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三重県議会 > 県議会の活動 > 委員会 > 委員会会議録 > 令和2年度 委員会会議録 > 令和3年3月11日 防災県土整備常任委員会 防災県土整備企業分科会 会議録

令和3年3月11日 予算決算常任委員会防災県土整備企業分科会 会議録

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防災県土整備企業常任委員会
予算決算常任委員会防災県土整備企業分科会
会議録
(開会中)
 

開催年月日   令和3年3月11日(木曜日) 午前10時0分~午後2時12分
会議室      202委員会室
出席     8名
           委員長     藤根 正典
           副委員長   山本 佐知子
           委   員   中瀬 信之
           委   員   田中 祐治
           委   員   杉本 熊野
           委   員   小林 正人
           委   員   村林  聡
           委   員   舘  直人
欠席     なし
出席説明員  
[県土整備部]
       部長                    水野 宏治
       理事                    真弓 明光
       副部長(企画総務担当)        小見山 幸弘 
       副部長(公共事業総合政策担当)  佐竹 元宏
       次長(道路整備担当)          関  泰弘
       次長(流域整備担当)          西澤  浩
       次長(都市政策担当)          向井 孝弘
       次長(住まい政策担当)         岡村 佳則
       工事検査総括監             山田 秀樹
       県土整備総務課長            枡屋 典子
       公共事業運営課長            結城 健治
       技術管理課長               松並 孝明
       建設業課長                宮口 友成
       道路企画課長               川上 正晃
       道路建設課長               矢野 英樹
       道路管理課長               関山 治利
       河川課長                  友田 修弘
       防災砂防課長               須賀 真司
       港湾・海岸課長              山田  篤
       都市政策課長               藤森 正也
       下水道経営課長             中村 順一
       下水道事業課長             久保 拓也
       建築開発課長               杉野 健司
       住宅政策課長               石塚 孝昭
                                   その他関係職員
[企業庁]
      庁長                    喜多 正幸
      副庁長                  磯田 晋一
      次長                    森  高広
      参事兼電気事業課長         小森 健児
      企業総務課長              松下 功一
      財務管理課長              井畑 晃洋
      水道事業課長              東海  明
      工業用水道事業課長          北川 博一
      施設防災危機管理監          宮木 雅史
      機電管理監                和田 泰史
      RDF対策監                川戸  仁
                                 その他関係職員
委員会書記
        議事課      主幹             櫻井  彰
        企画法務課   課長補佐兼班長     田米 正宏
傍聴議員   なし
県政記者   2名
傍聴者     なし
議題及び協議事項
第1 分科会(県土整備部関係)
 1 議案の審査
(1)議案第5号「令和3年度三重県一般会計予算」(関係分)
(2)議案第16号「令和3年度三重県港湾整備事業特別会計予算」
(3)議案第21号「令和3年度三重県流域下水道事業会計予算」
(4)議案第57号「令和2年度三重県一般会計補正予算(第14号)」(関係分)
(5)議案第67号「令和2年度三重県港湾整備事業特別会計補正予算(第2号)」
(6)議案第72号「令和2年度三重県流域下水道事業会計補正予算(第4号)」
(7)議案第31号「三重県手数料条例の一部を改正する条例案」(関係分)
(8)議案第46号「北勢沿岸流域下水道(北部処理区)の維持管理に要する費用の市町負担の改定について」
(9)議案第47号「北勢沿岸流域下水道(南部処理区)の維持管理に要する費用の市負担の改定について」
(10)議案第48号「中勢沿岸流域下水道(雲出川左岸処理区)の維持管理に要する費用の市負担の改定について」
(11)議案第49号「中勢沿岸流域下水道(松阪処理区)の維持管理に要する費用の市町負担の改定について」
(12)議案第50号「宮川流域下水道(宮川処理区)の維持管理に要する費用の市町負担の改定について」
(13)議案第45号「土木関係建設事業に対する市町の負担について」
(14)議案第78号「土木関係建設事業に対する市町の負担について」
2 所管事項の調査
(1)「三重県における補助金等の基本的な在り方等に関する条例」に基づく報告について
第2 常任委員会(県土整備部関係)
 1 議案の審査
 (1)議案第53号「県道の路線認定及び廃止について」
 2 所管事項の調査
(1)「令和2年度『第三次三重県行財政改革取組』の進捗状況」における県有施設の見直しについて(関係分)
(2)三重県の道路における最近の政策について
(3)第三次三重県建設産業活性化プランの取組について
(4)審議会等の審議状況について
第3 分科会(企業庁関係)
 1 議案の審査
(1)議案第17号「令和3年度三重県水道事業会計予算」
(2)議案第18号「令和3年度三重県工業用水道事業会計予算」
(3)議案第19号「令和3年度三重県電気事業会計予算」
(4)議案第68号「令和2年度三重県水道事業会計補正予算(第3号)」
(5)議案第69号「令和2年度三重県工業用水道事業会計補正予算(第3号)」
(6)議案第70号「令和2年度三重県電気事業会計補正予算(第3号)」
第4 常任委員会(企業庁関係)
 1 所管事項の調査
(1)三重県企業庁の各事業における令和2年度の取組状況について
  ア 水道用水供給事業
  イ 工業用水道事業
  ウ 電気事業
(2)三重県企業庁経営計画の改定方針(案)について
 2 「委員会活動の評価」について
 
【会議の経過とその結果】
 
〔開会の宣言〕
 
第1 分科会(県土整備部関係)
 1 議案の審査
(1)議案第5号「令和3年度三重県一般会計予算」(関係分)
(2)議案第16号「令和3年度三重県港湾整備事業特別会計予算」
 (3)議案第21号「令和3年度三重県流域下水道事業会計予算」
   ア 当局から資料に基づき補充説明(水野部長)
   イ 質疑
〇藤根委員長 それでは、御質疑があればお願いいたします。

〇杉本委員 道路の剥離度の話なんですけれども、このように進めていっていただいているということがすごく分かりやすくて、県民の皆さんに説明するのにとてもありがたいな、そういう政策というか方向性を出していただいたな、と思っているんですが、剥離度ともう一つ、警察との連携なんですけれども、剥離度がまだいいんだけれども交通量が多い。交通量と剥離度の関係というのは、警察との連携の中でどちらを優先するかという話合いはしておられるのでしょうか。

〇水野部長 そのことも含めて、後の常任委員会の中で詳しくこの道路区画線については御説明したいと思っております。
 基本的には、今年度から国、県、そして県警察による調整会議を設けて、御指摘の件も含めて今検討しておりますので、後ほど詳しく御説明いたします。

〇杉本委員 もう1点、コロナ時代の社会の変容への対応ということで、資料としてはインフラDXの推進とか、そういうものをつけていただいてあるんですけれども、これについては、ここで御質問させていただいていいですか。これも後ほどがいいでしょうか。

〇水野部長 後ほど詳しく御説明させていただきます。

〇杉本委員 分かりました。では、これも後ほどとさせていただきます。

〇田中委員 2ページの件、これよろしいですか。無電柱化事業の件なんですけど。

〇藤根委員長 当初予算に関わっていますね。

〇田中委員 この予算なんですけども、民間と道路管理者とのそれぞれ割り振りがあるというふうに思うんですけども、その率というのはどれくらいになっているのかと、あと距離にしてどれぐらいを想定されているのか、まずお伺いしたいと思います。

