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三重県議会 > 県議会の活動 > 委員会 > 委員会会議録 > 平成31年度 委員会会議録 > 令和元年10月30日 予算決算常任委員会防災県土整備企業分科会 会議録

令和元年10月30日予算決算常任委員会防災県土整備企業分科会 会議録

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予算決算常任委員会防災県土整備企業分科会
会議録

(開会中)

開催年月日  令和元年10月30日(水曜日) 午前10時0分~午後0時13分
会議室     202委員会室
出席    9名
          委員長      木津 直樹
          副委員長    濱井 初男
          委員       川口  円
          委員       山崎  博
          委員       山本 里香
          委員       奥野 英介
          委員       日沖 正信
          委員       前野 和美
          委員       山本 教和
欠席    なし
出席説明員  
  [企業庁]
          庁長               山神 秀次
          副庁長              磯田 晋一
          次長               森  高広
          参事兼電気事業課長     小森 健児
          企業総務課長         井爪 宏明
          財務管理課長         井畑 晃洋
          水道事業課長         東海  明
          工業用水道事業課長     北川 博一
                             その他関係職員
  [県土整備部]
          部長                渡辺 克己
          副部長(企画総務担当)    小見山 幸弘
          副部長(公共事業総合政策担当)   真弓 明光
          次長(道路整備担当)      志々田 武幸
          次長(流域整備担当)      西澤  浩
          次長(都市政策担当)      向井 孝弘
          次長(住まい政策担当)    古川  万
          市町連携総括監兼建設企画監    田中 貞朗
          工事検査総括監         高橋 建二
          県土整備総務課長       濵地 宣広
          県土整備財務課長       伊藤 美智子
          公共用地課長          北口 哲士
          技術管理課長          松並 孝明
          建設業課長            千種 藤紀
          道路企画課長          川上 正晃
          道路建設課長          矢野 英樹
          道路管理課長          上村  告
          河川課長             岩崎  彰
          防災砂防課長          大江  浩
          港湾・海岸課長         竹内 正幸
          施設災害対策課長       長瀬 功起
          都市政策課長          藤森 正也
          下水道経営課長         中村 順一
          下水道事業課長         久保 拓也
          建築開発課長          岡村 佳則
          住宅政策課長          杉野 京太
          営繕課長             杉野 健司
          建築審査監            近藤 貴志
                               その他関係職員
  [防災対策部]
          部長                日沖 正人
          副部長               野呂 幸利
          次長                藤川 和重
          危機管理副統括監       稲垣 好人
          防災対策総務課長       清水 英彦
          消防・保安課長         竹村 茂也
          防災企画・地域支援課長   川邉 正樹
          災害対策課長          内山 敦史
          危機管理課長          中井 宏文
          コンビナート防災監       天野 亘康
                                その他関係職員
  [医療保健部]
          人権・危機管理監        中井 正幸
          地域医療推進課長        松浦 元哉
  [環境生活部]
          ダイバーシティ社会推進課長    枡屋 典子
  [農林水産部]
          治山林道課長          伊達 直哉
  [監査委員事務局]
          次  長              丹羽  健
                                その他関係職員
委員会書記
          議事課     主査  岡野 俊之
          企画法務課  主幹  早川 哲生
傍聴議員    なし
県政記者    なし
傍聴者     なし
議題及び協議事項
第1 分科会(企業庁関係)
 1 所管事項の調査
 (1)令和2年度当初予算編成に向けての基本的な考え方
第2 分科会(県土整備部関係)
 1 所管事項の調査
 (1)私債権の放棄について
 (2)債権処理計画(平成30年度実績・令和元年度目標)について
 (3)令和2年度当初予算編成に向けての基本的な考え方
 2 議案の審査
 (1)認定第5号「平成30年度三重県一般会計歳入歳出決算」(関係分)
 (2)認定第16号「平成30年度三重県港湾整備事業特別会計歳入歳出決算」
 (3)認定第17号「平成30年度三重県流域下水道事業特別会計歳入歳出決算」
第3 分科会(防災対策部関係)
 1 所管事項の調査
 (1)令和2年度当初予算編成に向けての基本的な考え方
 2 議案の審査
 (1)認定第5号「平成30年度三重県一般会計歳入歳出決算」(関係分)
 
【会議の経過とその結果】
 
〔開会の宣言〕
 
第1 分科会(企業庁関係)
 1 所管事項の調査
 (1)令和2年度当初予算編成に向けての基本的な考え方
    ア 当局から資料に基づき説明(なし)
    イ 質問      なし
 
 2 委員間討議
 (1)所管事項調査に関する事項       なし
 (2)執行部に処理経過の報告を求める事項  なし

          〔企業庁 退室〕
 
第2 分科会(県土整備部関係)
 1 所管事項の調査
 (1)私債権の放棄について
 (2)債権処理計画(平成30年度実績・令和元年度目標)について
    ア 当局から資料に基づき説明(渡辺部長)
    イ 質問

○木津委員長 それでは、質問がございましたらお願いをいたします。

○山本(里)委員 19ページ、今説明をいただきました債権のところで、県営住宅駐車場使用料の私債権についてのことで、これが滞っているということの中でなんですけど、これは55件となっているんですが、全体としてどれぐらいの金額が毎年入ることになっていて、そのうちのこの金額なのかというのはあるんでしょうか。
 これは1年、単年度ということではなくて今までの中でのことだと思うんですが。

○古川次長 まず県営住宅の使用料については、大体年間6億円ぐらいが入るという見込みで家賃を徴収しています。駐車場については大体2000万円ぐらいとちょっと記憶しとったんですけれども、ちょっと今、手元の資料をすぐよう開かんもんで、あれなんですけども、大体それぐらいを徴収するというふうにしております。

○山本(里)委員 これは債権、つまり払われなかったということなんですけれども、住宅費以外の駐車場の管理運営に関しては、今までも様々、住宅の住民のほうからお話が出ているようには聞いているんですけれども、管理の仕方の中でこういうふうな未納の部分が起こってきたりということがあるとすれば、管理の仕方というのは問題がどこかにあるとかそんなことで、この方々の管理の仕方、徴収の仕方での問題というのはないんでしょうか。どういうふうに認識してみえるんでしょう。

○古川次長 先ほど説明しました県営住宅の家賃については、住民から県のほうに直接納入という形をとっていまして、駐車場は、過去は駐車場の管理委員会にお願いして、その委員会がお金を集めて、そこから県に納めてもらうという方式をとっていましたが、それにはちょっと問題があるということで、今現在では直接住民の方から駐車料金を納付するような形をほとんどとっております。

○山本(里)委員 管理委員会を通してということだと様々問題があったので、今はほとんどというふうな感じでなんですかね。ほとんど直接ということでこの結果になったと。かつての累積の分はちょっとあると思いますが。そうすると、ほとんどと言って、今現在も直接納金じゃないところというのも幾つかはあるわけですね。

○古川次長 1団地だけまだ解決されていないところがあるので、そこだけは整理をして。まだ委員会からいただいておるというような形です。

○山本(里)委員 いろいろあって、こういう方向に今来て最後1つになっているんだけれども、それも整理をしながら直接、それはこちらで手がかかるということにはなると思いますけど、そんな中で、様々やっぱり住民の中で不信もあったりとかいうことがありましたので、この方向できちんとしていってほしいと思います。よろしくお願いします。

