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令和5年2月2日 花や木で健やかな三重をつくる条例策定調査特別委員会 会議録

資料はこちら

  花や木で健やかな三重をつくる条例策定調査特別委員会
会議録
(開会中)
 

開催年月日    令和5年2月2日(木曜日)午前10時3分~午前11時37分
会  議  室    601特別委員会室
出 席 委 員    9名
           委  員  長      小林  正人
           副 委 員 長     杉本  熊野
           委     員     中瀬古 初美
           委     員     藤根  正典
           委     員     野村  保夫
           委     員     山本  里香
           委     員     濱井  初男
           委     員     東    豊
           委     員     津田  健児
欠 席 委 員    2名
           委     員     服部  富男
           委     員     中川  正美
出席説明員   出席を求めず
事務局職員   企画法務課政策法務監兼班長  笹之内 浩一
委員会書記
           議事課       主査   辻  昌平
           企画法務課    主任   松井 祥嗣  
傍 聴 議 員    なし
県 政 記 者    なし
傍 聴 者     1名
協議事項
1 パブリックコメントによる意見への対応案の検討について
2 その他
 
【会議の経過とその結果】
 
〔開会の宣言〕
 
1 パブリックコメントによる意見への対応案の検討について

○小林委員長 本日は、パブリックコメントによる意見への対応案の検討を行いたいと存じますので、よろしくお願いします。
 最初に、資料について説明いたします。
 お手元に配付した資料1は、条例案へのパブリックコメントによる御意見とその対応案についてまとめたものです。
 次に、資料2及び資料3は、それぞれパブリックコメントによる御意見等を踏まえて、中間案から修正を行った条例案及び逐条解説(案)です。
 資料は以上になります。
 それでは、まず、パブリックコメントによる意見への対応案の検討に入ります。
 資料1を御覧ください。
 令和4年12月22日から令和5年1月23日までの間、パブリックコメントを実施しましたころ、11の個人、団体等から合わせて108件の御意見をいただきました。
 それでは、パブリックコメントによる意見に対する本委員会の考え方について、正副委員長で案を考えましたので、事務局から説明願います。

          (事務局 説明)

○小林委員長 ありがとうございました。
  委員の皆さまから御意見を頂戴したいところですが、1時間程度経過いたしましたので、換気のため一旦休憩とし、再開は11時10分からといたします。
 暫時休憩いたします。

(休憩)

○小林委員長 それでは、ただいま説明があったパブリックコメントによる意見とその意見に対する考え方の正副委員長案について委員の皆様から御意見等がございましたらお願いいたします。
 なお、御意見をいただくに当たり、先ほどの説明のとおり、パブリックコメントによる意見に対する考え方の正副委員長案において複数の回答案をお示ししました意見から、各委員の御意見をまず頂戴し、委員会として回答案を決定した後に、他の御意見に対する回答案についても御意見を頂戴したいと存じますが、御異議ありませんか。

          〔「異議なし」の声あり〕

○小林委員長 御異議なしと認め、そのようにいたします。
 それでは、確認として複数の回答案をお示ししました意見ですが、資料1を御覧いただきまして、まずは、7ページにある意見番号7、次に9ページにある意見番号10、次に10ページにある意見番号12、次に18ページにある意見番号28、次に19ページにある意見番号29、次に20ページにある意見番号30、次に23ページにある意見番号35、次に32ページにある意見番号49、次に39ページにある意見番号54、次に47、48ページにある意見番号62、次に50ページにある意見番号66、次に54、55ページにある意見番号72、最後に72ページにある意見番号95の計13の意見になります。
 そのうち意見番号95以外の回答案を決定するに当たり、資料3の9ページ及び10ページに記載しています第2条の街路樹等の定義について共通して再度御協議いただく必要があります。パブリックコメントでいただいた御意見を踏まえて、正副委員長案として現行の「街路樹その他の道路または沿道の土地にある植物」から「街路樹その他の良好な景観の形成に資する植物」という街路樹等の定義の修正案を御提示させていただきました。
 まず、街路樹等の定義について御意見を頂戴したいと存じますが、いかがでしょうか。
 ただ、修正する、しないということも踏まえて、修正した場合は、さっきの正副委員長案を提示させていただきましたけれども、また皆さんのほうから何かこのほうがいいんじゃないかという御意見等があればいただければと思います。

