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開会挨拶

三重県議会議会改革推進会議
 副会長 西場 信行 氏

 三重県議会議会改革推進会議副会長の西場と申します。
 本来であれば会長である岩名議長から挨拶をさせていただくところでありますが、後のシンポジウムに出番があるということで私に指名がありましたので、一言御挨拶申し上げます。
 全国各地からようこそ三重県へお越しいただきました。心より歓迎をさせていただきます。御来県ありがとうございます。
 全国の議会改革に熱心な議員の方々が一堂に会され、地方分権時代における自治体議会の在り方についてシンポジウムを行い、二元代表制下における議会活動の認識を深めていただき、併せて交流と連携の輪を広げていただきたいとの思いでこの企画をさせていただきました。
 北は北海道の札幌市、旭川市からお越しいただき、南は九州、沖縄県からもお越しをいただいております。全国各地からの多数の府県議会議員、市区町村議員の皆様の御出席に重ねて厚く御礼を申し上げます。
 このシンポジウムは、私ども三重県議会議会改革推進会議の主催ということでございますが、私どもと常日頃から親しく連携をさせていただいております宮城県議会議会改革推進会議の皆様にも御理解と御協力をいただいているところでございますし、また、全国都道府県議会議長会からは御後援をいただき、そして、この度の基調講演を快くお引き受けいただきました千葉大学の大森先生の御指導を得て、本日の運びとなりました。関係者各位の様々な御協力に対し改めて深く感謝申し上げます。ありがとうございました。
 さて、21世紀の時代を迎え、目下、市町村合併が進んできており、今、地方行政改革が大変重要な場面、時期を迎えております。地方行政におきます議会と首長の関係につきましても、共に直接住民投票で選ばれる双方が、二元代表制の下にお互いに対等の関係で協力し、また議論していくということが重要であります。その場合、地方議会側といたしまして、従来の監視・評価機能に加えて、政策立案機能を高めていくことが強く求められております。
 私ども三重県議会は、かねてより「分権時代を先導する議会をめざして」という基本理念のもとに、その改革に汗を流してまいりました。私も平成11年、地方分権一括法が成立しました時期に議長に就任し、その一端を微力ではございますが、担わせていただきました。
 当時の思い出の一つといたしまして、議員提出による本格的な初の政策条例を成立させることができました。その時に励みになった言葉がございます。それは、平成11年の全国議長会が鳥取県で開かれた時に、被表彰者議員を代表して挨拶をされた長老議員が申された言葉です。「我々の目指すべき地方自治は、議員が住民の声を聞いて政策を作り、その政策を行政に執行せしめることである」。この言葉に背中を押されて、そして励まされて今日があると思っております。お陰様で本県では議員提出による政策条例を現在9本作らせていただいております。
 本日、全国で御活躍の皆さん方とこのように一堂に会する機会を得ました。皆さん方から聞かせていただきます貴重な御意見を励みにさせていただき、これからも三重県議会の改革に努めてまいりたいと思います。
 本日のシンポジウムが実り多き成果を収めますように、そして全国の自治体議会改革の貴重な1歩、1ページになりますように御祈念申し上げまして、開会の御挨拶といたします。

 

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