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令和3年8月27日  予算決算常任委員会戦略企画雇用経済分科会 会議録

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予算決算常任委員会戦略企画雇用経済分科会
会議録
(開会中)
 

開催年月日    令和3年8月27日(金曜日) 午後3時26分~午後3時50分
会議室       302委員会室
出席員     9名
           委員長     野村 保夫
           副委員長   津村 衛
           委員      藤根 正典
           委員      石田 成生
           委員      小林 正人
           委員      服部 富男
           委員      長田 隆尚
           委員      今井 智広
           委員      三谷 哲央
欠席員     なし
出席説明員  
        [雇用経済部]
                       部長                                     島上 聖司
                       副部長                                   松下 功一
                       雇用経済総務課長                            柏屋 典生
                       太平洋・島サミット推進監兼緊急経済対策監     郡     巧
                                                                              その他関係職員
委員会書記
             議事課       主幹兼係長  林  良充
             企画法務課  主幹兼係長   後藤  睦
傍聴議員    なし
県政記者    なし
傍聴者     なし
 議題及び協議事項
 第1 分科会(雇用経済部関係)
   1 議案の審査
   (1)議案第112号「令和3年度三重県一般会計補正予算(第9号)」(関係分)
 
【会議の経過とその結果】
 
〔開会の宣言〕
 
第1 分科会(雇用経済部関係)
 1 議案の審査
 (1)議案第112号「令和3年度三重県一般会計補正予算(第9号)」(関係分)
    ア 当局から資料に基づき補充説明(なし)
    イ 質疑
〇野村委員長 御質疑があれば、お願いいたします。

〇今井委員 ちょっと今回のこの予算と、今日配っていただいた三重県緊急事態措置のこの中での文章とで確認したいんですけども、こちらの文章の中の7ページで、休業又は営業時間短縮要請等の影響に対する支援等という中で、「酒類又はカラオケ設備を提供する飲食店が休業、又は酒類及びカラオケ設備の提供を停止したうえで20時まで営業時間を短縮するとき」、そして2つ目のポツで「酒類又はカラオケ設備を提供する通常の営業時間が20時までの飲食店が休業するとき」も入っているということで、今まで、時短の協力金、名目的にそうなっとるわけですけども、20時までのお店であっても、ここは時短要請等協力金はもらえないけども、酒類やカラオケ設備を提供しとる飲食店は、営業せず休業すれば同じ額もらえるんですか。その辺を。

〇松下副部長 提供されていた店がそれを停止して、休業していただくということであれば、同じ額で支給させていただくということでございます。

〇今井委員 それは、もうスタートから最後まで全部休業してもらうという形じゃないと支払われないということですか。

〇松下副部長 そのとおりでございます。

〇今井委員 分かりました。
 あと、こういった中で、前の営業時間の短縮協力要請の中で結婚式場とかも結構名前があったんですけど、結婚式場とかの考え方はどうなりますかというのと、もう一つ、ちょっと具体的に、ゴルフ場の協力金等はどうなりますかというのは。

〇松下副部長 結婚式場でございますけれども、基本的には飲食店と同様の考え方でありまして、休業協力要請をしておりますし、酒類提供とカラオケ設備の提供を停止していただければ、午後8時までの時短営業ということもできるということでございます。
 それと、ゴルフ場につきましては、一方の集客施設時短要請等協力金という範疇に入ってきますけども、そこにつきましては、午後8時までの時短営業ということで御協力いただけましたら、集客施設時短要請等協力金ということでお支払いさせていただくというふうになってございます。

〇今井委員 それは午後8時までの時短営業が関係なくてもですか。ゴルフ場ってパーティーとかがあったら午後8時以降も行くことはあると思いますし、結婚式場も夜の結婚式があればあれですけども、私個人は通常昼間というのが多いというふうに思いまして。例えば結婚式場が午後8時までの営業時間にしていた場合、全部休業するということは、結婚式も中止してくださいという要請ということですか。予約を取っとるやつも。

〇郡対策監 緊急事態措置の中で、結婚式場につきましては、なるべく時間を短くしてというような形があろうかと思います。ですので、要請といたしましてはそのような形になっております。
 あと、ゴルフ場の件でございますけれども、大規模施設の中で、ゴルフ場のいわゆるフィールドの部分でございますが、そこはカウントせずに、建屋の部分で1000平方メートルという枠がございまして、それより大きな施設でございましたら、それらが対象になろうかと思います。1000平方メートルを超える大きな施設でありましたら、建屋の建築面積が1000平方メートルを超える場合につきましては、大規模施設の休業に該当してくると思っております。

