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三重県議会 > 県議会の活動 > 委員会 > 委員会会議録 > 平成29年度 委員会会議録 > 平成30年3月14日 防災県土整備企業常任委員会予算決算常任委員会防災県土整備企業分科会 会議録

平成30年3月14日 防災県土整備企業常任委員会 予算決算常任委員会防災県土整備企業分科会 会議録

資料はこちら

防災県土整備企業常任委員会
予算決算常任委員会防災県土整備企業分科会

(開会中)
 


開催年月日   平成30年3月14日(水曜日)  午前10時0分~午後2時12分
会議室      202委員会室
出席委員     8名
           委員長     野口  正
           副委員長    中瀬古 初美
           委員       倉本 崇弘
           委員       小島 智子
           委員       大久保 孝栄
           委員       藤田 宜三
           委員       水谷  隆
           委員       山本  勝
欠席委員     なし

出席説明員     
    [県土整備部]
          部長                     水谷 優兆
          副部長(企画総務担当)         喜多 正幸
          副部長(公共事業総合政策担当)   渡辺 克己
          次長(道路整備担当)          志々田 武幸
          次長(流域整備担当)          吉田  勇
          次長(都市政策担当)          里  宏幸
          次長(住まい政策担当)         古川  万
          市町連携総括監             真弓 明光
          工事検査総括監             片山 靖浩
          県土整備総務課長             梅村 和弘
          県土整備財務課長             紀平 益美
          公共用地課長                大西 宏明
          公共事業運営課長             飯田 充孝
          技術管理課長                稗田 寿次郎
          建設業課長                 髙木 和広
          道路企画課長                井戸坂 威
          道路建設課長                中野 伸也
          道路管理課長                中平  弘
          河川課長                   松本 英之
          防災砂防課長                関  泰弘
          港湾・海岸課長               城本 典洋
          施設災害対策課長             梅谷 幸弘
          都市政策課長                枡屋  武
          景観まちづくり課長             山田  純
          下水道課長                 森  伸生
          建築開発課長                岡村 佳則
          住宅政策課長                長谷川 高史
          営繕課長                   杉野 健司
          建設企画監                 佐竹 元宏
          人権・危機管理監             寺  和奈
          建築審査監                 近藤 貴志
                                     その他関係職員
   [企業庁]
          企業庁長                  山神 秀次
          副庁長                    小野 美治
          次長                           森  高広
          企業総務課長                  米川 幸志
          財務管理課長                  池田 三貴次
          水道事業課長                   東海  明
          工業用水道事業課長             田中 利幸
          電気事業課長                  小森 健児
          機電管理監                    和田 泰史
          RDF発電監                     宮下 孝治
                                     その他関係職員
委員会書記
          議事課        主幹      吉川 幸伸
          企画法務課    主査      大森 貴仁
傍聴議員    なし
県政記者    1名
傍聴者      4名
議題及び協議事項
第1 分科会(県土整備部関係)
 1 議案の審査
 (1)議案第9号「平成30年度三重県一般会計予算」(関係分)
 (2)議案第20号「平成30年度三重県港湾整備事業特別会計予算」
 (3)議案第21号「平成30年度三重県流域下水道事業特別会計予算」
 (4)議案第2号「平成29年度三重県一般会計補正予算(第9号)」(関係分)
 (5)議案第4号「平成29年度三重県流域下水道事業特別会計補正予算(第3号)」
 (6)議案第81号「平成29年度三重県一般会計補正予算(第10号)」(関係分)
 (7)議案第91号「平成29年度三重県港湾整備事業特別会計補正予算(第2号)」
 (8)議案第92号「平成29年度三重県流域下水道事業特別会計補正予算(第4号)」
 (9)議案第52号「三重県屋外広告物条例の一部を改正する条例案」
 (10)議案第54号「三重県宅地開発事業の基準に関する条例の一部を改正する条例案」
 (11)議案第99号「三重県手数料条例の一部を改正する条例案」(関係分)
 (12)議案第66号「土木関係建設事業に対する市町の負担について」
 (13)議案第67号「北勢沿岸流域下水道(北部処理区)の維持管理に要する費用の市町負担の改定について」
 (14)議案第68号「北勢沿岸流域下水道(南部処理区)の維持管理に要する費用の市負担の改定について」
 (15)議案第69号「中勢沿岸流域下水道(雲出川左岸処理区)の維持管理に要する費用の市負担の改定について」
 (16)議案第70号「中勢沿岸流域下水道(松阪処理区)の維持管理に要する費用の市町負担の改定について」
 (17)議案第116号「土木関係建設事業に対する市町の負担について」
 2 所管事項の調査
 (1)三重県における補助金等の基本的な在り方等に関する条例の規定による提出資料について
第2 常任委員会(県土整備部関係)
 1 議案の審査
 (1)議案第51号「都市計画法の規定による開発行為の許可等の基準に関する条例の一部を改正する条例案」
 (2)議案第53号「三重県建築基準条例の一部を改正する条例案」
 (3)議案第71号「工事請負契約について(一般国道25号(五月橋)橋梁上部工工事)」
 (4)議案第72号「工事請負契約の変更について(一般国道169号(土場バイパス)道路改良(新土場トンネル(仮称))工事)」
 (5)議案第73号「工事請負契約の変更について(中勢沿岸流域下水道(志登茂川処理区)志登茂川浄化センター汚泥処理機械設備工事)」
 (6)議案第75号「損害賠償の額の決定及び和解について」
 2 所管事項の調査
 (1)『平成29年度「第二次三重県行財政改革取組」の進捗状況』における事務事業等の見直しについて(関係分)
 (2)開発許可に係る基準と土砂災害警戒区域等の指定に係る基準の運用等について改善を求める請願の処理状況について
 (3)平成28年度包括外部監査結果に対する対応結果及び平成29年度包括外部監査結果に対する対応方針
 (4)県営住宅の連帯保証人に係る要件の緩和について
 (5)三重県都市計画区域マスタープランの改定について
 (6)平成29年度及び平成30年度の主な完成予定事業について
 (7)審議会等の審議状況 
第3 分科会(企業庁関係)
 1 議案の審査
 (1)議案第22号「平成30年度三重県水道事業会計予算」
 (2)議案第23号「平成30年度三重県工業用水道事業会計予算」
 (3)議案第24号「平成30年度三重県電気事業会計予算」
 (4)議案第5号「平成29年度三重県水道事業会計補正予算(第3号)」
 (5)議案第6号「平成29年度三重県工業用水道事業会計補正予算(第3号)」
 (6)議案第7号「平成29年度三重県電気事業会計補正予算(第3号)」
 (7)議案第93号「平成29年度三重県水道事業会計補正予算(第4号)」
 (8)議案第94号「平成29年度三重県工業用水道事業会計補正予算(第4号)」
 (9)議案第95号「平成29年度三重県電気事業会計補正予算(第4号)」
 (10)議案第60号「三重県工業用水道条例の一部を改正する条例案」
第4 常任委員会(企業庁関係)
1 所管事項の調査
 (1)三重県企業庁経営計画の平成29年度取組概要について
 (2)RDF焼却・発電事業について
 (3)包括外部監査結果に対する対応結果について
2 今年度の委員会活動の振り返りについて

【会議の経過とその結果】

〔開会の宣言〕

第1 分科会(県土整備部関係)
 1 議案の審査
 (1)議案第9号「平成30年度三重県一般会計予算」(関係分)
 (2)議案第20号「平成30年度三重県港湾整備事業特別会計予算」
 (3)議案第21号「平成30年度三重県流域下水道事業特別会計予算」
 (4)議案第2号「平成29年度三重県一般会計補正予算(第9号)」(関係分)
 (5)議案第4号「平成29年度三重県流域下水道事業特別会計補正予算(第3号)」
 (6)議案第81号「平成29年度三重県一般会計補正予算(第10号)」(関係分)
 (7)議案第91号「平成29年度三重県港湾整備事業特別会計補正予算(第2号)」
 (8)議案第92号「平成29年度三重県流域下水道事業特別会計補正予算(第4号)」
    ア 当局から資料に基づき補充説明(水谷部長、喜多副部長)
    イ 質疑

○野口委員長 皆さんのほうから御質疑があればお願いいたします。
 質疑はありませんか。よろしいですか。

○大久保委員 7ページの洪水浸水想定区域図の作成についてなんですけれども、これは水系ごとに作成されるんですか。5河川、これは大体いつぐらいに作成される予定なんですかね。