○奥野委員 余りわからへんのやけど、この損害賠償金で、三重県営住宅条例第39条による住宅の明渡し云々で請求を受けた者に対する損害賠償金というのは、どういう……

○古川次長 県営住宅の損害賠償金という形でよろしいでしょうか。
 県営住宅は、例えば家賃を滞納しとってしばらく滞納が続いた場合、退去命令みたいな格好で出ていっていただくようにします。その退去命令を過ぎた日から後もまだ不法に入居しとったり、ほとんどが出ていってもらうんですが、荷物が置いてあってなかなか出ていってもらえないという場合は家賃という形じゃなくて損害賠償というような形で請求しております。

○奥野委員 それが1030万円ぐらいあるということですか。

○古川次長 はい。

○奥野委員 結構な金額なんやな。件数29件でこれぐらいの金額になっていくわけですか。

○古川次長 やっぱり積み重なってきたというのもありますし、そういう方々に対しては、まず家賃から納めてもらうようにしているので、損害賠償金のほうは後回しになってしまうのが現実でございます。滞納しとった分から家賃と損害賠償金を合わせて一括でもらうと一番いいんですが、なかなかそういう方々は一括で払ってもらえないと。分納という形になります。そうなると、まず家賃から分納。で、残った損害賠償金が後回しになるので、額として膨らんでいるというような状況でございます。

○奥野委員 もう、それでも払わへんやろ。

○古川次長 何とか払ってもらうように努力しています。

○奥野委員 僕の経験から言うと、払ってくれへんのさな、もう大体。これって難しいね、それでも金額として残していくというのは。それがさっきの処理のほうへ回っていくということになるわけですか。

○古川次長 どうしても不納になった場合は私債権放棄という形になりますが、今年度もそんな事案はありませんので。何とか私債権放棄にならないように努めております。

○奥野委員 ありがとう。はい、どうも。

○前野委員 ちょっと私が思っている場所と勘違いしとるといかんので、確認させてもらいたいんですが、1ページの一般国道23号改築工事行政代執行費用、この強制徴収公債権のなんですけれども、これは三雲町の中勢バイパスの三渡川の手前の建物でよろしいんかな。

○渡辺部長 そうです。中勢バイパスと国道23号が交差するところの、まだ少し鉄骨が残っていたかと思いますけど、あそこの場所でございます。

○前野委員 それですと、あれは中勢バイパスの工事をするために、当然、用地買収や、建物補償費も出ていて、それを支払った後に工事を続行するということになっとったと思うんですが、それを債権者が自分のところで撤去しなかった、そのために県が代執行したということでよろしいですか。

○小見山副部長 おっしゃるとおりで、これは国の事業なんですけども、国がそういうような形で用地買収をして、用地買収に係る、これ収用もかけとるんですけども、そういうような形で事業を進めるという形で進めておったんですけども、結果として、建物を一旦、上物はどけたんですけども、地中に基礎が残っとったということで、その部分を債務のある方がどけてくれなかったということで、国のほうから県に、土地収用法に基づく行政代執行をというようなことで要請があって、県のほうでそれをしたというふうな感じでございます。

○前野委員 上物やなしに、地下に埋まっているくいの部分をどけたというのがこの金額ですね。
 さらに、今おっしゃっているように、さびた鉄骨が依然として残ったままなんですけども、車で走っとるといつも思うんですけど、あれがそのまんま道路側へこけてきたら、中勢バイパスへがたんと当たるがなという感覚で走っているんですけども、あれはきちっと整理するとかそんな予定はないんですか。道路の安全のためにね。

○渡辺部長 残っている分は道路用地に係る外でございまして、当然、収用の手の入らないエリアでございまして、道路の安全については直轄のほうで管理をしていただいていますので、その中で、万が一、危険性があるのであれば、直轄のほうが対応されると考えてございます。

○前野委員 いや、誰が見てもあれは、道路を走っている人からは、たびたびそんな声が出ていますんで。あれが地震でも起こって道路側へこけてきたら、完全に道路へ当たるよなと。あれこそきちっと整理せんといかんのと違うんですかな。

○渡辺部長 三重河川国道事務所のほうにそういう御不安があるということはお伝えさせていただきたいと思います。

○前野委員 しっかり対応してください。

○日沖委員 一番初めの私債権の放棄のところの公共事業用地にかかわる158万1568円の放棄に至る、この案件のいきさつを復習に教えていただきたいのと、それと、こっちの資料2の19ページの一番初めにある賀田港廃船撤去行政代執行費用なんですが、今こういうもんって行政代執行に至ってしまうような案件というのは、もうほとんど後々回収ってできないのが、今までのを見とるとそういうようになっていってしまうんですけども、これもまたずっとこのまま焦げついていってしまうのかなという心配しながら見せてもうとるんですが、この令和元年度債権処理目標の754万円余の中に、この賀田港の廃船撤去行政代執行にかかった分の回収分も一部は含まれとるのかとか、この6600万円余の行政代執行の費用、今後の見通しってどうなんかも含めて、今申し上げた2点をお聞かせください。

○渡辺部長 先に賀田港のほうから御説明をさせていただきます。
 賀田港のほうにつきましては、資料の27ページのところに今年度の目標を掲げてございまして、一応40万円が今年度の処理目標ということにさせていただいておりまして、相手方から分納誓約書をいただいておりまして、月々の支払いはしていただいていますので、まずそこはいただいていくということと、財産調査等も実施したんですけども、まず該当者の方の財産は見当たらなかったところでございますので、今働いている給料の中から負担していただいているというところでございまして、今後、資金等確認できましたら、改めてそこは強制徴収したいと思っておりますが、現状といたしましては分納誓約でいただいているというのが状況でございます。

○小見山副部長 私債権の放棄の関係の部分でございますが、内容なんですけども、債権の概要のところにも少し書かせていただいてありますが、公共事業用地の売買契約上の債務不履行によるというこの中身ですが、少し年は古くなるんですが、平成9年度と平成8年度に、道路改良工事に伴う用地買収ということで契約をしていただいたんですけども、この土地に根抵当権という担保債権がついておりまして、契約のときにそれを外していただくということでお約束をさせていただいておったんですけれども、結果としてそれを外していただけなくて、以降それがそのまま少し一定期間放置されて、平成17年度でしたか、根抵当権がついているもんでということで、道路用地なんですけども、それが競売にかかるおそれがあるということが出てきまして、そこで根抵当権にかかる費用分ということで、今般のこの分を相手方と県との間で県のほうが払って、根抵当権を取ってもらったということなんです。それは当然その土地の持ち主の方にしていただかないかんことですので、裁判にかけて額も確定してということで、お支払いいただくような形で努力してきとったんですけども、結果として事業をもう続けられていないということ、資産もないということで、今般に至っとるという中身でございます。

○日沖委員 ありがとうございました。
 賀田港のほうの回収につきましては、真摯に御対応いただいとるんならば債務者によろしくお願いいたしたいなと思いますけれども、もう一つの私債権の放棄については、今いきさつをお聞きさせてもらいましたけども、話が出たのが繰り返しになって申しわけないですけど、当時も、根抵当権がついたままで公共事業用地の契約ってしてしまうんですかね。ということなんですが。県は。

