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三重県議会 > 県議会の活動 > 委員会 > 委員会会議録 > 令和4年度 委員会会議録 > 令和5年3月7日 防災県土整備企業常任委員会 予算決算常任委員会防災県土整備企業分科会 会議録

令和5年3月7日 防災県土整備企業常任委員会 予算決算常任委員会防災県土整備企業分科会 会議録

資料はこちら

防災県土整備企業常任委員会
予算決算常任委員会防災県土整備企業分科会
会議録
(開会中)
 


開催年月日    令和5年3月7日(火曜日)          午前10時0分~午後2時15分
会  議  室    202委員会室
出 席 委 員    8名
           委  員  長    下野  幸助
           副 委 員 長    野村  保夫
           委     員    田中  智也
           委     員    津村  衛
           委     員    藤田  宜三
           委     員    服部  富男
           委     員    奥野  英介
           委     員    津田  健児
欠 席 委 員    なし
出席説明員

          [県土整備部]  
             部長                若尾  将徳
             理事                佐竹  元宏
             副部長(企画総務担当)       山本  健次
             副部長(公共事業総合政策担当)   上村  告
             次長(道路整備担当)        川上  正晃
             次長(流域整備担当)        山口  成大
             次長(都市政策担当)        古澤  忠士
             次長(住まい政策担当)       杉野  健司
             工事検査総括監           森木  忠彦
             県土整備総務課長          北口  哲士
             県土整備財務課長          越智  昇悟
             公共用地課長            森川  成      
             公共事業運営課長            向井田  亮
             技術管理課長            水谷  覚
             建設業課長             林田  充弘
             道路企画課長            長井  貴裕
             道路建設課長            南  賢
             道路管理課長            高柳  伸浩
             河川課長              野呂  守
             防災砂防課長            河邉  努
             港湾・海岸課長           松橋  陽一郎
             施設災害対策課長          浅野  覚
             都市政策課長            林  幸喜
             下水道経営課長           山口  太一
             下水道事業課長           東  幸伸
             建築開発課長            𠮷村  厚哉
             住宅政策課長            服部  睦
             営繕課長              太田  寿弘
             建設企画監             繁田  憲一
             人権・危機管理監          中村  孝
             水災害対策監            川北  健司
             建築審査監             中根  大字
                  その他関係職員
          [企業庁]   
             庁長                山口  武美
             副庁長               西口  勲
             次長                東海  明
             企業総務課長            井畑  晃洋
             財務管理課長            奥田  文彦
             水道事業課長            宮木  雅史
             工業用水道事業課長         北川  博一
             電気事業課長            川戸  仁
             施設防災危機管理監         栃木  勝弘
             機電管理監             和田  泰史
             RDF対策監            宮原  章吉
                  その他関係職員
          [環境生活部]         
             次長(廃棄物対策局)        尾邊  俊之
          [農林水産部]    
             畜産課長              中川  知之

委員会書記
            議事課       主幹兼係長    林    良充
            企画法務課    主査        澤村  里美
傍 聴 議 員    なし
県 政 記 者    2名
傍  聴  者     1名
議題及び協議事項
第1 分科会(県土整備部関係)
 1 議案の審査
  (1)議案第4号「令和5年度三重県一般会計予算」(関係分)
  (2)議案第15号「令和5年度三重県港湾整備事業特別会計予算」
  (3)議案第19号「令和5年度三重県流域下水道事業会計予算」
  (4)議案第51号「令和4年度三重県一般会計補正予算(第11号)」(関係分)
  (5)議案第62号「令和4年度三重県港湾整備事業特別会計補正予算(第2号)」
  (6)議案第67号「令和4年度三重県流域下水道事業会計補正予算(第4号)」
  (7)議案第27号「三重県手数料条例の一部を改正する条例案」(関係分)
  (8)議案第44号「土木関係建設事業に対する市町の負担について」
  (9)議案第72号「土木関係建設事業に対する市町の負担について」
 2 所管事項の調査
  (1)「三重県における補助金等の基本的な在り方等に関する条例」に基づく報告について
第2 常任委員会(県土整備部関係)
 1 議案の審査
  (1)議案第21号「三重県特定都市河川浸水被害対策法施行条例案」
  (2)議案第31号「三重県流域下水道条例の一部を改正する条例案」
  (3)議案第32号「三重県建築基準条例及び三重県畜舎等の建築等及び利用の特例に関する法律施行条例の一部を改正する条例案」
  (4)議案第33号「三重県宅地開発事業の基準に関する条例の一部を改正する条例案」
  (5)議案第34号「三重県特定公共賃貸住宅条例及び三重県営住宅条例の一部を改正する条例案」
  (6)議案第45号「損害賠償の額の決定及び和解について」
  (7)議案第46号「損害賠償の額の決定及び和解について」
  (8)議案第48号「和解について」
 2 所管事項の調査
  (1)「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」5年後の達成目標について
  (2)交通安全対策事業の実施状況について
  (3)建設業の担い手確保について
  (4)三重県港湾みらい共創本部について
  (5)令和3年度包括外部監査結果に対する対応結果について
  (6)審議会等の審議状況について
第3 分科会(企業庁関係) 
 1 議案の審査
  (1)議案第16号「令和5年度三重県水道事業会計予算」
  (2)議案第17号「令和5年度三重県工業用水道事業会計予算」
  (3)議案第63号「令和4年度三重県水道事業会計補正予算(第3号)」
  (4)議案第64号「令和4年度三重県工業用水道事業会計補正予算(第3号)」
  (5)議案第65号「令和4年度三重県電気事業会計補正予算(第3号)」
第4 常任委員会(企業庁関係)
 1 議案の審査
  (1)議案第37号「三重県公営企業の設置等に関する条例の一部を改正する条例案」
 2 所管事項の調査
  (1)三重県企業庁の各事業における取組状況について
     ア 水道用水供給事業
     イ 工業用水道事業
     ウ 電気事業
     エ 各事業の展開を支える取組及び今後の企業経営について
  (2)「RDF焼却・発電事業の総括」(最終案)について
  (3)電気事業の廃止について
 3 「委員会活動の評価」について

