづくりに大きくかかわら
れることは、とっても大切なことだと思うんですけども、下手をして、疑心暗鬼、不安というか、住民
生活に悪い影響を及ぼさないようにということだけ、皆さん、一生懸命に、なるだけに、その持ってい
き方というか、皆さんのサジェスチョンの仕方というのが大きくかかわってくると思いますので、そこ
のところは慎重に進めていただきたいと思います。

○彦坂委員長 ほかの方、御質問は。

○後藤委員 ちょっと何点か教えていただきたいと思います。
 まず、22ページの主な事業の③、交通弱者の交通事故防止事業ということで、ちょっと減っているわ
けなんですけども、最近特に高齢者の事故というのが、非常に話題が大きいといいますか、続いている
わけなんですけども、これは、198万円で、そこに書いてあるような交通安全シルバーリーダーの育成と
か、高齢者宅訪問等と書いてあります。これでどの程度効果が上がるのかというのがちょっと疑問なん
ですけども、そのあたりをちょっと御説明いただけますでしょうか。どういうところを狙っているのか
ということなんですけど。

○金川課長 高齢者の事故防止の問題なんですけれども、交通安全シルバーリーダーによります高齢者
宅訪問はやるんですけれども、県としまして、一番大事なのは、交通事故防止、これをするには、高齢
者の方自身が自らの加齢による身体機能の低下とか、それらが運転操作とか歩行中に悪影響を及ぼすと
いうことをまず自覚していただくことが重要であると考えています。その辺を中心に、訪問時にチラシ
などを配布しながら、啓発を進めたり、あるいは県に交通安全研修センターというのがあるんですけれ
ども、そこで参加体験実践型の、いろいろな機器を使いまして、動作の判断とか、あるいは自転車の実
技とか、そういうのをやっておりますので、そこでの教育も進めて、高齢者の事故防止をしていくとい
うことを考えています。

○後藤委員 なかなか、国のほうもいろいろな考え方があると思うんですけども、少しでも事故、高齢
者を守るためのいろいろな対策をしていただければというふうにちょっとお願いしておきます。
 幾つかありますんで、ちょっと次、委員長、よろしいか。

○彦坂委員長 はい、どうぞ。

○後藤委員 34ページの不法投棄等の未然防止・早期発見推進事業、⑤でございますが、これはかなり
額が増えているんですけども、監視用のカメラということなんですけど、新たに監視用のカメラを何台
か増やすのか。それから、不法投棄通報アプリと書いてありますが、どういうものを指しているのか。
無人航空機は、恐らくドローンだろうと思いますけど、どういうことをされるのか、ちょっと教えてく
ださい。

○吉田課長 まず、無人航空機の関係ですが、これは委員のおっしゃるとおり、ドローンでございます。
ドローンでも、一般に今、県等が協定等で締結しました上空から写すだけのドローンではなくて、実際
に石ころ一粒までも測量できる測量システムということで、400万円ぐらいの予算を計上させていただき
ました。
 金曜日も実は不法投棄の現場で、職員が測量に行きました。山のてっぺんまで行って、赤白のくいを
持って測量するわけですが、そこではごみが欠落し、職員が転落して、捻挫をしたという事案もござい
ますので、それがドローンでありますと、職員の事故防止も可能でありますし、時間的にも、1.5日かか
っておりましたところが、約2時間で測量結果まで出てくるというようなシステムでございます。
 あと、アプリのほうでございますが、これは一部千葉県等で既に実施をしておるんですが、広く、最
終的には県民の方に不法投棄等を発見していただいたら、その場で写真を送っていただく。そうすると、
座標等が全てそこに入っておりますので、外へ出ておりますうちの職員の、例えばiPadにそれが落
ちまして、今ここに通報が入ったということで、即時対応が可能なアプリを考えております。
 これですと、不法投棄の早期発見、早期解決というものにもつながりますし、今、一番頭を悩ませて
おります、不法投棄を発見しても、どうやって通報したらいいんだろうかと、山の中であれば、その場
所がどこであるかということもわかりませんので、そういった面も克服できるということで、計上させ
ていただきました。
 あと、無人の不法投棄監視カメラの老朽化による従来の監視カメラの更新も含めて、無人監視カメラ
というところで計上させていただきました。

○後藤委員 ドローンも測量システムだけで400万円、本体じゃなくて、システムに400万円というこ
とでよろしいですか。

○吉田課長 システムの開発費とドローン本体の価格、教育費、保険等一切含めましての額でございま
す。

○後藤委員 ドローンは、1機ということですかね。
 通報装置は、なかなか、私らも聞いておりますのは、何やらこう車が入っていったというのは、監視
カメラを解析してもらって、犯人が捕まったというようなこともちょっと聞かせていただいとるわけで
すけども、そのカメラは、今まで設置されていた古いものを新しく加えるんで、新たに増やすとかとい
うことではないんですか。

○吉田課長 現在、10基監視カメラがございまして、4基が実際の実働カメラで、あとの6基はダミー
のものがございます。その4基が昨今問題になっております個人情報の流出等、例えばカメラの中のS
Dカードに記録が全部収録される。それと、木の上につけておったのも、他府県の例でございますが、
盗まれて、一般の方の車の情報ですとか、ナンバーの情報が全て流出する。流出したかどうかはちょっ
とわかりませんが、本体ごと盗難に遭ったという事案がございまして、そういうことを考えますと、本
体はカメラだけで、記録装置は遠隔地に置くということで、個人情報の流出等を防止するという観点か
ら、更新の機会で、新しくそういうセキュリティー万全なものというものを考えております。

○後藤委員 はい、わかりました。ありがとうございます。よろしくお願いいたします。
 それと、女性活躍のところの46ページ、47ページあたりで1点聞かせていただきたいと思うんですけ
ども、46ページの③です、みえの女性活躍推進事業。これは、46万円から980万円と、物すごく額が突出
して増えているような状況でございまして、そこに書いてあるのを見せていただきますと、プロジェク
トアワード「STAR SHOW」というすごい名称も出ているわけですけども、これは、実際どうい
うことをされるのか。そして、女性活躍の支援につながっていくものなのか。それと、「STAR SH
OW」という名称自体も、そこから来る、どんなものを指しているのか、なかなかイメージできません
ので、ちょっと教えていただきたいと思います。

○奥山課長 まず、予算額のことなんですけれど、実は今年度、WIT2016(Women in Innovation Summit
2016)という事業を鈴鹿サーキットのほうでやらせていただいたんですが、この事業は平成27年度の補
正予算で、繰り越して今年度実施をさせていただいた事業でございます。それと比較しますと、大分減
っているわけでございますけれど、このWIT2016の中でやらせていただいたプロジェクトアワード、
この「STAR SHOW」を来年度も継続的にやらせていただきたいというふうに思っています
 この事業の中身としましては、県内で活躍する女性の方々を公募しまして、このアワードの中でプロ
ジェクト等を発表していただいて、今年度は女性の新しい働き方ということで応募していただいたんで
すが、三重県のロールモデルをたくさん生み出したいということもございますので、来年度はそういう
視点でやらせていただきたいというふうに考えています。
 この事業の中には、単なるイベントをするだけじゃなくて、出ていただいた方々への事前のアドバイ
スとか、それからこのイベントが終わった後も、フォローをさせていただくという経費もあるもんです
から、このぐらいの金額になっているものでございます。