○小見山副部長 契約というような形の部分では外していただくということで、契約書の中にもそういうふうな形のものは取っていただくということになっていますので、そうなんですけども、お金の支払いは、それが全部きちんと整理された段階で払うということが最低限のことなんですけども、そこが事務的なミスでお金を払ってしまったと。確認をきちんとせんうちにと。そこがちょっと事務上のミスであったということですね。
 それ以降、決してそんなことがないようにという形で、もうチェックにチェックを繰り返してということで、以降ないんですけども、そこではそういうふうな形のミスがございました。

○日沖委員 わかりました。終わります。

○木津委員長 ほか、よろしいですか。

          〔「なし」の声あり〕

○木津委員長 なければ、私債権の放棄について及び債権処理計画(平成30年度実績・令和元年度目標)についての調査を終わります。
 
〔農林水産部 入室〕
 
 (3)令和2年度当初予算編成に向けての基本的な考え方
    ア 当局から資料に基づき説明(なし)
    イ 質問

○木津委員長 それでは、御質問があればよろしくお願いをいたします。

○山本(里)委員 県土整備部のほうで道路整備の白線引きとかを進めていただいておるんですけれども、私がここ5年間おる中では、経過として、本当に自分の周りを見ても進んできたと思っているんですけれども、そういう点で、今後、今までと同じレベルの予算要求で、来年度もしていくということになっていると思うんですけれども、県土整備部全部の中でのめり張りをつける中で、そこのところというのを強化するとかそういうふうなことというのは、前年度踏襲というレベルで考えてみえるんでしょうか。

○渡辺部長 区画線のお話でございます。昨年度が300キロメートル、今年度は500キロメートルを要求して、予算をいただいてやっているところでございますので、令和2年度に向けても今年度と同程度をやっていけるような予算を要求したいと思っておりまして、平成30年度当時1400キロメートルが特に著しく剝離が進んでいる箇所でしたので、30年度は300キロメートルの予算で舗装修繕も含めて360キロメートルほど塗りかえができまして、今年度は500キロメートルを予定していますので、残りが500キロメートルちょっとですので、今年度と同程度で、まず平成30年度に確認した1400キロメートルを来年度でとりあえず終えたいと思っておりまして、来年度に向けては、少しずつ延ばしてきた今年度並みを要求していきたいと考えてございます。

○山本(里)委員 ありがとうございます。確かにここ進んできたということは目に見えてわかりますので、今年度並みということで、契約額との差額とかが出てくることも多少それはあると思いますので、そういうことも十分に最後まで使い、例えば今年度でも使い切るだろうし、来年度も使い切るようなことも含めて、少しでも延長していくということをお願いしたいと思います。努力していただいているのはよくわかります。ありがとうございます。

○日沖委員 施策113災害に強い県土づくりで、常に話題に上る河川の堆積土砂の撤去のことなんですが、年々いろいろ知恵も絞っていただきながら、少しでもということで、今年度もうちの地元のほうでは、橋梁の耐震化工事で工事現場の場所を確保するために、はねた土砂なんかも、せっかく土砂がはねたんで片づけようかというような試みもしていただいとって、大変前向きにいろいろと検討していただいとってありがたいなと思うんですが、ただ、予算確保は、ほかのものと比べていつも重点的に確保していただいとるんですが、うちらの地元のほうでも河川の状況を見とると、せっかく撤去していただいて片づけていただいたところが、また数年たつと土砂の堆積が進んできとったりとか、大水が出ると一挙にまたかぶってしもたなとか、川の上流から下流まで見ると、取った分の相殺はできとるのかわかりませんけれども、撤去していただいた箇所箇所で見とると、せっかく取ってもうていたのがまた埋まっとるなということが数年のうちに出てくるんですが、必要な量というのは着実に減っていっとるのか、もうイタチごっこで、結局は取っても取ってもまた堆積してきてということで、取らんならん必要な量というのは案外、せっかく重点的にやってもうとるんですけど、トータルするとそれほど減っていってないのか、そういう状況をこの機会に教えてもらえませんかね。

○渡辺部長 経年の変化をずっと調べてございまして、河川の堆積状況でして、最大の平成26年度末に約299万立方メートルというのを当時の調査で推定しておりまして、毎年度、堆積土砂を撤去しながら、30年度末では、調査した箇所の量といたしましては、約299万立方メートルが116万立方メートルに下がってきているというふうに把握しておるところでございますが、ちょっと時間もたってございますので、今年度もう一度、再調査して把握したいと思っておるんですが、着実に堆積土砂が減っているというのは事実だと思っております。

○日沖委員 ありがとうございます。そういう数字ということで受けとめさせてはいただきますけれども、河川の上流から下流まで全てとか、また県内全部の河川をトータルするとどうかというのは膨大過ぎてあれですけども、自分の地域の河川を常に見とると、取っていただいてもまた堆積しとったり、五、六年のうちにもう一遍取ってもらわんならんところができてきたりとか、そういうところもあったりしますので、今お聞きすると、平成26年度末からすると数字的にはトータルで3分の1近くになっとるんですけども、とても実感がそうなっとんのかいなというところがありますんで、常に的確な調査をしていただきながら、管理をよろしくお願いします。

○渡辺部長 日沖委員のほうから前回も御指摘いただきましたように、上流の市町の管理河川とか県の管理河川が合流するようなところは市町とも調整しながらやりたいと思っていますし、あと農林水産部の治山等とか災害に強い森林づくり、そういうのとも連携しながら河川の堆積土砂は進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

○日沖委員 よろしくお願いします。結構です。

○川口委員 先ほど来、山本里香委員のほうからも区画線云々という話をいただいておるんですけど、地域要望で上がってくる箇所というのは認知いただけると思うんです。ただ、地域間の通勤であったり、例えば山間部に向かう、ゴルフ場へ向かう他県の人が見えるような地域で、非常に区画線が不明瞭で危険な部分というところの対策というのは、どのような形でやっていただくのかというのをお聞きしたいと思います。

○志々田次長 区画線につきましては、平成29年に区画線の直しが必要なところ、その当時時点ですけど、先ほど説明があったとおり、1400キロメートルにつきまして優先的に対策を打っていくということで進めておりますので。またそれを全部手当てした後に新たに消えてくるところというのも出てきますので、都度調査をしながら進めていくという形になっていくと考えております。

○川口委員 ただ、案件によって地域からの要望がないというお答えをいただく案件もありますので、そういうところは地域で重要性というのを思ってみえないのか、わかってみえないのかわからないんですけども、そこからちょっとずれたところが非常に後々というか、入っていない場合とかがあったりというのがしますので、そこら辺も、今、車って区画線を認識しながら安全運転をサポートするという機能がついとる車もいっぱいありますので、せっかくの機能が有効に活用できるように、また、せっかく三重県へ来ていただいた人が、そういう安全対策が不明瞭なことによって事故を起こされたりするということもありますので、そこら辺も重要視していただいて、快適に三重県に来ていただけるような対策もひとつ視点を入れてやっていただきたいなと思いますので、よろしくお願いします。

○渡辺部長 先ほど申しました1400キロメートルのところは、建設事務所の職員が現地を見て調べた結果も当然入ってございますので、要望の箇所だけ塗りかえていくということやなくて、剝離の進んでいる箇所は、交通量とか歩道があるなしとか、そういう優先順位は考える必要があるかと思いますけども、消えかかっているところについては塗りかえていきたいと考えてございます。

