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令和4年10月13日 花や木で健やかな三重をつくる条例策定調査特別委員会 会議録

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  花や木で健やかな三重をつくる条例策定調査特別委員会
会議録
(開会中)

 

開催年月日    令和4年10月13日 (木曜日)   午後1時0分~午後1時43分
会  議  室    601特別委員会室
出 席 委 員    11名
           委  員  長      小林  正人
           副 委 員 長     杉本  熊野
           委     員     中瀬古初美
           委     員     藤根  正典
           委     員     野村  保夫
           委     員     山本  里香
           委     員     濱井  初男
           委     員     服部  富男
           委     員     東     豊
           委     員     津田  健児
           委     員     中川  正美
欠 席 委 員    なし
出席説明員   出席を求めず
事務局職員   企画法務課政策法務監兼班長  笹之内 浩一
委員会書記
           議事課      主査  辻    昌平
           企画法務課   主任  松井 祥嗣
傍 聴 議 員   1名
                     藤田  宜三
県 政 記 者   なし
傍  聴  者   なし
協 議 事 項

1 条例案素案の検討について
2 その他
 
【会議の経過とその結果】
 
〔開会の宣言〕
 
1 条例案素案の検討について

○小林委員長 本日は、条例案素案に関する委員間討議を引き続き行いますので、よろしくお願いします。
 また、本日の進め方ですが、先日の委員会でお決めいただいた条例案素案(案)について各会派でご検討いただいた結果を、各会派から御報告いただき、条例案素案を固めてまいりたいと存じますので、御了承願いします。
 それでは、各会派に持ち帰って御検討いただいた結果を各会派の代表の方から御説明願います。
 新政みえからお願いいたします。

○杉本副委員長 私が会派で出た意見を3点申し上げたいと思います。
 条例の条文の順番で言わせていただきますと、条例の4ページなんですけれども、基本的施策の「3社会福祉施設等における花とみどりの活用の促進」ということで、ここだけが社会福祉施設等と特出しされているので、ここにだけ特別支援をすると読み取れてしまわないかという御意見がありました。
私のほうからは、園芸福祉という考え方の中で、やはり花と緑の効用が言われてきていて、その趣旨を
盛り込むということでこの一文が入りましたということで、会派の中ではお答えさせていただいており
ますが、そういう御意見があって、そこにだけ特別支援というふうに読み取れやんようにしたほうがい
いかなという御意見が1つありました。
 2点目が5ページの「10 顕彰」です。顕彰ということが条例などで規定されるというのがなじむのかというような御意見がありました。これについては、調べますといってお答えさせていただいたと思うんですけれども、既に事務局のほうに調べていただいて、これについては、4つの条例、三重県中小企業・小規模企業振興条例、三重県スポーツ推進条例、性の多様性を認め合い、誰もが安心して暮らせる三重県づくり条例、それから、三重の木づかい条例、この4つにおいて顕彰の規定がありましたので、なじむのかというあたりのことについては、その辺りで対応できるかなと考えております。
 それから、3点目が、基本計画の議決のことなんですけれども、財政的な裏づけの措置が明確に今ない中で、議会の議決を経なければならないというところまで書き込むのはいかがでしょうかという御意見がありました。
 この3点です。会派として会派の意見ということでは、まとまりとしての意見というよりは、会派の中で出た意見として報告させていただきますと会派の中では了解していただいております。その3点です。

○小林委員長 ありがとうございます。
 では続いて、自由民主党、お願いします。

○津田委員 特にございませんでした。

○小林委員長 それでは、草莽、お願いいたします。

○東委員 私のところも2点ありまして、1点目が、さっきも副委員長がおっしゃった新政みえの意見ということと一緒で、この社会福祉施設という書き方ですが、これは外したほうがいいんじゃないかということは、違う形で入れるにしても、外したほうがいい、特出しする必要はないんじゃないかという御指摘でした。
 それから2点目ですが、この花とみどりの三重づくり条例案(仮称)素案という案に対してなんですが、この街路樹の日を候補として挙げていますが、花とみどりの三重づくり条例イコール街路樹の日選定って、街路樹ってちょっと跳びはねていないかということで、街路樹というのは結びつきにくいということで御指摘いただきました。だから、違う名称の日にする、日を選ぶんなら、街路樹の日とせずに違う言葉を使われたほうがいいんじゃないかという御指摘でした。
 以上です。