【会議の経過とその結果】

〔開会の宣言〕

第1 分科会(県土整備部関係)
 1 議案の審査
  (1)議案第4号「令和5年度三重県一般会計予算」(関係分)
  (2)議案第15号「令和5年度三重県港湾整備事業特別会計予算」
  (3)議案第19号「令和5年度三重県流域下水道事業会計予算」
      ア 当局から資料に基づき補充説明(若尾部長、杉野次長)
      イ 質疑

○下野委員長 それでは、御質疑があればお願いいたします。

○津田委員 これだけちょっと言おうかなと思ってましたけども、昨日、石垣議員も除草の件で話をされてました。県議会議員っていろんな御要望をいただきますけれども、草刈ってくれだとか、木切ってくれって結構あるんです。でも、そもそもごみがあったらみんな拾うじゃないですか。汚くなったら刈るのは当然であって、住民の方から自治会へ言うて、自治会から市、県へ要望していくということさえも、やっぱり私としてはどうなのかなといつも思ってまして、汚くなったら刈る、汚くなったら剪定するというのはもう当然だと思っています。
 そんな中、伊勢新聞だったかな、街路樹の維持管理の予算が同額だったというような記事が出ましたけども、この記事は本当なんでしょうか。

○高柳課長 街路樹の剪定ですとか除草について、事業の性質上、それを特出ししたような形で計上はできないんですけども、街路樹の剪定ですとか道路施設の管理に係る予算、例えば緊急的な舗装の修繕とか、そういうのも含めてですけども、それらの予算については今年度と同程度の予算を想定しております。
 以上です。

○津田委員 頑張っていただいて、県単のほうも何十億円から上げてもらったといって喜んでおりましたら、除草だとか街路樹の管理は昨年と一緒だったと聞いてがっかりしたんですけども、花や木で健やかな三重をつくる条例策定調査特別委員会の議論の中で、執行部の方々に来ていただいて議論を深めていったと思うんですね。
 その中で、めり張りをつけた剪定をやっていくんだという県土整備部の話に対して、特別委員会のほぼ全員だったと思うんですけども、めり張りの言葉の使い方について確認したというか、否定的に我々が捉えてまして、めり張りをつけるとなると、きちっとやるところと切り離すところが出てくるので、そうではなくて、やっぱり全体的に景観がよくなるように街路樹の剪定はしてほしいという話をしたところ、委員会の意思を尊重してやっていきますよと、最終的にはそのような答弁をいただいたんですが、来年度の予算の中にはその特別委員会の意向というのを酌んでいただかなかったわけなんですけども、それについて、昨日も三谷議員やいろんな方が言っておられましたけども、議会、委員会の意向をちょっと軽んじているような話もありましたけれども、私はそうは思ってないですけれども、ちょっと街路樹の維持管理については少しがっかりしたところがあるんですが、それについて何か御意見がありましたらよろしくお願いします。

○高柳課長 特別委員会におきましても、街路樹のめり張りのあるマネジメントを進めていくという御説明もちょっとさせていただいたところです。
 めり張りをつけた街路樹管理といいますのが、予算がないからめり張りをつけると、そういう意味ではなくて、街路樹マネジメント方針にも示しておりますけども、それぞれ道路に求められる機能に応じて維持管理の手法を適切にやっていくというふうなことで、機能に応じためり張りということで考えております。
 特別委員会でもいろいろ議論いただいた中で、景観にも十分配慮してやっていくということにつきましては、我々も十分頭に置いて、景観に配慮するための管理目標樹形の設定とか、そういうものについては来年度しっかり取り組んでいきたいと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。
 以上です。

○津田委員 除草なんかは、例えば自治会とか、いろんなボランティア団体に委託をしたり、いろんな草が生えないように薬をまいたり何か塗ったりできるんですけども、街路樹については、なかなか木に登って切れとも言えないですし、やっぱり県がしっかりと予算をつけて美しくきれいに刈っていかないとあかんとは思うんですね。
 やっぱり特別委員会にも、あなた方は何回も聞いていらっしゃると思うんですけども、めり張り、濃淡となると、きちっとやるところは指定してやるけれども、やらないところはどうするのかちょっと分かりませんが、やっぱりほられてしまうというか、その重点区に入らないところも出てくるんではないかという心配があって、特別委員会でその話をさせていただいたんですけれども、やっぱり街路樹については、今さら予算額を上げろだとかは言わないんですけども、例えば補正を組んだり、必ず来年度についてはしっかりと街路樹の美しい維持管理についてはきっちりと予算をつけてもらわないと、やっぱり我々花や木で健やかな三重をつくる条例策定調査特別委員会のメンバーから見ると非常にがっかりしたような予算の立て方だったというふうに思いますけれども、それについてはどう思いますか。