○前野委員 防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策なんですが、規模としては7兆円、公共で3.5兆円という割り振りでいくと、3年間ですから1年間に1兆円強の予算が見積もられているんですが、平成30年度の県の事業で、この緊急対策を使った予算がたしか185億円ぐらいやったと思うんですが、国の予算規模からいくと三重県の緊急対策にのった金額がちょっと少ないような感じがしてならないんですが、またこの令和2年度の新しい予算の中でどれぐらいの割合を占めていくのか。これは、各県に上限がこんだけですよとかいう枠があるんか、それとも皆さん方が仕事をする仕事のスケジュールの中で、これ以上はお金を幾らもらってもできませんわということなんか、その辺をちょっと詳しく教えてください。

○渡辺部長 1兆円の中には、民間企業へのいろんな投資だったり、空港への投資なんかも含まれていると思いますので、県土整備部といたしましては、平成30年度の補正の強靱化分が92億7000万円ほど、令和元年度につきましては145億円ほどが緊急対策予算でいただいていますので。最終年度が令和2年度になりますけども、2年間で230億円ぐらいでしたんで1年間100億円ぐらいのペースだと思っていますので、あと、3カ年緊急対策は我々の要求させていただいた中から配分いただいていますので、そのぐらいのレベルになるかなと考えてございますが、県としては、その対象になるものはかなりの額を上げさせていただいた中で、優先度の高いものについて三重県の県土整備部に配分いただいているということですので、執行できる範囲内とかそういうことではなくて、必要性のあるものを上げて内示をいただいているという状況でございます。

○前野委員 仕事のスケジュールは別やという説明でしたんで、要求して満額つけてもらえたら十分それは達成できる量をあらかじめ申請してんのか、その辺はどうなんですか。

○渡辺部長 全体予算に占める割合は2割から3割の間ぐらいですので、災害とか突発的な事業との兼ね合いはございますけど、執行できる金額にはなろうかと思います。
 ただ、執行できないから要求しないということではなくて、いただいたお金はいろんなことを、例えば外部委託で積算をするとか、そんなことも含めて対応していきたいと考えてございます。

○前野委員 限られた期間での国の施策ですんで、なるべく、いつも奥野委員も言われとるけども、この際やでしっかり予算化をしてもらって、国の予算を分捕ってもらうように、分捕ってもらうって言葉は悪いけども、いただけるように、しっかり頑張っていただきたいと思いますんで、遠慮せんとようけを要求してください。以上。

○渡辺部長 強靱化も含めて補助事業につきましては、いただける分は全部いただくということで要求していきますし、総務部のほうも、補助事業についてはカットするということは今までもされてございませんので、いただける国費はしっかり受け取っていきたいというふうに考えてございます。

○前野委員 期待して終わります。

○山崎委員 河川の堆積土砂もそうなんですけど、河川の、要は密林みたいに樹木がたくさん茂ってしまっているところが、いつまでたってもその光景が変わらないと。
 予算というのは、当然管内のパトロールをする中で危険区域とかそういう危険なものだと思えば、すぐ予算がつくのかもしれませんけども、全体的に三重県の河川がたくさんある中で、管理する中で、予算の配分ってどうやってつけていくんですか。それをちょっと聞いときたいなと思いまして。

○渡辺部長 各事務所からいろんな要望といいますか必要箇所が上がってきますんで、それが県庁のほうに、河川であれば河川事業として集まってきますんで、その中で優先順位をつけて各事務所へ配分させていただいているというのが実情でございます。

○山崎委員 それぞれの地区でパトロールをする中で、四日市で県の管理する河川で危ないなというところとか、そういうところを確認する中で、伝えていけばよろしいんですね、そうすると。

○渡辺部長 そうですね。全体の河川断面に占める堆積土砂であったり、流木が本来の断面をどれだけ侵しているかというところは、勘案しながら進めていきたいと考えてございます。

○山崎委員 ありがとうございました。

○奥野委員 今回いろんな災害があったと。だけど、結局、長野の千曲川あたりはきちっと護岸をやってなかって、決壊じゃなくって土手が壊れたという部分があって、そういうふうになったみたいな感じなんですけど、三重県も果たして本当にこの気候の変動によって大丈夫なんかということを考えていくと、やはりもっと強い県土づくり、県土整備部やで、名前はいいんやで、本当に強い県土を整備していかないかんと思うんですよ。
 そういう意味からいくと、昔、僕がここへ来た時分は、借金ようけすんなと言ったんですけど、このごろちょっと考え方が変わって、今度一般質問でもちょっとやるつもりでおるんですけど、借金ようけしたらどうや、建設債ようけ発行して、その辺をやっていかないと。知事みたいに年がら年中、金ない、金ない言うて、だけど、後で追うよりもやっぱり先にきちっとやっていく、危険なところは建設債発行してでもやっていくことが大事なんと違うかな。
 決してそれが無駄にはならないと思うんですよ。やっぱり子どもや孫の時代にもこれをやっといてよかったということになると思うので、これを考えていかないと。もう借金どれだけしてもええに、建設債ようけ発行して、それで後々の借金はまた次の世代が払うのも大変なんやけれども、やはり後で修理、工事をやり直しするよりも、今やっぱり悪いところは、悪いところというんか、ここはやっぱりやっといたほうがいいなというようなところは、やっとくような方向を、部長、あなたのときに次に送るためにやっといてほしいなと思うんですけど、いかがでしょうか。

○渡辺部長 特に強靱化の予算は、県負担分は100%起債になっていますので、その辺はしっかり使っていきたいと思っていますし、この前の総括質疑で総務部長のほうから、安全・安心で必要なものには予算を投入するということもおっしゃっていましたので、全体枠のところはなかなか難しいのかもわかりませんけども、そういう安全・安心に係る部分については、県土整備部としてはしっかり要求していきたいと考えてございます。

○奥野委員 予算編成に当たってですから。だから、今後の予算編成だけやのうて、やっぱり令和2年度、令和3年度も含めて考えていってほしいなと。今年、要求ができなかったら、次年度にでもまた要求していくというふうに。起債が可能なら起債の発行をできるだけやって、強い県土づくりを目指すことが大事かなと、そんなふうに思います。
 以上です。

○渡辺部長 議会のほうからも強靱化予算の継続という意見書も出していただいていますので、令和3年度以降についても引き続き防災・減災対策を進めていきたいと思いますので、どうぞ御支援のほうをよろしくお願いします。

○山本(里)委員 この9月、10月の災害がいろいろある中で、東員町の川、三孤子川が越水してということがありました。あの川は員弁川と三孤子川の合流点から改修をどんどん進めてもらっているんだけれども、下からということなので、今回切れたのは中上地区ですけど、そこまで、計画的にやっている中の下のほうまでしかまだ来ていなくて、あそこのところまで計画的にするには、どれぐらいの時が本当はそこの工事の期間と予定されていたんですか。

○渡辺部長 委員がおっしゃったとおり、合流部からずっと上へ上がってきていますので、中上地区でしたかね、あそこに改修が届く時期がいつかというのは、ちょっと今の時点では申し上げられないところでございますけども、今回、東員町からもいろいろ御要望いただいていますので、堆積土砂があるのであれば取るとか、局所的な対応はしていく必要はあるかなと考えてございます。