○津田委員 どちらでもいいと思います。修正されたもののほうが何かすっきりしていいのかもしれません。どちらでも結構です。

○濱井委員 修正案のこの「街路樹等」を「街路樹その他の良好な景観の形成に資する植物」でもう最適じゃないかなと私も感じします。ダブっている部分というか分かりにくい感じかなという、これでいいんじゃないかと思います。

○野村委員 私も濱井委員と同じように、この案2のほうにありますよね。定義を「街路樹その他の良好な景観の形成に資する植物」とするほうがええんかなと思います。

○山本委員 逐条解説9ページ、10ページのところがすっきりするような形になると思うので、案2で。沿道だけじゃないということも含めていいと思います。

○中瀬古委員 本当に丁寧に今回このパブリックコメントを全体としていただいているなということをすごく感じました。その中で先ほど委員長がこのように言っていただいているんですけれども、本当に道路や沿道の土地にある植物というだけのものではなくて、景観のこと、良好な景観の形成に資するというところですごくすっきりとして、全体的に逐条解説も含めてすごくすっきりしたと思いますので、この案に賛成します。

○藤根委員 私も街路樹等の定義をもう一度確認した上で記入していったほうがいいのかなとも思いますので、案2で。

○東委員 結構かと思います。案2で。

○小林委員長 そうしましたら、皆さんの御意見が案2のほうでということでいただきましたので、街路樹等の定義を現行の定義から「街路樹その他の良好な景観の形成に資する植物」といたしたいと存じますが、改めていかがでしょうか。

          〔「異議なし」の声あり〕

○小林委員長 それでは、そのようにいたします。
 なお、この決定により、意見番号7、10、12、28から30、35、49、54、62、66、72の計12の意見についての回答案を先ほど決定した街路樹等の定義の修正案で整理しました案2のとおりとしてよろしいでしょうか。

          〔「はい」の声あり〕

○小林委員長 それでは、そのようにいたします。
 次に、資料1の72ページにある意見番号95への回答案については御意見をいただければと存じますが、いかがでしょうか。ボランティア団体のことですね。

○東委員 このパブリックコメントで御指摘のとおり、それぞれの地域によってとか、目標数は、団体数というのは確かに御指摘のとおりだと思うので、削除すればいいかなと私は思います。

○津田委員 これは結構議論したと思うんです。入れたほうがいいと思っていたんですけれども、どっちかといったら積極派だったという記憶はあるんですが、このままでいいような感じがするんですが。

○中瀬古委員 ここの案で確かにボランティアは自発的な活動でありますけれども、私は県民の意識の高揚等の達成を図るというようなところで、例えば花が好きで、こういうこともあるんだなとか、できるんだなというような、まさしく意識を醸成していくというところにもつながるんじゃないのかなと考えますので、このまま残してもいいのではないかと思います。

○東委員 2回目の発言ですが、これはやっぱり地域によってこの数をどう設定するのかというのが目標値ですから、やっぱり何かあまり規定してしまわないほうがいいという趣旨なんですね。人口密度とか、それからエリアとか、そういうのを総合的に判断できるかどうかというのが問われるんじゃないかなという気がします。
 啓発そのものは結構かと思いますけれども、数となると縛ってくるんじゃないかなという気がします。
 以上です。

○小林委員長 ありがとうございます。
 まさに東委員がおっしゃったことを副委員長とも話をして、判断できなかったものですから、そこまで皆さんに御意見をいただこうということになったわけでございますが、ほかどうでしょうか。

○津田委員 やっぱり人間って目標、数字がないと努力しないなというところもあるんですが、例えば環境保全団体の数の数値目標だとか、あるいは子育て支援に関する団体数の数だとか、結構総合計画の中だとか、いろんな計画の中に入っていると思うんですけれども、みんなボランティア団体だと思うんです。だから、どこどこのボランティア団体は数値目標に入れるのが不適当で、もう現に結構そういうのが計画の中にある。だから、その花と木だけなくすというのもちょっとバランスが悪いのかなと思います。

○野村委員 私もやっぱり目標、ボランティア団体数を増やしていくということが目標になっとると思うんですけども、それはやっぱり活動していく上で団体数が増えていくかなと思うので、僕もこのまま残したほうがええんかなと思います。やっぱりある程度の目標がないと、何をどうやっていくというのが分かりにくいので、やっぱり例として挙げていくというのか、ええんかなと思います。