○小林委員長 ありがとうございます。
 続いて、日本共産党、お願いいたします。

○山本委員 1人会派で、この委員会にずっとおりましたので、この話合いの中で決めてきたこのままでということで。

○小林委員長 ありがとうございます。
 なお、本委員会に委員が入ってみえない会派の意見については、事務局で伺ってまいりましたので、事務局から報告させます。

○笹之内政策法務監 それでは、特別委員会に所属されていない会派のほうの意見につきまして報告させていただきます。
 まず、公明党でございます。公明党は2点ございます。いずれも意見という形でございまして、このように修正してほしいというようなことではなく、考え方としてこのように思うというところでございます。
 1つ目でございますけれども、前文の第5段落でございます。「このような中」というところの段落となりますが、こちらの最後の文脈、「推進しなければならない」という語句です。それと、その次の第6段落、「ここに」のところの段落ですけれども、こちらの中の2行目になります、「決意し」という部分、この2つの表現については、少し言葉が強いのではないかという御意見を頂戴しました。
 もう1点でございますけれども、こちらのほうは、これも条文そのものというよりも、考え方ということでございまして、素案でいきますと、3ページの「第2 基本理念」の「2 県民及び事業者の意識の高揚等」でございます。こちらの、この花とみどりの活用の推進に当たりまして、行政の過度な負担とならないように、この「第2 基本理念」の「2 県民及び事業者の意識の高揚等」の規定にあるように、県民及び事業者の自発的な活動が促進されることを特に条例として大事にしてほしいという御意見をいただきました。
 2つ目の会派、草の根運動いがでございますが、こちらのほうにつきましては、特に意見なしということでございました。
 以上でございます。

○小林委員長 ありがとうございます。
 それでは、各会派からの御意見等を踏まえて、委員の皆様から御意見等がございましたらお願いいたします。
 なお、前回の委員会の御意見を反映し、会派にお持ち帰りいただいた資料1から資料4の条例案素案(案)及び逐条解説素案(案)等の資料をお手元に配付しましたので、御参考ください。
 それでは、御意見等をお願いいたします。

○服部委員 先ほど、新政みえ、そしてまた草莽から、この社会福祉施設等ということに関して、少し違ったような意見が出てきたわけなんですけれども、そういったところをどう修正していくのか。意見をそのまま吸い上げる形でいくのであれば、我々会派としてはこのままでいいという意見なんですけれども、その点はどう解決していったらいいのか御指示、御指摘いただきたいんですが。

○津田委員 先ほど、新政みえとか草莽の御意見をいただきましたけれども、新政みえは会派の意見というよりも、意見があったということで前置きしておられましたけれども、草莽も会派の意見として上げられているのか、そういう意見がありましたよということなのか、ちょっと確認しといたほうがいいと思います。意見はいろんな意見があると思いますが。

○小林委員長 服部委員からいただいた意見はちょっと後に回させていただいて、先に、津田委員のほうから言われた会派の意見かどうかという確認を、改めてさせていただきたいと思いますので、まず、新政みえ。

○杉本副委員長 随分と、2回、3回にわたって議論させていただいたので、簡単に出てきた意見を言ったということではなくて、かなり議論はあったんですけれども、会派全体の意見としてまとめるということまでには至らなかったので、最後に確認させてもらったのは、会派で出た意見として申し上げたいと思いますと確認させていただいた。最終的には会派で出た意見ではありますけれども、議論はかなり、特に、議決のところの議論、やり取りは、割と何度かやり取りさせていただきました。でも、会派、新政みえとしてまとめたわけではありません。