○山本(里)委員 ありがとうございます。
 下からという、なかなか基本的なことがあるので、ただ、ウイークポイントというかネックポイントというか、あそこが弱かったのか被害が今回出て、たまたま今回はそこだったけど、そういうところが計画の中以外にあるんじゃないかと。そこら辺は研究者の方が研究をすればできることなんだと思いますけど、なかなかそこまでは、来年度、再来年度という計画ではなかったというふうに聞いているので、とても大変お金の要る工事なので、そこまで行くには大変だったんだなと思うんですね。
 今回はああいうことが起こったので、緊急応急処置というか緊急的にそこはやっていくような方法で今進めてもらっていると思うんですが、そこをしたら今度はまたその前後でとか、工学的にはいろいろと、強くなったところがあればウイークポイントが出てくるということなので、そこら辺のところを、国から来るお金も含めてですけれども。あそこの川だけじゃなく、全県的にいろいろそんなところがあるはず、あるに違いないということの中で、計画的というのが大変難しいなと私は思うんです。専門家の意見と、ただ、何せ先ほど言われたように予算の問題、お金の問題があると思うんですが、ちょっと専門的にわからないけど、今回そんなことがほかでもあったということですので、ネック地点というかウイークポイントをしっかりと調査していただいて、下からということの基本にこだわらずやっていただく方向で進めていただきたいなと要望します。

○木津委員長 ございませんか。

          〔発言の声なし〕

○木津委員長 なければ、これで県土整備部関係の所管事項の調査を終了いたします。
 ここで、農林水産部の職員が退室し、次の認定議案の審査に関連して監査委員事務局の職員が入室しますので、しばらくお待ちください。

〔農林水産部 退室〕
〔監査委員事務局 入室〕
 
 2 議案の審査
 (1)認定第5号「平成30年度三重県一般会計歳入歳出決算」(関係分)
 (2)認定第16号「平成30年度三重県港湾整備事業特別会計歳入歳出決算」
 (3)認定第17号「平成30年度三重県流域下水道事業特別会計歳入歳出決算」
    ア 当局から資料に基づき補充説明(渡辺部長)
    イ 質疑

○木津委員長 それでは、御質疑があればお願いをいたします。

○山本(里)委員 13ページの道路橋りょう費の中の下に、主なものというところの中に、道路施設管理費で照明等に要する経費と、要する経費、等ですから、これが全部照明ではないと思いますが、電気代とかそういうのもここに入っているんではないかと思うのですが、いろんな節約の仕方がある中で、道路照明の照明施設が備わっているけれども、それぞれ多分精査をされて、全部使っていないというか間引いているということがあるというふうに今まで聞いています。いつごろからそういうふうに精選していったのかは、ちょっとわかりませんが、とにかく道路照明灯があってもそれがついていないというところがあって、いつやったか担当にお伺いをしたときに、合流点とか大変道路の安全性において必要なところだけつけて、それ以外のところは考えながらちょっと控えていますみたいな話を聞いたんですが、実際どれぐらい。
 建設のときは必要だと思ってそこに設備をつくったんだと思うんですよ。県の管理している中で、どれぐらい間引いているとか、それで、どんなぐらい金額が全部つけているときから見たら節約になったかとか、そんなのってありますでしょうか。

○上村課長 先ほど委員からおっしゃった間引いているというところについてですけれども、現在、道路照明灯につきましては、橋梁部についております道路照明灯については、その橋梁の前後の交差点であるとかそういうところについては、交通がふくそうするということで照明灯をつけておりますけれども、長大な橋梁につきましては、その間の中で間引きさせていただいとるところでございます。一般的な道路照明灯につきましては、交差点であるとか交通がふくそうするようなところに通常つけておりますので、そういうところでは間引きはしていないという状況でございます。
 間引きをすることによっての低減された金額なんですけども、概算の試算ですけども、数百万円程度かなと考えております。

○山本(里)委員 ありがとうございます。
 これは橋梁の中の道路照明灯なので、ほかの道路灯の照明は多分別のところにあるということで、そこまでちょっとこの中でわかりませんでしたが、全体の道路照明灯の考え方として、橋梁についてはもう真っすぐでほかから進入もないということで、初めと終わりという形のところ、とても大きければ真ん中ぐらいにあるのかもしれませんが、そういうことになって、少しでも節約ということの中でそういうことを考えられたんだということで、道路については理解をさせていただきます。でも、市民、県民の方に、運転をしていて、何でこんな、あるのにつけていないというのは物すごく目立つというふうに聞いています。これは、橋梁については私も説明ができます。
 そして、ここではないけれども、よその部分にあると思う県が管轄する道路全体の道路照明灯なんですけれども、交通安全上の必要なところというので、これも精選してやっぱりつけていないところもあるということで、現実はありますよね。

○上村課長 通常の道路については、先ほどもちょっと申し上げましたけれども、交差点部であるとかそういうようなところを主に照明灯はつけておりまして、交差点の照度を確保するために複数本つけているところであるとか、対面で2本ずつとかつけているところがございます。そういうところにつきましては、消しておるというところはございません。

○山本(里)委員 そういうところについては消しているところはないけど、いろいろ研究されて消しているところもあるという理解ですか。

○上村課長 道路管理課で把握しとる中では、そういうところは基本的にはないと思っております。

○山本(里)委員 ありがとうございます。橋のことですごく顕著なので、ほかのところでもそういうのがあるんじゃないかということで、市民の皆さん、県民の皆さんが話をされている中で、それともう一つ、道路照明灯のこの間引き、間引きってよくない言葉ですね、道路照明灯の精選ということ、それは橋梁部に限ってだというふうに確認しました。
 この道路照明灯に関してですが、道路というのは車も行き交うけど、歩道もあれば人も行き交うし、道路は明るいけど歩道は暗いという現実が、一般的にはオープンだとないんですが、例えば高架の大きな国道の下とかそういうところでは歩道が大変暗いんですね。でも、道路照明灯というのは車用の道路についてのみ管轄だということになると、物騒なところってようけあるんですよ。でも、道路って人も一緒だと、セットだと思うんですけど。例を出すと、北勢の三重県広域防災拠点のちょっと西側の高速道路の下のところなどは、歩道との間をコンクリートのブロックで仕切ってありますので、すき間はあるんですけど、車の光が来るとそれは多少はですが、その下には全然、歩道側には全然なくて、道路照明灯は、それは必要でしょうって言っても、それは管轄外だということなんですが、そこら辺のところというのは、町なかでもあるんです。県道があって、道路照明灯はもう最小限でついていて、そこはもともとたくさん人が行き交うところなので、ぴょんと人が出てくることもあり得る、そういうところでも大変道路照明灯が少ないと。歩道も含めて照らすものが少ないというんですが、そこら辺の考え方は、今後に向けてどうなんでしょうか。

○上村課長 過去には、歩行者であるとか自転車の方の照明灯ということで県が負担をして施設をつけていただいて、電気代等は地元で御負担いただくような事業もございましたけれども、いろいろ維持管理費等の予算の件もございまして、これについては今現在やっておりません。
 その点につきましては、いろいろ声、要望をいただきますけれども、やはり関係する市町とも連携、協働して、特にそういう暗い点については、通常でいいますと街灯、そういうところで御負担いただけないかなというお話をさせてやっとるところでございます。

