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令和3年8月3日 予算決算常任委員会環境生活農林水産分科会 会議録

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予算決算常任委員会環境生活農林水産分科会
会議録
(開会中)

 
開催年月日   令和3年8月3日(火曜日) 午前11時24分~午前11時43分
会議室      201委員会室
出席    8名
          委員長      野口  正
          副委員長    中瀬 信之
          委   員    小林 貴虎
          委   員    濱井 初男
          委   員    杉本 熊野
          委   員    奥野 英介
          委   員    中村 進一
          委   員    山本 教和
欠席    なし
出席説明員
   [環境生活部]
        部長                           岡村 順子
        副部長                         奥山 孝人
        次長(人権・社会参画・生活安全担当)     瀧口 嘉之
        環境生活総務課長                 山田 かずよ
        人権課長                       岡村 益幸
        ダイバーシティ社会推進課長           浮田 知樹
        人権監                         阿部 達也
                                         その他関係職員
委員会書記
   議事課     主幹  櫻井  彰
   企画法務課  主幹  矢田 信太郎
傍聴議員   なし
県政記者   なし
傍聴者    なし
議題及び協議事項
第1 分科会(環境生活部関係)
 1 議案の審査
 (1)議案第110号「令和3年度三重県一般会計補正予算(第7号)」(関係分)
 
【会議の経過とその結果】
 
〔開会の宣言〕
 
第1 分科会(環境生活部関係)
 1 議案の審査
 (1)議案第110号「令和3年度三重県一般会計補正予算(第7号)」(関係分)
    ア 当局から資料に基づき補充説明(岡村部長)
    イ 質疑
〇野口委員長 御質疑があれば、お願いいたします。

〇小林委員 「コロナ禍の、不安や困難を抱える女性への相談支援につなげるため、SNS広告」と書いてありますけれども、もう少し具体的にどんな広告を打たれるのか、お願いできますか。

〇浮田課長 SNS、具体的にはLINEにバナー広告を打つものです。クリックされた件数に応じた金額が発生するというような形式の広告になります。
 クリックすると、女性のいろんな相談窓口の一覧表のページに飛びます。例えば、私どもの関係ですとフレンテみえ、それから外国人の関係ですとMieCo、ほかにDV相談など、それから就業支援、そういった窓口の一覧表に飛びます。

〇小林委員 その一覧表は、例えば電話番号が掲載されていてクリックしたら電話がかかるとか、あるいはそこから何かしら直接メッセージを送れるとか、そういう仕様になっているんですか。

〇浮田課長 電話番号の一覧ということになっておりまして、電話番号をクリックすると、というのは今後の仕様になってまいりますが、今のところ少なくとも電話番号を掲載というところまでは考えております。

〇小林委員 これは、ほかの県のホームページなんかでも一緒なんですけれども、テキストになっていて、大体皆さん、その場でやりますから、それをコピーしなきゃいけなかったりとか、結構面倒くさいんですよね。なので、クリッカブルにしておくことは基本的には必須かなと思うんです。
 あともう一つ、電話相談はやっぱりハードルが高い方もお見えじゃないのかなと思うので、どうせLINEでやるのであれば、LINEでやり取りができるような方法があってもいいのかなと思うんですが、今後の検討ということであれば、ぜひよろしくお願いします。

〇野口委員長 意見としてでよろしいですか。

〇小林委員 はい。

〇野口委員長 他に御質疑はございませんか。

〇杉本委員 外国人の方への対応なんですけれども、今日、知事のほうから7月、30%が外国人だったという数字が初めて出されたと思うんですけれども、やっぱり多いなという感じがしているんですが、非正規の方が多いので、雇用が切られるので、市町をまたいだ形での移動があると思うんです。なので、接種券が届いていない外国人がいるということを把握していらっしゃるかどうかということと、接種券がなくても接種できるよという情報、それから、実際にそういう方があったかどうか、ということはその情報が届いておるということなんですけれども、その辺りの実態は県のほうには届いていますか。

