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平成29年6月28日 予算決算常任委員会 会議録

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予算決算常任委員会
会 議 録
(開会中)

 

開催年月日   平成29年6月28日(水) 自 午前10時2分~至 午前10時47分
会議室          全員協議会室  
出席委員        48名
              委員長       中嶋 年規
              副委員長     津村  衛
              委員          芳野 正英  中瀬古初美  廣 耕太郎
                         山本 里香  岡野 恵美  倉本 崇弘
                         稲森 稔尚  野村 保夫  下野 幸助
                         田中 智也  藤根 正典  小島 智子
                         彦坂 公之  濱井 初男  吉川  新
                         木津 直樹  田中 祐治  野口  正
                         石田 成生  大久保孝栄  東   豊 
                         山内 道明  杉本 熊野  藤田 宜三
                         後藤 健一  北川 裕之  村林  聡
                         小林 正人  服部 富男  津田 健児  
                         奥野 英介  今井 智広  長田 隆尚
                         舘  直人   日沖 正信   前田 剛志
                         三谷 哲央  中村 進一  青木 謙順
                         中森 博文  前野 和美  水谷  隆
                         山本  勝   山本 教和  西場 信行
                         中川 正美
欠席委員   なし
出席説明員
【予算議案・予算関連議案の審査】
    [総務部]
          部長                          嶋田 宜浩
          副部長(行政運営担当)          日沖 正人
          副部長(財政運営担当)          高間 伸夫
          財政課長                     下村 卓矢
    [雇用経済部]
          部長                          村上  亘
          観光局長                      河口 瑞子
          副部長                        山岡 哲也
          雇用経済総務課長              森下 宏也
    [県土整備部]
          部長                         水谷 優兆
          副部長(企画総務担当)           喜多 正幸
          県土整備総務課長               梅村 和弘
    [教育委員会]
          教育長                         廣田 恵子
          副教育長                     木平 芳定
          教育総務課長                 長﨑 敬之
【所管事項の調査(三重県財政の現状について)】
    [総務部]
          部長                         嶋田 宜浩
          副部長(行政運営担当)         日沖 正人
          副部長(財政運営担当)         高間 伸夫
          参事兼税務企画課長           伊藤 幸男
          財政課長                     下村 卓矢
          税収確保課長                 松林 良尚
          企画調整監                   山本 英樹
                                     その他関係職員
委員会書記
          議事課   班長   中西 健司
          議事課   主幹   吉川 幸伸
          企画法務課  主査  森岡 佳代
          企画法務課  主査  大森 貴仁
傍聴議員         なし
県政記者         3名
傍聴者             なし
議題及び協議事項
1 議案の審査
 (1)議案第110号「平成29年度三重県一般会計補正予算(第3号)」
 (2)議案第112号「三重県職員退職手当支給条例の一部を改正する条例案」
 (3)議案第113号「三重県手数料条例の一部を改正する条例案」
 (4)議案第114号「三重県半島振興対策実施地域における県税の特例措置に関する条例等の一部を改正する条例案」
 (5)議案第116号「公立学校職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例案」
 (6)議案第117号「中勢沿岸流域下水道(志登茂川処理区)の維持管理に要する費用の市負担について」

2 所管事項の調査
 (1)三重県財政の現状について

【会議の経過とその結果】

〔開会の宣言〕

 

1 議案の審査

 (1)分科会委員長報告及び質疑、執行部に対する補足質疑

○中嶋委員長 最初に、戦略企画雇用経済分科会委員長から、分科会における審査等の経過と結果について
報告を求めます。

○濱井分科会委員長 御報告申し上げます。

 戦略企画雇用経済分科会で詳細審査を分担いたしました議案第110号「平成29年度三重県一般会計補正予算(第3号)」の関係分のほか1件につきましては、去る6月22日に分科会を開催し、関係当局の出席を求め、
慎重に審査いたしました結果、いずれも全会一致をもって原案を可決すべきものと決定いたしました。
 以上、御報告を申し上げます。

○中嶋委員長 ただいまの報告に対し、御質疑はありませんか。

○山本(里)委員 県営サンアリーナの整備事業で、大変重要なことだと思いますけれども、ボルダリング
やフットサルコートの整備をして集客を期待するということだというふうに聞いておりますが、このことで
どれぐらいの効果というか見込みがあるかというようなお話は、その委員会では説明なり、確認がありまし
たでしょうか。

