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令和2年5月22日 戦略企画雇用経済常任委員会 会議録

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戦略企画雇用経済常任委員会
会議録
(開会中)

 
開催年月日   令和2年5月22日(金曜日) 午前10時0分~午後1時50分
会 議 室    302委員会室
出席    8名
          委員長     木津 直樹
          副委員長   廣 耕太郎
          委員      喜田 健児
          委員      奥野 英介
          委員      三谷 哲央
          委員      青木 謙順
          委員      中森 博文
          委員      山本 教和
欠席    なし
出席説明員
      [人事委員会事務局] 
          事務局長                山川 晴久
          次長兼職員課長            前川 幸則
                                   その他関係職員
      [監査委員事務局]
          事務局長                坂三 雅人
          次長兼監査総務課長         丹羽  健
          監査・審査課長             寺  和奈
                                   その他関係職員
      [出納局]
          会計管理者兼出納局長       森  靖洋 
          副局長兼出納総務課長       紀平 益美
          会計支援課長             安田  稔
                                               その他関係職員
      [議会事務局]
          次長                   畑中 一宝
          総務課長                中西 秀行
          調整監兼課長補佐          松本  忠
                                   その他関係職員
      [戦略企画部]
          部長                   福永 和伸
          副部長兼ひとづくり政策総括監   髙野 吉雄
          次長兼秘書課長            山本 英樹
          戦略企画総務課長           藤本 典夫
                行幸啓課長               和田 吉史
          企画課長                山本 秀典
          政策提言・広域連携課長      楠田 泰司
          広聴広報課長             藤井 理江
          県民の声相談監           今井 貴雄
          情報公開課長             山田 かずよ
          統計課長                加納 明生
                                   その他関係職員
      [雇用経済部]
          副知事兼雇用経済部長事務取扱     廣田 恵子
          観光局長                    河口 瑞子 
          副部長                      野呂 幸利
          次長兼太平洋・島サミット推進総括監   増田 行信
          次長(観光局)                 松本  将
          雇用経済総務課長              杉野 京太
          国際戦略課長                 生川 哲也
          雇用対策課長                 田中 誠徳
          三重県営業本部担当課長          山本 佳子
          ものづくり産業振興課長           前川 睦敏
          中小企業・サービス産業振興課長     鈴木 さおり
          創業支援・ICT推進課長           上松 真也
          企業誘致推進課長              平井 靖士
          観光政策課長                 横山 正吾
          観光魅力創造課長              寺本 久彦
          海外誘客課長                 山内 伸晃
          人権・危機管理監               浮田 知樹
          太平洋・島サミット推進監          郡   巧
          障がい者雇用推進監             岩﨑 雄也
          MICE誘致推進監              杉﨑  誠
                                       その他関係職員
      [労働委員会事務局]
          事務局長                     中井 宏文
          次長兼調整審査課長             長﨑 禎和
                                       その他関係職員
委員会書記
          議事課     主査       中西 孝朗
         企画法務課   主査       米澤 明子
傍聴議員   なし
県政記者   なし
傍聴者    なし
調査事項
第1 部外関係
1 人事委員会事務局
(1)組織体制
(2)人事委員会の概要
(3)事務事業概要
(4)令和2年度人事委員会事務局年間スケジュール
(5)新型コロナウイルス感染症にかかる対応状況について
2 監査委員事務局
(1)組織体制
(2)事務事業概要
(3)三重県監査委員監査基準
(4)令和2年度監査等執行計画の概要
3 出納局
(1)組織体制
(2)事務事業概要
(3)出納局の役割について
(4)新型コロナウイルス感染症にかかる対応状況について
第2 戦略企画部関係
1 組織の概要
2 令和2年度予算の概要
3 事務事業概要
4 新型コロナウイルス感染症に係る対応状況について
5 所管事項
(1)みえ県民力ビジョン・第三次行動計画の推進について
(2)三重県国土強靭化地域計画の改訂について
(3)人づくり政策の推進について
(4)広域連携について
(5)広聴広報について
(6)統計調査について
(7)情報公開・個人情報保護について
(8)平和啓発の取組について
第3 雇用経済部関係
1 組織の概要
2 令和2年度当初予算の概要
3 新型コロナウイルス感染症にかかる対応状況について
4 主要事項
(1)国際展開の推進について
(2)雇用施策の推進について
(3)三重県営業本部の展開について
(4)ものづくり産業等の振興について
(5)中小企業・小規模企業の振興について
(6)創業支援・ICTの推進について
(7)企業誘致の取組について
(8)観光振興について
 
