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令和2年3月31日 予算決算常任委員会環境生活農林水産分科会 会議録

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予算決算常任委員会環境生活農林水産分科会
会議録
(開会中)

開催年月日  令和2年3月31日(火曜日) 午後1時4分~午後1時23分
会議室     201委員会室
出席   8名
         委員長    谷川 孝栄
         副委員長  森野 真治
         委員     喜田 健児
         委員     山内 道明
         委員     小林 正人
         委員     村林  聡
         委員     三谷 哲央
         委員     中森 博文 
欠席   なし
出席説明員
[環境生活部]
      部長                      井戸畑 真之
      副部長                     岡村 順子
      次長(人権・社会参画・生活安全担当)  辻  修一
      環境生活総務課長              大西 毅尚
      ダイバーシティ社会推進課長        枡屋 典子
                                その他関係職員
[農林水産部]
     部長                      前田 茂樹
     副部長                     更屋 英洋
     次長(農産振興担当)            森内 和夫
     次長(水産振興担当)            仲  越哉
     農林水産総務課長             佐脇 優子
     農林水産財務課長             村田 洋一
     担い手支援課長               近田 恭一
     水産資源・経営課長            荒島 幸一
     人権・危機管理監              野村 廉士
     農林水産政策・輸出促進監        糀谷  斉
                             その他関係職員                                     
委員会書記
   議事課     主幹  松本  昇
   企画法務課  主査  森岡 佳代
傍聴議員   なし
県政記者   なし
傍聴者    なし
議題及び協議事項
第1 分科会(環境生活部関係)
 1 議案の審査
 (1)議案第96号「令和2年度三重県一般会計補正予算(第1号)」(関係分)
第2 分科会(農林水産部関係)
 1 議案の審査
 (1)議案第96号「令和2年度三重県一般会計補正予算(第1号)」(関係分)
 
【会議の経過とその結果】
 
〔開会の宣言〕
 
第1 分科会(環境生活部関係)
 1 議案の審査
 (1)議案第96号「令和2年度三重県一般会計補正予算(第1号)」(関係分)
    ア 当局から資料に基づき補充説明(なし)
    イ 質疑
○谷川委員長 それでは、御質疑があればお願いします。

○三谷委員 1点だけよろしいでしょうか。
 先ほど議案聴取会のときも少し話が出ていたんですが、昨日、連合三重へ行きましたら、連合本部で昨日、おとといと緊急電話相談をやられておって、多数の御相談が寄せられている。そういう中で、外国人の方々の雇い止めだとか解雇だとか、様々な問題が出てきている。
 今、三重県の場合、実態はどうなんでしょうか。

○枡屋課長 現在において、雇い止めについて教えてほしいですとか、休業補償について教えてほしいという御相談も寄せられておりますが、MieCoに相談が来ているのは、それぞれ2件ずつぐらいで、こちらにはまだ届いていない状況です。
 ただ、おっしゃるように、雇い止めとか解雇とかがこれからも増えてくるだろうと予想されますので、今回の補正予算におきまして、MieCoに相談員を1人増員することとともに、社会保険労務士と社会福祉士の専門相談をそれぞれ月1回設けることとしまして、雇い止め等があったときの社会保険の話とか、あるいは生活が困窮したときの生活相談の話とかに対応していきたいなと思っています。

○三谷委員 分かりました。
 技能実習生等からの御相談というのはありましたか。今、あの人たちが国に戻るに戻れないような状態になっていたり、また、新規に就労を予定されている事業者も、向こうから入ってくるに入ってこられないような状態で、しかも、あれは一定の制度的な縛りがありますから、地域的にどこへ行ってもいい、日本にいるからほかへ行ってもいいというわけにもいかないし、かといって、違う分野の職に替わっていくということもできないわけで、そういう方々からの御相談はないですか。

○枡屋課長 直接、技能実習生の方かどうかというところまでお聞きしていませんが、例えば、在留期間を延長したいんだけれどもという御相談とか、来日予定の人がいるんだけれども無事に来られるだろうかというような御相談も、件数は少ないですけれどもあるところでございます。

○三谷委員 技能実習生の問題というのは、これからかなり深刻かつ大きな問題になってくると思いますので、県で早期にある程度実態の把握をしていただいて、何らかの形で議会にも御報告いただけるようにはしていただけませんでしょうか。

○枡屋課長 技能実習生ですとか労働のほうになってきますと、私どもで把握し切れないところもございますが、雇用経済部が三重労働局と連携を取りながら把握されると思いますし、私どもも雇用経済部とも連携しながら相談に対応していきたいなと考えております。

○三谷委員 ぜひお願いします。

○谷川委員長 ほか、いかがでしょうか。

          〔「なし」の声あり〕

○谷川委員長 よろしいですか。
 なければ、これで本議案に対する質疑を終了いたします。

    ウ 委員間討議   なし
    エ 討論      なし
    オ 採決      議案第96号(関係分)   挙手(全員)   可決
 
 2 委員間討議
 (1)執行部に処理経過の報告を求める事項  なし
 
(休  憩)
 
第2 分科会(農林水産部関係)
 1 議案の審査
 (1)議案第96号「令和2年度三重県一般会計補正予算(第1号)」(関係分)
    ア 当局から資料に基づき補充説明(前田部長)
    イ 質疑
○谷川委員長 それでは、御質疑があればお願いします。

○村林委員 農林水産業全般、まあ、私がよく声を聞くのは水産業ですけれども、そうしたものが倒れないようにするということで、倒れてしまった後ではあきませんので、新型コロナウイルス感染症の嵐が過ぎた後に立ち直れるように、倒れないようにお願いしたいです。
 今、できることはやっていただいておると理解しますけれども、次の手を今から考えたり、準備もしておいていただきたいと思うんですけれども、どうでしょうか。