〇向井次長 すみません、質問の意図をもう一度確認したいんですけど、民間との割り振りというのはどういう意味でしょうか。

〇田中委員 電線管理者と道路管理者との割り振りがあると思うんですけれども、全て道路管理者が持つわけじゃなくて、例えばNTTか中部電力株式会社か分かりませんが、そこが持つというふうになっていると思うんですけども。

〇向井次長 ちょっと正確な数字は持っていないんで申し訳ないですけども、民間の負担分は……。

〇川上課長 民間と行政との割り振りは、全体の事業量としては大体、民間側が3分の1になります。あと残りの行政側については、補助率でいくと国と県で1対1になります。

〇田中委員 以前、伊勢市を視察させていただいたときに、電線事業者のほうから負担が大変やという話があったんですけども、そこら辺は多分了解されて工事を進めると思うんですけども、これは場所とか距離とか、そこら辺はまだ決まっていないんですよね。

〇藤森課長 伊勢市の事業箇所ということで御説明させていただきますが、伊勢市は、県道鳥羽松阪線、都市計画道路名で言いますと外宮度会橋線が第2工区という形で、宮町駅付近を起点に工事をやっておるところでございます。さらに、御木曳で使う道路といたしまして県道伊勢南島線、こちらは都市計画道路名が外宮常盤線という形になりますが、これは外宮の交差点を起点としまして、百五銀行筋向橋支店があるところまでの無電柱化を進めるという形で工事を計画しております。

〇田中委員 伊勢市の説明がありましたけれども、伊勢市だけなんですかね、県内で予定されているのは。

〇藤森課長 県事業といたしましては、今の伊勢市の事業と、尾鷲市内の尾鷲港新田線を考えておりますが、また市事業として、ほかの市で事業計画をされておるところもございます。

〇田中委員 ありがとうございました。
 それともう一つ、5ページのところでお伺いしたいんですけど、河川事業で、簡易型河川監視カメラを設置されるということですけども、これまでに水位計を180か所くらい設置されたと思うんです。そこら辺の使い分けと、これの場所はどこら辺を考えているのか、数はどれくらいかというのをお伺いさせていただきたいと思います。

〇友田課長 簡易型河川監視カメラなんですけれども、危機管理型の水位計をつけているところも含めまして、まず水位周知河川ということで、県内で38河川あるんですけれども、その河川につきましてカメラを付けていこうということで、今44か所程度を整備しているところでございます。

〇田中委員 44か所を整備されているということなんですけど、この予算で、44か所ということなんですかね。

〇友田課長 申し訳ございません、44か所つけておるのは、今年度の予算でございまして、今書かせていただいてある中では、その44か所にプラスアルファするところの予算ということで、この中に含ませていただいております。場所的には数か所になるかと思います。まだこれから、市町からの御要望とかもございますので、大規模氾濫減災協議会等の中で協議しながら、付けるところを考えていきます。

〇西澤次長 ちょっと補足をさせていただきますと、今、友田課長が言いましたように、水位周知河川といいますのは、避難判断水位を発表する河川でございまして、それについては河川の状況を見ていただくほうが逼迫感があるということで、カメラをまず優先的に付けさせていただきました。その他危機管理型水位計が210何か所につけてあるんですけども、それについては、まだ水位設定がされていないというのがあるのと、もう一つは、危機管理型水位計については数字のデータを送るだけですので通信費が安かったんですけども、カメラになりますと動画を送るということで、通信費が結構かかるということで、今年度付けたところを検証して、来年度からも付けていきたいとは思っているんですけども、どこまで付けていくかというのは、運用を見ながら検討していきたいということでございます。
 ただ、市町からは要望をいただいておりますので、基本的には、前向きに付けていきたいというふうに考えております。

〇杉本委員 4ページの住宅政策のところなんですけれども、ここには公営住宅の改修等の予算がいろいろ上げられているんですけれども、老朽化し過ぎているので改修する予定がなくて取り壊すということもしていただいていると思うんですが、その予算は、当初予算全体の中には入っておられますか。

〇石塚課長 ここに挙げてあります外壁改修等の工事の予算の中に、解体する場合の解体費用も含んだ数字になっております。

〇杉本委員 またあ後ほどでいいんですけれども、来年度の解体予定のところと、それから来年度ではないけれども、今後、もう改修して使う予定がないと確定しているものの場所とか数を教えてください。よろしくお願いします。

〇石塚課長 三重県公営住宅等長寿命化計画をつくっておりまして、その中で今後、用途廃止をしていくところも決めてありますので、また資料をお出しさせていただきます。

〇杉本委員 身近なところからは、やはり防犯上、それから防災上、このままずっと放置しておかれるのは困るというお声がありますので、よろしくお願いします。

〇中瀬委員 4ページの住宅・建築物の耐震化のことなんですが、耐震化が進まないということは、やはりコストの問題が大きいというふうに思うんです。コストを下げた補強工法の普及を図るというふうになっているんですが、いつ頃をめどにそういう工法ができるのかということと、予算というんですか、補助をどういうふうにしていくかという考えがあればお願いしたい。

〇石塚課長 令和2年度末における住宅の耐震化率は約85%になってございます。当初国の指針で、これは95%までもっていこうという計画でございましたが、全国的にも同様の傾向なんですけども、あまり進んでいないということで、国のほうでは、令和7年度末までに95%にもっていくというふうに、計画の見直しをされたところでございます。
 安価な工法の採用については、より詳しい診断方法を採用して工事費を少なくするとか、床とか天井をめくらなくても耐震化ができるような工法を採用していくということで、既に取組を今年度から始めておるところでございます。

〇中瀬委員 耐震診断を受けて改修工事をやる施主としては、やはり金額が高いということは本当に問題やというふうに思うんです。そういう面から、一部だけでもできる工法ができれば非常にいいと思うんですが、それに伴って各市町が進める中でも、いろいろな補助体制とかがないと、耐震診断した結果、だめよと言われて全部自前で、というと、なかなか前に進まんと思うんですが、いろいろな補助政策ということも考えているということでよろしいんですか。

〇石塚課長 令和3年度は、耐震診断が終わった後、設計に進んでいただきたいということで、補助額を見直します。平均で約30万円の設計費がかかったとき、補助金としては、これまでは8万円の補助をさせていただいておったんですけども、来年度から10万円プラスして18万円にするという形で、まずは設計に進むようにということで補助額を上げております。当然引き続き工事にかかる場合の補助というのも予算確保をしてございますので、進めていきたいと思います。

〇中瀬委員 ぜひとも、いつ地震が起こるか分からないという状況ですので、実際に家を直したというのが増えるようなことを進めていただきたいというふうに思います。

〇岡村次長 先ほど課長からも話があった低コストな工法については、今年度、名古屋工業大学の先生等に入っていただいて検討を進めてまいりました。現在、三重県木造住宅耐震促進協議会とか、建設業関係の団体とか、あと設計事務所関係の団体とかも入っていただいて、説明会等で普及に向けて進めておるところでございますので、それをさらに促進するように努めてまいりたいと思っております。