○若尾部長 昨日も除草に対する御意見がありましたし、今日も津田委員から街路樹に対する意見がありまして、道路の景観づくりというのに、今年度、非常に意見をいただいているところであります。
 我々としては来年度、まず、除草も街路樹も含めて、どんなやり方があるか、どういうふうにしっかりとしたやり方、かつ効率的にできるかということをしっかり検証していきたいと思っております。その中で、やり方も含めて検討しながら、足りない予算についてはまたしっかり確保するなどして、適切な景観管理には努めていくということをやっていきたいと思います。まず、やり方の方法も併せて来年度からしっかり検討しながらやっていきたいというふうに考えております。

○津田委員 最後にしますけれども、来週、条例が可決されるわけですが、本来であれば最中の議論の中身を尊重していただいて、令和5年度予算に反映してほしかったと思うんですけれども、これからしっかりと工夫をして、どういうやり方がいいのか、やっていきますということなので、それを期待して、次の予算だとか途中の補正予算にもし反映すべきものがあれば反映していただくという認識を持って、これで終わりにしたいと思います。
 以上です。

○下野委員長 それでは、ほかに御質疑はございませんか。

○田中委員 18ページの気候変動を踏まえた河川整備計画等の見直しの推進のところなんですけれども、令和5年度は見直しに着手すると。今年度で優先河川を選定ということですけれども、もうこれは選定はされたんでしょうか。

○野呂課長 本年度、流域委員会という有識者会議を開きまして、その中で定めてからちょっと時間がたっている、十数年たっている6河川について、今後順次進めていくということで公表しております。

○田中委員 すみません。ちょっと調べれば分かると思うんですけれども、6河川、教えてもらっていいですか。

○野呂課長 三滝川、相川、今ちょっと手持ちがあれなんですけど。

○下野委員長 また後で、資料提供でもお願いしたいと思います。

○田中委員 そうすると、気候変動を踏まえたということなので、毎秒何立方メートルやったっけ、あれの数字を少し上げて見直しをするというようなイメージなんですか。

○野呂課長 一般的に、今、降雨が1.1倍とか1.2倍とかになったと言われてまして、その雨の量を川ごとに分析して、増やした状態で何トン流れてくるかということで、それに応じた河川改修を計画していくということになっております。

○田中委員 その6河川以外はどうしていくとかは、今の時点では何か考え方があるんでしょうか。

○野呂課長 基本的には全ての河川について気候変動を見直した計画を立てていくことになるんですけれども、6河川、今の整備計画を制定してから時間がたっている。つまりは、前に立てた計画ですので気候変動の影響も大きく受けている。それで最初に定めた河川整備計画ですので、人口、資産の集中している河川が多うございますので、まずはそちらから手がけていきたいというふうに考えています。

○田中委員 分かりました。

○野呂課長 すみません。先ほどの6河川、資料が手元に来ましたのでここで言いたいと思います。
 安濃川、岩田川、三滝川、海蔵川、員弁川、三渡川の6河川でございます。
 申し訳ございませんでした。

○野村副委員長 16ページの緊急輸送道路等の機能確保に「LPデータを活用した法面点検」とあるんですけれども、パールロードがここに挙げてもらってあるんですけれども、私が聞きたいのは、対象路線は三重県内全体に対象があると思うんですけれども、1年に県内全てをLPデータというのでやるんですかということと、一番最後の、のり面点検を実施した結果、ここが危険だというふうに判断できたら、事前に土を落として補強するのか、どう進めていくのかというのを、点検した結果、後の作業はどうなるのかというのを教えてほしいんですけど。

○高柳課長 16ページに記載させていただいております「LPデータを活用した法面点検」でございますが、今現在は、過去からのり面点検ということで、人間の目で見たりとかということで毎年点検をしておるところなんですけれども、近年、ちょっと気候変動とかによって雨の降り方が変わってきたりとか、地形なんかも変わってきておるというような状況もあって、潜在的に危険箇所というのが、近年災害とかで崩れたりするような事象が発生しております。特に点検している箇所以外でもそういう危険箇所がないかということで、また新たな取組として、このLPデータを活用した点検箇所の抽出ということを取り組んでいきたいと考えております。
 ほかの県内全域でのり面の点検というのは従来の手法でやっておりますけれども、このような形で点検箇所以外にもそういう危険なところがないかとか、そういうところを、まずパールロード、近年、ちょっと災害が頻発したりとか、緊急輸送道路になっておったり、それからまた、伊勢志摩地方の重要な観光道路、生活道路でもありますので、まずパールロードでこのLPデータを活用したのり面点検の手法を一度やってみて、その辺りの結果なんかを見ながら、全県的にどういうふうな形で進めていくかというのは今後ちょっと検証していきたいなというふうに考えております。

○野村副委員長 ありがとうございました。
 自分も、この五、六年で3か所ぐらい連続して通行止めとかいうのがあったんで、その辺り使ってもらうと本当にありがたいので、もし見つかったら事前に手当てできるかと思いますので、よろしくお願いします。
 結構です。ありがとうございました。

○下野委員長 ほか、よろしいでしょうか。

          〔「なし」の声あり〕

○下野委員長 なければ、これで本議案に対する質疑を終了いたします。
    ウ 委員間討議   なし
    エ 討論         なし
    オ 採決         議案第4号(関係分)   挙手(全員)   可決
                   議案第15号         挙手(全員)   可決
                   議案第19号         挙手(全員)   可決
 