○吉田次長 河川の洪水浸水想定区域図の作成でございますけれども、これまで平成13年の水防法の改正に基づいて順次進めてまいりましたけども、その後、平成27年5月に水防法が改正されまして、想定される最大の洪水を対象とした洪水浸水想定区域を定めなさいということになりました。
 今までのところ14河川で策定を進めておりまして、今回の補正予算と平成30年度当初予算をもちまして、熊野川を含めて水位周知河川が38河川ございますものですから、それら全ての洪水浸水想定区域で作成したいと考えております。

○大久保委員 ありがとうございます。そうしたら、ちょっと地元のことで恐縮ですけど、その中に新宮川水系というか熊野川水系と、志原川水系とかも入っているわけですか。

○吉田次長 志原川は産田川ということで入っております。

○大久保委員 ありがとうございます。そうしたら、志原川、産田川というと、前回出してもらったのが平成24年度やったかと思うんですけど、また新たなのを作成していただくということですね。

○吉田次長 これまでの浸水想定区域っていうのは、計画を対象とする工事に対しての想定をさせていただいておりましたけども、現在、水防法の改正によりまして、その地域で起こり得る最大の洪水が発生したときにどこまで浸水するかというような区域を示しなさいということでございますので、改めて策定をするということでございます。

○大久保委員 ありがとうございます。やはりこの洪水浸水想定区域図をつくっていただくことによって、地域の防災計画っていうのがよりしやすいと思いますので。今、たしか熊野川とか新宮川っていうんかな、その水系のが平成19年のものが出されていたと思うんですね。それは水害前のデータですので、なるべく早く出していただけるとやっぱり地域的にも助かると思いますので、今後また早急につくっていただけるようお願い申し上げて、要望とします。

○野口委員長 じゃ、要望ということでよろしいですね。ありがとうございます。
 他に御質疑はございませんか。

○小島委員 すみません、2点お願いします。
 1点は、9ページの木造住宅の耐震化に関してなんですけれども、実績に応じて目標を定めて進めていただくということやと思いますが、こっちのどんな方向で進めるかっていうところに、関係団体等と協力する等、これまで以上に効果的な戸別訪問に取り組みますというふうに書いていただいてあって、「えっ、戸別訪問」って思ったので、そのあたりのイメージをちょっとお聞かせいただきたいのが1点と、もう1点は、建設業を支える人材の確保は、すごく大事なことだというふうに思っています。建築科って四日市工業高校にしかないんですかね。なかなかないかなというふうに思うので、実際に建設業に直接入ってくる若い人材というのが不足するというのはもうよくわかっていますので、新事業として建設業理解促進事業というのを始めていただくというのは大変ありがたいなというふうに思っています。100万円ということなんですが、当然県教育委員会と連携をしながらということなんだろうとは思いますけれども、これは3段階に分かれています。知る、見る、体験する、実際行っていただくということです。
 その業者選定と受け入れ先の開発は、しながら進めていかれるのかなって、この3つを来年度中にずっと行くということなのかなっていう、そのあたりのタイムスケジュール感っていうんですかね、そのあたりについてお教えいただきたいと思います。

○古川次長 それでは、まず最初の木造住宅の戸別訪問のイメージについてお話しさせていただきます。
 まず、県ではそういう普及啓発が大事だということで、昭和56年以前の団地を中心にまず抽出して、その団地の方々に対して一戸一戸、県職員だけじゃなくて市町職員とか、あるいは建築士会とか建築士事務所協会といった関係団体の方を一緒に同行していただいて、おたくの家は診断をまず受けてくださいよとか、そういう話を一戸一戸に丁寧に説明に上がっているということで普及をしているということです。

○小島委員 いや、もう1点あります。

○野口委員長 よろしいですね。

○渡辺副部長 建設業理解促進事業につきましては、来年度、平成30年度の現在では単年度事業ということで、普通科高校から建設業へ就職されている高校を何校かピックアップさせていただいて、学校での授業であったり現場への案内をさせていただくっていうことで、1年間の事業として来年度やりたいというふうに思っております。
 あと、建設業団体と協調して、そういう現場であったり、出前授業で講師として建設業にお勤めの方に出前授業をしていただくっていうようなことを考えております。
 あと、教育委員会のほうとも学校選定等に当たりましては協力していただいて、学校選定をしていきたいというふうに思っております。
 以上です。

○小島委員 承知いたしました。1点目の戸別訪問について、そんな丁寧にやっていただいているんだなというふうに改めて思ったところですけれども、お進めいただきたいと思います。
 2つ目の高校へのというところについては、単年度で果たしてどれだけの普及啓発ができるのかなっていうふうには思いますけれども、やっていただいて効果をはかっていただいたりしながら、また必要とあらば、できるだけ多くの若者たちに、建設業とはどういうものかということは、イメージがないと思いますので、お伝えをいただかないと、本当に人材確保は困難になってくるなということが容易に想像される昨今ですので、しっかり検証いただきたいなというふうに思います。
 また、どういうところにどういうふうに入っているかということを年度途中でもお教えいただけたらなと思いますが、お願いできますでしょうか。

○水谷部長 実施状況については節目ごとに報告をさせていただきたいと思っています。

○小島委員 ありがとうございます。

○水谷部長 単年度ということで、委員言われるように、単年度やって決してこれで効果が得られるものではないんですけども、今まではずっと工業系の建築系、土木系の高校に向かっては業界団体とともにやってきて、初めは県と業界団体と一緒にやってきて、今は業界団体だけでもそういうことがやってもらえるようになってきました。
 同様に、普通科高校の生徒対象のものについても、来年度は県の事業として業界団体と一緒にやって、再来年度以降はぜひとも業界団体独自でということで、新たな取組ですので、とりあえず来年度は協調ですけども、再来年度以降は業界団体独自の取組としてもらえるように来年度中には仕立てていきたいと思っています。

○小島委員 わかりました。ぜひしっかりと。団体も自助努力が大変必要だというふうに思いますので、お進めいただけたらと思います。
 これはここで言うべきことではないのかもしれませんが、高校の中退者が気になっていますが、彼らの職業選択の幅としても考えられるのではないかなというふうに思いますので、そのあたり、この事業を進める中でぜひ県教育委員会と連携をとっていただきたいなということを要望して終わります。

○野口委員長 要望ということでよろしいですね。

○小島委員 はい。

○野口委員長 ありがとうございます。

○山本委員 8ページのところの迫りくる大規模地震・津波への対応のところで、特に今回は海岸堤防の地震・津波対策って本当に20億円と、大変予算をつけていただいて事業をやっていただくということでは、大変、ある面では的を射たような事業をやっていただいておるなと、こう思います。
 その中で、特に地震対策のところと、それから津波対策の海岸堤防強靭化対策ということで2点挙がっていますけど、この地震対策のところは城南第一地区海岸以下5地区って海岸堤防があるんですけども、この辺のところ、この5地区の詳細を教えていただけますやろか。

○吉田次長 この城南第一地区海岸ほか5地区海岸の内訳でございますけれども、1つは川越町の川越地区海岸のほうで、それから津北部地域海岸の上野地区海岸のほう、それから志摩のほうですけど的矢港海岸のほうと、あとこれも志摩のほうですけど南張地区海岸、この計5地区を今考えております。

○山本委員 ありがとうございます。これでこの海岸、今5つ挙げていただきましたんやけども、主に老朽化しとるところを直すようなこともあるかもわかりませんし、また液状化で堤防が流れていくっていうようなこともあるかもわからんけど、この辺のところは、ある意味で基準はどういう対応で5地区を選ばれたんかな。

○吉田次長 基本的にはやっぱり老朽化でありますとか、堤防の高さが基準に比較して低いところなんかの改良にあわせてこの耐震化を進めているということでございます。

○山本委員 どうもありがとうございました。特に北部のほうはやっぱり液状化を大変心配して、堤防ごと流されるという、こんなようなことが想定をされますので、老朽化のほうもいろいろありですけど、これは予算規模ってどのくらいをトータルして上げたんですか。

○吉田次長 予算規模というと全体……。

○山本委員 全体は20億円ですけど、上の地震対策のほうで、この辺は5地区トータルでどのくらい上がっておんのかな。

○吉田次長 5地区……、ちょっと済みません。詳細をもう少し調べさせていただいてからお答えさせていただきたいと思います。済みません。

          〔「もう少し時間をいただければ」の声あり〕

○山本委員 結構でございますので。それじゃ、また後でいただくということで。
 本当にようけ予算をつけていただくということでは、まだまだ海岸堤防、いろいろあちらこちらにそんなような事例がありますので、どうぞまたよろしくお願いしたいと思いますが、また後で聞かせていただきますので。