○山本(里)委員 現実そうなんだと思います。住宅街とかそういうところは、市町と相談して自治会負担でと、電気代というようなことで進むんですけど、さっき言うたようなところは、それでも人は通るところなんですよね。そういうところはやっぱりちょっと意味合いが違ってくると思うので、かつてのというのを、なくなった補助の仕方というのがあると思うんですが、そういうことも含めて今後に生かして、また考えもしていただきたいと思います。
 道路照明に関することで、橋梁部分とか一般的にはちゃんとしていただいているとは思っていますが、そういうところのウイークポイントがところどころにあると思います、今後。昨年度の決算については確認をさせていただきますけどということです。ありがとうございます。

○渡辺部長 ここの道路橋りょう費の項ですけども、これは道路と橋梁ということで。橋梁だけのものではございませんので。道路と橋梁のということで。失礼しました。

○木津委員長 よろしいですか。

○日沖委員 私もちょうど道路照明灯のことでお聞きしようと思ったのを、山本里香委員からまさにお聞きいただいたんで、確認させていただいた部分が多いんですけども、私もこの道路照明のことについて、もう少し聞かせていただきたいんですが、道路照明はやっぱり交通安全上だけじゃなしに、先ほどもありましたけども、地域の中では最近特に、山本里香委員も聞かれたということは、県民の方から最近お声が多いんやと思うんですけど、私どものほうでも防犯上で、やっぱり暗いんで道路照明灯をつけてもらえんやろかという要望を何か最近よく聞くんです。で、地元の出先の事務所でお聞きすると今のような御説明を聞いたりするんですけれども、それを解決するためには、そうすると地元の市なり町と協議をさせていただいて、県管理の道路ですけれども何らかの形で防犯灯を市町で設置していただいて、電気代は地元自治会なり何なりということになるんでしょうけども、そういうことが現実的な方法なんだろうと思うんですけれども、じゃ、そういう方法で設置された事例というのは県管理道路の中で、たくさんあるんですかねということを確認させていただきたいのと、もう一つあるんですが、ちょっとさかのぼって5ページのほうなんですけれども、また河川の砂利の話で申しわけないんですけれども、5ページの、15行目以下の生産物売払収入の中に占めとる砂利採取等の売り払い収入ですけれども、これ近年は、できるだけ好まれん場所でもできるだけとっていただきやすいような状況をつくるためということで、ヨシとかヘドロとかをはねる分は県が持って、その分は持つんでぜひ砂利をとっていってくださいよというような取組もしていただいとると近年は聞いとるんですけれども、そんな取組の中で、これが平成30年度の実績やと思うんですが、砂利採取等の売り払いというのは増えてきとるんですかねということをまず聞きたいんですけども。
 以上2つのところをお願いします。

○上村課長 まず、市町からのお話によって街路灯がつけられている実績についてでございますけれども、よくあるパターンとしましては、電柱等に共架をしてつけられているパターンであるとか、あと支柱をつけて設置される場合もございます。これらについては、道路への占用物ということで県のほうに申請いただいて、県のほうが許可をさせていただいとるという事例でございまして。ただ、これについては件数はかなりたくさんあるかと思います。実際、今、手持ちに資料はございませんけれども、そういうお話があれば、県としても協力はさせていただいとるというところでございます。

○渡辺部長 砂利採取の件は、平成30年度、県管理河川については27万立方メートルほどとっていただいた額でございまして、29年度を見ますと砂利採取が14万立方メートル程度ですので、30年度はちょっと多かったということでございます。

○日沖委員 ありがとうございます。
 まず、砂利採取については、こちらのほうも方法をいろいろ駆使していただきながら取り組んでいただいておりますんで、ぜひ業者に積極的に活用いただけるように努力いただきますようにお願いいたしたいと思います。
 それと、道路照明なんですが、事例は幾つかあるということを今お答えいただきましたので、ぜひ参考にさせていただきたいんで、平成30年度にどれぐらい市町と連携して防犯灯が県管理道路についたんか、参考になる資料をいただければありがたいんですが。お願いしたいんですが。

○木津委員長 資料提供でよろしいですか。答弁は要りますか。

○上村課長 ちょっと確認をさせていただいて、また御提示させていただきます。

○木津委員長 また資料提供をお願いいたします。

○日沖委員 お願いします。
 以上で結構です。

○木津委員長 ほか、よろしいですか。

          〔「なし」の声あり〕

○木津委員長 なければ、これで認定議案に対する質疑を終了いたします。
    ウ 委員間討議   なし
    エ 討論        なし
    オ 採決       認定第5号(関係分)   挙手(全員)   認定
                認定第16号        挙手(全員)   認定
                認定第17号        挙手(全員)   認定
 
 3 委員間討議
 (1)所管事項調査に関する事項       なし
 (2)執行部に処理経過の報告を求める事項  なし

          〔県土整備部、監査委員事務局 退室〕
 
第3 分科会(防災対策部関係)
 1 所管事項の調査
 (1)令和2年度当初予算編成に向けての基本的な考え方
    ア 当局から資料に基づき説明(なし)
    イ 質問

○木津委員長 それでは、御質問等がありましたらお願いをいたします。

○山本(里)委員 来年度へ向けてということなんですが、災害が多発して三重県においても被害が出ている中で、様々災害を未然に防ぐとか防災対策ということで出ておるんですけど、これはどこでまとめてもらってあるかわからないですけども、昨年度も災害は発生していますけど、例えば今年度発生した災害で、農業被害はいろいろ言われておるし、それから道路とかそういう設備というかそういうのの被害も出ているし、民家やお商売に対する被害も、今全国で報道されているような広範囲で巨大な規模で、本当に大変だと思います。それではないけれども、三重県でも被害がありました。まだ現在進行形だと思うんですが、三重県が、あるいは市町と連携して、国と一緒になって、その被害に対して現在どのような支援がなされているのか、それから、これからしていこうとしているのか。
 これは今後の県政の防災対策とかに対して重要なことだと思うんです。例えば農業被害だったら農林水産部かもしれないし、県道、道路だったら県土整備部かもしれないんですけど、総括して今回、今起こっている被害に対してどのようなことが行われているか。県だけじゃないですよ、多分市町といろいろ連携をしてもらっていると思います、聞いていただいていると思いますが、現実。そこのところをちょっと紹介していただくか、本当はペーパーで資料をいただきたいですけど、現在、今時点。

○日沖部長 法的な部分でいきますと、災害救助法とか被災者の支援の関係の法律がありますが、三重県で起こった災害については、そういったところの対象にはなっていないと、そこまでの被害にはなっていないという状況があります。床上浸水、床下浸水、崖崩れ等もありましたので、県土整備部、農林水産部と連携しながら、いわゆる公共施設、県の施設、あるいは市道であれば市町ですけれども、できるだけ早い復旧という形で取り組んでいます。災害査定は大体2カ月ぐらいかかるんですが、それぞれ河川であるとか急傾斜地であるとか道路であるとか応急処置から入っていまして、災害査定を進めた上で実際、本格的な工事に入っていくということで、できるだけ速やかな対応を進めていくということで行っております。

