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令和2年2月19日 外国人労働者支援調査特別委員会 会議録

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外国人労働者支援調査特別委員会
会議録
(開会中)

 
開催年月日   令和2年2月19日(水曜日)午前11時1分~午前11時44分
会 議    601特別委員会室
出席    9名
         委員長     小島 智子
         副委員長   石田 成生
         委員      小林 貴虎
         委員      廣 耕太郎
         委員      山本 里香
         委員      藤田 宜三
         委員      東   豊
         委員      舟橋 裕幸
         委員      西場 信行
欠席   なし
出席説明員  出席を求めず
委員会書記
         議事課     主任                    中西 孝朗
         企画法務課  主査                    森岡 佳代
傍聴議員   なし
県政記者   なし
傍聴者     3名
調査事項
1 委員長報告案について
2 知事への提言書(案)について
3 「委員会活動の評価」について
 
【会議の経過とその結果】
 
〔開会の宣言〕
1 委員長報告案について
○小島委員長 それでは、委員間討議に入ります。
委員長報告案について、ご協議いただきます。資料1を御覧ください。
前回の委員会で議論いただきました、本会議での委員長報告案の最終確認をお願いしたいと存じます。
まず、1ページをお開きいただきまして、前回と同じように、委員会の取り組み経過について書いてございます。
令和元年10月末現在の外国人労働者の数が3万316人と正式に発表されましたので、その数値も入れさせていただきました。
 そして、2ページですけれども、外国住民の割合も全国第4位ということで、これは先般の予算の議論の中で、県も明らかにしていたところでありますので、書き込みをさせていただいております。
おめくりいただきまして、委員会の意見として、前回と同じく、日本語教育の支援、企業との関わり、県の支援体制の強化・拡充、そして結語という順に、最後まで書かせていただいております。
日本語教育の支援については、大きく変わっているところは、ございません。ただ、夜間中学の話が、前回出されて、資料提供も西場委員から求めていただいたと思いますけれども、日本語教育の支援の2ページ目、企業との関わりの上2行になりますが、また現在検討中の夜間中学も含め、日本語教育の場の創設について検討を進めていく必要がありますとして、夜間中学そのものになるかどうかはまだこれからの議論によらなければいけませんので、そのような書き方にさせていただいてあります。
企業との関わりについてですけれども、それほど大きな変更点はないかと思ってございます。
3ページ、県の支援体制の強化・拡充のところですけれども、MieCoの相談件数を、本年1月末の時点の数を入れさせていただき、前年同期間の3倍を超える332件と付け加えさせていただきました。
 最後、結合のところで、SDGsをどのように加えていくかということがあったと思いますけれども、一番最後のページですが、前回、東委員から意見表明していただきました、SDGsの目標の1項目にとどまることなく、全体の理念であります誰一人取り残さない持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現につながる姿と書かせていただいたところであります。
 全体としては、以上のようなことになろうかと思いますけれども、委員の皆様から委員長報告案につきまして、ただいまより御意見をいただきたいと存じます。
資料のページが、ちょっと行ったり来たりで申し訳なかったんですけれども御容赦いただきたいと思います。
それでは、資料1の6ページの委員長報告案につきまして御意見いただきますが、いかがでしょうか。

○廣委員 1点だけ、県の支援体制の強化・拡充のところで、MieCo相談件数が前年同期間で3倍とかが書いてあるんですけれども、ぱっと見てやっぱり1年間と思ってしまうもんですから、括弧して何月から何月と変えたほうがいいかなという気はします。