〇村林委員 7ページにある全体の金額を見せていただいて、対前年度比なんかでかなり充実した数字を見て、予算確保に努めていただいて、事業確保に努めていただいて大変ありがたいなと喜んでおるんですけど、1つ心配なのが、一番上の一般会計の補正予算込みじゃない場合の対前年度比で91%というところがありますよね。これは補正予算込みだと104%ということでいいんだと思うんですけど、当初予算で1割近く減したときに、今年度はいいにしても長い目で見たときに、対前年度比みたいなことでこの数字がベースになってきたときにどうなるんだろうと、ちょっと心配に思ったので、その辺り御所見があったら聞かせていただけないでしょうか。

〇水野部長 まさしく御指摘のとおりだと思います。ということもあって、国土強靱化予算については当初予算でということで議会からも意見書を出していただきましたけれども、こうして補正予算で積むと、当初予算が見かけでは低くなってしまうといったことがございますので、当初予算できっちりと積んでいただいて、それをベースにして次年度以降の議論をするといったところが大事だと思っておりますので、ぜひ令和4年度予算については、国土強靱化も含めて当初予算からということでやっていければなというふうに思っています。
 やはり過去を振り返ったときに、補正予算というのはどうしても、その年度のほうに整理すると、全体で見た場合ですね。県土整備部の予算としては違う形で整理すると思うんですけど、県全体の予算としては、補正予算は当該年度ということで積んでしまって、後から見たらそうなんだなというふうに見てしまうので、そういうことがないように、来年度以降努めていきたいなというふうに思っています。

〇村林委員 分かりました。御答弁ありがとうございます。
 私も次年度以降の予算を見るときに注意して見ていきたいと思います。

〇水野部長 少し補足させていただきますと、先ほど無電柱化事業のお話がございました。無電柱化事業については、事業者、国、地方で1対1対1という関係で事業費を賄っているという状況になっております。ただ、非常にコストがかかるということで、国のほうでも安いコストでできる手法がないかといったこともいろいろ研究されているところでございます。そういったところも含めて、無電柱化については5か年計画といったものをつくっていて、来年度が改定の年になってまいります。来年度以降、5年間でどのような目標を持っていくのかといったことについては、また常任委員会で御説明させていただければなというふうに思っております。
 あと簡易型河川監視カメラについてでございます。先ほど西澤次長から言いましたけれども、通信費といった問題があって、なかなかいっぱい付けられないといったような状況もあるんですけど、そういった課題も含めてどのように展開していくのかといったようなこと、これも河川の堆積土砂撤去あるいは区画線と同じように計画が必要だというふうに思っておりますので、来年度、しっかりとその計画を立てて、また御説明したいというふうに思っております。

〇藤根委員長 ほかに皆様から御質疑はよろしいでしょうか。

          〔「なし」の声あり〕

〇藤根委員長 なければ、これで本議案に対する質疑を終了いたします。
   ウ 委員間討議  なし
   エ 討論       なし
   オ 採決       なし
    議案第5号(関係分)   挙手(全員)     可決
    議案第16号        挙手(全員)     可決
    議案第21号        挙手(全員)     可決
 
(4)議案第57号「令和2年度三重県一般会計補正予算(第14号)」(関係分)
(5)議案第67号「令和2年度三重県港湾整備事業特別会計補正予算(第2号)」
(6)議案第72号「令和2年度三重県流域下水道事業会計補正予算(第4号)」
   ア 当局から資料に基づき補充説明(水野部長)
   イ 質疑
〇藤根委員長 御質疑があればお願いいたします。

〇小林委員 少し細かいところで申し訳ないんですけれども、国の第3次補正予算、国土強靭化の内示の関係で、県内の各建設事務所が所管する箇所、事業等があると思うんですけども、そういったところから要望が出ていると思うんですが、その要望に対して何%ぐらい予算が充てられたんでしょうか。

〇水野部長 全ての要望に対して何%つけられたかというところは整理していなくて、今年はコロナ禍でなかなか要望する機会も、地域の方々は少なかったといったところもあって、要望ベースでどうなのかというところの整理は毎年はしていないというところでございます。ただ建設事務所ごとに予算が幾らついたのかいったことについては、当初予算も含めて今年の5月に発表したいというふうに思っているところでございます。その中で確認していただければということと、あとは補正予算については国の発表の中で、こういう事業についてはこういう箇所でといったところがついておりますので、詳しい事業内容は、国の内示ベースでございますけれども、そこに箇所名が載っておりますので確認することができると思っております。
 いずれにしても予算がどういうふうについているのか、地域の方々が要望していただいたものがしっかりついているのかどうなのかといったことが重要な視点だと思いますので、今後発表する際に、御指摘も踏まえて工夫してまいりたいというふうに思います。

〇小林委員 分かりました。結構です。

〇藤根委員長 ほかございますか。よろしいでしょうか。

          〔「なし」の声あり〕

〇藤根委員長 なければ、これで本議案に対する質疑を終了いたします。
   ウ 委員間討議  なし
   エ 討論       なし
   オ 採決       なし
      議案第57号     挙手(全員)     可決
      議案第67号     挙手(全員)     可決
      議案第72号     挙手(全員)     可決
 
(7)議案第31号「三重県手数料条例の一部を改正する条例案」(関係分)
(8)議案第46号「北勢沿岸流域下水道(北部処理区)の維持管理に要する費用の市町負担の改定について」
(9)議案第47号「北勢沿岸流域下水道(南部処理区)の維持管理に要する費用の市負担の改定について」
(10)議案第48号「中勢沿岸流域下水道(雲出川左岸処理区)の維持管理に要する費用の市負担の改定について」
(11)議案第49号「中勢沿岸流域下水道(松阪処理区)の維持管理に要する費用の市町負担の改定について」
(12)議案第50号「宮川流域下水道(宮川処理区)の維持管理に要する費用の市町負担の改定について」
(13)議案第45号「土木関係建設事業に対する市町の負担について」
 (14)議案第78号「土木関係建設事業に対する市町の負担について」
   ア 当局から資料に基づき補充説明(岡村次長、向井次長、水野部長)
   イ 質疑        なし
   ウ 委員間討議   なし
   エ 討論        なし
   オ 採決
      議案第31号             挙手(全員)     可決
      議案第46号から議案第50号   挙手(全員)     可決
      議案第45号及び議案第78号   挙手(全員)     可決
 
2 所管事項の調査
(1)「三重県における補助金等の基本的な在り方等に関する条例」に基づく報告について
   ア 当局から資料に基づき説明(小見山副部長)
   イ 質問      なし
 
 3 委員間討議
 (1)執行部に処理経過の報告を求める事項   なし
 
第2 常任委員会(県土整備部関係)
 1 議案の審査
 (1)議案第53号「県道の路線認定及び廃止について」
   ア 当局から資料に基づき補充説明(関次長)
   イ 質疑        なし
   ウ 委員間討議   なし
   エ 討論        なし
   オ 採決
      議案第53号     挙手(全員)     可決
 
 2 所管事項の調査
(1)「令和2年度『第三次三重県行財政改革取組』の進捗状況」における県有施設の見直しについて(関係分)
   ア 当局から資料に基づき説明(小見山副部長)
   イ 質問      なし
 
〇藤根委員長 約1時間が経過しておりますので、ここで換気の為の休憩とさせていただきます。再開は11時5分からということでお願いいたします。暫時休憩します。

          (休  憩)


(2)三重県の道路における最近の政策について
   ア 当局から資料に基づき説明(関次長)
   イ 質問
〇藤根委員長 それでは、御質問等がありましたらお願いします。