〇今井委員 ということは、1000平方メートル未満やったら大規模施設のこれのやつももらえないということなんですか。
 それと、もう一つ、先ほど結婚式場のことを言いましたけども、営業時間を短くしてもらったら、お酒類、カラオケ設備の提供をやめれば協力しとることになる、だから休業補償はもらえるということなんですか。飲食店は全部休業してもらわないといけないって先ほど説明されましたけど。

〇郡対策監 恐縮でございます。すみません、説明不足で。飲食店、カラオケ店、結婚式場等でございますけれども、御指摘いただきましたとおり、酒類の提供、そしてカラオケ施設の提供を行う店舗につきましては、休業をお願いしたいと考えております。休業でございます。
 一方で、カラオケ設備の提供を行わない場合につきましては、午後8時までの営業時間の短縮要請、お酒を出さないでください、カラオケを使わないでくださいという前提の上で、営業時間の短縮に御協力を賜りたいというところでございます。その場合につきましては、御協力に基づきまして協力金を支給させていただきたいと考えております。

〇今井委員 分かりました。また後で詳しく教えてもらいたいと思います。ゴルフ場の方々のは昨日等も相談いただいたんですけど、又聞きで。何も私らは出ないんやわというような形で、お酒の提供がやっぱりそういう、例えばゴルフ場、結婚式場というところは、結構そういうのを提供というのは通常はしてもらっとるところが。やはりお願いする以上何らかの支援金、そういったものが必要になってくると思いますので、その辺はまた後で詳しく対応を聞かせてもらいたいと思います。

〇郡対策監 後ほど御説明いたします。恐縮でございます。

〇野村委員長 ほかに。

〇石田委員 今日の全員協議会での資料1の10ページのここからちょっと確認させてほしいんです。感染経路のところがその資料1の9ページになるわけです、飲食店、食事会、接待飲食のこの横棒グラフをずっと時系列で見ると、白黒でちょっと読み取りにくいところはあるんですが、飲食店、食事会、接待飲食の割合が減ってきているというふうに読み取れるかなと思うんです。これは第1期から第3期の時短協力要請の効果が出てきているという評価ができるのかどうかというのをまずお尋ねしたいんです。

〇松下副部長 こうした形で最近は、逆に学校であったり、職場あるいは友人関係、御家族の中でというのが増えてきている一方で、委員御指摘の飲食関係でそのウエートが下がっているということにつきましては、直ちに時短協力要請をして、その効果が出たというのは、なかなか明確に言うことはできないわけなんですけども、一応、飲食の場で、例えばマスクを外してお酒を飲まれたり、あるいは食事をされたりという場面で非常に感染リスクが高いということにつきましては、やはり県民の間でかなり浸透してきたなというふうに思っております。

〇石田委員 そういうふうに思いながらも、全体を100としたときのパーセンテージは減っていますが、全体は、100%の場合は100ですけども、件数自体が増えているので、パーセンテージは少なくなっても件数がどれぐらい変わってきているかというのは、このグラフでは読み取りにくいんですが、その点の評価はどうされていますか。

〇松下副部長 手元で件数まではちょっと持ち合わせていませんけども。やっぱり感染の発生のところの部分で、県外に行かれたり、あるいは県外から見えた方とか、そういうところを元にして、御家族に感染があったりとか、あるいは御友人同士でバーベキューをされたりとかというようなこととか、ホームパーティーとかいうようなことが特徴として最近はなっていますが、飲食店でというところの数はちょっと持ち合わせがなくて、あまり軽々には言えませんけども、増えているとすれば、やはりそういうベースの部分が増えている部分も影響としてはあるのかなというふうに思っております。

〇石田委員 感染拡大、これは今、どれぐらい続くか分かりませんが、第3期までやってこられた時短協力要請によって感染拡大防止がどれだけできているのかという評価も併せてやって、今後、どこまで対策が続くか分かりませんが、評価していただきたいと思うんです。
 もう1点、確認させてください。先ほど今井委員が言われていた資料3の7ページで、同じページの下段のほうで第1期、第2期、第3期の申請件数、支給決定件数、それから決定済率とこの数字がございます。申請件数は書かれておりますが、これは申請した店の数でございますが、全体数というか、母数というか、県内で協力してほしい店のうち何軒が協力しているのかというのは分かりますか。

