このページではjavascriptを使用しています。JavaScriptが無効なため一部の機能が動作しません。
動作させるためにはJavaScriptを有効にしてください。またはブラウザの機能をご利用ください。

スマートフォンサイトへ移動

令和8年6月30日 全員協議会概要

  ■ 開催日時      令和8年6月30日(火) 10時45分~11時39分
  ■ 会議室 全員協議会室    
  ■ 出席議員 47名    
     議 長    藤田 宜三             
     副議長 津田 健児    
     議 員 市野 修平 曽我 正彦     
  荊原 広樹 伊藤 雅慶  
  世古   明 市川 岳人  
  龍神 啓介 辻󠄀内 裕也  
  吉田 紋華 難波 聖子  
  芳野 正英 川口   円  
  喜田 健児 中瀬 信之  
  中瀬古 初美 廣 耕太郎  
  松浦 慶子 石垣 智矢  
  山崎   博 野村 保夫  
  倉本 崇弘 山内 道明  
  田中 智也 藤根 正典  
  森野 真治 杉本 熊野  
  田中 祐治 野口   正  
  谷川 孝栄 石田 成生  
  村林   聡 小林 正人  
  東    豊 長田 隆尚  
  今井 智広 稲垣 昭義  
  日沖 正信 舟橋 裕幸  
  中嶋 年規 青木 謙順  
  中森 博文 山本 教和  
  西場 信行 中川 正美  
  服部 富男    
  ■ 欠席議員 なし    
  ■ 県政記者 なし    
  ■ 傍聴者 1名    
  ■ 協議事項      
  1 「令和8年版県政レポート(案)」について  
   (1)時間   10時45分~11時39分  
   (2)説明者  
      知事     一見 勝之
      [政策企画部]      
      部長     楠田 泰司
      副部長兼プロモーション統括監 中村 元保
      次長兼ひとづくり政策総括監
      兼ゼロエミッションプロジェクト総括監

山﨑 章弘
         その他関係職員
   (3)説明内容  
     別添資料のとおり(資料はこちら)  
   (4)質疑の概要  
       

○稲垣議員 今の御説明だと、プランについては令和8年度に議論して、令和9年からの5年間のプランを新たにつくっていくということで、それに伴って、現在の強じんな美し国ビジョンみえは10年の計画だったと思うので、残りまだ5年間あるが、その部分を見直すという言い方をされたが、その期限が今、2040年というお話もあって、そうするとこれから10年後ぐらいかなと思うが、そのぐらいの期間を持ったものに見直すということだったと思うが、どちらかというとこれも新しくつくり直すようなイメージなのかなと思ったが、その辺りは。
 このプランをつくるに当たって、ビジョンは見直す、プランは策定、新たにつくるということだが、ビジョンは一応5年残ってるから見直しという表現になっているだけで、実際はこれも新しくつくり直すというような理解なのかと説明を受けて感じたが、その辺りの説明をいただきたい。

○楠田部長 今、稲垣議員がおっしゃられた通り、このビジョンは2040年を見据えた構想にしていきたいと思っている。
 2040年を見据えたときに、今、16の政策というのがあるが、その中身が今のままでいいのか、継続していくものもあるかと思うが、場合によってはかなり変えていかないといけないものもあると思う。
 したがって、2040年を見据えて、今の政策とかビジョンの内容を見直すという表現をしたが、結果として2040年を見据えて行うということはある意味新しい構想をつくっていくというふうになるのかなと思っている。

○一見知事 若干補足をさせていただくと、今回の本来の趣旨というのは中期計画、5年の計画を新規に策定させていただきたいけれども、私どもとしてこんな考え方をしているということを申し上げた。
 そして、ビジョンについては先ほど政策企画部長が申し上げたように、これもちょっと見直しをかけないと、陳腐化したり、あるいは新たな状況の変化に対応できていないようなものもあるのではないかということで、この部分は計画年限が10年間ということなので、これをさらに今から10年ということではなしに、現行のビジョンは今までも営々として5年間、チャートとしての意味を持ってきているので、今の時点で、これから5年間、長期計画が今のもので問題があるならそこを見直ししようということなので、中期計画策定と、そして10年の計画の見直しということで、現段階では、議員に御指摘いただいた後者の考え方でいる。