(4)議案第51号「令和4年度三重県一般会計補正予算(第11号)」(関係分)
(5)議案第62号「令和4年度三重県港湾整備事業特別会計補正予算(第2号)」
(6)議案第67号「令和4年度三重県流域下水道事業会計補正予算(第4号)」
    ア 当局から資料に基づき補充説明(若尾部長)
    イ 質疑         なし
    ウ 委員間討議   なし
    エ 討論         なし
    オ 採決         議案第51号(関係分)   挙手(全員)   可決
                   議案第62号         挙手(全員)   可決
                   議案第67号         挙手(全員)   可決
 
(7)議案第27号「三重県手数料条例の一部を改正する条例案」(関係分)
(8)議案第44号「土木関係建設事業に対する市町の負担について」
(9)議案第72号「土木関係建設事業に対する市町の負担について」
    ア 当局からの資料に基づき補充説明(杉野次長)
    イ 質疑         なし
    ウ 委員間討議   なし
    エ 討論         なし
    オ 採決         議案第27号(関係分)   挙手(全員)   可決
                   議案第44号         挙手(全員)   可決
                   議案第72号         挙手(全員)   可決
 
2 所管事項の調査
 (1)「三重県における補助金等の基本的な在り方等に関する条例」に基づく報告について
    ア 当局から資料に基づき説明(山本副部長)
    イ 質問   なし
  
3 委員間討議
 (1)執行部に処理経過の報告を求める事項   なし

〔農林水産部 入室〕

 第2 常任委員会(県土整備部関係)
 1 議案の審査
  (1)議案第21号「三重県特定都市河川浸水被害対策法施行条例案」
  (2)議案第31号「三重県流域下水道条例の一部を改正する条例案」
  (3)議案第32号「三重県建築基準条例及び三重県畜舎等の建築等及び利用の特例に関する法律施行条例の一部を改正する条例案」
  (4)議案第33号「三重県宅地開発事業の基準に関する条例の一部を改正する条例案」
     ア 当局から資料に基づき補充説明(山口次長、古澤次長、杉野次長)
     イ 質疑

○下野委員長 それでは、御質疑があればお願いいたします。

○藤田委員 議案第31号ですが、キャンプ場をなくして公園にするというふうに理解したらいいのかなと思うんですが、キャンプ場の使用件数というのは少ないということでこういう方向に動くんでしょうか。この辺のところはどうなんですか。

○山口課長 オートキャンプ場につきましては、年間で約6000人ほどの利用が例年ございました。そういった状況でございます。
 それで、このオートキャンプ場をなくす理由でございますけれども、老朽化が激しいということが一つ、もう一つは、地元自治会のほうから新型コロナウイルス感染症対策として休止をしていただきたいといった要請がございましたので、今現在、休止を続けております。そういったことから廃止をしていくというふうに決定しております。

○藤田委員 実質的にはどんなものがあって、老朽化の程度というのはどういうことなんですか。というのは、6000人ということはかなりの方が使用されてるのかなというふうに思うんですが、地元の方がそういう話であればということはありますけれども、コロナ禍も収束の方向に向かっておるのに、あえてそこへ新しくお金をかけてやるだけの価値がないと、こういう判断なんですかね。ちょっとその辺のところが、どうもすっきりしないんですが。

○山口課長 老朽化が激しくて、平成10年当時の建設費で1億5000万円ほどかかっております。そういった観点からも、今回更新するとなりますと相当の費用がかかるであろうということも懸念されます。
 これは、そもそも地元自治会の皆様から浄化センターを建設するに当たりましていろいろ要望がございまして、協議をした結果、オートキャンプ場そのものを御要望されたわけではないんですが、協議の結果、建設することとなったものでございます。そういったことの経過もありまして、地元の皆さんの御意見を踏まえて、どういった施設にしようかということも検討してまいりました。自治会の皆さんと流域関連市町、それから県が入りまして浄化センターの環境問題検討委員会というのを設置しまして、オートキャンプ場をどうしていくかということを検討してまいりました。その結果、オートキャンプ場を廃止して高台の広場とすることによって普及啓発施設を続けていこうということで話合いを持ったものでございます。

○藤田委員 地元の方、それから関係者の皆さんの協議の上決められたということであれば、そうなのかなというふうに了解せざるを得ませんけれども、何か6000人も使ってるのにという思いはありますが、分かりました。了解いたしました。
 以上です。

○佐竹理事 ちょっと補足させていただきますと、コロナ禍前までは利用されてたんですけれども、コロナ禍が始まって、外から見えるということですごく心配されて閉鎖しておったというところと、重複になるんですけれども、すごい老朽化してきたというところで、今後どう利用するかというところで、ちょっとキャンプ場はどうかという話が地元からもありまして、その中でどういうふうにしていこうかというのと、それと、どうしてもキャンプ場ですと維持管理費もかかりますもんで、その辺も併せ持って関係市町の方と地元と話し合って今の形にさせていただいたという形でして、何回かしっかり話をさせていただいてこういうふうになっておるということですので、このままいきたいなと思っております。

○藤田委員 了解しました。

○下野委員長 ほか、ございませんか。

          〔「なし」の声あり〕

○下野委員長 なければ、これで本議案に対する質疑を終了いたします。
    ウ 委員間討議   なし
    エ 討論         なし
    オ 採決         議案第21号   挙手(全員)   可決
                   議案第31号   挙手(全員)   可決
                   議案第32号   挙手(全員)   可決
                   議案第33号   挙手(全員)   可決 

〔農林水産部 退室〕
(休憩)