○小島委員長 開設されたのが8月ですので、8月から1月末の5か月間ということですか。

○廣委員 括弧して何か月、何か月と書かれたらいいのかなと。

○小島委員長 ほかいかがでしょうか。

○小林委員 思いついた細かなところなんですけれども、3ページの日本語教育の支援のところです。ボランティアの方が担っていると、日本語教室ですね。日本語能力試験の勉強を希望する技能実習生と。技能実習生は、必ずしもその日本語能力検定を受けなければいけないわけではなかったような気がするので、試験を受けたいと考える方たちは、さらに今まで以上に自分の責任を持って、より意欲的に希望しているんじゃないかと思うんです。なので、その「勉強を希望する」の間に、先ほど言いましたけれども、自主的に、ないしは意欲的に希望する技能実習生という形で特定したほうがいいのではないのかなと思います。
 それに付随してですが、その後ろの節で、日本語教師の拡充などの環境整備と書いてありますけども、もちろん機会の拡充と併せて質の向上も話題に上がっていたと思いますので、双方入れたほうがいいんではないのかなと思うんですが。

○小島委員長 日本語の教育の4ページの上から4行目辺りですね。

○小林委員 そうですね。

○小島委員長 拡充のみならず、今あるところの充実もしっかりしていかなければいけないと。

○小林委員 日本語教室の質の向上及び機会の拡充ということです。

○小島委員長 ほかよろしいですか。

○西場委員 いいと思うんですけど、ちょっと自分の理解が、もう少ししっくり落ち着きたいので確認したいんだけど、県が企業や経済団体に対して、労働環境の整備や法令の遵守、そして日本語教育を周知啓発していく責務があるのかな。これは、国が登録団体とか管理団体に対して、しっかりやるようにということが十分じゃないのでこんな問題が起こっとるんで、まず、国やその管理団体に対してしっかりやるようにということをやってもらう必要があって、そこの不備があることは事実だから、そこを何とか応援しなくちゃいけないんだけど、あくまでも県はバックアップというのか、そういうものだと思うので、これをストレートに、県にこれをやりなさい、周知しなさい、啓発しなさいという表現がどうもちょっと引っかかるんだけどね。委員長なりの見解があればちょっと聞かせといてもらうかな。

○小島委員長 今のは県の支援体制の強化拡充の少し上ですか。導入の働き方、行っていくこと及び要望します、ですか。

○西場委員 5ページの下4行か。

○小島委員長 責務だから、これをやりなさいというニュアンスでは、あくまでもないと思っております。
 ただ、三重県として、しっかりとこれに取り組まなければ、県全体を見ている県行政としても、これからの課題がますます広がっていく懸念があるので、経済団体や企業それぞれについても、今こういう課題があって、増えつつあるのは事実ですので、今しっかりやらなければもっと課題は広がりますよ、県としてはそれはよしとはしませんって、そういう意味で皆さんに御協力をいただき、外国の方々にしっかりと働いていただくに当たって、こういうことをやっていただくことが必要ではないでしょうかということを、県から申し上げてほしいというニュアンスです。

○西場委員 そういうことなら理解します。

○小島委員長 よろしいですか。

○西場委員 そういうふうな内容にという意味で理解します。

○小島委員長 強制はあくまでもできないと思いますので、共にやっていきたいと思っていますが、御協力いただきながら、一緒にやれませんかというスタンスかなと思っています。よろしいでしょうか。
          〔「はい」の声あり〕

○小島委員長 あといかがでしょうか。
          〔「なし」の声あり〕

○小島委員長 よろしいですか。一旦、ここでおきまして、提言の方に移りたいと思います。
ただいま御意見いただきましたので、委員長報告案を修正いたしたいと存じます。
なお、全体を通してですが、若干の修正につきましては正副委員長に御一任いただきたいと思いますがいかがでしょうか。
          〔「異議なし」の声あり〕