○稲垣議員 要は、プランは新しくつくる、ビジョンは残り5年あるので見直しだけれども、2040年を目標とした三重県の形を描いたものを、見直しというものの今が残り5年で、そこから今で考えるとさらに14年あるので、新しくつくるのに等しいのかなという、私の理解でいいのかなというふうに承らせていただいた。
 その上で確認だが、2040年を見越すというのは私も大賛成で、国も今、厚生労働省とか経済産業省や文部科学省もそうだが、大体2040年というのをターゲットにして、そこが大きな、日本にとって非常に大事な年だというか、2040年に向けたいろんな計画をつくっているので、県としても国の動きに合わせてやっていくというのも非常に大事かなと思っている。
 一方で、県もそれをつくるに当たって、国に合わせてつくっていくようでは面白くないというか、国は国でしっかり2040年を見越すけれども、三重県は三重県として何をこれから2040年に描くのかは非常に大事だと思っていて、その中で今、説明で聞かせていただいた、体制にもあったが、県庁の若手職員のワーキンググループをつくるとか、あるいは、若い世代に入って考えてもらうという、つくり方が書いてあるが、ここをすごい大事にしてほしいと思う。要は、もっと極端なことを言うと、知事が、2040年の三重県の形をつくりたいので若い人は集まって意見を出してほしいということを、もうメッセージを発して、若者に集まってもらってつくるぐらいのイメージで、ぜひやっていただきたいと思うが、その辺りについての考えがあれば、知事にお聞かせいただきたい。

○一見知事 貴重な御意見を頂戴した。若い人に議論していただくというのは非常に大事なことだと思う。
 実はこのアイデアは、私のアイデアではなく政策企画部のほうから出てきたアイデアなので、それを大事にしたいと思っている。
 どんなやり方があるのかというのは私どもでまた考えて皆さんの御意見も頂戴しながら、最終的なものに若い方の意見をどう反映できるのか、それが荒唐無稽なものでないのかどうかというのを検証しつつ進めていきたいと思っている。

○稲垣議員 もちろん国が2040年というのを考えていろんな計画をつくっているし、それに県として歩調を合わせていくことも非常に大事な部分があると思うので、それをしっかりやる一方で、ぜひ若者に入ってもらって、2040年の形を描いてもらえるといいのかなと感じたので、期待をしたいと思う。

○中嶋議員 私は2040年をターゲットにビジョンを見直していくということには大賛成であり、その際に、野村総合研究所が出している未来年表というのがあるが、それを参考にしてもらいながら、国際社会、日本、で、それに三重県が2040年に向かってどういうイベントごとがあったりとか、どういう見通しがあるのかというものも示していただきながらビジョンの見直しをしていただければと思うところである。
 1点確認させていただきたいのは、重要政策課題の見直しというところで、結局重要政策課題は、今は三重県行政展開方針で翌年度どういうところに力を入れていくのかというところのほうが我々も注目するし、それに基づいて予算編成等も組織もやっていくという運営をしている中で、この5年間でやっていく重要政策課題という考え方を残していくのかどうか。私は、行政展開方針のほうで毎年毎年やっていって、逆に県政レポートも行政展開方針の評価というか、そういうことにしてはどうかと思うところもあるが、それについて御意見賜りたいと思う。

○楠田部長 実はその議論をすごくしていて、今のみえ元気プランのときは、施策が56本ある中で何を特出ししてやっていくかということで、この7つを選んでいるわけだが、すごく日進月歩で、いろんな状況は変わっている。5年間の重点課題がそのまま5年間続くのかというのは、やはり議論を要しなければならないと思っているので、今日の御意見も踏まえてそういったことも議論をしていきたいと思う。今日の段階ではまだ結論は出ていないが、議論をしていきたいと思う。

