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令和4年10月19日 議会運営委員会 会議録(1)

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議会運営委員会会議録
(開会中)

開催年月日  令和4年10月19日(水曜日) 午前9時30分~午前9時47分
会議室    504議会運営委員会室
出席委員   9名
       委 員 長  村林  聡
       副委員長  藤根 正典
       委   員  津村  衛
       委   員  石田 成生
       委   員  小林 正人
       委   員  長田 隆尚
       委   員  舟橋 裕幸
       委   員  三谷 哲央
       委   員  中森 博文
欠席委員   なし
委員外議員  議   長  前野 和美
          副 議 長  藤田 宜三
出席説明員  副知事      服部  浩
          総務部長     高間 伸夫
          総務部副部長   松浦 元哉
          総務部財政課長    石黒 将之
事務局職員  事務局長     坂三 雅人
          事務局次長    畑中 一宝
          総務課長     西塔 裕行
          議事課長     前川 幸則
          企画法務課長   小野 明子
          政策法務監    笹之内 浩一
委員会書記  議事課課長補佐兼班長 佐竹  宴
          議事課主幹兼係長   林  良充
傍聴議員   3名
                                                     今井 智広
                                                       山本 里香
                      稲森 稔尚
県政記者   10名
傍聴者    3名
議題及び協議事項
1 決議案の審議について
2 次回の議会運営委員会について
3 その他
 
〔開会の宣告〕
 
1 決議案の審議について
  決議案第4号の審議については、新政みえの津村 衛議員が趣旨説明を行った後、質疑はなしとし、初めに自由民主党の津田健児議員の反対討論、次に日本共産党の山本里香議員の賛成討論、最後に草の根運動いがの稲森稔尚議員の賛成討論の順でそれぞれ10分程度討論を行った後、起立により採決することとされました。
 
2 次回の議会運営委員会について
  特に協議する事項が出てこない限り、議案第115号の質疑者等について調整するため、本日の議案聴取会終了後に開催することとされました。
 
3 その他
  
 【発言】
〇前野議長 私から一点、御報告させていただきます。先の代表者会議で、小林貴虎議員本人からの説明を聴き、その後の協議の中で、本人に対して改めて文書で注意をすべきではないかとの御意見をいただきました。正副議長で協議を行い、本日、先程、小林貴虎議員に対して文書にて厳重注意を行いましたので、その内容も含め御報告をさせていただきます。
  一つ目には、今回、小林貴虎議員がSNS上に書き込みを行った事案については、その内容を巡って三重県内だけでなく、全国にも広く報道がなされた大きな問題となっていること。
    二つ目には、昨年度のSNS上での事案を発端に、改正を検討中の政治倫理条例の中に議員の責務として、「政治的又は道義的批判を受けたときは、真撃かつ誠実に事実を解明し、その責任を進んで明確にする義務を負う」とされ、政治倫理規準として「議員の品位と名誉を損なう行為により、県民の議会に対する信頼を損ねてはならない」と規定していること。
    三つ目には、本年5月に全会一致で可決した差別解消条例では、「議員、知事その他の県の公務員の責務として、高い人権意識を持ち、条例の目的を達成するため、率先して積極的な役割を果たす」ことを規定していること。
   最後に、こうした中で、誤った情報をもとにSNSで発信したことは、三重県議会のこれまでの考え方を踏まえた行動とは言えず、議会への信頼を失墜するものであり大変遺憾であることを伝え、二度とこのようなことが生じないように厳重注意をさせていただきました。
    以上、御報告させていただきます。

〇村林委員長 副議長から何か御発言はございませんか。

〇藤田副議長 ございません。

〇舟橋委員 文書で厳重注意をされたということはお伺いしました。私たちも、内容的には賛同させていただくのですけれども、その文書を私たちにも配っていただきたいと思うのですが。

〇前野議長 今、申し上げた文書が必要な場合は、今日の議事録は残りますので、それを見ていただけたらと思うのですが、如何でしょうか。議員個人に宛てたものなので、皆さんに公開するのはちょっとどうかなと思うのですが。

〇舟橋委員 今、申された内容が議事録に残るのは、あくまでも議長発言の内容であります。紙に一言一句どういう形で書かれているかっていうのをやっぱり重大な関心を持っておりますし、出せない理由はないと思うのですけれども、そこら辺は如何でしょうか。

〇前野議長 これは、議会の議決等によって行うものではございませんので、正副議長の判断によって厳重注意を行ったもので、再発防止の意味も含めて御本人に伝えるというものでございますので、広く県民に御覧いただくという目的でということは考えておりません。そういうことで議事録を見ていただけたらと申し上げました。

〇舟橋委員 少なくとも、議長が今おっしゃったように、議会の失墜を招いたわけであります。そういう意味では、議長が文書で厳重注意をしたものは、少なくとも県議会議員には共有しても問題はないのではないかと思うのですが、そこら辺は如何ですか。

〇前野議長 過去にも厳重注意もあったと思うのですが、詳細な調査をしておりませんけれども、配付をしたっていうのは聞いておりませんので、御了解いただきたいと思います。

〇舟橋委員 前例とかそういう問題ではなくって、今回はやっぱりこれほど議会全体の問題として、ずっと経緯があるわけです。
    議長もおっしゃるように、議会全体の信用の失墜ということであれば、議員に対して配るべきだと思いますし、ルール上配れないということはあるんですか、事務局。