○山本委員 目標設定については大変気を遣うというか、丁寧に神経を遣わなくちゃいけないと思いますけれども、これは目標を設定すれば近づけるということなんだけど、実際ボランティアがもし増えていくという状況が、その計画をつくって、実態としてあるとすれば、この条例の中でボランティアに対するいろんな支援ができてきているということの確認になるということで数値というのが出てくるわけですよね。だから、尻をたたくという意味合いというのではなくて、この条例がこう動いていっているかどうかということを確認するためにも、数を確認していくということは大事なので。丁寧な計画数のときは丁寧な論議が必要だと思いますけど、設定はそういう意味合いも含めて設定するということは大事なことかなと思います。数があるということは。

○藤根委員 ここの御意見はボランティアということで限られてはおるんですけども、逐条解説の文章のほうはボランティア団体等というような形で、要は花植えに取り組む、あるいは活動している、その団体という意味合いでいけば、ボランティア団体もあるんでしょうし、ほかの団体もあるんじゃないかなと思いますが、その今、山本委員がおっしゃったように、花と緑の部分で取り組まれている団体数を把握する。尻をたたくという意味ではなくて、把握していくというのが1つ必要なことではあるんじゃないかなと思いますけど、条例の取組を進める上では。
 以上です。

○小林委員長 ありがとうございます。
 おおむね現状のままという御意見だと思うんですが、東委員、どうでしょうか。

○東委員 例えば目標設定するとなると、どこどこは幾つという目標の数を具体的に下すわけですよね。そのときに何をどう基準に取るのかというのが、それこそ何か一辺倒というか、一方方向の数になってしまうような気がするよりも、むしろ自発的に促すというほうが、やっぱり周辺の住んでいる地域の様子を見てもそうだと思うんですけども、例えば人口比、何人に1団体とかという目標値になったときに、果たしてそれでいいのかどうかという検証も多分出てくると思うんですね。目標というか、増やすという方向性にあまり感じられないんだと思うんですね。多分私はね。多分こうしなさいみたいな感じの目標値で、多分このパブリックコメントを書かれた人はそういうイメージに取ったんだと思うんです。それはつまり我々の立場じゃない人たちの御意見なので、それはやっぱり採択すべきじゃないかなという趣旨ですね。ですので、目標値で何でも県とかがつくると目標値に足りないじゃないかとどうしても言いたくなります。だから、そういうものではないような気がするので、私はさっき説明したときにそのときにマルをしていったんですね。直観的に、これはそうだよねと思ったので申し上げたところです。でも、これはここで決める話なので、意見だけは申し上げます、私の意見は。
 だから、地域によって捉え方が違うし、県民の立ち位置によってやっぱり違うので、成果というのかなと思いますしね。例えば我々が調査へ行ったところで、自主的に活発にやるというのは数を目標にしているわけじゃなくて、中身をやっぱり目標にしているんだと思うので、自動的に増えてくるんだと思うんですよね、逆に。そういう意識の啓発をしたほうがいいと私は思います。

○濱井委員 確かに東委員が言われるように、地域により差があると思うんです。私はこの目標値を三重県全体で何件というような言い表し方で、どこどこではなしに、競争する話ではありませんから、ボランティアというのは自発的なものであります。ただ、機運の醸成をやっていかなあかんというところはあります。やっぱり県民の全体がそういう思いになってもらうということが大事なので、全体数でいいんじゃないかなと思うんですけども、いかがでしょうか。

○杉本委員 35ページの逐条解説のところを見ていただけますか。この部分が書いてあるところなんですけれど、逐条解説の35ページです。もともとこれが入ったのをちょっと思い出していたんですけれども、執行部のほうから具体的にどのようなところをイメージしているのかを表してほしいという要望があって、ここが出来上がったと記憶しています。そのときに例えばということで、「花とみどりを活用している県有施設の数」、「花植えに係るボランティア団体等の登録数」と、先ほど藤根委員がおっしゃったように、ボランティア団体とは限らず、「花植えに係る団体等の登録数、花とみどりの名所の整備箇所数等の数値を示すことができる」と記述があって、これは執行部のほうがどんなところをイメージしているのかを明示してほしいということで出来上がった逐条解説だと記憶しております。そして、それは例えばということで記述したのかなと思っているところなんですが。懸念のところもあるので、経過だけちょっと報告です。お伝えしました。