○濱井分科会委員長 この件につきましては、特に質疑はなかったです。

○山本(里)委員 それでは、後で執行部の方に確認をしたいと思います。
 ありがとうございます。

○中嶋委員長 ほかに御質問等ございませんか。

           〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○中嶋委員長 なければ、これで戦略企画雇用経済分科会委員長報告に対する質疑を終了いたします。
 次に、戦略企画雇用経済分科会に係る執行部への補足質疑を行いますが、質疑は付託議案に係るものに限
定いたしますので、御了承願います。
 それでは、御質疑のある方はお願いいたします。

○山本(里)委員 先ほど申しましたが、生涯体育とスポーツというか、そういうものの推進や、これから
のスポーツの振興を目指してということと、集客のためにという利用、活用のためということで、サンアリ
ーナのボルダリングやフットサルで、どのぐらいのそういう見込みというんですか、期待というのも含めて
あるんでしょうか。そういうことについての確認をしたいと思います。

○河口局長 サンアリーナを整備いたしまして、その近郊にも旅館街等もございますので、スポーツ合宿な
んかも誘致を進めていったり、近隣からのトレーニングに合わせて、体幹を鍛えるというような部分もあり
ますし、フットサルのほうで大きな大会も誘致してということで、全体で9000人程度の年間での利用者の増
を図っていきたいと思っております。

○山本(里)委員 ありがとうございました。
 こういうことをやはり計算というか、期待値も含めながら、計画的にされるということが大事だと思いま
す。整備された後のこともありますので、今の年間9000人ということをしっかりと心にとめて、今後、見て
いきたいと思います。ありがとうございます。

○中嶋委員長 ほかに御質疑はございませんか。

           〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○中嶋委員長 なければ、これで戦略企画雇用経済分科会委員長報告及び質疑を終了いたします。
 次に、防災県土整備企業分科会委員長から、分科会における審査等の経過と結果について報告を求めます。

○野口分科会委員長 御報告申し上げます。
 防災県土整備企業分科会で、詳細審査を分担いたしました議案第117号「中勢沿岸流域下水道(志登茂川処
理区)の維持管理に要する費用の市負担について」につきましては、去る6月23日に分科会を開催し、関係
当局の出席を求め、慎重に審査をいたしました結果、全会一致をもって原案を可決すべきものと決定いたし
ました。
 以上、御報告申し上げます。

○中嶋委員長 ただいまの報告に対し、御質疑はありませんか。

            〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○中嶋委員長 なければ、これで防災県土整備企業分科会委員長報告に対する質疑を終了いたします。

 次に、防災県土整備企業分科会に係る執行部への補足質疑があればお願いいたします。

            〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○中嶋委員長 なければ、これで防災県土整備企業分科会委員長報告及び質疑を終了いたします。
 次に、教育警察分科会委員長から、分科会における審査等の経過と結果について報告を求めます。

○藤根分科会委員長 御報告申し上げます。
 教育警察分科会で、詳細審査を分担いたしました議案第116号「公立学校職員の退職手当に関する条例の一
部を改正する条例案」につきましては、去る6月21日に分科会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に審
査いたしました結果、全会一致をもって原案を可決すべきものと決定いたしました。
 以上、御報告申し上げます。

○中嶋委員長 ただいまの報告に対し、御質疑はありませんか。

           〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○中嶋委員長 なければ、これで教育警察分科会委員長報告に対する質疑を終了いたします。
 次に、教育警察分科会に係る執行部への補足質疑があればお願いいたします。

           〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○中嶋委員長 なければ、これで教育警察分科会委員長報告及び質疑を終了いたします。
 最後に、総務地域連携分科会委員長から、分科会における審査等の経過と結果について報告を求めます。

○下野分科会委員長 御報告申し上げます。

 総務地域連携分科会で、詳細審査を分担いたしました議案第110号「平成29年度三重県一般会計補正予算(第
3号)」の関係分ほか2件につきましては、去る6月23日に分科会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に
審査いたしました結果、いずれも全会一致をもって原案を可決すべきものと決定いたしました。
 以上、御報告申し上げます。

○中嶋委員長 ただいまの報告に対し、御質疑はありませんか。

           〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○中嶋委員長 なければ、これで総務地域連携分科会委員長報告に対する質疑を終了いたします。
 次に、総務地域連携分科会に係る執行部への補足質疑があればお願いいたします。

           〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○中嶋委員長 なければ、以上で分科会委員長報告及びこれに対する質疑を終了いたします。

 