協議事項
第1 委員会年間活動計画の作成について
 
【会議の経過とその結果】
 
〔開会の宣言〕
 
調査事項
第1 部外関係
1 人事委員会事務局
(1)組織体制
(2)人事委員会の概要
(3)事務事業概要
(4)令和2年度人事委員会事務局年間スケジュール
(5)新型コロナウイルス感染症にかかる対応状況について
2 監査委員事務局
(1)組織体制
(2)事務事業概要
(3)三重県監査委員監査基準
(4)令和2年度監査等執行計画の概要
3 出納局
(1)組織体制
(2)事務事業概要
(3)出納局の役割について
(4)新型コロナウイルス感染症にかかる対応状況について
    ア 当局から資料に基づき補充説明(山川事務局長、坂三事務局長、森出納局長)
    イ 質疑

○木津委員長 それでは、質疑に入ります。御質問はございませんか。よろしいですか。

○三谷委員 人事委員会も新型コロナウイルス感染症で大変なところだと思うんですけれども、職員の採用等の中で障がい者雇用の部分というのも併せてやっておられるわけですか。

○山川事務局長 障がい者雇用ということで、障がい者を対象とした職員採用というのも同じように実施しているところでございます。

○三谷委員 新型コロナウイルス感染症で非常に経済状況が厳しくなってきて、民間の会社が障がい者の方を抱えるだけの余力がなくなってきて、多少のペナルティを払ってでも雇用を打ち切ってきているというような話も入ってきているんです。
 こういうときに、やはり自治体の役割としてその部分を少しはカバーしていく、そういう姿勢があってもいいと思うんですが、ここら辺のお考えとか御検討はされてますか。

○山川事務局長 実際にやっていくに当たって秋ぐらいから障がい者雇用を対象とした試験をやっていくんですが、何名採用するかにつきましては、任命権者等も相談しながら考えていきたいと思っております。
 委員がおっしゃったように、その辺りの配慮という意味でも併せて前向きに検討していきたいと思っております。

○三谷委員 今日は所管事項のあれなんであまり細かいことは言いませんが、そこら辺のところはぜひ心にとどめておいていただきたいなと思います。
 監査委員のほうで、概要の基本方針の前提で、令和2年度はみえ県民力ビジョン第三次行動計画のスタートの年になり云々で、「幸福実感日本一」の三重県の実現に向けてやっていくということなんですけれども、コロナ前、コロナ後で社会生活だとか価値観というのは大きく変わってくる。この後、戦略企画部があるんでそこで少し議論をさせてもらいますが、第三次行動計画の見直しというものも想定の範囲に入ってくると思うんですが、ここのところが変わってくれば当然監査の方向性だとかやり方も当然変わってくるんだろうと思うんですが、その点はいかがなんですか。

○坂三事務局長 監査につきましては、まず、令和元年度の監査をするという基本原則がございます。新型コロナウイルス感染症の発生が1月末以降という形で、三重県の対応がそのようになっておるということでございますけれども、併せて、令和2年度以降も引き続きかなり大きな対応をしているという状況がございます。
 他方で、定期監査は令和元年度とは言いながら2年度の9月までの期間監査をするというふうな状況もございますので、そこは令和2年度の動きも見ながら、知事執行部の動きも見ながら対応をしていくというのが必要なんだろうと考えておりますけれども、いずれにしても4名の監査委員で今後していく形になりますので、そこは十分協議しながら対応を決めていきたいと思います。

○三谷委員 出納局、地方税の徴収等、所管の中に入ってますが、大変新型コロナウイルス感染症で生活そのものも厳しくなってきてます。
 ちょうど5月は自動車税の納入時期等ありますが、こういうものの一時的な猶予だとか先送りというようなことも御検討の中に入っておるわけですか。

○森出納局長 税そのものの猶予とかそういうものは総務部でやっておりますが、新型コロナウイルス感染症対応のことで猶予をしてほしいというようなことは対応しておるようです。5月からいろんな相談が始まっておるようで、その辺の収入状況も我々としては注視をしながら歳計現金の対応を行っておるところでございます。