〇杉本委員 全てに質問があるので、短くさせていただきたいと思います。
 1つ目の緊急輸送道路の整備のことなんですけれども、7ページの右側にメニューが舗装修繕から5項目あるんですけれども、緊急輸送道路を整備するに当たって、このメニューでは対応できない緊急輸送道路があるというふうに私は思っています。具体的には津市の、雲出川にかかっている須賀瀬大橋から嬉野町につながる緊急輸送道路なんですけれども、冠水します。この冠水が並大抵ではなくて自動車は通れません。そういう緊急輸送道路があるのですけれども、これは河川改修の話になってくると思うんですけれども、このメニューでは解決しないんです。県管理の緊急輸送道路が195路線あるという話だったんですけれども、今後、そういったことも検討していく必要があると思うんです。その辺りのところを教えてください。それが1点です。
 ずっと言ったほうがいいですね。

〇藤根委員長 はい。

〇杉本委員 区画線のところで、先ほど少し申し上げたんですけれども、交通量が多いけれども、剥離度が低いので後回しになってしまうというような状況が少し心配されます。身近なところでそのような話があって、ここの引き直しをお願いしたいけれど、剥離度がもっと低いところがあるので、ということだったんです。これは県警察の問題やと思うんですけれど、県警察が交通量の問題と剥離度の問題をどうやって加味して考えていくのかなというあたりを、まだ話をしていただいてないんであれば、その辺りのところを少し連携していただきたいなと思っています。優先順位は、劣化状況だけではなくて危険度も加味していただきたいという内容でございます。
 それから、路面標示管理のシステム化のお話がありました。AIの活用がありました。これは非常にすばらしいと思いますし、一方で、先ほどの話と関わるんですけれども、生活実態とか地域状況とか危険度とか、そういうふうなところとのずれが出てくることがありますよね。だから、そのことをどう加味していくかというところが、AIなどを入れるときの課題だと思っています。交通量の問題はデータとして入力できると思うんですけれども、ほかの事情で、生活実態とのずれが出てくるということがあると思うんです。なので、その辺りをこのシステムをつくって運用していくときに、ぜひ視点として加えていただく必要があるんじゃないかなというふうに思いました。
 もう一つは、AIカメラによる道路交通モニタリングについてですけれども、これはもう今回コロナ禍で、ああなるほどというふうに思わせていただきましたし、経済・観光のところにも活用できるということで可能性をすごく感じるんですけれども、これはもう法としてきっと確立していると思うんですけれども、個人情報の保護との関係についてはどのようになっているかということを確認させてください。
 それから最後に、太平洋岸自転車道ナショナルサイクルルートなんですけれども、指定はこれからということですが、ぜひお願いいたします。
 実は私、今年は四日市港管理組合議会の議員を小林議長の下でさせていただいているんですが、視察で尾道市に行ってまいりました。自由時間に、しまなみ海道を走りました。少しの時間だったんですけれども走らせていただいて、物すごい観光客です。若い方が、カップルでサイクリングをされている姿をたくさん見たので、やはり観光政策として、これは非常に今後期待できるものがあるなと思っていますので、ぜひお願いしたいなと思っています。
 そしてまた、これができた後ですけれども、四日市港に海外からの船が着いたりしたときに、四日市港からのルートというのもあると、海外の方はやはり自転車で東紀州地域まで巡ってみたいなというような観光メニューも出来上がると思いますので、これは先の話になりますけれども、四日市港からのアクセスというあたりも今後、入れておいていただけるとありがたいなというふうに思いました。
 以上です。お答えいただけるところはお答えください。

〇矢野課長 緊急輸送道路に関係する委員の言われる冠水箇所は、津市久居の須ヶ瀬地区になります。須賀瀬大橋を雲出川から渡ったところから次の赤川というところの川の間の田んぼのところの道がたるんでおりまして、そこが一面冠水になっているというところです。確かに委員が言われるとおり、緊急輸送道路の指定をされております。
 詳しく言いますと、この緊急輸送道路については県道松阪久居線、第3次緊急輸送道路でございます。もう一つ詳しく言いますと、第1次、第2次、第3次とあって、その3番目になるんですが、この第3次緊急輸送道路の定義というのがあります。第3次の定義は、第1次・第2次緊急輸送道路を補完する道路が1点目、それから第1次・第2次緊急輸送道路と防災拠点である特急が止まるような駅等を結ぶ道路もしくは地震の際の物資運搬に資する道路というところでの指定がされております。
 確かにこの第3次緊急輸送道路についての進捗というのは、委員が言われるとおり冠水する箇所がありますが、7ページに示しておる中での冠水対策というのは、防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策の中でもございませんが、令和2年度までの防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策の中でも、こういった面的な冠水対策というのはなかなかできていませんが、アンダーパスの冠水対策は、かなりやってきた経緯があります。今回の5か年加速化対策では冠水対策はないんですが、緊急輸送道路に関係した橋梁修繕なり舗装修繕なんかを重点的にやっていく中で、いろいろな条件がございます。低いからということで冠水しているのではなくて、副次的に内水的な水の問題、それから流域的な川の問題というのがあるので、そういうところは総合的に判断してやっていかなければならないかなと思っております。
 あと参考に、第1次から第3次緊急輸送道路の改良率は、昨年も言いましたが、第1次については今年も100%になっております。第2次緊急輸送道路は96.2%、第3次緊急輸送道路は94.6%、確かに高いですが、緊急輸送道路全体については三重県が今まで取り組んだ中でこれだけの数字が出て、一般的には、昨年度末でも県内道路の改良率というのは75.3%なので、緊急輸送道路に対する改良率というのは一定進んでいるかなと。ただ、そういう局地的な冠水というようなところについては、いろいろ総合的な判断をして対応していかなあかんことだと思っております。

〇関山課長 区画線路面標示の関係でございます。剥離度と交通量の関係ということで、現在9ページにお示ししていますとおり剥離度は4段階に分けてやってございます。この剥離度につきましては、どのような要因で消えるのかというのがございます。主に車による踏みつけ等によって劣化が進んでいくのかなと思ってございます。当然交通量との関係も出てきますので、モニタリングを来年度実施していく中で、交通量も加味してモニタリング箇所を選定していくことにしておりますので、その中で交通量との関係をきちんと把握していきたいなというふうに考えております。
 当然、モニタリングについては国、県警と連携しながらやっていきますので、その中で議論しながら進めていきたいなと思っております。
 また、あと生活実態をきちんと把握してということで、モニタリングの中には、11ページにお示ししておりますけれども、特に沿道利用状況によって減っているところも多々見受けられますので、そういう箇所も選定しながらモニタリングを実施して、沿道利用状況でありますとか歩道の有無とか、そういうあたりも把握しながら、次につなげていきたいなというふうに考えております。
 AIにつきましても、その辺まで具体的にできるかというのは、これから開発を進めていく中で、検討を進めていきたいというふうに考えてございます。
 太平洋岸自転車道の件につきましては、ハード整備は私らも担当しておりまして、一応指定に向けたハード整備は終わっており、次の段階、おっしゃるように観光等への活用も今後考えていかなければいけないと考えておりまして、三重地区協議会というものもあり、そこには観光関係の部署でありますとか観光関係の方も御参加いただいておりますので、一緒に連携しながら進めていきたいというふうに考えております。