 (2)全体的を通しての質疑    なし

 (3)委員間討議             なし

 (4)討論                    なし

 (5)採決                    議案第110号、

                               議案第112号から議案第114号、

                               議案第116号及び議案第117号   起立(全員)   可決

 (6)委員長報告で処理経過を求める事項   なし

○中嶋委員長 執行部入れかえのため、着席のまま、暫時休憩をいたします。

                                                                      〔当局 退室〕

                                                                         (休  憩)

 

2 所管事項の調査

 (1)三重県財政の現状について

    ①当局から資料に基づき説明(嶋田総務部長、高間副部長)

    ②質問

○中嶋委員長 それでは、質疑に入ります。
御質疑のある方は順次発言願います。

○芳野委員 2点お伺いしたいんですけど、1点目は78ページの歳入のところで、過去に説明はあったのか
もしれませんけれども、最後のその他収入が平成13年度より大分減ってきて、これはひょっとすると直営の
県営施設が指定管理に移ったからかなとも思うんですけど、これの理由をちょっとお聞かせいただきたいの
と、91ページの義務的経費のところの退職金なんですけど、前に退職金は他県と比べて、三重県は退職され
る方がちょっと後年度というか、今もちょっと続いてるということなんですが、他県の場合は、高い水準と
いうピークは全部の県ではないと思いますけど、財政的にゆとりがある県はそういうピークの時期はもう過
ぎているのか、三重県はあと5年ぐらいその高い数字が続くと言われているんですけど、主にそれが退職金
なのかという、その辺をちょっと説明いただけますか。

○下村課長 まず、78ページのその他の部分が減っている理由でございますけれども、これは多々あろうか
と思いますけれども、近年の状況で申し上げれば、かねてから御説明をさせていただいているかもしれませ
んけれども、三重県財政は、特に近年は臨時的な収入がすごく少ないというような状況がございまして、例
えば住宅供給公社の清算金ですとか、あるいは土地開発基金を取り崩したことによる歳入ですとか、そうい
ったものがもろもろあったんですけれども、特に平成29年度はそういったものがなかったということもあっ
たのが、特に大きな原因かなというふうには考えてございます。
 それと90ページの退職手当の他県との比較でございますけれども、ちょっと手元に詳細な資料はございま
せんけれども、高齢層職員の割合が、三重県では最近特に高いということは申し上げておりますけれども、
他県は恐らくばらばらだと思います。三重県より早くピークアウトしているところもございますし、ピーク
アウトしているところについては、国の退職手当債という制度がございますけれども、これがつい去年でし
たか、期間が延長されたということもありまして、延長されたということは、そのときが恐らくピークだと
いうふうに国も見込んでおったというふうに思いますので、おおむね平成20年代の半ばとか、後半ぐらいに
は、多くのところがピークアウトしているのかなというふうには考えてございます。

○芳野委員 結構です。ありがとうございました。

○中嶋委員長 よろしいですか。

○高間副部長 90ページの関係でございますが、先ほど人件費のピークのところで、この表上、平成13年度
の2235億円がピークだというふうに申し上げましたが、ちょっと間違いでございまして、その下の説明書き
に書いてあるとおり、平成10年度の2239億円がピークでございましたので、おわびして訂正をさせていただ
きます。

○中嶋委員長 ということでございます。
 ほかに御質疑はございませんでしょうか。

○山本(里)委員 投資的経費と経常的な支出のことでなんですけれども、先ほど説明いただきました94ペ
ージで、投資的経費の推移の中で、全国よりも投資に力が入っていたという状況がここずっとあるというふ
うな形がわかって、平成28年度、29年度については、全国のデータはありませんけれども、そういうような
状況であるという一方で、その次の96、97ページのところで、投資的経費じゃなくて、経常経費がだんだん
と大きく占めてきたと、こういう形になってきているという話ですね、縮んできている。
 でも、それは故意的にというのではなくても、いろいろな精査をする中で、こういうふうになってきたと
思うんですけれども、この投資的経費がずっと上回っているのは、投資は必要な投資もあれば、いろいろ精
査しなければならない投資もあって、今こうなっているんですが、全国を上回るそれぞれの年に、どんな状
況の大きな投資があったかということを一遍、一覧表にしていただきたいなというふうに思っています。資
料請求です。
 それと、今後も経常経費を抑えていかなくちゃいけないということで、これまでだって一生懸命やってみ
えたけど、さらなるというところで、もう詰まっているところはあると思うんですよ、人件費の問題で。年
齢構成のところで、また数年たてば変わってくるとは思うんですが、今までも例えば使用する電気代とか、
そんなのも含め、人件費も含め、いろんなところで詰めて詰めてきて、今後、これ以上にせなあかんという
話が、この中から来るんだと思うんですが、それってどこでしていくんですか、経常収支。