○後藤委員 そういう何か、モデルをつくって、公募者、活躍している方の発表の場をということで今、
お話を伺ったんですけども、本当に地域で頑張っている人たちがもっともっとたくさんみえるわけだか
ら、一部の方をこういう「STAR SHOW」というんですかね。そのネーミングもちょっといかが
なものかというふうにも思うんですけども、これは、どういうところからこの「STAR SHOW」
というふうになってきたのか、ちょっと教えてください。

○奥山課長 「STAR SHOW」は、今年度実施する中で、いろいろ検討させていただいて決めた
名称でございます。アワードでございますので、この中には、1位というような順位づけはせず、いろ
いろ賞を設けていまして、その賞をとられた方々をフォローアップもさせていただくような格好もあり
ますものんですから、やはりアワードという性格上、ちょっとショー的な要素も含まれるということは
考えています。
 今年度、第1回目をやらせていただいたものですから、特に今年度、賞をもらった方々にとっては、
来年度なくなると、せっかく今年頑張ったのにということもございますので、できたらこういう名称を
来年度も継続してやらせていただきたいというふうに考えています。

○後藤委員 そうすると、1番とか2番とか、そういう順位をつけて、何か出されるとか、そんなことなんですか。

○奥山課長 順位づけはなかなか難しいので、今年度「みえモデル賞」というのが一番の、これは、賞
金が今年度もあったんですけれど、1番って捉えると、ちょっと語弊もあるかもしれませんけど、そう
いう「みえモデル賞」っていうのをとられた方とか、あとは「オーディエンス賞」とか、そこへ来てい
ただいた方々の投票で、これはよかったなというものを選んでいただく賞とか、いろいろ賞を設けさせ
ていただいたんです。
 でも、なかなか順位づけというのは難しいかもわかりませんけれど、一定のモチベーションにはなる
と思います。この賞をもらったということになると、その方の今後の活躍にもつながるというふうに考
えていますので、できたらこういう形で来年度もやらせていただきたいと考えています。

○後藤委員 順位じゃなくて、いろいろな名称をつけた賞をということがわかりましたんですけど、そ
れでやる気を起こすということなんでしょうかね。それもわかるんですけども、ただ、何とか賞には何
かここで出されるわけですかね。

○奥山課長 今年度は一応賞金もつけさせていただきました。賞金があると、応募も少し増えますので、
そういうこととか、あと、その賞金をもとに何か、何百万円とかそんな話じゃないですけど、少しそれ
を使って、例えば今後の起業につなげようとか、何か次の行動に移せる準備金にもなるというふうには
考えていますので、来年度も、それは今、検討している段階でございます。

○後藤委員 そうすると、来年度予算でもその賞金がこの中に入っているという確認でよろしいですか。

○奥山課長 実は、今年度は企業協賛を少しいただいて、その中で副賞として賞金を出させていただい
たんです。実は、この予算の中には賞金は入ってございません。できたら県内企業も一緒になって三重
県からロールモデルをたくさん創出したいということで、企業などと協働しながらやらせていただきた
いというふうに考えているものですから、予算の中でなくて、企業に協力をお願いさせていただいて、
今年度のような形で開催できるのがいいというふうに思っているものですから、予算の中には入っては
ございません。

○後藤委員 寄附金といいますか、賛助金といいますか、そのあたりを使ってということなんですけど、
ちなみに「みえモデル賞」には幾らぐらいのものを予定されているのか、教えてください。

○奥山課長 今年度は、「みえモデル賞」は50万円でございました。あと、「オーディエンス賞」とかは
10万円でしたけれど、1位というか、みえモデルという名前にふさわしい金額はどのぐらいなんだろう
かということは検討させていただいたんですが、一定のモチベーションにもつながるということで、一
応50万円ということにさせていただいたところです。

○後藤委員 税金じゃなくて、寄附金といいますか、そういったものだということなんですけども、そ
ういったお金を出してやるという、まさに賞というんですかね、それは、一生懸命やっている方は、確
かにそれを目指してやろうというのがまた起こってくるんだろうと思いますけども、もっともっとたく
さんの女性の方がみえるわけです。しかも地域でいろいろな形でもっと活躍している女性の方がたくさ
んみえると思うんですけども、そういったところに光を当てる、目を向ける。何かそういう活動を考え
ていただくというふうには、何か上のほうだけで、まさにネーミングも「STAR SHOW」なんで
すけども、県当局は、そういう、もっともっと広く女性の活躍に目を向けるといいますか、そのあたり
について何か考えてみえることがありましたら、ちょっと聞かせてください。

○田中部長 今回、鈴鹿サーキットのほうでやらせてもらったときは、82名の方に御応募いただいて、
その中から10名を選定して、その方々にその場でいろいろ発表してもらいました。その10名を選ぶとき
も、例えば企業なんかで華々しく活躍して、起業してみえる方とか、そういう方だけじゃなくて、例え
ばこのトップをとられた方も、名張のほうで農福連携を地道にやってみえる方で、農業をやってみえる
方でございまして、あと林業助手の方とか、起業を始めている方とか、真珠の養殖をちょっと変わった
形でやっていきたいというプランを持ってみえる方とか、そういう方に出てもらっております。イメー
ジ的に、企業などでばりばりで成功して、何かを立ち上げるとか、そういう方というよりかは、広く1
次産業の方に入ってもらって幅広くやっておりますし、来年度もそういう方々に光を当てて、どんどん
応募していただきたいなと考えておるところです。

○後藤委員 もうこの件についてはこれぐらいにさせていただきます。
 それで、もう一つ、④の地域女性活躍推進事業の中で、少し聞かせていただきたいのは、国のほうで
も事業主行動計画の策定等、300人以下の民間事業者については努力義務とか、そういうふうにもなって
いるわけなんですけども、特にこの県の事業では、300人以下の女性の働き方等について、どういうふう
に推進していこうというのか、どういうふうに反映していこうというのか、その辺についてちょっと聞
かせてください。

○奥山課長 この地域女性活躍推進事業の600万円でございますけれど、予算の中の450万円は市町への
補助金として仮置きに置いてございます。この事業としては、残りの150万円ぐらいということになって
ございます。
 この事業は、先ほどのWIT2016の中で、関係団体の方にもたくさんお越しいただきました。その中
で、共同宣言というのもしていただいたんですが、その団体の方々と一緒に連絡会議というものをつく
って、今後の女性活躍について、情報を共有しながら、今後の施策のあり方等についても御議論いただ
きたいということで、この連絡会議を設置をしたいというふうに考えております。
 その中で、関係団体、経営者協会であるとか、商工会連合会とか、その辺の団体もありますので、や
はり経営者の方々への意識啓発というのは必要だろうということで、そういう事業もこの中に含めて、
来年度はやろうというふうに考えております。