○野口委員長 よろしいですか。

○山本委員 結構です。

○水谷委員 少し聞かさせていただきたいのと、要望をお願いしたいと思います。
 非常に財政の厳しい中で、一般会計で5%アップ、トータルで3%アップということで、非常にありがたい予算を組んでいただいていると思っております。また、安全・安心に対する取組、これは非常に重要でございますので、そういったことについても大規模地震あるいは台風とか集中豪雨に関連するところも組んでいただいて非常にありがたく思っておりますけれども、5ページのいつも私が言っている高規格道路と県管理道路、あるいは道路の整備というようなところでちょっとお聞かせを願いたいんですけども。
まず、東海環状自動車道ばかり言っているんですけども、昨年の暮れに、平成36年、36年はもうないんで、2024年に大安インターチェンジから北勢インターチェンジまでの供用をすることが表明されましたけれども、私としては、表明していただいたことについては非常にありがたいんですけども、余りにも遅いと。これは恐らく部長も同じ感じやと思うんですけどね。一生懸命我々は、市町、あるいは岐阜県、そしてそれぞれの企業とともにしっかりと要望を出してきておるわけですけども、そういった点では非常に不満が残るわけですけども、これを何とか少しでも早目に完成をしていただきたいというのは強い要望でございます。
 中部経済新聞にも、2月末かな、雇用経済部の部長がいろいろインタビューを受けておりましたけれども、その中で、当然、東海環状自動車道の、非常にこれが完成することによりまして企業誘致が進んでいくということも載っておりました。その中で、いなべ市、東員町に少しずつ大型の企業が来ておるわけですよね。特にいなべ市なんかはもう工業団地がなくなってきていると。これをさらにつくっていくためには、この東海環状自動車道が少しでも早く完成するというのが非常に大きなインパクトを与えるんですよ。これによって北部は、僕はさらに企業が来ると思うんですよ。そして、それが三重県の非常に厳しい中での税収アップ、特に本社機能を持ったところがこういうところに来れば非常にありがたいと思っているんで。そういうところを非常に宣伝してみえましたんですけども、格好よく言っている割には道路整備が遅れているということなんですよ。だからここを、我々も頑張りますけども、ぜひ部長、3月で終わるかもしれませんので、そこは多分終わってもどこかで頑張ると思うんで、そういった面においてもぜひ進めていただきたいというのが1点です。
 それから、県管理道路で、いろいろどこどこをやるというふうに書いてみえます。それと、老朽化した道路の補修、こういった点も、手前みそですけれども、北勢地域しか知りませんので、そちらばかり見とるわけですけれども、非常に道路整備が遅いんですよね。北勢バイパスにしてもそうだし、それから道路の傷んでいるところの補修。
たら、やっぱり北勢地区僕はすけれども、やっていただいて効果を計これは何でかといったら、やっぱり北勢地域っていうのは、申しわけないけども、非常に企業が今活発になってきております、大型トラック、ダンプカーが相当走っているんですよ。特にいなべ市の山のほうから土砂を運んでくる、東海環状自動車道に対するコンクリート会社もあります。そういうところがものすごく大型のトラックで走っとるんですよ。相当傷んできているんですよね。だから、やっぱりこういうところに目を向けて、優先順位を決めてやっていくというふうに聞いておりますけども、この辺もしっかりと見ていただいて、進めていただきたいと思うんですよ。
 そういう県管理道路をどういうふうに進めていくかというのはいろいろあるんでしょうけども、1年間私も副議長をさせていただいていまして、非常に要望が多い。めちゃくちゃ要望が多いんですよ。多くたって一部しかできていないんですよね。東海環状自動車道の東員インターチェンジだって、私が議員になった平成15年にはもう橋脚が建っていたんですよ、あれは。それから十何年たってやっとできたわけですから。
 そういう意味において、この道路補修についても部長として今後どういうふうに優先順位を決めて進めていくかということも含めて、ちょっとその辺を教えていただきたい。

○水谷部長 本当に皆さんには特に道路整備については常に御理解というか要望、県としての促進、推進のための取組、活動にも御支援いただいていることには本当に感謝を申し上げたいと思います。そういう中で、なかなか進んでいかないということについては申しわけないなというふうに思っております。
 今回、東海環状自動車道の件につきましても、委員から御紹介がありましたように、財政投融資が出てくるということで、予算額の先が見える状況になったっていう中でああいう目標が公表されました。ということで、やっぱり国としても予算の担保ができないとなかなか目標設定ができないっていう状況にあって、今ある予算の中で最大限前倒しできるのがあそこで公表された平成36年っていう数字かなっていうふうに思っていますし、もう一つは、あの区間にも若干まだ用地が残っているところもありますので、その用地の手当てとかいろんなことを考えてみると、それが最速の絵なのかなというところで公表されたんだろうなというふうに理解をしております。
 ただ、委員が言われましたように、随分まだまだ先の予定になっていますので、いろんな取組、用地を少しでも早く片づけるとか、あるいは我々として、全体として道路予算の確保に向けての取組を進めることによって、まだまだ前倒しができる目標になっていると思っていますので、少しでも前倒しができるような取組を引き続きやっていきたいと思っています。
 東海環状自動車道の道路整備における様々な効果、産業面の効果でありますとか医療面の効果についても、いろんな資料をそろえて国のほうへも要望に行っていまして、国としても非常にそこのところは理解をしていただいていまして、全国の中でもそういうものが確実に期待できる道路であるっていうことは認識をしていただいていますので、今言いましたように、予算の確保の方法、確保に向かっての取組、あるいはその用地を一日でも早く片づけるっていうことをやっていけば、必ず前倒しの候補には挙げてもらえる路線になっていると思っていますので、引き続きそこについては一生懸命取り組んでいきたいなっていうふうに思っています。
 あと、北勢地域の、特に直轄関係の道路で、なかなか前へ進まないものについては、まずはやっぱり予算が確保できていないっていうこととか、地域の様々な状況に応じて加速できないような状況もあるんですけども、その辺のことについては直轄、国のほうに任せ切りではなくて、県としても地元へ少しでも多く入って、細かな調整事にも県としても主体的に動いていきたいと思っていますので。少しずつ次の展開が見えるようなところへ、各箇所、見えてきていますので、引き続きそういう取組をやりながら、確実に予算消化ができる路線なんですよっていうことを国に訴えることによって予算の確保にもつなげていきたいなというふうに思っています。
 それから、県管理道路についても皆さんからたくさんの御要望をいただいています。我々としてもまだまだ道路整備は道半ばと思っていますし、今委員からも御指摘がありましたように、ただただ未改良というだけではなくて、改良済みのところであっても道路の使い方、車の大型化でありますとか様々な使われ方も変わってきていますし、皆さんの利用の仕方、学校とかそういう関係で歩行者の方が今まで以上に増えてきたとか、そういうところもあるので、地域の状況をしっかり見ながら、地域の困り事、要望に応じた柔軟な取組で、少しでも成果が早期に発現できるような、一元的な、画一的な取組じゃなくて、やっぱりそれぞれの地域に応じた取組をやることによって効果の早期発現に取り組んでいきたいと思っていますし、維持管理についても限られた予算の中でやっていきますので、特に県全体としての優先順位を見ながら、地域に任せる部分と県全体としての優先順位の中で、県全体を見ながらコントロールしていける部分とを切り分けながら適切にやっていきたいなと思っていますので、引き続きの御支援をよろしくお願いします。

○水谷委員 ありがとうございました。非常に道路整備はお金がかかるんで大変だと思いますけども、例えばいなべ市のほうなんかでも、バイパスができて途中でぽんととまってしまっておるわけですよ。それ以降十何年たってもまだできていない。そうするとその集落の人が困るんですよ。そこまでは来るけども、そこからはどっちへ行くかということで、脇道を走ってみんな行くもんで、非常に危険な状況になっているというところもありますんで、そういった点もよく調査していただいて、いろいろと進めていただきたいなというふうに思います。
 以上です。よろしくお願いします。