〇郡対策監 明確な数字はちょっと持ち合わせておりませんけれども、店舗数といえば大体1万店舗ぐらいあろうかと考えております。
 そして、今回の令和3年度三重県一般会計補正予算につきましても、店舗数でございますが、9000店舗分の補正分を計上させていただきました。この資料の中身は事業者別でやっておりまして、一事業者で例えばA市、B市、四日市市、桑名市とかっていう形で、チェーン店みたいな形で、支店をお持ちの方も1カウントにしておりますので、その都合上若干少なめに出ております。大体、実際六千数百店舗から七千数百店舗はあろうかと思っております。

〇松下副部長 ちょっと補足ということになりますけども、いわゆる飲食業の許可を取っていらっしゃるところが大体1万7000ぐらいあるというふうに認識しておりますけども、一方で、やはり免許だけはあるとか実態がないところも中にはあります。一方で、経済センサスっていうことでより実態のある調査で見ますと、7500ぐらい事業者数があるというふうに考えております。
 さらに申し上げますと、今回の時短協力要請が、夜の8時以降営業されているところに時短協力要請をお願いしているわけなんですが、今回もいろいろやり取りしている中で、8時を越えない営業の店も多数ございますので、そういったことで5800とかいうあたりが大体こんなものかなという形で思っております。

〇石田委員 申し上げたいところは、実際に私は見ていませんけども、申請件数を見ると、第1期と第2期は全く同じ数字、第3期もニアリーです。協力いただいとるところは、多分、協力を今回はする、今回はしないが入れ替わった数字じゃなくてほぼ同じところが協力し、同じところが申請をしておるんじゃないかなって想定ができるんですが、そうすると、協力していない店がどれだけか今のお答えでは数が分からないんですけども、するところはきっちり毎回してくれる、しないところは毎回しないというのが3期にわたってやってきたことを検証すると見えてきているんじゃないかと思って、申請ですから受動的なものなんですけども、申請しないところ、申請しないということは結局、協力してもらっていないところに能動的な働きかけをする必要があるんじゃないかと。この時短協力要請をして協力金を出して、それの効果をさらに上げようと思うと、協力していないところに能動的に働きかけをする必要があるというふうに見えてきたんじゃないかなと思うんですが、見解をお示しください。

〇松下副部長 前回、第1期の頃の見回りの調査で、知事からもいろんな場で発表していますけど、99%の飲食店の方には要請に従っていただいているという中で、1%の方にどうしても従っていただいていなかったというような実際の数字もあります中で、本当に委員がおっしゃるようにこの周知が届いていないっていうところが全くないとは言えないところがありますので、一定その周知もいろんな形で、飲食業生活衛生同業組合であるとか商工会とかいろんな場で周知もさせていただいている中で、なるべく周知が届かないというようなことにはしていきたいと思っています。

〇石田委員 周知が届かなければ知らないということなので仕方のないところはありますが、知っていてやっているところはあまり質がよくないので、今回、第4期になるわけですけども、これの効果を出すためには、今まで協力できていないところへの能動的な働きかけをぜひお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。

〇松下副部長 今回もまた見回りということで、三重県新型コロナウイルス感染症対策本部を中心にさせていただくつもりでございます。その中で、要請に従っていただくということが本来でございますので、そこは、場合によってはかなり、命令だったりとか、そうしたことも使いながら促していきたいというふうに思っています。

〇石田委員 では、よろしくお願いします。

〇野村委員長 ほかに。

〇三谷委員 お店のほうが、これで休業協力要請をしてということなんですけど、利用者サイドから見ると、かなり不便な面も出てくるわけですよね。特に働いているお母さん、御両親とも働いているとか、ひとり親でお母さんが働いておられるような御家庭で、その子どもなり、そういうところへ例えば今までは午後8時以降でもやっていたところ、子ども食堂が夜遅くまでやっているかどうかは別として、そういうようなところの施設が全部閉まってしまうということになると、利用者サイドからするとかなり影響は出てくるのではないかなと思うんですけど、そこら辺の実態というのはある程度つかんでおられますか。