○一見知事 これも若干補足をさせていただきたい。
 非常に貴重な御意見であると思う。やはりそのときそのときの課題に対応しなければいけないということで、政策課題を、毎年のものをきちんとつくるのは大事なことであり、議員の皆さんからも御意見を頂戴しながら、我々として形づくりをしていきたいと思っている。
 他方で今、世間一般で言われているのが、あまりよくない言葉であるが、目先のことにとらわれて、将来のことをあまり見ずに施策展開をする、特に生成AIなんかが出てくると、スピード感が物すごく出てくるが、他方、例えば5年先、10年先を見据えて議論することが廃れてきているというのは昨日の日本経済新聞であったかと思うけれども、かつての自民党の国の運営をしていた池田内閣の頃、大平内閣の頃、変わってきているのではないかという声もあるところである。
 したがって、先ほど政策企画部長が申し上げたことに尽きるけれども、5年間には5年間の政策課題がひょっとしたらあるかもしれないと、それの功罪も含めて我々は考えていきたいと思っている。
 それから冒頭に議員がおっしゃった未来年表、これは総研によって違いがあるが、一覧で見られるようにするイベントは非常に重要な御指摘だと思っているので、検討させていただきたいと思っている。

○中嶋議員 あまり意見としては違いはないのかなと思っている。なので、5年間を見通した大事な部分というのは、私は施策レベル、今で言う56施策レベルできちっと押さえて、県政の羅針盤とおっしゃったけれども、羅針盤としては、施策レベルまではしっかりと5年間を見通して、何が重要なのかというところはお示しいただきたいと思うが、毎年、ないしは半年単位でも重要課題は変わってくるかと思うので、そこはもう毎年の行政展開方針でカバーしていったらどうか。
 そうなると必然的に、みえ元気プランは今、基本事業までお示しいただいて議決しているわけであるが、やはり基本事業までがちがちに決めてしまうと、かえって県政運営が窮屈になっているのではないかなという感じを最近受けており、私自身が職員の頃にこういう政策体系をつくった1人として自らを否定するかのようなことを申し上げるが、それぐらい時代が変わってきているというふうに思っているので、私は、次期プランというのは施策レベルで十分ではないかというふうに個人的には思っている。
 それともう1個感想として申し上げたいのが、議案として出していただくのが来年の9月または11月ということで、これは我々は改選後である。この時期というものも非常に絶妙でいいなと思っている。というのは、我々も選挙を通じて、今の一番直近の県民のニーズであったりだとか課題であったりだとか取り組むべき政策というものを訴えて選挙して、上がってきたメンバーが最終的な、2040年を見据えたビジョン、それから、これから5年間のプランを議論するという、タイミングとしては非常にいいのかなと私は思っているところである。

○芳野議員 私も方向性は概ね賛成するが、特に3番の策定体制等のところで、より県民の声を聞くという、先ほど稲垣議員のところでは若者というところがあり、中嶋議員も、広く県民の声を聞いてほしいということのラインがあったのかなと思うが、そうするともう1つ、みえ県民1万人アンケートというのがある。ホームページにも、「『強じんな美し国ビジョンみえ』及び『みえ元気プラン』の推進に活用するため」、みえ県民1万人アンケートをすると、これまでのみえ県民意識調査には書いていなかったが、1万人アンケートは今の一見知事の下でそういう形になってきている。ということは、この1万人アンケートとの連動ということが、どう活用されていくのか。特に今年の12月から来年の1月ぐらいの次期みえ県民1万人アンケートにどういうふうにこの見直しを、そこにも表記をしながら県民の皆さんにももうその段階から、少し意見を聞くような、そういうことを考えていくのか、まずその方針だけ聞かせてほしい。

○山﨑次長 県民の声をお聞きする手段として、みえ県民1万人アンケートは非常に重要な手法であるので、実施するタイミングと、こちらのプラン、ビジョンを検討するタイミング、その時点でどういうことをお聞きできるかというところも調整が要るかと思うが、1万人アンケートであったりとか、各部局で持っている意見を聴取する場なんかもあるので、こういうものはこういうところでお聞きするというのをしっかりと整理させていただいて、そういうものを活用させていただきたいと思っている。

○芳野議員 シンポジウムを開催するとか、いろんな手もあるので、1万人アンケートにこだわるつもりはないが、なるべく広く県民の声を聞き、共同でビジョンをつくれる取組を進めていただきたいと思うし、今年度の発表も早くしてほしい。よろしくお願いしたい。

○市川議員 1点確認させていただく。
 新計画が令和9年度で、現行の計画が8年度いっぱいということで、先ほど中嶋議員の質問のやり取りの中でもあったが、選挙で民意を聞くということに御配慮もいただいた上で、策定スケジュールでは令和9年11月に議案を提出予定ということなので、結局、令和9年度が次期計画年度であるというところと、途中からの提案というふうなことになってくることについて、整合性がちょっと理解できず、どのように予算に反映されて、施策に反映させていくのかを、現時点でお考えがあれば。