○前田部長 今回の新型コロナウイルス感染症の関係で、農林水産業全般にわたって影響が出てきておるということもお聞きもしておるところです。また、経営相談窓口へも農業者の方、漁業者の方から御相談いただいておるところです。
 特に水産業では、養殖業者の方が、特にマダイとかがホテルや旅館で出ないということで、どうしても出荷減少が続くと、そのまま、餌代のコストが跳ね返ってくるということで、経営への影響が非常に大きいと考えています。
 今回の補正予算では、経営の維持や安定のため、借換え資金ということで利子の2分の1補給をやらせていただきますけれども、国への要望等は、出荷停滞時であっても必要となる餌代の運転資金の確保に向けて、一時的な価格の下落に対する補塡とかも要望しておるところですし、また県としても、来週にも国の対策も出てくると思いますので、その辺も注視しながら、特に水産業等の経営の維持や安定のための支援と併せて、消費拡大につながるような取組についてもしっかりと検討していきたいと思っております。

○村林委員 私の質問の意を酌んで、大変ありがたい御答弁をいただいたと思います。どうかよろしくお願いします。

○三谷委員 農業経営近代化資金ですけれども、これをいわゆる運転資金に使うということはできるわけでしょうか。

○前田部長 農業経営近代化資金につきましては、農業の経営の改善や経営の近代化を図るという、そもそもの趣旨がございます。今回のように、畜産であるとか花卉であるとか観光農園の方で、こういうことで影響が出ておる場合、農業者が経営維持に向けた資金繰りをしていただくには、農林漁業セーフティネット資金というのが日本政策金融公庫の資金でございますが、まずはこれを借りていただくと、運転資金という形で回せます。
 一方で、農業経営近代化資金については、これも今回、国が貸付当初5年間の無利子化や保証の無償化を打ち出してきとるんですけれども、この中でも、施設整備がメインになってくるところはあるんですけれども、例えば、畜産業での子牛などの家畜の導入とか、苗木の購入とかそういうところへも充てられますので、うまく資金を回していただくことによって、経営の維持や安定にも資すると考えています。

○三谷委員 融資を受ければ、利子がどうあれ、また返済の期間が長くなっても、借金であることに間違いなくて、将来的には返していかなければいけないので、先ほど村林委員がおっしゃったように、これが一段落したときに、それを返せるだけの経営改善がなされてこなければ、単に借金が膨らんだだけで、今回の新型コロナウイルス感染症の影響はずっと後を引いていくということにもつながりかねませんから、その点、ぜひよろしくお願い申し上げたいと思います。
 あと1点、今、農家の方等の話を聞いていますと、例えば今回の学校の休業で、既に問題になっていますが、給食がストップして、学校の給食のためだと思って一生懸命作ってきたものが、学校にも納入できなくなってほかへ、例えば今、国から聞こえてくるのは、子ども食堂だとかそういうところに寄附していただければ、その分の運賃は持ちますよという話なんですが、どこかでマッチングして市場に流せればいいですけれども、なかなかうまくいかない。また、大量にそれを流すと、野菜の市場価格が落ちてくるので、余計経営が苦しくなってくるというところなんですが、そういうところへの救済策というのは何かお考えでしょうか。

○前田部長 確かにおっしゃるように、一部農家とか直売所から給食へ回っているのもあるように聞いています。そういった場合は、文部科学省と農林水産省との連名で相談窓口等も設置したところでございますし、補助制度等もございますので、影響を受けた農家や原料供給者の方に十分に周知して、丁寧に対応させていただきたいと思っています。

○三谷委員 給食用の野菜を提供されていた農家というのは、かなり善意の部分もあって、学校のためだということで一生懸命やってこられた部分がありますので、ぜひ丁寧な対応をお願い申し上げたいと思います。
 あと1点だけよろしいですか。

○谷川委員長 はい、どうぞ。

○三谷委員 議案とは直接関係ないんですが、この委員会でしか言う場がないので、一言だけ言わせていただくんですが、知事が8都道府県への訪問を自粛してほしいとか、いろいろおっしゃっている。また、向こうからの来県者もできるだけ抑えていこうという方針が出ているときに、今度4月18日に県民の日の記念事業ってあるじゃないですか、これは農林水産総務課が御担当で、三重の農林水産抽選会とかいろいろやられるんですが、これはやりますの。

○前田部長 昨日、知事からぶら下がり会見でオープンにさせていただいたんですけれども、そこでも冒頭等で言いましたとおり、先の状況が見えない中で、実際はもっと大規模な県民の日の事業を考えておったんですが、それを、新型コロナウイルス感染症対策をしっかりやるということで、県の講堂で換気がしっかり取れる、スペース的にも広いところで人数を限ってやる。参加していただく方に募集をかけるということを考えると、ここが最後の期限でしたので、今回発表させていただきました。当然、今後、状況によっては小規模にしたものも取りやめるということも考えた上で、現在はそういう形で募集を行いたいと考えています。

○三谷委員 こういう情勢の中なので、ぜひ慎重な御判断をお願いしたいと思います。

○谷川委員長 ほか、いかがでしょうか。

          〔発言の声なし〕

○谷川委員長 なければ、これで本議案に対する質疑を終了いたします。

    ウ 委員間討議   なし
    エ 討論      なし
    オ 採決      議案第96号(関係分)   挙手(全員)   可決
 
 2 委員間討議
 (1)執行部に処理経過の報告を求める事項  なし
 
〔閉会の宣言〕
三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
予算決算常任委員会環境生活農林水産分科会委員長
谷川 孝栄

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