○野口委員長 よろしいですか。

○水谷委員 はい。

○野口委員長 ほかに質疑はございませんか。

○藤田委員 今、部長から道路のことで詳しくお話をいただいて、本当にありがたいなというふうに思っております。
 水谷委員がおっしゃったように、特に北勢地域は、三重県の産業を本当に下支えしておるというふうにある意味自負をしておりますが、そういう中で、北勢バイパス、それからその延長の鈴鹿四日市道路は、残念ながら白の丸になっておりまして、未事業化区間になっております。
 今の名四国道の混雑、現状を考えたときに、やっぱり産業への効果ということを考えたときに、北勢バイパス、それから延長して中勢バイパスへつなげていくというこのあたりは、やっぱり非常に重要になりつつあるのかなというふうに思っております。そういう点で、この未事業化区間を事業化区間にしていくための県としての今後の方向性みたいなものをちょっとお聞かせいただきたいなというふうに思います。

○水谷部長 御指摘のように、鈴鹿四日市道路がまだ未事業化区間になっています。この工区は、御存じのように、国の中においては北勢バイパスの4工区という位置づけになっております。北勢バイパスについては、まだその北側にある3工区について全く未着手の状況になっていますので、なかなか北勢バイパス4工区という位置づけでの事業化は難しいという判断で、昨年度から鈴鹿四日市道路という新たな路線名を提案し、国にも理解をいただいて、北勢バイパスと切り離した要望活動に昨年度から取り組んでおるところです。
 そういう視点を変えるようにしたもとというか根拠は、御存じのように中勢バイパスで一定の整備が進んできましたので。来年度中には7工区が完成をし、おおむね鈴鹿市内のところは完成していく。残り4工区だけになります。そういう状況の中で、せっかく整備してもらった重要な資源である中勢バイパスの松阪から5工区までの区間をより有効に活用するためにも、鈴鹿四日市道路として北勢バイパスから切り離した道路の位置づけ、国道1号へ直結する道路という位置づけで要望活動を展開してきたり、その道路の重要性を説明することによって、より事業化につながるのでないかという判断の中でそういう取組を昨年度からやっていまして、国においても一定の理解をしていただいていまして、鈴鹿四日市道路という名前が定着しつつあります。
 そういうことで、中勢バイパスの延伸区間という位置づけで引き続き要望していきたいと思っていますし、要望に当たっては、鈴鹿市内で様々な企業から現にそこの道路を使われる企業への働きかけもしまして、来年度以降も引き続き国に向かって、早期事業化に向けての要望活動をやっていきたいと思っていますので、御理解いただきたいと思います。

○藤田委員 ありがとうございます。ぜひ前向きに進めていただきますように。地元も一生懸命になって頑張ってやりますので、よろしくお願いをいたします。
 以上です。

○野口委員長 ありがとうございます。
 ほかに御質疑は。

○大久保委員 そうしたら、その一番下の点々と丸々が一番大きいところ、長いところはやはり東紀州の最南端ということになると思うんですが、三重県議会も北勢の人も全体のことを見ていただけるということなので、これからもまた議論をさせていただきたいところですが、今回、和歌山県側は採択されましたので、あともう残りがこの未事業化区間、この1カ所大きなところになるんですけれども、またこれも来年度、地元も一生懸命要望活動をさらに力を強めてやっていきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いしたいと思います。そのためには、やはり新宮紀宝道路、熊野道路と、尾鷲が今進んでくれているので、そのことにまた来年も一生懸命頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
 それと1つ、先ほどの山本勝委員のことでの関連なんですけれども、無堤防区間の話なんですが、それの状況がどうなっているのか、来年度どうしていくっていうのがちょっとこの文章全体から読み取れていなかったので、その無堤防区間についてどういうことを来年度していただけるのかちょっと教えていただきたいんですが。

○水谷部長 それでは道路の関係から。
 委員御指摘のように、まず御浜町を中心とした部分の未事業化区間、そこの早期事業化に向けては、今現在用地買収に取り組んでいます北側の熊野道路と新宮紀宝道路の用地を少しでも早く片づけて、工事着手をしてもらう。あそこで何とか工事に着手することがまずは一番の早期事業化に向けての取組だと思っていまして、今年度の新宮紀宝道路と熊野道路を合わせて、あの地域、あの地域でという言い方も変なんですけども、20億円の用地買収が終わりました。
 来年度は合わせて40億円程度の用地買収のための予算がつくと見込まれていますので、それが確実に消化できるような体制を整えて、少しでも早くまとまった工事着手ができる用地の確保をして、何とか、できれば来年度中にはどこかでつち音を立てていただけるような取組を進めることによって、未事業化区間の早期着工につなげていきたいなっていうふうに考えていますし、未事業化区間の重要性、あの道路の整備をすることによる地域への様々な効果については、引き続き地元の方のお力もお借りしながら国に訴えていきたいと思っていますので、御支援をお願いしたいと思います。
 無堤防区間のことについては担当のほうから説明させてもらいます。

○吉田次長 南のほうの七里御浜のほうの無堤防区間につきましては、今年度、有馬海岸のほうを完成させていただく予定にしております。引き続き南のほうは、順次予算を確保しながら進めさせていただきたいと思いますし、今、井田地区海岸のほうで熊野川の堆積土砂を入れていただいた養浜を一生懸命進めさせていただくところも、一応県の予算がなかなか追いつかないんでっていうこともあったもんですから、来年度はそういう予算も確保しながら進めさせていただきたいと考えてございます。

○大久保委員 ありがとうございます。道路の関係では本当に待ったなしの状態にはなっているので、地元としても協力できていくようにまた頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 それから無堤防区間ですけれども、熊野市のほうは完成予定ということで、ありがとうございます。あと、御浜町のほうの残っている部分をやはり早急にしていただきたいというのが地元の方の切なる思いなので、また引き続き、なるべく早く進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
 やはり災害がもう目の前に来ると思っているので、何もかもが急がなくてはいけないんですけれども、やはり目に見える形で進んでいくと地元の方も安心すると思いますので、そういう安心と安全を保ちながら進めていっていただきたいと思います。
 それから、国道42号の御浜町の、前に「らーめん 睦」ってあったところがあるんですが、そこがもう、ちょっとの波でも国道42号に今、波がかかる状態になっているんですね。そこの堤防がかなり低いわけなんです。だから、あれを国に要望していきたいなと思っているんですけれども、そこの堤防をやはりかさ上げしていただくことがこれから大事になってくるんじゃないかなと思って、それに関連して何かその周辺の整備ができると一番いいんじゃないかなと考えたりもしていますので、また今後ともお願いしたいと思います。
 以上です。

○野口委員長 要望でよろしいですね。

○大久保委員 以上です。はい、要望で。

○野口委員長 ありがとうございます。

○大久保委員 お願いします。

○野口委員長 ほかに質疑はありませんか。

○倉本委員 指定管理者のところで1点、確認をさせていただきたいんですが、三重県流域下水道施設についてはいいんですけど、県営住宅に関してなんですけど、ひょっとしたら募集の条件っていうのはまだ本格的にはこれからなのかもしれませんが、募集をする際に、せっかく公募をしても応募者が1者であるとか2者であるとかっていうふうに限定されてしまうと、余り意味がないと思うんですね。そのあたりでの募集の考え方と、今、仮に募集の条件がほぼ固まっているのであれば、現状において何者ぐらい。地域要件もつけてもらうっていうことなので、地域要件をつけてしっかりと数が確保できているのか、その辺の見通しというか、状況を教えてもらえると助かります。

○古川次長 前回の公募の際、5年前につきましては、地域要件において三重県内に本店を有する法人というふうに限定していたんですけども、それから今回は、三重県に本店または事務所等、支店とかそういうのもオーケーですよっていう形で緩和はしております。
 ただ、応募がどれぐらい来るかっていう見通しについては、実は前回の絞っていたっていうのもあってかどうか、各ブロックで1事業者だけでしたので、そこをもう少し広げたいなという意味で、今のような形で広げているという案は今考えているところです。

○倉本委員 御努力いただいているっていうことなんですが、結果としてきちんとした競争原理が働かないと、公募をしても指名しているのとほぼ同じことになってしまうので、その辺のところは今後条件をさらに詰めていく中で、しっかりと募集がしてもらえるような状況を。地域要件をつけていくっていうのも重要なことかもしれませんけど、そこに加えてしっかりと応募者の数を確保していくっていうこともあわせて考えていただければなと思います。
 以上です。