○小林委員長 ということは。

○杉本副委員長 まあ、一回議論していただいたらどうかなということで、出させてもらいました。

○津田委員 ということは、会派としての意見というよりも、そういう議論がありましたという認識で議論をスタートさせてもらったらええということか。

○杉本副委員長 うん。なので、もう一度ここで御議論はいただきたいんですけれども、会派全体としてその意見でまとまっていますというものではありません。

○小林委員長 よろしいですか。
 それでは、草莽、東委員、お願いいたします。

○東委員 うちも、6人の会派なんですが、これを全部見ていただいて、あらかた説明をさせていただいた中で、社会福祉施設って特出しはどうなんていうのを、ある人がおっしゃって、うん、そうやなあと相づちを打つ人もいます。で、別に、ああ、という形なんですが、会派の総意として決めたということではありません。ただ、そのことに対して、なあ、そうやんなと、そうですねというセコンドというか、同意される方がおられましたというところの部分です。ですので、再度議論をしてほしいということだと思います。
 それから、街路樹の日についても同じことですね。やっぱり再度議論して、花やみどりで街路樹の日って、何か落としどころとしてはちょっと方向がぴんとこないよねというのも同じように、そういう意見があったときに、同意される方がいらっしゃいましたと。ただ、全体で決めたということではございません。
 以上です。

○小林委員長 ありがとうございます。

○津田委員 ということは、この文言を修正するということよりも、我々の考え方を示して、それをもって会派でもう一回議論してもらうということに、基本的にはなるのかなと思っています。私は。

○小林委員長 はい。それも1つだと思いますけれども、今、御意見をいただいたんで、再度、それをどうするかということを一緒にここで皆さんと御議論いただいて、その上で会派に持ち帰っていただくということも考えていきたいなと思いますけれども。

○杉本副委員長 そこまで詳細は確認していないですけれども、ここで御議論いただいたら、それはもうそれで会派としては了解していただけると私は思っています。ただ、出た意見については、もう一度ここで御議論していただいて、ここでも議論を、皆さんで決めていただいたら、それはこの案になりましたということで持ち帰りたいと思います。それ以上は。

○小林委員長 津田委員、よろしいですか。

○津田委員 はい。

○小林委員長 そうしましたら、どうしましょう。全部をというより、一つ一ついきましょうか。

          〔「お願いします」の声あり〕

○小林委員長 では、先ほど、服部委員のほうからも御指摘がありました、まず4ページのところの基本的施策の3の社会福祉施設等というところなんですけれども、外したほうがいいんじゃないかという御意見とか、特出しはどうなんだという御意見をいただきましたけれども、この件について、皆さんから何か御意見等いただければ。

○服部委員 基本的施策の中に社会福祉施設等というのは、もう最初から入っておりまして、これはもうそれでいいんじゃないかと私は感じました。私が来たのが一番最初じゃないんであれですが、もうこのままで送っていただいたらいいんじゃないかなと。「等」という形でいろんな施設もあろうかと思いますので、その点はこのままでいいと思います。

○山本委員 ここは、文言の中にもあるように、癒やす効用が十分に発揮できるということで、ここを特に重要に、初め、病院ということもありながら考えて位置づけてきたのではなかったかなと、思い返すに思っています。そして、社会福祉施設等となっているんですけれども、県外調査に伺ったときに、例えば保護施設なんかのところでたくさん、ちょっと出たところで花をつくってみえるとかも含めて、県有施設というのはもちろんなんだけれども、それ以外でも特にというこの意味合いが大きくてここに位置づけて、病院から始まって、もう少し広げてという、そんな思いで位置づけてきたんだと思う。そこのところは十分に共通認識をここで持って、改めて皆さんに理解していただくということが大事かなと思います。

○野村委員 私も山本委員と同じで、当初、ここに病院とあったと思うんです。それを病院って特定するよりは、もう広くするという意味で、広く、もっと、病院だけではなくて、いろんなそういった施設もということで社会福祉施設等と改めたと思うんですね。
 ですので、病院でなくて、先ほどの、社会福祉施設等と言われても、そういう施設だけでなくて全体的に、広く見てもらえればと自分は思うので、やっぱりこれでええんかなとも思います。
 以上です。