○高間副部長 随分、今までも絞ってきていますので、さらにここから絞るという形になるので、苦しいの
はもう間違いないんですけれども、それでも三重県財政の健全化に向けた集中取組で、いろいろ載せさせて
いただいている具体的な取組ということで、歳入の増、それから歳出の減という取組をやろうと思っており
ます。例えば補助金等の見直しですとか、事務事業の見直しですとか、今回の常任委員会の中でも御議論い
ただいたと思いますけれども、あんなのをはじめ、当然、歳入であれば、例えば土地を売るだとか、あるい
は土地を有効活用するだとか、そんなのも入れながら整理をしていきたいと考えておるところでございます。

○山本(里)委員 これまでの取組もあって、大変厳しいところに来ているけど、さらにということの中で、
今後のこれはそれぞれのこれからの予算とか、方針決定になっていくと思うんですけれども、今現在の状況
で大変厳しい、ここまで大分やってきたというお答えをいただいたんだというふうに確認をしています。
 必要なことはしなくてはいけませんけれども、してはいけないこともあると思いますのでということで、
意見だけ述べておきます。
 終わります。

○中嶋委員長 1点目の資料要求については、いかがですか。対応可能ですか。

○高間副部長 うちの県で、平成13年度以降、例えばその年度、その年度にこんな事業があったんやという
資料でよろしいですか。
 なら、わかりました。

○中嶋委員長 では、資料のほうをよろしくお願いいたします。
 ほかに御質疑はございませんか。

○奥野委員 89ページなんですけど、一番下の社会保障関係経費が大体、前年度に比べると3%から5%増
加しているということは、この先の見通しは、まだ増えていくと思うんですけど、大体国がこの関係で毎年
1兆円ぐらいずつ増えていると思うんですよ。ということは、これが3%から5%、30億円から50億円ぐら
い増えていくということは、要するに投資的経費が下回っている、減少傾向であるのが、ますます減少傾向
が進んでいって、経常収支比率が95%がまだ96%、97%、98%、99%まで行く可能性もなきにしもあらずじ
ゃないかと思うんで、その辺のこれからの傾向と対策はいかがでしょうか。

○高間副部長 社会保障関係経費は恐らく増えていくものと考えてございまして、それを全部、投資的経費
で削るかということにもなかなかならないと思いますので、そこら辺の経費を生み出すために、いろんなそ
れ以外の取組で、全体を絞るような形で、これからやっていきたいなと、こんなふうに思ってございます。

○奥野委員 よくわかるんですけど、社会保障関係経費は県が全てじゃない、国からのそういう部分もある
かと思うんですけど、やはり経常収支比率というのが、今九十六、七%くらいじゃなかったかなと思うんで
すけど、そうなると本当に、前にも言ったんですけど、投資ができていかないということは、県内のインフ
ラ整備はそんなんな、もう県土整備部は要らなくなってしまうのと違うかなというぐらい、本当に緊縮、狭
められているという状況を、やはりこの辺を、強靭な県土をつくるためには、何らかの対策を講じていかな
いと、本当に三重県のそういうインフラが大丈夫かなという疑問を感じるんで、その辺の財政にきちっと対
策をしていかれるんか、いく自信はあるんかどうか、その辺はいかがですか。

○嶋田部長 まず、社会保障経費については、私ども、次の消費税10%になる、それは社会保障の安定財源
ということでありますので、そういったことにも期待をしていきたいなというふうに思うのが1点あります。
 あと、それまでの間なんですけれども、やはり今、全国のトレンドでいくと、公債費がよそに比べて高く
なっているというようなことですので、そこは若干の投資の抑制というのは、せざるを得ないのかなと。地
方財政計画で地方財政が成り立っとる以上、そういうことは考えていかなきゃならないのかと。
 ただ、委員が言われたように、何でも一律というんじゃなくて、その中で、やっぱりやるべきことはやる
ということ、優先度をきちっと判断して、必要な投資は引き続きやっていくというようなことを精査してい
かなければならないなというのが、基本的な考え方だと思います。

○奥野委員 よくわかりました。頑張ってください。
 部長、消費税の10%は余り期待せんと、現状で考えていくほうがベターかと思います。
 以上です。

○中嶋委員長 ほかに御質疑はございませんか。

           〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

〔閉会の宣言〕

 

三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。

予算決算常任委員長  中嶋 年規

 

 

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