○濱井委員 あわせて、意見番号96も関連してくると思うんです。予算案が冒頭ありましたように、ほかの人口減少対策とか防災とか緊急を要するものにしわ寄せがあってはいけないという部分がありますので、この意見番号96に出ておりますように、「予算案については、もとより議会の議決を要するものですので、本条例案に規定する基本計画が議決を要することでもって予算案に与える影響は少ないと考えます」となっとるんですけども、最終的には全体の中で続く話ですので、目標値はやっぱり作りますけども、ちょっと玉虫色的な話になりますけども、ここの2つのあれで私はいいんではないかなと思いますけども、いかがでしょうか。

○小林委員長 ありがとうございます。
 いろんな御意見あろうかと思いますが、経緯については先ほど副委員長がお話をしていただいたとおりだと思います。例えばということであったり、あくまで登録を強制するものではないというようなこととか、高揚を醸成するとか、いろんな意味合いで当時議論があって、ここはこのように書き加えたほうがいいんじゃないかというそのときの委員会の判断だったと思いますので、私としては現行の案で言うと案1のほうですね。こちらのほうでさせていただきたいと思うんですが、どうでしょうか。

○東委員 委員長がそう判断されるなら、それで結構です。

○小林委員長 すみません。
 ほかはよろしかったですかね。

          〔「はい」の声あり〕

○小林委員長 それでは、意見番号95の回答案については、案1のとおりとしたいと存じますが、いかがでしょうか。

          〔「はい」の声あり〕

○小林委員長 それでは、そのようにいたします。
 最後に、先ほどまで御意見等をいただいた意見番号以外の意見への回答案に対して、委員の皆様から御意見等があればお願いいたします。

○濱井委員 一応お聞かせいただきたいんですけども、ところどころに一番最後に、「議会活動の参考にさせていただきます」と載っておりますけども、これは見直しも含めた文言と捉えていいんでしょうか。ですから、必ずしもそれがあるわけじゃありませんけども、我々の議会活動。

○小林委員長 そうですね。

○濱井委員 そういうことなんですか。

○小林委員長 今後ということですね。

          〔「はい」の声あり〕

○小林委員長 正確には、どうでしょう、政策法務監。今後この条例が進んでいく上で見直しもあり得るという意味合いでよろしいんですね。

○笹之内政策法務監 今、委員長がおっしゃっていただいたような形になるかと思います。条文としては一応一旦まずこのままの形とさせていただきたいと。ただ、実際来年度以降というか、この条例を議決された後に、実際条例が動いていく中で、各議員の皆様から御覧いただいて、実際この条例のとおりに進んでいるのかどうか、また、内容として実態等を踏まえて、もう少し見直しをすべきところがあるのではないかというようなところを議員として御活動いただく中で見ていただければという形で書かせていただいたところでございます。

○小林委員長 濱井委員、よろしいでしょうか。

○濱井委員 はい。

○小林委員長 ほかによろしかったでしょうか。

          〔「はい」の声あり〕

○小林委員長 それでは、資料1をパブリックコメントに対する本委員会の考え方として決定したいと存じますが、いかがでしょうか。

          〔「はい」の声あり〕

○小林委員長 それでは、そのようにいたします。
 このパブリックコメントによる意見と意見に対する本委員会の考え方については、議会のウェブサイトに掲載させていただきますので、御了承願います。
 それでは、以上で本日のパブリックコメントによる意見への対応案の検討についての委員間討議を終了いたします。
 次に、次回の委員会及び今後の進め方について御協議願います。
 次回の委員会では、本日の検討結果を踏まえた条例案最終案を確定してまいりたいと存じます。なお、日程等詳細は、この後の委員協議で御協議いただきたいと存じますので、御了承願います。
 ここで、次回以降のスケジュールについて少し御説明させていただきます。
 次回の委員会で条例案最終案が確定した後は、議長に全員協議会の開催の申入れを行い、2月定例月会議中に全員協議会にて全議員に対し説明を行いたいと考えております。その後、全員協議会でいただいた御意見を踏まえて、条例案最終案の修正を行い、2月定例月会議に本条例案を提出し、本会議において御審議の上、採決いただきたいと考えております。
 このスケジュールで進めたいと思いますが、いかがでしょうか。 

         〔「はい」の声あり〕

○小林委員長 それでは、そのように進めさせていただきたいと存じます。
 
2 その他
    なし
 
〔閉会の宣言〕 
三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
花や木で健やかな三重をつくる条例策定調査特別委員長
小林 正人
 

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