○後藤委員 若干、県のいろいろな女性活躍の取組が、先ほどの「STAR SHOW」もそうですけ
ども、フォーラム等、そういうイベント的なものにかなり重点を置いてみえるようなふうにとれるわけ
ですけども、実際、そういうイベントが具体的な女性活躍のほうにつながっていくのかどうか、いささ
か疑問ですので、しっかりと、そういうイベント、フォーラム等だけじゃなくて、地道な対策といいま
すか、取組を要望して、終わらせていただきたいと思います。

○彦坂委員長 ほかに御質疑等がありましたら。

○前田委員 いただいた資料の1ページ目で教えてください。先ほど平成28年度三重県一般会計補正予
算のほうでもありましたが、環境保全基金積立金、1億円の増額ということで、補正で3億円でしたが、
大丈夫でございますでしょうか。

○明石課長 税額については、総務部財政課等とも相談して、一応現在の見込みということで、計上さ
せていただいています。

○前田委員 十分精査をいただくということでございますので、私はきっとこれは増えるだろうと想定
をしております。したがって、この要求額は小さいのかなと。せめて2億円、3億円は行くんではない
かと、プラスになるんではないかと思っておりますので、状況の確認だけいただきたいと思います。も
うそれは結構です。
 そして、一番問題というか、課題なのが、一番下の私立高等学校等就学支援金交付事業費でございま
すが、2億円の減ということで、後の請願でも充実の要望を毎年度いただいておりまして、県単上乗せ
の部分の要望もいただいております。
 それと、さらには76ページ目の事業の見直しの関係の中で、39、40、41、42、43まで、私立専修学校
研修等事業費補助金等々を含めながらのマイナス見直しであります。非常にかなりこの見直しの部分で
は薄切りではありますが、2億円の就学支援補助も含めながら減額になるということで、私立の団体と
調整ができているとは思えないんですが、そういった考え方について、少しお教えください。

○田中部長 就学支援金が大きく落ちているということにつきましてですけれども、実は、皆さんお聞
き及びだと思いますが、ウィッツ青山学園高等学校の不正受給の関係がございました。その関係で、そ
この生徒の数が大きく昨年度と比べて今年度は落ちていますので、その落ちた金額がこの減額分でござ
います。

○森副部長 先ほどの就学支援金のお話は、部長が申し上げたとおりで、具体の数字は、1200人という
大きな数字がウィッツ青山学園であったんですが、それが400人になっていますので、その影響分が約2
億円でございます。
 委員からお話のあった振興補助金の部分は、資料を見ていただくと、55ページの⑦というところが振
興補助金の部分なんですが、昨年度と比べると、4000万円ぐらいの増加になっております。これについ
ては、単価には、国費であるとか交付税の積算の部分がございますので、国の今の概算要求に基づいて
単価が上がるというのを見込んで単価を上げておりますので、こういう増加になっております。
 他の補助金の見直しは、そういう中で、補助金全体を見直すという県の財政課の方針に基づいて、こ
ういう振興補助金というのは、本来のところの運営費補助金で本来確保するべき主要なところですので、
苦渋の決断というふうに予算決算常任委員会でも部長から申し上げましたが、そういう運営費補助金の
中で見てもらえるような部分の補助金は、今回休止をさせていただいたというのが実情でございます。

○前田委員 就学支援金は了解しました。
 あと、薄切りの苦渋の決断ということですが、当然私学の団体との交渉なり話というのはされたんで
しょうか。

○森副部長 私学の団体、関係のところとは、私学協会というところがありまして、そういうところの
理事会等が毎月開かれておりますので、そういうところへ私学課長が行って、説明を申し上げておりま
すが、わかりましたということではなくて、別途要望をきちんとさせていただきますというお答えです
が、県の苦しい財政状況は理解していただいたということになっております。

○前田委員 厳しい財政状況は十分理解しておりますので、後の請願もあるように、できるだけ御努力
いただきますことを要望させていただきます。
 それと、77ページですが、安全で安心な生活への支援事業費、900万円弱ですが、減額になっておりま
す。その説明の中で、「市町における外国人住民への対応の取組が進んできた」ということで、「相談窓
口と窓口担当者研修会を廃止する」という減額なんですが、相談窓口というのは、どこに設置されてい
る部分でしょうか。

○北村次長 これは国際交流財団への委託でございますので、国際交流財団に窓口が設置されてござい
ます。

○前田委員 もう一度お願いできますか。

○北村次長< 国際交流財団への委託でございますので、そこに窓口を設置しているということでござい
ます。

○前田委員 ということは、アスト津でいいんですか。

○北村次長 アスト津の中の国際交流財団が窓口でございます。

○前田委員 いきなり数字を聞いてもわからないと思いますが、昨年度なり今年度の相談件数等あれば、
お教えください。

○津谷課長 平成27年度で1000件ほどございました。

○前田委員 平成28年度の現在の数字は。

○津谷課長 済みません、まだつかんでおりません。

○前田委員 わかりました。平成28年度も同程度で推移しとるとなれば、1000件の件数が不要だという
ふうに判断されたんでしょうか。

○津谷課長 件数のことにつきましては、詳細はまだ把握できておりませんが、財団のほうからは、若
干減ってきているということについては聞いております。
 ただ、その1000件の昨年度の相談件数に対して、不要であるというような判断というのは、これはな
かなか厳しい御指摘です。こちらの理由のほうにも書かせていただきましたとおり、三重県が相談窓口
を開設してやっている事業、それを受託していただいて、財団がやっているわけです。そういう意味で
は、全県的な相談を受けさせていただいております。財団は、もう随分歴史もございますので、専門的
かつ広いネットワークを持って相談に当たっております。
 理由として、市町の取組と書かせていただいておりますとおり、外国人住民の多い四日市市、鈴鹿市
または津市、松阪市といったところでは、外国人の方にそれぞれ市役所の窓口なりで常駐いただいて、
相談を受けているとか、いろいろ、各団体もございまして、取組はされております。そういったところ
で、先ほどから申し上げておりますとおり、県の厳しい財政状況もある中で、それぞれ市のところで頑
張っていただいてきているということを踏まえまして、県として今回廃止をさせていただけたらという
ことで考えております。

○前田委員 厳しい実情かなと思います。
 ぜひとも、委託先へ委託をせずに、相談に来られたら、県から委託されていませんからと断るわけに
もいかないと思いますし、何件か減ってきとるものの、対応は財団のほうでかぶらなければいけないの
かな、県の財政事情の中で、負担をかけなければいけないのかなとも思われます。そういったことも含
めながら、どう対応していくのか、1000件弱の相談者はどういう内容でどういう頻度で来とるのかとい
うのも、県としてお金がないからごめんなさいでは済まない話だと思いますので、財団に余り迷惑をか
けずに市町へシフトしていけるのか、そういうことも少しお考えをいただければなと思います。
 それと、最後に、一番下の58ですが、不法投棄等対策の推進費用がゼロになっておりますが、少し説
明を読んでも理解しかねますので、御説明ください。