○濱井委員 この素案の逐条解説素案(案)、これの20ページに、そういったことがはっきり記載されております。条文そのものだけではなしに、こういうものをつくっておりますので、解説の中で十分読み取れるんやないかなと思いますので、私は賛成したいと思います。

○小林委員長 ありがとうございます。
 よろしいですか。
 ここのところに関しましては、新政みえと草莽から御意見いただきましたけれども、各委員の御意見をお伺したところ、現状のままいったほうがいいんじゃないかという御意見が多数を占めておったと思いますので、それで一度会派に持ち帰っていただいて、こういう結果になりましたということを御報告いただけますでしょうか。

          〔「はい」の声あり〕

○小林委員長 そうしましたら次に、5ページの「10 顕彰」というところなんですけれども、このことについて、条例になじまないのではないかという御意見をいただきましたが。
 このことにつきまして、皆さんの御意見等をお伺いしたいと思います。なお、先ほど、杉本副委員長の御説明の中で、4つの条例のほうで顕彰というのが入っているというようなことも言っていただいたんで、あながち問題ではないのかなとは思いますが、何か御意見等ございましたら。

○中川委員 問題はないと思いますし、顕彰することは大事なことでございますので、このままでいいんじゃないですか。

○小林委員長 ありがとうございます。
 ほか、よろしいでしょうか。

          〔発言する者なし〕

○小林委員長 それでは、この顕彰ということにつきましても、このままでいくというようなことでよろしいでしょうか。

          〔「異議なし」の声あり〕

○小林委員長 それでは、続きまして、6ページの基本計画の(4)のところですかね、最終的に議会の議決を経なければならないというところに少し、財政も伴わないのにそういうことをする必要があるのかというようなお話もいただいたところでございますが、このことについて、何か御意見等ございましたらよろしくお願いします。なぜ議決が必要なんだという思いも、特に津田委員なんかはお持ちだと思いますが。

○津田委員 我々は、予算編成権の機会を持っていませんので、それを考えるのが執行部ということだと思います。基本計画の議決というのは、この条例のみそ、一番大事なところでございまして、今はどうか分かりませんけれども、三重県議会はほかの都道府県と比べて、議会改革が進んでいるとかつては言われたところでございますので、理念条例ではなくて、やっぱり実効性を持った条例をつくっていかなければならないと。そのためには、議決権というのを我々がきちっと行使して、チェックしていかないといけないと思っています。西場議員と何人かの人とちょっと話をしておりまして、平成12年に計画のところに議会の議決権を経るようにしましょうという条例をつくったときに、男女共同参画推進条例もそうだったし、ほかにもあった、三重の森林づくり条例もあったと思うんですけれども、どこで議決権を有する計画にするのか、そうじゃない計画にするのかという議論をしたそうです。そのときに、代表者会議の議論だったので、書き物として残っていなかったんですけれども、西場議員いわく、1つの部局ではなくて、幾つかの部局にまたがるような案件であれば、やっぱり議決は必要だねと。もう一つは、口頭で言うと非常に言いにくいんですけれども、執行部が嫌がるような計画であれば、むしろ、議決権を有したほうがいいという議論を代表者会議でしていたそうでございます。ですので、やっぱり何年に一度か、期間もこれからちょっと議論せなあかんなと急に思い出してしまいましたけれども、計画についてもその都度その都度、執行部と我々が確認する上においても、非常に重要なことだと思っておりますので、計画の議決というのは非常に大事なことだと思います。

○小林委員長 ありがとうございます。
 ほかにどうでしょうか。
 ただいま、津田委員から議決の必要性等を御発言いただきましたが、新政みえとしてはよろしいでしょうか。

○杉本副委員長 はい。

○小林委員長 それを持って帰っていただいて、また会派のほうでよろしくお願いいたします。
 次に、街路樹の日、ここのところ。すみません、東委員、もう一度言っていただいてよろしいか。