〇島上部長 三谷委員がおっしゃっている視点というのは非常に重要だと思っております。ただ、一方で、県下の飲食店営業許可をもって、例に出された子ども食堂が今回の時短営業の対象になっているのかどうかという発掘は、雇用経済部としては残念ながら持ち合わせておりませんで。だから、そういうデータがあるかどうかは精査したいと思っておりますけれども。ただ、今おっしゃったようなケースであれば、恐らくそもそもカラオケ設備もないだろうし、お酒も提供していないということであれば、休業協力要請に応じる必要はないので、午後8時までの営業という形で御対応いただければ、基本的には8時まではオープンしているということで、その範囲で、それでも御不便をおかけする可能性はあるのかないのかちょっと分かりませんけれども、そういう形で対応していけるんじゃないかなというふうには思っております。いずれにしても、データがございませんので、そこはちょっと勉強させていただきたいと思います。

〇三谷委員 今、選挙事務所へ出入りしているんで言うわけじゃないんですけど、午後8時以降店が閉まると非常に不便をしとるんですけれども、私どもが不便なだけじゃなくて、例えば深夜のトラックの運転手だとか、夜働いておられる方々も結構おられるわけです。そういうところが一斉に全部閉まってしまうということになると、やっぱりそれなりの社会的な影響もあるんではないかなと思います。ですから、行政としては当然、新型コロナウイルス感染を抑えていくという大きな目的がありますから、それはそれで進めていただくのは結構ですけど、それについていろいろ影響の出てくる分野、こういうところは少し目配りをしていただいて、もしフォローができる、また何らかの対応ができるという部分があれば、ぜひ積極的に。なかなか見えてこないところなので、ぜひお願いしたいなと思いますが、よろしくお願いします。

〇島上部長 三重県は今回が実質的に初めての緊急事態宣言ということでありますけれども、全国で、それ以外の首都圏だとか大阪府とか、その他ございますけれども、基本的には同じような形でやっておりますので。トラックの長距離運転だとか、そういうところへ非常に影響があるというのはちょっと聞いたことがありますけれども、基本的には飲食店がなくても、三谷委員もそれがために時短協力要請を緩めろというふうな御指摘ではないとは思っておりますけれども、そのために我々の、例えばテークアウトだとか、そういうところについては対象外にしておる、そういった工夫をして、かつ当然コンビニとかそういうところには、イートインのところは別、問題がありますけれども、基本的にはそういう形で必要なところに必要な物資といいますか、食料とかそういうものは調達できるように、例えば大規模集客施設においても一律全部閉めるというわけではなくて、生活関連物資についてはオープンにしていいというような形で、基本的にはバランスを取った形でやっておると認識しておりますので。ただ、我々が見えていない部分ももちろんあろうかと思いますので、その辺りは注意深く観察しながらやっていきたいというふうに思っております。

〇三谷委員 よろしくお願いします。

〇野村委員長 ほかに。

〇長田委員 先ほどの今井委員の関連で確認なんですが、ゴルフ場でクラブハウスの中に食堂が1000平方メートル以上あって、午後8時までに営業が終わって、酒を出さないところは対象じゃないんですよね。

〇郡対策監 すみません、説明不足で。まず、先ほど申し上げましたように、大規模集客施設としての休業協力要請というのは1000平方メートルを超えるという形になっております。建屋が大きなところでございます。仮の前提ですけれども、御指摘いただきましたとおり、中に飲食店、飲食するスペースがちゃんとあって、レストランみたいなものかと思うんですけれども、そこが午後8時以降も営業しておいでで、お酒を出していたとかって、そういう場合は時短協力要請の対象になってきて、その店が独立してカウントできるんであれば対象になってこようかと考えております。

〇長田委員 そうすると、ゴルフ場は基本的に午後8時以降ということはまれなんで、もともと8時以降じゃないから関係ないって範疇でいいわけですね。

〇郡対策監 関係ないっていうのは、私からなかなか申し上げにくいんですけれども、対象となる場合の数が少ないのかなとは思います。

〇長田委員 言いにくいと思いますが、一般的にはならんということですね。分かりました。もう答えてもらわんで結構です。

〇野村委員長 ほかに。

          〔「なし」の声あり〕

〇野村委員長 よろしいですか。
 なければ、これで本議案に対する質疑を終了いたします。
   ウ 委員間討議   なし
    エ 討論         なし
    オ 採決           議案第112号(関係分)   挙手(全員)   可決
 

 2 委員間討議
 (1)執行部に処理経過の報告を求める事項  なし

〔閉会の宣言〕

三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
予算決算常任委員会戦略企画雇用経済分科会委員長         
野村 保夫

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