○有冨課長 この不法投棄等対策推進事業費でございますけども、私どもの組織といたしまして、産業
廃棄物の不適正処理対策ということで、行政代執行工事をやっております。その中で、専門の技術職員
がおりますけれども、かなり高度な知識が要るということもございまして、宿泊を伴う研修ということ
で、今まで一定の予算を計上させていただいていたところなんですけれども、先ほどもございましたよ
うに、今、財政状況が厳しい中で、今まで受講したような内容を継承していくことで何とかならないか
というところもありまして、今回、行政代執行工事を行う所属としては、この研修派遣につきましては、
来年度、要求というのを見合わせさせていただいたという内容でございます。

○前田委員 県の職員の方が宿泊研修をしてみえたということですか。

○有冨課長 そうでございまして、参加のほうをさせていただいていたところでございます。

○前田委員 余り認識していませんでした。ちなみに今年度はどこへ視察というか、研修に行かれたん
ですか。

○有冨課長 毎年度、九州のほうでこういったような受講プログラム、これは行政だけじゃなくて、民
間の方も含めた専門的なプログラムになっておりまして、私どもの職員といたしましては、今年度は所
属として1名参加をさせていただいております。
 以上でございます。

○前田委員 ちなみに、どこがやっている研修なんですか。主催元。

○有冨課長 NPOの団体であったと記憶しておりまして、廃棄物問題に造詣の深い先生が主催で行っ
ているものでございます。

○前田委員 じゃ、もう結構ですので、資料だけまたちょうだいできますか。

○有冨課長 了解いたしました。

○彦坂委員長 じゃ、資料をよろしくお願いいたします。
 ほかに。

○田中委員 34ページなんですけども、先ほどの後藤委員のほうに関連するんですけども、不法投棄等
の未然防止・早期発見推進事業なんですけども、補正のほうで先ほど1500万円ほどの減額がございまし
た。今回は平成29年度に向けて3000万円プラスになるわけですけども、減額がまた来年度出てくるんか
なって、それは私のひとり言でいいんですけども、この3000万円プラスの内訳として、先ほどドローン
で400万円という御説明がございました。カメラの予算とアプリの予算は、まずいかほどなのかお伺いを
いたします。

○吉田課長 予算として、アプリの開発と、その他周辺機器、iPadでありますとか、メーンコンピ
ューター等を含めて、約1000万円を計上させていただきました。

○彦坂委員長 カメラも今、質問にありましたけども、どうですか。

○吉田課長 監視カメラの更新の額で、約150万円を計上させていただいております。

○田中委員 ありがとうございます。
 150万円、合わせて1150万円ですよね。ドローンを合わせても、全然、このプラス3000万円には及ばな
いわけですけども、昨年度の3494万5000円の予算と比較して、どこがどう違うのか、改めてちょっと確
認をさせていただきたいと思います。

○別所次長 申しわけございません。その3000万円の差額については、また数字を調べて、報告させて
いただきます。

○彦坂委員長 じゃ、後ほど報告いただくということで……

○田中委員 よろしくお願いします。 
記述の中で、「市町、事業者、地域の活動団体等と連携」というふうに記述してあるわけですけども、
この監視カメラなんですけども、自治体でも自ら購入しているところがたくさんあるわけですけども、
その辺の補助金等も考えていただくと、かなり県の予算も減額できるというふうに思うわけですけども、
その辺はどうなんですか。

○吉田課長 監視カメラの場合、原則、廃棄物監視・指導課が担当する分野で使用しておりまして、そ
れの間隙のある場合、例えば1基余っている場合、市町のほうから要望があれば、南伊勢町に今、貸与
しておりますが、ほとんどが故障とか、先ほど申し上げました情報管理の面で使用不可能であるという
ようなことでありますので、フル稼働しているような状態でございます。

○田中委員 各自治会が購入されているんですけども、30万円もあれば、十分しっかり管理できるとい
う話もお伺いをしています。安いものであれば10万円ぐらいでもあるらしいんですけども。その辺で、
各自治会に補助をすれば、自治会が全部管理してくれますし、県全体の予算としては、かなり削減でき
るというふうに思うわけですけども、そこら辺はどうなんですか。

○吉田課長 実際、普通のある自治体が使ってみえますカメラというのは、安いのでは10万円ぐらいの
ものもございますが、先ほど申し上げました情報セキュリティーのことを考えますと、実はある自治体
のほうからも相談がございましたが、もしそれが自治会で設置をされて、盗まれて、情報管理云々とな
ると、いささか問題があるという御助言をしましたところ、そうだなということもございますので、県
として推奨できる範囲の額で30万円というのは、ちょっと考えられないと思っております。

○田中委員 いや、満額じゃなくて、補助でいいんですけども。ダミーだったら大丈夫と思うんですけども、そこら辺はどうなんですか。

○吉田課長 正直申し上げまして、ダミーがございますし、それは設置しておりますが、補助金という
ことは念頭に置いておりませんでしたので、それも含めて検討させていただきます。

○田中委員 ありがとうございます。今後はよろしくお願いいたします。 
以上です。  

○彦坂委員長 ほかに。

○倉本委員 1点教えてください。14ページの私立学校の校舎とか体育館の耐震補強の部分なんですけ
ど、それにちょっと関連をして、耐震補強をやっていただいているというのは、非常に有効であるし、
ありがたい話だと思うんですが、これは、私立学校だけじゃなくて、公立学校にも言えることなんだろ
うと思うんですけど、特に防災面でいくと、もちろん耐震補強をしていくということは非常に重要だと。
一方で、大分、校舎であったりとか、体育館であったりとか、こういったところが老朽化している、こ
れは公立、私立問わず、かなり老朽化していると思うんですね。そういった中で、私立もなかなか予算
的に割けないという事情があると思いますが、これは公立も同じだと思うんですけど、雨漏りの対策っ
ていうのがほとんどなされていないんじゃないのかなというふうな実情を聞いたり、実際に学校現場に
行っても、雨漏りが非常に多い、これは私立だけではないんですが、という状況があると思います。も
ちろん耐震補強をすることは重要だと思うんですが、それに加えて、雨漏りの対策であるとか、そうい
ったことも私立についても考えていかなければならないと思うんですが、その辺はどうですかね。

○小川課長 施設整備も、今、予算上のことでいくと、新たな補助金の追加というのはなかなか難しい
かと思います。今の御説明をいたしました私立高等学校等振興補助金の中でご対応いただくことになる
と考えます。今、国の基準額も上がっておりますし、三重県もそれに応じて出しておりますので、その
あたりも含めて、あと国の補助金等も調べまして、様々御相談に応じていきたいと思っております。

○倉本委員 わかりました。厳しい財政状況の中でというお話はよくわかるんですが、それでは実情と
して、多分、災害等が起こった場合、私立学校についても何らかの避難所等々の役割を果たしていただ
く、こういうケースも想定できると思うんですが、施設面でかなり老朽化しているとか、その数という
のは捉えられているんでしょうか、およその数でも。