○三谷委員 非常に厳しい中でイレギュラーなことかもわかりませんが、ぜひ柔軟に御対応のほうをお願いして、終わります。

○木津委員長 ほかにございませんか。よろしいですか。
          〔「なし」の声あり〕

○木津委員長 なければ、これまで議論された調査項目以外で特にございましたら御発言をお願いいたします。ございませんか。
          〔「なし」の声あり〕

○木津委員長 なければ、部外関係の所管事項概要の調査を終了いたします。
 
第2 戦略企画部関係
 1 組織の概要
 2 令和2年度予算の概要
 3 事務事業概要
 4 新型コロナウイルス感染症に係る対応状況について
 5 所管事項
 (1)みえ県民力ビジョン・第三次行動計画の推進について
 (2)三重県国土強靭化地域計画の改訂について
 (3)人づくり政策の推進について
    ア 当局から資料に基づき補充説明(福永部長、高野副部長)
    イ 質疑

○木津委員長 それでは、質疑に入ります。御質問はございませんか。

○三谷委員 最初の会合なんで聞いておきたいんですが、第三次行動計画はどうしますの。私も改めてこの委員会があるんで読み直してみましたけれども、少なくともこの新型コロナウイルス感染症のような感染症対策等が重点の中に入ってませんし、それから、豚コレラの話は出てきますけれども新型コロナウイルス感染症は出てこない、この第三次行動計画に基づいて、先ほど御説明にあったように、例えば令和3年度の経営方針だとか、ひいては予算調製方針にも連動してくるわけで、来年度予算を見たときに、この行動計画を見直していく、社会的な形が大きく変わりつつあるときだけに見直していくという作業が求められるんではないかと、思うんですが、その点いかがなんでしょうか。

○福永部長 大変難しい御質問だと思うんですけれども、今の時点で確たることは申し上げにくいんですが、現時点の戦略企画部としての認識をお話しますと、今回の新型コロナウイルス感染症の拡大で第三次行動計画で中心的な理念として今回位置づけておりますSociety5.0とかSDGsとか、デジタルトランスフォーメーションとかそういう話も出てきてますし、そういう考え方がより深まっていると認識しており、今回、第三次行動計画に掲げた理念が深まりを見せている。さらに三重県らしい多様で包容力ある持続可能な社会を目指すということも変わらないと思っておりまして、今回の新型コロナウイルス感染症の影響でいろんなところで社会経済活動が損なわれた部分があり、それをどう反攻してどれをどう加速化していくのかが、これから問われていくところがあるので、そういう第三次行動計画の枠組み自体は変えなくていいのかなと。
 むしろ、対策に関して優先順位の置き方を変えるとか順番を変えるとか、これから対策をしっかり練っていく必要があると思っていますので、これから新型コロナウイルス感染症の影響がどうまた拡大するのか、よく見極めないといけないんですけれども、現時点では行動計画は維持しながら、その中の対策をしっかりと議論していく段階ではないかとは思っています。

○三谷委員 今日はあまり細かい議論はしませんけれども、国だって新しい生活様式の提唱だとか社会行動とか社会の在り方そのものの基本的な見直しの議論が僕は始まっているのかなと、思っています。
 そういう意味では県も理念が本当に深まっているかどうかというのは、ここはちょっとまた別の議論をさせてもらいますが、やはり御検討いただくという姿勢はどこかに持っておいてもらいたいなと、思います。

○木津委員長 ほかございませんか。
          〔「なし」の声あり〕

○木津委員長 なければ、1、組織の概要から5(3)人づくり政策の推進についてまでの調査を終わります。
 
 (4)広域連携について
 (5)広聴広報について
 (6)統計調査について
 (7)情報公開・個人情報保護について
 (8)平和啓発の取組について
    ア 当局から資料に基づき補充説明(髙野副部長)
    イ 質疑      なし

○木津委員長 これまで議論された調査項目以外で特にございましたら御発言をお願いいたします。ございませんか。
          〔「なし」の声あり〕

○木津委員長 なければ、戦略企画部関係の所管事項概要の調査を終了いたします。当局には御苦労さまでございました。
 それでは、開議から1時間程度たちましたので、換気のため一旦休憩とし、再開は11時からといたしたいと存じます。
 暫時休憩いたします。
          (休  憩)
 