〇川上課長 私のほうから、AIカメラによるモニタリングの中での個人情報の取扱いという御質問にお答えします。今回、16ページにお示しさせていただいておりますのは、まず計測をした数字、計測結果についてその増減を表示していくということになっておりますので、個人情報には当たらないと思います。ちなみにその映像で人が映り込んだりとか、そういうところはあろうかと思いますけれども、そちらは別途定めがございますので、その基準に従いながら個人情報の管理については徹底して守られるというような対応をしていこうと考えております。

〇杉本委員 御答弁ありがとうございました。
 2点だけ、緊急輸送道路の話ですけれども、かなり改修率は高いけれども、少ない中の取り残されていた緊急輸送道路ということで理解させていただき、補完道路でもあるということも分かりましたが、やはり緊急輸送道路に指定されている限りは、その対策については検討いただきたいと思います。河川の問題だと思いますので、今後よろしくお願いしたいと思います。
 それからあと1個だけ、AIの活用はこれから三重県でも進んでいきますが、本当に有効活用ができるところがいっぱいあるなと思いながらも、やはり進めば進むほど、人間の目が大事というところを必ず忘れずに組み込んでいっていただきたいというふうに思います。
 以上です。よろしくお願いいたします。

〇藤根委員長 よろしいですか。ほかございますか。

〇中瀬委員 剥離度の件なんですが、令和4年度からは剥離度Ⅱ程度のところが順次直っていくということがあるというふうに思うんですが、これが継続的に回っていけば、各市町から、ここの道の白線切れとるよということがもうなくなると思うんです。そういう確認と、車を運転していると、白線を超えるとピピっと鳴ったりいろんなことがあると思うんですが、そういう要件を満たすためには、剥離度Ⅱ程度のことでいいのか、もっと上げなきゃいけないのか、そういう検討もされているのかということをお伺いしたいというふうに思います。

〇関次長 令和4年度以降、剝離度Ⅱ以内の定常化を目指すということでございます。まず、剥離度Ⅲ、Ⅳを今年度中にという話につきましては、何回も言っていますけど、平成29年度に調査して、もう既に今となっては3年たっております。少なくとも平成29年度に調査した結果を受けて、重点的に消えておるやつを、まず順番に再生させていこうということで、本年度までかけて、当時調査して剥離度Ⅳのものを今年度は塗り替える予定ということでございます。そうすると当時剥離度Ⅲやったものが残っておるわけでございますけども、全部は残っていないです。塗り替えているものもありますので。でもそれは3年たっていますので、今となっては、もう剥離度Ⅳ相当ぐらいに消えている部分もあろうかと思います。そういうのを含めまして、当時剥離度Ⅲと判定したものについては、令和3年度中には全部塗り替えを目標に進めておるというとこで、同じように繰り返していきますと、平成29年度に剝離度Ⅱやったものも、3年たっていますと、これは日々減っていきますので、剝離度Ⅲになっている可能性もございます。ですので、令和4年4月1日になったら全部剥離度Ⅱかと言われると、そこも正直ちょっと自信はありませんけども、少なくとも令和4年度以降は定常化、いわゆるこんなの消えて見えないじゃないかというようなことがないようにやっていきたいというのが今の目標でございます。

〇水野部長 今、次長が申し上げたとおりでございますけれども、この前の本会議でも御質問がございましたが、車両の技術と道路の技術といったものを今後、両輪で進めなくちゃいけないといったところがあると思います。この剥離度の区分けというのは、三重県独自の区分けでございます。ですので、自動車側から見て、今の車線逸脱装置だとかあるいは自動運転となったときに、どれぐらいのレベルになったらいいのかといったことについては、今後いろいろと自動車メーカーとも意見交換しながら進めていきたいなと思っています。
 ただ、我々が期待するところは、剥離度が少し進行していても車両側で少し補完していただきたいなといったところがあって、車両側がぴっちり剥離度Ⅰじゃなきゃ装置が働かないと言われると、公共にコストが跳ね返ってくるといった問題がありますので、その辺、折り合いをつけながらやっていきたいと思いますし、全国マクロの政策として、白線と、あと車両の認知システムというのをどう標準化するのかというのは多分国の役割だと思いますので、その辺も含めて、しっかり国のほうで検討してもらうように働きかけをしていきたいというふうに思っています。

〇中瀬委員 剥離度については三重県独自でこういうことを進めたということになると思うんですが、最低でもこの剝離度Ⅱという状況であれば、各市町とか住民の方もほぼ満足できる状況だと思うんです。今、それが全然できておらん状況が非常にあるもんですから、令和4年度以降、できるだけこういう状況が県下全てのところでできるようにお願いをしたいというふうに思います。

〇水野部長 県管理道路ではこういったような基準を定めていますけど、やはり気になるのが、先ほど生活道路という話もございましたけれども、市町が管理する道路、これについてはこの計画に載っていないといったところがあって、県が管理するあるいは国が管理する道路は白線がかなり引いてあるけれども、市町が管理する道路については、自分の身の周りについては白線が全部消えているんじゃないのかといったような現象が、恐らく発生するんだというふうに思っています。
 それが、財政の問題もございますので、なるべく連携して進められるように、どこを重点化してやっていくのかといったところも分かるように進めていきたいというふうに思っておりますし、やはり生活者の実感、あるいは道路を利用していただいているトラックだとかタクシーの運転手の方々の御意見だとか、そういったものを吸い上げながら優先順位をつけるように今後検討していきたいというふうに思っています。

〇中瀬委員 県の道がこうやってどんどん進んでいけば、市とか町についても、今までは県道もこんなレベルやでしないでいいという可能性があるんで、県がきっちりこういうことができればレベルは上がってくるというふうに思っていますので、県のほうから、各市町に対してもどんどん指導してやっていただきたいと思います。

〇村林委員 2つお願いします。
 道路区画線の話ですけど、剥離度を設定していただいて着実に進んでおって、私の身の回りも大分引き直しが進んで大変ありがたく思っております。今後ともよろしくお願いします。
 たしか2018年やったと思うんですけど、一般質問で、この区画線の問題を取り上げさせてもらって、そのときに私のほうで、県土整備部と県警察などとの間で共同発注をしていったらどうだという提案をしたわけなんですけど、それが恐らくこの同時施工ということで実現していっているんだと思って、大変ありがたく思っておるんですが、その同時施工した成果として、住民から見るとどこが所管しておる線かというのは関係ありませんので、同時施工するということは、まず大変住民の目から見るとありがたいと思うんですが、予算的に、例えば交通整理が一つで済むとか、そういうような経費が安く済んだみたい効果なんかはあったのか、あれば教えてほしいんですが、お願いします。

〇関山課長 当然、同時施工でやるということですので、委員がおっしゃられるようにその辺、交通整理員とかいろいろな面で経費削減はできておると思うんですけれども、詳細は、そこまでは把握してございません。