○東委員 同じ言葉しか持ち合わせていないですが、この条例検討は花やみどりというところから来まして、条例名の仮称ですが、花とみどりの三重づくり条例となりましたと。現時点では。それで、特定の日を設定しましょうという話になって、それはいいことだねと。ただ、日の名前は仮に今の街路樹の日としましたけれども、花やみどりと街路樹ってちょっと結びつきにくいよねと。もっと結びつき、もうストレートに花とみどり、みどりの日。花の日ってあるんですよね、花の日というのがあります。みどりの日というのもあります、なんですけれども、街路樹とちょっと位置関係が違うんじゃないかという意見がございました。
 以上です。

○小林委員長 ありがとうございます。
 改めて御意見いただきましたが、この件につきまして、皆様方から何か御意見等ございましたらお願いいたします。

○東委員 今、思ったんですが、街路樹の日を設定するというんであれば、条例名も変えたほうが。何かちょっとバランスが悪いという意味のことも言っておられました。

○小林委員長 という御意見ですが、どうでしょうか。

○山本委員 この委員会でずっとおった者は、街路樹ということが大変大きなポジションを占めるという認識が私たちの中ではあって。みどりということはもう一つまた広いんだと思うんです。みどりは日本全国、山も含めてみどりだけれども、ここに「三重づくり」ということになっているこの三重づくりは広いですけれども、まちづくりというイメージで私たちはこれを今、何か最後はまちづくりというところにつなげてきたとすれば、街の中でのみどりの大きな意味は街路樹かなというイメージでしてきた。そうすると、タイトルからが課題になってくると思うんですけれども、三重づくりのこの「三重」というのが、三重のまちづくりというイメージで私たちは捉えているので、ここの中としては街路樹を取り上げて、街路樹の日とするということには多分みんな認識があると思うんですが、そこをどう理解していただくかということだけれども、そうなってくると、これはまちづくり条例だとやっぱり弱いし、三重づくりになるんだけれども。この三重づくりの根本の本質がまちづくりであるということは、このずっとの流れの中で理解してもらえる何かをここで1つ足さなあかんのかなとは思いますが、ここの認識では、それで今までやってきたんだと思います。

○小林委員長 ありがとうございます。

○濱井委員 山本委員のおっしゃるとおりで、そういう思いで我々はつくってまいりました。やはり道路脇とか施設にある、まあ、道路脇ですね、街路樹を考えていかないけないというところはあります。やはりこれも8ページの「花とみどり」の解説のところにもちゃんと出ておりますし、花とみどりという意味合いは鑑賞の用に供される植物、それから、街路樹等(街路樹その他の道路又は沿道の土地にある植物)と出ております。我々が考えてきたことをこういうふうに記載しております。説明すれば分かっていただけるんじゃないかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。私は賛成です。全くそれで来ました。変える必要はないと思います。

○中川委員 街路樹の日ということで。単刀直入に分かりやすいし、もう明白だと思いますから、これでいいと思います。

○小林委員長 ありがとうございます。
 ほか、よろしいでしょうか。

          〔発言する者なし〕

○小林委員長 いいですか。
 東委員から御意見いただきました、条例のタイトルとなかなかなじまないんじゃないかというのは、確かに、そう言われるとそのように取られるかも分かりませんが、山本里香委員、それから濱井委員、中川委員も言われましたけれども、この特別委員会の最終的な目的は、花と緑を使ってのまちづくりというようなところで、広くそういうところの解釈でいくと、街路樹の日も必要なんじゃないかなと思いますんで、このままいかせていただいてもよろしいでしょうか。

          〔「異議なし」の声あり〕

○小林委員長 よろしいですか。

          〔「あまりよくないけれども、いいです」の声あり〕

○津田委員 私としては、この委員会をどうして設置したのかというその目的が、街路樹のぶち切りはあかんやろう、あんな格好悪い街路樹はあかんやろう、もっときれいにならなあかんやろうというところから出発したということでもあるので。