○野口委員長 意見、要望でよろしいですね。

○倉本委員 はい。

○野口委員長 ほかに御質疑はありませんか。

○中瀬古副委員長 済みません。本当に住民の皆さん、県民の皆さんの安全・安心のために、この県財政の中ですが、しっかりと予算をつけていただいていることをありがたく思います。
 そんな中で、台風21号が本当に甚大な被害をもたらしました。その中でもいろいろと治山・治水の事業、河川の事業をしていただいておりますけれども、被害のあった、例えば護岸工事がされている中での本当に土砂災害があったところ、そういうところになりますと、下流の域の住民の皆さんの安全というものがありますし、また、今は本当にどの時期ということなく、年間通じて本当に甚大なる豪雨などもある中で、例えば遅い時期にそういう豪雨が今回のようにあると、どうしても査定があって、その後の作業としまして内水面であったりとか漁協の問題があったりとかっていうところで、なかなか工事に着工できないっていう現実的な問題もあろうかと思うんですけれども、そうなってくるとどうしても時期がずれてきて、次の年度の、そしてまた後半でないとなかなか着工できないっていうことになってきますと、またもう一度大きな被害となってしまうという可能性が非常に大きいっていうふうに思うんです。
 そうなると、せっかくの事業を進めていくとか、予防のためにとか、それをしっかり直さないといけないというところのことが遅くなると、結局それがまた後手に回ってしまう、また地域の住民の方々の安全・安心の不安感につながってしまうっていうところがすごくあると思うんですね。
 そのあたりの川の権利といいますか、いわゆる内水面とかそういうところとの連携といいますか、話ができるとか、工事がもうちょっと早くにできるような方法とかそういうところっていうのは、この事業の中でとか、どんなふうに考えられていって、発展的なところになっていくのかっていうことをお聞きしたいんですが。

○水谷部長 委員が言われるように、実施時期が遅れて、手だてをせずに放置したがために災害が増えるというようなことがあるのが一番困ることになるんですけども、我々としましては、災害復旧の中でも応急仮工事でありますとか、応急仮工事においてとにかく増破、それ以上災害が広がることを防ぐ方法でありますとか、あるいは一定規模以上のものになっていけば、応急本工事ということで、災害査定とかそういう手続を踏むことなく復旧工事に着手できるいろんな仕組みもありますので、その辺のところを最大限活用しながら、早期の復旧には取り組んでいきたいと思っています。
 ただ、委員御指摘のように、例えば川であれば、内水面漁協とかいろんな権利を持ってみえる方もおります。そこら辺のところについても、日ごろの通常の河川改修事業の中で、様々な関係とか良好な関係とか御理解もいただきながらやっていますので、とにかくそういうことが発生した場合には、早目早目に情報を共有しながら、着手時期についても早く協議をして、御心配になっているようなことが発生しないような、可能な範囲の中で仮工事をするとかいろんな仕組みを使いながらですし、現場においてもいろんな工夫をしながらやっていきたいと思っています。
 川を利用していただいている方が心配なのは、特に環境面のところが多いので、それについては我々としても今までのノウハウの中で様々な対策を講じる方法も持っていますし、それらを災害事業においても活用することについては災害の中でも認められている部分がたくさんあるので、しっかりと取り組んでいきたいと思っています。

○中瀬古副委員長 ありがとうございます。しっかり聞かせていただきまして、本当にいろんなノウハウを持っていらっしゃる中ですので、より本当に住民の方々の安全であったりとか、また、河川の、川だけでなくその先にはやっぱり海があるっていうところを考えて、環境面のことも聞かせていただきましたので、よろしくお願いいたします。
 それから、済みません、もう1点なんですけれども、堆積土砂の撤去に関しまして、優先度を関係市町と検討しながら実施というところで、やはり本当に効果的にそれがまた発揮できるっていうことでもすごくあると思うんです。ただ、その堆積土砂の撤去はできるけれども、それを次、どこに集積っていうところが大きな課題になっているところもやっぱりあるかと思いますし、実際そういうことも聞かせていただくことがあるんですけれども、このことにつきましても、やっぱりこれも市町との検討でその先を考えて決められていくと、そういうふうな理解でしょうか。

○水谷部長 撤去する以上はどこかへ処分する場所が必要になってくるので、撤去するためのそこの場所で堆積土砂を取るかどうかの判断の中には、残土処分地が確保できているかどうかというのが重要な要素になります。
 そこの部分が何となく光が当たってうまくいっていないんじゃないかっていうように思われがちなんですけども、毎年毎年こうやって一定規模の予算を積まさせていただいて、堆積土砂撤去を進めているんですけども、残土処分地が見つからずに減額したというか予算が余ったというか、そういうところは全くなくて、確実に予算を消化できるだけの残土処分地は確保していますので、そこで余り大丈夫なのって御心配していただくことはないのかなっていうふうには思っています。

○中瀬古副委員長 ありがとうございます。よろしくお願いいたします。
 以上です。

○野口委員長 ほかに御質疑はありませんか。

          〔「ございません」の声あり〕

○野口委員長 よろしいですね。

○吉田次長 済みません、ちょっと口を挟みまして。
 先ほど山本委員から御質問があった地震対策の予算でございますけれども、これは補助事業のほうで今検討させていただいておりますので、国の予算がまだ確定していませんのではっきりしたことは申し上げにくいんですけども、現在は県の予算としましては約9億円ほどを計上させていただいております。
 以上でございます。済みません。

○野口委員長 よろしいですか。

          〔「はい」の声あり〕

○野口委員長 ほかに御質疑はありませんか。

          〔発言の声なし〕

○野口委員長 ありませんね。
 なければ、これで本議案に対する質疑を終了いたします。
    ウ 委員間討議     なし
    エ 討論          なし
    オ 採決                議案第9号(関係分)     挙手(全員)    可決
                         議案第20号           挙手(全員)    可決
                         議案第21号           挙手(全員)    可決
                         議案第2号(関係分)     挙手(全員)    可決
                         議案第4号            挙手(全員)    可決
                         議案第81号(関係分)    挙手(全員)    可決
                         議案第91号           挙手(全員)    可決
                         議案第92号           挙手(全員)    可決

 (9)議案第52号「三重県屋外広告物条例の一部を改正する条例案」
 (10)議案第54号「三重県宅地開発事業の基準に関する条例の一部を改正する条例案」
 (11)議案第99号「三重県手数料条例の一部を改正する条例案」(関係分)
    ア 当局から資料に基づき補充説明(里次長、古川次長)
    イ 質疑

○野口委員長 これより御質疑があればお願いいたします。

○藤田委員 済みません、この5000円と、それから18万円の具体的な計算式を教えてもらえますか。

○古川次長 それぞれ三重県職員の平均給与単価ということで、4530円というのが時間単価になっております。5000円の場合であれば、こちらは65分の審査時間を要するということで掛け算をして、4530円掛ける1時間ちょっとということで5000円ということです。もう一つの4000円については、4530円掛ける55分、1時間足らずということですね。そちらで計算しております。

○藤田委員 なるほど。

          〔「18万の……」の声あり〕

○藤田委員 18万円は。

○古川次長 18万円につきましては、こちらも4530円に29.7時間を掛けて計算しておるのに加えて、こちら有識者を集めて建築審査会とかを開きますので、そちらのほうに払う報酬であったり旅費、そういうのも加算しております。
 以上です。

○藤田委員 わかりました。5000円と18万円のこの金額の差が大きいものですから、どういう内容かなというふうに疑問に思いましたので、聞かせていただきました。
 そうすると、これは平均給与が変わると変わり得るというふうに理解していいんですか。

○古川次長 昨年度来の額もそんなに変わっていないということで、ここ数年は変えていませんが、必要に応じて、大きく変わればまた見直したいというふうに考えております。

○藤田委員 ありがとうございました。以上です。

○野口委員長 よろしいですか。
 ほかにございませんか。

○小島委員 議案第52号の屋外広告物のことで教えていただきたいんですけど、今、禁止地域とされているところに公共案内図板は立っているんですか。

○里次長 国や地方公共団体が立てる公共案内図板、これは禁止地域でも許可なしで立てることができることになっております。

○小島委員 そうすると、今、既存で立っているものに、どこかが広告を出すということが、お金を払いますよということで許可されることになるという理解でよろしいですか。

○里次長 そういうケースもあろうかと思いますが、観光客が増えてくる、特に外国の方も増えてくる、そういったときに多言語の案内図板が今後必要になってくるであろうと。こういった財政状況のときでもありますので、広告料収入を設置あるいは維持管理に使えるのであれば、いいですよと。従来は民間のそういう一般広告物は禁止地域には立てられませんでしたけれども、公共案内掲示板であればいいですよというふうな規制緩和をしているということでございます。