〇岡村部長 先ほどおっしゃった接種券を持たない外国人の方がいるとか、その方々の支援のことについて、新型コロナウイルス感染症対策本部、医療保健部中心のワクチン接種に関しての担当の中では当然、市町の情報を収集していますし、そこからの情報としてうちのほうが、今おっしゃったようなことは一定聞いてはおります。

〇杉本委員 聞いていただいておるということでちょっと安心したんですけれども、接種券もない、なくても打てる、実際にそういう方が打ってもらったという事実もあるわけですよね。
 その辺りの情報発信を、今回の事業の中でしっかりやっていただけるといいなと思います。
 多分、氷山の一角で、ある程度の人数があると思います。雇用が安定しないので、どうしても移動するので。それが1つと、情報発信なんですけれども、先ほどほかの会派の議員が、動画の配信が分かりやすいのと違うかと。多言語も必要なんやけれども、多言語と併せて動画が分かりやすいんと違うかと。今回の予算ではそこまで行かんかも分からんけれども、動画をお願いします。動画が分かりやすいということがありましたので。いろんな情報で、まだ外国人は情報弱者なので、届けていくべき情報について、できるところは動画配信をお願いしますと思うんですけれども、いかがでしょうか。

〇浮田課長 おっしゃるとおりだと思います。
 県として外国人向けの動画を直接つくるということはまだないんですけれども、先ほど議案聴取会の中でも部長が答弁したかと思いますけれども、市民団体と協力して市民団体の方に各種事業をやってもらって、それへの支援、補助をしていくという事業を当初予算でやっておりまして、さらにそれを継続するための補正予算も、今回、上程させてもらいました。
 その市民団体の中で外国人向けの動画を作成していただくということを予定されている。実際、作成された市民団体もございますので、そういったところの支援というものを県としてはやっていきたいと思っております。

〇杉本委員 そのときにどんな動画が必要か、どんな情報が必要かということは、やっぱり県とか市町の責任だと思うので、その辺りの連携をしっかりと取っていただいて、早急にやっていただけるとな、というふうに思いますので、お願いいたします。いかがでしょうか。

〇瀧口次長 おっしゃったように、どういう情報を盛り込むかというのは非常に大事だと思います。
 その辺は、市町でやっておられることとか、新型コロナウイルス感染症対策本部とか、いろんな関係部の情報も集約しまして、できるだけいいものを早期につくるようにしていきたいと思います。

〇杉本委員 よろしくお願いします。
 外国人が多いということが誹謗中傷にならんように、結局は情報が届いていない情報弱者ということで対策をお願いしたいと思います。

〇野口委員長 意見としてでよろしいか。

〇杉本委員 はい。

〇野口委員長 ほかに御質疑はありませんか。

〇中村委員 人権施策推進費のところ、118万8000円、ラジオを使うということなんですけれども、具体的にどんな形になるのか。例えば、一言を1日に3回とか定期的に流していくみたいなのか、あるいはここに書いてあるように「新型コロナウイルスワクチン接種に関する差別、偏見、誹謗中傷等の人権侵害を未然に防止するため」ということになってくると、とにかくこういう差別とか中傷をする人は確信犯的な方から知らんとぱっと言ってしまう部分もあるんだろうし、本気で取り組もうと思ったらある程度の原稿があって、きちっとした形で放送せんといかんのかなと思ったんですけれども、ここに上がっているのはどういう内容なのか、原稿といいますかそんなものがあったらまた教えていただきたいなというふうに思うんですが。

〇岡村課長 まだ原稿のほうは詰めていないんですけれども、考え方といたしましては、ワクチンを打つのはまず御本人の同意の下に打つというお話と、健康上の理由等で打てない方もいらっしゃるというのを配慮させていただかなくちゃいけないと思いますので、それを職場や仲間の中で強制するような立場であるとか、打たないことを誹謗中傷といいますか差別をするような取扱いをすることはやめましょうというような形で呼びかけていきたいと考えております。