○小川課長 老朽化という形につきましては、もちろん耐震化の関係とともに一定の把握はしていると
ころです。ただ、施設によっては、使われていない部分と使われている部分というのがございますので、
一定、雨漏り等々も含めて、そういう状況で耐え得るのかというところまでは、具体的には把握をして
いないところです。

○倉本委員 それだけ単独で調査するっていうのはちょっとしんどいのかもしれないんですが、何かの
ときについでにというか、あわせてぜひ状況なんかを把握していただくと、これは私立のことが中心な
ので、その話をさせてもらっているんですが、公立学校もかなり老朽化していますし、老朽化して、し
かもメンテナンスが余り行き届いていないという、実際災害が起きたときには機能しないという状況も
ゼロではない、建物は残っているけど、実際には雨が降ったら雨漏りがしてどうしようもないという状
況も、私立においても想定をされると思いますので、そのあたりの、少なくとも情報把握だけはしっか
りしながら、今ある財源の中で実情がどうなっているのかということだけはしっかり把握していただけ
ればと思います。

○田中部長 私立学校は、基本的には毎年1回、県のほうからお邪魔して、もちろん施設のことだけじ
ゃなくて、いろいろな学びとか、公立との関係とか、文部科学省の指導なんかも含めて、一緒にヒアリ
ング等しておりますので、そのときにあわせて把握させていただきたいと思います。

○倉本委員 よろしくお願いします。ありがとうございます。

○彦坂委員長 ほかに御質疑はありますか。

○山本(里)委員 2点お願いをしたいと思います。 
本冊の98ページです。今日の資料の38ページになりますが、その一番下のところの⑥ということで、
環境試験研究管理事業ということで、大きく増額をされて、ここを強化されるというような形の計上と
いうか、要求がされているんですけれども、このことについて、具体的に少し、頑張れという意味でで
すけれども、教えていただきたい。機器のこともあるので、機器というのは大変高いものだから、大き
なものをかえれば、そういうことになるのかなとも思いますけれども、とても調査研究って大事だし、
ぱっと動いてもらわなあかんところだと思いますので、このことが1つです。
 それから、もう一つは、ここの中には、主な事業として載ってはいないんですけれども、大気・水環
境の保全というところに、前ページの97ページの①では、これは「工場・事業場からの負荷を削減する
ため」にということで、取組としては頑張っていただくことになっているんですが、決算のときにちょ
っと指摘というか、確認をさせてもらった騒音、振動、悪臭等対策の費用があって、市町と共同して、
いろいろと対応されている事業があったと思います。削減のところにも載っていないし、それからここ
の主な事業のところでもとりたててないので、例年どおりぐらいなのか、45%シーリングで下がってい
るのかどうかわかりませんが、そういうのがやっぱり、この間、松阪のほうでも裁判の関係で、発端は
県に住民の方からの相談があったりとか何とかいったことから、あそこまでは行きましたけど、その後
のことがまだわかりませんが、いろいろと相談事というか、問題事、トラブルがあると思いますが、そ
ういうことに対する、私はもう大変重要に考えていただきたいと思うんですが、そのことはどういう扱
いに来年度なるのかなということです。これが2つです。
 それから、先ほどの前田委員に関連いたしまして、市町での多言語の問題ですけれども、市町の取組
が深まってきた、深めようと努力をしてもらっているし、本当に一番近い現場で強化をしていただかな
いと。例えば県に相談したときに、タガログ語なんていうと、通訳に来ていただくのに、すごく待った
りとか、結局スムーズに物事が運ばないっていうのが平成27年度における現状だったと私は思います。
平成28年度にその相談を受けていないですけれども、少し少なくなったとはいえ、1000件という内容に
ついては、切実な問題があって、市町での取組が強化されたというその現実がわかるような資料ってい
うのがありましたら、欲しいと思います。こういうような形で以前より充実してきたんだと、だからっ
ていう、その根拠となるようなものが、例えば通訳の配置がこういうふうに増えているとか、こんな言
語で充足しているとかっていうことがわかるようなことを、これは資料請求ですので、2つの質問と資
料請求でお願いしたいと思います。

○田中部長 最後の資料請求の関係でございますけれども、前田委員からも御質問いただきました。外
国人住民の相談窓口の関係でございますけれども、資料をまたお出しさせてもらいますが、平成28年度
では7市に通訳者が配置されていると。例えば、津市でありますと、ポルトガル語の関係が4名とスペ
イン語が1名とか、亀山市でありますと、ポルトガル語が4名で英語が1名とか、そういう形で一定増
えてきていとるというのがあって、市町でも一定充実してきたということで、先ほど前田委員の御質問
があり、課長のほうから、説明させてもらったところでございます。
 どの程度増えてきたというのは、ほかも生活のオリエンテーションだとか、いろいろなことを市町で
もやってきてもらっていますので、どういうふうな変化があったということを資料でお出しさせてもら
います。

○中川次長 2点、御質問がございました。
 まず、騒音、振動、悪臭等の規制でございますが、前回、委員からの御指摘によりまして、御回答さ
せていただいた際に、詳細にわたって精査して、御回答させていただくと。当然県の立入検査分、それ
から市にしていただいている騒音、振動の立入検査等々、苦情件数等で把握ができますので、こちらの
ほうについては、委員のほうに数字のほうをお送りをさせていただいたところでございます。
 予算につきましては、昨年度とほぼ同様の予算をこの騒音、振動、悪臭等対策費では確保してござい
ます。ただ、委員から御指摘がございましたように、市町の中でも大変地域でお困りになっている感覚
公害と申します騒音、振動、悪臭に対しては、各市町と連携しまして対策を講じていきたい、このよう
に考えてございます。
 もう1点ございました資料38ページの環境試験研究管理事業でございます。
 こちらのほうが大きく増額をしているということで御質問いただきましたが、今回、重要な機器の購
入がございますものですから、その予算を買い取りというふうな形で上げさせていただいてございます。
 ただ、今後、予算調製の中で、例えばリースでありますとか、いろいろな方法も出てこようかと思い
ますので、現在のところは、予算としてこのような額を計上させていただいているところでございます。
 以上です。

○山本(里)委員 ありがとうございます。
 最初の資料請求のことですけども、もちろんいただきたいし、強化されている事実はあると思うんで
すけど、今、ポルトガル語、スペイン語、英語など、それは大変充実をしてきたと思うんですけど、言
語によっては、やっぱりもう市町で対応できないところがあって、県を頼るということもありますので、
そんなことも含めて、これはゼロということなので、余計にびっくりするわけで、窓口としての役割、
窓口はなくなったよと言われても、多分、相談には行くと思いますので、その対応がやっぱりほかのと
ころで出てくると思います。
 それと、騒音、悪臭、振動、本当に日常生活の中で細かな細かなそういうのっていうのはありますの
で、それが充実をしていっていただきたいなと思いながら、でも全体的なことの中でありますが、内容
で十分充実していただきたいと思います。
 最後の大きな機械というか、検査機器の購入、更新によるということでありました。それが有効に使
われて、迅速な対応ができるようにと望みます。