○小島委員 そうすると、そういうことができるようになるということについては周知をしていただいて、こういうふうになりますということで積極的に立てていただくということだと思うんですが、条例が可決されたとして、そのあたりの周知というのは、業界のほうにこういうことでオーケーですよということでされるということですね。

○里次長 業界のほうもそうですし、公共団体もそういうチャンスがありますので、そちらへも周知等をしていきたいと考えております。

○野口委員長 よろしいですか。
 ほかにございませんか。
 よろしいですね。

          〔「なし」の声あり〕

○野口委員長 なければ、これで本議案に対する質疑を終了いたします。
    ウ 委員間討議      なし
    エ 討論             なし
    オ 採決             議案第52号             挙手(全員)   可決
                        議案第54号             挙手(全員)   可決
                        議案第99号(関係分)      挙手(全員)     可決

 (12)議案第66号「土木関係建設事業に対する市町の負担について」
 (13)議案第67号「北勢沿岸流域下水道(北部処理区)の維持管理に要する費用の市町負担の改定に
    ついて」
 (14)議案第68号「北勢沿岸流域下水道(南部処理区)の維持管理に要する費用の市負担の改定につ
    いて」
 (15)議案第69号「中勢沿岸流域下水道(雲出川左岸処理区)の維持管理に要する費用の市負担の改
    定について」
 (16)議案第70号「中勢沿岸流域下水道(松阪処理区)の維持管理に要する費用の市町負担の改定に
    ついて」
 (17)議案第116号「土木関係建設事業に対する市町の負担について」
    ア 当局から資料に基づき補充説明(里次長)
    イ 質疑             なし
    ウ 委員間討議     なし
    エ 討論            なし
    オ 採決           議案第66号   挙手(全員)   可決
                       議案第67号   挙手(全員)   可決
                       議案第68号   挙手(全員)   可決
                       議案第69号   挙手(全員)   可決
                       議案第70号   挙手(全員)   可決
                       議案第116号   挙手(全員)   可決

 2 所管事項の調査
 (1)三重県における補助金等の基本的な在り方等に関する条例の規定による提出資料について
    ア 当局から資料に基づき説明(喜多副部長)
    イ 質問      なし

 3 委員間討議
 (1)執行部に処理経過の報告を求める事項  なし

第2 常任委員会(県土整備部関係)
 1 議案の審査
 (1)議案第51号「都市計画法の規定による開発行為の許可等の基準に関する条例の一部を改正する
    条例案」
 (2)議案第53号「三重県建築基準条例の一部を改正する条例案」
    ア 当局から資料に基づき補充説明(古川次長)
    イ 質疑          なし
    ウ 委員間討議    なし
    エ 討論          なし
    オ 採決          議案第51号    挙手(全員)   可決
                     議案第53号    挙手(全員)   可決

 (3)議案第71号「工事請負契約について(一般国道25号(五月橋)橋梁上部工工事)」
 (4)議案第72号「工事請負契約の変更について(一般国道169号(土場バイパス)道路改良(新土
    場トンネル(仮称)工事)」
 (5)議案第73号「工事請負契約の変更について(中勢沿岸流域下水道(志登茂川処理区)志登茂川
    浄化センター汚泥処理機械設備工事」
 (6)議案第75号「損害賠償の額の決定及び和解について」
    ア 当局から資料に基づき補充説明(志々田次長、里次長)
    イ 質疑

○野口委員長 御質疑があればお願いいたします。

○藤田委員 トンネルの工事なんですが、調査をしたときと実際掘ってみたときに岩質が違うと書いてあるんですが、これは岩ですよね。岩って恐らく地殻変動ででき上がってきておると思うんですが、長さがどれぐらいあるのかわかりませんが、その間にそんな大きな変化が起こり得るんですか。調査っていうのは何カ所ぐらいやられたんですか。

○志々田次長 お答えいたします。
 トンネルの計画線は405メートルございまして、事前の調査としては直接掘って調査するボーリング調査を、水平については坑口から100メートル、あと鉛直ボーリングも、坑口付近になりますが、4カ所やっております。どうしても中の部分につきましては直接調査することができないので、そこについては弾性波調査という非破壊の調査を行って想定はしておるんですが、実際に掘削を進めていきますと、当初想定したものよりはもろい岩質であったことから、トンネルの補強が必要となったということになります。

○藤田委員 補強は何メートルされたんですか。

○志々田次長 補強につきましては、もともとトンネル全体につきまして、補強として岩の中にロックボルトと言われる鉄骨を入れるものだとか、表面をコンクリートで覆うような補強を想定はしておったんですけど、今回、岩質が変わったことによって、その入れる密度だとか厚さ、あるいはトンネルの下側も補強しないともたないという結果が出まして、下側もコンクリートで補強するというような対策を行っております。

○藤田委員 それはもう405メートルにわたって全部やったということなんですか。

○中野課長 全体で405メートルのうち、196メートルをそういう強いものにする必要がありました。

○藤田委員 わかりました。
 最後なんですが、じゃ、岩の種類。どういう種類で当初はあったんだけども、弱い種類になったんだろうというふうに思いますが、岩の種類はどういう種類ですか。

○中野課長 岩の種類はちょっとはっきりとデータは持っていないんですけれども、トンネルにおきましては、先ほど次長が説明しましたようにボーリングとか弾性波調査をして、施工中にその掘削面を確認してそれを判断していくという手法で判定しておりますもので、それを現地で確認した結果でございます。

○藤田委員 わかりました。1億円という1割も増額していたもんですから、ちょっとつい聞いてしまいました。ありがとうございました。

○野口委員長 よろしいですか。

○藤田委員 はい。

○野口委員長 ほかに質疑はございませんか。よろしいですね。

          〔「なし」の声あり〕
 なければ、これで本議案に対する質疑を終了いたします。
    ウ 委員間討議   なし
    エ 討論          なし
    オ 採決           議案第71号   挙手(全員)   可決
                     議案第72号   挙手(全員)   可決
                     議案第73号   挙手(全員)   可決
                     議案第75号   挙手(全員)   可決

 2 所管事項の調査
 (1)『平成29年度「第二次三重県行財政改革取組」の進捗状況』における事務事業等の見直しにつ
    いて(関係分)
 (2)開発許可に係る基準と土砂災害警戒区域等の指定に係る基準の運用等について改善を求める請
    願の処理状況について
    ア 当局から資料に基づき説明(喜多副部長、吉田次長)
    イ 質問      なし

 (3)平成28年度包括外部監査結果に対する対応結果及び平成29年度包括外部監査結果に対する対応
    方針
 (4)県営住宅の連帯保証人に係る要件の緩和について
    ア 当局から資料に基づき説明(喜多副部長、古川次長)
    イ 質問

○野口委員長 御質問等がありましたらお願いいたします。よろしいですか。

○藤田委員 平成29年度包括外部監査の結果報告書をいただいたんですが、こっちの監査のほうからいただいた中に、みえ県民力ビジョン・第二次行動計画の中の目標指標があって、5.1を上回っていますっていう結果は出ているんですが、この意見によりますと、平均値で出しているんではないかと。そうすると、もっといいところもあるんだろうけども、もっと悪いところも現実としてあるんじゃないかと。そのことに対しての対策をやるべきではないかっていう、対策というか、指数の見方というか、対応の仕方というのが御指摘されているんですが、ここら辺はどんなふうに今後されていこうとしてみえんのやろ。

○水谷部長 委員の御指摘のように目標値が平均値になっていますので、高いところがあればそこに引っ張られて5.1を上回っているという結果になっていて、そういうことではっていう御指摘なんですけども、我々としましても、道路ごとに管理区分を幾つかに分けまして、それぞれの目標値を定めています。やっぱり大事なところは5.幾つとか、そうじゃないところ、交通量の少ないところなんかについては4.幾つとかっていう目標値をそれぞれに設定し、その目標値の達成率をもって今管理をしておるところなんです。
 なんですけども、残念ながら予算等々のこともあって、その細かい目標値が達成できないような状況に今は陥っていますので、それらを現実に合うように、しっかり予算も見直した上で、細部のところについても見直しをしなさいという御指摘ですので、そういうことについて来年度は取り組みたいと考えています。

○藤田委員 わかりました。細かくやっていただいておるというのはよくわかりましたんで、ぜひその辺のところを平均値だけで見るんではなくて、ぜひよろしくお願いいたします。
 以上です。