○小島委員長 それではそのようにいたします。
 
2 知事への提言書(案)について
○小島委員長 次に、知事への提言書案について御協議いただきます。
前回の委員会で議論いただきました素案を基にしまして、資料2のとおり、正副委員長で、知事への提言書案を作成いたしましたので御覧いただきたいと思います。
まず、全体の体裁に関してですけれども、マルをつけてあります具体の提言項目につきまして、よくわかるように、四角囲みをさせていただきました。
 はじめにのところでは、三重県を取り巻く状況等が簡潔にまとめてあります。
 そして提言として1番、日本語教育の支援について、この中身については大きく変わっていないところであります。
 それから3ページですけれども、県内全域での日本語教育の水準、機会の確保を行うことと、受講希望者のニーズに応じたレベル展開を行うことというふうにさせていただきました。
 そして、また別のマルにつきまして、学校における日本語教育の充実を図ることといたしました。
 その中で、前回、教材等についても言及をいただいたと思っておりますので、2段落目になりますが、また、子どもの成長段階に応じた適切なカリキュラムや教材の活用等についても検討することとさせていただきました。
作成についての言及もあったかと思いますけれども、作ることも含めまして、今あるものの活用もと思いましたので、このような文言にさせていただいてありますが、委員の皆様、お考えがありましたら後程お聞かせいただきたいと思います。
 そして、3ページで企業との関わりとさせていただきました。先ほど、西場委員からも御意見をいただいたところでございますが、一つ目は企業等に対し、労働環境の整備や法令の遵守に関する周知・啓発や、「働くための日本語教育」導入の働きかけを、県において行ってほしいということです。
 二つ目、これが5ページのところに網掛けで論点と書いてありますが、監理団体、登録支援機関等が法律や制度で求められる役割を果たすよう、国に対し周知・啓発を求めることという中身にしてあります。
前回、それから前々回に引き続きまして、その立入検査等について、三重県として手を挙げて県内やっていただいたらどうかという御意見をいただきました。
 いろんな方の御意見をいただいたりする中で、立入検査をしてもらうように手を挙げたらどうかという書き方になるときに、三重県ちゃんとやってないのかというそんな誤解を生むことにもつながりかねないのではないかというようなことも考えて、このような文言にさせていただきましたが、御意見を後程お聞かせをいただきたいところです。
3番、県の支援体制の強化・拡充につきまして、相談者のニーズに応じた段階的な機能拡充を行うとともに、適時適切な人員配置と予算配置を行うこと。
 二つ目としてMieCoを中心としたネットワークの構築を行うこと。このMieCoを中心としたネットワークの構築については、委員長報告に加え、日本語教育についてのネットワークの中枢も担ってほしいというようなニュアンスのことが、二つ目の段落に書いてございます。
 それから、県庁内の体制構築について、実行力のある庁内連携体制を構築することとさせていただきまして、その中に2ポツ、適切な支援、あるいは適切な支援機関につなげるためのマニュアルの作成と、特定の職種に対する日本語教育と研修の実施、特にここでは、介護人材の確保について言及がしてあります。
 そして、6ページの下ですが、多文化共生の意識を醸成するための啓発及び交流事業の促進を行うこと。
 7ページ、最後になりますが、外国人労働者の支援にかかる予算の確保を行うことと、県のグランドデザインを描くことというふうに書かせていただきました。
 先ほどの網掛けの部分も含め、提言につきまして委員の皆様から御意見をいただきたいと思います。

○小林委員 先ほどお話しのあった提案をした者本人ですので、改めて同様の内容をお話ししたいと思うんですけども、三重県がしっかりできてないんじゃないかという懸念です、それは書き方によりけりなのかなと思うのがまず一つなんです。
 先般、上川陽子元法相の話を聞く機会があって、今回の技能労働実習生であったり、特定技能の法改正に携わった方のお一人で、御意見聞かせていただいたんです。例えばその特定技能以外に、過去にある様々な在留資格があって、過去の在留資格にはない規定が特定技能にはあって、責務が明確化されていたりだということで、こちらにシフトをしていくべきなんじゃないのかということも、投げかけさせていただいたんです。上川先生は当然御承知で、段階的に様々な形で外国人の受入れというのは、改善していかなきゃいけない状況にあって、ここに何度も出てくる過渡期であるということを前提に、まだまだこれから法整備をしていかなきゃいけないという御認識でした。
 ですので、様々な在留資格の整理とともに、今回できた特定技能、それから技能労働実習生の改正、そこに付随してくる管理団体であったり、登録支援機関の在り方も、研究を進めながら実態に合わせて、改善すべきところは改善していかなきゃいけないということですので、特に昨年の4月から始まったばかりですから、これは率先して手を挙げて、別に三重県が特段に悪いということではなく、その改善の先駆けとして手を挙げるという意味で、積極的に捉えていただければいいんではないのかなと思います。