○彦坂委員長 ほか、ございますか。

              〔発言の声なし〕

○彦坂委員長 なければ、これで環境生活部関係の平成29年度当初予算要求状況についての調査を終了
いたします。

 

 (2)「三重県における補助金等の基本的な在り方等に関する条例」に基づく報告

について

    ①当局から資料に基づき説明(森副部長)

    ②質問      なし

 

 3 委員間討議

 (1)所管事項調査に関する事項       なし

 (2)執行部に処理経過の報告を求める事項  なし

 

Ⅱ 常任委員会(環境生活部関係)

 1 議案の審査

 (1)議案第161号「工事請負契約の変更について(桑名市源十郎新田事案支障除去対策工事)」

 (2)議案第162号「工事請負契約の変更について(桑名市五反田事案恒久対策(分-3)工事)」

 (3)議案第166号「みえ県民交流センターの指定管理者の指定について」

    ①当局から資料に基づき補充説明(田中部長)

    ②質疑

○彦坂委員長 それでは、ただいまの補充説明なり提案のある議案3件につきまして御質疑があればお
願いいたします。

○山本(里)委員 議案第161号と議案第162号で、これがもう随意契約でないと、追加工事ということ
になるし、より大変な手だてが必要になるということで、随意契約でしか仕方がないという懸案ですけ
れども、このPCBについても、発生の有毒というか、発生のガスの問題についても、濃度が高いとい
う表記と、想定以上の土壌のPCBの量だということで、レベルとしてはっきり私は認識はできません
が、働く人の安全対策とか、そういうことまできちんともちろんなされるはずですから、そのために費
用もたくさんかかり、手だてが必要だと思います。そこのところ、このレベルっていうのは、どのよう
なレベルの今まで想定量は、PCBについては量ですけれども、発生ガスについての有毒性というもの
のレベルっていうのはどのような。防護服で作業していただかなあかんとか、そんなような状況なんで
しょうか。

○有冨課長 先ほどの御質問でございますけれども、労働基準法上、やはりきちっとやらないといけな
い現場となりますので、そういったところにつきましては、工事を請け負う業者のほうで、適切に対応
していただいていて、また私どもも、発注者でございますので、そういったようなチェックというのを
させていただいているというようなところでございます。
 例えば、発生ガスのお話もございましたけれども、発生ガスの場合につきましては、議案第162号のほ
うの桑名市五反田事案の問題になりますけれども、掘削をする現場につきましては、養生テントという
ことで、周辺に飛散、流出するといけませんので、そういった囲いながら対策をとっているところなん
ですけれども、そのテントの中のガス濃度が労働基準法上の基準を超えている状況というのがありまし
たので、今回、増額の理由の一つでございますけれども、換気設備の増設などを設けさせていただいた
ものでございます。
 あと、もう1点、議案第161号の桑名市源十郎新田事案のPCB濃度の関係でございますけれども、今
回の増額部分の主な要因といたしましては、この事案は、河川区域に近接しておりまして、その河川へ
の影響というのが見込まれるような、そういったエリアにつきまして、掘削除去をしていますが、PC
Bの濃度、汚染量が具体的には倍近くの量があったりとか、あと濃度的にも、単に埋め立てをするだけ
ではなくて、高温で熱処理をしなければいけない濃度レベルというところがございましたので、それに
伴って適切に処理するために、やむなく増額になったというものでございます。
 以上でございます。

○山本(里)委員 専門的な数値とかは、ちょっと私も認識はできませんけれども、第161号については、
倍量近くと。今まで思っていた予測、この工事が始まる前に予測していたよりも倍量近くと。これは、
以前からだんだん、何が本当にどうなっているか、本当の真のところまではわからない中で、増えてく
る中で、またこういうことが広がることも起こり得るかもしれないという懸案だと思います。工事はき
ちんとしていただかなあかんので、十分に確実な処理をしていただくように、今はここで支出をせなあ
かんものだと思います。
 それから、議案第162号については、養生テントを、飛散防止のための手だてもしていただいてという
ことで、どちらもそうですけど、働く人のとか、検査に行かれたりもすると思いますけれども、十分に
十分に対策をとってもらって、これもまた幾度となくこんなことが出てきては困りますけど、最終的な
真のところまでは皆目わかりませんので、迅速に対応していただきたいと思います。
 お金が大変かかることだなと思って、予算が、お金がないという中で削減されていく中、国からも来
ますけれども、でも大変な事業をしていただいていると思って、敬意を表します。

○彦坂委員長 ほかに御質疑はございませんか。

○田中委員 簡単な質問ですけども、これ、何で変更契約じゃなくて、随意契約にされたんですか。

○有冨課長 いずれも、この今回の増額要因というのは、そこの工事元請業者のほうに発注をしており
まして、その内容につきまして、量が増えたりとか、その対策の部分について、一部強化をするといっ
たような性質がございますので、その工事業者に引き続き請け負わせることが適切だろうということで、
今現在、契約をしているJVになりますけども、そちらのほうと随意契約をさせていただいているとい
うところでございます。

○田中委員 そういう意味やなくて、変更契約でも済ませる物件だと思うんですけども、なぜわざわざ
随意契約にされたのかっていうのを。

○有冨課長 今回の部分につきましては、変更の契約という形で御承認をいただきたく、議案として出
したものでございます。

○田中委員 じゃ、何でこれ、契約方法は随意契約なん。変更契約じゃないんですかね。

○渡辺局長 この説明資料の様式の契約方法につきましては、当初、随意契約という形でやって、進め
るという形でございまして、契約そのものは、今の工事をしていただいているところに変更契約をかけ
るということで作業をしておりますので、新たな契約を結ぶというわけではございません。

○田中委員 何か、ややこしいですね。県のやり方は、こういうやり方なんですかね。何か、こんなの、
初めて見ましたけど。

○明石課長 この1ページの様式、一番下の契約方法のところですけども、一般競争入札とか、あと指
名競争入札とか、随意契約とか、そういう種類のものを記入するようになっていまして、今回は変更契
約ですので、既に今やっている業者のところにお願いしたという意味で、随意契約と書かせていただい
ていますけども、実態は変更契約でございます。

○田中委員 県のやり方ということで理解しておきます。ありがとうございます。

○彦坂委員長 ほかに御質疑等ございませんか。

○山本(里)委員 議案第166号の県民交流センターの応札というか、ここへ手を挙げられたのが1つで、
そこに決まっていったということなんですが、例えば問い合わせが幾つかあったとか、そういうことっ
ていうのはあったんでしょうか。なかなかこれは大きな仕事なので、該当するところがどのぐらいある
かなというのはあると思うんですけれども、本当にオンリーワンで、ここだけが初めから対応されたと
ころなんでしょうか。