○小林委員長 そうですね。

○津田委員 しっかりとそういった委員会の歴史等を踏まえて説明していただければいいのかなと思います。

○小林委員長 ありがとうございます。
 先ほど、津田委員が言われました街路樹ということに関しては、東委員も十分御承知のことだと思いますんで、会派のほうで御説明していただければと思います。

○東委員 皆さん、これでいいんじゃないかという意見なんですが、街路樹の日を設定しましたというと、街路樹だけに逆に目が行ってしまうかなという危険性があるということだけ申し添えたいんです。だから、津田委員がおっしゃったように、最初、街路樹の管理について非常に問題意識があってこの委員会が始まったにせよ、やっぱり条例となると、花の効用とか、いろんなところに花や木を植える運動をしようというときに、街路樹の日ということになると、そこいらは非常にしっかり説明せなあかんと私は思います。むしろ、個人的には確かにそうやんなと私も思ったんです。街路樹だけにかえって狭めていくんじゃないかなと。思いはそうだったけれども、いろんな議論の中に膨らんで、いい社会活動に、貢献にできるという、県民運動みたいにしていくという中で、街路樹だけを指摘すればいいのかというと、やっぱりそれはそうではないと私は思うので、そこは残りますけれどもね。だから、この特別委員会で私は別にあまり同意したくない案件ですけれども。もうちょっと議論したほうがいいと思うんですけれども、これはもう大勢の人が賛成すれば、それはもう仕方のない話なんで。ただ、ここまで来たので、何がしかの結論を見いださないといけないと思います。

○小林委員長 ありがとうございます。
 東委員から再度思いも述べていただきましたが、委員会の大体の意見が残したほうがいいんじゃないかというようなことですし、これは、先ほどと重複しますけれども、街路樹のぶつ切りとか、そういうところを何とかしてかなあかんなという当初の思いも、それを条例に云々というと、また東委員のあれになるかと思いますけれども、そういった思いもあるので、このままでいかせていただければなと思うんですが、よろしいでしょうかね。

          〔「はい」の声あり〕

○小林委員長 ここのところはもうそのままでいかせていただきます。
 次に、特別委員会に属されていないところの会派の方からいただいた意見について、公明党から前文のところ、政策法務監、ここをもう一度言っていただいてよろしいでしょうか。

○笹之内政策法務監 前文の第5段落、「このような中」というところで始まるところでございます。
 こちらの最後の文末のところになります、「推進しなければならない」という表現、それから、その次の第6段落、こちらの2行目の最後のほうにございます「決意し」というところ、この表現、この2つについて言葉が少し強いように感じるという御意見でございました。

○小林委員長 ありがとうございます。
 では、このことについて、皆さんの御意見等をお伺いしたいと思いますが。

○東委員 あまり意見がなさそうなので言うんですけれども、例えば、「推進しなければならない」、それから「決意」というのは、ちょっと表現がきついんじゃないかという御指摘だと思うんで、仮に少し表現を和らげるとすると、事務局でも結構なんですが、何か提案みたいなことはあるんですかね。何かきつい表現がいいんだというのか、それとも、呼びかけるような、連携していくとか、そんな感じのイメージのほうがいいんか、それはもう委員の意識だと思うんですけれども。さっき言った条例のいわゆる基本スタンスだと思います。呼びかけていこうとしているのか、それとも、ちょっと命令形、命令調というのか、調子ですけれども、そこいらはこういうところでやっぱり読み取れると思うんですけれども。おっしゃるように。

○杉本副委員長 例えば「決意し」やったら、「目指し」ぐらいに変えるかね。「決意し」を、決意じゃないですけれども、「目指し」とか。その1つ上はちょっと今考えていたんですけれども、何かもう少しきれいないい言葉が見つかるかも分からないですね。見つけられると私は思います。ちょっと今思い浮かばないんですけれども。趣旨を変えずに表現を少しするということなので。「ならない」というのは、県民の意識高揚を図って、みんなでやっていこうという前文には少しきついかもしれないので、何かいい言葉があるといいですよね。