○楠田部長 まず、予算の関係だと、令和9年度当初予算の編成時期にこの新しい中期戦略計画は完成していない。しかし、まず現行プランの総括作業とか、あるいは将来展望を行いながら、どういった課題があるのか、何を政策課題としてやっていくのかという、こういった枠組みを骨子案として整理して、それを10月にお示ししたいと考えている。
 毎年度の予算のベースになっている行政展開方針というのがある。その行政展開方針というのを、この骨子案の策定議論と並行してつくっていき、それを踏まえた予算編成を行っていきたいと思っている。10月には、その行政展開方針と、できれば骨子案というのを同時にお示しできたらと思っている。

○市川議員 スケジュール感に関しては理解した。もう1点確認だが、この次期計画に基づいた予算編成であったり提案というのは、令和10年度からの当初予算においてということになるのか。

○楠田部長 計画そのものができるのが来年度になるので、その計画を踏まえたというふうに言い切ると10年度になると思うが、今年度中にできれば中間案ぐらいまでやっていきたいと思うので、一定整合性の取れたものは予算にもしっかり反映できるようにしていきたいと思っている。

○市川議員 おっしゃることも分かるし、急いては事を仕損じるというような知事のお話もあったが、産業政策や、スピード感が要るような分野においては特にだと思うけれども、それに関連した人材育成であったり、教育だったり、連動する諸施策に関しては、やはりスピードを持ってやらなければいけない部分もあると思うので、そこは本当に臨機応変に御対応いただくよう、よろしくお願い申し上げる。

○一見知事 先ほど部長が申し上げたような考え方で進めたいと思っているが、本日も多くの御意見をいただいている。多くの方の声を聞くということになると、骨組みをつくるときにもひょっとしたら時間がかかるということになるかもしれない。その時にはまた、今の現行計画をどう位置づけるかということも、皆さんに御提示して、予算を何に基づいてつくっていくのかということをしっかりとお示ししたいと思っている。
 この6ページに書いている下のほうのスケジュールについても、ちょっと言葉が抜けているが、これもあくまでも案であるので、どういった形でつくっていくのかということを、御指摘をいただきながらつくり上げていく中で、ひょっとしたらこのスケジュールも場合によって変わってくる可能性はあると思っているので、その際にはまた御意見を頂戴したいと思っている。

○田中(智)議員 2040年を見据えるというのは私も賛同するところである。ただ、2040年になると人口はかなり減少しているということからすると、いわゆる縮小社会を見据えていかないとだめだというふうに思う。
 そうなってくると、しっかり本県全体をマクロで見ていくということが必要だと思うが、あまり国全体をマクロで見てみたものを即三重県に当てはめず、やはり三重県独自のマクロ感でもって捉えて、2040年を見据えていただきたいと思う。その辺りの縮小社会に向けてという認識については現時点でどうか。

○楠田部長 実は今、三重県独自に人口ビジョンという人口の推計作業を進めている。それを踏まえた上で人口減少対策を考えていくが、議員が言われるように、いわゆる人口減少への適応策とか、スマートシュリンクとかという言い方をしているが、そういったものについて、実は今の10年構想のビジョンの政策の中にはあまりそういう視点はない。それがビジョンを見直す必要があるのではないかという議論にもつながっているが、そういった適応策についても、今、何ができるかという答えはないが、三重県独自の推計も踏まえてしっかり議論していき、また、議員の皆さんの御意見等も聞かせていただきたいと思っている。

○田中(智)議員 同様の認識である。生成AIだとか、デジタル技術が進展だとか、様々な国際情勢の変化だとか、そういうものは目まぐるしく変わっているけれども、人口の減少が想定を超える速さで減少しているということが、これまで普通に暮らしていた県民の方々の生活を脅かすというような事態を、2040年を迎えてしまうのでそれまでにどうしておくかということはやっぱり考えていただきたいと思う。
 あと、策定体制のところでの有識者会議、これは全体的な、総括的な計画策定に係る会議のものか、それとも特定の課題についてのものを設置するのか。