○小島委員長 ほかの委員はいかがですか。

○藤田委員 本当に過渡期というか、新しくつくられた内容というのは、今、小林委員がおっしゃられたことで納得ができますので、その実態把握をしていくという視点で、このことについての周知啓発とお願いをするという、これに関してはやはり言っていくべきかなと私個人も思います。

○小島委員長 ほかいかがでしょうか、この点につきまして。よろしいですか。

○小林委員 検査と書いてしまうと、何か悪いことしたみたいな雰囲気ですんで、そこお知恵をいただければと思います。

○小島委員長 先ほどいただきました実態把握をし、その実態と併せて改善の必要をすることが大切なので、そのことに資するようにというニュアンスでという御意見だったと思います。
 では、そのように少し考えさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 ほかにございますか。
○藤田委員 日本語教育のところなんですが、実際やっていただいている皆さんからのお話の中で、日本語を教育していく、指導していく内容のガイドライン的なものを整備していただく方向で検討してほしいということを聞いてますので、この3ページのニーズに応じたレベル展開を含め、そういうこともやっていただくようなことができないのかなと思いますが。そういう内容もちょっと付け加えていただいたらどうかなと思うんですが。

○小島委員長 ある程度こういう内容を教えたらいいんじゃないかということを、その日本語教室等でやっていく参考にするものをつくったらどうかというニュアンスですか。

○藤田委員 そうです。

○小島委員長 その点についてはいかがお考えでしょうか。

○舟橋委員 MieCoの教科書というんですか、小中学生向けだけみたいなんですよね。やっぱり高校生の外国人、高校生レベルで来る人もたくさんいるわけですから、高校のレベルにも対応できるカリキュラムみたいなのもつくっていかなんと思いますし、教材もつくらんならんと思うんです。
 そういった意味では、先ほどの問題提起も、委員長のほうからありました3ページの「カリキュラムや教材の活用等」って書いてありますけれども、どちらかというと教材の作成、チョボ活用ぐらいにしてもらったほうが、それは何を意図しとるかというと、小中学生だけじゃなくて高校もやっぱり対象にしながら、支援をしていかなあかんのちゃうかという話にしていただけたらいいんじゃないかなと思うのと、それから、学校における云々かんぬんのこの段落の中の三つ目で、「学校における日本語教育を充実し」って書いてありますけど、もう少し踏み込んでというか、位置づけをはっきりさせるために、教育施策としてとか、そういう枕言葉をここへ入れてもらったらどうかなとは思いますが。

○小島委員長 ただいま三つ御意見をいただきました。
 一つが先ほど申し上げた内容のガイドラインみたいな、何を教えるかという全体像というか、段階像というんですか、そういうものと、それから学校における日本語教育のところで、カリキュラム教材の活用の前に、作成も併せて考えていくことが必要じゃないかということと、それから、学校における日本語教育の充実の前に、教育の政策、施策として、そういうことをしっかりと位置づける必要があるということで書き込んだらどうかという御意見でした。
 この3点についていかがでしょうか。御異議、特にございませんか。
          〔発言する声なし〕

○小島委員長 では、ほかにいかがでしょうか。

○舟橋委員 6ページなんですが、「実行力のある庁内連携体制を構築すること」の、この下の説明書きで、文章は、実行に移すことができる組織体制の構築を行うこと、全く異議はございません。
 しかし、その下に二つチョボチョボで、マニュアルをつくれ、研修をせいということは、こういう文章を読んでますと、組織体制の構築を行うこと、具体的にはチョボ1、チョボ2をしなさいみたいに読むことが多いと思うんです。ですから、これは全く組織体制もつくんなさい、マニュアルもつくりなさい、研修もしなさいという意図だろうと思いますので、それならば、チョボチョボにせずに、そのまま、「また」とか「加えて」という文章で続けていってもらったほうがわかりやすいんじゃないかなと思います。内容については異論ございません。書きぶりだけの話です。