〇坂三事務局長 ルールとしては特にございませんので、正副議長の御判断になろうかと思います。

〇舟橋委員 議長として、是非ともその御判断をいただきたいと思います。

〇前野議長 はい。正副議長で検討させていただきます。

〇舟橋委員 分かりました。

〇三谷委員 文書の公開は、ぜひお願いをしたいと思います。
    議長副議長は、議会の総代です。ですから2人が、小林議員に対して厳重注意をしたということは、県議会議員全体がその意思表示をしたということにもつながってまいりますので、文書の公開をぜひお願いをしたい。それが1点。
   それから、もう1点、このような事象が繰り返されております。1回目の時は、中嶋議長が議長声明を発表されました。2回目の時は、日沖議長が議会で決議をされたわけです。
    この3回目ですが、議長としては、議長の声明なり何なりをお考えでしょうか。

〇前野議長 正副議長で相談し、考えさせていただきます。

〇三谷委員 ぜひよろしくお願いしたいと思います。

〇稲森議員 委員長。

〇村林委員長 傍聴議員から発言を求められておりますが、よろしいですか。

           (「これを許したい」の声あり)

〇稲森議員 お認めいただいてありがとうございます。3点ほどお伺いしたいと思います。議長がこれから厳重注意を行うなり、声明を出すっていうその中身とか重みっていうのが今すごく問われてくると思います。何回も繰り返してることなので。そこで、今、御説明がありましたけれども、まず、道義的政治的な批判を受けたときはという、政治倫理条例引用されましたけれども、議長はどのような道義的政治的責任、疑いをかけられているとお考えなのかということを聞かせていただきたいのが1点目です。
 2番目は、今回の事案が差別的な言動だと捉えているのかどうか、議長の認識をお聞きしたいです。
 もう一つは、議長は、誤った情報を拡散したとおっしゃいましたけれども、その情報が誤っていたという認める根拠を明らかにしていただきたいと思います。議長、如何ですか。

〇前野議長 今、3点お話が出ましたけれども、政治的道義的批判を受けたという時には、真摯かつその事実を解明して表明をするということになっていますので、これについては、御本人がそういう自分の責任において、記者会見を開かれて、自分の過ちを認めて撤回をされたということが、まず、第1点目だと思います。
  二つ目の質問につきましては、人権問題と捉えられて、今、おっしゃいましたけれども、本人からは、人権という意識はなかったという、代表者会議での説明もあり、また、自由民主党会派からも、そういう旨の代表者からの発言もあって、人権問題は、これから、皆さん方が本会議の中で、辞職勧告決議案を議論していただくのですが、その上で御判断をいただけるものと思っております。

          (「えー」の声あり)
 
〇前野議長 3点目は

〇藤田副議長 3点目は、何でしたか?

           (「誤った情報を認める根拠」「笑わんといてください」の声あり)

〇前野議長 私は、当事者でございませんので、根拠まで分かりませんけれども、御本人の説明の中で御判断いただけたらと思います。

〇稲森委員 そうしますと、2番目、3番目もう一度確認しますけれども、差別的言動と議長が認めているかどうかが分からないのに、今、本人の意図がなかったからみたいなことをおっしゃいましたけれども、わざわざその文章に差別解消条例を持ち出す必要はないのではないですか。
  差別的言動と認める何かがなければ、差別解消条例を根拠にして問題視することはおかしいのではないですか。
   それから誤った情報と、議長が自らおっしゃったので、それ何を根拠にしておっしゃっているのかっていうことが全く分からない。
   つまり、そういう形式的な警告なり、厳重注意っていうのをされているのだと思って、議長のそういう行為自体が、三重県議会の権威っていうものをおとしめるっていうことが分からないのですか。
  その2点を再度確認します。差別的な言動と認めるのかどうか、誤った情報とする根拠は。ないのだったら、議長の厳重注意は、成り立たないわけじゃないですか。如何ですか。

〇村林委員長 質問としては重複しているので、いつまでも言っててもいけないので、これ限りの回答でお願いしたいのですけれども、議長、如何でしょうか。

〇前野議長 小林貴虎議員の代表者会議での説明を受けて、皆さんから御意見をいただいたものをここにまとめて、本人に厳重注意をしたということになっておりますので、その辺は皆さん方が代表者会議の場に出ていただいていたわけですから、皆さん方で御判断いただけると思います。
  以上です。

〇稲森議員 委員長。

〇村林委員長 傍聴議員から発言を求められておりますが、これは議長から報告のあった件についてのことのやりとりであり、本日の差し迫った議会運営に直接関係するものではなく、本来代表者会議で協議する事項のようにも思いますが、このやりとりを続けますか。如何でしょうか。お諮りします。

          (「一言で」の声あり)

〇村林委員長 それでは、やりとりではなく、一言で。

〇稲森議員 議長の発言を聞いて、非常に驚きました。議長の見解で言えば、小林貴虎議員に行った厳重注意は、厳重注意とは言わない。そういう公文書偽造みたいなことをしているのではないかと思います。文書注意をしたっていうのだったら。偽造というのはちょっと言い過ぎかもしれないけどそれに近いものがあります。事務局も、レクチャーなり助言というのを適切にして欲しいと思います。
    以上です。
 
〔閉会の宣告〕
 
三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。                           
議会運営委員長  村林  聡
 
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