 (5)議案第34号「三重県特定公共賃貸住宅条例及び三重県営住宅条例の一部を改正する条例案」
 (6)議案第45号「損害賠償の額の決定及び和解について」
 (7)議案第46号「損害賠償の額の決定及び和解について」
 (8)議案第48号「和解について」
    ア 当局から資料に基づき補充説明(杉野次長、川上次長)
    イ 質疑        なし
    ウ 委員間討議    なし
    エ 討論        なし
    オ 採決        議案第34号   挙手(全員)   可決
                  議案第45号   挙手(全員)   可決
                  議案第46号   挙手(全員)   可決
                  議案第48号   挙手(全員)   可決
 
2 所管事項の調査
 (1)「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」5年後の達成目標について
 (2)交通安全対策事業の実施状況について
     ア 当局から資料に基づき説明(若尾部長、川上次長)
     イ 質問

○下野委員長 それでは、御質問等がありましたらお願いいたします。

○服部委員 川上次長にちょっと質問させていただきたいんですが、交通安全対策、いろいろとお話もいただきました。
 通学路という認定がない場合、それに対してすぐ近くの場合とか、いろいろ取り残される部分というのはたくさんあるんじゃないかというふうにも思いますし、私たちの地元にもいろいろと要望等が来ております。トラックとか、そういったところが多い箇所に関して、どうしても取り残されていく部分というのがありますので、地元はたくさん予算をつけていただいているようですけれども、通学路に限定をしないで、やっぱり子どもたちが通学路を通る、そしてまたその後どこへ行くか分からないわけですから、だから、そういった箇所をしっかりと把握をしていただくということも重要じゃないかなというふうに思います。
 本当に通学路も安全対策をしっかりやっていただいていることは感謝しますけども、取り残されていく状況の部分をもう一度掘り起こしていただきたいなというふうにも思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。

○川上次長 今、通学路というところに主眼を置きながら進めておりますけども、そうじゃないところのお話も聞くことがございますので、そこは、その道路が市町道であれば市町のほうでやっていただけるところもあろうかと思いますし、県道であったとしたら、そういったところも、例えば歩道を造ってくださいとか、少しお金のかかるような話になってきますと若干時間も要しますけども、そうじゃない部分は、できることは速やかにやりたいという気持ちでおります。

○服部委員 県道の話をしているだけであって、町道の話をしてるんじゃないんです。町道を通って、安全帯をずうっと歩いてきた、そこで県道にぶち当たる部分、それでどちらへ行くか、決められたルートを通るんでしょうけども、そういったところでやはり県道の整備が、危険な箇所が多くあるということを私は申し上げているだけであって、町道であれば町がちゃんと危険箇所は整備をしなきゃいけない部分もあると思いますので、私は県道にぶち当たる部分を言ってるわけなんですわ。ということは、県道の安全対策かなというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

○川上次長 承知しました。速やかな速攻対策も含めて進めていきたいと思います。

○若尾部長 服部委員、どうもありがとうございます。
 県道のそういう交通安全、特に歩行者が歩いてというのはなかなか道路管理者として分かりにくいところもあるので、ぜひそういう場所があれば積極的に建設事務所のほうに要望というか、危ないということをお伝えいただいて、我々もそういうところをしっかり確認していきたいと思いますので、ぜひそういったところで地域住民と我々も連携しながらやっていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
 以上です。

○服部委員 よろしくお願いします。

○下野委員長 ほか、ございませんか。

          〔「なし」の声あり〕

○下野委員長 なければ、(1)「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」5年後の達成目標について及び(2)交通安全対策事業の実施状況についての調査を終わります。
 
  (3)建設業の担い手確保について
  (4)三重県港湾みらい共創本部について
     ア 当局から資料に基づき説明(上村副部長、山口次長)
     イ 質問

○下野委員長 それでは、御質問がありましたらお願いいたします。

○津田委員 建設キャリアアップシステムなんですけれども、ちょっと聞くのも、もしかしたら恥ずかしいことかもしれませんけれども、キャリアアップすると公共工事の労務単価なり、何か設計価格が上がったりするんですか。その分は考慮されるということなんですか。

○上村副部長 その中での労務単価の上昇があるということではなくて、そういうキャリアを積んだデータというのが蓄積されることによってその人が評価されて、社内での単価にそれが反映されて賃金が上昇するとか、そういうことにもつながるかなというふうには考えております。

○津田委員 ということは、このキャリアアップシステムを導入するというか、キャリアがどんどん、例えば保育園の先生だと処遇改善をいろいろやってるじゃないですか。キャリアがアップすると公定価格に反映して、保育園が保育士にその分を上げるというシステムですけども、建設業の場合はキャリアがアップするけれども、その部分は公の機関が見なくて、建設業の予算の中で見てくださいということになるわけですか。

○上村副部長 基本はそうでございます。
 ただ、33ページにも絵を入れておりますけれども、一応このレベル分けの評価というのも職人、技能者にとっては大切な給料への反映につながるものかと思っておりますので、こういうキャリアを積んでいただくことによって会社としてしっかり評価をいただいて賃金も出していただきたいと。
 我々も、先ほど説明申し上げましたけれども、労務単価についてもしっかり国の改定に合わせて改善をさせていただいておりますので、企業の皆さんからは技能者にしっかりお支払いいただきたいなというところでございます。

○津田委員 国による実勢単価の反映というのは、物価のことだとか実際の売買の上昇分が反映されるということだと思うんですけれども、レベル1、レベル2、レベル3、レベル4というふうに勉強していろいろと上げてもらってるんですけれども、何らかのメリットがないと企業側もそれを導入するってどうなのかなと思ったりもしたので、それまでですけれども、何かあったほうがいいんではないかなと思って質問しました。
 以上です。