○長井健治企画課長 有識者会議については、まず前提として全体的な、大きな視点での我々の考え方とかいったところの足らない点を、有識者の方から御意見をいただくというふうなことを今、想定している。

○田中(智)議員 現在、審議会が様々な政策分野であるので、その辺りのところの会議体の活用とかも必要なのかなと思ったので聞かせてもらった。

○東議員 6ページに、冒頭に御説明いただいたように、非常に変化が激しい中で、長期構想であるビジョンについても必要なところは見直しを行うということをお話しいただいた。
 5年前に議論したところを改めて見直すということも含めると、ビジョンとプランを併せて検討されると思うが、私はその時に知事とのやり取りでも申し上げたが、名は体を表すみたいなところもあり、強じんな美し国ビジョンみえというタイトルで、私はしなやかに復元をするということが大事なんじゃないかということを御提案申し上げたことがある。その中で、強靱という言葉の中にはしなやかということも含まれているという御答弁を確かいただいたと思う。
 だが、冒頭に知事がおっしゃったように、南海トラフ地震の災害、それからもう1つは人口減少、予測を上回る人口減社会と、2つの大きな災害であるわけだが、これを2つ一緒くたに話をするわけにはいかないが、例えば、強靱というともう鉄板で物を止める、コンクリートで止めるというようなイメージがやっぱり強い。しかし、止め切れなかったときに復元をする。つまり、事前復興という言葉もあるが、事前に復興計画をつくって、被災があったときに、いかにしなやかに元に戻していくのかという理念が、私はしなやかという言葉にあるんだと思う。鋼みたいな感じである。1回はやられたけどまた元へ戻っていく。しかし、元の姿に戻すというよりも、新たなまちづくりとか地域づくりとかということを想定してというふうに、そのときも申し上げたかとちょっと思い出すが、この辺りの思いの部分で、やはり強靱というだけではなく、強くてしなやかな美し国ビジョンというふうな、名は体を表すではないが、その辺についての、人口減社会も急速に訪れている中で、しなやかに地域住民、県民が豊かに幸せに、復元力を持って、数ではない、やっぱり幸せ感を求めていくみたいなアプローチが必要ではないかと思うが、御所見を御答弁いただければと思う。

○一見知事 以前も御指導いただいて、おっしゃるように三重県民が、人口は減っていっても、あるいは仮に災害に遭遇しても幸せ感を持つ、あるいは取り戻すような施策というのを、やっぱり我々としては展開していかなければいけないと思っている。
 これからビジョンの見直し、プランの策定の中で、いただいた御意見を踏まえて、我々としても案をつくらせていただいて御提示したいと思う。

○東議員 議会の中でも、いろんな中で、このことについては視野を少し広めていただいて、御検討いただければと思う。

○西場議員 「強じんな」という部分についてだが、私もその言葉のイメージ、語感として、強靱というのはしなやかさがあるということではあるけれども、やはり強靱という言葉の語感がどうしても強さというものの響きが強いのでこの際、しなやかさ、あるいは優しさ、セーフティーネット、こういうものを併せ持っているプランであるというイメージを持った副題をつけていったほうがいいかと。ビジョンも含めて見直しを検討されるのであれば、その辺りもぜひ考慮していただきたいと思っている。
 それから、元気プランの見直しは待っていた。いよいよその年を迎えたので、この5年間を振り返って、現状を見てこれからの5年間を目指すようにしていただきたいが、先ほどから話が出ている重点施策の内容についてもしかりである。部長の説明の中で、三重県食を担う農業の振興及び農村の活性化に関する条例の生産拡大、食料自給率も触れていただいたので、こういったことの変化が大きくなってきていることもぜひ踏まえていただきたいし、今、三重県中小企業・小規模企業振興条例の条例改正もやっているし、林業の造林拡大も途上であり、そういうようなものの変化と、それから、以前にもいろんなところで申し上げているのは地域共生社会、我々は令和2年に地域福祉支援計画をつくって、全国で初めてのひきこもり支援推進計画をつくって、誰一人取り残さない包括支援体制というものにかじを切って、この5年間進んできて、今ここで見直しがあるのであれば、地域共生社会に対する位置づけをさらに一層明確にしっかりやっていただくようにお願いしたい。これは意見として申し上げ、もしあればお答えをいただきたいが、1つ、3ページに、このプランは、まち・ひと・しごと創生総合戦略として位置づけると。これが非常に、うまいこと考えたな、うまい立ち回りだというようには思うけれども、全国で長期計画や、中期計画にこんなことをやっているのか。
 プランに整合していくところは、関連させてうまくやっていくことはいいけれども、このことにあまり、固く考えすぎかも分からないが、国の枠組の中でプランをつくるということになってしまわないかという心配がある。この辺の考え方について少し説明をしてほしい。