第3 雇用経済部関係
 1 組織の概要
 2 令和2年度当初予算の概要
 3 新型コロナウイルス感染症にかかる対応状況について
    ア 当局から資料に基づき補充説明(廣田副知事、河口局長、野呂副部長)
    イ 質疑

○木津委員 それでは、質疑に入ります。御質疑はございませんか。

○三谷委員 細かい話は、またおいおい委員会でいろいろお伺いさせていただきたいと、思うんですが、前にも少し副知事にお話しさせていただいたんですが、部長不在じゃないですか。先ほど御説明にありましたように中小企業対策また観光振興対策等々、臨機応変に情勢を見ながら、ある意味では大胆に見直していかなければいけない、こういう情勢のときに部長不在の体制で進めていくというのは、僕はいかがなものかと。
 いずれにしたって非常にイレギュラーな体制ですし、廣田恵子副知事がいかに優秀であろうと有能であろうと、副知事と部長を兼務していくというのは、僕は無理があるんではないかなと思うんですが、国からの部長が経済産業省から来られるという話ですが、いつ来られて、この部長不在の体制というのはいつ解消するんですか。

○廣田副知事 いつという時期は、私は聞いておりませんし把握をしておりません。
 本省の人事が7月にいつも行われますので、そのときであろうということで私たちは推測して仕事をやっているところでございます。

○三谷委員 4月、5月、6月、7月、コロナにとっては非常に、本県にとっても大事な時期に部長が不在でトップリーダー不在の中での雇用経済部というのは僕は異常だと思うんです。
 知事の御判断でやられていることですから、副知事からなかなか言えない部分があるかもわかりませんが、返上したって構へんのやないですか。

○廣田副知事 雇用経済部長という事務取扱をさせていただいております。それは、私が言うことではないですが、教育委員会の前に3年間お仕事をさせていただいたということもございますし、今回、新型コロナウイルス感染症ということで結構中小企業というか小規模企業がもうだめになってしまうと大変なことになるということで、私自身は中小企業の経営について、こうしなければいけないというような展望を持ちながら、今の副知事というポストにあるということについては、逆に、実際に現場を持ちながら施策を考えていけるので大変ですけれども、両方ともあることによって自分の中ではいい循環で頭は回転しているかなというふうに思っているところです。

○三谷委員 もうあまり言いませんけど、やはり人間の能力というのは一定の限界があるし、二兎を追う者は一兎をも得ずの場合もあるわけで、非常に優秀、有能であるんで、それはある程度こなしてはいかれるんでしょうけれども、やはりこういうイレギュラーな体制というのは一日も早く解消すべきだと、これは原則論として言えると思いますので、ぜひ副知事のお立場で知事にも物申していただいて、経済産業省も忙しいかもわかりませんが早くしなさいという話をぜひお伝えをいただきたいなと思いますが。

○廣田副知事 そのような意見があったということは、私からではなくて委員会の内容としては伝わると思いますが、ただ、私だけということよりも、今、組織で新型コロナウイルス感染症対策に、全員で対応しておりますので、そういうところにおいてトップリーダーというか私もみんなと一緒にいろいろ施策も考えておりますので、県民にそのことによって不安を感じさせているとかあるいはおろそかになっているということはないという自負はございますので、そのことだけ、すみませんが付け加えさせていただきます。

○三谷委員 最後にします。組織全体で取り組んでおられるのはよくわかります。それだけにトップが不在というのは士気にも関わってくるということだと思いますので、ぜひお考えいただきたいと思います。終わります。

○木津委員長 ほかございませんか。よろしいですか。
          〔「なし」の声あり〕

○木津委員長 なければ、1、組織の概要から3、新型コロナウイルス感染症に係る対応状況についてまでの調査を終わります。
 
 4 主要事項
 (1)国際展開の推進について
 (2)雇用施策の推進について
    ア 当局から資料に基づき補充説明(増田次長、野呂副部長)
    イ 質疑      なし
 
 (3)三重県営業本部の展開について
 (4)ものづくり産業等の振興について
 (5)中小企業・小規模企業の振興について
    ア 当局から資料に基づき補充説明(増田次長、野呂副部長)