○山本(里)委員 応急的にどうしても時間を待たずにしなくちゃいけないことを、それぞれの部署も含めてしてもらって、最終的に査定もあり、どういう形か、まだわからないですけど次の議会かいつの議会かに補正予算とかも出てくるんだと思うんですが、今おっしゃったのは土砂崩れなどとか県道のとか、それから農業被害も含めて道路とか言われましたが、気になるところは、災害救助法の範囲外になっていますけど、床上、床下浸水をされた数は限られておりますけれども、そういったところがどのように。例えば土砂の撤去については市がやったよとか県がやったよとか、それから何かこういうことをしていますよというような。多分、県の職員にもため池なんかには出張っていってもらって、農業被害なんかも含めていろいろやってもらっていると思うんですよ。それがどんな現状でなされているかというのは、多分、何かの形で動いてもらっていると思うんですよね、聞き取りに行ってもらったりもそうだし。そこのところで、県だけじゃなくて市町と一緒に、農地も含めて、被災された方々に、どのようなことが対処されているかというのは、つかんでみえないわけですかね。

○日沖部長 まず、災害の状況については、いわゆる災害対策本部が設置をしている間とその最終報で一度速報的にまとめます。その後、それぞれの関係部局、県の部分の災害対応について、一定の時点で災害の状況も確定してきますので、取りまとめをすると。市町の部分についてはなかなかつぶさに把握が、全て、私どもの部だけでなくて県として把握し切れていないところもあるかもわかりませんけれども、一定の取りまとめは防災対策部で行っています。

○山本(里)委員 ありがとうございます。
 被害の状況を取りまとめるということは1つ大事なことで、それに対して、その被害の状況をハードな面でのものとソフトな面、ソフトというのかな、ハードというのは、県がどうしても直さなきゃいけないとか市が直さなければいけない部分と、それから被災された個人個人の方の、それは災害救助法や様々なことでは適用されない部分だけど、被害を受けているところ、今、避難所の中で、ずっと延々とおらなあかんということはないみたいですけれども、避難所はですよ、別なところで避難してみえる方はありますけど、そういうことに対する、できること、できないことはあると思うんですが、じゃ、できることの最大限という、それは何も工事をするとかだけじゃなくて、人力、つまりパワーで何かするとかそういうこともあるとして、そういうこともやっぱりまとめないと。実際被害の状況はこうです、その人たちがどうなっていくかというのは、防災対策としては大事なことだと思うんですけど、それはもう後で、例えば暮らしのことだったら環境生活部になるのかとか、そこら辺を、被害っていろいろあるので、ばらばらにしていても困るけど、どこかで見ていただいて、少しでもできることを考えていただくことが大事やと思うんですが、その指揮系統とかそれがどうなるかわからないので。
 ここはここで被害を確認してそのときの緊急対応をして、これからそのようなことが起こらないようにということをする場所だと思うんですよ。でも、被災された方がどうなのかというのが。被災された場所がどうなるのか、部分がどうなのかはあるんですよね。農業被害だったら農林水産部、道路だったら県土整備部があるんですよね。でも、今のところ法にのらないと、被災された人がどうしていくんですか。じゃ、これは環境生活部になるんですかね、そうなると。民生費みたいな形で。

○藤川次長 基本的に被災者支援というフェーズになってまいりますと、市町に直接やっていただいて、住家被害があれば罹災証明を申請いただいて、例えば保険でやっていただくとか、それぞれの地域の対応をしていただくとか。あと、災害廃棄物が出ますと、仮置き場はどうするかとかそういう問題もございますし、衛生上の問題等も市町の環境部署でやっていただくということですね。そこは役割分担で、もし市のほうから、あるいは町のほうから我々のほうに御相談があれば、縦でつなぐなり関係部局へ連絡するとか、そういうことはやらせていただいております。

○山本(里)委員 もうこれでとめておきますけど、実態として、本当に災害ごみなんかは市町が早く対応していただいているように聞いています、見ています。それは市町がやることなんですけど、全体的に相談も受けて、置き場のこととかは横断的なものであったらそれは多分対応していただいていると思うんですけど、今回大きな、本当に全国的な災害の中で、災害救助法の該当にあたる方たちと、それらの助成であるとか見舞いであるとかというのは、全部それを解消できるものではないし、再建に全部手だてできるわけではないけれども、それと同じようなことが、レベルは多少、イメージは違うけども、個別には床上浸水したら床上浸水なんですよね。そんな中で差が出てくるということを、国が見れないって言うたら、それは市町と、そして市町と一緒になって県もやっぱり対応、対応というかな、何らかのことが必要なんじゃないかなと思って、これは今後のことということで、これは基本的な考え方であるけど、知事会とか皆さんも国へ向かって法の適用範囲を広げてほしいと、緩和というか広げて、本当に皆さんを救ってほしいということは求めてみえると思うんですけど、それができないところで市町及び県サイドで様々な動きも今出ておりますので、十分に寄り添った県政であってほしいなと、防災、復旧対策というのかであってほしいなというふうに望んで、この場は終わります。

○川口委員 避難所運営マニュアル策定に向けてということで、市町に向けての支援を行われるという内容になると思うんですけども、どのぐらいの市町がまだ策定されていなくて、その策定に当たって大事なところというのは、女性の目線というのを入れていただきたいなというのを私は常々お願いしとるんです。そういうところの視点をより一層入れていただきたいなというところで、取組を教えていただきたいのと、もう1点が、三重県版タイムラインということを運用されていくと。三重県のほうはタイムラインが策定され運用されていく。また、市町のほうはまだほとんど策定されていない状況、少し策定されとる状況なんですよね。その中で連携していくというのが、こちらはタイムラインのルールがあって市町のほうはないところもあるという、ここの中の連携というのが本当にうまくいくのかなというところがちょっと心配するところですので、確認をさせていただきたいなと思います。よろしくお願いします。

○日沖部長 避難所の運営につきましては、補助金も含め、ノウハウも含めて県も支援をさせていただいているところであります。そんな中で東日本大震災以降、特に委員がおっしゃいました女性の避難所での環境とかそういうのが話題になって検証もされていますので、県のほうのマニュアルの中でもそういったことも書き込んでおりますし、指導員のほうも、女性の避難所でのいろんなトイレであるとか間仕切りであるとか、そういった環境整備についても留意して、避難所運営マニュアルをつくるという方向で支援させていただいているところであります。
 それから、タイムラインにつきましては、いわゆる手引ができるように今、県でつくったものをベースにしながら取り組んでいただいとるんですが、一応今年度までで二十数市町でつくっていただけるような動きになっていまして、我々としては、来年度いっぱいで市町のタイムラインをつくっていただけるように、支援をしていきたいと考えています。

○川口委員 ありがとうございます。

○川邉課長 避難所運営マニュアルの取組市町数なんですけども、正確な数はまた追って御案内をさせていただきたいと思っておるんですが、各市町によって、特に地区ごとに策定している状況がございますので、またその辺のところは追って提供したいと思っております。

○山本(教)委員 この前の災害で、私の地域ですけども、大王町というんですけどね、大台町じゃなくてね、畔名というところがつかっちゃいました。だけど、地域の人たちは、ふだんからよく訓練されておりまして、いつも以上に避難所へ駆けつけたということで、本当によかったと思うんです。あと、我々もこの委員会で紀和町のほうへも県内調査に行きましたけども、あそこも低いところですから、いざとなったらすぐに駆けつけるというようなことで、非常によかったと思うんです。そういう対応は。
 だけど、ニュース等で言われているように、避難勧告が出て、その町全体が避難しなさいよって言っても、それを見とる住民の人たちは、果たしてこれで行くのかなというようなことを思うし、まして避難指示といったところで、じゃ、地域全体がというようなこともなかなかないように思うんだけども、その辺のところというのは、どうやって周知徹底させていけばいいのかというようなところというので、県と市町とのそういった連携というのが、その辺のところをどういうふうにやっているのかってことを聞きたいんですけどね。

