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令和2年8月28日 予算決算常任委員会防災県土整備企業分科会 会議録

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予算決算常任委員会防災県土整備企業分科会

会議録

(開会中)

開催年月日   令和2年8月28日(金曜日) 午後1時42分~午後1時57分
会議室      202委員会室
出席    8名
          委員長    藤根 正典
          副委員長   山本 佐知子
          委員     中瀬 信之
          委員     田中 祐治
          委員     杉本 熊野
          委員     小林 正人
          委員     村林  聡
          委員     舘  直人
欠席    なし
出席説明員  
          [防災対策部]
          部長               日沖 正人
          副部長              清水 英彦
          次長               井爪 宏明
          防災対策総務課長      中川  実
                              その他関係職員
委員会書記
   議事課     主幹          櫻井  彰
   企画法務課  課長補佐兼班長  田米 正宏
傍聴議員   なし
県政記者   なし
傍聴者    1名
議題及び協議事項
第1 分科会(防災対策部関係)
 1 議案の審査
 (1)議案第123号「令和2年度三重県一般会計補正予算(第6号)」(関係分)
 
【会議の経過とその結果】
 
〔開会の宣言〕
 
第1 分科会(防災対策部関係)
 1 議案の審査
 (1)議案第123号「令和2年度三重県一般会計補正予算(第6号)」(関係分)
    ア 当局から資料に基づき補充説明(日沖部長)
    イ 質疑
○藤根委員長 では、御質疑があればお願いします。
 
○田中委員 この資機材なんですけれども、この数量と、備蓄場所というのはどこにされるわけですか。まずそこからお伺いします。
 
○日沖部長 まず、数量でございますけれども、簡易ベッドと間仕切りでございますが、過去5年間、その年々に県内で避難した実績の最高の数で算出させていただいて、それの平均の人数を取らせていただいております。主に市町が避難所の運営を行いますので、補助金の額も2分の1なんですけれども、その2分の1の人数分、1348人分ということで、この数で現物備蓄をするということで考えております。
 それと、この保管場所でございますけれども、県内6か所にございます県の広域防災拠点を予定しております。
 
○田中委員 1348人分ということですけれども、これまでにも市町に補助金として出しとるわけなんですけれども、これでもう全て賄えるというふうに思っておみえになるわけですか。
 
○日沖部長 この数というのは、災害の程度によっても、場所によっても、非常に読みづらいところがございまして、変動もあろうかと思います。そんな中で、ちょうど昨日なんですけれども、段ボールベッド調達の協定を中日本段ボール工業組合と締結するという運びになりました。たまたま日付は昨日だったんですけれども、そこでまずは流通備蓄でも段ボールベッドを、協定に基づいて災害時には供給していただくということ。それから、数はそれぞれで違いますけれども、現在23の市町が簡易ベッド、間仕切り等の備蓄をしてございます。そうしたことと県の流通備蓄、それから、今回の予算で現物備蓄というのを合わせて、できるだけのカバーをしたいなというふうに考えているところでございます。
 
○田中委員 中日本段ボール工業組合と協定を締結されたということなんですけれども、多分これは愛知県にあると思うんですけれども、県内の業者との締結というのはないわけなんですか。県内でしたら近いところにあるんで、例えば道路が寸断されていても、橋が壊れていても来られると思うんですけれども、中日本段ボール工業組合だと、いろんな面から考えると非常にリスクがあると思うんですけれども、そこら辺はどうなんですか。
 
○日沖部長 まず、先ほど申し上げましたが、市町が、それぞれ個別に県内の事業者と協定を幾つか結んでいます。そういうことも考慮して、中日本段ボール工業組合の関係で、県内の事業所は四日市市と津市一志町に1つずつ工場があるというふうなことも確認させていただいて、県内にもちゃんとその組合の工場があるということ、それから市町が個別の事業者と協定を結んでいますので、県内でもし被災した場合に、中日本という広いエリアでの供給、県内にある事業所以外にも、岐阜県、愛知県、それから石川県、富山県が中日本段ボール工業組合のカバーエリアになっていますので、万が一、県内が被災したとき、供給が不足したときに、内陸部も含めた中日本のところでカバーできる。ということは、逆に協定の相手先が重複しないほうがいいのかなということも考えて、協定を結ばせていただきました。
 