○小島委員長 ほかのところにはない書き方なので、文章にしたら長くなるなと思ってチョボにしてしまいましたが、これは文章で同列に書いたほうが誤解がないよということだったと思いますが、よろしいですか。
          〔発言する声なし〕
○小島委員長 では、御異議なしとしてそのように考えさせていただきます。
 ほかいかがでしょうか。

○廣委員 3ページの日本語教室のところなんですけども、委員長報告にはありましたけども、この日本語教室というのは、その多くをボランティア等が担っていますという、ボランティアという言葉が入っています。そのボランティアが多く担っているという内容を入れていただいて、そこに支援をしていくという内容を入れていただければと思いますが、どうでしょうか。

○小島委員長 それは、どこの場所になりますか。2ページですか。3ページでしょうか。提言の1番のその前文の中には書いてありますが、「生活者としての日本語習得を目的とした地域の日本語教室は、その多くをボランティア等が担っている」ということで。

○廣委員 僕は3ページの上のほうの支援というところに、支援をしてほしいというふうな意味合いでここに入れてほしかったんで、提言の前に書いてあると、わかりました、じゃ、結構です。

○小島委員長 廣委員は、そのボランティアに対して、直接の支援が必要ではないか。

○廣委員 そういうことです。そのボランティアに対する直接の支援という意味で、この3ページの上のところに「環境整備を支援すること」の前に、日本語教室では多くのボランティアが云々という部分の文章を入れてもらったらどうなのかなと思ったもんですから、言わさせていただきました。

○小島委員長 委員の皆さんは、直接的に、間接的かもしれませんが、それぞれの地域の日本語教室を支援をすることについてはどうお考えでしょうか。支援内容にもよるかとは思いますが。廣委員がおっしゃる支援は、どのような中身を指しますか。

○廣委員 例えば場所を提供すると減免するとか、そういうこと。あとは資料の資材とかそういったものについては難しいかもしれませんけども、できる限りのことはしてほしいなと思っています。

○小林委員 津の現状の話でしかないんですけども、教育委員会と人権課がそれぞれやっていて、いずれの場合も公民館減免なんですよね。運営事務局は、それぞれの市の担当課がやっているんですが、来ていただいている方々が基本的にボランティアなわけです。なので、ボランティア団体がやっているわけじゃないんだけども、ボランティアの心を持った方が参加して教員となっていただいている。それが、そうですね、JICEなどでも限界があるんじゃないかという話も聞いていて、先ほどの質の向上に戻りますけども、教材であったりとか、指導員の派遣ということでレベルアップを図っていく必要があるんじゃないのかと。
 これは、言ったら自分が日本語をしゃべれるからということで、善意で来ていただいている方に関しては、やっぱりレベルを問われるとお思いになっている部分があるので、そういった外側の枠組みであったり、教材であったりとかというものを支援してあげることは、非常に有用なんではないかと思いますので、お金とかそういうことではないんだろうと思うんですけども、制度の支援という意味では必要なんではないかと私は思います。

○山本委員 財政的な支援の具体的な話になっているんですけど、7ページにこの外国人労働者の支援に係る予算の確保というところは、つまり今提言をしているいろいろな具体的なことに対してお金も要るから、人が重要と書いてありますが、人もお金も要るから、様々なことを駆使して支援をすること、その支援の活用を確保するということで、全体を流れを通してみれば、ここにそういった部分が表れているんじゃないかと、そういう意味合いでつくられたのかなと思いますが、そうですよね。

○小島委員長 なかなか個別に、ここにこういうお金をというところまでは、提言としてはなじまないのかなとも思いましたので、全体としての予算確保をということで、例えば来年度もたくさん事業をやっていただきますが、その個別事業のアップであったりも含めてと思っております。