○日沖部長 各市町の出し方というのは、最終的には当然、市町で決めていただくことになるんですけれども、今回5段階のレベルの導入もされました。そういうこともあって、特に気象台と市町と県でいろんな研究会、あるいは研修等もやっていますので、そんな中でその都度いろんな課題も出し合いながら、情報共有すると。市町で出していただくときのそれぞれ参考にしていただくような形の場を設けたりは、県のほうでもしておるんですけれども、御存じのとおり、今回、9月に北勢で記録的短時間の2日続けての大雨が出たと。あのときもレベル3から直接レベル5へ行ったり、いきなりレベル5を出さざるを得ない、これまでにないようなケースもありましたんで、今後もそういったケースにおける対応についても、今、検証も既にやっているんですけれども、出し方含めてそのときに、例えば東員町であるとか菰野町が、どんなことでちゅうちょしたとか、どんなことで困ったということも共有しながら、市町が今後、避難の勧告や指示を出してもらうのに参考になるような形で、全県で共有したいということで動いているところです。
 実際に県としても、それぞれ出していただくのに全域というのが、ちょうどこれも御存じのとおり、平成26年に特別警報が出たときに、鈴鹿市と四日市市が全域で出して、そのときの反省というのも結構されておりまして、やはりできるだけ住民の皆さんにとってわかりやすい地域を特定して出すということを進めていただくように、各市町にも話をしているところでございます。

○山本(教)委員 知事が空振りでもいいからというようなことを言われております。実際そうだと思うんです。早目に避難するということはとても大事なことだし。そんな中で、お年寄りの方々とか子どもたちをどう優先させて避難所に連れていくかということも大きな課題だけど、今回みんなが努力して、家屋は別にしてですよ、地域は別にして、被害がなかったと。本当によかったと思うんです。
 それと、もう一つ。広島県が以前、土砂災害でまち全体がやられました。三重県でそういうところもあるわけで、裏山に森を控えとるところとか、いろんなそういうところってあるんですよね。そういうところというのは本当にいち早く、恐らく市対応になると思うんですけど、避難所へ早く駆けつけてくださいよというようなことを徹底させるために、県はどういうふうな役割を担っていけばいいんだろう。

○日沖部長 先ほど委員がおっしゃったように、公助の部分は当然大切なんですけども、やはり自らの命を自らで守るというベースのところ、それについては、今一番課題というのが事前の備え、その中でも事前の避難というところが一番課題だと思っています。平成30年7月豪雨や台風第19号でも死者の7割以上が60歳以上ということで、それはやはり避難をされていないケースが多いということも検証でわかっています。
 そんな中で、昨年、県の防災に関する県民意識調査をしたときも、年齢が高くなるとやはり避難をされていない。これまでよかったから大丈夫だろうとか、中には、避難所の環境がやっぱりちょっと嫌だからという方もあるのかもわかりませんけれども、やはり事前の避難というのは大切ということで、令和2年度当初予算編成に向けての基本的な考え方の中にも来年度、今、予算要求を進めていく中で、特に高齢者の避難支援というところに力を入れてやっていきたいと。
 それから、もう一つ、ハザードマップを各市町でつくっていただいているんですけれども、このハザードマップについては、あることは知っていると。ただ、自分のところのハザードがどうだということまでなかなか知られていないと。自分のところのハザードは知っていても、ハザードマップ上でどこまで逃げたらいいかということを、見ればわかるんですけれども、そこまでなかなか認識いただいていないというのもありますので、今、Myまっぷランという津波避難のマップツールを県のほうでも地域活動の中で推奨しとるんですが、できればそれをさらに拡大して、土砂災害であるとか洪水対応のマップ、市町でつくってもらっているハザードマップをベースにしながら、県のほうとしても、そういったものを地域で有効活用できるような方法を来年度予算の中で検討していきたいということで、今検討中でございます。

○山本(教)委員 最後ですけど、防災ヘリのことで聞きたいんですけど、例えばあれだけ大雨になったり、風が出たり、それから道路が通行できない中での空の対応なんですけど、どういうときにあの防災ヘリというのが運航できるんだろうか。夜はあかんと、雨はだめだ、風はだめだということになってくると、もしつかったような地域の場合には、この台風が去って、翌日の朝からかなというようなことを住民の人らは思っていると思うんですね。そういうときの運航の対応はどんなふうなんだろう。

○日沖部長 実際、今おっしゃったように、なかなか夜間飛行が難しいということはあります。それから、ヘリ自体が、どのヘリもそうなんですが、有視界でどれだけ視界が見えるかという基準がありまして、それで有視界飛行という形になりますので、例えば天気がよくても、その部分に霧や雲があって有視界が限られているというときになると飛べないといった制限はあります。
 ただ、今回のケースですと、雨がやんでからですけど、日の出とともに出て、先ほどおっしゃっていた畔名のエリアも大体7時過ぎぐらいには防災ヘリが飛んで、その辺の状況も確認させていただいて、関係部、あるいは市町、志摩市ともすぐに連絡をとりながら対応を図ったということで、一定の、夜が明けたらすぐに被害状況を確認するために飛び立てるという体制は常にとっています。

○山本(教)委員 ありがとうございました。

○濱井副委員長 いろんな各部局との連携、教育委員会は来られていませんけども、そこも含めて、あるいは市町との連携、あるいは気象台とか、あるいは消防協会とか、いろんな団体との連携、これは非常に重要であります。
 そんな中で、今回の災害は、いつ起きるかわかりませんので、しっかり対応していただきたいということを1つと、これは当然のことですけども、あと、防災ヘリの話が出ましたけども、もっと簡易でドローンをやっぱりこれからもっともっと使用してやっていただきたいと思います。ここにはちょっと上がっていないんで、そこら辺も、ドローン協会等との連携というのもやっていただいて、しっかり対応していただきたいということで、最後に1つお願いしたいと思います。

○日沖部長 ドローン協会含めて協定も結ばせていただいていて、9月1日の訓練や、この土日の緊急消防援助隊の2府7県の近畿ブロック合同訓練に参加をいただきました。今後も、ドローンの活用も訓練に取り入れて、できるだけ実践的にできるようにやりたいと思います。

○濱井副委員長 ありがとうございます。ますます力を入れていただいて、よろしくお願いします。

○木津委員長 それでは、これで防災対策部関係の所管事項の調査を終了いたします。
 ここで、関係部の職員が退室し、次の認定議案の審査に関連して監査委員事務局の職員が入室しますので、しばらくの間、お待ちください。
 
〔関係部 退室〕
〔監査委員事務局 入室〕
 
 2 議案の審査
 (1)認定第5号「平成30年度三重県一般会計歳入歳出決算」(関係分)
    ア 当局から資料に基づき補充説明(日沖部長)
    イ 質疑        なし
    ウ 委員間討議   なし
    エ 討論        なし
    オ 採決        認定第5号(関係分)   挙手(全員)   認定
 
 3 委員間討議
 (1)所管事項調査に関する事項          なし
 (2)執行部に処理経過の報告を求める事項   なし
 
〔閉会の宣言〕
 三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
 予算決算常任委員会防災県土整備企業分科会委員長
 木津 直樹

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