○田中委員 最後ですけれども、これはいつまでに購入予定なんですか。
 
○日沖部長 簡易ベッドと間仕切りを合わせてになりますので、既に議決までの手続で可能な範囲の準備は進めておりますので、議決をいただければ、一遍には無理でも、9月中に一部納入できるような形で、できるだけ早く、予算でお認めいただいた必要数を備蓄したいというふうに考えています。
 
○山本副委員長 この差額の350万円というのは何なんでしょうか。
 
○日沖部長 300万円余りの差額がございますが、これにつきましては、県の6か所ある広域防災拠点で作業をするに当たって、要は効率的にトラックを回転させたりとか、できるだけ密集を避けるために、短時間で人の接触を少なくするために、一部、その搬入の入り口を改修したりとか、あと、作業員を事前にきちっと検温する体温計など、備品も含めて約300万円という形で検討しています。
 
○山本副委員長 県内の広域防災拠点の改修ですか。
 
○日沖部長 一部改修です。これは鈴鹿市にあります中勢拠点と、伊賀拠点がちょうど入り口の改修がそういう意味では必要かなということの2か所の改修と、6か所に検温器を置くということでございます。
 
○山本副委員長 それじゃ、この資料に出てこない理由というのは何かあるんですか。
 
○日沖部長 この資料は、1000万円以上を計上させていただくということでしたので。
 
○山本副委員長 なるほど。ありがとうございます。
 
○中瀬委員 2つ目の緊急派遣チーム等の感染防止対策に、というところなんですが、この大型エアテントというのは、感染防止用という意味で、こういうエアテントになっているのか。この中には大体何名ぐらいが入れるのかというのを教えてください。
 
○日沖部長 緊急派遣チームは、台風の前とか台風が来たときに各市町等へ派遣しておるんですけれども、派遣される職員がフェースシールドであったり、マスクであったり、防護服であったりというもので、こちらでガードしながら派遣先市町へ行ってもらうというのが1つ。それからエアテントなんですけれども、これは災害対策本部用に使います。このテントは、いっぱいいっぱい入ると約100名入ります。というのは、9月1日に図上訓練を予定しております。そのときに、本来ですと、災害対策本部は県や国、あるいは救助機関、ライフラインの機関も含めて県庁講堂で300名ほどが入って実際に活動するシミュレーションで図上訓練をやるんですけれども、今回はそういった密集を避ける分散型の訓練を考えていまして、県庁講堂では数十名という数で、実際の想定をしてやらせていただきます。
 そのときに、県庁講堂では、県の部隊はそこに入らず、この庁舎の中でやると。そこには救助機関も入っていただくということで考えております。そうしますと、ほかの、例えば電気、水道、ガスのライフライン機関も一遍にまた詰めますと、密集になりますので、これは今の想定では、例えば県庁の玄関駐車場辺りにこのエアテントをつけまして、ライフラインの機関はそのエアテントの中でやっていただくというような形で備えたいというふうに考えておりまして、今回エアテントを購入するということです。
 
○中瀬委員 100名入るというのはなかなか分からなかったんですが、やはり100名ぐらい入ろうと思うと、そういうエアテントやないと、保管する場所とかも確保できないということなんですか。
 
○日沖部長 実際定員は100名ですけれども、やっぱり新型コロナウイルス感染症のことを考えると、それの2分の1から6割以内ぐらいには抑えないといけないかなというふうにも考えておりまして、あと、そうなると、建物の中で、例えば会議室等で行えれば、それにこしたことはないかなと思うんですけれども、なかなかそれが現状はかないませんもんですから。やはりできるだけ安価で活用できるような方法を考えておりまして、それでエアテントを今回計上させていただきたいと考えている次第でございます。
 
○藤根委員長 ほかにございませんか。
 
          〔「なし」の声あり〕
 
○藤根委員長 なければ、これで本議案に対する質疑を終了いたします。
 
    ウ 委員間討議  なし
    エ 討論      なし
    オ 採決      議案第123号(関係分)   挙手(全員)   可決
 
 2 委員間討議
  (1)執行部に処理経過の報告を求める事項  なし
 
〔閉会の宣言〕

三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
予算決算常任委員会防災県土整備企業分科会委員長
藤根 正典

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