〇村林委員 ありがとうございます。私も恐らくあるだろうと思って提案したんですが、あるだろうということで、分かりましたので、どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
 もう一つ最後に、太平洋岸自転車道のお話なんですけど、これは私の住んでおる南伊勢町の国道260号もこの地図で対象になっておって、住民サイドからも時々お話があるんですが、この道路に標示する矢羽根というんですか、これが急にできて何だろうかとか、たくさん標示看板が最近できたけれども何だろうかというようなお話なんかをよく聞いていて、私も気になっておったところなんですが、今日この説明を受けて、ああこういうことだったのかと思ったところなんですけど、ただ、矢羽根とかを見ていって私も思いましたし、住民からもお話があったのが、恐らくこれは自転車のことなんだろうけれども、道幅のほうが変わっていないよねと、標示だけだよねと。もともとそんなに広い道路ではありませんので、もう少し路肩を広めに取るとか、安全の確保がないとなかなか怖いなと、車で走っておって怖いなというお話も一方であるんです。
 今、杉本委員の質問に対する御答弁で、ハード面の整備はもう終わったという御答弁があったんですけど、指定後でも構いませんので、もう少し安全確保で、路肩とかに目を向けていただけるとありがたいと思うんですけど、いかがでしょうか。

〇関山課長 先ほどハード整備が終わったというのは指定要件を満足するためのハード整備が終わったということですので、引き続き利用の中で危険なところでありますとか、また安全確保が必要なところにつきましては、その都度対応させていただきます。

〇村林委員 ありがとうございます。そういうことですと大変ありがたい御答弁だったと思いますので、ぜひこれからもそうした安全面にも目を向けて、整備を進めていっていただきたいとお願いして終わります。どうぞよろしくお願いします。

〇藤根委員長 ほかよろしいでしょうか。

〇杉本委員 委員長にちょっと。
 私、さっきコロナ時代の社会変容の対応について後ほどと言ってしまったんですけれども、これ今道路政策なんですけれども、コロナ時代の社会変容のことについて質問させてもろうてもええやろうか。

〇藤根委員長 どうしますか、その他にしますか。

〇杉本委員 その他でさせてもらいます。

〇藤根委員長 ほかよろしいでしょうか。

          〔「なし」の声あり〕

〇藤根委員長 なければ、(2)、三重県の道路における最近の政策についての調査を終わります。
 
(3)第三次三重県建設産業活性化プランの取組について
   ア 当局から資料に基づき説明(佐竹副部長)
   イ 質問

〇藤根委員長 それでは、御質問等がありましたらお願いします。

〇田中委員 第三次三重県建設産業活性化プランの取組なんですけども、土木一式予定価格3000万円以上の全ての工事に対応されるということなんですけれども、御説明の中で経費も見込んでいるということで、当然工期が長くなるというふうに思うんです。それに対して、ほかの工事の発注に影響は出てこないのかというのをまず確認させていただきたいと思います。

〇結城課長 週休2日の施行工事につきましては、働き方改革の観点で適正な工期設定をしておりまして、従来の工期に対して1.2倍の工期をまず確保しています。さらに、契約当初に業者から必要な工期がもし足らないということであれば、協議に応じて工期も延ばせるという運用にしています。ただ実際には、業者の声を聞きますと、早く工事を終わって次の工事を取りたいという思いが強くて、工期を延長した事例というのは、ほとんどないと聞いています。
 あと技術者の運用については、猶予期間制度等もありますので、週休2日で工期が延びても、次の工事の入札には参加しやすいような運用も講じています。

〇田中委員 業者としては早くやりたいという思いがあることは理解できるんですけれども、それをすることによって残業が増えたりとか、それに対する罰則等は考えてみえるんですかね。土日は一応基本、中止なんですが、そのときに工事をするところも出てくることも考えられるんですけども、そこら辺はどうなんですか。

〇結城課長 三重県が行っております週休2日の施行工事は現場閉所を求めておりまして、従業員が休んでいるかとか、ほかのところで働いているかとかまでは追跡しておりませんで、現場閉所を条件とした施行工事で行っております。

〇田中委員 じゃ土日に仕事をしていても、罰則もないし注意もないわけなんですか。

〇結城課長 現場閉所を条件としておりますので、それ以上のことについては特に把握もしておりませんし、罰則等もございません。

〇田中委員 分かりました。業者任せということだと思いますけども、後で工事点数には響くんですよね。

〇結城課長 週休2日を促進するために、今年度から4週8休を達成した場合に工事成績で加点する取組を行っております。

〇田中委員 ありがとうございます。分かりました。

〇藤根委員長 よろしいですか。ほかにございませんか。

〇中瀬委員 今のところでちょっと分からないところがあるんですが、現場は週5日間しか稼働しないで、2日間はどうなっておるか分からないですよと。会社にとっては、社員はその場所に行ってなくても、土曜日、日曜日、ほかで働いておるということがたくさんありますよね。そうした中で、本来の4週8休を求めるって県が言うているのに、そのチェックをせんだら、業者は、工事は5日間しかしないけど、ほかのところでやっておることは何も問われないとかになってくると、本来の週休2日ということがなかなか見えてこないんですが、その辺はどうなんでしょうか。

〇結城課長 まず、ちょっと前提で説明させていただきますと、従来は、土日完全週休2日制でやろうとしていて、やっていた時期もあるんですが、業界との意見交換の中で、土日を毎週休むのはなかなかハードルが厳しいというところもあって、今は月2回だけ、土日完全週休2日制ということで施行を行っています。なので、隔週で土曜日休んでいただいているという状況です。
 それから労務管理については、一義的には会社の責任で行っていただいていまして、まずは、週休2日については、若手の入職がなかなか、休みがない業界だと進まないという観点から、担い手確保の取組として、週休2日の取組をしているところです。
 業者の声を聞きますと、週休2日にしたいと思っていても、日給月給の従業員がいると、休むと収入が減ってしまうということであったりとか、元請は週休2日にしたいと思っていても下請の業者の理解が得られないというような、いろんな事情があると聞いています。それから民間の企業発注の工事が週休2日になっていないとか、市町の工事が週休2日になっていないとか、県だけで取り組んでもどうなのかというような意見もあります。
 そんな中で、やはり週休2日が当たり前の業界にしていく必要があると思いますので、まずは県においては週休2日を少しずつでも拡大していき、また、市町に対しても週休2日の取組を要請していくというのが、今の活性化プランに基づく取組となっています。

〇中瀬委員 県が週休2日をどんどん進めていくのはいいと思うんですが、そのことによって会社、企業が、より不便を覚えるようなことがならないようにだけお願いをしたいです。県は求めておるけど、実態は日雇い労働者を雇っておるのに、そんなのできるわけないやないかということがあまり表に出ないというんですか、そういうことも解決されるようなことを前提に、県がこういうことを進めるということがいいと思います。

〇佐竹副部長 労務の話と、それと費用の話が日給月給も含めてあるかと思います。いろいろ業界とお話しさせていただいても、単価の話とか出てまいります。今まで私どもの積算の中で、ここまでは見られるけど、ここまで見られないという部分につきましても、年々国の指導もあって解消されてきていますので、それをまた一つ一つ積み重ねて、そこの隙間を埋めて、週休2日を取りやすい環境をつくっていきたいと思っています。

〇中瀬委員 流れはそういうことになっておると思いますので、業者が、このおかげでなくなったわというふうにならんようにだけお願いしたいというふうに思います。それとちょっと別のところで1点あるんですけど、よろしいですか。
 緊急対応の豚熱のところでお聞きしたいんですが、たくさん豚を処分して深く埋めるということがあると思うんです。地下水の問題がいろいろ出ておったというふうに聞いたこともあるんですが、例えばこういうビニールのブルーシートを敷いて袋に詰めて、最近は豚舎、ちょっと山側のところになっとると思うんですが、そういうところに埋めて、これが土に戻るとか、そういうのは何年ぐらいなんでしょうか。このことを聞いていいのかどうか分からないんですが、ただ埋めたったわ、で終了になっているのか、そういう環境面のことまで考えていろいろなことをされておるのか。