○奥山課長 今回は1者だけでございました。ただ、前回のときは2者、一番最初のときは3者から問
い合わせがあって、前回、前々回とも2者ずつの審査になりましたけど、今回は、今、指定管理者であ
る1者でございました。

○山本(里)委員 ありがとうございました。
 こういう形で、実績度が加味されるような形の選定の仕方にどうしてもなってくるし、それは大事な
ことだとは思うんですけれども、今まで有効に仕事をされてきているので、特に問題はないとは思いま
すけれども、説明のときから1つで、1つだっていうことについては、今後、これがずっと続いていけ
ば、やっぱり気にはなるなというふうに思います。
 今回については、きちんと丁寧にしていただいているというふうには思っております。ありがとうご
ざいます。

○彦坂委員長 ほかにないようでありますので、本議案に対する質疑を終了いたします。

    ③委員間討議   なし

    ④討論      なし

    ⑤採決      議案第161号     挙手(全員)     可決

             議案第162号     挙手(全員)     可決

             議案第166号     挙手(全員)     可決

              (休  憩)

 

○彦坂委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。
 この際、田中部長及び渡辺局長から午前中の調査等に関しての発言の申し出がありますので、これを
許します。

○田中部長 午前中、山本委員からお求めのありました外国人住民の相談窓口の資料につきましては、
この委員会終了後に配付させていただきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いします。

○渡辺局長 午前中の田中委員の御質問の中で、不法投棄等の未然防止・早期発見推進事業の増額約3000
万円について、内容はどのようなものかという質問がございました。
 答弁の中でも、まずは不法投棄などの通報アプリを作成するということで約1000万円、それとドロ
ーンの活用ということで、ドローン本体と測量システムで、答えの中では400万円ぐらいと申しましたが、
480万円ということで、約500万円ございます。
 そのほか、主な事業では、御説明させていただかなかったんですけれども、もう一つ、当課は産業廃
棄物監視指導事業費というのを持っております。この中で、いわゆる指導員、監視指導に回っていただ
くいわゆる嘱託の指導員の人件費を産業廃棄物監視指導事業費で充てていたものを、そちらを下げて、
未然防止に上げたというところが1200万円ほどございます。
 そのほか300万円ぐらいございますが、これにつきましては、監視指導を厳格に行うということで、結
構事案等も増えてございまして、行政指導をするに当たって、委員といいますか、いわゆる学識経験者
に意見を聞いたりとかいうようなところで、活動が増えてまいりましたので、旅費等を増額してござい
ます。それ合わせて、約3000万円の増加ということになっております。
 以上です。

○彦坂委員長 ただいまの発言について何か御質問等ございますか。
 ございませんか。

                 〔「なし」の声あり〕
 

 2 請願の審査

 (1)請願第29号「私学助成について」

    ①当局意見陳述

○田中部長 私立学校は、建学の精神に基づきまして、多様な教育活動を展開するとともに、公教育の
一翼を担っておりまして、本県初等・中等教育において大変重要な役割を果たしていただいております。
これを踏まえて県では、教育環境の充実や保護者負担の軽減を図るため、私立小・中・高等学校の経常
費助成については、1人当たり補助単価をこれまで毎年度引き上げてきたところでございます。
 今後も引き続き厳しい財政状況ではありますが、各種補助金による私立学校への助成に努めていきた
いと考えております。

    ②質問           なし

    ③委員間討議    なし

    ④討論           なし

    ⑤採決      請願第29号   挙手(全員)   採択

    ⑥請願第29号「私学助成について」に係る意見書案について

    ア 意見書案の取り扱い及び審査について

○彦坂委員長 ただいま採択すべきと決しました請願第29号に係る意見書案について、取り扱いはいか
がいたしましょうか。

                         〔「委員長一任」の声あり〕

○彦坂委員長 それでは、委員長一任という声をいただきましたので、私から意見書の素案をまずお示
ししたいと思います。 
それでは、配付の上、書記に朗読させます。

   (書記配付・朗読)

○彦坂委員長 ありがとうございました。
 この意見書案につきましては、委員会提出の議案として委員長名をもって提出したいと存じますが、
御検討を願います。
 御意見があればお願いいたします。
 よろしいでしょうか。

                 〔「なし」の声あり〕

 

    イ 採決

「私学助成の充実を求める意見書案」を会議規則第11条第2項により委員長名をもって提出
することについて

           挙手(全員)     採択

    ⑦執行部に対する処理経過・結果報告の請求

○彦坂委員長 ただいま採択した請願第29号について、執行機関に送付し、その処理の経過と結果の報
告を請求したいと存じますが、御異議ありませんか。

                〔「なし」の声あり〕

○彦坂委員長 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。

 なお、この請願第29号は、平成27年第2回定例会11月定例月会議で採択されました請願第15号「私学
助成について」と趣旨が同一と認められ、同様の処理経過、結果報告を求めることになります。

 よって、今後は先ほど採択いたしました請願第29号に対する報告をもって、請願第15号に対する報告
にかえ、請願第15号に対する報告は求めたいこととしたいと存じますが、御異議ございませんか。

                〔「なし」の声あり〕

○彦坂委員長 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。
 以上で請願の審査を終了いたします。

 

 3 所管事項の調査

 (1)「文化交流ゾーン」について

    ①当局から資料に基づき説明(森副部長)

    ②質問      なし

 (2)第8次水質総量削減に係る総量削減計画の策定状況等について

    ①当局から資料に基づき説明(中川次長)

    ②質問      なし

 (3)第2次三重県男女共同参画基本計画(改定版)(最終案)について

 (4)安全で安心な三重のまちづくりアクションプログラム(最終案)について

    ①当局から資料に基づき説明(北村次長)

    ②質問

○彦坂委員長 ただいま2項目の件につきまして御質問等がありましたらお願いいたします。

○山本(里)委員 お願いします。パブリックコメントで、第2次男女共同参画基本計画改定について
のところで、22ページのところに基本施策Ⅰ-Ⅱ、「家族的経営には商工業も含まれる。商工業の具体策
も作ってほしい。」というところで、その内容がこちらに記載をされていますということで説明をされて
おります。22、23ページのところにそれの部分なんですけれども、多分、質問者が言ってみえることは、
自家労賃のことなんかもあるんじゃないかと思うんです。
 ところが、自家労賃っていう、所得税法上の問題ではありますけれども、自営業をしてみえる方とか、
そういう方の主に配偶者、家族もそうなんですけれども、制限されて、青色申告、白色申告では、その
差はあるけれども、それでも最低賃金に満たないというのがずっと懸案事項として残っていて、多分こ
の方が言われたいのは、そういうところのことがあるんじゃないか。
 それは男女共同参画という男女差別の問題とともに、雇用経済部の関係の次代、後継者の問題にもつ
ながっていくことだとは思うんですけれども、家族の賃金が抑えられ、つまり継承されていかない商売
の現実というのが。ここで、めざす姿のところの真ん中に「家庭」と書いてあって、「家族的経営の自営
業において、女性の果たす役割が十分に評価され、正当な収益の分配が行われています。」って、「行わ
れています」のを目指すんですよね、これは「めざす姿」だから。
 それは「施策の方向と施策」というところで、23ページのところ、やはり同じような書き方で、「3)
家族的経営における働きの評価と仕事と生活の調和の推進」ということで、「家族的経営の自営業におい
て、女性がその働きに応じて適正な評価を受け、男性の対等なパートナーとして経営等に参画できるよ
う支援します。」というこの気持ちというか、この施策、考え方というのは、本当に当たり前の真っ当な
ことなんですけど、この根本にあるのは、やっぱり自家労賃の問題がきちんと評価されていないってい
う制度上の問題があるけど、こういうところにそれを書き込むということは難しい、そのようなもので
はないと思うんですけれども、男女共同参画の立場として、自家労賃の問題についてはどのようにお考
えなのかという、ここへ書き込めということではなくて、やっぱり少し問題の捉え方があいまいだとこ
の表記では思います。
 直接的に所得税法56条のことを書かなくてもいいけれども、やはり家族的経営、自家営業の方にとっ
ては、そこが大きなネックになっていると思うんですが、その考え方を男女共同参画の立場としてどの
ようにお持ちか伺いたいと思います。