○佐竹理事 言いますとですね、私どもの見ている単価というのは、歩掛上の、均一というか、人のそれぞれの能力の部分を大きく分けているだけですので、その中で企業がこの方の能力が高いからお幾ら払うという部分については、このキャリアアップで見ていただけるのかなと思っているんですけども。
 私どもの積算は標準的な、幅があるところの真ん中なのかなと思いますけれども、普通作業員でも、能力の高い普通作業員とそうでない作業員の幅がありますので、その一つの単価を私どもは標準歩掛という形で積算しておると。それをもってどういう支払いをされるかというのは、実際に雇われた方の能力で支払っていくんだと思いますので、それをどういうふうに評価するのかというときにこのキャリアアップを使っていただくという形で、そういう今までのキャリアを公平に評価する仕組みがなかったので、民間の側に入れていただいておるという形で御理解いただければと思うんですけれども。

○津田委員 私も十分理解してないのであれなんですけども、やっぱりメリットはあるのかなと思います。会社側がその分負担が大きくなると、なかなか会社側も導入しづらいのかなと思うんで、ちょっと私も勉強させていただきたいと思います。

○藤田委員 確かに今おっしゃったように、社内の中でそれぞれの職員の皆さんが技術を獲得して評価を上げていくと、これ非常に評価をしていくという意味ではいい制度かなというふうに思うんですが、そのことと、それから実勢単価を反映していただいて、いわゆる設計単価を上げていただいておる、全体としてかなり上がってきているというところまでは理解できるんですが、要は、例えば一つの工事をやったときに、いわゆる労務単価の総額がちゃんと職員の皆さんに、あるいは下請の皆さんに行っているのかというのが、ずっと私、この間疑問を持ち、この辺のところを行政として何かフォローできるような体制が取れないのかなと。
 部分的に調査をいただいたというふうには聞いておりますけれども、やっぱりこの辺のところをちゃんとしていかないと、現実的にAランクの方がキャリアアップをやっていて、216社のうちの203社はキャリアアップを取り入れていただいているというふうに思いますけれども、現実の問題として、工事をやって完成をさせていく過程の中で、本当にAランクの会社が会社の中にそういう現実的に工事をする人たちをほとんど持ってないんじゃないかなという思いもあるんです。
 現実的に建物を建てる、橋を架けるという話になったときに、仕事をして造っていってる皆さん方にどういう形で給与という形で反映させていくのか。ここのところがやっぱりちゃんとしていかないと、本当に現実的に組み立ててものを造っていく人たちがどんどん減っていくんではないかと、この辺に物すごい危惧をしているんですけれども、この辺のところに対して行政としてどんなふうに関わっていこうというふうに考えてみえるのか、ちょっとその辺のところが聞きたいなと思うんですが。

○林田課長 委員おっしゃいますように、我々として、今現在、元請に対しては実際賃金をどういうふうにして支払っているかという調査というのは抽出させていただいているところでございます。その結果を見ると、元請がきちっと従業員の人には支払っているというところは確認はできているところでございます。
 委員がおっしゃるように、じゃ、下請のほうはどうかというところにつきましては、正直、調査のほうが大分難しいところがございます。民民での取引になりますので。その辺りについては今後検討していく必要があるのかなというところで、今現在、どういった手だてがあるかというところはないというのが状況でございます。
 以上です。

○藤田委員 非常に難しいというふうに私も理解はいたしますけれども、いわゆる元請の人が確実にそこで働いている方には支払っているというのは、総額で支払われているということなんですか。

○林田課長 我々が県の積算の中で見ている労務費のトータルと元請が支払った労務費の総額はほぼ一致しているというところを確認している形です。

○藤田委員 そうすると、労務費は元請の働いている方に支払っているわけですよね。そうすると、下請の皆さん方の労務費というのはそこに入ってくるんですか。それとも、下請に対しては工事代金として総額で行くんではなくて、工事費と労務費とに分けてあって、その労務費を全部総額で計算するとイコールになると、こういう理解ですか。ちょっとよく分からないです。

○林田課長 その工事にかかった労務費トータルというのを、元請から一応私どもは聞き取っております。なので、その中には下請に払った分も含めてというふうに解釈しております。

○藤田委員 そうすると、その辺のところは分離して調査をされているという理解でいいですか。いわゆる工事に関わる材料費、加工費、全部ひっくるめた金額と労務費とは、それぞれ分けて調査されているということでいいですね。

○林田課長 委員がおっしゃるように、元請の聞き取り調査ではあるんですけど、支払った労務費の総額というのを確認しております。

○藤田委員 分かりました。また。

○佐竹理事 キャリアアップシステムは、今は元請だけなんですけど、下請へずっと入っていきますと、例えばどういう方がどういう時間だけ入っているかというのは全部資料として出てくるようになりますので、そこから分析は結構進むんではないかと思うんですけど、今はまだ元請だけですので、なかなかそこまでいかないと。ちょっと時間がかかるんですけれども、下請まで入っていくと、今やと元請的にも、どんだけ入っておるかと、時間的に何時間おったというのも分からない部分もありますので、その辺も全部分かってくると。入場のときにぴっとしたり、何か最近見たのでは、もうぴっとするのではなくて、自分のスマホか何か持っていて、ぱっと当てれば進むようなところまできてましたので、そういう労務管理といいますか、そういうのが進んできて、最終的には分析できるようになるのではないかと思ってますので、なるべく早い段階で入れていきたいと思っております。