○野口委員長 よろしいですか。

○藤田委員 はい。

○野口委員長 ほかにございませんか。

          〔発言の声なし〕

○野口委員長 よろしいですね。なければ、平成28年度包括外部監査結果に対する対応結果及び平成29年度包括外部監査結果に対する対応方針について及び県営住宅の連帯保証人に係る要件の緩和についての調査を終わります。

 (5)三重県都市計画区域マスタープランの改定について
 (6)平成29年度及び平成30年度の主な完成予定事業について
 (7)審議会等の審議状況
    ア 当局から資料に基づき説明(里次長、渡辺副部長、喜多副部長)
    イ 質問      なし

(8)その他

○野口委員長 最後に、これまで議論された調査項目以外で特にございましたら御発言をお願いいたします。
よろしいですね。

          〔「ございません」の声あり〕

○野口委員長 なければ、これで所管事項の調査を終了いたします。

 3 委員間討議
 (1)所管事項調査に関する事項             なし
 (2)執行部に処理経過の報告を求める事項  なし

          〔当局 退室〕

○野口委員長 ただいま時刻は12時15分でございます。ここで一旦休憩として、再開は午後1時15分からといたしたいと存じます。よろしいでしょうか。
 暫時休憩いたします。

          (休  憩)

第3 分科会(企業庁関係)
 1 議案の審査
 (1)議案第22号「平成30年度三重県水道事業会計予算」
 (2)議案第23号「平成30年度三重県工業用水道事業会計予算」
 (3)議案第24号「平成30年度三重県電気事業会計予算」
    ア 当局から資料に基づき補充説明(山神庁長)
    イ 質疑            なし
    ウ 委員間討議    なし
    エ 討論           なし
    オ 採決          議案第22号    挙手(全員)    可決
                     議案第23号    挙手(全員)   可決
                     議案第24号    挙手(全員)   可決

 (4)議案第5号「平成29年度三重県水道事業会計補正予算(第3号)」
 (5)議案第6号「平成29年度三重県工業用水道事業会計補正予算(第3号)」
 (6)議案第7号「平成29年度三重県電気事業会計補正予算(第3号)」
 (7)議案第93号「平成29年度三重県水道事業会計補正予算(第4号)」
 (8)議案第94号「平成29年度三重県工業用水道事業会計補正予算(第4号)」
 (9)議案第95号「平成29年度三重県電気事業会計補正予算(第4号)」
    ア 当局から資料に基づき補充説明(山神庁長)
    イ 質疑           なし
    ウ 委員間討議     なし
    エ 討論           なし
    オ 採決           議案第5号   挙手(全員)   可決
                      議案第6号   挙手(全員)   可決
                      議案第7号   挙手(全員)   可決
                      議案第93号   挙手(全員)   可決
                      議案第94号   挙手(全員)   可決
                      議案第95号   挙手(全員)   可決

 (10)議案第60号「三重県工業用水道条例の一部を改正する条例案」
    ア 当局から資料に基づき補充説明(森次長)
    イ 質疑          なし
    ウ 委員間討議    なし
    エ 討論          なし
    オ 採決          議案第60号   挙手(全員)   可決

 2 委員間討議
 (1)執行部に処理経過の報告を求める事項  なし

第4 常任委員会(企業庁関係)
 1 所管事項の調査
 (1)三重県企業庁経営計画の平成29年度取組概要について
    ア 当局から資料に基づき説明(小野副庁長)
    イ 質問      なし

 (2)RDF焼却・発電事業について
    ア 当局から資料に基づき説明(森次長)
    イ 質問

○野口委員長 それでは、御質問等がありましたらお願いいたします。よろしいですか。

○山本委員 桑名広域清掃事業組合の次の新ごみ処理施設が15カ月早うなったということで、桑名広域は全体のごみ量のどのぐらいの量を占めておるのかということと、当然これは短縮をされたんで、ごみの量が少なくなって、運営は支障というか、ある面では効率が悪うなるんで、当然支障が出てくるんやないかと思いますけど、その辺のところをもうちょっと詳しく何か説明できるようでしたら。

○山神庁長 1つ目の御質問でございますが、桑名広域の占める量は6割弱でございます。
 2点目の短縮に伴う非効率的な運転、これにつきましては、今日の御提出した資料の中の9ページの一番上の②で、三重ごみ固形燃料発電所の運転に関する試算ということで、御要請があって搬入が停止した場合の運転への影響を試算して関係市町にお送りしたということで、6月議会でしたか、お示しさせていただいたと思うんですけども、やはり桑名広域からのRDF、57%を占めるものが停止いたしますと、間欠運転にならざるを得ないと、非効率的な運転にならざるを得ないという試算がございまして、これは関係の市町にお示しもさせていただき、当委員会において、たしか6月の議会においても御提示させていただいたところと記憶いたしております。
 私からは以上でございます。

○山本委員 ありがとうございました。すると、間欠運転っていうと、1日の量のうちの別の燃料で補填をするんか、それとも、もう運転ができやんので、ある一定限度とめるとか、そんなことで運営をしていくのか、どうなんやろ。

○山神庁長 試算の結果といたしましては、その前提条件といたしまして、桑名広域からのRDFの搬入が停止された場合、伊賀市もやめられる考えもおありという前提で試算を行っておりますので、その場合、ボイラー1缶運転、日量70トンの最低焼却量が必要なところに対しまして、試算の結果、RDFの搬入量は日量22トンとなることから、発電所の長期停止とボイラー1缶での短期運転を繰り返す間欠運転になるということで、結果として効率的な運転はできないという試算結果となったということでございます。

○小野副庁長 先ほど、ほかの燃料を投入して、という委員の御質問もあったかと思いますけども、RDF専用につくられた発電所でございますので、それ以外のものを持ってきて燃やす、燃料にするということは全くそれはもうできないということで御理解いただきたいと思います。

○山本委員 了解しました。

○野口委員長 よろしいですか。

○山本委員 はい。

○野口委員長 ほかにございますでしょうか。

          〔「もうございません」の声あり〕

○野口委員長 よろしいですね。

          〔「なし」の声あり〕

○野口委員長 なければ、RDF焼却・発電事業についての調査を終わります。

 (3)包括外部監査結果に対する対応結果について
    ア 当局から資料に基づき説明(小野副庁長)
    イ 質問      なし

(4)その他

○野口委員長 最後に、これまで議論された調査項目以外で特にございましたら御発言をお願いいたします。よろしいですね。

         〔「はい」の声あり〕

○野口委員長 なければ、これで所管事項の調査を終了いたします。

 2 委員間討議
 (1)所管事項調査に関する事項              なし
 (2)執行部に処理経過の報告を求める事項    なし

          〔当局 退室〕

 3 今年度の委員会活動の振り返りについて
 (1)委員会活動評価総括表(案)の説明(野口委員長)
 (2)委員間討議

○野口委員長 この委員会活動評価総括表(案)について、補足すべき点等、御意見のある方はお願いいたします。

○水谷委員 裏面の(5)ですけども、僕、どういう評価をしたかちょっと忘れたんやけど、結構皆さん、県民の意見とかそういうのを聞いて、やってみえると思うんですけども、ちょっと低いんで、ちょっと意外だなと思ったんやけども。もうちょっとよくてもいいのかなという気がしましたけどもね。だって、いろんな災害のこととか、いろんなことも県民の意見をお聞きしてやっているような気がするんですけどね。
 ほかについては、妥当なところかなと。これはそういう意味でしょう。違うの。

○野口委員長 そうですね、2.9というのは……。

○小島委員 済みません。水谷委員の言われるとおりだなと思って。ごめんなさい。文章を書いたのは私なんですけど、参考人招致、公聴会、みえ現場de県議会、みえ高校生県議会、請願、議員勉強会までしか考えていませんでした。
 だから、県民の声っていうことであれば、ふだんやっぱり御心配の声がいっぱいあって、それをこの中でたくさん出していただいていると思うので、もし書き加えていただけるんであれば、その文章は例えば、みえ現場de県議会とか、みえ高校生県議会等の中には直接防災県土整備企業常任委員会に関わるところがなかったんですね。なので、具体に反映しにくかったというふうに書いていただければ誤解は生まれないかなと思うので、書き足しておいてください。お願いします。

○水谷委員 今、小島委員がおっしゃったとおりで、みえ現場de県議会とか出前講座の中で、余り具体的な案件が出ていないのは事実であって、そういうものについての何か反映の仕方というのはなかなか難しいので、それでいいいと思います。済みませんでした。