○奥山課長 委員のおっしゃることは背景にあるとは思っておりますが、男女共同参画基本計画に関し
て、我々の業務は、啓発中心ということもございます。ちょっと踏み込んだ書き方はなかなか難しいと
いうふうに考えておりまして、個々は、対策としては違う部局のほうでやられるのかもしれませんが、
ここでも表現をこの状態でとどめさせていただいておりますので、御理解いただければというふうに思
っております。

○山本(里)委員 ありがとうございます。
 意味合いとしては、そういうことってだめだよねっていうことがこのめざす姿のところに、ここから
私は、感じとれはするんです。
 結局、これをやっぱり、計画を持ち、進めていく中で、県の担当のところとしては、自分たちでどう
しようもできない部分でありますけれども、やっぱりそれは、例えば国に対する要望であるとか、そう
いうところに引っ張っていくように、三重県だけで解決する問題でもないんですけれども、そういう声
を上げていく、やっぱり一番それをわかってもらっている、この男女共同参画の担当をしてみえるとこ
ろと、それから雇用経済部の後継者の問題だとか、地場の自営業の方を応援するという立場のところが
一緒になって、そういうことを強く、不本意なところというか、それこそ細かいところに行き届いてい
ない、このめざす姿になかなか行けない状況を求めていただきたいというふうに強く思います。
 計画は計画で、これ、書いてあることは、まさにそのことを目指しているというふうに深く読み取り
ます。

○彦坂委員長 ほかに御質問のある方はございますでしょうか。  

                               〔「なし」の声あり〕

○彦坂委員長 なければ、第2次三重県男女共同参画基本計画(改定版)(最終案)について及び安全で
安心な三重のまちづくりアクションプログラム(最終案)についての調査を終了いたします。

 (5)ごみゼロ社会実現プランの進捗状況(中間評価)について

 (6)RDF焼却・発電事業について

    ①当局から資料に基づき説明(別所次長)

    ②質問

○彦坂委員長 それでは、御質問等がありましたらお願いいたします。

○山本(里)委員 11月2日か4日にあった火災事故っていうことの、ここのどこの部分でどんなこと
になっとったかっていう説明をしていただけますか。ありましたよね、何か事故が。

○和氣推進監 今、委員から御質問がありました。11月1日に桑名広域清掃事業組合、RDFを製造し
ている場所において火災が発生しております。今現在、原因の調査を引き続きやっていると聞いており
ます。
 私どものほうとしましては、RDF化施設の市町のほうの安全を確保するために、そういった情報を
入手しましたら、直ちに関係する市町のほうにも、情報共有をし、RDFの安全、安定的な製造に取り
組んでいただくよう、私どものほうでも支援をしていきたいと考えております。
 以上です。

○山本(里)委員 ありがとうございます。  
RDF化施設でしたね、済みません。
 そうしますと、この老朽化の問題で、今後の予定がずっと今までも発表されている中で、最終的なこ
の太平洋の提案に対してどうしていくかということが今の最大の課題になっているということで説明を
していただきました。
 老朽化ということと、その事故のことがちょっと頭でひっついてしまったもんで、小さな事故という
か、小さなアクシデントは日常的にはあるんだと思いますけど、それを克服しながら、今、運営をして
いただいているんだと思います。
 まだこれは何って、取引をまだしているわけではなくて、課題として、この32ページの(4)のとこ
ろっていうのは、譲渡の問題もありますので、慎重に検討していただかなあかんことだし、私ももっと
研究をせなあかんと思いますけれども、議会の意見を十分に聞いていただかないけないというふうに思
いますけれども、今後の日程的にこれを、いつまでにこの回答というのかな、この平成29年3月31日と
いうことがあるので、議会的な段取りとしては、確認をする場所がいつの何月議会のどうなるのである
かとか、そういうのっていうのはどんな段取りになりますか、流れは。

○和氣推進監 今、太平洋からの要望は、平成29年4月1日、現在契約をされている契約満了期に合わ
せてというふうな要望があります。
 ただ、今、委員から言っていただいたとおり、公有財産を処分するということになれば、当然慎重な
検討が我々のほうも必要だというふうに思っていますので、ただ、議会のほうに対しましては、公有財
産を処分する場合は、議決が必要ですので、いずれにせよ、議案という形で議会のほうへお諮りをしな
ければならないというふうに考えております。
 その辺についても、しっかりと今後さらに検討を進めていきたいというふうに考えております。

○山本(里)委員 今、前提に処分をする、譲渡することを私は是として言っとるわけじゃないんです
けれども、段取り的なことがあると思いますし、そのたびそのたびのことで委員会にも諮っていただか
なあかんことやと思いますけど、最終的な諮り事は別として、そのときはそうですけども、と思います。
 それで、平成29年4月1日までにということになりますね。時間的な問題もあると思いますが、私も
もう少し研究をしたいと思いますが、いろいろとこれを利用されているところの御意見もあると思いま
すので、まずはここまでにしておきます。

○彦坂委員長< ほかに御質問等があったらお願いいたします。

                               〔「なし」の声あり〕

○彦坂委員長 ございませんか。
なければ、これでごみゼロ社会実現プランの進捗状況(中間評価)について及びRDF焼却・発電事
業についての調査を終了いたします。

 (7)各種審議会等の審議状況について

    ①当局から資料に基づき説明(森副部長)

    ②質問      なし

 (8)その他

○彦坂委員長 最後に、これまで議論された調査項目以外で特にございましたら発言をお願いいたしま
す。

                〔「なし」の声あり〕

○彦坂委員長 なければ、これで所管事項の調査を終了いたします。
 

 4 委員間討議

 (1)所管事項調査に関する事項   なし

 (2)執行部に処理経過の報告を求める事項    なし
 

〔閉会の宣言〕

三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
環境生活農林水産常任委員長
予算決算常任委員会環境生活農林水産分科会委員長

                                    彦坂 公之

 

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