○木津委員長 ただいま12時7分でございます。ここで一旦休憩とし、再開は午後1時10分からとしたいと存じます。
 暫時休憩いたします。
          (休  憩)
    イ 質疑      なし

○木津委員長 なければ、(3)三重県営業本部の展開についてから(5)中小企業・小規模企業の振興についてまでの調査を終わります。
 
 (6)創業支援・ICTの推進について
 (7)企業誘致の取組について
 (8)観光振興について
    ア 当局から資料に基づき補充説明(増田次長、野呂副部長、松本次長)
    イ 質疑      なし

○木津委員長 これまで議論された調査項目以外で特にございましたら御発言をお願いいたします。ございませんか。
          〔「なし」の声あり〕

○木津委員長 なければ、雇用経済部関係の所管事項概要の調査を終了いたします。当局には御苦労でございました。
 
協議事項
第1 委員会年間活動計画の作成について

○木津委員長 次に、委員間討議に入ります。
 委員間討議は、引き続き公開で行いますので御留意の上、御発言願います。
 ただいまから、本委員会の向こう1年間の年間活動計画作成の討論に入ります。
 お手元に配付の資料に、資料1、戦略企画雇用経済常任委員会年間活動計画作成について及び資料2、前期の戦略企画雇用経済常任委員会活動評価総括表がございますので御覧ください。
 先ほど執行部から説明を受けた所管事項概要やこの活動評価総括表の内容等を踏まえ、本委員会の向こう1年間の活動内容について、今から委員間で御協議いただきたいと存じます。
 協議の結果を踏まえ、委員会終了後、私と副委員長とで計画書をまとめ、後ほど各委員に配付させていただくという手順で進めていきたいと存じます。
 それでは、お手元に配付の資料3、活動計画書の様式を御覧ください。
 本委員会の調査事項といたしまして、年間活動計画書の様式の1、所管調査事項のとおりでありますが、年間活動計画作成に当たっては、特に調査が必要な項目、例えば、若者の県内定着についてというような項目を重点項目として調査をしていくこととなります。
 なお、当委員会の過去五か年の重点調査項目については、資料4に記載しておりますので、協議の際の参考としてください。
 では、本委員会として重点的に調査していただくべき事項について、皆さんの御意見をお伺いしたいと存じますが、いかがでしょうか。

○中森委員 発言させていただきます。
 当然と言うんですか、代表者会議でも話が出ていますように新型コロナウイルス感染症対策に関しましては各常任委員会のほうでそれぞれが責任を持ってその分野ごとに対処すべきという話も聞いている中で、我が委員会におきましても新型コロナウイルス感染症が終息後の雇用経済、そして観光産業など、しっかりその対策を講じるということが委員会としてしっかりと調査をし、当局に提言できるような、また、県内事情をしっかりと調査をして県民に伝わりやすい委員会としての発信をすべきではないかなと、このように思いますけれども、よろしくお願いいたします。

○木津委員長 ほか、ございませんか。

○三谷委員 中森委員からもお話がありましたが、今日いろいろと所管事項、御説明をいただきました。
 しかし、観光政策にしても産業政策にしても中小企業対策にしても、全て相当大幅に見直していかなければポストコロナの施策というのは出てこないと思うんですよね。ですから、まさに今期の常任委員会というのはポストコロナに向けて、既存のいろいろ御説明いただいた所管事項をどう見直していくのかが重点の調査になってくるんだろうと思いますので、かなり大胆な議論をして提言をしていくような、思い切った委員会運営が必要ではないかなと思います。

○木津委員長 ほか、ございませんか。よろしいですか。
 例年ですと4項目ほどあるんですけれども、その既存の毎年の継続の4項目プラス、今言われたようなポストコロナの経済復興というか、それも入れていくか、その辺で四つか五つぐらいにするか、もう四つぐらいに絞ってしまうかということで御協議願えればと思います。
 一番の重点調査項目としては、先ほど申しましたようにポストコロナの経済対策をやっていくということでよろしいですか。