〇佐竹副部長 ちょっとそのことについては私も把握していない部分がございますので、また後ほど。

〇藤根委員長 よろしいですか。ほかにございませんか。

          〔「なし」の声あり〕

〇藤根委員長 なければ、(3)、第三次三重県建設産業活性化プランの取組についての調査を終わります。
 
(4)審議会等の審議状況について
   ア 当局から資料に基づき説明(小見山副部長)
   イ 質問
〇藤根委員長 では、御質問等があればお願いします。

〇田中委員 景観審議会なんですが、ガイドラインの変更ということですけども、大きくどこら辺が見直されたんですか。

〇向井次長 私どものほうでは、太陽光発電施設の設置に関して色彩や素材とか配置場所、緑化等の留意すべき基本的な事項を取りまとめた三重県太陽光発電施設の設置に関する景観形成ガイドラインを定めているんですけれども、以前、複数の審議会委員の方から、世界遺産でもある熊野川流域の景観計画区域内について、できるだけ太陽光発電施設を設置しないように事業者に対して、うちのほうからメッセージを明記したほうがいいというふうな意見をいただいていましたものですから、それを加筆して変更したものでございます。

〇田中委員 ありがとうございます。

〇藤根委員長 よろしいですか。

          〔「はい」の声あり〕

〇藤根委員長 なければ、(4)、審議等の審議状況についての調査を終わります。
 
 3 その他
〇藤根委員長 最後に、これまで議論された調査項目以外で特にございましたら御発言をお願いします。

〇杉本委員 コロナ時代の社会変容の対応について、公共空間の再生と地元との協働を含めたグリーン化についてに関連して少し要望です。座長がお見えですけれども、三重の木づかい条例の中で公共土木施設、その他工作物への県産材の利用が入って、部長のほうから積極的な姿勢を示していただいて、本当に期待をさせていただきますのでよろしくお願いしますということと、このグリーン化の話の中で街路樹の話なんですけれども、街路樹が本当に無残な姿でカットされていると、胸が痛むということをよく見かけます。それは交通の邪魔であるとか枯れ葉などの苦情とか、そういったところが課題なんだろうと思うんですけれども、街路樹の美しいまちは、やはり豊さを感じますし、文化度も感じますし、まちの価値につながっていくと思っています。それで、どんな種類の街路樹をどのように植えたらうまくいくのか、そういう選定、それからどんな育て方とか、そういったところを専門的に、しかも地域住民の声ともコーディネートするような専門家であったりとか担当であったりとか、そういったあたりの配置を私はしていただきたいなと思っているんです。三重県の国道、三重県の県道は日本一美しい、それが新しい価値の創造やというあたりの視点で、御検討をお願いできないかなと思うんですが、いかがでしょうか。

〇水野部長 御指摘のとおりだと思います。今、街路樹の剪定は、コスト縮減のために強剪定といって、なるべく枝葉が生えないようにカットしてしまっているといった状況があります。
 なかなか全体を直すというのは難しいんですけれども、いろいろ議会から御質問いただいて、来年度から各事務所で事務所長がヘッドになって、地域の方々とどのような植栽だとか、植樹も含めてだと思うんですけど、道づくりをしていくのかといったようなプロジェクトを立ち上げることにしております。そうした中でいろんな地域の方々、そして今回の御指摘も踏まえて、すばらしい道路環境になるように努めていきたいというふうに思います。

〇杉本委員 ヨーロッパと比べたらいかんですけれど、本当にすばらしい街路樹の町並みがあると思うんですね。やはりそういうまちってすごく魅力的なので、ぜひやっぱりそのあたりの新しい価値の創造というのができていくように、そのときに所長がトップやけれども、専門的なアドバイスをしてくれる方も今後ひょっとしたら必要になるかと思うんです。なので、その辺りの御検討もぜひ来年度お願いしたいんですが。

〇水野部長 御意見を踏まえて、いろんな方の御意見を聞くようにしていきたいと思います。

〇杉本委員 よろしくお願いします。

〇藤根委員長 よろしいですか。

〇藤根委員長 ほかございますか。

〇山本副委員長 内水面漁業協同組合の件なんですが、この前の一般質問でも協会へのヒアリングの結果のお話もされました。1つ目は、まずこの委員会でもさらに例えば詳しい何か追加の説明とかあれば、今お願いします。
 それから、12月の委員会で、この不当要求根絶に向けて、まず相談窓口の設定、2つ目が県警察との協議会をつくると、3つ目が基本方針の見直しという3点をお話しされていたんですが、今の状況であるとか、これからどういうふうにやっていくかとか教えていただければと思います。

〇佐竹副部長 基本方針の見直しにつきましては、12月の常任委員会で御説明さしあげたところでございます。そのときに1月から運用していきたいということでお話しさせていただいたんですけども、今回、全面改定になるということで建設業界の関係者の方、内水面漁業協同組合連合会の方、農林水産部とともに、以降、説明をさせていただいております。
 その中で建設業界からは、全面改定になって、これまでどおり円滑に工事が進められるのかなどの心配の声をいただいておるところでございます。この前の答弁でございましたように、受注者が困らないように、また不安を抱かせないように、いただいた意見を基に濁水などの発生時の対応、不当要求に対する協議会の設置などの発注者の体制について、具体的な例を定めました関係要領等の整理をすべく調整をしているところでございます。
 それで、先ほどいただきました具体的なやつが定まっておるのかという話が、まず1つ目の質問だったかと思いますので、具体的なところは今調整を進めておるところですので、それがまたでき次第、委員会のほうで御報告させていただきたいと思っております。
 それから、不当要求に対する対応ということですけれども、そちらにつきましても、窓口のところのことは前回一部御説明さしあげておるかと思うんですけれども、その後、協議会の設置ということがいよいよ具体的に進んでまいりました。今、そのことにつきまして県警察と連携しながら、設置に向けた、調整ではなくて準備をさせていただいておるところでございます。協議会の中でどういうことを取り扱って、どういう連携をしてやっていくかということにつきましては、具体的なことが定まったら、逐一すぐにまた御報告をさしあげたいと思っておるところでございます。
 今の協議会は、不当要求に対する不安を抱かせないようにということで、そのまま私どもの中で受けて、なおかつ協議会で体制を固めて支援なりをさせていただきたいと思っておりますので、そういうのがしっかりできるようにして、基本方針もそのとき同時に運用していきたいと今考えておるところでございます。

〇山本副委員長 ありがとうございます。例えば、もうあれから具体的に何か相談とかはあったりしていたんですかね。相談窓口に、実はこういうことがあって困っていたんやとか、そういうのはないですか。

〇佐竹副部長 具体的にはまだ、そこまではいただいていません。

〇山本副委員長 やはりこの決定は市や町の在り方とか、あと民間にも少なからず影響を与えてくると思いますので、ぶれずに頑張ってやっていただきたいと思います。

〇佐竹副部長 今の具体的なことも含めて、決まりましたら、国、市町の方にお伝えしていきたいと考えております。

〇山本副委員長 ありがとうございます。
 もう1個、全く別件なんですけど、先ほど杉本委員が木づかい条例のことをおっしゃいまして、4月1日から施行されるわけなんですが、その中に公共建築物、あと公共土木施設及びその他工作物にできるだけ率先して県産材を使っていきましょうねという項目があります。これを受けて、例えば県土整備部でこういうふうに何か取り入れていこうかとか、そういう具体的な検討とかはあったりしているんでしょうか。