○小島委員 ありがとうございます。

○藤田委員 今の話に関連してですけども、この評価の視点というものをどう評価するかというのは個々の委員で違ったのかなっていうふうに今の話をお伺いして思うんです。
 これは、県民の意見をそれぞれの委員が集めてどのように反映をしたのかというそれを聞いているんであって、この視点のみで評価するというのはいかがなもんかなって私は思いますけども。皆さん方はどう思われますか。水谷委員の御意見も同じようなことかなっていうふうに私は受け取ったんですけども。

○水谷委員 そういう感じで言ったんだけども。それが違っていれば別やけどね。この中身の中で、こういう状況の中で判断をせえと言うんだったらまた別やけど。

○野口委員長 意見を出していただきましたので、内容について確認をした上で、皆さんで御協議願いたいと思うんですけど。

○小島委員 委員長会議できっとこれは話し合われると思うんですが、例えば、かぎ括弧がついているものをずっと見ていくと、「みえ現場de県議会」、「みえ高校生県議会」というのはもうこれ名称ですよね。そのくくり方がどうなのかなっていうのをもう一回はっきりさせていただきたいなっていうふうに思うんです。
 じゃ、「県民の声」にかぎ括弧が必要なのかっていうあたりも見直していただいたほうがいいのかもしれません。私はないほうが自然かなっていうふうには思います。何か「県民の声」っていう何かがあるような誤解がもしかしたら生まれるかもしれないので。
 ということを考えると、これは4点書いていただいてありますけれども、県民の声を例えば反映したかというような項目は、この中に入れずに、特出しで1つあってもいいのかもしれません。
 請願、議員勉強会、県民の声を並べるのはおかしいのではないかなっていうふうに思うので、そのあたりの評価項目の書き方も……。

          〔「そうやね」の声あり〕

○小島委員 はい。そういうものを求めるのであれば、考え直していただきたいなと思うので。
 私は、自分が書いた点数がそういう意味では低過ぎたなと反省をしております。

○水谷委員 小島委員がおっしゃっているのはよくわかりますよ。私と藤田委員は、そういう意味では特出しにしたほうがええかなというような感じの意見なんで。それはどうこれから書くかということやな、これは。委員長会議で一遍議論せないかんな。

○山本委員 理解をしとるところがちょっと視点が違って評価をしたんやったら、ちょっと何か修正をしてもどう。ええんと違うかな。

○藤田委員 意味合いですね。この視点でこの意見を反映したのかどうかっていうのを聞いているのか、その前の項目で、県民など多様な意見を活用した調査・審査の充実度を聞いているんであれば、全体のところで判断すればいいと思うし、評価の視点、ここで見なさいよということに限定しているんであれば、もしかすると意見そのものがなかったし、参考人招致は私ども……。

          〔「していないな」の声あり〕

○藤田委員 していないと思いますしね。だから、その辺の観点で大分評価が分かれるのかなというふうに思いますしね。

○野口委員長 ただ、この内容については、ほかの方も各委員会一緒のことで大体聞かれていますので。ここの評価は各人の評価で出されたと思いますんで、そこら辺も含めてどうさせてもらったらええんかなと思ったんですけど。
 先ほど言ったように、全体的にこの問題について提起、これは委員長会議でそういう指摘をさせていただければ、させていただけると思いますけど、現実問題としてこういう評価として出てきたことですので、これについて先ほどの意見で小島委員からもこういう仕方ですと言われたので、そこら辺をちょっとつけ足すのか。つけ足すとしても意見の中で言っていただくことになると思いますし。
 ただ、これは書かれた以上、うそというわけにもいきませんので。そこら辺は各自が個人の受け方で書かれた評価の視点ですんで、各個人でそのときのとり方で書かれたと思いますので、そこら辺についてはどういうふうに処理をさせていただいたらいいのかという点はあるんですけど、ただ、先ほど言ったように、これは全体に、各委員会全部同じような内容で聞かれていると思いますので。そのとり方によって違うやんかというのはありますよということは、これは先ほど言ったように私のほうから言わせていただきますけど。
 これは修正ってできへんもんね、今さら。できんの。

          〔「できるわさ、それは」の声あり〕

○野口委員長 できるんですか。

○山本委員 自分の評価の仕方が少し勘違いしとったなっていうことやったらさ。僕はもう大体自分が点数書いていてわかるでさ。それはある面では、理解をもう一回し直したんやったら再評価して出してもうてもええんやないかな。やっとるのやからさ。

          〔「ちょっと事務局のほうへ言うてみてくれる」の声あり〕

○野口委員長 事務局のほうの考えを今、確認させましたんで、確認をさせてもらった上で、もう一度皆さんで協議したいと思います。
 じゃ、事務局、お願いします。

○事務局 (5)の県民などの多様な意見を活用した調査・審査の充実度のところですが、ちょっと説明不足のところがございまして申しわけございませんが、ここにつきましては括弧書きのことも含めて、例えば個人の方、いろいろ地元の例えば自治会の方、そういった方からのいろんな御意見もあったかと思います。それをこの委員会で反映できたかどうかという、全ての声に対しての話をこの項目ではしておりますので、誤解がございましたらもう一度点数なりは修正をかけていただくということで進めさせていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

○野口委員長 じゃ、申しわけないんですけど、先ほど言いました項目(5)の件につきましては、再度皆さんに評価のほうをとらせていただきたいと思うんですけど、よろしいでしょうか。その上で、再度今の内容を聞いた上で、ある程度理解をしていただいた上で。
 先ほど言ったように各自のとり方もあると思いますので、そこら辺はそれとしてやらせていただきますが、もう一度点数のほうというか評価のほうを再確認させていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。

          〔「(5)だけですね」の声あり〕

○野口委員長 一応(5)だけのつもりですけど。

○水谷委員 それはここにある内容についてはいいと思うんやわ、別に。書いてある内容は。だから、ほかのこういうのも踏まえてというのをどう評価するかということやね。

○山本委員 これはもう中に書いてあるのは統一やで。これはもう、そんなもん、よその考えを入れてはできへんのやで。

○藤田委員 この総括表をつくるときに、物差しはここですよということでやれというんであれば、これはこれでいいとは思うんですが、その辺の確認は事務局のほうでしてもらう必要はありませんか。全体っていうことでいいですか。

          〔「いいです」の声あり〕

○藤田委員 大丈夫ですね。

          〔「はい」の声あり〕

○野口委員長 全体やね。各委員会全部一緒のは聞いてやってしてください。

○藤田委員 ここに書いてある例示っていうのは、参考にこういうものもありますよという、こういう理解でいいんですよね。

○野口委員長 そういうことです、はい。

○藤田委員 はい、わかりました。

○野口委員長 総合的なものをやるということは、個人のやつもやるっていうことです。

          〔「じゃ、これはもう一遍やるの」「やり直すの」の声あり〕

○野口委員長 それじゃ、ちょっと評価については再度また後で、非公開というわけやないんやけど、この後させていただきたいと思いますので、よろしいでしょうか。

          〔「公開やな」の声あり〕

○野口委員長 そうです。今、公開でやっていますので、再度……。

○藤田委員 要は、そういう各委員の評価が違っていたので、じゃ、再度この5項目についてはやりましょうかという……。

          〔「5項目やなしに1項目と違うの、これは」の声あり〕

○藤田委員 (5)だけ。(5)だけをやりましょうと、こういうことですね。

○野口委員長 うん。

○藤田委員 はい、わかりました。

○野口委員長 先ほどの確認をさせていただきますけど、(5)については各委員のとり方が個々にちょっと違っていた部分があったんではないかということですので、再度修正をさせていただくということで決めさせていただきたいんですが、それでよろしいですか。

          〔「はい」の声あり〕

○野口委員長 それでは、文言等についてもちょっと後でさせていただきますけど、3月22日の委員長会議において私のほうから報告いたすということでしますので、あとの評価については再度させていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。

          〔「はい」の声あり〕

○野口委員長 それでは、これで本年度の委員会活動の振り返りについてを終わります。あとについては再度、後でさせていただきます。
 ほかに何か御意見はございませんか。

          〔「なし」の声あり〕

○野口委員長 よろしいですか。

          〔「はい」の声あり〕

○野口委員長 なければ、委員間討議を終了いたします。

〔閉会の宣言〕

三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
防災県土整備企業常任委員長
予算決算常任委員会防災県土整備企業分科会委員長
野口 正

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