〇中村委員 今、説明していただいただけでも結構時間がかかっていくような内容なんで、これだけの内容を毎日あるいは一定の時間でやろうと思うと結構お金がかかっていくんじゃないかなという感じがしましたので、また、その辺は工夫をして、一般の方々に。今、おっしゃった内容はすごく大事なことなんで。現実にあちこちで起こっておるようなことでもありますので、その辺は工夫をしていただきますように要望しておきます。

〇野口委員長 要望でよろしいですね。

〇中村委員 はい。

〇野口委員長 ほかに御質疑はありませんか。

〇山本委員 今の中村委員のに関連するんですけれども、「ラジオを活用した」、このラジオというのは、例えばNHKや民間放送、この辺の東海地域をカバーする放送なのか、その辺のところを。

〇岡村課長 こちらのラジオ放送につきましては、FM放送を想定しておりまして、今のところFM三重で、ほかのコロナ差別の誹謗中傷の禁止を呼びかけるメッセージをしておりますので、そちらと並行して、新型コロナウイルスワクチンを打っている期間に限定して、今回、補正予算を上げさせていただいた形で、通常の啓発もしながらそれも重ねてさせていただくというようなことを考えております。

〇山本委員 通常の啓発も併せながらというんですけれども、通常となると、どういうのが通常なのか。例えばFM三重って、私はあまり聞いたことがないんだけれども。私だけじゃなくて、ほかの人たちもあまり聞かないんじゃないかなと思うけれども、どうなんだろうか。

〇岡村課長 今、通常の部分というのは、昨年度から引き続きなんですけれども、知事のメッセージを入れさせていただいておりまして。知事のほうから新型コロナウイルス感染者とエッセンシャルワーカー等の社会的な貢献をしている方々への差別をやめましょうというオーソドックスな形のメッセージをしっかりと上げている部分が1つありまして、今回はワクチンの部分について、先ほどちょっと尺が長いという話がありましたけれども、的確に30秒のスポットという形で、FM三重ですので通勤時の車でお聞きいただけるような時間帯を特に選んで放送をさせていただきたいと思っています。

〇野口委員長 よろしいですか。

〇杉本委員 関連して。私、その知事のメッセージをスーパーで聞きました。マックスバリュで流れていたんです。あれはすごく効果的やと思ったんですけれども、どんな仕組みでスーパーで流れているんでしょうか。

〇岡村課長 今のスーパーというのはイオングループなんですけれども、県とイオンで包括協定を結ばせていただいておりまして、そちらで何か御協力いただけることはないかという御相談を差し上げたところ、店内放送で30秒ぐらいのFM三重で使っているメッセージならそのまま流せますよという形で、多いときですと30分とか1時間とかというような周期で店内放送が流れている中で、その知事のメッセージを流していただくという形でずっと御協力をいただいているところですので、もし、今回もワクチンの内容になりましたら、そちらのほうもイオンにお手伝いいただけるようにお願いしようと思っています。

〇杉本委員 スーパーの店内放送は、イオンだけではなくてほかのスーパーもございますので、協定を結んでいただいて、ぜひ。スーパーは、すごく効果的だと思いますので、引き続きよろしくお願いします。

〇野口委員長 ほかにございませんか。

          〔発言の声なし〕

〇野口委員長 なければ、これで本議案に対する質疑を終了いたします。
    ウ 委員間討議  なし
    エ 討論       なし
    オ 採決      議案第110号(関係分)   挙手(全員)   可決
 
 2 委員間討議
 (1)執行部に処理経過の報告を求める事項   なし
 
〔閉会の宣言〕
三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
予算決算常任委員会環境生活農林水産分科会委員長
口  正
 
 

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