〇水野部長 条例案の中に公共土木施設といったものを入れていただきましたので、積極的に進めていきたいなというふうに思っています。
 この公共土木施設の分野では、和歌山県が非常に先進的に取り組まれているというところがあり、工事用の仮設材あるいはガードレール、あるいはいろんな公園におけるベンチだとか、いろんな活用がなされております。その情報を今収集しているところでございます。やはりメリット、デメリットがあるというふうに思いますので、それもしっかり検討しながら、条例が成立後、施行されるまでの間にしっかりと計画を立ててまいりたいと考えております。

〇山本副委員長 どうもありがとうございました。よろしくお願いします。

〇藤根委員長 ほかよろしいでしょうか。

〇佐竹副部長 先ほどの問合せ等はあったのかという部分につきましては、詳しいことはちょっと申し上げられないんですけども、問合せはございました。まだその中身はちょっと控えさせていただきたいんですけれども、そういうのはありました。

〇藤根委員長 よろしいですね。なければ、これで所管事項の調査を終了します。
 
 4 委員間討議
 (1)意見   なし
 (2)執行部に処理経過の報告を求める事項   なし
 
〇藤根委員長 再開は午後1時20分ということでよろしくお願いします。暫時休憩いたします。

          (休  憩)

 
第3 分科会(企業庁関係)
 1 議案の審査
(1)議案第17号「令和3年度三重県水道事業会計予算」
(2)議案第18号「令和3年度三重県工業用水道事業会計予算」
(3)議案第19号「令和3年度三重県電気事業会計予算」
   ア 当局から資料に基づき補充説明(喜多庁長)
   イ 質疑        なし
   ウ 委員間討議   なし
   エ 討論        なし
   オ 採決        議案第17号   挙手(全員)   可決
                議案第18号   挙手(全員)   可決
                議案第19号   挙手(全員)   可決
 
(4)議案第68号「令和2年度三重県水道事業会計補正予算(第3号)」
(5)議案第69号「令和2年度三重県工業用水道事業会計補正予算(第3号)」
(6)議案第70号「令和2年度三重県電気事業会計補正予算(第3号)」
   ア 当局から資料に基づき補充説明(喜多庁長)
   イ 質疑        なし
   ウ 委員間討議   なし
   エ 討論        なし
   オ 採決       議案第68号   挙手(全員)   可決
               議案第69号   挙手(全員)   可決
               議案第70号   挙手(全員)   可決
 
 2 委員間討議
 (1)執行部に処理経過の報告を求める事項   なし
 
第4 常任委員会(企業庁関係)
 1 所管事項の調査
(1)三重県企業庁の各事業における令和2年度の取組状況について
  ・ 水道用水供給事業
  ・ 工業用水道事業
   ア 当局から資料に基づき説明(森次長)
   イ 質問     なし
  ・ 電気事業
   ア 当局から資料に基づき説明(小森課長)
   イ 質問     なし
(2)三重県企業庁経営計画の改定方針(案)について
   ア 当局から資料に基づき説明(磯田副庁長)
   イ 質問     なし
 
 2 委員間討議
 (1)意見   なし
 (2)執行部に処理経過の報告を求める事項   なし
 
 3 「委員会活動の評価」について
   ア 議会事務局から資料に基づき説明(枡屋課長)
〇藤根委員長 それでは、総括的な評価を行います。
 なお、資料3、防災県土整備企業常任委員会活動実績書(案)、資料4、調査・審査結果の施策への反映に関する参考資料及び資料5、常任委員会活動上半期振り返りシートも資料として配付しておりますので、今年度の委員会活動や議会の取組を思い返すための参考としてください。
 それでは、御意見をお願いいたします。よかった点、改善すべき点等を皆様から御意見をいただかないとだめなので。

〇舘委員 何を申し上げていいか分かりませんけれども、感じたことというと、昨日、小林委員の質問にもありましたけれども、県土整備部の若者のグループというか、ああいうふうな動きがあることも承知しながら、本当に目からうろこというか、自分たち議員としても執行部がああいうふうな取組をやっていること、またその中に出てきたことが一つの大きな県の動きの材料となって、関係する機関へも出前のようにしていって、県の方向性を示していただきながら、そこでもまた参考になる意見を吸収してきているという流れを、自分でもそれを直接見て、また直接彼らの訴えも聞き、この委員会としてのそれが一つのきっかけにもなって、後の活動にも生きてきている部分が多くあったかなと、そんなように感じました。

〇藤根委員長 ありがとうございました。ほかにいかがでしょうか。

〇村林委員 参考人招致のところで、私個人的にも流域治水が興味のあるところだったので大変ありがたかったですし、また本日、皆さんと審査させてもらった来年度予算の方向性でも何度も流域治水という言葉が出てきましたので、非常に時宜を得た参考人招致だったのではないかと感じております。

〇藤根委員長 ありがとうございました。ほかいかがでしょうか。

〇杉本委員 県外調査に行けなかったのはコロナ禍の関係だったので大変残念でしたけれども、その分、県内調査が減災・防災対策とか道路整備の状況だとか、きめ細かに調査をさせていただくことができてよかったなと思っております。
 それから参考人招致については、ほかの方の御要望もあったと思うんです。なかなか委員会での参考人招致って、今年やってもらってすごくよかったなと思うんですけれども、これからも引き続き、そんな形であればいいなというふうに思っております。

〇藤根委員長 ありがとうございました。ほかいかがでしょうか。

〇田中委員 すごく感じたことなんですけども、これまでずっと協力金というので払ってきたわけですけども、今年はなくしたということで、大きな変革があった年度だったなというふうに感じました。

〇藤根委員長 ありがとうございます。ほかよろしいでしょうか。

〇村林委員 有志でしたけど、訓練の様子を、議事堂の下を見せてもらったのは大変、あとそういう庁舎内を見せてもらったのはよかったと思いますし、あと先ほどコロナ禍の関係で県外調査は行けなかったけれども、県内調査は充実したという点、私も感じまして、ああいう伊勢市の防災の取組でありますとか、非常に総じて、コロナ禍ではあったけれども足元を見直すようないい機会をいただいたというように感じております。

〇藤根委員長 ありがとうございました。

〇杉本委員 河川の堆積土砂の撤去だとか、それから道路の白線の剥離のこととか、そういうのがこの常任委員会でたくさん意見が出て、そのことがやはり来年度の予算につながったなというふうに感じさせていただいております。

〇藤根委員長 ありがとうございました。よろしいでしょうか。

          〔「はい」の声あり〕

〇藤根委員長 ただいま五、六点の御意見をいただきましたので、いただいた意見を正副委員長で取りまとめさせていただいて、次回の委員会でお示しさせていただきます。
 なお、チェックシートの評点等の記入は、委員協議の中でお願いします。
 これで委員会活動の評価についてを終わります。
 ほかに何か御意見はございませんか。

          〔「なし」の声あり〕

〇藤根委員長 なければ委員間討議を終了します。
 
〔閉会の宣言〕
 
三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
防災県土整備企業常任委員長 
予算決算常任委員会防災県土整備企業分科会委員長
                              藤根 正典

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