○山本委員 だから、私も全体を回していただいたときに、ここでそれは押さえてあるのかなと思ったので、個別のところで気持ちは、今までここで論じられたことの中のボランティアが大変だと、それがちゃんと継続的にできるようにということはたくさん出てましたけど、これがここに集約されてるんだと思って、書きぶりはこれでいいのではないかなと思います。

○廣委員 先ほどの、私が思ったのが、3ページの日本語教育の水準の部分です。そこで一番最後に、「市町や関係団体等と連携し、日本語教育の拡充などの環境整備を支援すること」ってあるんですが、この関係団体等にボランティアも入っているのかもしれませんけども、あえてその前に、市、町やボランティア、関係団体、何かそういうボランティアという言葉を入れていただければありがたいなと、そういう感じです。

○小島委員長 言葉を入れさせていただくことについては、よろしいですか。
 では、ここに入れさせていただくようにいたします。ほかいかがでしょうか。よろしいですか。
          〔「はい」の声あり〕

○小島委員長 では、ただいまの御意見を踏まえて、知事への提言書案を修正いたしたいと存じます。
ほかに御意見ございませんでしょうか。
          〔「はい」の声あり〕

○小島委員長 特になければこの案で、知事への提言を行いたいと思います。
なお、こちらも全体を通してですが、体裁等若干の文言を修正につきましては、正副委員長に御一任いただきたいと思いますがいかがでしょうか。
          〔「異議なし」の声あり〕

○小島委員長 それではそのようにいたします。
 
3 「委員会活動の評価」について
(1)委員会活動の評価の手順の説明(小島委員長)
(2)委員間討議

○小島委員長 それでは、振り返りを行いたいと思います。
 なお、参考として資料5、今までにどういうスケジュールで委員会を行ってきたかということや重点調査項目について書き込みがあるものです。それと、資料6、参考人招致や県外調査の内容について記載したものをお配りをさせていただきました。参考にして振り返りを行っていただきたいと思います。
 それでは、1番から、1、2、3、4、それから、また参考人招致制度の活用の1番につきまして、委員の皆様から、よかった点あるいは改善すべきではなかったかというようなことを自由にお出しいただいたらと思いますので、よろしくお願いをいたします。
 一つずつのほうが言いやすいですか。全体通してで結構だと思いますので、お願いいたします。
 あくまでも評点等ではなくて、振り返りをしていただきたいと思います。

○藤田委員 特別委員会は、何度か経験をさせていただきましたけれども、委員間討議の機会がかなりたくさんあって、委員の皆さんがそれぞれの立場で、本当に活発に討議いただいたのかなと私個人としてはそんなふうに思っておりますが、非常によかったのかなと思います。

○小島委員長 ほかいかがでしょうか。

○山本委員 私も全体を通して、その回その回ごとに論点整理をきちんとされながら、初めすごく広いところから始まって、どういうふうな形でってちょっといろいろと思っておりましたけれども、論点整理を一回一回されていく中で、こうやって集約できてきたということは大変有効なというか、意義のある委員会の進行だったと思います。
 調査のときに参考人に来ていただいたりとか、県外にも行かせていただいたのも、十分内容を吟味されて準備していただいた、みんなから要望もあってしたわけですけど、一つ一つが有効だったと考えます。御苦労さまでした。

○小島委員長 あといかがでしょうか。よろしいですか。
          〔発言する声なし〕

○小島委員長 それでは、ただいま頂いた御意見を正副委員長において取りまとめて、次回の委員会でお示しをさせていただきます。
 なお、チェックシートの評点等の記入は、この後の委員協議の中でお願いをいたします。これで委員会活動の評価についてを終わります。
 ほかに何かありますか。
          〔「なし」の声あり〕

○小島委員長 なければこれで委員間討議を終了いたします。
 
〔閉会の宣言〕
                         三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
                                         外国人労働者支援調査特別委員長
                                                          小島 智子
 


 

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