○東委員 副委員長の言葉は、ありがたい話なんで。実は公明党からここの委員会に所属していない議員からの御意見ということになると、いわゆる県民の意見だというふうに。ファーストインプレッションというんですかね、一番最初に感じたことだと思うので、これは議会内でちゃんと拾い上げるべきだと思います。

○濱井委員 私も基本的には、この言わんとすることは我々の気持ちですけれども、そういう御意見があったということは、やっぱり尊重しなければなりませんし、皆さんが言われるように、何らかもう少し軟らかい言葉で、我々の目指すところのものを言い表したほうがいいんじゃないかなと思います。今、ちょっと考え中ですけれども。

○小林委員長 ありがとうございます。
  ほかによろしいでしょうか。

          〔発言する者なし〕

○小林委員長 それでは、ただいまいただきました御意見ですと、この前文のところの「推進しなければならない」、それから「決意し」ということは、少し表現的に強過ぎるということで、和らげるというような方向で、言葉に関しては先ほど、決意に関しては「目指し」ということを副委員長のほうからおっしゃっていただいたんですが、その辺のことに関して、また事務局のほうと相談させていただいて、適切な言葉を使わせていただくということでよろしいでしょうか。

          〔「異議なし」の声あり〕

○小林委員長 では、そのようにさせていただきます。
 各会派からいただいた御意見等は、これぐらいだったと思うんですが、この際、ほかに何かよろしかったでしょうか。

○津田委員 期間の議論って確かにしなかったなと思って。これというのは、附則か何かに入れるんでした、どういうふうに入れていましたっけ。

○小林委員長 期間は、笹之内政策法務監、どうでしたっけ。

○津田委員 条例に書く必要はなかったのかなと思うんだけれども、議論が全くなかったので。さっきの計画に関連するんですけれども、基本的に中長期は議決があってもいいみたいな文言があったと思うんですけれども。
 逐条解説の中で、その計画の期間については、何年間ぐらいという議論がちょっと必要になってくるのかなと思いました。

○小林委員長 計画期間については、本来、執行部から上げてきて何年ということを提案されて、それを議決するというような形で、条例に書くことはなじまないということなんですが、ある程度逐条解説なり、この委員会の中で何年と目途みたいなものを皆さんで共有しといたほうがいいのじゃないかという津田委員の御意見だと思うんですが、このことについてどうでしょうか。

○藤根委員 その他のところで、条例施行後、おおむね4年ごとに検討すると。条例内容について検討するという意味ですけれども、そこと、基本計画は執行部に委ねるわけですから、やはり4年ごとというような雰囲気を私は勝手に持っていたのか分かりませんが。
 基本、執行部に委ねて、そちらのほうで計画を立てる中で、見直しなりそういったことも含めて、4年なりの計画なのかなと思っていたんですけれども。個人としては。

○小林委員長 ありがとうございます。
 藤根委員から御意見いただきましたが、私も個人的に4年間だと思っていました。
 ほか、皆さん、どうでしょうか。
 その4年という計画のスタンスで、それを逐条解説のほうに盛り込むというようなことでよろしいでしょうか。

          〔「お願いします」の声あり〕

○小林委員長 では、そのようにさせていただきます。
 ほかは何かございますでしょうか。

          〔発言する者なし〕

○小林委員長 それでは、改めて、本日は多数の御意見を頂戴し、ありがとうございました。
 条例案素案(案)及び逐条解説素案(案)については、本日いただきました御意見を踏まえて、正副委員長で整理させていただき、再度御協議いただきたいと存じますが、よろしいでしょうか。

          〔「はい」の声あり〕

○小林委員長 それでは、そのようにさせていただきます。
 以上で条例案素案についての本日の委員間討議を終了いたします。
 
2 その他
   なし

〔閉会の宣言〕

三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
花や木で健やかな三重をつくる条例策定調査特別委員長
小林 正人
 

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