○長井課長 今、地方創生の取組は、国のほうでも人口減少対策であるとか、東京への過度の一極集中というのを是正するための取組が進められているところであり、県としても、総合計画の中に人口減少対策というようなところも踏まえながら計画をつくっていきたいと思っており、そこは地方創生の取組でもあるのかなと思っている。
 もう1つ、国の地方創生に関する支援策も十二分に活用しながらこの計画を実現していきたいと思っており、決して国が示すものと同じようなものをつくるのではなく、県が課題を踏まえて取り組みたいことを、十二分に国の支援策も使いながら、実現を図っていきたいというような思いでこの記載をさせていただいた。

○一見知事 先ほど東議員からお話しいただいた点と、ほぼ同じような形で西場議員からもお話を頂戴しているので、これから策定するときにいただいた御意見を踏まえて、しっかり考えてまいりたいと思っている。
 それから、先ほど課長がちょっと奥歯に物の挟まったような言い方をしたが、地方創生推進事務局は国土交通省の人間が多く、彼らと話をしていると、地方創生の交付金というものの拠出は必ずしもというわけではないが、やはりまち・ひと・しごと創生総合戦略をつくっていただいたところというのをある程度位置づけないといけないと言っている。
 それで、その総合戦略に県が縛られるかというと、実は前回も全く縛られていないので、そこは方便的なところがあるということで御理解を頂戴できれば。
 私もちょっと言いにくいようなことを言っているが、先立つものは国からもらってこないといけないので、そこを御理解いただければと思う。

○西場議員 国の地方創生を活用していくのは当然、それはそれで理解できるが、国のほうの最近の動向が、やはり国も一生懸命だから、国の思いを地方で具現化してほしいという、上からの指導がかなり強くなってきているように思うので、この中へずっぽり入っていくと、そこだけで終わってしまわないかと。もっと一見県政としての独自性をしっかり出せるようなところを考えてつくっていただきたいということをお願いしたい思いで発言した。

○杉本議員 新ビジョンは、残り5年分のところをプランに合わせて見直ししたいということで御提案いただいたけれども、ビジョンがどれだけの見直しの分量になるのかというのはまだ今のところは予想できずにこれからということだが、先ほどから強じんな美し国ビジョンみえの「強じんな」というところの見直しなどもしてはどうかという御意見もあった。そうなってくると、現行ビジョンの改定というよりは、もう新ビジョンだと思う。
 それで、2040年というところも示された。なので、もう8割方見直しをしても、タイトルを変えても、あくまでも現行ビジョンのあと5年分の見直しとするのか、新ビジョンにしたいんだという、そんな思いも持っているのか、現時点でいかがか。

○楠田部長 これからの議論になるかと思う。中身にしても、先ほどの強靱化の話にしても、現在は2040年を見据えて今のビジョンの内容を見直すということで考えているが、でき上がっていく過程の中で、それをどう捉えるか、どう位置づけるかというのはこれからの議論というふうに思っているので、今日の段階では内容を見直していくという、そういう説明にさせていただきたいと思っている。

○杉本議員 ということは、例えば「強じんな」というところを見直すとなれば、新ビジョンの策定ということも今後、議論の中では、考えの中では、可能性としてはあるということでよろしいか。

○楠田部長 ここを見直したからそれがもう全部新しいものになるというわけでもないかと思っているので、やはりどこを見直すか、その根幹の部分を見直すとか、量が多いとか、いろいろあると思うので、これもこれから議論をしていきたいと思っている。

○杉本議員 見直しに当たっては、先ほども何度か出ていたが、三重県の実態というか、現場のところを、しっかりと職員は捉まえていると思うので、そこの声をぜひしっかり聞いていただいて、県民の声もしっかり聞いていただいて、プランを策定し、ビジョンにつなげていただきたいと思う。
 

 

ページID:000313630
ページの先頭へ