○藤田委員 もう本当に現場で仕事をしていただく方というのは非常に重要で大切なんで、ここへ若い人がやっぱり入ってくるように、ぜひとも現状分析をできるようにしていただいて、確実にこの仕事をやってよかったなと若い人が思うように、ぜひともお考えいただきたいというふうに思います。
 以上です。

○下野委員長 ほか、ございませんか。

          〔「なし」の声あり〕

○下野委員長 なければ、(3)建設業の担い手確保について及び(4)三重県港湾みらい共創本部についての調査を終わります。
 
 (5)令和3年度包括外部監査結果に対する対応結果について
 (6)審議会等の審議状況について
    ア 当局から資料に基づき説明(山本副部長)
    イ 質問   なし
 
 3 委員間討議
  (1)所管事項調査に関する事項   なし
  (2)執行部に処理経過の報告を求める事項   なし 

(休憩)

第3 分科会(企業庁関係)
 1 議案の審査
  (1)議案第16号「令和5年度三重県水道事業会計予算」
  (2)議案第17号「令和5年度三重県工業用水道事業会計予算」
     ア 当局から資料に基づき補充説明(山口庁長)
     イ 質疑         なし
     ウ 委員間討議    なし
     エ 討論          なし
     オ 採決        議案第16号   挙手(全員)   可決
                   議案第17号   挙手(全員)   可決
 
 (3)議案第63号「令和4年度三重県水道事業会計補正予算(第3号)」
 (4)議案第64号「令和4年度三重県工業用水道事業会計補正予算(第3号)」
 (5)議案第65号「令和4年度三重県電気事業会計補正予算(第3号)」
    ア 当局から資料に基づき補充説明(山口庁長)
    イ 質疑         なし
    ウ 委員間討議     なし
    エ 討論         なし
    オ 採決         議案第63号   挙手(全員)   可決
                   議案第64号   挙手(全員)   可決
                   議案第65号   挙手(全員)   可決
 
 2 委員間討議
  (1)執行部に処理経過の報告を求める事項   なし
 
第4 常任委員会(企業庁関係)
 1 議案の審査
  (1)議案第37号「三重県公営企業の設置等に関する条例の一部を改正する条例案」
    ア 当局から資料に基づき補充説明(西口副庁長)
    イ 質疑         なし
    ウ 委員間討議     なし
    エ 討論         なし
    オ 採決         議案第37号   挙手(全員)   可決
 
 2 所管事項の調査
  (1)三重県企業庁の各事業における取組状況について
    ア 水道用水供給事業
    イ 工業用水道事業
    ウ 電気事業
    エ 各事業の展開を支える取組及び今後の企業経営について
     (ア)当局から資料に基づき説明(東海次長、西口副庁長)
     (イ)質問

○下野委員長 それでは、御質問等があればお願いいたします。

○服部委員 ちょっと確認したいんですが、電気事業のRDF焼却・発電施設が撤去された後、今、安全祈願用地ということで、その後の敷地はどのように使っていかれるのか、使わないのか、ちょっと確認だけお願いします。

○西口副庁長 ここの用地につきましては、ちょっと縦割り的になって申し訳ないんですけれど、環境生活部のほうが所管をしておりまして、今そちらのほうで、こちらの活用について今後検討して、どういう活用をしていくかを決めていくというふうに伺っております。

○服部委員 分かりました。
 以上です。

○下野委員長 ほか、ございませんか。

○田中委員 私もあんまり分かってないんで、突っ込んで聞くつもりはないんですけど、この間、本会議で半導体の製造に関して議論になっていて、知事が熊本だとか岩手だとかでっていうことで、かなり水を使うという話をしていて、現状、四日市でかなり大きく製造していただいておりますけど、北伊勢工業用水を使われているんですかね。

○東海次長 北伊勢工業用水を使っていただいておるのは、山之一色のところにございます。

○田中委員 今のところ、3Dの新しい分野の製造棟を造っていて、既存のやつは少し生産を抑えているというふうな状況ですけど、これから需要回復に向けてまた生産を増やしたりだとか、さらなる誘致だとかということになってくると、工業用水の供給能力としては大丈夫なんかなというのがちょっと気になったもんですから、その辺はどんなもんでしょうね。

○東海次長 今の北伊勢工業用水の施設能力が1日当たり84万トンあります。今契約していただいておるのが75万トンぐらいですので、もう少し余裕があるというような状況でございます。

○田中委員 1年か2年前に、台湾で水不足で半導体が作れなくなったっていうニュースがちらっと流れた記憶があるんですよね。TSMCというところで1日当たり19万トンぐらい水を使うとかという話で、そんなに大きく製造拠点が来るとは考えてないですけど、やっぱりその辺りのところは企業庁としても、雇用経済部なり民間事業者の戦略なりにもアンテナを高く察知していただいて、安定供給というか、うちはこれがあるから強みだというふうな。熊本なんかはやっぱり水がたくさん出るということで、ただ、あそこは地下水なんで、あんまり取り過ぎると問題やということも伺ってますし、三重県としての強みをしっかりと企業庁としてもつくり出していただくような努力はしていただけたらなというふうに思ってますので、よろしくお願いします。