○三谷委員 戦略企画部ですと、やっぱり第三次行動計画を今のままでスタートするんでしょうけれども、これをやはり新型コロナウイルス感染症の切り口で見直していくというのが絶対戦略企画では要ると思うんです。
 それから、あとの雇用経済部のほうは、これはまさに雇用も経済も観光も全て見直していかなければいけないことになってくると思います。ですから、調査項目としては令和元年度の観光産業の振興だとか海外への販路拡大というのは難しいやろうけれども、というようなよく似たような産業振興だとか切り口としては同じようなもんでしょうけれども、それに掛け算でコロナを掛けてどうするのかということだと思うんです。

○奥野委員 例えば、観光産業の振興についてやったら、もう観光産業の復興みたいな感じになる考え方やないとあかんのと違うかな。果たして中国がどうなるのかとか言うてくると、もう振興というようなことじゃないんかと違うかなと思う。例えば観光なら。

○木津委員長 今までですと振興だけで通常にいってそれ以上行くということがあったけれども、今、完全にV字の下やもんで、いかにV字の上へ行くかということで、これ一つの災害やもんで、復興という言葉遣いでもいいかわかりませんよね。
 ほか、よろしいですか。

○山本委員 今、奥野委員言うてもろたけれども、振興は振興として置いておいて、現状をよく見る、現状は非常に厳しい、私も昨日、賢島に1時間ぐらいおったけれども、観光客は一人もいなかったです。電車が空っぽですから、賢島へ着いたとしても客は誰もいない、こんな状況の中で復興と、あと現状と、あと課題、よく見据えながら新しい産業、私は振興でいいと思うんですけれども、どう捉えていくかというようなことを、欲張らなくてもいいですけれども、現状をよく見つつ、V字回復はならんかもわからんけれども、徐々にこれから回復していくと思うんです。
 そんな中でそのときの状況と今とはまた違いますから、その辺のところというのをよく我々委員が見ながら、今後、どうやって振興に結び付けていくかということですから、私は振興は振興でいいと思うんです。
 それともう一つ、2番を、もしやるとしたら、新しい産業の振興、これはこれで非常に大事なことで、それをどう常任委員会として捉えていくか、どういうことができたら、例えば今まで考えもしなかったような、アビガンならアビガンつくっておると、富山化学株式会社でつくっているんだと、それが富士フイルム株式会社が買収して世界から注目されておると、だけど本当にそれが有益なのかどうかということで、今、議論されていますけれども、そういうふうなところをマスコミだけじゃなくて我々が現場へ行って見るとか、いろんなそういう切り口はあると思うんです。その二つです。

○木津委員長 それでは、総体的に言って、新型コロナウイルス感染症の対策と、それと復興というかポストコロナを見てというか、そういうコロナという文言を入れるかどうか御協議いただければありがたいんですけれども、どうですか、入れたほうがよろしいですか。
          〔「入れざるを得ないです。入れたほうがいい」の声あり〕

○木津委員長 今年は特に、重点事項はコロナという文言を入れるということで御了解願いたいと思います。

○山本委員 今は本当に厳しいどん底さ。だけれども、これあと数か月したら、日本人の特性としてまた一気にわっとここへ行こう、あそこへ行こう、観光振興券をもらったからどこどこへ行こうというような、そんなチャンスが訪れるような感じがするんです。
 ですので、それをどう捉えていくかと、そういうことです。さっきも申し上げましたけれども。

○木津委員長 それを文章にまとめるのが、項目にまとめるのが大変難しいのがありますけれども、気持ちも十分伝わって、それを何々についてという文言でおさめるのが難しいわけですけれども。
 戦略企画と雇用経済が分かれておりますので、戦略企画としては、先ほど第三次行動計画というふうに出ましたけれども、総体的に見てみえ県民力ビジョンの振興といいますか、それについてと一つ入れさせていただいてもよろしいですか。
          〔「はい」の声あり〕

○木津委員長 戦略はどうですか。広聴広報のほうは、もういいですか。
 あと、雇用経済部のほうで三つぐらい挙げたいと思います。
 特に、観光については振興といいますか持続的な発展をつくるということで一つ入れたいと思います。
 あと一つが中小企業、小規模企業の振興、ポストコロナを見据えてということで、いかに復興させるかということの支援をしていくかということで、一つ、3番目に入れたいと思います。
 あと一つ、何かございますか。
 副委員長、何かあるかな。

○廣副委員長 新しい産業、先ほど奥野委員から話がありましたピンチをチャンスに変えるという部分で、違った角度からの考え方の産業ができていくんじゃないかということで、この中に、言葉は別にして。

○木津委員長 そうすると、4番目に新しい産業振興といいますか新しい企業についてみたいなのを一つ入れさせていただいてよろしいですか。
 その辺でこちらのほうでまたさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
 それでは、重点調査項目が決まりましたので、次に調査の時期、具体的な調査方法等についての御協議をいただきたいと存じます。
 6月、10月、12月、3月に定例の委員会を開催し、当局から状況説明を受けることになりますが、特に調査についての御意見はございますか。
 なお、県内外調査については、後に協議いたします。
 正副委員長一任でよろしいですか、その辺は。
          〔「正副一任」の声あり〕

○木津委員長 次に、県内外調査につきまして、御協議願いたいと存じます。
 さきに開催されました災害対策会議において、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、特段の事情がない限り、県内外調査を9月末まで見合わせ、10月以降の実施を基本とし、その実施の可否、方針等については9月4日に開催予定の代表者会議をめどに再度協議することとなりました。
 なお、10月以降の県内外調査の日程を確保するため、資料3、活動計画書の4、県内外調査に記載のとおり、11月9日月曜日から12日木曜日、11月16日月曜日から19日木曜日までの計画8日間の範囲内での調査実施を案として日程の確保をお願いしたいと考えております。
 ただし、活動計画書4に記載のとおり、調査内容によって当該日程案では時期を逸してしまうと委員会において判断される場合には、当該日程案にかかわらず調査を実施できることとされておりますので、先ほど決定いたしました重点調査項目を踏まえ、調査時期、内容等について御意見をお願いいたします。
 調査時期については、先ほどお示ししましたように11月9日から12日、11月16日から19日を基本として、時機を逸してしまうとということですので、緊急性がある場合にはそれ以前にも行うということでよろしいですか。

○三谷委員 県内調査でこっちから出向く場合もあるでしょうし、こちらから大勢で行くということに向こうが御迷惑を感じるようならば、参考人としてこちらの委員会に来ていただいていろいろ御指導いただくというケースもあると思いますが、その辺りは柔軟にひとつお願いしたいと思います。

○木津委員長 わかりました。会場をこっちに変えてということで、例えば、参考人という呼び方をすると堅くなるので、場所をこっちでやるというふうで。

○三谷委員 いろいろなやり方はあると思いますので。

○木津委員長 相手方もありますので、負担のないようやらせていただきたいと思います。

○中森委員 特に、県内調査は、重点項目を調査するについては11月の後半ですと、新型コロナウイルス感染症収束後の対策をあらかじめ講じる必要があるという観点から、調査は積極的に許せる範囲内で、やはり11月と言わずもっと早く県内調査をすべき内容があるんではないかなと、このように思ったりするんです。
 先ほど山本委員が、日本人の行動がどんどん3か月後に大きく変わっているかもわかりませんし、その時点でチャンス到来ということもあるわけですので、そこは委員会としても敏感に感じながら県内産業、県内観光地の状況を踏まえた上の政策に反映できるような調査が必要ではないかなと思いますけれども。

○木津委員長 ほか、よろしいですか。

○喜田委員 昨日、四日市港管理組合議会がありまして、そこで決まったことなんですけれども、11月16日から18日が四港の県外視察の日と決まりましたので、ここで該当するのは私だけですので、申し訳ないんですけれども、お知らせさせていただきます。

○木津委員長 それにつきましては、後の委員協議でさせていただきますので、ありがとうございました。
 そしたら、原則10月にするということで、県内調査については県内の移動ですので早い時期であっても必要であれば行うということとさせていただきます。あとは正副委員長で一任をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、新型コロナウイルス感染症の状況によっては、今後の委員会で調査内容等について、再度御協議いただく可能性もありますので、よろしくお願いをいたします。
 以上で、年間活動計画作成に当たって協議すべき事項を終了します。
 今後、正副委員長で年間活動計画書をまとめ、各委員に配付をいたします。この活動計画書に基づき、今後の委員会活動を行っていくこととなりますので、よろしくお願いをいたします。
 
〔閉会の宣言〕
 
                       三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
                                  戦略企画雇用経済常任委員長 
                                                 木津 直樹


 

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