○山口庁長 今、田中委員がおっしゃっていただいた件については、私どもは事業展開だけじゃなくて、情報の共有であるとか人の交流も含めて行っているところでございます。
 ちなみに今年度、別の理由も含めてなんですけれども、雇用経済部のほうと併任というような格好で、職員、企業誘致のほうでもやってるところがありますので、その辺り、うちもアンテナを高くして引き続きやっていきたいと思います。

○田中委員 結構です。

○下野委員長 ほか、いかがでしょうか。

          〔「なし」の声あり〕

○下野委員長 なければ、(1)三重県企業庁の各事業における取組状況についての調査を終わります。

〔環境生活部 入室〕

 (2)「RDF焼却・発電事業の総括」(最終案)について
 (3)電気事業の廃止について
    ア 当局から資料に基づき説明(西口副庁長)
    イ 質問

○下野委員長 それでは、御質問等がございましたらお願いいたします。

○服部委員 先ほどちょっと施設の撤去のことで、RDF焼却・発電施設の敷地について、環境生活部がいないからということで聞き漏らしたんですが、今、環境生活部がいるので質問してよろしいですか。

○下野委員長 はい。

○服部委員 それじゃ、環境生活部の方にちょっとお尋ねをしたいんですが、ちょっと今の最終案とは関係ない分野でございますけども、今、環境生活部が行っている、残された敷地、どのようにお使いをされるのか、分かっている範囲だけでお願いします。

○尾邊次長 RDFの焼却・発電施設撤去後の跡地につきましては、まず、次の活用先が決まるまでは三重県が管理させていただきます。
 今後の跡地活用に関して、これまで桑名市や町村会のほか、桑名広域清掃事業組合議会などからも、地域の振興や環境施策に資するような活用について御要望をいただいております。
 まず、跡地を活用するに当たっては、都市計画法に基づく用途制限の整備とか、周辺が共有地という形になっておりまして、道路に接してないという状況でございます。桑名広域清掃事業組合との共有地の分割について進める必要があり、現在、取りかかっておるところでございます。
 今後、市町等からの意見を伺いながら、土地の活用方法について検討を進めてまいりたいというふうに考えております。
 以上でございます。

○服部委員 ありがとうございました。結構です。お願いします。

○下野委員長 ほか、いかがでしょうか。

          〔「なし」の声あり〕

○下野委員長 なければ、これで(2)「RDF焼却・発電事業の総括」(最終案)について及び(3)電気事業の廃止についての調査を終わります。
 
 3 委員間討議
  (1)所管事項調査に関する事項   なし
  (2)執行部に処理経過の報告を求める事項   なし 

〔当局 退室〕
(書記資料配付) 

 4 「委員会活動の評価」について
  (1)委員会活動の評価の手順の説明(下野委員長)
  (2)委員間討議

○下野委員長 なお、資料2-2の下段の評価項目のうち、「番号1 参考人制度等の活用」については、本委員会では実施しておりませんので、評価しないこととしたいと思いますが、よろしいでしょうか。

          〔「異議なし」の声あり〕

○下野委員長 それでは、そのようにいたします。
 また、「資料3 防災県土整備企業常任委員会 活動実績書(案)」、「資料4 調査・審査結果の施策への反映に関する参考資料」及び「資料5 常任委員会活動 上半期振り返りシート」は、今年度の委員会活動や議会の取組を思い返すための参考資料としてご活用ください。
 それでは、御意見のほうよろしくお願いしたいと思います。
 振り返りまして、よかった点とか改善するべき点等をお願いしたいと思います。

○津村委員 1年間通して、コロナ禍ではありましたけれども、しっかりと調査することはできたのかなというふうには思っております。中でも、消防団員の減少とか確保については、委員間討議、積極的にあったと思いますし、委員長報告でもいろいろと触れていただきましたので、そういう点においてはいろいろと積極的な意見が出たということはよかったのではないかなというふうに思っております。
 県内外調査についても、例えば県内であれば、いろんな現場も見せていただきましたし、県外調査は東日本大震災のこととかも、しっかりとまた現場も見せていただきましたし、非常に勉強にもなりましたし、今後の議員活動にも生かせるのかなというふうに思っておりましたので、1年間通してしっかりと調査することができたのではないかというふうに思っております。

○下野委員長 ありがとうございます。
 津村委員から、年間活動のお話と県内外調査の御意見をいただきました。ありがとうございました。
 ほか、いかがでしょうか。津田委員は御意見よろしいでしょうか。

○津田委員 はい。

○野村副委員長 委員会審議の活性化というところなんですけども、やっぱり皆さん質疑、発言がありまして、執行部の積極的な意見は聞き取れたかなというふうに思っています。
 それと、個別の行政計画に係る調査なんですけども、防災・減災アクションプランの調査において、先ほども津村委員のほうからあったんですけども、消防団員の確保などについては当委員会から意見を述べるなどして、しっかりそちらのほうへ意見を反映できたかなというふうには思っています。

○下野委員長 ありがとうございました。
 7番の行政計画に係る調査・審査というところで、消防団とか、しっかりできたということですね。ありがとうございます。
 ほか、いかがでしょうか。

          〔「満足」の声あり〕

○下野委員長 満足というお言葉をいただきましたので、ありがとうございます。
 それでは、ただいまいただいた御意見を正副委員長において取りまとめて、次回の委員会でお示しさせていただきます。
 なお、チェックシートの評点等の記入は、後ほど委員協議の中でお願いいたします。
 これで委員会活動の評価についてを終わります。
 
〔閉会の宣言〕
三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
防災県土整備企業常任委員長
予算決算常任委員会防災県土整備企業分科会委員長
下野 幸助

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